JPH0990945A - パラメータ出力方法 - Google Patents

パラメータ出力方法

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JPH0990945A
JPH0990945A JP7242598A JP24259895A JPH0990945A JP H0990945 A JPH0990945 A JP H0990945A JP 7242598 A JP7242598 A JP 7242598A JP 24259895 A JP24259895 A JP 24259895A JP H0990945 A JPH0990945 A JP H0990945A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音源装置を設定するパラメータを出力する場
合に、そのデータ量を減少できるようにする。 【解決手段】 デフォルト値の設定状態から、変更され
たパラメータのみをシステムエクスクルーシブ電文(差
分ダンプ電文)に編集して出力する。変更箇所が少ない
場合には、これにより、全パラメータをバルクダンプ電
文で出力する場合に比べてデータ量を少なくすることが
できる。また、変更箇所が多い場合には、個別に差分ダ
ンプ電文に編集する場合と、全パラメータをバルクダン
プ電文で出力する場合とを比較し、差分ダンプ電文を複
数作ったほうがデータ量が少ない場合には、そのように
してパラメータを出力し、1つのバルクダンプ電文にし
たほうがデータ量が少ない場合には、そのようにしてパ
ラメータを出力する。これにより、常時最小のデータ量
でパラメータを出力することがてきる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動作を規定する
パラメータの出力を効率的に行うことができるパラメー
タ出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在実用化されている音源装置などの電
子楽器は、複数のパラメータによってその動作が規定さ
れる。音源装置を立ち上げると、デフォルト値(初期設
定値)のパラメータが自動的に設定されるため、このま
ま演奏データ(ノートオンデータなど)を入力すれば楽
音は発音されるが、音源装置の機能を高度に活用してよ
り良い楽音を合成しようとする場合には、必要に応じて
パラメータを個々にエディットして所望の音色・効果の
楽音が発音されるように設定する。自動演奏の場合に
は、自動演奏データの先頭にパラメータを書き込んでお
き、このパラメータを音源装置に送信したのち、ノート
オンデータなどの演奏データを送信して所望の楽音を合
成する。
【0003】このため、自動演奏データ作成時には、所
望の音色・効果が得られるよう音源装置をセットアップ
するため、自動演奏データの先頭にパラメータが書き込
まれるが、所望の音色は、音源装置のパラメータを実際
にエディットして発音させてみて得られるものであるた
め、自動演奏データには所望の音色が得られたとき音源
装置に記憶されているパラメータが書き込まれることに
なる。
【0004】この音源装置に記憶されている音色パラメ
ータを自動演奏データに書き込む方式としては以下の2
とおりの方式があった。第1の方式は、バルクダンプで
音源装置内部の全パラメータを読み出して、これを自動
演奏データの先頭にコピーして書き込む方式であり、第
2の方式は、デフォルト値をエディット(変更)したパ
ラメータとその値を覚えておいてそのパラメータの変更
値を自動演奏データに手操作で書き込む方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在の音源モ
ジュールは極めて高機能化しており、パラメータの数は
数キロバイトになる。このため、第1のバルクダンプ方
式では、パラメータのダンプに時間が掛かるうえ、自動
演奏データのデータ量も大きくなる欠点があった。さら
に、自動演奏スタート時には、このバルクデータを音源
装置に送信して音源装置をセットアップするため、自動
演奏をスタートしたのち実際に楽音が発音されるまでの
待ち時間が長くかかり効率的ではなかった。
【0006】また、第2の手操作で打ち込む方式では、
多くのパラメータをエディットした場合には打ち込みに
非常に手間が掛かり、間違いが発生しやすいという欠点
があった。
【0007】この発明は、デフォルト状態からの変更点
のみをダンプするようにしたことにより、効率的にパラ
メータダンプをすることができるパラメータ出力方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、複数のパラメータを記憶しており、このパラメー
タの出力命令が入力されたとき、初期設定値から変更さ
れているパラメータのみを個別のデータに編集して出力
することを特徴とする。
【0009】この出願の請求項2の発明は、複数のパラ
メータを記憶しており、このパラメータの出力命令が入
力されたとき、初期設定値から変更されている複数のパ
ラメータを含む一連のパラメータ群を1つのデータに編
集して出力することを特徴とする。
【0010】この出願の請求項3の発明は、複数のパラ
メータを記憶しており、このパラメータの出力命令が入
力されたとき、初期設定値から変更されている複数のパ
ラメータのうち、一定の間隔以内で連続しているもの毎
に1つのデータを編集し、編集された1または複数のデ
ータを出力することを特徴とする。
【0011】図面を参照して上記発明について説明す
る。音源モジュールのダンプ処理を例にとって説明する
と、初期設定値であるデフォルト値を変更し、この変更
内容を外部に記憶するときこのダンプ処理が実行され
る。図1(A)において、上段をデフォルト値、下段を
デフォルト値に対してユーザが変更を加えたパラメータ
値であるとする。この例では、ユーザはアドレス1とア
ドレス5のデータのみを書き換えている。
【0012】従来のバルクダンプ処理では、同図(D)
に示すように、変更されたパラメータが2個だけでも全
データをダンプしていた。この例では10バイトしか図
示していないが、実際の音源モジュールのパラメータは
数キロバイトになるため、ダンプデータも同様に数キロ
バイトの大きさになっていた。
【0013】なお、MIDIフォーマットにおいて、パ
ラメータをダンプする場合にはシステムエクスクルーシ
ブデータの形式が用いられ、システムエクスクルーシブ
データは、十数バイトのヘッダ、データ本体、および、
フッタであるF7のコードから構成される。
【0014】これに対して、請求項1の発明では、同図
(B)ように、ユーザの変更箇所のみをダンプデータ
(システムエクスクルーシブデータ)として編集する。
すなわち、複数の変更箇所がある場合には複数のダンプ
データを編集するようにしている。したがって、同図
(A)の場合には、アドレス1のデータをダンプするた
めのダンプデータおよびアドレス5をダンプするための
ダンプデータの2つを編集する。各ダンプデータは10
数バイトのヘッダ,2バイトのアドレスデータ,1バイ
トのパラメータ本体,1バイトのフッタで構成され、2
0バイト以下のデータ量であるため、2つのダンプデー
タであっても30バイト以下のデータ量ですむことにな
る。以下、この方式、すなわち、ユーザ変更箇所毎にダ
ンプデータを作成する方式を差分ダンプ(タイプ1)と
いう。
【0015】ところで、上記差分ダンプでは、デフォル
ト値のパラメータからユーザの変更箇所が多い場合、変
更された個々のパラメータについてヘッダ,フッタが必
要となり、データ量の節約をそれほど実現できなくな
る。
【0016】そこで、請求項2の発明では、近くのアド
レスに複数の変更箇所がある場合に、これらを1つのダ
ンプデータに編集することによってヘッダサイズを節約
するようにした。この方式を差分ダンプ(タイプ2)と
いう。同図(A)の例において、アドレス01のパラメ
ータとアドレス05のパラメータの間には3つのパラメ
ータ(3バイト)が挟まっているが、これを1つのダン
プデータに編集した場合、ダンプデータのヘッダサイズ
を10バイトと仮定すると、ヘッダ+アドレス+データ
本体+フッタ(10+2+5+1)の18バイトのデー
タ量になる。これに対して上記差分ダンプ(タイプ1)
の方式、すなわち、各変更箇所毎に個別にダンプデータ
を作成する方式では、14バイト×2の28バイトが必
要になることから、差分ダンプ(タイプ2)の方式によ
れば差分ダンプ(タイプ1)の方式に比して10バイト
のデータ量の節約が実現できたことになる。
【0017】これを一般的に考察すると、ヘッダ+フッ
タ+アドレスデータのバイトサイズ(上記例では13バ
イト)以内に変更箇所が2つ以上ある場合には、最初の
変更箇所を開始点として連続アドレスで同時に複数のデ
ータを出力するダンプデータを構成することにより、全
体のデータ量をより少なくすることができる。
【0018】そこで請求項3の発明では、同図(E)に
示すように、13バイト以内の間隔で変更箇所が連続す
る場合には、それらを1つのダンプデータにまとめ、変
更箇所が13バイト以上離れている部分毎にダンプデー
タを区切って編集することにより、全体として最もデー
タ量を少なくすることができる。このように、差分ダン
プを行う場合にタイプ1の差分ダンプを行うか、タイプ
2の差分ダンプを行うか、また、タイプ2の差分ダンプ
を行う場合にはどこで区切るかを、変更箇所の間隔によ
りデータ量の少ないほうに決定する方式をAIダンプと
いう。
【0019】
【発明の実施の形態】図2はこの発明が適用される自動
演奏システムの構成を示す図である。この実施形態では
音源モジュール3がパーソナルコンピュータ1に対して
パラメータをダンプする。パーソナルコンピュータ1に
はMIDIインタフェース2が接続されており、MID
Iインタフェース2のMIDI IN端子,MIDI
OUT端子には音源モジュール3が接続され、この音源
モジュールのMIDI TRU端子には、MIDIコン
トローラであるキーボード4が接続されている。
【0020】パーソナルコンピュータ1には自動演奏デ
ータの記録・編集および実行を行うシーケンスプログラ
ムが搭載されている。シーケンスプログラムは、キーボ
ード4から入力されるMIDIデータなどを自動演奏デ
ータに編集して記録する機能や、記録された自動演奏デ
ータをタイムクロックに合わせて順次音源モジュール3
に出力する自動演奏機能を備えている。音源モジュール
3は、自動演奏データ(MIDIデータ)が入力される
とそのデータに対応する楽音信号を合成・出力する。
【0021】図3(A)は前記音源モジュール3のブロ
ック図である。MIDIインタフェース10はコントロ
ーラ11に接続されている。このコントローラ11はマ
イクロコンピュータで構成されており、音源モジュール
と他の機器とのデータ送受信や楽音合成部15の動作制
御などを行う。コントローラ11には、前記MIDIイ
ンタフェース10のほか、楽音合成部15の動作を規定
するパラメータを記憶するパラメータレジスタ13、前
記パラメータのデフォルト値を記憶したROM12、楽
音合成部15の楽音合成動作を制御する演奏実行データ
が記憶される演奏データバッファ14および操作パネル
17が接続されている。パラメータレジスタ13および
演奏データバッファ14は楽音合成部15に接続されて
いる。楽音合成部15はPCM方式の楽音合成用LSI
で構成されており、波形メモリ16を接続している。波
形メモリ16には複数音色の楽音波形データが記憶され
ている。
【0022】電源オン時やオールリセットコマンドが入
力されたとき、パラメータレジスタ13にROM12に
記憶されているデフォルト値がセットされる。パラメー
タレジスタ13には同図(B)に示すようにPANやエ
フェクトなどの各種パラメータが記憶される。また、M
IDIインタフェース10からパラメータチェンジデー
タが入力されたとき、または、操作パネル17から変更
値が入力されたときパラメータレジスタ13の内容が書
き換えられる。
【0023】さらに、MIDIインタフェース10また
は操作パネル17からパラメータダンプコマンドが入力
されるとパラメータレジスタ13に記憶されている内容
がMIDIインタフェース10を介して外部に出力され
る。このパラメータダンプは上述したAIダンプの方式
で行われる。
【0024】なお、自動演奏時において、演奏データバ
ッファ14にノートオンデータが書き込まれると、楽音
合成部15は、パラメータレジスタ13に記憶されてい
る音色番号(プログラムナンバ)で指定される楽音波形
データを読み出すことによって基本的な楽音波形信号を
合成する。さらに、楽音合成部15はパラメータレジス
タ13からパラメータを読み出して前記基本的な楽音波
形信号を加工して最終的な楽音信号を形成する。楽音合
成部15が形成した楽音信号はオーディオ出力端子18
から出力される。
【0025】図4,図5は、前記音源モジュール3の動
作を示すフローチャートである。音源モジュール3は、
前記パラメータレジスタ13および演奏データバッファ
14をバッテリバックアップしておらず、電源がオフさ
れると記憶内容が全てクリアされてしまう。
【0026】このため、電源オン時には、図4(A)に
示すように、コントローラ11はROM12から全パラ
メータのデフォルト値を読み込み、パラメータレジスタ
13にセットする(s1)。
【0027】次に同図(B)において、音源モジュール
3の動作中はMIDIインタフェース10のバッファお
よび操作パネル17のバッファを常時スキャンし(s1
0,s12)、バッファにデータが記憶されている場合
には(s11,s13)、このデータがオールデータリ
セットを指示するコマンドであるか(s14)、楽音合
成部の動作を規定するパラメータの変更値であるか(s
16)、演奏実行データであるか(s18)を判断す
る。オールデータリセットコマンドの場合にはs14か
らs15に進み、パラメータレジスタ13,演奏データ
バッファ14をクリアするとともに、ROM12からデ
フォルト値を読み出してパラメータレジスタ13にセッ
トする。また、パラメータの変更値の場合には、その変
更値をパラメータレジスタ13の対応するエリアに記憶
する(s17)。演奏実行データであった場合には、演
奏データバッファ14にその演奏データをセットする
(s19)。バッファの内容がこれら以外のものであっ
た場合には、その内容に対応する処理を実行する。この
対応処理には図5で説明するパラメータダンプ処理が含
まれる。
【0028】図5は、パラメータダンプ処理を示すフロ
ーチャートである。パーソナルコンピュータ1または操
作パネル17からパラメータダンプコマンドが入力され
ると(s30)、以下の動作を実行する。まず、パラメ
ータレジスタ13の内容とROM12の内容(デフォル
ト値)とを比較して変更箇所を抽出する(s31)。各
変更箇所のアドレス間隔に基づいて差分ダンプのダンプ
電文種類とそれを編集する分割箇所を決定する(s3
2)。この分割箇所およびダンプ電文種類の決定は図1
(E)に示すように、ヘッダ+フッタ+アドレスデータ
のバイト数以内の間隔で連続するパラメータは同一のダ
ンプデータとして編集するようにし、それ以上の間隔が
離れているパラメータは別のダンプデータとして編集す
るように分割すればよい。分割された変更箇所をそれぞ
れダンプデータの電文に編集する(s33)。1つの変
更箇所のみのものはタイプ1のダンプデータに編集し、
2個以上の変更箇所を含むものはその間の変更されてい
ないパラメータも含めてタイプ2のダンプデータに編集
する。また、変更箇所が極めて多いなどの場合には、最
もデータ量が少ない電文形式として従来のバルクダンプ
データが選択される場合もある。この編集されたデータ
をMIDIインタフェース10を介して外部に出力する
(s34)。
【0029】なお、上記s31ではパラメータレジスタ
31の内容とROM12の内容を比較して変更箇所を抽
出しているが、オールデータリセット後の変更履歴を記
憶しておくようにすれば、その履歴がそのまま変更箇所
の抽出データとなる。
【0030】図6はパーソナルコンピュータ1が前記音
源モジュール3からパラメータをダンプするときの動作
を示すフローチャートである。まず、音源モジュール3
に対してパラメータダンプの要求(パラメータダンプコ
マンド)を送信する(s40)。音源モジュール3はこ
の要求に対して図5の動作を実行してパラメータを送信
する。パーソナルコンピュータ1は、このダンプパラメ
ータを受信する(s41)。そして、そのとき記録して
いる自動演奏データ(シーケンスデータ)先頭にこのダ
ンプデータを書き込む(s42)。この書き込みは、各
MIDIチャンネル(トラック)別に各トラックの先頭
に書き込むようにしてもよく、別に音源設定用のトラッ
クを作成しておいて、そのトラックに全てのダンプデー
タを書き込むようにしてもよい。これにより、音源モジ
ュール3を設定するパラメータを自動演奏データの先頭
に書き込む場合でも、最も少ないデータ量でパラメータ
をダンプすることができるため、自動演奏データのデー
タ量を少なく抑えることができる。
【0031】そして、このダンプデータは自動演奏スタ
ート時に演奏データに先立って音源モジュール3に送信
される。音源モジュール3は、パーソナルコンピュータ
1から受信したダンプデータを解読し、バルクダンプデ
ータであるか、タイプ1の差分ダンプデータであるかタ
イプ2の差分ダンプデータであるかを判断する。この判
断に基づいて受信したデータをパラメータレジスタ13
の所定エリアに書き込む。これにより、少ないデータ量
で音源モジュール3のパラメータ設定をすることができ
るため、自動演奏スタート時のパラメータ設定に要する
時間を短くすることができる。なお、自動演奏スタート
時に必ず、オールデータリセットコマンドを送信するよ
うにしておけば、音源モジュール3が電源オンののち使
用されていた場合でも、デフォルト状態からのセットア
ップが可能になる。
【0032】図7は前記パーソナルコンピュータ1に記
憶される自動演奏データの構成を示す図である。自動演
奏データは、複数トラックからなり、各トラックは、そ
れぞれ別のMIDIチャンネルに対応している。各トラ
ックにはそれぞれ個別の演奏実行データが書き込まれて
いる。演奏実行データは、楽音を発音・消音するための
ノートオンイベントデータやノートオフイベントデータ
などのいわゆるチャンネルデータで構成される。一方、
自動演奏データには演奏実行データに先立って音源モジ
ュール3をセットアップするための音源設定データが書
き込まれている。この音源設定データは、音源モジュー
ルの楽音合成部の動作を規定するパラメータからなって
おり、音源モジュール3からダンプしたパラメータを再
度音源モジュール3に返送して設定を行うためのデータ
である。
【0033】同図(A)の自動演奏データでは、各トラ
ックの先頭に各トラック(MIDIチャンネル)毎の音
源設定データが書き込まれている。また、同図(B)の
自動演奏データでは、複数の自動演奏トラックとは別に
全トラックの音源設定データのみを記憶する音源設定ト
ラックを設けている。いずれの方式であっても、実際の
自動演奏がスタートするまえに、全ての音源設定データ
(音源パラメータ)を音源に送信することによって、音
源モジュール3を自動演奏記録時の状態に設定する。
【0034】なお、この実施形態において音源モジュー
ル3は、波形メモリから楽音波形データを読み出すこと
によって楽音信号を形成するPCM方式の音源であった
が、パラメータに基づく演算によって楽音信号を形成す
る音源(例えば、FM音源や物理モデル音源(特開平2
−293898号公報参照))の場合には、1つのMID
Iデータ(プログラムチェンジデータ)によって、楽音
信号形成に関わる多数のパラメータが書き換えられる。
このような場合には、パラメータを階層化し、デフォル
トのプログラム(音色)ナンバとそのとき設定されてい
るプログラムナンバとを比較し、これが異なる場合には
まず、このプログラムナンバを差分ダンプ(プログラム
チェンジメッセージとして送信)する。そして、このプ
ログラムナンバでロードされる楽音信号形成用パラメー
タをデフォルト値としてこれらのパラメータの値を検査
し、これと異なるもののみを差分ダンプする。これによ
り、1つのパラメータが他のパラメータを呼び出す機能
を有する場合でも、最小のデータ量にすることができ
る。なお、この方式でダンプされたパラメータを音源モ
ジュールにロードする場合には、まずプログラムチェン
ジデータを送信したのち、差分ダンプデータを送信すれ
ばよい。なお、この階層方式は、プログラムチェンジデ
ータに限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
パラメータを出力するときに、初期設定値から変更され
たもののみを個別にデータに編集して出力するようにし
た(タイプ1差分ダンプ)。これにより、少ないデータ
量のダンプ処理を行うことができる。このダンプデータ
を、この音源装置のパラメータを初期設定値にイニシャ
ライズしたのちに入力することにより、いつでもこのダ
ンプデータの設定にすることができる。これにより、従
来の全パラメータをダンプしていた場合に比して、デー
タ量を少なく、そしてダンプ,設定に要する時間を短く
することができる。
【0036】また、請求項1の発明によれば、パラメー
タを出力するときに、初期設定値から変更された複数の
パラメータを1つのデータに編集して出力するようにし
た(タイプ2差分ダンプ)。これにより、多くのパラメ
ータが変更されている場合に少ないデータ量のダンプ処
理を行うことができる。
【0037】さらに、請求項3の発明によれば、パラメ
ータを出力するときに、変更されたパラメータ毎にタイ
プ1の差分ダンプで出力するかタイプ2の差分ダンプで
出力するかを判断し、データ量の少ないほうで出力する
ようにしたことにより、パラメータの変更がどのように
行われている場合であっても最小のデータ量でパラメー
タを出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパラメータ転送方法を説明する図
【図2】この発明が適用されるDTMシステムの構成を
示す図
【図3】同DTMシステムで用いられる音源モジュール
を説明する図
【図4】同音源モジュールの動作を示すフローチャート
【図5】同音源モジュールのパラメータ出力動作を示す
フローチャート
【図6】前記DPMシステムに用いられるパーソナルコ
ンピュータの動作を示すフローチャート
【図7】同DTMシステムで用いられる自動演奏データ
の一例を示す図
【符号の説明】
1−パーソナルコンピュータ、2−音源モジュール、1
1−コントローラ、12−ROM、13−パラメータレ
ジスタ、15−楽音合成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパラメータを記憶しており、この
    パラメータの出力命令が入力されたとき、初期設定値か
    ら変更されているパラメータのみを個別のデータに編集
    して出力することを特徴とするパラメータ出力方法。
  2. 【請求項2】 複数のパラメータを記憶しており、この
    パラメータの出力命令が入力されたとき、初期設定値か
    ら変更されている複数のパラメータを含む一連のパラメ
    ータ群を1つのデータに編集して出力することを特徴と
    するパラメータ出力方法。
  3. 【請求項3】 複数のパラメータを記憶しており、この
    パラメータの出力命令が入力されたとき、初期設定値か
    ら変更されている複数のパラメータのうち、一定の間隔
    以内で連続しているもの毎に1つのデータを編集し、編
    集された1または複数のデータを出力することを特徴と
    するパラメータ出力方法。
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