JPH0992902A - 圧電トランス - Google Patents
圧電トランスInfo
- Publication number
- JPH0992902A JPH0992902A JP7244730A JP24473095A JPH0992902A JP H0992902 A JPH0992902 A JP H0992902A JP 7244730 A JP7244730 A JP 7244730A JP 24473095 A JP24473095 A JP 24473095A JP H0992902 A JPH0992902 A JP H0992902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric plate
- piezoelectric
- exterior resin
- piezoelectric transformer
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 38
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 38
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 3
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 3
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920006332 epoxy adhesive Polymers 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外装樹脂で被覆することにより、圧電板を外部
と隔離して取り扱いを容易にした小形で良好な特性の安
価な圧電トランスを提供する。 【解決手段】入力電極2、2及び出力電極3が形成され
た圧電板1の一方主面側に弾性を有する支持部材11が
取り付けられ、圧電板1は支持部材11及び空洞14を
隔てて外装樹脂13で被覆され、入力電極2、2、出力
電極3に接続されたリード線6、リード端子等の外部端
子は外装樹脂13で支持、固定され外部に引き出されて
いる。
と隔離して取り扱いを容易にした小形で良好な特性の安
価な圧電トランスを提供する。 【解決手段】入力電極2、2及び出力電極3が形成され
た圧電板1の一方主面側に弾性を有する支持部材11が
取り付けられ、圧電板1は支持部材11及び空洞14を
隔てて外装樹脂13で被覆され、入力電極2、2、出力
電極3に接続されたリード線6、リード端子等の外部端
子は外装樹脂13で支持、固定され外部に引き出されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
のバックライト用インバータ等に用いられる圧電トラン
スに関し、詳しくは、外装樹脂で被覆する構造に関す
る。
のバックライト用インバータ等に用いられる圧電トラン
スに関し、詳しくは、外装樹脂で被覆する構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の圧電トランスは、例えば図7に
示すように、矩形平板上の圧電性セラミックスからなる
圧電板1の長さ方向の片側半部の両主面に入力電極2、
2が形成され、他方側の長さ方向の端面に出力電極3が
形成され、矢印で示すように、入力側となる入力電極
2、2が形成された部分は厚み方向に分極され、出力側
となる他方側は長さ方向に分極されている。
示すように、矩形平板上の圧電性セラミックスからなる
圧電板1の長さ方向の片側半部の両主面に入力電極2、
2が形成され、他方側の長さ方向の端面に出力電極3が
形成され、矢印で示すように、入力側となる入力電極
2、2が形成された部分は厚み方向に分極され、出力側
となる他方側は長さ方向に分極されている。
【0003】入力電極2、2のノード点に対応する位置
には入力側配線4、4が接続され、出力電極3には出力
側配線5が接続されて構成されている。一方の入力側配
線4は入出力の共通端(アース)となる。
には入力側配線4、4が接続され、出力電極3には出力
側配線5が接続されて構成されている。一方の入力側配
線4は入出力の共通端(アース)となる。
【0004】そして、入力電極2、2間に入力側配線を
通じて入力電圧を印加し、圧電効果と逆圧電効果の作用
により、出力電極3に生じた昇圧された出力電圧が出力
側配線5を通じて取り出される。各配線4、5として
は、リード線、リード端子等の外部端子が用いられ、入
力電極2及び出力電極3にはんだ等により接続される。
通じて入力電圧を印加し、圧電効果と逆圧電効果の作用
により、出力電極3に生じた昇圧された出力電圧が出力
側配線5を通じて取り出される。各配線4、5として
は、リード線、リード端子等の外部端子が用いられ、入
力電極2及び出力電極3にはんだ等により接続される。
【0005】この圧電トランスは、λ/2モードと呼ば
れる基本(1次)振動モードを用いたものであり、その
振動は長さ方向の1/2(λ/4)のところで振動変位
がゼロとなるいわゆるノード点となり、両端部で最大変
位となっている。
れる基本(1次)振動モードを用いたものであり、その
振動は長さ方向の1/2(λ/4)のところで振動変位
がゼロとなるいわゆるノード点となり、両端部で最大変
位となっている。
【0006】通常、この種の圧電トランスはλ/2の整
数倍の縦振動モードを用いて構成され、2次以上の縦振
動モードを利用した場合は、長さ方向の各λ/2の区間
の中央部にノード点が生じ、両端部及び端部から各λ/
2の位置で最大変位となり、入力電極は長さ方向の一端
部からλ/2の区間に形成される。
数倍の縦振動モードを用いて構成され、2次以上の縦振
動モードを利用した場合は、長さ方向の各λ/2の区間
の中央部にノード点が生じ、両端部及び端部から各λ/
2の位置で最大変位となり、入力電極は長さ方向の一端
部からλ/2の区間に形成される。
【0007】このような圧電トランスでは、振動をでき
るだけ妨げないように変位が最小となるノード点に対応
する位置で支持するのが望ましく、また、入出力用の電
気的接続もノード点で接続するのが望ましい。
るだけ妨げないように変位が最小となるノード点に対応
する位置で支持するのが望ましく、また、入出力用の電
気的接続もノード点で接続するのが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、圧電ト
ランスは圧電板全体の振動を利用したものであり、しか
も振動変位は大きく、従来、そのパッケージ方法とし
て、できるだけ振動を抑圧しないようにノード点での支
持を工夫しケース内に収納する等の方法が検討されてい
るが、支持方法が複雑であったりケースを用いる等のた
め、コスト、大きさなど、実用化には問題があった。
ランスは圧電板全体の振動を利用したものであり、しか
も振動変位は大きく、従来、そのパッケージ方法とし
て、できるだけ振動を抑圧しないようにノード点での支
持を工夫しケース内に収納する等の方法が検討されてい
るが、支持方法が複雑であったりケースを用いる等のた
め、コスト、大きさなど、実用化には問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、振動を抑圧する
ことなく容易に圧電板を外部と隔離することができ、よ
って、取り扱い容易にした小形で良好な特性の安価な圧
電トランスを提供することにある。
ことなく容易に圧電板を外部と隔離することができ、よ
って、取り扱い容易にした小形で良好な特性の安価な圧
電トランスを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、入力電極及び出力電極が形
成された圧電板と、前記入力電極または出力電極に接続
された入出力用の外部端子を備え、前記圧電板の全面が
弾性を有する支持部材で覆われ、前記支持部材が外装樹
脂で被覆され、前記外部端子が前記外装樹脂から引き出
されていることを特徴とするものである。
に、請求項1に係る発明は、入力電極及び出力電極が形
成された圧電板と、前記入力電極または出力電極に接続
された入出力用の外部端子を備え、前記圧電板の全面が
弾性を有する支持部材で覆われ、前記支持部材が外装樹
脂で被覆され、前記外部端子が前記外装樹脂から引き出
されていることを特徴とするものである。
【0011】請求項2に係る発明は、入力電極及び出力
電極が形成された圧電板と、前記入力電極または出力電
極に接続された入出力用の外部端子を備え、前記圧電板
の一部に弾性を有する支持部材が取り付けられ、前記圧
電板が空洞及び前記支持部材を隔てて外装樹脂で被覆さ
れ、前記外部端子が前記外装樹脂から引き出されている
ことを特徴とするものである。
電極が形成された圧電板と、前記入力電極または出力電
極に接続された入出力用の外部端子を備え、前記圧電板
の一部に弾性を有する支持部材が取り付けられ、前記圧
電板が空洞及び前記支持部材を隔てて外装樹脂で被覆さ
れ、前記外部端子が前記外装樹脂から引き出されている
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
圧電トランスにおいて、前記圧電板のノード点に対応す
る位置に弾性を有する支持部材が取り付けられているこ
とを特徴とするものである。
圧電トランスにおいて、前記圧電板のノード点に対応す
る位置に弾性を有する支持部材が取り付けられているこ
とを特徴とするものである。
【0013】上記の構成によれば、振動体である圧電板
は弾性を有する支持部材または弾性を有する支持部材と
空洞を隔てて外装樹脂で被覆されており、圧電板の振動
を抑圧することなく外部と隔離され、かつ安価に製造す
ることができる。
は弾性を有する支持部材または弾性を有する支持部材と
空洞を隔てて外装樹脂で被覆されており、圧電板の振動
を抑圧することなく外部と隔離され、かつ安価に製造す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施例を示す
図面に基づいて説明する。以下の図において、従来の技
術で説明したものについては同一符号を付し、その説明
を省略する。
図面に基づいて説明する。以下の図において、従来の技
術で説明したものについては同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0015】本発明の第1実施例に係る圧電トランスの
構造を図1及び図2に示す。図1は外観斜視図であり、
図2は図1のX−X線断面図である。
構造を図1及び図2に示す。図1は外観斜視図であり、
図2は図1のX−X線断面図である。
【0016】本実施例の圧電トランスは、図1及び図2
に示すように、圧電板1の入力電極2、2及び出力電極
3にそれぞれ外部端子としてリード線6がはんだ付けさ
れて接続され、圧電板1の全面が弾性を有する支持部材
11で覆われ、支持部材11が外装樹脂13で被覆さ
れ、リード線6は外装樹脂13で支持、固定されるとと
もに外部に引き出されて構成されている。つまり、振動
体である圧電板1は弾性を有する支持部材11を介して
外装樹脂13内に収納された構成となっている。本実施
例の圧電トランスは基本振動モードを用いたものであ
り、入力電極2、2に接続されるリード線6はノード点
に対応する圧電板1の長さ方向の略中央部に取り付けら
れている。
に示すように、圧電板1の入力電極2、2及び出力電極
3にそれぞれ外部端子としてリード線6がはんだ付けさ
れて接続され、圧電板1の全面が弾性を有する支持部材
11で覆われ、支持部材11が外装樹脂13で被覆さ
れ、リード線6は外装樹脂13で支持、固定されるとと
もに外部に引き出されて構成されている。つまり、振動
体である圧電板1は弾性を有する支持部材11を介して
外装樹脂13内に収納された構成となっている。本実施
例の圧電トランスは基本振動モードを用いたものであ
り、入力電極2、2に接続されるリード線6はノード点
に対応する圧電板1の長さ方向の略中央部に取り付けら
れている。
【0017】支持部材11としては、硬化後もゲル状の
状態を保つゲル状のシリコン系接着剤、ゲル状のエポキ
シ系接着剤等の圧電板1の振動を抑圧しない材料が用い
られている。
状態を保つゲル状のシリコン系接着剤、ゲル状のエポキ
シ系接着剤等の圧電板1の振動を抑圧しない材料が用い
られている。
【0018】外装樹脂13は、圧電板1を外部と隔離し
外部から加わる衝撃や湿気等から圧電板1を保護するた
めのものであり、エポキシ系樹脂等の機械的強度の強い
材料が用いられている。支持部材11及び外装樹脂13
はディッピング等の方法により形成される。
外部から加わる衝撃や湿気等から圧電板1を保護するた
めのものであり、エポキシ系樹脂等の機械的強度の強い
材料が用いられている。支持部材11及び外装樹脂13
はディッピング等の方法により形成される。
【0019】この構成においては、圧電板は外装樹脂で
被覆されて外部から隔離されているので、取扱いの容易
な部品とすることができるとともに、圧電板を覆う支持
部材は振動を抑圧しない材料が用いられているので、振
動の抑圧は低減され昇圧比等の特性の低下を大幅に低減
されている。
被覆されて外部から隔離されているので、取扱いの容易
な部品とすることができるとともに、圧電板を覆う支持
部材は振動を抑圧しない材料が用いられているので、振
動の抑圧は低減され昇圧比等の特性の低下を大幅に低減
されている。
【0020】また、支持部材及び外装樹脂はディッピン
グ等の簡易な方法で形成することができ、例えばケース
内に収納する方法、構造に比べ、その材料コスト及び製
造コストを大幅に低減することができる。
グ等の簡易な方法で形成することができ、例えばケース
内に収納する方法、構造に比べ、その材料コスト及び製
造コストを大幅に低減することができる。
【0021】本発明の第2実施例に係る2次振動モード
を用いた圧電トランスの断面図を図3に示す。
を用いた圧電トランスの断面図を図3に示す。
【0022】本実施例の圧電トランスでは、圧電板1の
一方主面側に圧電板1の四方端面からはみ出すように弾
性を有する支持部材11が接着され、圧電板1は支持部
材11及び空洞14を隔てて外装樹脂13で被覆されて
構成されている。図示しないが、各リード線6は外装樹
脂13で固定され外部に引き出されている。つまり、圧
電板1は支持部材11で外装樹脂13に支持固定され、
圧電板1と外装樹脂13の間であって支持部材11を除
く部分には空洞14が形成された構造となっている。本
実施例では2次振動モードを用いているので、各リード
線6は入力電極2、2の略中央部となるノード点に対応
する位置で接続されている。
一方主面側に圧電板1の四方端面からはみ出すように弾
性を有する支持部材11が接着され、圧電板1は支持部
材11及び空洞14を隔てて外装樹脂13で被覆されて
構成されている。図示しないが、各リード線6は外装樹
脂13で固定され外部に引き出されている。つまり、圧
電板1は支持部材11で外装樹脂13に支持固定され、
圧電板1と外装樹脂13の間であって支持部材11を除
く部分には空洞14が形成された構造となっている。本
実施例では2次振動モードを用いているので、各リード
線6は入力電極2、2の略中央部となるノード点に対応
する位置で接続されている。
【0023】支持部材11は、第1実施例と同様にゲル
状の接着剤が用いられ、離型剤を介してある程度の厚み
で塗布または流入された前記接着剤の上に圧電板1を載
置する、あるいは圧電板1の上にディスペンサ等で塗布
することにより、圧電板1に取り付けられる。
状の接着剤が用いられ、離型剤を介してある程度の厚み
で塗布または流入された前記接着剤の上に圧電板1を載
置する、あるいは圧電板1の上にディスペンサ等で塗布
することにより、圧電板1に取り付けられる。
【0024】空洞14は、図4に示すように、圧電板1
の支持部材11が取り付けられた以外の部分にワックス
等の空洞形成剤12を塗布し、支持部材11及び空洞形
成剤12を覆うように外装樹脂13をディップした後、
外装樹脂13を100〜200℃の温度で焼付、硬化さ
せて形成されている。すなわち、空洞形成剤12は外装
樹脂13の焼付、硬化の際に融解、昇華して外装樹脂1
3に吸収され、空洞形成剤12が付着していた部分に空
洞14が形成される。
の支持部材11が取り付けられた以外の部分にワックス
等の空洞形成剤12を塗布し、支持部材11及び空洞形
成剤12を覆うように外装樹脂13をディップした後、
外装樹脂13を100〜200℃の温度で焼付、硬化さ
せて形成されている。すなわち、空洞形成剤12は外装
樹脂13の焼付、硬化の際に融解、昇華して外装樹脂1
3に吸収され、空洞形成剤12が付着していた部分に空
洞14が形成される。
【0025】この構成においては、支持部材11が取り
付けられた以外の部分に空洞が形成されているので、さ
らに振動の抑圧が小さくなり、第1実施例に示した構造
よりも、より大きな昇圧比を得ることができる。
付けられた以外の部分に空洞が形成されているので、さ
らに振動の抑圧が小さくなり、第1実施例に示した構造
よりも、より大きな昇圧比を得ることができる。
【0026】なお、上記各実施例では単板の圧電トラン
スで図示及び説明しているが、多層圧電板を用い各層の
入力電極を端面で交互に接続した積層構成の圧電トラン
スでも同様の構成にできることは勿論である。
スで図示及び説明しているが、多層圧電板を用い各層の
入力電極を端面で交互に接続した積層構成の圧電トラン
スでも同様の構成にできることは勿論である。
【0027】次に、圧電板をスポンジ上に置いただけの
フリーな状態と上記各構成での昇圧比の測定結果を表1
及び表2に示す。表1は単板構成の圧電トランス、表2
は5層構成の圧電トランスでの昇圧比を示し、1次モー
ド及び2次モードで負荷抵抗を11MΩ、100KΩと
した場合の実験結果である。針入度が100程度のゲル
状のシリコンゴムを用いて支持部材を形成したものであ
る
フリーな状態と上記各構成での昇圧比の測定結果を表1
及び表2に示す。表1は単板構成の圧電トランス、表2
は5層構成の圧電トランスでの昇圧比を示し、1次モー
ド及び2次モードで負荷抵抗を11MΩ、100KΩと
した場合の実験結果である。針入度が100程度のゲル
状のシリコンゴムを用いて支持部材を形成したものであ
る
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】表1及び表2に示すように、最も昇圧比が
低下する1次モードにおけるゲル状シリコンゴム/外装
樹脂の場合(第1実施例の構成)でも、昇圧比の低下は
11dBであり、実用上使用できるレベルとなってい
る。空洞が形成された第2実施例の構成では、その昇圧
比の最大の低下は4dBであり、第1実施例の構成のも
の比べ振動の抑圧が大幅に低減されていることが分か
る。
低下する1次モードにおけるゲル状シリコンゴム/外装
樹脂の場合(第1実施例の構成)でも、昇圧比の低下は
11dBであり、実用上使用できるレベルとなってい
る。空洞が形成された第2実施例の構成では、その昇圧
比の最大の低下は4dBであり、第1実施例の構成のも
の比べ振動の抑圧が大幅に低減されていることが分か
る。
【0031】次に、本発明の第3実施例に係る2次振動
モードを用いた圧電トランスの断面図を図5に示す。
モードを用いた圧電トランスの断面図を図5に示す。
【0032】本実施例の圧電トランスでは、圧電板1の
長さ方向のノード点に対応する2箇所であって、それぞ
れの位置に圧電板1の全周に亘って弾性を有する支持部
材11が塗布、接着され、圧電板1は支持部材11及び
空洞14を隔てて外装樹脂13で被覆されて構成されて
いる。図示しないが、各リード線6は外装樹脂13で固
定され外部に引き出されている。つまり、圧電板1はノ
ード点近傍で支持部材11により外装樹脂13に支持固
定されるとともに、圧電板1と外装樹脂13の間であっ
て支持部材11を除く部分には空洞14が形成された構
造となっている。空洞14は第2実施例で説明した方法
により形成されている。
長さ方向のノード点に対応する2箇所であって、それぞ
れの位置に圧電板1の全周に亘って弾性を有する支持部
材11が塗布、接着され、圧電板1は支持部材11及び
空洞14を隔てて外装樹脂13で被覆されて構成されて
いる。図示しないが、各リード線6は外装樹脂13で固
定され外部に引き出されている。つまり、圧電板1はノ
ード点近傍で支持部材11により外装樹脂13に支持固
定されるとともに、圧電板1と外装樹脂13の間であっ
て支持部材11を除く部分には空洞14が形成された構
造となっている。空洞14は第2実施例で説明した方法
により形成されている。
【0033】この構成においては、支持部材11は圧電
板1のノード点に対応する位置にのみ設けられており、
かつ空洞14の部分が多くなっているので、圧電板1の
振動の抑圧はさらに低減され、より大きな昇圧比を得る
ことができる。また、ノード点に対応する位置での支持
であり、支持部材として、前記ゲル状接着剤のみならず
低硬度のシリコン系またはエポキシ系の樹脂接着剤また
はリング状に成形された低硬度のシリコンゴムを用いる
こともできる。
板1のノード点に対応する位置にのみ設けられており、
かつ空洞14の部分が多くなっているので、圧電板1の
振動の抑圧はさらに低減され、より大きな昇圧比を得る
ことができる。また、ノード点に対応する位置での支持
であり、支持部材として、前記ゲル状接着剤のみならず
低硬度のシリコン系またはエポキシ系の樹脂接着剤また
はリング状に成形された低硬度のシリコンゴムを用いる
こともできる。
【0034】上記各実施例では、入出力の外部端子とし
てリード線を用い、出力電極は端面に形成されたもので
説明したがこれに限るものではない。
てリード線を用い、出力電極は端面に形成されたもので
説明したがこれに限るものではない。
【0035】図6は本発明の第4実施例に係る圧電トラ
ンスの外観斜視図である。この圧電トランスは、3次振
動モードを用いたものであり、長さ3λ/2の圧電板1
の長さ方向の一方端部からλ/2の区間に入力電極2、
2が形成され、他方端部からλ/4のノード点に対応す
る位置に帯状の出力電極3が全周に亘って形成されてい
る。外部端子はリード線6とリード端子7を接続したも
のが用いられ、各リード線6の接続部となる入力電極
2、2の中央部、出力電極3形成部は弾性を有する支持
部材11で覆われ、各リード端子7は外装樹脂13で固
定され外部に引き出されている。
ンスの外観斜視図である。この圧電トランスは、3次振
動モードを用いたものであり、長さ3λ/2の圧電板1
の長さ方向の一方端部からλ/2の区間に入力電極2、
2が形成され、他方端部からλ/4のノード点に対応す
る位置に帯状の出力電極3が全周に亘って形成されてい
る。外部端子はリード線6とリード端子7を接続したも
のが用いられ、各リード線6の接続部となる入力電極
2、2の中央部、出力電極3形成部は弾性を有する支持
部材11で覆われ、各リード端子7は外装樹脂13で固
定され外部に引き出されている。
【0036】なお、圧電板1の長さ方向の中央部のノー
ド点に対応する位置に支持部材を取り付けるようにして
もよい。また、外部端子はリード端子のみであってもよ
く、この場合は、振動が抑圧されないように圧電板に接
続される側の幅を細くしたり、はんだ付けしやすいよう
に先端部に曲げ加工等が施される。
ド点に対応する位置に支持部材を取り付けるようにして
もよい。また、外部端子はリード端子のみであってもよ
く、この場合は、振動が抑圧されないように圧電板に接
続される側の幅を細くしたり、はんだ付けしやすいよう
に先端部に曲げ加工等が施される。
【0037】この構成においては、出力側の外部端子も
ノード点で接続することができ、全ての支持及び電気的
接続をノード点に対応する位置で行うことができ、より
安定な支持と電気的接続を得ることができ、安定な特性
を得ることができる。また、リード端子が外部に引き出
されており、実装基板への挿入実装が可能となる。
ノード点で接続することができ、全ての支持及び電気的
接続をノード点に対応する位置で行うことができ、より
安定な支持と電気的接続を得ることができ、安定な特性
を得ることができる。また、リード端子が外部に引き出
されており、実装基板への挿入実装が可能となる。
【0038】図6に示す構成は、2次以上の振動モード
に適用することができる。また、1次振動モードにおい
ても、出力電極を図6に示すように出力側端部近傍に帯
状に形成することができる。
に適用することができる。また、1次振動モードにおい
ても、出力電極を図6に示すように出力側端部近傍に帯
状に形成することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る圧電
トランスによれば、圧電トランス本体である圧電板は弾
性を有する支持部材または弾性を有する支持部材と空洞
を隔てて外装樹脂で被覆されているので、取り扱いの容
易な部品とすることができるとともに、振動の抑圧は大
幅に低減され、昇圧比等の特性低下の小さな良好な特性
を実現することができる。
トランスによれば、圧電トランス本体である圧電板は弾
性を有する支持部材または弾性を有する支持部材と空洞
を隔てて外装樹脂で被覆されているので、取り扱いの容
易な部品とすることができるとともに、振動の抑圧は大
幅に低減され、昇圧比等の特性低下の小さな良好な特性
を実現することができる。
【0040】さらに、部品点数も少なく、かつ支持部材
及び外装樹脂はディッピング等の簡易な方法で形成する
ことができ、小形かつ安価に製造することができる。
及び外装樹脂はディッピング等の簡易な方法で形成する
ことができ、小形かつ安価に製造することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る圧電トランスの外観
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1に示す圧電トランスのX−X線断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施例に係る圧電トランスの断面
図である。
図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る圧電トランスの空洞
形成前の断面図である。
形成前の断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る圧電トランスの断面
図である。
図である。
【図6】本発明の第4実施例に係る圧電トランスの外観
斜視図である。
斜視図である。
【図7】一般的な圧電トランスの基本構成を説明する図
である。
である。
【符号の説明】 1 圧電板 2 入力電極 3 出力電極 6 リード線 7 リード端子 11 支持部材 12 空洞形成剤 13 外装樹脂 14 空洞
Claims (3)
- 【請求項1】 入力電極及び出力電極が形成された圧電
板と、前記入力電極または出力電極に接続された入出力
用の外部端子を備え、 前記圧電板の全面が弾性を有する支持部材で覆われ、前
記支持部材が外装樹脂で被覆され、前記外部端子が前記
外装樹脂から引き出されていることを特徴とする圧電ト
ランス。 - 【請求項2】 入力電極及び出力電極が形成された圧電
板と、前記入力電極または出力電極に接続された入出力
用の外部端子を備え、 前記圧電板の一部に弾性を有する支持部材が取り付けら
れ、前記圧電板が空洞及び前記支持部材を隔てて外装樹
脂で被覆され、前記外部端子が前記外装樹脂から引き出
されていることを特徴とする圧電トランス。 - 【請求項3】 前記圧電板のノード点に対応する位置に
弾性を有する支持部材が取り付けられていることを特徴
とする請求項2に記載の圧電トランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7244730A JPH0992902A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 圧電トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7244730A JPH0992902A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 圧電トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0992902A true JPH0992902A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17123047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7244730A Pending JPH0992902A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 圧電トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0992902A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005002998A1 (de) * | 2005-01-21 | 2006-08-10 | Epcos Ag | Piezoelektrischer Transformator |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP7244730A patent/JPH0992902A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005002998A1 (de) * | 2005-01-21 | 2006-08-10 | Epcos Ag | Piezoelektrischer Transformator |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6333589B1 (en) | Laminated piezoelectric transformer and method for manufacturing the same | |
| JPH0884043A (ja) | 複合電子部品およびその製造方法 | |
| JPH1012939A (ja) | 圧電トランスおよび圧電トランス電源 | |
| JP3079970B2 (ja) | 圧電トランス | |
| US4503350A (en) | Piezoelectric resonator device with a laminated structure | |
| JPH0992902A (ja) | 圧電トランス | |
| JPH09129941A (ja) | 圧電トランス | |
| JPH0832138A (ja) | 圧電振動子 | |
| JPS6244580Y2 (ja) | ||
| JPH02224515A (ja) | 圧電振動子及びその製造方法 | |
| US6856071B2 (en) | Piezoelectric transducer module having interconnected transducer units | |
| JPH0936453A (ja) | ケース付き圧電トランス | |
| JPS59128813A (ja) | 圧電振動子 | |
| JP3189109B2 (ja) | 圧電トランスの電極接続構造 | |
| JPH11354856A (ja) | 圧電トランス | |
| JPH0112423Y2 (ja) | ||
| JP2000114912A (ja) | 圧電部品 | |
| JPH09246618A (ja) | 圧電トランス | |
| JPH08116106A (ja) | ローゼン型圧電トランス及びその製造方法 | |
| JPS587701Y2 (ja) | アツデンロハキ | |
| JP2504980Y2 (ja) | 電子部品 | |
| JP2522889Y2 (ja) | フィルターコネクタ | |
| JP3705555B2 (ja) | 圧電トランス電源 | |
| JPH08139384A (ja) | 筒状圧電トランスの実装方法 | |
| JPH08125247A (ja) | 圧電トランスの実装方法 |