JPH0993096A - 比較器 - Google Patents
比較器Info
- Publication number
- JPH0993096A JPH0993096A JP7246311A JP24631195A JPH0993096A JP H0993096 A JPH0993096 A JP H0993096A JP 7246311 A JP7246311 A JP 7246311A JP 24631195 A JP24631195 A JP 24631195A JP H0993096 A JPH0993096 A JP H0993096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comparator
- operational amplifier
- capacitor
- circuit
- reference voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帰還回路内に強誘電体薄膜によるキャパシタ
を挿入した演算増幅回路を用いて、単純な構成でヒステ
リシス特性を有する比較器を実現する。また回路内に定
常的に流れる電流を削減し、消費電力の低減をはかる。 【解決手段】 比較器において該比較器の帰還回路にキ
ャパシタCfを挿入する。また該比較器の演算増幅器A
に強誘電体キャパシタCferroを通じて信号を入力す
る。これらの素子の挿入、置換により該比較器の動作に
強誘電体キャパシタCferroの特性を反映したヒステリ
シス特性を付与する。
を挿入した演算増幅回路を用いて、単純な構成でヒステ
リシス特性を有する比較器を実現する。また回路内に定
常的に流れる電流を削減し、消費電力の低減をはかる。 【解決手段】 比較器において該比較器の帰還回路にキ
ャパシタCfを挿入する。また該比較器の演算増幅器A
に強誘電体キャパシタCferroを通じて信号を入力す
る。これらの素子の挿入、置換により該比較器の動作に
強誘電体キャパシタCferroの特性を反映したヒステリ
シス特性を付与する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算増幅器を有す
る比較器に関する。
る比較器に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の使用に際し、しばしば
一定の閾値に対して信号電圧の大小を判定する必要が生
じる。しかしながら、実際には雑音や電源電圧の変動あ
るいは伝送経路による波形の歪みといった要因によって
信号電圧自身がわずかに振動しており、比較器を用いて
厳密な判定を行った場合、閾値近辺において判定値は極
めて不安定となる。このため、該比較器に正帰還をわず
かにかけることによってヒステリシス特性を付与し安定
な動作をはかっている。
一定の閾値に対して信号電圧の大小を判定する必要が生
じる。しかしながら、実際には雑音や電源電圧の変動あ
るいは伝送経路による波形の歪みといった要因によって
信号電圧自身がわずかに振動しており、比較器を用いて
厳密な判定を行った場合、閾値近辺において判定値は極
めて不安定となる。このため、該比較器に正帰還をわず
かにかけることによってヒステリシス特性を付与し安定
な動作をはかっている。
【0003】図3は、比較器に正帰還をかける回路手法
の従来例である。図3の回路においては入力信号(電圧
信号)Vinが、演算増幅器(差動増幅器)Aの反転入力
(−)に抵抗R1を介して入力され、また基準電圧Vre
fは前記演算増幅器Aの非反転入力(+)に抵抗R2を
介して入力される。また、この非反転入力(+)には、
出力Outが抵抗R4およびR5を接地点へ向けて流れ、
該抵抗R4およびR5の中間点に生じた電圧が抵抗R3
を介して正帰還される。
の従来例である。図3の回路においては入力信号(電圧
信号)Vinが、演算増幅器(差動増幅器)Aの反転入力
(−)に抵抗R1を介して入力され、また基準電圧Vre
fは前記演算増幅器Aの非反転入力(+)に抵抗R2を
介して入力される。また、この非反転入力(+)には、
出力Outが抵抗R4およびR5を接地点へ向けて流れ、
該抵抗R4およびR5の中間点に生じた電圧が抵抗R3
を介して正帰還される。
【0004】この回路においては、当初の入力信号Vin
の電圧が基準電圧Vrefより小さくなったならば、演算
増幅器Aがオンして出力があり、それにより抵抗R3を
介して非反転入力(+)へ入力される基準電圧Vrefを
持ち上げる。そして、入力信号Vinの電圧が、持ち上げ
られた基準電圧Vrefより大きくなったならば、比較器
Aがオフする。以上のようにして、入力電圧Vinに対す
る出力Outがヒステリシスを有する。
の電圧が基準電圧Vrefより小さくなったならば、演算
増幅器Aがオンして出力があり、それにより抵抗R3を
介して非反転入力(+)へ入力される基準電圧Vrefを
持ち上げる。そして、入力信号Vinの電圧が、持ち上げ
られた基準電圧Vrefより大きくなったならば、比較器
Aがオフする。以上のようにして、入力電圧Vinに対す
る出力Outがヒステリシスを有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記手
法は広く実用に供されているが、次の、の問題点が
ある。 その回路定数は回路の安定動作と判定の精度の両面
から検討されなければならず、回路を構成する素子数も
増大する。また基準電圧源、信号源の出力インピーダン
スも考慮しなければならないため集積化した際には、閾
値、判定のマージンの変更が容易ではない。
法は広く実用に供されているが、次の、の問題点が
ある。 その回路定数は回路の安定動作と判定の精度の両面
から検討されなければならず、回路を構成する素子数も
増大する。また基準電圧源、信号源の出力インピーダン
スも考慮しなければならないため集積化した際には、閾
値、判定のマージンの変更が容易ではない。
【0006】 さらに出力、基準電圧源から接地点に
向かって定常的に電流が流れ、該電流は省電力化の障害
となっている。特に出力は過渡的な動作をしている場合
以外はほぼ電源電圧に等しくなること、基準電圧源に対
する出力インピーダンスの要求を緩和できることを考え
た場合、該定常電流を削減する効果は大きい。以上説明
した2点のように、比較器を構成する素子数、省電力化
について現在使用に供されている回路は改善の余地があ
る。
向かって定常的に電流が流れ、該電流は省電力化の障害
となっている。特に出力は過渡的な動作をしている場合
以外はほぼ電源電圧に等しくなること、基準電圧源に対
する出力インピーダンスの要求を緩和できることを考え
た場合、該定常電流を削減する効果は大きい。以上説明
した2点のように、比較器を構成する素子数、省電力化
について現在使用に供されている回路は改善の余地があ
る。
【0007】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、少ない素子数で、特性の変更が容易
な、ヒステリシス特性を有する比較器を実現する比較器
を提供することを課題とする。また回路内に定常的に流
れる電流を削減し、消費電力を低減することができる比
較器を提供することを課題とする。
れたものであって、少ない素子数で、特性の変更が容易
な、ヒステリシス特性を有する比較器を実現する比較器
を提供することを課題とする。また回路内に定常的に流
れる電流を削減し、消費電力を低減することができる比
較器を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため次の構成を有する。請求項1の発明は、演算増
幅器を有する比較器において、演算増幅器の信号入力端
子に強誘電体キャパシタを接続したことを特徴とする比
較器である。
するため次の構成を有する。請求項1の発明は、演算増
幅器を有する比較器において、演算増幅器の信号入力端
子に強誘電体キャパシタを接続したことを特徴とする比
較器である。
【0009】請求項2の発明は、演算増幅器にキャパシ
タを通じた帰還回路を設けたことを特徴とする請求項1
に記載の比較器である。
タを通じた帰還回路を設けたことを特徴とする請求項1
に記載の比較器である。
【0010】請求項1の発明においては、演算増幅器の
入力端子に接続される強誘電体キャパシタから比較器を
構成し、強誘電体キャパシタが印加される電界によって
その静電容量を変化させることと履歴を持つことを利用
してヒステリシス特性を有し、かつ、安定な動作をする
比較器を実現する。
入力端子に接続される強誘電体キャパシタから比較器を
構成し、強誘電体キャパシタが印加される電界によって
その静電容量を変化させることと履歴を持つことを利用
してヒステリシス特性を有し、かつ、安定な動作をする
比較器を実現する。
【0011】また、請求項2の発明においては、演算増
幅器の帰還をキャパシタで行って、直流分が帰還されな
いようにすることにより、強誘電体キャパシタとあいま
って、回路内に定常的に流れる電流を削減し、消費電力
の低減を図ることができる。
幅器の帰還をキャパシタで行って、直流分が帰還されな
いようにすることにより、強誘電体キャパシタとあいま
って、回路内に定常的に流れる電流を削減し、消費電力
の低減を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。図1は実施形態に係る比較器の構
成を示す図である。
施の形態を説明する。図1は実施形態に係る比較器の構
成を示す図である。
【0013】図1に示すように比較器は演算増幅器(差
動増幅器)Aを有する。演算増幅器Aは入力インピーダ
ンスが高く、バイアス電流の少ないものが望ましい。符
号のCferroは強誘電体(例えば強誘電体薄膜を用いる
ことができる)からなるキャパシタであって、演算増幅
器Aの反転入力(−)端子に接続され、該キャパシタC
ferroを通じて入力信号Vinを該反転入力(−)端子に
与えるようになっている。またCfは通常のキャパシタ
による帰還コンデンサである。また、Vrefは比較の対
象となる基準電圧に接続されるものであって、前記演算
増幅器Aの非反転入力(+)端子に基準電圧を印加す
る。
動増幅器)Aを有する。演算増幅器Aは入力インピーダ
ンスが高く、バイアス電流の少ないものが望ましい。符
号のCferroは強誘電体(例えば強誘電体薄膜を用いる
ことができる)からなるキャパシタであって、演算増幅
器Aの反転入力(−)端子に接続され、該キャパシタC
ferroを通じて入力信号Vinを該反転入力(−)端子に
与えるようになっている。またCfは通常のキャパシタ
による帰還コンデンサである。また、Vrefは比較の対
象となる基準電圧に接続されるものであって、前記演算
増幅器Aの非反転入力(+)端子に基準電圧を印加す
る。
【0014】本構成は現在使用に供されている回路形式
の中では、比較器よりもむしろ反転増幅器に近い。しか
し帰還回路と入力信号が通過する素子にキャパシタを使
用している点、その一方が強誘電体キャパシタCferro
である点において本質的に異なる。
の中では、比較器よりもむしろ反転増幅器に近い。しか
し帰還回路と入力信号が通過する素子にキャパシタを使
用している点、その一方が強誘電体キャパシタCferro
である点において本質的に異なる。
【0015】一般的に強誘電体キャパシタCferroに印
加される電界E(任意単位)と蓄えられる電荷Q(任意
単位)を示すと図2のようになる。従って強誘電体キャ
パシタCferroは印加される電界Eが反転する前後、特
に反転した直後に静電容量が飛躍的に大きくなったよう
に作用する。強誘電体キャパシタCferroには、チタン
酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸ジルコ
ン酸鉛などの強誘電体を用いることができ、比誘電率の
大きい強誘電体を用いることが望ましい。さらに同じ強
誘電体でも、一層比誘電率の大きいほうが同じ面積で大
きな容量が得られる(例えば特開平6−204843
号、同5−89691号参照)。
加される電界E(任意単位)と蓄えられる電荷Q(任意
単位)を示すと図2のようになる。従って強誘電体キャ
パシタCferroは印加される電界Eが反転する前後、特
に反転した直後に静電容量が飛躍的に大きくなったよう
に作用する。強誘電体キャパシタCferroには、チタン
酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸ジルコ
ン酸鉛などの強誘電体を用いることができ、比誘電率の
大きい強誘電体を用いることが望ましい。さらに同じ強
誘電体でも、一層比誘電率の大きいほうが同じ面積で大
きな容量が得られる(例えば特開平6−204843
号、同5−89691号参照)。
【0016】この強誘電体キャパシタCferroを図1の
回路の比較器に適用する。入力信号Vinが基準電圧Vre
fより大きく、かつ、入力信号Vinと基準電圧Vrefが十
分に近接している場合、該比較器は反転増幅器として作
用し、演算増幅器Aの帰還の作用によって反転入力
(−)端子の電圧はほぼ基準電圧Vrefと等しくなる。
入力信号Vinが変動して入力信号Vinと基準電圧Vref
の大小関係が逆転した直後に強誘電体キャパシタCferr
oの静電容量は飛躍的に大きくなり、該比較器の増幅率
もこれに伴って増大する。そして、入力信号Vinが基準
電圧Vrefより小さく、かつ、入力信号Vinと基準電圧
Vrefが近接していない場合、該比較器は飽和し、出力
Outはほぼ電源電圧に等しい価をとる。ヒステリシス特
性は強誘電体キャパシタCferroと帰還キャパシタCfの
容量比と強誘電体キャパシタCferroの抗電界によって
のみ決定される。
回路の比較器に適用する。入力信号Vinが基準電圧Vre
fより大きく、かつ、入力信号Vinと基準電圧Vrefが十
分に近接している場合、該比較器は反転増幅器として作
用し、演算増幅器Aの帰還の作用によって反転入力
(−)端子の電圧はほぼ基準電圧Vrefと等しくなる。
入力信号Vinが変動して入力信号Vinと基準電圧Vref
の大小関係が逆転した直後に強誘電体キャパシタCferr
oの静電容量は飛躍的に大きくなり、該比較器の増幅率
もこれに伴って増大する。そして、入力信号Vinが基準
電圧Vrefより小さく、かつ、入力信号Vinと基準電圧
Vrefが近接していない場合、該比較器は飽和し、出力
Outはほぼ電源電圧に等しい価をとる。ヒステリシス特
性は強誘電体キャパシタCferroと帰還キャパシタCfの
容量比と強誘電体キャパシタCferroの抗電界によって
のみ決定される。
【0017】図1の比較器においては基準電圧Vrefの
電圧源は演算増幅器Aの非反転入力(+)にのみ接続さ
れており、したがって、極めて軽い負荷で動作させるこ
とができる。演算増幅器Aの出力から反転入力(−)端
子への帰還もキャパシタCfによって行われているた
め、回路内に定常的に電流が流れることはない。したが
って、消費電力の低減をはかることができる。
電圧源は演算増幅器Aの非反転入力(+)にのみ接続さ
れており、したがって、極めて軽い負荷で動作させるこ
とができる。演算増幅器Aの出力から反転入力(−)端
子への帰還もキャパシタCfによって行われているた
め、回路内に定常的に電流が流れることはない。したが
って、消費電力の低減をはかることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、従来に比べ、少ない素子数で比較器のヒステリ
シス特性が実現でき、かつ特性を操作する際に変更する
素子の数も減らすことができる。また請求項2の発明に
よれば、強誘電体キャパシタと帰還キャパシタとがあい
まって、回路内に定常的に流れる電流を削減すること
で、消費電力を低減することができる。
よれば、従来に比べ、少ない素子数で比較器のヒステリ
シス特性が実現でき、かつ特性を操作する際に変更する
素子の数も減らすことができる。また請求項2の発明に
よれば、強誘電体キャパシタと帰還キャパシタとがあい
まって、回路内に定常的に流れる電流を削減すること
で、消費電力を低減することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る比較器の構成を示す回
路図である。
路図である。
【図2】強誘電体キャパシタの特性の例を示す図であ
る。
る。
【図3】従来のヒステリシス特性を持った比較器の構成
の一例の図である。
の一例の図である。
Vin 入力信号 Vref 基準電圧 Out 出力 A 演算増幅器 Cferro 強誘電体キャパシタ Cf キャパシタ Q 電荷量(任意単位) E 電界(任意単位)
Claims (2)
- 【請求項1】 演算増幅器を有する比較器において、演
算増幅器の信号入力端子に強誘電体キャパシタを接続し
たことを特徴とする比較器。 - 【請求項2】 演算増幅器にキャパシタを通じた帰還回
路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の比較器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7246311A JPH0993096A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 比較器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7246311A JPH0993096A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 比較器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0993096A true JPH0993096A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17146673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7246311A Pending JPH0993096A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 比較器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0993096A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012107982A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 電源電圧判定回路 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP7246311A patent/JPH0993096A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012107982A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 電源電圧判定回路 |
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