JPH0990682A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0990682A
JPH0990682A JP7244826A JP24482695A JPH0990682A JP H0990682 A JPH0990682 A JP H0990682A JP 7244826 A JP7244826 A JP 7244826A JP 24482695 A JP24482695 A JP 24482695A JP H0990682 A JPH0990682 A JP H0990682A
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JP
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image
writing
charging
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photosensitive drum
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JP7244826A
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English (en)
Inventor
Daizo Fukuzawa
大三 福沢
Tomoko Nanbu
朋子 南部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の書き込み前の露光によりゴーストの発
生を抑えるとともに、この露光に起因する画像上の濃度
ムラをファーストプリント時間に影響を与えずに低減さ
せるようにする。 【解決手段】 画像情報の書き込みを行うレーザダイオ
ード4のレーザ光を利用して、画像情報の書き込み前の
露光を行う。この際に、感光ドラム9の明部電位を画像
情報の書き込み時の明部電位よりも高くなるように制御
することで、あるいは露光後の帯電ローラ8の印加電圧
を高くすることで、感光ドラム9を一度の帯電で正規の
暗部電位まで帯電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号化された
画像情報をレーザビームやLEDを用いて光変換して潜
像を形成するようにした画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、レーザビームを用いた画像形成
装置は、図9に示すように構成されている。同図におい
て、ホストコンピュータ18は、文字などの画像情報を
電気信号化してインターフェイスコントローラ1に発信
する。インターフェイスコントローラ1は、画像情報を
信号処理してエンジンコントローラ2に渡し、エンジン
コントローラ2はレーザ駆動回路3を駆動させ、レーザ
ダイオード4を適宜、発光させる。レーザダイオード4
からのレーザ光は、コリメータレンズ17により集光さ
れ、回転するポリゴンミラー5上に投射された後、fθ
レンズ6やポリゴンミラー5の面倒れを補正する光学系
(図示せず)および反射ミラー7を経て感光ドラム9上
を、その回転軸方向(感光ドラム9の母線方向)に沿っ
て走査しながら照射する。
【0003】感光ドラム9の表面は帯電ローラ8により
一様に帯電された後、上述のレーザ光の照射を受ける。
感光ドラム9の表面のうち、レーザ光が照射された箇所
は、電荷が減衰し、レーザ光が照射されない箇所は、電
荷が残留するので、レーザダイオード4のオン・オフに
対応した静電潜像が感光ドラム9上に形成される。
【0004】次いで、感光ドラム9の矢印R9方向への
回転に伴い、現像器10により回転する現像スリーブ1
0a上の現像剤(トナー)が静電潜像に応じて付与さ
れ、感光ドラム9に顕像(トナー画像)が得られる。
【0005】一方、給紙カセット12から給紙ローラ1
1で1枚ずつ取り出された記録材としての転写紙は、レ
ジスタローラ13によりタイミングを合わせて、感光ド
ラム9と転写ローラ9との間の転写ニップ部に搬入され
る。顕像は、転写ローラ14により転写紙上に転写され
る。転写紙上に転写された顕像は、定着器15により定
着される。そして、転写工程終了後、感光ドラム9に残
留している残留トナーをクリーナ16により除去して、
次の画像形成プロセスに入る。
【0006】このように構成された画像形成装置におけ
る帯電工程、露光工程、現像工程および転写工程などに
使用される各種機器は、プリントスタート信号の発信に
伴って図10に示すシーケンスチャートに基づき作動す
る。
【0007】感光ドラム9は、プリントスタート信号
の発信とともに回転を開始し、所要枚数のプリント終了
後に回転を停止する(図10(1)参照)。
【0008】帯電ローラ8は、プリントスタート信号
の発信とともに帯電を開始し、感光ドラム9の回転停止
に先立って帯電を停止する(図10(3)参照)。
【0009】レーザダイオード4は、感光ドラム9上
の帯電電位が安定する所定の前処理時間Aを経過後に、
画像信号に応じて発光を開始する(図10(4)参
照)。
【0010】現像器10は、レーザダイオード4によ
り書き込まれた感光ドラム9上の潜像部分に応じて駆動
されるが、所定電位に帯電している感光ドラム9に対向
している状態では常に駆動されていてもよい(図10
(5)参照)。
【0011】転写ローラ14は、感光ドラム9の回転
スタートとともに回転し、前処理時間Aにおいて所定の
電流値で定電流制御が行われる。そのときの電圧値を検
出し、転写ニップ部内への転写紙の搬入に対応して、検
出電圧値を元に算出した最適転写電圧が定電圧で印加さ
れる(図10(6)参照)。
【0012】このような作動タイミングにおいて、レー
ザダイオード4は、プリントスタートの発信とともに書
き込みをスタートさせないようにしている。すなわち、
前処理時間Aにおいて、帯電電位を安定化させるため
に、感光ドラム9は少なくとも1回転以上のアイドリン
グが必要であるためである。具体的には、接触帯電方式
の帯電ローラ8は、表面電位が0V、若しくはそれに近
い状態の感光ドラム9を一度、帯電させるだけでは完全
な暗部電位を得ることができず、30V〜40V位感光
ドラム9の帯電電位が低くなるため、画像書き込み前に
感光ドラム9は少なくとも二度、帯電ローラ8を通過さ
せる必要がある。
【0013】また、画像書き込み前には転写ローラ14
に定電流を通電し、最適な転写電圧値を算出しなければ
ならないため、前処理時間Aにはそのための必要時間も
考慮されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置においては、レーザダイオード4により書
き込まれた画像パターンが次の感光ドラム9の1回転に
よって形成されるトナー画像上に残像として現れるとい
う問題がある。この現象は、いわゆるゴーストと呼ばれ
るもので、点灯部と非点灯部とがはっきりと分かれた画
像パターン、例えば白地の背景色に20mm角の黒色正方
形が描かれている画像の下に、比較的低密度のハーフト
ーンを微小ドットで構成した画像が形成されている場合
によく目立って現れる。
【0015】これはレーザ光が照射された感光ドラム9
の光導電層内に電荷が滞留し、電荷の移動が行われづら
くなることにより、その部分が再度帯電されてレーザ光
が照射された場合に、この潜像形成部分と他の潜像形成
部分とに電位差が生じることが原因であると考えられて
いる。
【0016】この問題の解決のため、従来から、画像の
書き込み前に感光ドラム9の全周にレーザ光を照射さ
せ、電荷を滞留させておくことで潜像の電位差を生じさ
せないようにする方法が知られている。
【0017】しかし、この方法を用いた場合、画像の書
き込み前に感光ドラム9の全周の帯電電位が明部電位ま
で降下するため、次に画像形成させるために一度、帯電
させただけでは、感光ドラム9の表面電位を完全に暗部
電位まで回復させることができず、このような状態のま
ま画像形成を行わせると、暗部電位まで感光ドラム9の
表面電位が回復していない部分は、濃度が他よりも高く
なってしまうという問題がある。
【0018】この時の感光ドラム9の表面電位は、図1
1(2)に示すようになる。
【0019】この場合、VD は画像の書き込みが行われ
る正規の帯電電位(暗部電位)、VL はVD 上をレーザ
露光し、電荷を減衰させることで得られる電位(明部電
位)、VDLはVL に降下した感光ドラム9の表面電位部
分を、帯電ローラ8を一度、通すことで得られる帯電電
位である。すなわち、帯電電位においてVDL<VD とな
るため、当然VDLの明部電位はVL の明部電位よりも低
くなり、この部分で濃度が高くなってしまうという問題
を有する。
【0020】この問題を回避するために、画像の書き込
み前にレーザ光が照射される感光ドラム9を二度、帯電
ローラ8を通過するようにシーケンスを組めば良いが、
このようなシーケンスにすると、ファーストプリント時
間が長くなるという新たな問題が生じる。
【0021】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、画像情報の書き込み前の露光に
よりゴーストの発生を抑えるとともに、この前処理時露
光に起因する画像上の濃度ムラをファーストプリントに
影響を与えずに低減させるようにした画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の発明に係る画像形成装置は、像担持体を一様
に帯電させる帯電手段と、電気信号化した画像情報を光
信号に変換して前記像担持体への画像情報の書き込みに
より潜像を形成する画像露光手段と、前記像担持体上の
潜像を現像剤により現像する現像手段と、現像したトナ
ー画像を記録材に転写する転写手段と、を備え、前記画
像露光手段、帯電手段および現像手段のそれぞれを制御
して画像形成を行うようにしたものであって、前記像担
持体への画像情報の書き込み開始前後あるいは連続する
画像形成の間に、前記画像露光手段を点灯させて前記像
担持体を露光させ、この点灯により該担持体の露光され
た領域の明部電位が前記画像情報の書き込み時の明部電
位よりも高くなるように前記画像露光手段を駆動する制
御手段を設けたことを特徴とする。
【0023】第2の発明に係る画像形成装置は、像担持
体を一様に帯電させる帯電手段と、電気信号化した画像
情報を光信号に変換して前記像担持体への画像情報の書
き込みにより潜像を形成する画像露光手段と、前記像担
持体上の潜像を現像剤により現像する現像手段と、現像
したトナー画像を記録材に転写する転写手段と、を備
え、前記画像露光手段、帯電手段および現像手段のそれ
ぞれを制御して画像形成を行うようにしたものであっ
て、前記像担持体への画像情報の書き込み開始前後ある
いは連続する画像形成の間に、前記画像露光手段を点灯
させて前記像担持体を露光させるとともに、この点灯に
より電位が降下した前記像担持体の領域とそれ以外の領
域とで帯電条件を変化させる制御手段を設けたことを特
徴とする。
【0024】第3の発明に係る画像形成装置は、像担持
体を一様に帯電させる帯電手段と、電気信号化した画像
情報を光信号に変換して前記像担持体への画像情報の書
き込みにより潜像を形成する画像露光手段と、前記像担
持体上の潜像を現像剤により現像する現像手段と、現像
したトナー画像を記録材に転写する転写手段と、を備
え、前記画像露光手段、帯電手段および現像手段のそれ
ぞれを制御して画像形成を行うようにしたものであっ
て、前記像担持体への画像情報の書き込み開始前後ある
いは連続する画像形成の間に、前記画像露光手段を点灯
させる場合に、前の印字開始信号から次の印字開始信号
までの時間を計測する計時手段と、該計時手段による計
測時間が所定時間よりも短い場合に、前記画像情報の書
き込み開始後に前記画像露光手段を点灯させる制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0025】[作用]上記の構成に基づいて、第1の発
明は、画像情報の書き込みを行う光源を利用して、画像
情報の書き込み開始前後、あるいは連続する画像形成の
間に露光を行う。この際に、像担持体の明部電位を画像
情報の書き込み時の明部電位よりも高くなるように制御
することで、前記像担持体を一度の帯電で正規の暗部電
位まで帯電させる。これにより、画像情報の書き込みが
原因となる画像上の濃度ムラを低減することが可能にな
る。
【0026】第2の発明は、画像情報の書き込み開始前
後、あるいは連続する画像形成の間に像担持体を露光す
る。そして、露光後に像担持体に対する帯電条件を変化
させるように制御することで、前記像担持体を一度の帯
電で正規の暗部電位まで帯電させる。
【0027】第3の発明は、前回の画像形成による画像
情報の書き込みを終了してから、像担持体の画像情報の
書き込みを行わない時間が短い場合には、画像情報の書
き込み開始前後、あるいは連続する画像形成の間の露光
を行わないようにする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は本発明に係る画像形成装置
の第1の実施の形態を示す概略構成図、図2は図1の画
像形成装置の主要機器の動作を示すシーケンスチャート
である。
【0029】図1において、18はホストコンピュー
タ、1はインターフェイスコントローラ、2は制御手段
としてのエンジンコントローラ(以下、単に「コントロ
ーラ」という)、3はレーザ駆動回路、4はレーザダイ
オード、5はポリゴンミラー、6はfθレンズ、7は反
射ミラー、8は帯電ローラ、9は感光ドラム、10は現
像スリーブ10aを有する現像器、11は給紙ローラ、
12は給紙カセット、13はレジスタローラ、14は転
写ローラ、15は定着器、16はクリーナ、17はコリ
メータレンズである。
【0030】図2の(2)には、レーザ駆動回路3およ
びレーザダイオード4を備えた画像露光手段としてのレ
ーザ露光部による露光に基づいて変化する感光ドラム9
の表面電位が示されている。
【0031】なお、VD は正規の暗部電位、VL はVD
に帯電した感光ドラム9上を通常のレーザ光により画像
情報の書き込みにより得られる明部電位、VDLはVL
で電位が降下した感光ドラム9の部分を再度帯電して得
られる帯電電位、VLHはVD に帯電した感光ドラム9上
を通常より弱いレーザ光により露光(弱露光)して得ら
れる明部電位、VDHはVLHを再帯電して得られる帯電電
位である。
【0032】この場合の電位の大小関係は、図2の
(2)に示すように、VL <VLH<VDL<VDH≦VD
なる。
【0033】次に、コントローラ2の機能について説明
する。
【0034】コントローラ2は、レーザダイオード4に
よる感光ドラム9への画像情報の書き込みをプリントス
タート信号の発信後、感光ドラム9が少なくとも1回転
以上の回転を行う前処理時間Aの経過後に行うように制
御する。また、レーザダイオード4は前処理時間Aにお
いて、感光ドラム9を弱露光(前処理時露光)する。こ
の場合、レーザダイオード4による発光は、画像情報を
書き込む際の出力よりも弱い一定の出力である。
【0035】一方、コントローラ2は、画像情報の書き
込み前に弱露光された感光ドラム9の前処理時露光部の
後端が現像位置を通過するまでは現像器10を現像させ
ないように、例えば現像バイアス電圧を印加させない非
現像状態にしたり、現像スリーブ10aを離間させたり
して現像不能状態にする。そして、コントローラ2は、
感光ドラム9の画像情報の書き込み領域に応じて、現像
バイアス電圧を印加させる現像状態にしたり、現像スリ
ーブ10aを感光ドラム9に接近させたりする。
【0036】また、コントローラ2は、転写ローラ14
に印加する電圧を制御する。すなわち、コントローラ2
は、画像情報の書き込み前の弱露光により明部電位VLH
になっている感光ドラム9の領域が転写ニップ部に位置
する間は転写ローラ14には画像転写時と比べ、非常に
僅かな電流しか流れないようにする。例えば、コントロ
ーラ2は、弱露光開始前に転写ローラ14を定電流制御
し、最適転写電圧値を検出し、この最適転写電圧値の半
分の電圧を感光ドラム9の弱露光領域に対して印加した
り、あるいは印加電圧を0Vにしたりする。もちろん、
コントローラ2は、感光ドラム9の弱露光領域が転写ニ
ップ部を通過後に定電流制御を行うようにしてもよい。
【0037】このような制御を行う理由は、画像転写に
必要な電流が、感光ドラム9の画像情報の書き込み領域
に対して直接流れると、感光ドラム9上にプラスメモリ
を生じさせるおそれがあるためである。
【0038】感光ドラム9上の弱露光領域が転写ニップ
部に到達し、転写紙が転写ニップ部に搬入されるのに対
応して転写ローラ14には定電流制御によって算出され
た最適な転写電圧が印加され、トナー画像の転写紙への
転写が行われる。
【0039】上述のようにコントローラ2が、画像情報
の書き込み前に感光ドラム9を全周露光するようにレー
ザダイオード4を制御することで感光ドラム9の光導電
層内に滞留する電荷を一様にし、ゴーストの発生を抑え
ることができる。この際、感光ドラム9への露光を画像
情報の書き込み時よりも弱い出力(レーザ光)で行うの
で、感光ドラム9の明部電位VLHは、画像情報の書き込
み時の明部電位VL よりも高くなる。
【0040】すなわち、露光後の再帯電で得られる暗部
電位VDHは、正規の暗部電位VD に近くなるため、前処
理時露光に起因する濃度ムラが低減される。さらに、弱
露光時のレーザダイオード4の出力を適正化すること
で、感光ドラム9の露光領域を一度の再帯電で正規の暗
部電位VD にすることができ、このときには濃度ムラを
完全になくすことができる。
【0041】
【実施例】次に、上記の効果を確認するための実験結果
を以下に記す。
【0042】まず、画像情報の書き込み前では、直径3
0mmの有機半導体(OPC)の感光ドラム9を周速47
mm/sec で回転させ、−700Vの暗部電位を得るよう
にした。また、レーザダイオード4は、波長780nm、
定格5mWのものを用い、前処理時間Aを3.2sec と
して、レーザダイオード4は、感光ドラム9の前処理時
露光部を0.8mWの出力により発光する。これにより
感光ドラム9の表面には0.1μJ/cm2 の露光量が与
えられ、感光ドラム9の表面電位が−450Vとなるよ
うにした。
【0043】また、画像情報の書き込み時では、レーザ
ダイオード4は、4.0mWの出力により発光し、感光
ドラム9の表面には0.5μJ/cm2 の露光量を与え
て、明部電位−70Vを得るようにした。この場合、現
像器10に対して前処理時露光時には0Vの現像バイア
スを印加し、画像情報の書き込み時には、ピーク間電圧
PPが1600Vの交流電圧に−500Vの直流電圧を
重畳したバイアス電圧を印加する。また、現像器10に
は負極性の電荷を持つ一成分現像剤を用い、いわゆるジ
ャンピング現像方式による現像を行った。
【0044】転写ローラ14には、前処理時に感光ドラ
ム9の露光領域に電流を流さず、転写電圧を0Vとし、
転写ニップ部を転写紙が通過するときに、1.6μAの
定電流制御により定まった転写電圧を印加した。なお、
この実験例に用いられる転写紙には、秤量60g/m2
のものを使用した。
【0045】以上の条件で、画像形成のサンプリングを
行った結果、「ゴースト」の発生は見られず、しかも感
光ドラム9は、一度の帯電により正規の暗部電位である
−700V近傍まで立ち上がり、濃度ムラの発生もなか
った。
【0046】なお、上記実験例では、一枚の画像形成時
の画像情報の書き込み前でのみ露光を行ったが、連続す
る画像形成の間に露光を行っても同様の結果が得られ
る。その場合は、画像形成の間の時間を感光ドラム9が
1回転以上できる時間とし、例えば直径30mmの感光ド
ラム9が周速47mm/sec で回転している画像形成装置
では、約20sec 以上にすれば良い。また、弱露光をプ
リント終了後の後回転中にも行うようにすると、次回の
画像形成時の画質はさらに良好なものとなる。〈第2の
実施の形態〉本実施の形態は第1の実施の形態と同様に
画像情報の書き込み前の露光においてレーザダイオード
4の点灯を行っているが、この際のレーザダイオード4
の出力は画像情報の書き込み時と同じパワーで、図3に
示すような矩形波状の細かいオン・オフ制御を行う。
【0047】この結果、前処理時露光での感光ドラム9
の表面への露光量は、実質的に図示破線で示されるよう
に弱められることになる。このように構成することによ
って、レーザダイオード4の出力を変化させることなし
に第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
この場合、より一層、高い効果を得るためには、レーザ
ダイオード4のオン・オフ制御をより細かく行う必要が
ある。理想的には、画像形成装置の解像度の最小ドット
内でレーザダイオード4のオン・オフ制御はされるべき
であり、例えば600dpiの解像度を持つ画像形成装
置であるならば、レーザ光の主走査方向に対して感光ド
ラム9の約0.0423mmの範囲内で少なくとも1回ず
つオン・オフすべきである。もちろん、1ドット内での
オン・オフは1回に限らず、レーザダイオード4やレー
ザ駆動回路3の能力次第でいくらでも多くすることが可
能である。また、感光ドラム9の表面への露光量は図3
のオン・オフの比を変えることでより最適な値に設定で
きることはいうまでもない。
【0048】さらに、レーザダイオード4のオン・オフ
制御に加えて、前処理の露光時のみ、ポリゴンミラー5
の回転速度を速くしたり、あるいは遅くしたりして露光
量の調整を行うようにしてもよい。このようにすること
により、ゴーストや濃度ムラの防止に対してさらに高い
効果が得られる。 〈第3の実施の形態〉図4は第3の実施の形態を示すシ
ーケンスチャートである。
【0049】本実施の形態は第1、第2の実施の形態と
は異なり、画像情報の書き込み前のレーザダイオード4
による感光ドラム9の表面への露光量は画像情報の書き
込み時の露光量と等しく、コントローラ2は、前処理時
におけるレーザ露光に対応する感光ドラム9の表面への
帯電電位を通常の暗部電位よりも高くすることで(図4
の(3)VDS参照)、前処理時露光でのレーザ露光後の
明部電位が通常の明部電位よりも高くなるようにしてい
る。そのため、図4の(3)に示すように前処理時のレ
ーザ露光を開始する感光ドラム9の先端部が帯電ローラ
8に到達した時点から感光ドラム9の1回転分の帯電ロ
ーラ8に印加する直流電圧値を高くする。このときの印
加電圧値は感光ドラム9の感度やレーザの波長などによ
って適宜選択できるが、基本的にはレーザ露光に対して
L +(VD −VDL)以上の明部電位となる帯電電位が
得られるようにすればよい。この帯電電位は図4中にV
DSと表現しているが、感光ドラム9やレーザダイオード
4の特性で変わるものである。また、レーザ露光後の明
部電位はVD を超えないようにする。
【0050】以上のように構成することにより、レーザ
ダイオード4の出力を切り替えずに、ゴーストの発生を
抑えつつ濃度ムラを防止することができる。 〈第4の実施の形態〉図5は第4の実施の形態を示すシ
ーケンスチャートである。
【0051】本実施の形態では、前処理時のレーザダイ
オード4の露光量と画像情報の書き込み時の露光量とを
等しくし、露光された感光ドラム9の表面電位が一度の
帯電で正規の暗部電位になるように、コントローラ2
は、露光後の感光ドラム9の1回転分の画像情報の書き
込みにより明部電位になった領域に対して帯電ローラ8
に印加する直流電圧の値を高くする(図5(3)参
照)。
【0052】このときの印加電圧値は、通常の帯電電位
D 、この暗部電位VD を露光して得られる明部電位V
L 、明部電位VL から一度の再帯電で得られる暗部電位
DLに対してVD +(VD −VDL)である。上記のよう
に帯電電圧を印加すれば、感光ドラム9の帯電電位に電
位差ができないため濃度ムラの発生が起こらない。 〈第5の実施の形態〉図6は、第5の実施の形態を示す
シーケンスチャート、図7および図8は、そのフローチ
ャートである。
【0053】図6において、プリントスタート信号の入
力開始後、計時手段としてのタイマTMをスタートさせ
る。1枚目のプリントにおいて、図6(3)に示す期間
Aにレーザダイオード4により感光ドラム9を露光す
る。そして、次の画像情報の書き込み開始時が、連続プ
リント設定時間t1(sec )よりも短い場合には、コン
トローラ2は、レーザダイオード4による感光ドラム9
の露光を行わない期間Bの制御を行う。なお、このコン
トローラ2による制御は、タイマTMが印字プロセス終
了か否かにかかわらず、連続プリント設定時間t1(se
c )よりも短い場合には、レーザダイオード4による感
光ドラム9の露光を行わない。
【0054】図7は、プリント開始待機処理におけるタ
イマTMの監視についてのフローチャート、また図8
は、印字前プロセス制御処理についてのフローチャート
である。以下にこれら両フローチャートについて説明す
る。
【0055】図7のプリント開始待機処理において、S
20でプリント開始フラグを監視し、クリアされている
時点でS21へ移る。S21はタイマTMが、計測した
時間があらかじめ設定されている連続プリント設定時間
t1(sec )よりも長い場合には、S22で1枚目フラ
グをセットするとともに、タイマTMの計測をストップ
し、S23へジャンプする。タイマTMの計測時間が設
定時間t1よりも短い場合にはS23へジャンプし、プ
リント開始信号を待機する。S23でプリント開始信号
を受け付けない間はS21へ戻り、タイマTMの監視を
続ける。S23でプリント開始信号を受け付けると、S
24へ移りプリントスタートフラグをセットし、S25
で連続プリント監視タイマTMを0スタートしてS20
へ戻る。
【0056】図8の印字前プロセス制御処理において、
S26でプリント開始フラグがセットされている時点
で、S27へ移り、1枚目フラグを判断する。S27で
1枚目フラグがセットならば、S28において、前述し
た実施の形態で説明した弱露光処理(印字前露光処理)
を行う。印字前露光処理が終了すると、S29で1枚目
のフラグをクリアする。またS27で1枚目フラグがク
リアならば、S28およびS29の処理を行わないで、
S30へジャンプする。そして、S30では、通常の印
字プロセス制御を行い、印字プロセスの所定のタイミン
グでプリント開始フラグをクリアする。
【0057】上述したように、画像情報の書き込み前に
感光ドラム9を弱露光してゴーストの発生を抑える制御
を、必要な1枚目のみについて行い、前ページのプリン
ト開始からの次ページのプリント開始までの時間が短い
ならば、画像情報の書き込み前に感光ドラム9の露光を
行わないで、ファーストプリントを短縮する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、制御手段は、画像情報の書き込み前の像担持体上へ
の露光量を画像情報の書き込み時の露光量よりも低くす
るようにしたので、前記像担持体を一度の帯電で正規の
暗部電位まで帯電して、画像情報の書き込み前の露光に
よりゴーストの発生を抑えるとともに、露光が原因の濃
度ムラをなくすことができる。
【0059】また、第2の発明によれば、前処理時露光
後の画像情報の書き込み前に、像担持体の帯電電位をあ
らかじめ高く制御するようにしたので、前記像担持体を
一度の帯電で正規の暗部電位まで帯電でき、画像情報の
書き込み前の露光によりゴーストの発生をなくし、露光
が原因の濃度ムラをなくすことができる。
【0060】さらに、第3の発明によれば、前回の画像
形成による画像情報の書き込みを終了した後、像担持体
の画像情報の書き込みを行わない時間が短い場合には、
画像情報の書き込み前に像担持体の露光を行わないよう
にしたので、ファーストプリント時間を短縮させること
ができる。これによってレーザダイオードの寿命を伸ば
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態
を示す概略構成図である。
【図2】同上の第1の実施の形態を説明するシーケンス
チャートである。
【図3】同じく第2の実施の形態のレーザの点灯状態を
説明する図である。
【図4】同じく第3の実施の形態を説明するシーケンス
チャートである。
【図5】同じく第4の実施の形態を説明するシーケンス
チャートである。
【図6】同じく第5の実施の形態を説明するシーケンス
チャートである。
【図7】同上の制御動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】同上の制御動作を説明するフローチャートであ
る。
【図9】従来の画像形成装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【図10】図9の画像形成装置の動作を説明するシーケ
ンスチャートである。
【図11】同じく図9の動作を説明するシーケンスチャ
ートである。
【符号の説明】
2 制御手段(エンジンコントローラ) 3 画像露光手段(レーザ駆動回路) 4 画像露光手段(レーザダイオード) 8 帯電手段(帯電ローラ) 9 像担持体(感光ドラム) 10 現像手段(現像器) 13 転写手段(転写ローラ) TM 計時手段(タイマ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を一様に帯電させる帯電手段
    と、電気信号化した画像情報を光信号に変換して前記像
    担持体への画像情報の書き込みにより潜像を形成する画
    像露光手段と、前記像担持体上の潜像を現像剤により現
    像する現像手段と、現像したトナー画像を記録材に転写
    する転写手段と、を備え、前記画像露光手段、帯電手段
    および現像手段のそれぞれを制御して画像形成を行うよ
    うにした画像形成装置において、 前記像担持体への画像情報の書き込み開始前後あるいは
    連続する画像形成の間に、前記画像露光手段を点灯させ
    て前記像担持体を露光させ、この点灯により該像担持体
    の露光された領域の明部電位が前記画像情報の書き込み
    時の明部電位よりも高くなるように前記画像露光手段を
    駆動する制御手段を設けた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体を一様に帯電させる帯電手段
    と、電気信号化した画像情報を光信号に変換して前記像
    担持体への画像情報の書き込みにより潜像を形成する画
    像露光手段と、前記像担持体上の潜像を現像剤により現
    像する現像手段と、現像したトナー画像を記録材に転写
    する転写手段と、を備え、前記画像露光手段、帯電手段
    および現像手段のそれぞれを制御して画像形成を行うよ
    うにした画像形成装置において、 前記像担持体への画像情報の書き込み開始前後あるいは
    連続する画像形成の間に、前記画像露光手段を点灯させ
    て前記像担持体を露光させるとともに、この点灯により
    電位が降下した前記像担持体の領域とそれ以外の領域と
    で帯電条件を変化させる制御手段を設けた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体を一様に帯電させる帯電手段
    と、電気信号化した画像情報を光信号に変換して前記像
    担持体への画像情報の書き込みにより潜像を形成する画
    像露光手段と、前記像担持体上の潜像を現像剤により現
    像する現像手段と、現像したトナー画像を記録材に転写
    する転写手段と、を備え、前記画像露光手段、帯電手段
    および現像手段のそれぞれを制御して画像形成を行うよ
    うにした画像形成装置において、 前記像担持体への画像情報の書き込み開始前後あるいは
    連続する画像形成の間に、前記画像露光手段を点灯させ
    る場合に、前の印字開始信号から次の印字開始信号まで
    の時間を計測する計時手段と、 該計時手段による計測時間が所定時間よりも短い場合
    に、前記画像情報の書き込み開始前に前記画像露光手段
    を点灯させないように制御する制御手段とを備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
JP7244826A 1995-09-22 1995-09-22 画像形成装置 Pending JPH0990682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013195834A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法

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JP2013195834A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法

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