JPH0989419A - 双方向過冷却膨張弁 - Google Patents
双方向過冷却膨張弁Info
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/30—Expansion means; Dispositions thereof
- F25B41/38—Expansion means; Dispositions thereof specially adapted for reversible cycles, e.g. bidirectional expansion restrictors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】冷媒の流れ方向が逆になる冷房時と暖房時のい
ずれの状態でも機能して、無駄な装置コストのかからな
い双方向過冷却膨張弁を提供すること。 【解決手段】冷媒流路1内の冷媒の圧力に押されて所定
の移動範囲においてスライドするように冷媒流路1内に
配置されたスライド弁31の移動によって、膨張弁30
に形成された絞り部43に対する冷媒流路1の連通接続
状態が切り換わって、冷媒流路1内の冷媒の流れ方向が
いずれの場合であっても、膨張弁より上流側の高圧冷媒
の過冷却度が一定になる状態で冷媒を膨張させる。
ずれの状態でも機能して、無駄な装置コストのかからな
い双方向過冷却膨張弁を提供すること。 【解決手段】冷媒流路1内の冷媒の圧力に押されて所定
の移動範囲においてスライドするように冷媒流路1内に
配置されたスライド弁31の移動によって、膨張弁30
に形成された絞り部43に対する冷媒流路1の連通接続
状態が切り換わって、冷媒流路1内の冷媒の流れ方向が
いずれの場合であっても、膨張弁より上流側の高圧冷媒
の過冷却度が一定になる状態で冷媒を膨張させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷暖房両用に用
いられるヒートポンプ方式の冷凍サイクルにおいて、高
圧側冷媒を一定の過冷却状態に維持して断熱膨張させる
ための過冷却膨張弁に関する。
いられるヒートポンプ方式の冷凍サイクルにおいて、高
圧側冷媒を一定の過冷却状態に維持して断熱膨張させる
ための過冷却膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクルにおいては、高圧側の冷媒
を過冷却により飽和温度以下に冷やして、残存ガスを混
入させないで膨張弁で断熱膨張させることにより、高効
率を得ることができる。
を過冷却により飽和温度以下に冷やして、残存ガスを混
入させないで膨張弁で断熱膨張させることにより、高効
率を得ることができる。
【0003】ヒートポンプ方式の冷凍サイクルでは、室
内の熱交換器と室外の熱交換器との間の冷媒の流れ方向
を逆にすることにより、下流側の熱交換器が蒸発器にな
って冷房状態と暖房状態とが切り替わる。したがって、
その冷暖房のいずれの状態の場合でも、膨張弁に送られ
る高圧側冷媒の過冷却度が一定になる状態で冷媒を断熱
膨張させるのが望ましい。
内の熱交換器と室外の熱交換器との間の冷媒の流れ方向
を逆にすることにより、下流側の熱交換器が蒸発器にな
って冷房状態と暖房状態とが切り替わる。したがって、
その冷暖房のいずれの状態の場合でも、膨張弁に送られ
る高圧側冷媒の過冷却度が一定になる状態で冷媒を断熱
膨張させるのが望ましい。
【0004】そこで、以前は、冷房時用と暖房時用の二
つの過冷却膨張弁を並列に配置してその各々に逆止弁を
接続し、冷房時と暖房時の各々の場合に、いずれか一方
の過冷却膨張弁が機能するようにしていた。
つの過冷却膨張弁を並列に配置してその各々に逆止弁を
接続し、冷房時と暖房時の各々の場合に、いずれか一方
の過冷却膨張弁が機能するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのように冷
房時用と暖房時用の二つの過冷却膨張弁を並列に配置し
てその各々に逆止弁を接続する構造は、一方の過冷却膨
張弁が常に機能していないので、無駄な装置コストがか
かっていることになる。
房時用と暖房時用の二つの過冷却膨張弁を並列に配置し
てその各々に逆止弁を接続する構造は、一方の過冷却膨
張弁が常に機能していないので、無駄な装置コストがか
かっていることになる。
【0006】そこで本発明は、冷媒の流れ方向が逆にな
る冷房時と暖房時のいずれの状態でも機能して、無駄な
装置コストのかからない双方向過冷却膨張弁を提供する
ことを目的とする。
る冷房時と暖房時のいずれの状態でも機能して、無駄な
装置コストのかからない双方向過冷却膨張弁を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の双方向過冷却膨張弁は、ヒートポンプ式冷
凍サイクル中の一対の熱交換器を接続する冷媒流路の途
中に介挿接続されて冷媒を断熱膨張させる膨張弁であっ
て、上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押されて所定の移動
範囲においてスライドするように上記冷媒流路内に配置
されたスライド弁の移動によって、膨張弁に形成された
絞り部に対する上記冷媒流路の連通接続状態が切り換わ
って、上記冷媒流路内の冷媒の流れ方向がいずれの場合
であっても、膨張弁より上流側の高圧冷媒の過冷却度が
一定になる状態で冷媒を膨張させることを特徴とする。
め、本発明の双方向過冷却膨張弁は、ヒートポンプ式冷
凍サイクル中の一対の熱交換器を接続する冷媒流路の途
中に介挿接続されて冷媒を断熱膨張させる膨張弁であっ
て、上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押されて所定の移動
範囲においてスライドするように上記冷媒流路内に配置
されたスライド弁の移動によって、膨張弁に形成された
絞り部に対する上記冷媒流路の連通接続状態が切り換わ
って、上記冷媒流路内の冷媒の流れ方向がいずれの場合
であっても、膨張弁より上流側の高圧冷媒の過冷却度が
一定になる状態で冷媒を膨張させることを特徴とする。
【0008】また、本発明の双方向過冷却膨張弁は、ヒ
ートポンプ式冷凍サイクル中の一対の熱交換器を接続す
る冷媒流路の途中に介挿接続されて冷媒を断熱膨張させ
る膨張弁であって、上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押さ
れて所定の移動範囲においてスライドするように上記冷
媒流路内に配置されたスライド弁と、上記スライド弁が
上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押されて移動した位置に
おいて高圧側の冷媒流路と連通するように配置された高
圧室と、上記高圧室と低圧側の冷媒流路とを連通させる
位置に形成された絞り部と、上記絞り部を上記高圧室側
から閉じようとする方向に配置された絞り弁と、所定圧
に設定された定圧室と上記高圧室との差圧によって上記
絞り弁を閉じ方向に駆動する絞り弁駆動手段とを設けた
ことを特徴とする。
ートポンプ式冷凍サイクル中の一対の熱交換器を接続す
る冷媒流路の途中に介挿接続されて冷媒を断熱膨張させ
る膨張弁であって、上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押さ
れて所定の移動範囲においてスライドするように上記冷
媒流路内に配置されたスライド弁と、上記スライド弁が
上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押されて移動した位置に
おいて高圧側の冷媒流路と連通するように配置された高
圧室と、上記高圧室と低圧側の冷媒流路とを連通させる
位置に形成された絞り部と、上記絞り部を上記高圧室側
から閉じようとする方向に配置された絞り弁と、所定圧
に設定された定圧室と上記高圧室との差圧によって上記
絞り弁を閉じ方向に駆動する絞り弁駆動手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0009】なお、上記定圧室内には、上記冷媒流路内
を流れる冷媒と同じ冷媒と不活性ガスとが封入されてい
てもよい。
を流れる冷媒と同じ冷媒と不活性ガスとが封入されてい
てもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図11は、ヒートポンプ式冷凍サイクル
を用いた冷暖房装置を示しており、装置は、室内に置か
れる室内機10と室外に置かれる室外機20とに分かれ
ている。
態を説明する。図11は、ヒートポンプ式冷凍サイクル
を用いた冷暖房装置を示しており、装置は、室内に置か
れる室内機10と室外に置かれる室外機20とに分かれ
ている。
【0011】その室内機10には室内熱交換器11が配
置され、室外機20には、室外熱交換器21の他、冷媒
を圧縮するための圧縮機22とアキュムレータ23とが
配置されていて、それらを冷媒が循環する。また、冷房
時と暖房時とで冷媒の流れ方向を逆転させるように切り
換えるための四方弁24が、冷媒流路の途中に配置され
ている。
置され、室外機20には、室外熱交換器21の他、冷媒
を圧縮するための圧縮機22とアキュムレータ23とが
配置されていて、それらを冷媒が循環する。また、冷房
時と暖房時とで冷媒の流れ方向を逆転させるように切り
換えるための四方弁24が、冷媒流路の途中に配置され
ている。
【0012】また室外機20側には、室内熱交換器11
と室外熱交換器21との間を連通接続する冷媒流路管1
の途中に、上流側の高圧冷媒の過冷却度が一定になる状
態で冷媒を断熱膨張させるための双方向過冷却膨張弁3
0が介挿接続されている。
と室外熱交換器21との間を連通接続する冷媒流路管1
の途中に、上流側の高圧冷媒の過冷却度が一定になる状
態で冷媒を断熱膨張させるための双方向過冷却膨張弁3
0が介挿接続されている。
【0013】図1は、双方向過冷却膨張弁30の第1の
実施の形態を示しており、冷媒流路管1の軸線方向にス
ライド自在な円柱状のスライド弁31が、冷媒流路管1
内に嵌挿配置されている。
実施の形態を示しており、冷媒流路管1の軸線方向にス
ライド自在な円柱状のスライド弁31が、冷媒流路管1
内に嵌挿配置されている。
【0014】スライド弁31は、全周において冷媒流路
管1に内接する両端弁部を細い連結棒で連結して形成さ
れていて、両端弁部の間に空間32が形成されており、
冷媒流路管1内の冷媒の圧力に押されて軸線方向にスラ
イドする。
管1に内接する両端弁部を細い連結棒で連結して形成さ
れていて、両端弁部の間に空間32が形成されており、
冷媒流路管1内の冷媒の圧力に押されて軸線方向にスラ
イドする。
【0015】ただし、冷媒流路管1には、スライド弁3
1の移動範囲を規制するためのストッパ33が内壁面か
ら内方に突出して両端弁部の間に設けられており、スラ
イド弁31は、ストッパ33に当接するとそれ以上は移
動できない。
1の移動範囲を規制するためのストッパ33が内壁面か
ら内方に突出して両端弁部の間に設けられており、スラ
イド弁31は、ストッパ33に当接するとそれ以上は移
動できない。
【0016】図1には、室外側の冷媒流路管1a内の冷
媒が高圧になっていて、スライド弁31が室内寄りの位
置(図で右方)に押された状態でストッパ33に当接し
て静止した状態が示されている。
媒が高圧になっていて、スライド弁31が室内寄りの位
置(図で右方)に押された状態でストッパ33に当接し
て静止した状態が示されている。
【0017】スライド弁31の両端弁部には、各々、中
央の空間32と冷媒流路管1とを連通させる第1と第2
の連通孔35,36が穿設されている。ただし、第1と
第2の連通孔35,36共に、ストッパ33に当接する
とそのストッパ33部分によって塞がれるようになって
いる。
央の空間32と冷媒流路管1とを連通させる第1と第2
の連通孔35,36が穿設されている。ただし、第1と
第2の連通孔35,36共に、ストッパ33に当接する
とそのストッパ33部分によって塞がれるようになって
いる。
【0018】冷媒流路管1の管壁部分には、高圧側の冷
媒が流れ込む高圧室41がスライド弁31の側部に形成
されている。そして、図1に示されるように、スライド
弁31が室外側冷媒流路管1a内の冷媒圧に押されて室
内寄りに移動した状態では、冷媒流路管1に形成された
第1の冷媒導入孔38を介して室外側冷媒流路管1aと
高圧室41とが連通して、室外側冷媒流路管1a側から
高圧室41内に高圧冷媒が流入する。
媒が流れ込む高圧室41がスライド弁31の側部に形成
されている。そして、図1に示されるように、スライド
弁31が室外側冷媒流路管1a内の冷媒圧に押されて室
内寄りに移動した状態では、冷媒流路管1に形成された
第1の冷媒導入孔38を介して室外側冷媒流路管1aと
高圧室41とが連通して、室外側冷媒流路管1a側から
高圧室41内に高圧冷媒が流入する。
【0019】また、四方弁24が切り換えられて、室内
側の冷媒流路管1bが高圧側になった状態では、図4に
示されるように、スライド弁31が室外寄りに移動し
て、第2の冷媒導入孔39を介して室内側冷媒流路管1
bと高圧室41とが連通して、室内側冷媒流路管1b側
から高圧室41内に高圧冷媒が流入する。
側の冷媒流路管1bが高圧側になった状態では、図4に
示されるように、スライド弁31が室外寄りに移動し
て、第2の冷媒導入孔39を介して室内側冷媒流路管1
bと高圧室41とが連通して、室内側冷媒流路管1b側
から高圧室41内に高圧冷媒が流入する。
【0020】図1に戻って、高圧室41と空間32との
間は、その間の隔壁に穿設された小径の絞り孔43によ
って直接連通している。そして高圧室41内には、円錐
状に形成された先端部分が絞り孔43に対向するように
絞り弁44が配置されている。
間は、その間の隔壁に穿設された小径の絞り孔43によ
って直接連通している。そして高圧室41内には、円錐
状に形成された先端部分が絞り孔43に対向するように
絞り弁44が配置されている。
【0021】したがって、図1に示される状態で高圧側
の冷媒流路管1aから高圧室41内に送り込まれた高圧
冷媒は、絞り孔43部分(より正確には、絞り孔43と
絞り弁44との間の狭い流路部分)で絞られて、断熱膨
張しながら空間32内に噴出し、第2の連通孔36を通
って低圧側の冷媒流路管1bに送り出される。
の冷媒流路管1aから高圧室41内に送り込まれた高圧
冷媒は、絞り孔43部分(より正確には、絞り孔43と
絞り弁44との間の狭い流路部分)で絞られて、断熱膨
張しながら空間32内に噴出し、第2の連通孔36を通
って低圧側の冷媒流路管1bに送り出される。
【0022】48は、冷媒流路管1内の冷媒と同じ冷媒
と窒素等の不活性ガスとが所定の圧力で封入された定圧
室であり、定圧室48と高圧室41との間は、可撓性の
あるダイアフラム49によって仕切られている。50
は、定圧室48の冷媒注入孔を閉塞する栓体、51は、
定圧室48を囲んで設けられた断熱カバーである。
と窒素等の不活性ガスとが所定の圧力で封入された定圧
室であり、定圧室48と高圧室41との間は、可撓性の
あるダイアフラム49によって仕切られている。50
は、定圧室48の冷媒注入孔を閉塞する栓体、51は、
定圧室48を囲んで設けられた断熱カバーである。
【0023】ダイアフラム49を高圧室41側から受け
る円盤状のダイアフラム受け52は絞り弁44と一体に
形成されていて、絞り弁44を開き方向に付勢する圧縮
コイルスプリング45がそこに装着されている。
る円盤状のダイアフラム受け52は絞り弁44と一体に
形成されていて、絞り弁44を開き方向に付勢する圧縮
コイルスプリング45がそこに装着されている。
【0024】したがって絞り弁44は、定圧室48内の
圧力と高圧室41内の圧力との差圧によって閉じ方向に
付勢され、圧縮コイルスプリング45によって開き方向
に付勢されている。
圧力と高圧室41内の圧力との差圧によって閉じ方向に
付勢され、圧縮コイルスプリング45によって開き方向
に付勢されている。
【0025】その結果、高圧室41内の圧力が一定にな
ると力の均衡がとれることになり、絞り弁44は、例え
ば図10に示されるように、高圧室41内の冷媒の過冷
却度を一定(−5℃)にするように開閉動作する。
ると力の均衡がとれることになり、絞り弁44は、例え
ば図10に示されるように、高圧室41内の冷媒の過冷
却度を一定(−5℃)にするように開閉動作する。
【0026】そのようにして、高圧側の冷媒流路管1a
内の高圧冷媒が、一定の過冷却度に維持された状態で、
空間32内から下流の室内側冷媒流路管1b内へと断熱
膨張膨張しながら送り出され、蒸発器となる室内熱交換
器11に送られる。
内の高圧冷媒が、一定の過冷却度に維持された状態で、
空間32内から下流の室内側冷媒流路管1b内へと断熱
膨張膨張しながら送り出され、蒸発器となる室内熱交換
器11に送られる。
【0027】図2ないし図4は、四方弁24により冷媒
の流れ方向が切り換えられて、室内側の冷媒流路管1b
が高圧側になる際の双方向定圧膨張弁30の動作の変化
を、順を追って示している。
の流れ方向が切り換えられて、室内側の冷媒流路管1b
が高圧側になる際の双方向定圧膨張弁30の動作の変化
を、順を追って示している。
【0028】室外側の冷媒流路管1aが高圧だった図1
の状態から、室内側の冷媒流路管1bが高圧に切り換え
られると、まず図2に示されるように、スライド弁31
が室内側の冷媒流路管1b内の冷媒圧に押されて室外側
(図において左方)に移動を始めようとする。
の状態から、室内側の冷媒流路管1bが高圧に切り換え
られると、まず図2に示されるように、スライド弁31
が室内側の冷媒流路管1b内の冷媒圧に押されて室外側
(図において左方)に移動を始めようとする。
【0029】この時点では、まだ高圧室41内と冷媒流
路管1との連通状態は変わらないので、高圧室41内が
低圧に変化して定圧室48の容積が膨張し、その結果、
絞り弁44が絞り孔43を閉じる状態になる。
路管1との連通状態は変わらないので、高圧室41内が
低圧に変化して定圧室48の容積が膨張し、その結果、
絞り弁44が絞り孔43を閉じる状態になる。
【0030】図3に示されるようにスライド弁31が移
動の中間点まで来ると、第1の冷媒導入孔38と第2の
冷媒導入孔39を介して室外側冷媒流路管1aと室内側
冷媒流路管1bが共に半分ずつ開いた状態になるが、こ
こでも高圧室41内の圧力は中程度なので、絞り孔43
は絞り弁44で閉じられている。
動の中間点まで来ると、第1の冷媒導入孔38と第2の
冷媒導入孔39を介して室外側冷媒流路管1aと室内側
冷媒流路管1bが共に半分ずつ開いた状態になるが、こ
こでも高圧室41内の圧力は中程度なので、絞り孔43
は絞り弁44で閉じられている。
【0031】そこから、さらにスライド弁31が室外側
いっぱいに移動して空間32に当接する状態になると、
図4に示されるように、高圧になっている室内側の冷媒
流路管1bと高圧室41とが連通接続され、低圧になっ
ている室外側の冷媒流路管1aと空間32とが連通接続
された状態に、連通状態が切り換わる。
いっぱいに移動して空間32に当接する状態になると、
図4に示されるように、高圧になっている室内側の冷媒
流路管1bと高圧室41とが連通接続され、低圧になっ
ている室外側の冷媒流路管1aと空間32とが連通接続
された状態に、連通状態が切り換わる。
【0032】その結果、高圧室41内が高圧になるの
で、図1の場合と同様にして絞り孔43を開く方向に絞
り弁44が駆動されて、室内側の冷媒流路管1bから高
圧室41内に送り込まれてきた高圧冷媒が断熱膨張しな
がら空間32内に噴出して、室外側の冷媒流路管1a内
に送り出され、蒸発器となる室外熱交換器21に送られ
る。
で、図1の場合と同様にして絞り孔43を開く方向に絞
り弁44が駆動されて、室内側の冷媒流路管1bから高
圧室41内に送り込まれてきた高圧冷媒が断熱膨張しな
がら空間32内に噴出して、室外側の冷媒流路管1a内
に送り出され、蒸発器となる室外熱交換器21に送られ
る。
【0033】この状態では、図1に示される状態と冷媒
の流れ方向が逆になっている以外すべて図1と同じよう
に絞り弁31等が動作し、上流側になっている室内側冷
媒流路管1b内の高圧冷媒が、一定の過冷却度に維持さ
れる。
の流れ方向が逆になっている以外すべて図1と同じよう
に絞り弁31等が動作し、上流側になっている室内側冷
媒流路管1b内の高圧冷媒が、一定の過冷却度に維持さ
れる。
【0034】図5は、本発明の第2の実施の形態の双方
向過冷却膨張弁30を示しており、スライド弁131の
外周面(側面)には、中央部分の左右に一対の円周溝1
37,138が形成されていて、第1の円周溝137に
連通する第1の連通孔135と、第2の円周溝138に
連通する第2の連通孔136とが、スライド弁131の
両端面から穿設されている。
向過冷却膨張弁30を示しており、スライド弁131の
外周面(側面)には、中央部分の左右に一対の円周溝1
37,138が形成されていて、第1の円周溝137に
連通する第1の連通孔135と、第2の円周溝138に
連通する第2の連通孔136とが、スライド弁131の
両端面から穿設されている。
【0035】ただし、第1と第2の連通孔135,13
6とは連通しないように互いに独立して形成されてお
り、第1の連通孔135はその端面開口を介して室外側
の冷媒流路管1aに直接通じていて、第2の連通孔13
6はその端面開口を介して室内側の冷媒流路管1bに直
接通じている。ストッパ132,133はスライド弁1
31の両側に設けられている。その他の構成は第1の実
施の形態と同様である。
6とは連通しないように互いに独立して形成されてお
り、第1の連通孔135はその端面開口を介して室外側
の冷媒流路管1aに直接通じていて、第2の連通孔13
6はその端面開口を介して室内側の冷媒流路管1bに直
接通じている。ストッパ132,133はスライド弁1
31の両側に設けられている。その他の構成は第1の実
施の形態と同様である。
【0036】そして、図5に示されるように、スライド
弁131が冷媒流路管1内の冷媒圧に押されて、図にお
いて右方の室内寄りのストッパ133に当接した状態で
は、、第1の円周溝137と第2の冷媒導入孔39とを
介して第1の連通孔135と高圧室141とが連通し、
第2の円周溝138とを介して第2の連通孔136と絞
り孔43とが連通する。
弁131が冷媒流路管1内の冷媒圧に押されて、図にお
いて右方の室内寄りのストッパ133に当接した状態で
は、、第1の円周溝137と第2の冷媒導入孔39とを
介して第1の連通孔135と高圧室141とが連通し、
第2の円周溝138とを介して第2の連通孔136と絞
り孔43とが連通する。
【0037】四方弁24が切り換えられて、室内側の冷
媒流路管1bが高圧側になると、図6ないし図9に示さ
れるようにスライド弁131が左方に移動して双方向過
冷却膨張弁30の動作が変化するが、スライド弁131
内における冷媒の流れ方が前述の第1の実施の形態と相
違するだけで、その他については第1の実施の形態と同
様なので、その詳細な説明は省略する。
媒流路管1bが高圧側になると、図6ないし図9に示さ
れるようにスライド弁131が左方に移動して双方向過
冷却膨張弁30の動作が変化するが、スライド弁131
内における冷媒の流れ方が前述の第1の実施の形態と相
違するだけで、その他については第1の実施の形態と同
様なので、その詳細な説明は省略する。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、冷媒流路内の冷媒圧に
押されてスライドするスライド弁の移動によって、絞り
部に対する冷媒流路の連通接続状態が切り換わって、冷
媒の流れ方向が冷暖房のいずれの状態であっても、一つ
の装置で高圧冷媒を一定の過冷却度に維持して断熱膨張
させることができるので、装置コストがかからず経済性
が高い。
押されてスライドするスライド弁の移動によって、絞り
部に対する冷媒流路の連通接続状態が切り換わって、冷
媒の流れ方向が冷暖房のいずれの状態であっても、一つ
の装置で高圧冷媒を一定の過冷却度に維持して断熱膨張
させることができるので、装置コストがかからず経済性
が高い。
【図1】本発明の第1の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の側面断面図である。
弁の側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の切り換え終了後の状態の側面断面図である。
弁の切り換え終了後の状態の側面断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の側面断面図である。
弁の側面断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
弁の切り換え動作中の側面断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の双方向過冷却膨張
弁の切り換え終了後の状態の側面断面図である。
弁の切り換え終了後の状態の側面断面図である。
【図10】本発明の双方向過冷却膨張弁の弁の開閉動作
特性を例示する線図である。
特性を例示する線図である。
【図11】本発明の実施の形態の冷凍サイクルの全体略
示図である。
示図である。
1 冷媒流路管 30 双方向過冷却膨張弁 31,131 スライド弁 41 高圧室 43 絞り孔 44 絞り弁 48 定圧室 49 ダイアフラム
Claims (3)
- 【請求項1】ヒートポンプ式冷凍サイクル中の一対の熱
交換器を接続する冷媒流路の途中に介挿接続されて冷媒
を断熱膨張させる膨張弁であって、 上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押されて所定の移動範囲
においてスライドするように上記冷媒流路内に配置され
たスライド弁の移動によって、膨張弁に形成された絞り
部に対する上記冷媒流路の連通接続状態が切り換わっ
て、上記冷媒流路内の冷媒の流れ方向がいずれの場合で
あっても、膨張弁より上流側の高圧冷媒の過冷却度が一
定になる状態で冷媒を膨張させることを特徴とする双方
向過冷却膨張弁。 - 【請求項2】ヒートポンプ式冷凍サイクル中の一対の熱
交換器を接続する冷媒流路の途中に介挿接続されて冷媒
を断熱膨張させる膨張弁であって、 上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押されて所定の移動範囲
においてスライドするように上記冷媒流路内に配置され
たスライド弁と、 上記スライド弁が上記冷媒流路内の冷媒の圧力に押され
て移動した位置において高圧側の冷媒流路と連通するよ
うに配置された高圧室と、 上記高圧室と低圧側の冷媒流路とを連通させる位置に形
成された絞り部と、 上記絞り部を上記高圧室側から閉じようとする方向に配
置された絞り弁と、 所定圧に設定された定圧室と上記高圧室との差圧によっ
て上記絞り弁を閉じ方向に駆動する絞り弁駆動手段とを
設けたことを特徴とする双方向過冷却膨張弁。 - 【請求項3】上記定圧室内には、上記冷媒流路内を流れ
る冷媒と同じ冷媒と不活性ガスとが封入されている請求
項2記載の双方向過冷却膨張弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24140595A JP3452704B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 双方向過冷却膨張弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24140595A JP3452704B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 双方向過冷却膨張弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989419A true JPH0989419A (ja) | 1997-04-04 |
| JP3452704B2 JP3452704B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=17073802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24140595A Expired - Fee Related JP3452704B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 双方向過冷却膨張弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3452704B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100373079C (zh) * | 2005-01-12 | 2008-03-05 | 浙江三花制冷集团有限公司 | 双向流通热力膨胀阀 |
| JP2012020599A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Tgk Co Ltd | 複合弁および車両用冷暖房装置 |
| WO2014173080A1 (zh) * | 2013-04-27 | 2014-10-30 | 温岭市恒发空调部件有限公司 | 一种双向流通膨胀阀 |
| CN104879967A (zh) * | 2014-02-28 | 2015-09-02 | 昆山灵科环保科技有限公司 | 双向电子膨胀阀 |
| WO2017145619A1 (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社デンソー | 膨張弁および冷凍サイクル |
| WO2024072551A1 (en) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | Copeland Comfort Control Lp | Valves for filter driers and bi-flow filter driers including the same |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110966425B (zh) * | 2018-09-29 | 2021-12-07 | 浙江盾安禾田金属有限公司 | 膨胀阀 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP24140595A patent/JP3452704B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| WO2014173080A1 (zh) * | 2013-04-27 | 2014-10-30 | 温岭市恒发空调部件有限公司 | 一种双向流通膨胀阀 |
| CN104879967A (zh) * | 2014-02-28 | 2015-09-02 | 昆山灵科环保科技有限公司 | 双向电子膨胀阀 |
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| WO2017145619A1 (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社デンソー | 膨張弁および冷凍サイクル |
| WO2024072551A1 (en) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | Copeland Comfort Control Lp | Valves for filter driers and bi-flow filter driers including the same |
| US12420220B2 (en) | 2022-09-26 | 2025-09-23 | Copeland Comfort Control Lp | Valves for filter driers and bi-flow filter driers including the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3452704B2 (ja) | 2003-09-29 |
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