JPH0989143A - ソレノイド - Google Patents
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- JPH0989143A JPH0989143A JP25339395A JP25339395A JPH0989143A JP H0989143 A JPH0989143 A JP H0989143A JP 25339395 A JP25339395 A JP 25339395A JP 25339395 A JP25339395 A JP 25339395A JP H0989143 A JPH0989143 A JP H0989143A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電磁弁のソレノイドにおいて、コイルボビンを
大型化することなく、固定鉄芯と可動鉄芯との間に働く
吸引力を増大させる。 【解決手段】ボディ30の内部空間に固定鉄芯36と可
動鉄芯34を同軸的に配置し、ボデイ内周に可動鉄芯3
4を軸方向へ摺動自由に支持し、固定鉄芯36の外周に
コイルを巻いたボビン40をはめ付け、固定鉄芯36を
コイルボビン40から可動鉄芯34側へ突出させる一
方、可動鉄芯34の固定鉄芯36側の端部に固定鉄芯3
6の突出する端部外周に嵌合する環状突起42を形成す
る。
大型化することなく、固定鉄芯と可動鉄芯との間に働く
吸引力を増大させる。 【解決手段】ボディ30の内部空間に固定鉄芯36と可
動鉄芯34を同軸的に配置し、ボデイ内周に可動鉄芯3
4を軸方向へ摺動自由に支持し、固定鉄芯36の外周に
コイルを巻いたボビン40をはめ付け、固定鉄芯36を
コイルボビン40から可動鉄芯34側へ突出させる一
方、可動鉄芯34の固定鉄芯36側の端部に固定鉄芯3
6の突出する端部外周に嵌合する環状突起42を形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は流体の圧力や流量
の比例制御を行う電磁弁のソレノイドに関する。
の比例制御を行う電磁弁のソレノイドに関する。
【0002】
【従来の技術】電磁弁のソレノイドとして図8のよう
に、筒形の圧力容器1に可動鉄芯2を摺動自由に収装
し、圧力容器1の基端部を固定鉄芯3としてこれとガイ
ド筒部4との間を非磁性体5で接続し、この非磁性体5
を跨がる容器1外周にコイルを巻いたボビン6をはめ付
けたものがある(特開昭54ー122425号公報)。
に、筒形の圧力容器1に可動鉄芯2を摺動自由に収装
し、圧力容器1の基端部を固定鉄芯3としてこれとガイ
ド筒部4との間を非磁性体5で接続し、この非磁性体5
を跨がる容器1外周にコイルを巻いたボビン6をはめ付
けたものがある(特開昭54ー122425号公報)。
【0003】コイルボビン6への通電をオンすると、固
定鉄芯3と可動鉄芯2およびガイド筒部4を経由する磁
路が形成され、固定鉄芯3との間に発生する吸引力によ
り可動鉄芯2が摺動し、ロッド7を介して弁本体のスプ
ール8を変位させる。9はスプール8を中立位置に付勢
するスプリングを示す。
定鉄芯3と可動鉄芯2およびガイド筒部4を経由する磁
路が形成され、固定鉄芯3との間に発生する吸引力によ
り可動鉄芯2が摺動し、ロッド7を介して弁本体のスプ
ール8を変位させる。9はスプール8を中立位置に付勢
するスプリングを示す。
【0004】固定鉄芯3に可動鉄芯2の進入可能な凹部
を形成する環状突起10が形成され、その環状突起10
に可動鉄芯2が嵌合するストローク範囲において、コイ
ル電流の一定値に対してこれらの間に働く吸引力がほぼ
一定に保たれるようにするため、環状突起10の先端外
周に磁束の流れを制御する磁路形成部としてテーパ部1
1が設けられる。
を形成する環状突起10が形成され、その環状突起10
に可動鉄芯2が嵌合するストローク範囲において、コイ
ル電流の一定値に対してこれらの間に働く吸引力がほぼ
一定に保たれるようにするため、環状突起10の先端外
周に磁束の流れを制御する磁路形成部としてテーパ部1
1が設けられる。
【0005】また、図9のようにボディ15の奥方に可
動鉄芯16を摺動自由に収装し、ボディ15の開口部を
塞ぐキャップ17に固定鉄芯18を一体形成し、固定鉄
芯18の外周にコイルを巻いたボビン19をはめ付け、
固定鉄芯18にコイルボビン19との間で可動鉄芯16
側に開口する凹部20を設け、凹部20に進入可能な環
状突起21を可動鉄芯16に形成したものがある(実開
平5ー79154号公報)。
動鉄芯16を摺動自由に収装し、ボディ15の開口部を
塞ぐキャップ17に固定鉄芯18を一体形成し、固定鉄
芯18の外周にコイルを巻いたボビン19をはめ付け、
固定鉄芯18にコイルボビン19との間で可動鉄芯16
側に開口する凹部20を設け、凹部20に進入可能な環
状突起21を可動鉄芯16に形成したものがある(実開
平5ー79154号公報)。
【0006】コイルボビン19への通電をオンすると、
固定鉄芯18と可動鉄芯16およびボディ15を経由す
る磁路が形成され、固定鉄芯18との間に働く吸引力に
より可動鉄芯16が摺動し、弁本体のスプール22を変
位させる。この場合、凹部20を進退する環状突起21
により、可動鉄芯16は初期位置から固定鉄芯18へ吸
引されやすくなる。23はスプール22を初期位置に付
勢するスプリングを示す。
固定鉄芯18と可動鉄芯16およびボディ15を経由す
る磁路が形成され、固定鉄芯18との間に働く吸引力に
より可動鉄芯16が摺動し、弁本体のスプール22を変
位させる。この場合、凹部20を進退する環状突起21
により、可動鉄芯16は初期位置から固定鉄芯18へ吸
引されやすくなる。23はスプール22を初期位置に付
勢するスプリングを示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者で
は可動鉄芯2の断面積が圧力容器1の内径に制約される
ため、その断面積を大きくして固定鉄芯3との間に発生
する吸引力を高めようとすると、圧力容器1およびコイ
ルボビン6を大径化せざるを得ないという不具合があっ
た。また、可動鉄芯2は非磁性体5を挟む固定鉄芯3と
ガイド筒部4とのラップ量を確保する長さ寸法に制約さ
れ、それ以上に長さ寸法を縮められない。つまり、可動
鉄芯2の軽量化に拠る応答性の向上を制限するという不
具合があった。
は可動鉄芯2の断面積が圧力容器1の内径に制約される
ため、その断面積を大きくして固定鉄芯3との間に発生
する吸引力を高めようとすると、圧力容器1およびコイ
ルボビン6を大径化せざるを得ないという不具合があっ
た。また、可動鉄芯2は非磁性体5を挟む固定鉄芯3と
ガイド筒部4とのラップ量を確保する長さ寸法に制約さ
れ、それ以上に長さ寸法を縮められない。つまり、可動
鉄芯2の軽量化に拠る応答性の向上を制限するという不
具合があった。
【0008】後者では長さ寸法に格別の制約を受けない
が、可動鉄芯16の断面積はコイルボビン19の内径に
制約されるため、その断面積を大きくして固定鉄芯18
との吸引力を高めようとすると、コイルボビン19の大
径化せざるを得ないという不具合があった。なお、可動
鉄芯16の環状突起21に磁路形成部を持たないので、
流体の圧力や流量の比例制御を行うのが難しいという不
具合もある。
が、可動鉄芯16の断面積はコイルボビン19の内径に
制約されるため、その断面積を大きくして固定鉄芯18
との吸引力を高めようとすると、コイルボビン19の大
径化せざるを得ないという不具合があった。なお、可動
鉄芯16の環状突起21に磁路形成部を持たないので、
流体の圧力や流量の比例制御を行うのが難しいという不
具合もある。
【0009】この発明はこのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、ボディ
の内部空間に固定鉄芯と可動鉄芯を同軸的に配置し、ボ
デイ内周に可動鉄芯を軸方向へ摺動自由に支持し、固定
鉄芯の外周にコイルを巻いたボビンをはめ付け、固定鉄
芯をコイルボビンから可動鉄芯側へ突出させる一方、可
動鉄芯の固定鉄芯側の端部に固定鉄芯の突出する端部外
周に嵌合する環状突起を形成する。
の内部空間に固定鉄芯と可動鉄芯を同軸的に配置し、ボ
デイ内周に可動鉄芯を軸方向へ摺動自由に支持し、固定
鉄芯の外周にコイルを巻いたボビンをはめ付け、固定鉄
芯をコイルボビンから可動鉄芯側へ突出させる一方、可
動鉄芯の固定鉄芯側の端部に固定鉄芯の突出する端部外
周に嵌合する環状突起を形成する。
【0011】第2の発明では、第1の発明における可動
鉄芯の環状突起に磁束の流れを制御する磁路形成部を設
ける。
鉄芯の環状突起に磁束の流れを制御する磁路形成部を設
ける。
【0012】第3の発明では、第1の発明において、ボ
ディの内周と固定鉄芯の外周との間でコイルボビン側を
ボディの内部空間と仕切る圧力隔壁を設ける。
ディの内周と固定鉄芯の外周との間でコイルボビン側を
ボディの内部空間と仕切る圧力隔壁を設ける。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、コイルへの通電をオンす
ると、固定鉄芯と可動鉄芯およびボディを経由する磁路
が形成され、固定鉄芯との間に働く吸引力により可動鉄
芯が摺動する。この場合、可動鉄芯の環状突起はコイル
ボビンから突出する端部外周に嵌合するので、固定鉄芯
との吸引力を高めるため、コイルボビンを変えずにその
外径とほぼ同じ寸法まで可動鉄芯の断面積を拡大するこ
とが可能になる。また、可動鉄芯の外周面とボディの内
周面を磁束が通るので、磁路抵抗の増大に伴う吸引力の
低下を招くことなく、可動鉄芯の長さ寸法も短くでき
る。つまり、可動鉄芯の軽量化により応答性の向上も図
れる。
ると、固定鉄芯と可動鉄芯およびボディを経由する磁路
が形成され、固定鉄芯との間に働く吸引力により可動鉄
芯が摺動する。この場合、可動鉄芯の環状突起はコイル
ボビンから突出する端部外周に嵌合するので、固定鉄芯
との吸引力を高めるため、コイルボビンを変えずにその
外径とほぼ同じ寸法まで可動鉄芯の断面積を拡大するこ
とが可能になる。また、可動鉄芯の外周面とボディの内
周面を磁束が通るので、磁路抵抗の増大に伴う吸引力の
低下を招くことなく、可動鉄芯の長さ寸法も短くでき
る。つまり、可動鉄芯の軽量化により応答性の向上も図
れる。
【0014】第2の発明によれば、可動鉄芯の環状突起
が固定鉄芯の端部外周に嵌合するストローク範囲におい
ては、磁路形成部により磁束の流れが制御されるため、
可動鉄芯の位置が変化しても、コイル電流の一定値に対
して吸引力がほぼ一定に保たれる。
が固定鉄芯の端部外周に嵌合するストローク範囲におい
ては、磁路形成部により磁束の流れが制御されるため、
可動鉄芯の位置が変化しても、コイル電流の一定値に対
して吸引力がほぼ一定に保たれる。
【0015】第3の発明によれば、コイルボビンが圧力
隔壁でボディの内部空間から密封されるため、ボディ内
部の液体のコイル側への漏洩および液体圧力によるコイ
ルの変形などを防止できる。
隔壁でボディの内部空間から密封されるため、ボディ内
部の液体のコイル側への漏洩および液体圧力によるコイ
ルの変形などを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は流体の圧力や流量の比例制
御を行う電磁弁のソレノイドを表す断面図で、ボディ3
0は一端の開口部から奥方に向けて内径が段階的に縮ま
る円筒状に形成され、その底部中央に後述するロッド3
1の軸受32が設けられる。ボディ30奥方の小径部3
3に可動鉄芯34が摺動自由に収装され、ボディ30の
開口部を塞ぐキャップ35に可動鉄芯34と同軸的に突
出する固定鉄芯36が一体形成される。
御を行う電磁弁のソレノイドを表す断面図で、ボディ3
0は一端の開口部から奥方に向けて内径が段階的に縮ま
る円筒状に形成され、その底部中央に後述するロッド3
1の軸受32が設けられる。ボディ30奥方の小径部3
3に可動鉄芯34が摺動自由に収装され、ボディ30の
開口部を塞ぐキャップ35に可動鉄芯34と同軸的に突
出する固定鉄芯36が一体形成される。
【0017】固定鉄芯36の軸芯を貫通する非磁性ロッ
ド31が設けられ、ロッド31はボディ30の軸受32
および固定鉄芯36の軸穴37にそれぞれベアリング3
8を介して摺動自由に支持される。このロッド31上の
所定位置に可動鉄芯34は固定され、固定鉄芯36との
間に発生する吸引力でボディ30の小径部33を摺動
し、その動きを図示しない弁本体にロッド31を介して
伝達する。ボディ30は磁性体で形成され、その小径部
33の内周面と可動鉄芯34の外周面との間に適当な隙
間が設けられる。
ド31が設けられ、ロッド31はボディ30の軸受32
および固定鉄芯36の軸穴37にそれぞれベアリング3
8を介して摺動自由に支持される。このロッド31上の
所定位置に可動鉄芯34は固定され、固定鉄芯36との
間に発生する吸引力でボディ30の小径部33を摺動
し、その動きを図示しない弁本体にロッド31を介して
伝達する。ボディ30は磁性体で形成され、その小径部
33の内周面と可動鉄芯34の外周面との間に適当な隙
間が設けられる。
【0018】固定鉄芯36の外周にコイルを巻いたボビ
ン40がはめ付けられ、ボディ30内周の段部41とキ
ャップ35との間で固定される。固定鉄芯36はボビン
40内側に挿入され、その可動鉄芯34側の端部がボビ
ン40から所定量だけ突出する長さに形成される。可動
鉄芯34は固定鉄芯36より大径に形成され、ボビン4
0から突出する固定鉄芯36の端部外周に嵌合する環状
突起42が設けられ、環状突起42の先端外周に磁束の
流れを制御する磁路形成部としてテーパ43が形成され
る。
ン40がはめ付けられ、ボディ30内周の段部41とキ
ャップ35との間で固定される。固定鉄芯36はボビン
40内側に挿入され、その可動鉄芯34側の端部がボビ
ン40から所定量だけ突出する長さに形成される。可動
鉄芯34は固定鉄芯36より大径に形成され、ボビン4
0から突出する固定鉄芯36の端部外周に嵌合する環状
突起42が設けられ、環状突起42の先端外周に磁束の
流れを制御する磁路形成部としてテーパ43が形成され
る。
【0019】ボディ30内部の可動鉄芯34の収納空間
44は低圧または高圧の液体で満たされ、固定鉄芯36
の両面を連通する通路45が設けられる。また、可動鉄
芯34およびロッド31の摺動に伴う液体の流れを許容
するため、可動鉄芯34の両面を連通する通路46と、
可動鉄芯34側の収納空間44に軸受32内側を開口す
る通路47が形成される。
44は低圧または高圧の液体で満たされ、固定鉄芯36
の両面を連通する通路45が設けられる。また、可動鉄
芯34およびロッド31の摺動に伴う液体の流れを許容
するため、可動鉄芯34の両面を連通する通路46と、
可動鉄芯34側の収納空間44に軸受32内側を開口す
る通路47が形成される。
【0020】このような構成により、コイルボビン40
への通電をオンすると、固定鉄芯36と可動鉄芯34お
よびボディ30を経由する磁路が形成され、固定鉄芯3
6との間に働く吸引力により可動鉄芯34が摺動し、ロ
ッド31を介して図示しない弁本体を変位させる。可動
鉄芯34の環状突起42が固定鉄芯36の端部外周に嵌
合するストローク範囲においては、環状突起42のテー
パ43により磁束の流れが制御されるため、可動鉄芯3
4の位置が変化しても、コイル電流の一定値に対して吸
引力がほぼ一定に保たれる。
への通電をオンすると、固定鉄芯36と可動鉄芯34お
よびボディ30を経由する磁路が形成され、固定鉄芯3
6との間に働く吸引力により可動鉄芯34が摺動し、ロ
ッド31を介して図示しない弁本体を変位させる。可動
鉄芯34の環状突起42が固定鉄芯36の端部外周に嵌
合するストローク範囲においては、環状突起42のテー
パ43により磁束の流れが制御されるため、可動鉄芯3
4の位置が変化しても、コイル電流の一定値に対して吸
引力がほぼ一定に保たれる。
【0021】この場合、固定鉄芯36をボビン40から
可動鉄芯34側に突出させる一方、その端部外周に嵌合
する環状突起42を可動鉄芯34に形成したので、コイ
ルボビン40を変えずにボビン外径とほぼ同じ寸法まで
は可動鉄芯34の外径を拡大することが可能になる。図
1においては、ボビン40の内径に較べて可動鉄芯34
の外径は環状突起42の厚さ分だけ拡大される。
可動鉄芯34側に突出させる一方、その端部外周に嵌合
する環状突起42を可動鉄芯34に形成したので、コイ
ルボビン40を変えずにボビン外径とほぼ同じ寸法まで
は可動鉄芯34の外径を拡大することが可能になる。図
1においては、ボビン40の内径に較べて可動鉄芯34
の外径は環状突起42の厚さ分だけ拡大される。
【0022】その結果、コイルボビン40を大径化して
コイルの巻き数を増やすことなく、固定鉄芯36と可動
鉄芯34の間に働く吸引力を増大できる。また、可動鉄
芯34はボディ30の小径部33にこれと適当な隙間を
介して収装され、その外周面と小径部33の内周面を磁
束が通るので、磁路抵抗の増大に伴う吸引力の低下を招
くことなく、可動鉄芯の長さ寸法も短くできる。つま
り、可動鉄芯34の軽量化により応答性の向上も図れ
る。
コイルの巻き数を増やすことなく、固定鉄芯36と可動
鉄芯34の間に働く吸引力を増大できる。また、可動鉄
芯34はボディ30の小径部33にこれと適当な隙間を
介して収装され、その外周面と小径部33の内周面を磁
束が通るので、磁路抵抗の増大に伴う吸引力の低下を招
くことなく、可動鉄芯の長さ寸法も短くできる。つま
り、可動鉄芯34の軽量化により応答性の向上も図れ
る。
【0023】図2は他の実施形態を表すもので、ボディ
30内部の可動鉄芯34の収納空間44とコイルボビン
40側を仕切る圧力隔壁48が設けられる。圧力隔壁4
8は非磁性体で形成され、ボディ30の内周と固定鉄芯
36の外周にそれぞれろう付けや溶接などでこれらの隙
間を密封した状態に介装される。
30内部の可動鉄芯34の収納空間44とコイルボビン
40側を仕切る圧力隔壁48が設けられる。圧力隔壁4
8は非磁性体で形成され、ボディ30の内周と固定鉄芯
36の外周にそれぞれろう付けや溶接などでこれらの隙
間を密封した状態に介装される。
【0024】これによると、可動鉄芯34の収納空間4
4を満たす低圧または高圧の液体からコイルボビン40
側を圧力隔壁48が保護するので、コイルボビン40側
への液体の漏洩や、コイルが液体の圧力で変形して絶縁
不良を起こしたりするのを有効に防止できる。なお、ボ
ディ30内部の収納空間44において、可動鉄芯34の
摺動を安定化させるため、液体中への空気の混入を除去
するエア抜き49が設けられる。
4を満たす低圧または高圧の液体からコイルボビン40
側を圧力隔壁48が保護するので、コイルボビン40側
への液体の漏洩や、コイルが液体の圧力で変形して絶縁
不良を起こしたりするのを有効に防止できる。なお、ボ
ディ30内部の収納空間44において、可動鉄芯34の
摺動を安定化させるため、液体中への空気の混入を除去
するエア抜き49が設けられる。
【0025】圧力隔壁48は図3のように止め輪50な
どの締結部材でボディ30の内周と固定鉄芯36の外周
との間に固定し、Oリング51で密封性を確保するよう
にしても良い。その場合、圧力隔壁48を電気絶縁性を
持つ樹脂で形成することにより、これに発生する渦電流
を無くすことが可能になり、吸引力などを良好に維持で
きる。圧力隔壁48の固定に止め輪50を不要にするた
め、図4においては固定鉄芯36のボビン40から突出
する端部に小径部36aが形成され、圧力隔壁48はそ
の段部36bとボディ30の段部52とに係止される。
どの締結部材でボディ30の内周と固定鉄芯36の外周
との間に固定し、Oリング51で密封性を確保するよう
にしても良い。その場合、圧力隔壁48を電気絶縁性を
持つ樹脂で形成することにより、これに発生する渦電流
を無くすことが可能になり、吸引力などを良好に維持で
きる。圧力隔壁48の固定に止め輪50を不要にするた
め、図4においては固定鉄芯36のボビン40から突出
する端部に小径部36aが形成され、圧力隔壁48はそ
の段部36bとボディ30の段部52とに係止される。
【0026】図5はさらに別の実施形態を表すもので、
固定鉄芯36の可動鉄芯34側への突出端部が大径に形
成され、可動鉄芯34および環状突起42もこれに合わ
せて拡大される。これにより、コイルボビン40を大型
化することなく、図1の場合よりも固定鉄芯36と可動
鉄芯34との間に働く吸引力をさらに増大できる。
固定鉄芯36の可動鉄芯34側への突出端部が大径に形
成され、可動鉄芯34および環状突起42もこれに合わ
せて拡大される。これにより、コイルボビン40を大型
化することなく、図1の場合よりも固定鉄芯36と可動
鉄芯34との間に働く吸引力をさらに増大できる。
【0027】なお、環状突起42の磁路形成部として、
図6のような段部53を形成したり、図7のような溝5
4を形成したりしても良い。これらにより、環状突起4
2が固定鉄芯36に嵌合するストローク範囲において、
テーパ43と同じく可動鉄芯34の位置が変化しても、
コイル電流の一定値に対して吸引力がほぼ一定に保たれ
るなど必要な特性を得られる。
図6のような段部53を形成したり、図7のような溝5
4を形成したりしても良い。これらにより、環状突起4
2が固定鉄芯36に嵌合するストローク範囲において、
テーパ43と同じく可動鉄芯34の位置が変化しても、
コイル電流の一定値に対して吸引力がほぼ一定に保たれ
るなど必要な特性を得られる。
【0028】溝54の断面形状は略半円形のほか、U字
形や三角形および四角形などにしても良い。また、環状
突起42の先端外周に必要に応じてテーパ43や段部5
3と適当な断面形状の溝54を併せて形成するようにし
ても良い。図2〜図7の実施形態において、図1と同じ
部品は同じ符号を付ける。
形や三角形および四角形などにしても良い。また、環状
突起42の先端外周に必要に応じてテーパ43や段部5
3と適当な断面形状の溝54を併せて形成するようにし
ても良い。図2〜図7の実施形態において、図1と同じ
部品は同じ符号を付ける。
【0029】
【発明の効果】第1の発明によれば、ボディの内部空間
に固定鉄芯と可動鉄芯を同軸的に配置し、ボデイ内周に
可動鉄芯を軸方向へ摺動自由に支持し、固定鉄芯の外周
にコイルを巻いたボビンをはめ付け、固定鉄芯をコイル
ボビンから可動鉄芯側へ突出させる一方、可動鉄芯の固
定鉄芯側の端部に固定鉄芯の突出する端部外周に嵌合す
る環状突起を形成したので、コイルボビンを大径化して
コイルの巻き数を増やすことなく、固定鉄芯と可動鉄芯
との間に働く吸引力を有効に増大できる。
に固定鉄芯と可動鉄芯を同軸的に配置し、ボデイ内周に
可動鉄芯を軸方向へ摺動自由に支持し、固定鉄芯の外周
にコイルを巻いたボビンをはめ付け、固定鉄芯をコイル
ボビンから可動鉄芯側へ突出させる一方、可動鉄芯の固
定鉄芯側の端部に固定鉄芯の突出する端部外周に嵌合す
る環状突起を形成したので、コイルボビンを大径化して
コイルの巻き数を増やすことなく、固定鉄芯と可動鉄芯
との間に働く吸引力を有効に増大できる。
【0030】第2の発明によれば、第1の発明における
可動鉄芯の環状突起に磁束の流れを制御する磁路形成部
を設けたので、可動鉄芯の環状突起が固定鉄芯の端部外
周に嵌合するストローク範囲においては、可動鉄芯の位
置が変化しても、磁路形成部により、コイル電流の一定
値に対して吸引力をほぼ一定に保つこともできる。第3
の発明によれば、第1の発明において、ボディの内周と
固定鉄芯の外周との間でコイルボビン側をボディの内部
空間と仕切る圧力隔壁を設けたので、コイルボビンが圧
力隔壁でボディの内部空間から密封されるため、ボディ
内部の液体のコイル側への漏洩および液体圧力によるコ
イルの変形などを防止できる。
可動鉄芯の環状突起に磁束の流れを制御する磁路形成部
を設けたので、可動鉄芯の環状突起が固定鉄芯の端部外
周に嵌合するストローク範囲においては、可動鉄芯の位
置が変化しても、磁路形成部により、コイル電流の一定
値に対して吸引力をほぼ一定に保つこともできる。第3
の発明によれば、第1の発明において、ボディの内周と
固定鉄芯の外周との間でコイルボビン側をボディの内部
空間と仕切る圧力隔壁を設けたので、コイルボビンが圧
力隔壁でボディの内部空間から密封されるため、ボディ
内部の液体のコイル側への漏洩および液体圧力によるコ
イルの変形などを防止できる。
【図1】この発明の実施形態を説明するソレノイドの断
面図である。
面図である。
【図2】同じくソレノイドの断面図である。
【図3】同じくソレノイドの断面図である。
【図4】同じくソレノイドの断面図である。
【図5】同じくソレノイドの断面図である。
【図6】同じくソレノイドの断面図である。
【図7】同じくソレノイドの断面図である。
【図8】従来例を説明するソレノイドの断面図である。
【図9】同じくソレノイドの断面図である。
30 ボディ 31 非磁性ロッド 33 ボディの小径部 34 可動鉄芯 36 固定鉄芯 40 コイルボビン 42 環状突起 43 テーパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松前 太郎 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内 (72)発明者 井上 淳 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】ボディの内部空間に固定鉄芯と可動鉄芯を
同軸的に配置し、ボデイ内周に可動鉄芯を軸方向へ摺動
自由に支持し、固定鉄芯の外周にコイルを巻いたボビン
をはめ付け、固定鉄芯をコイルボビンから可動鉄芯側へ
突出させる一方、可動鉄芯の固定鉄芯側の端部に固定鉄
芯の突出する端部外周に嵌合する環状突起を形成したこ
とを特徴とするソレノイド。 - 【請求項2】可動鉄芯の環状突起に磁束の流れを制御す
る磁路形成部を設けたことを特徴とする請求項1に記載
のソレノイド。 - 【請求項3】ボディの内周と固定鉄芯の外周との間でコ
イルボビン側をボディの内部空間と仕切る圧力隔壁を設
けたことを特徴とする請求項1に記載のソレノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25339395A JPH0989143A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25339395A JPH0989143A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ソレノイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989143A true JPH0989143A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17250753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25339395A Pending JPH0989143A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ソレノイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0989143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020027842A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 豊興工業株式会社 | 電磁弁 |
| JP2022147345A (ja) * | 2021-03-23 | 2022-10-06 | シンフォニアマイクロテック株式会社 | ソレノイド |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25339395A patent/JPH0989143A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020027842A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 豊興工業株式会社 | 電磁弁 |
| JP2022147345A (ja) * | 2021-03-23 | 2022-10-06 | シンフォニアマイクロテック株式会社 | ソレノイド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040416 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |