JPH0989075A - 差動制限装置 - Google Patents

差動制限装置

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JPH0989075A
JPH0989075A JP7244481A JP24448195A JPH0989075A JP H0989075 A JPH0989075 A JP H0989075A JP 7244481 A JP7244481 A JP 7244481A JP 24448195 A JP24448195 A JP 24448195A JP H0989075 A JPH0989075 A JP H0989075A
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正夫 寺岡
Shinji Yamazaki
伸司 山崎
Yukitoshi Noguchi
征俊 野口
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Tochigi Fuji Sangyo KK
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0482Gearings with gears having orbital motion
    • F16H57/0483Axle or inter-axle differentials

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で摩耗、かじり、焼付き等を防止
でき、安定した差動制限力を得ることを可能とする。 【解決手段】 駆動側に連動連結されて回転するデフケ
ース1と、デフケース1と一体的に回転するピニオンシ
ャフト3と、ピニオンシャフト3に回転自在に支承され
たピニオンギヤ7と、ピニオンギヤ7と噛合う一対のサ
イドギヤ9とを備え、前記サイドギヤ9と前記デフケー
ス1との間に軸方向外側へ向かって内径方向へ傾斜する
コーンクラッチ11部を設け、サイドギヤ9側のクラッ
チ面13とデフケース1側のクラッチ面15の少くとも
いづれか一方に、両クラッチ面13,15の摺動部に潤
滑油を供給する互いに交差して軸方向一端側から他端側
へ連通する複数の細溝からなる交差溝21と周方向全周
にわたって形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両等に用いら
れるデファレンシャル装置の差動制限装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−98047号公報に図11
のようなデファレンシャル装置101が記載されてい
る。このデファレンシャル装置101は、デフケース1
03の略中央部に固定されたピニオンシャフト105
と、このピニオンシャフト105に回転自在に支承され
たピニオンギヤ107と、このピニオンギヤ107に左
右両側から噛み合う一対のサイドギヤ109とを備えて
いる。
【0003】各サイドギヤ109の軸方向外側には、コ
ーン型クラッチ部材111がスプライン結合されてい
る。
【0004】コーン型クラッチ部材111の外周には、
軸方向外側に向って内径方へ傾斜する円錐状のクラッチ
面113が形成され、一方、デフケース103の内周面
には、コーン型クラッチ部材111のクラッチ面113
と面接触して係合するクラッチ面115が形成されてい
る。
【0005】左右のサイドギヤ109には、図示されて
いない左右の車軸がそれぞれスプライン係合により連結
されている。
【0006】このようなデファレンシャル装置101に
おいて、左右の車軸間に駆動抵抗差が生じると、すなわ
ち、サイドギヤ109相互の差動回転が生じると、サイ
ドギヤ109とピニオンギヤ107との噛み合いスラス
ト力によってコーン型クラッチ部材111のクラッチ面
113がデフケース103のクラッチ面115に摩擦係
合し、車軸間の差動回転が制限され、両車軸に必要に応
じてトルク配分がなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のデファレンシャル装置101にあっては、
コーン型クラッチ部材111がデフケース103に締結
される際、クラッチ面113とクラッチ面115とが一
気に摩擦係合するため、スリップによる異音が発生する
という問題があった。
【0008】また、コーン型クラッチ部材111の外周
面にクラッチ面113とクラッチ面115の摺動面を潤
滑するための油溝117が形成されているが、この油溝
117が、周方向のらせん状に形成された一条の溝であ
るため、溝からクラッチ面113,115へ供給される
潤滑油が不充分で、クラッチ面113,115での潤滑
油の保持力が低くなり、クラッチ面113,115に摩
耗、かじり、焼付き等が生じ差動制限力が不安定になる
という問題点があった。このような問題点は、特に車両
が傾斜していた場合にはより顕著にあらわれていた。
【0009】そこでこの発明は、簡単な構造で摩耗、か
じり、焼付き等を防止でき、安定した差動制限力を得る
ことができる差動制限装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の差動制限装置は、駆動側に連動連結され
て回転するデフケースと、デフケースと一体的に回転す
るピニオンシャフトと、ピニオンシャフトに回転自在に
支承されたピニオンギヤと、ピニオンギヤと噛み合う一
対のサイドギヤとを備え、前記サイドギヤと前記デフケ
ースとの間に軸方向外側へ向って内径方へ傾斜するコー
ンクラッチ部を設け、前記コーンクラッチ部のサイドギ
ヤ側のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面の少なく
ともいづれか一方に、両クラッチ面の摺動部に潤滑油を
供給する互いに交差して軸方向一端側から他端側へ連通
する複数の細溝からなる交差溝を周方向全周にわたって
形成したことを特徴とする。
【0011】従って、サイドギヤ相互の差動回転が生じ
ると、サイドギヤとピニオンギヤとの噛合いスラスト力
により、コーンクラッチ部のサイドギヤ側のクラッチ面
とデフケース側のクラッチ面とに摩擦抵抗力が生じ、こ
れにより差動制限力を得ることができる。
【0012】さらに、サイドギヤ側のクラッチ面とデフ
ケース側のクラッチ面の少くともいづれか一方に、複数
の交差溝を周方向全周にわたって形成しているので、サ
イドギヤとデフケースとの差動回転時に、サイドギヤ側
のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面との摺動部に
交差溝を介して充分な潤滑油が保持されているため、両
クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止され、差動
制限力が安定する。
【0013】また、サイドギヤとデフケースとの差動回
転時に、サイドギヤ側のクラッチ面とデフケース側のク
ラッチ面とが摺動係合しても、スリップ音等の異音の発
生を防止できる。
【0014】請求項2の差動制限装置は、請求項1記載
の差動制限装置であって、前記交差溝をローレット加工
により形成したことを特徴とする。
【0015】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、サイドギヤとデフケースとの差動回転時に、サイド
ギヤ側のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面との摺
動部にローレット加工により形成された交差溝を介して
充分な潤滑油が保持されているため、両クラッチ面の摩
耗、かじり、焼付き等が防止され、差動制限力が安定す
る。
【0016】請求項3の差動制限装置は、請求項1又は
2記載の差動制限装置であって、前記交差溝の中に軸方
向一端側から他端側へ連通する広幅の溝を螺旋状に形成
したことを特徴とする。
【0017】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、サイドギヤとデフケースとの差動回転時に、サイド
ギヤ側のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面との摺
動部に交差溝を介して充分な潤滑油が保持されているた
め、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0018】さらに、交差溝の中に広幅の溝を螺旋状に
形成しているので、この溝を介して交差溝に充分な潤滑
油が供給されるため、交差溝における潤滑油の保持力が
高くなり、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等の防
止効果をより高めることができる。
【0019】請求項4の差動制限装置は、請求項1又は
2記載の差動制限装置であって、前記交差溝の中に軸方
向一端側から他端側へ連通する軸方向の広幅の溝を周方
向に所定の間隔をおいて複数箇所に形成したことを特徴
とする。
【0020】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、サイドギヤとデフケースとの差動回転時に、サイド
ギヤ側のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面との摺
動部に交差溝を介して充分な潤滑油が保持されているた
め、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0021】さらに、交差溝の中に軸方向の広幅の溝を
周方向に指定の間隔をおいて複数個所に形成しているの
で、各溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供給されるた
め、交差溝における潤滑油の保持力が高くなり、両クラ
ッチ面の摩耗、かじり、焼付き等の防止効果をより高め
ることができる。
【0022】請求項5の差動制限装置は、請求項1又は
2記載の差動制限装置であって、前記交差溝の中に軸方
向一端側から他端側へ連通する螺旋状の広幅の溝と軸方
向一端側から他端側へ連通する軸方向の広幅の溝とを互
いに交差させて形成したことを特徴とする。
【0023】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、サイドギヤとデフケースとの差動回転時に、サイド
ギヤ側のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面との摺
動部に交差溝を介して充分な潤滑油が保持されているた
め、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0024】さらに、交差溝の中に螺旋状の広幅の溝と
軸方向の広幅の溝とを互いに交差させて形成しているの
で、両方の溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供給され
るため、交差溝における潤滑油の保持力が高くなると共
に、両方の溝の交差部がオイル溜りとなり、オイル切れ
を起すことがないため、両クラッチ面の摩耗、かじり、
焼付き等の防止効果を高めることができる。
【0025】請求項6の差動制限装置は、請求項1又は
2記載の差動制限装置であって、前記交差溝の中に軸方
向一端側から他端側へ連通する軸方向の狭幅の溝を周方
向に所定の間隔をおいて形成したことを特徴とする。
【0026】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、サイドギヤとデフケースとの差動回転時に、サイド
ギヤ側のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面との摺
動部に交差溝を介して充分な潤滑油が保持されているた
め、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0027】さらに、交差溝の中に軸方向一端側から他
端側へ連通する軸方向の狭幅の溝を周方向に所定の間隔
をおいて複数個所に形成しているので、この狭幅の溝が
オイル溜りとなり、車両の傾き等により潤滑油が供給さ
れないようなときでもオイル切れを起すことがないた
め、焼付き防止効果をより高めることができる。
【0028】請求項7の差動制限装置は、請求項1又は
2記載の差動制限装置であって、前記交差溝の中に複数
個のディンプルを周方向全周にわたって形成したことを
特徴とする。
【0029】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、サイドギヤとデフケースとの差動回転時に、サイド
ギヤ側のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面との摺
動部に交差溝を介して充分な潤滑油が保持されているた
め、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0030】さらに、交差溝の中に複数個のディンプル
を周方向全周にわたって形成しているので、これらディ
ンプルがオイル溜りとなり、車両の傾き等により潤滑油
が供給されないようなときでもオイル切れを起すことが
ないため、焼付き防止効果をより高めることができる。
【0031】請求項8の差動制限装置は、駆動側に連動
連結されて回転するデフケースと、デフケースと一体的
に回転するピニオンシャフトと、ピニオンシャフトに回
転自在に支承さたピニオンギヤと、ピニオンギヤと噛合
う一対のサイドギヤとを備え、前記サイドギヤと前記デ
フケースとの間に軸方向外側へ向って内径方へ傾斜する
コーンクラッチ部を設け、前記コーンクラッチ部のサイ
ドギヤ側のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面のい
づれか一方側に、両クラッチ面の摺動部に潤滑油を供給
する互いに交差して軸方向一端側から他端側へ連通する
複数の細溝からなる交差溝を周方向全周にわたって形成
し、他方側に軸方向一端側から他端側へ連通する軸方向
の広幅の溝を周方向に所定の間隔をおいて複数個所に形
成したことを特徴とする。
【0032】従って、サイドギヤとデフケースとの差動
回転時に、他方側に形成された軸方向の広幅の溝を介し
て充分な潤滑油が供給されて、この潤滑油は一方側に形
成された交差溝を介して保持されているため、両クラッ
チ面の摩耗、かじり、焼付き等の防止効果をより高める
ことができる。
【0033】請求項9の差動制限装置は、請求項4又は
5又は8記載の差動制限装置であって、前記軸方向の広
幅の溝を軸方向に平行させて形成したことを特徴とす
る。
【0034】従って、請求項4又は5又は8の差動制限
装置と同様に、各溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供
給されるため、交差溝における潤滑油の保持力が高くな
り、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等の防止効果
をより高めることができる。
【0035】請求項10の差動制限装置は、請求項4又
は5又は8記載の差動制限装置であって、前記軸方向の
広幅の溝を軸方向に対して所定の角度で傾斜させて形成
したことを特徴とする。
【0036】従って、請求項4又は5又は8の差動制限
装置と同様に、各溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供
給されるため、交差溝における潤滑油の保持力が高くな
り、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等の防止効果
をより高めることができる。
【0037】さらに、溝を軸方向に対して所定の角度で
傾斜しているので、両クラッチ面のかじり防止効果をさ
らに高めることができる。
【0038】請求項11の差動制限装置は、請求項4又
は5又は8記載の差動制限装置であって、前記軸方向の
広幅の溝を軸方向に対して所定の曲率で湾曲させて形成
したことを特徴とする。
【0039】従って、請求項4又は5又は8の差動制限
装置と同様に、各溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供
給されるため、交差溝における潤滑油の保持力が高くな
り、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等の防止効果
をより高めることができる。
【0040】さらに、溝を軸方向に対して所定の曲率で
湾曲しているので、両クラッチ面のかじり防止効果をさ
らに高めることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0042】図1はこの発明の一実施形態に係る差動制
限装置の断面図、図2は図1の矢視Xの側面図を示すも
のである。左右方向は図1での左右の方向である。な
お、符号を与えていない部材は図示されていない。
【0043】デフケース1はデフキャリヤに回転自在に
支承され、駆動側であるドライブシャフトと一体のドラ
イブピニオンに連動連結されたリングギヤがデフケース
1に固定されることで、リングギヤとデフケース1とは
一体となって回転する。
【0044】デフケース1は鋳物で形成されたケース本
体1aとカバー1bとからなり、ボルトによって一体的
に締結されている。
【0045】デフケース1の略中央部にピニオンシャフ
ト3が配置されており、ピニオンシャフト3は端部をデ
フケース1にピン5を介して固定されている。ピニオン
シャフト5には一対のピニオンギヤ7が回転自在に支承
されている。
【0046】ピニオンギヤ7には、デフケース1と同軸
に配置された一対のサイドギヤ9が左右両側から噛み合
っている。そして、各サイドギヤ9には左右の車軸がそ
れぞれスプライン係合により連結されている。
【0047】各サイドギヤ9の外径部には、軸方向外側
へ向って内径方へ傾斜するように形成されたコーン部
(コーンクラッチ部)11が設けられており、このコー
ン部11の外周面は第1のクラッチ面(サイドギヤ側の
クラッチ面)13とされている。
【0048】一方、デフケース1の内周面には、コーン
部11の第1のクラッチ面13と面接触して係合する第
2ののクラッチ面(デフケース側のクラッチ面)15が
形成されている。そして、サイドギヤ9は、コーン部1
1の第1のクラッチ面13でデフケース1の第2のクラ
ッチ面15により回転自在にセンターリングされてい
る。
【0049】ピニオンギヤ7の背面17(径方向外側の
面)は、デフケース1に形成された支承部19により摺
動回転自在に保持されている。支承部19の摺動面は球
面形状であり、サイドギヤ9との噛み合いによるピニオ
ンギヤ7の噛み合い反力とピニオンギヤ7の遠心力とを
負担する。
【0050】前記コーン部11の第1のクラッチ面13
には、第1のクラッチ面13と第2のクラッチ面15と
の摺動部に潤滑油を供給するとともに保持する交差溝2
1が周方向全周にわたって形成されている。交差溝21
は互いに交差して軸方向一端側から他端側へ連通する複
数の細溝によって形成されている。この交差溝21はロ
ーレット加工等により形成されている。
【0051】さらに、コーン部11の第1のクラッチ面
13には、第1のクラッチ面13と第2のクラッチ面1
5との摺動部に潤滑油を供給する広幅の溝23が周方向
に所定の間隔をおいて複数個所に形成されている。
【0052】この実施形態の溝23は、軸方向に対して
所定の角度で傾斜させ、軸方向一端側から他端側へ連通
させて形成している。
【0053】なお、交差溝および広幅の溝は、デフケー
ス1の第2クラッチ面(デフケース側のクラッチ面)1
5に設けてもよく、また、コーン部(コーンクラッチ
部)11の第1のクラッチ面(サイドギヤ側のクラッチ
面)13とデフケース1の第2のクラッチ面(デフケー
ス側のクラッチ面)15の両方に設けてもよい。
【0054】また、デフケース1の左側壁と、右コーナ
ー部には潤滑油が流出入する開口25,27が複数個所
に設けられ、左右のサイドギヤ9の一部が露出されてい
る右コーナ部の開口27は、デフケース1の中心線に対
しα°の角度を有し、潤滑油が流入し易いようになって
いる。また、サイドギヤ9と摺動する内側面には、図3
に示すように、Rが形成されている。
【0055】つぎに、本実施形態の作用について説明す
る。
【0056】駆動側に連動連結されたリングギヤの回転
によりデフケース1が回転すると、この回転はピニオン
シャフト3、ピニオンギヤ7を介して左右のサイドギヤ
9に伝達され、各サイドギヤ9に連結された左右の車軸
を回転させる。このとき、左右の車軸間に駆動抵抗差が
生じると、ピニオンギヤ7の自転により駆動力は左右の
車軸間で差動分配される。
【0057】一方、左右の車軸間に駆動抵抗差が生じる
と、すなわち、サイドギヤ9相互の差動回転が生じる
と、サイドギヤ9とピニオンギヤ7との噛合いスラスト
力によって、コーン部(コーンクラッチ部)11の第1
のクラッチ面(サイドギヤ側のクラッチ面)13とデフ
ケース1の第2のクラッチ面(デフケース側のクラッチ
面)15とが摩擦係合され、差動制限力が与えられる。
【0058】この差動制限力により左右の車軸間の差動
回転が制限され、各車軸に必要に応じトルク配分がなさ
れる。
【0059】さらに、第1のクラッチ面13に、互いに
交差して軸方向一端側から他端側へ連通する複数の細溝
からなる交差溝21を周方向全周にわたって形成してい
るので、サイドギヤ9とデフケース1との差動回転時
に、第1のクラッチ面13と第2のクラッチ面15との
摺動部に交差溝21を介して充分な潤滑油が保持されて
いるため、第1,第2のクラッチ面13,15の摩耗、
かじり、焼付き等が防止され、差動制限力が安定する。
【0060】また、サイドギヤ9とデフケース1との差
動回転時に、第1のクラッチ面13と第2のクラッチ面
15とが摺動係合しても、スリップ音等の異音の発生が
防止できる。
【0061】また、第1のクラッチ面13には、軸方向
に対し所定の角度で傾斜させ、軸方向一端側から他端側
へ連通する広幅の溝23を形成しているので、この溝2
3を介して交差溝21に充分な潤滑油が供給されるた
め、交差溝21における潤滑油の保持力が高くなり、第
1,第2のクラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付
き等の防止効果をより高めることができる。また、第1
のクラッチ面13の摺動面22も傾斜して形成されるた
め、周方向の支持長さが長くなり、摺動面22端部で摺
動することがなく、第1,第2のクラッチ面13,15
の摩耗、かじり、焼付き等がより防止される。
【0062】図4乃至図10は、他の溝の例を示してい
る。
【0063】図4の例は、コーン部11の第1のクラッ
チ面に設ける交差溝21をローレット加工によって形成
している。
【0064】従って、上記一実施形態と同様に、サイド
ギヤ9とデフケース1との差動回転時に第1のクラッチ
面13と第2のクラッチ面15との摺動部に交差溝21
を介して充分な潤滑油が保持されているため、第1,第
2クラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付き等が防
止され、差動制限力が安定する。
【0065】この例では、交差溝21をローレット加工
により形成しているので、交差溝21を容易に形成する
ことができる。
【0066】図5の例は、コーン部11の第1のクラッ
チ面13に、交差溝21を形成するとともに、この交差
溝21の中に軸方向一端側から他端側へ連通する広幅の
溝31を螺旋状に形成している。
【0067】従って、上記一実施形態と同様に、サイド
ギヤ9とデフケース1との差動回転時に、第1のクラッ
チ面13と第2のクラッチ面15との摺動部に交差溝2
1を介して充分な潤滑油が保持されているため、第1,
第2のクラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付き等
が防止され、差動制限力が安定する。
【0068】さらに、この例では、交差溝21の中に螺
旋状の広幅の溝31を形成しているので、この溝31を
介して交差溝21に充分な潤滑油が供給されるため、交
差溝21における潤滑油の保持力が高くなり、第1,第
2のクラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付き等の
防止効果をより高めることができる。
【0069】図6の例は、コーン部11の第1のクラッ
チ面13に、交差溝21を形成するとともに、この交差
溝21の中に軸方向一端側から他端側へ連通する軸方向
の広幅の溝33を、軸方向に平行させて周方向に所定の
間隔をおいて、複数個所に形成している。
【0070】従って、上記一実施形態と同様に、サイド
9とデフケース1との差動回転時に、第1のクラッチ面
13と第2のクラッチ面15との摺動部に交差溝21を
介して充分な潤滑油が保持されているため、第1,第2
のクラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付き等が防
止され、差動制限力が安定する。
【0071】さらに、この例では、交差溝21の中に軸
方向の広幅の溝33を軸方向と平行させて周方向に所定
の間隔をおいて複数個所に形成しているので、これら溝
33を介して交差溝21に充分な潤滑油が供給されるた
め、交差溝21における潤滑油の保持力が高くなり、第
1,第2のクラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付
き等の防止効果をより高めることができる。
【0072】図7の例は、コーン部11の第1のクラッ
チ面13に、交差溝21を形成するとともに、この交差
溝21の中に軸方向一端側から他端側へ連通する軸方向
の広幅の溝33を、軸方向に対して所定の曲率で湾曲さ
せて周方向に所定の間隔をおいて、複数個所に形成して
いる。
【0073】従って、上記一実施形態と同様に、サイド
ギヤ9とデフケース1との差動回転時に、第1のクラッ
チ面13と第2のクラッチ面15との摺動部に交差溝2
1を介して充分な潤滑油が保持されているため、第1,
第2クラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付き等が
防止され、差動制限力が安定する。
【0074】さらに、この例では、交差溝21の中に軸
方向の広幅の溝33を軸方向に対して所定の曲率で湾曲
させて周方向に所定の間隔をおいて複数個所に形成して
いるので、これら溝35を介して交差溝21に充分な潤
滑油が供給されるため、交差溝21における潤滑油の保
持力が高くなり、第1,第2のクラッチ面13,15の
摩耗、かじり、焼付き等の防止効果をより高めることが
できる。
【0075】図8の例は、コーン部11の第1のクラッ
チ面13に、交差溝21を形成するとともに、この交差
溝21の中に複数個所のディンプル37を周方向全周に
わたって形成している。
【0076】従って、上記一実施形態と同様に、サイド
ギヤ9とデフケース1との差動回転時に、第1のクラッ
チ面13と第2のクラッチ面15との摺動部に交差溝2
1を介して充分な潤滑油が保持されているため、第1,
第2クラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付き等が
防止され、差動制限力が安定する。
【0077】さらに、この例では、交差溝21の中に複
数個所のディンプル37を周方向全周にわたって形成し
ているので、これらディンプル37がオイル溜りとな
り、車両の傾き等により潤滑油が要求されないようなと
きでもオイル切れを起こすことがないため、焼付き等防
止効果をより高めることができる。
【0078】図9の例は、コーン部11の第1のクラッ
チ面13に、交差溝21を形成するとともに、この交差
溝21の中に軸方向一端側から他端側へ連通する螺旋状
の広幅の溝39と、軸方向の広幅の溝41とを互いに交
差させて形成している。
【0079】従って、上記一実施形態と同様に、サイド
ギヤ9とデフケース1との差動回転時に、第1のクラッ
チ面13と第2のクラッチ面15との摺動部に交差溝2
1を介して充分な潤滑油が保持されているため、第1,
第2クラッチ面13,15の摩耗、かじり、焼付き等が
防止され、差動制限力が安定する。
【0080】さらに、この例では、交差溝21の中に螺
旋状の広幅の溝39と軸方向の広幅の溝41とを互いに
交差させて形成しているので、両方の溝39,41を介
して交差溝21に充分な潤滑油が供給されるため、交差
溝21における潤滑油の保持力が高くなるとともに、両
方の溝39,41の交差部40がオイル溜りとなりオイ
ル切れを起すことがないため第1,第2のクラッチ面1
3,15の摩耗、かじり、焼付き等防止効果をより高め
ることができる。
【0081】図10の例は、コーン部11の第1のクラ
ッチ面13に、交差溝21と螺旋溝31とを形成すると
ともに、この交差溝21の中に軸方向一端側から他端側
に連通する軸方向の狭幅の溝43を周方向に所定の間隔
をおいて複数個所に形成している。
【0082】従って、上記一実施形態と同様に、サイド
ギヤ9とデフケース1との差動回転時に、第1のクラッ
チ面13と第2のクラッチ面15との摺動部に交差溝2
1と螺旋溝31とを介して充分な潤滑油が保持されてい
るため、第1,第2クラッチ面13,15の摩耗、かじ
り、焼付き等が防止され、差動制限力が安定する。
【0083】さらに、この例では、交差溝21の中に軸
方向の狭幅の溝43を周方向に所定の間隔をおいて複数
個所に形成しているので、各狭幅の溝43かおオイル溜
りとなり、車両の傾き等により潤滑油が供給されないよ
うなときでもオイル切れを起すことがないため、焼付防
止効果をより高めることができる。
【0084】なお、別部材をサイドギヤやデフケースと
一体的に設け、これら別部材のクラッチ面に交差溝等を
設けてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の差動制限装置は、サイドギヤ相互の差動回転が生じ
ると、サイドギヤとピニオンギヤとの噛合いスラスト力
により、コーンクラッチ部のサイドギヤ側のクラッチ面
とデフケース側のクラッチ面とに摩擦抵抗力によって差
動制限力を得ることができる。
【0086】さらに、サイドギヤ側のクラッチ面とデフ
ケース側のクラッチ面の少くともいづれか一方に、互い
に交差した複数の細溝からなる交差溝を周方向全周にに
わたって形成しているので、サイドギヤとデフケースと
の差動回転時に、サイドギヤ側のクラッチ面とデフケー
ス側のクラッチ面との摺動部に交差溝を介して充分な潤
滑油が保持されているため、両クラッチ面の摩耗、かじ
り、焼付き等が防止され、差動制限力が安定する。
【0087】また、サイドギヤとデフケースとの差動回
転時に、サイドギヤ側のクラッチ面とデフケース側のク
ラッチ面とが摺動係合しても、スリップ音等の異音の発
生を防止できる。
【0088】請求項2の差動制限装置は、請求項1の差
動制限装置において、交差溝をローレット加工により形
成している。
【0089】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0090】さらに、交差溝がローレット加工により形
成されているので、交差溝の加工が容易になる。
【0091】請求項3の差動制限装置は、請求項1又は
2の差動制限装置において、交差溝の中に軸方向溝一端
側から他端側へ連通する広幅の溝を螺旋状に形成してい
る。
【0092】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0093】さらに、交差溝の中に螺旋状に広幅の溝を
成形しているので、広幅の溝を介して交差溝に充分な潤
滑油が供給されるため、交差溝における潤滑油の保持力
を高めることができ、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼
付き等の防止効果をより高めることができる。
【0094】請求項4の差動制限装置は、請求項1又は
2の差動制限装置において、交差溝の中に軸方向一端側
から他端側へ連通する軸方向の広幅の溝を周方向に所定
の間隔をおいて複数個所に形成している。
【0095】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0096】さらに、交差溝の中に軸方向の広幅の溝を
周方向に複数個所に形成しているので、これら溝を介し
て交差溝に充分な潤滑油が供給されるため、交差溝にお
ける潤滑油の保持力が高めることができ、両クラッチ面
の摩耗、かじり、焼付き等の防止効果をより高めること
ができる。
【0097】請求項5の差動制限装置は、請求項1又は
2の差動制限装置において、交差溝の中に螺旋状の広幅
の溝と軸方向の広幅の溝とを互いに交差させて形成して
いる。
【0098】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0099】さらに、交差溝の中に螺旋状の広幅の溝と
軸方向の広幅の溝とを互いに交差させて形成しているの
で、両方の溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供給され
るため、交差溝における潤滑油の保持力を高めることが
できると共に、両方の溝の交差部がオイル溜りとなり、
オイル切れを起すことがないため、両クラッチ面の摩
耗、かじり、焼付き等の防止効果をより高めることがで
きる。
【0100】請求項6の差動制限装置は、請求項1又は
2の差動制限装置において、交差溝の中に軸方向一端側
から他端側へ連通する軸方向の狭幅の溝を周方向に所定
の間隔をおいて複数個所に形成している。
【0101】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0102】さらに、交差溝の中に軸方向の狭幅の溝を
周方向の複数個所に形成しているので、この狭幅の溝が
オイル溜りとなり、車両の傾き等により潤滑油が供給さ
れないようなときでもオイル切れを起すことがないた
め、焼付き防止効果をより高めることができる。
【0103】請求項7の差動制限装置は、請求項1又は
2の差動制限装置において、交差溝の中に複数個のディ
ンプルを周方向全周にわたって形成している。
【0104】従って、請求項1の差動制限装置と同様
に、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等が防止さ
れ、差動制限力が安定する。
【0105】さらに、交差溝の中に複数個のディンプル
を周方向全周にわたって形成しているので、これらディ
ンプルがオイル溜りとなり、車両の傾きなどにより潤滑
油が供給されないようなときでもオイル切れを起すこと
がないため、焼付き防止効果をより高めることができ
る。
【0106】請求項8の差動制限装置は、サイドギヤ側
のクラッチ面とデフケース側のクラッチ面のいづれか一
方側に交差溝を全周にわたって形成し、他方側には軸方
向の広幅の溝を周方向の複数個所に形成しているので、
サイドギヤとデフケースとの差動回転時に、他方側に形
成された軸方向の広幅の溝を介して充分な潤滑油が供給
されて、この潤滑油は一方側に形成された交差溝を介し
て保持されているため、両クラッチ面の摩耗、かじり、
焼付き等の防止効果を高めることができる。
【0107】請求項9の差動制限装置は、請求項4又は
5又は8の差動制限装置において、軸方向の広幅の溝を
軸方向に平行させて形成している。
【0108】従って、請求項4又は5又は8の差動制限
装置と同様に、各溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供
給されるため、交差溝における潤滑油の保持力を高める
ことができ、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等の
防止効果を高めることができる。
【0109】請求項10の差動制限装置は、請求項4又
5又は8の差動制限装置において、軸方向の広幅の溝を
軸方向に対して所定の角度で傾斜させて形成している。
【0110】従って、請求項4又は5又は8の差動制限
装置と同様に、各溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供
給されるため、交差溝における潤滑油の保持力を高める
ことかでき、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き防止
効果を高めることができる。
【0111】さらに、溝を軸方向に対して所定の角度で
傾斜しているので、両クラッチ面のかじり防止効果をさ
らに高めることができる。
【0112】請求項11の差動制限装置は、請求項4又
5又は8の差動制限装置において、軸方向の広幅の溝を
軸方向に対して所定の曲率で湾曲させている。
【0113】従って、請求項4又は5又は8の差動制限
装置と同様に、各溝を介して交差溝に充分な潤滑油が供
給されるため、交差溝における潤滑油の保持力を高める
ことができ、両クラッチ面の摩耗、かじり、焼付き等の
防止効果をより高めることができる。
【0114】さらに、溝を軸方向に対して所定の曲率で
湾曲しているので、両クラッチ面のかじり防止効果をさ
らに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る差動制限装置の断
面図である。
【図2】図1の矢視Xの側面図である。
【図3】図1のJ−J線断面図である。
【図4】交差溝の他の例を示すサイドギヤの下半分の側
面図である。
【図5】交差溝の他の例を示すサイドギヤの下半分の側
面図である。
【図6】交差溝の他の例を示すサイドギヤの下半分の側
面図である。
【図7】交差溝の他の例を示すサイドギヤの下半分の側
面図である。
【図8】交差溝の他の例を示すサイドギヤの下半分の側
面図である。
【図9】交差溝の他の例を示すサイドギヤの下半分の側
面図である。
【図10】交差溝の他の例を示すサイドギヤの下半分の
側面図である。
【図11】従来例に係るデファレンシャル装置の断面図
である
【符号の説明】
1 デフケース 3 ピニオンシャフト 7 ピニオンギヤ 9 サイドギヤ 11 コーン部(コーンクラッチ部) 13 第1のクラッチ面(サイドギヤ側のクラッチ面) 15 第2のクラッチ面(デフケース側のクラッチ面) 21 交差溝 23,31,33,35,39,41 広幅の溝 37 ディンプル 43 狭幅の溝

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動側に連動連結されて回転するデフケ
    ースと、デフケースと一体的に回転するピニオンシャフ
    トと、ピニオンシャフトに回転自在に支承されたピニオ
    ンギヤと、ピニオンギヤと噛合う一対のサイドギヤとを
    備え、前記サイドギヤと前記デフケースとの間に軸方向
    外側へ向かって内径方向へ傾斜するコーンクラッチ部を
    設け、前記コーンクラッチ部のサイドギヤ側のクラッチ
    面とデフケース側のクラッチ面の少くともいづれか一方
    に、両クラッチ面の摺動部に潤滑油を供給する互いに交
    差して軸方向一端側から他端側へ連通する複数の細溝か
    らなる交差溝を周方向全周にわたって形成したことを特
    徴とする差動制限装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の差動制限装置であって、
    前記交差溝をローレット加工により形成したことを特徴
    とする差動制限装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の差動制限装置であ
    って、前記交差溝の中に軸方向一端側から他端側へ連通
    する広幅の溝を螺旋状に形成したことを特徴とする差動
    制限装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の差動制限装置であ
    って、前記交差溝の中に軸方向一端側から他端側へ連通
    する軸方向の広幅の溝を周方向に所定の間隔をおいて複
    数箇所に形成したことを特徴とする差動制限装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の差動制限装置であ
    って、前記交差溝の中に軸方向一端側から他端側へ連通
    する螺旋状の広幅の溝と軸方向一端側から他端側に連通
    する軸方向の広幅の溝とを互いに交差させて形成したこ
    とを特徴とする差動制限装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の差動制限装置であ
    って、前記交差溝の中に軸方向一端側から他端側へ連通
    する軸方向の狭幅の溝を周方向に所定の間隔をおいて形
    成したことを特徴とする差動制限装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2記載の差動制限装置にお
    いて、前記交差溝の中に複数個のディンプルを周方向全
    周にわたって形成したことを特徴とする差動制限装置。
  8. 【請求項8】 駆動側に連動連結されて回転するデフケ
    ースと、デフケースと一体的に回転するピニオンシャフ
    トと、ピニオンシャフトに回転自在に支承さたピニオン
    ギヤと、ピニオンギヤと噛合う一対のサイドギヤとを備
    え、前記サイドギヤと前記デフケースとの間に軸方向外
    側へ向って内径方へ傾斜するコーンクラッチ部を設け、
    前記コーンクラッチ部のサイドギヤ側のクラッチ面とデ
    フケース側のクラッチ面のいずれか一方側に、両クラッ
    チ面の摺動部に潤滑油を供給する互いに交差して軸方向
    一端側から他端側へ連通する複数の細溝からなる交差溝
    を周方向全周にわたって形成し、他方側に軸方向一端側
    から他端側へ連通する軸方向の広幅の溝を周方向に所定
    の間隔をおいて複数個所に形成したことを特徴とする差
    動制限装置。
  9. 【請求項9】 請求項4又は5又は8記載の差動制限装
    置であって、前記軸方向の広幅の溝を軸方向に平行させ
    て形成したことを特徴とする差動制限装置。
  10. 【請求項10】 請求項4又は5又は8記載の差動制限
    装置であって、前記軸方向の広幅の溝を軸方向に対して
    所定の角度で傾斜させて形成したことを特徴とする差動
    制限装置。
  11. 【請求項11】 請求項4又は5又は8記載の差動制限
    装置であって、前記軸方向の広幅の溝を軸方向に対して
    所定の角度で湾曲させて形成したことを特徴とする差動
    制限装置。
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