JPH0993448A - カラー画像記録方法および装置 - Google Patents

カラー画像記録方法および装置

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JPH0993448A
JPH0993448A JP7247651A JP24765195A JPH0993448A JP H0993448 A JPH0993448 A JP H0993448A JP 7247651 A JP7247651 A JP 7247651A JP 24765195 A JP24765195 A JP 24765195A JP H0993448 A JPH0993448 A JP H0993448A
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JP
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color
image
recording
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image data
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Application number
JP7247651A
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English (en)
Inventor
Yuji Akiyama
勇治 秋山
Nobuyuki Kuwabara
伸行 桑原
Miyuki Fujita
美由紀 藤田
Fumihiro Gotou
史博 後藤
Hitoshi Sugimoto
仁 杉本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理すべき特定色の画像再現を高速に行う。 【解決手段】 2値化された画像情報データの色が色補
正対象か否かを画素単位で判別し、判別結果に応じて、
2値画像情報データを補色変換する。例えば、R=G=
0,B=1の信号である場合は、C=M=1、Y=0の
信号に変換する。得られたデータに対して下色処理を行
い、得られた色が色補正に関係する色か否かを画素単位
で判別する。判別結果に応じて、対応画素位置のドット
を、予め定めた記録有無の割合になるように間引くか付
加する。ブルーのマゼンタ成分を減少させる処理である
場合は、マゼンタの画素信号を0に変更する。得られた
画像データに基づきカラー画像を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像記録方
法および装置に関する。特に、本発明に係るカラー画像
記録装置は、インク、固体インクを溶解状態としたイン
ク、粉体を溶解したトナーといった液状体の付着物を担
持した部材である紙、布、特殊シートといった被搬送部
材を用いるインク記録装置に有効であり、本発明は、複
写機、ファクシミリ等の記録機器、通信機器、事務機
器、複合機器、プリンタ等に適用可能である。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェット記録方式を含
む記録方式のカラープリンタは、シアン、マゼンタ、イ
エローの3色を用いた減法混色法により、画像を記録し
ている。原色インクと吸収光の関係は、 シアン: レッド光を吸収、グリーン光およびブルー光
を反射、 マゼンタ: グリーン光を吸収、レッド光およびブルー
光を反射、 イエロー: ブルー光を吸収、レッド光およびグリ一ン
光を反射、 のようになっている。シアンインクはグリーンとブルー
を不必要に吸収する。すなわち、マゼンタインクとイエ
ローインクが少量混ざっているような特性を示す。同様
に、マゼンタインクはイエローインクとシアンインクが
少量混ざったような特性を示し、イエローインクはシア
ンインクとマゼンタインクが少量混ざったような特性を
示す。
【0003】このように、シアン、マゼンタ、イエロー
の各インクは、理想的な分光特性を有しておらず、不要
吸収成分によりレッド、グリーン、ブルー等の混合色で
濁りが生じるという間題があった。例えば、ブルーの色
調が赤味を帯びた紫色にずれて再現されることがある。
【0004】図21は理想的なインクの分光反射率特性
を示し、図22は実際のインクにおける分光反射率特性
の一例を示す。図22から分かるように、実際のインク
は不要吸収成分がかなりあり、理想的なインクとは特性
が大きく異なる。印刷用のプロセスインクを混合した場
合にも、同様の現象が生じており、特に、インクジェッ
ト記録装置等の一部の記録方法に限定されるものではな
く、種々あるシアン、マゼンタ、イエロー、各インクの
不要吸収特性の影響が非常に大きい。
【0005】このようなインクを用いた場合、利用者が
求める色と記録装置で再現した色とは異なる色が出力さ
れるのが一般的である。さらに、利用者はCRT等のV
DT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)に記録
出力すべき原稿を、種々のアプリケーション・ソフトウ
ェアにより作成しており、VDT上の画像と一致した出
力画像を求めている。インクの発色特性をVDT上の色
や好ましい発色に一部の色を近づけることは可能ではあ
るが、色の再現特性に極端な片寄りが生じてしまい、か
えって、自然画像を出力した場合、好ましい色再現に補
正処理することは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインクを用いた場合でも、マスキング演算処理によ
る色補正により、自然画像等においては、好ましい色再
現に補工処理を行うことは可能である。これは、インク
の特性が理想特性からずれていることを前提に最適な色
補正処理を行っているためである。したがって、色補正
処理をする画像の種類と、処理に用いるCPUの処理能
力によっては、色補正の演算等に非常に時間がかかるこ
とがあった。
【0007】マスキング方程式は、
【0008】
【数1】 C1 =ac10 +ac20 +ac301 =am10 +am20 +am30 …(1) Y1 =ay10 +ay20 +ay30 のようになる。ただし、C0 、M0 、Y0 をマスキング
処理前の信号とし、C1、M1 、Y1 をマスキング処理
後の信号、ac1、ac2、ac3をシアンのマスキング補正
係数、am1、am2、am3をマゼンタのマスキング補正係
数、ay1、ay2、ay3をイエローのマスキング補正係数
である。
【0009】2次色まで含めた多次のマスキング方程式
を用いることにより、精度を高めることができるが、演
算にかかる負荷は大きくなる。
【0010】一方、グラフィック画像等では、シアン、
マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、ブルー、ブラ
ック、ホワイトの8色で構成される場合や、ワードプロ
セッサ、グラフ、作表用アプリケーションソフトウェア
では、上述した8色を基本にしたカラーパレットが用い
られている。
【0011】このようなアプリケーション・ソフトウェ
アを用いた場合には、非常に高速な印刷出力が求められ
ており、また、アプリケーションソフトウェア内で既に
2値化処理による疑似中間調処理データに変換されたデ
ータが、記録装置に出力することができるようにするた
め、データを変換処理するプリンタドライバに出力され
ることがある。
【0012】このような場合、記録装置側では上述した
マスキング演算処理を用いた色補正を行うことが困難で
あり、記録装置で用いるインクの発色特性のまま画像記
録が行われていた。非常に限られた少い色数にも関わら
ず、好ましい発色で印刷記録を行うことができなかっ
た。
【0013】本発明の目的は、処理すべき特定色の画像
再現を高速に行うことができるデータ処理方法および該
方法を実施するカラー画像記録装置を提供することにあ
る。
【0014】本発明の他の目的は、既に2値化処理が行
われた画像データに対しても再量子化等の演算負荷の大
きい手法を用いずとも補正処理が可能なデータ処理方法
および該方法を実施するカラー画像記録装置を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
1)本発明に係るカラー画像記録装置は、2値化された
画像情報データの色が色補正対象か否かを画素単位で判
別する第1色判別手段と、第1色判別手段による判別結
果に応じて前記2値画像情報データを補色変換する補色
変換手段と、補色変換手段により得られたデータに対し
て下色処理を行う下色処理手段と、下色処理手段により
得られた色が前記色補正に関係する色か否かを画素単位
で判別する第2色判別手段と、第2色判別手段による判
別結果に応じて、対応画素位置のドットを、予め定めた
記録有無の割合になるように間引くか付加する画像デー
タ変更手段と、画像データ変更手段により得られた画像
データに基づきカラー画像を出力する出力手段とを備え
たことを特徴とする。
【0016】2)上記1)に記載のカラー画像記録装置
において、多値画像データを2値画像データに変換する
2値化手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】3)上記1)に記載のカラー画像記録装置
において、多値画像データと2値画像データを判別する
判別手段を有し、該判別手段による判別結果に応じて色
補正方法を可変可能としたことを特徴とする。
【0018】4)上記1)ないし3)のいずれかに記載
のカラー画像記録装置において、前記記録有無の割合
は、画像データの2値化処理方法に応じて可変可能とし
たことを特徴とする。
【0019】5)上記1)ないし3)のいずれかに記載
のカラー画像記録装置において、前記記録有無の割合
は、画像を記録する被記録媒体の種類に応じて可変可能
としたことを特徴とする。
【0020】6)上記1)ないし5)のいずれかに記載
のカラー画像記録装置において、前記出力手段は、同一
箇所に複数回、同一画像を記録することを特徴とする。
【0021】7)上記1)ないし5)のいずれかに記載
のカラー画像記録装置において、前記出力手段は、イン
クを吐出して記録を行うことを特徴とする。
【0022】8)本発明に係るカラー画像記録方法は、
2値化された画像情報データの色が色補正対象か否かを
画素単位で判別するステップと、判別結果に応じて前記
2値画像情報データを補色変換するステップと、得られ
たデータに対して下色処理を行うステップと、得られた
色が前記色補正に関係する色か否かを画素単位で判別す
るステップと、判別結果に応じて、対応画素位置のドッ
トを、予め定めた記録有無の割合になるように間引くか
付加するステップと、得られた画像データに基づきカラ
ー画像を出力するステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0023】9)本発明に係るカラー画像記録方法は、
多値画像データを2値画像データに変換するステップ
と、2値化された画像情報データの色が色補正対象か否
かを画素単位で判別するステップと、判別結果に応じて
前記2値画像情報データを補色変換するステップと、得
られたデータに対して下色処理を行うステップと、得ら
れた色が前記色補正に関係する色か否かを画素単位で判
別するステップと、判別結果に応じて、対応画素位置の
ドットを、予め定めた記録有無の割合になるように間引
くか付加するステップと、得られた画像データに基づき
カラー画像を出力するステップとを備えたことを特徴と
する。
【0024】10)本発明に係るカラー画像記録方法
は、多値画像データと2値画像データを判別するステッ
プと、判別した結果、2値画像データの場合、画像情報
データの色が色補正対象か否かを画素単位で判別するス
テップと、判別結果に応じて前記2値画像情報データを
補色変換するステップと、得られたデータに対して下色
処理を行なうステップと、得られた色が前記色補正に関
係する色か否かを画素単位で判別するステップと、判別
結果に応じて、対応画素位置のドットを、予め定めた記
録有無の割合になるように間引くか付加するステップ
と、得られた画像データに基づきカラー画像を出力する
ステップとを備えたことを特徴とする。
【0025】11)上記8)ないし10)のいずれかに
記載のカラー画像記録方法において、記録有無の割合
は、画像データの2値化処理方法に応じて可変可能とし
たことを特徴とする。
【0026】12)上記8)ないし10)のいずれかに
記載のカラー画像記録装置において、記録有無の割合
は、画像を記録する被記録媒体の種類に応じて可変可能
としたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態>図1は本発明の第1の実施の形態
を示す。これはシリアルスキャン形式のカラーインクジ
ェット記録装置の例であり、その構造を図3に示す。
【0028】図1において、22は画像入力部であり、
インターフェース21を介してホストコンピュータ等か
ら、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の画
像データを入力するものである。入力されるレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色データは
既に2値化処理されたものであり、各色データは1bi
t/画素の信号である。24はROM(read on
ly memory)であり、制御プログラムと、エラ
ー処理プログラムと、画像データを処理するためのプロ
グラム等が格納してある。25はRAMであり、ROM
24中の各種プログラムのワークエリアとして用いら
れ、エラー処理時の一時待避エリアとして用いられ、画
像データの一部記録エリアとして用いられる。23はC
PU(central processing uni
t)であり、ROM24中の各種プログラムに従って本
記録装置全体を制御するものである。26は画像信号処
理部であり、画像入力部22で得た画像信号を後述する
説明内容に従って処理を行うものである。27は操作部
であり、記録装置の各種設定条を決定するためのオペレ
ーションを行うためのものである。操作部27はエラー
メッセージ等の簡単な表示機能を有している。28は記
録部であり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の4色の各記録へッドによって
被記録材にインクを吐出し画像を記録するものである。
29はバスラインであり、記録装置内部のアドレス信
号、制御信号、データを伝達するためのものである。
【0029】図2は図1に示す画像信号処理部26の構
成を示す。図2において、22,28は図1と同一部分
を示す。32は信号判別部であり、画像入力部22から
の画像データか否か、あるいは、何色の画像データであ
るかを画素単位で判別するものである。33および35
は補色変換部であり、レッド(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)の画像データを、記録部28で記録するイ
ンク色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)に変換するものである。34および36はUCR
‐黒生成部であり、シアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)の各色が重なる画素部の色をブラック
(K)に置き換える処理を行うものである。38はメモ
リであり、画像記録を行う前に処理した画像データを一
時記録するためのものである。40はアドレス指示部で
あり、所定処理を行う画像の画素位置を管理・指示する
ものである。41は比較信号発生部であり、後述する処
理によって信号比較部37で対応画素部のドットを記録
するか否かを決定するために用いる比較信号を発生する
ものである。
【0030】入力原画像信号と、記録に用いる補色変換
処理、UCR‐黒生成処理後の記録画像信号との関係
は、表1に示すようになる。記録画素のドットは信号値
が1の場合は記録され、0の場合は記録されない。
【0031】
【表1】
【0032】図3を説明する。イエロー(Y)の色イン
クを吐出する記録へッド1Yと、マゼンタ(M)の色イ
ンクを吐出する記録へッド1Mと、シアン(C)の色イ
ンクを吐出する記録へッド1Cと、ブラック(K)の色
インクを吐出する記録へッド1Kは、キャリッジ201
に所定距離をおいて配置してある。用紙やプラスチック
薄板等からなる被記録材は、図示しない搬送ローラを経
て排紙ローラ2、3に挟持され、図示しない搬送モータ
の駆動により図3に示す矢印Cの方向に送られる。キャ
リッジ201は、ガイドシャフト4とエンコーダ5によ
り案内支持されている。キャリッジ201には駆動ベル
ト6、7を介してキャリッジモータ8の駆動が伝達さ
れ、その駆動によりガイドシャフト4に沿って往復移動
させられる。記録へッド1の被記録材と対面する表面
(吐出口形成面)には、複数の吐出口が設けられてお
り、各吐出口の内部(液路)には、インク吐出用の熱エ
ネルギーを発生する発熱素子(電気・熱エネルギー変換
体)が設けてある。
【0033】エンコーダ5の読みとりタイミングに従っ
て、発熱素子を記録信号に基づいて駆動し、ブラック
(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)の順に、被記録材上にインクを飛翔、付着させて
画像を形成している。記録領域外に設けたキャリッジ2
01のホームポジションには、後述する4つのキャップ
を有するキャップ部420と、キャップ部420を有す
る回復ユニット400が配設されている。記録を行わな
い時には、キャリッジ201をホームポジションへ移動
させて、キャップ部420の各キャップにより、対応す
る各記録へッド1の吐出口形成面を密閉し、インク溶剤
の蒸発に起因するインクの固着か、あるいは塵等の異物
の付着等による吐出口の目詰りを防止している。キャッ
プ部420の隣接位置には、ブレード540と拭き部材
541が配設してあり、記録へッド1の吐出口形成面を
クリーニングするのに使用されている。記録へッド1へ
のインク供給は、キャリッジ201上の図示しないサブ
タンクにより行われる。サブタンクには、インクタンク
10よりインクチューブ9を通してインクが供給されて
いる。
【0034】図4は図1のROM24に格納される色補
正処理プログラムの一例を示すフローチャートである。
主に、ブルー(B)の画像の色補正について説明する。
インク特性に関しては、シアン(C)とマゼンタ(M)
を混合したブルー(B)が紫色の色調を示し、マゼンタ
(M)が強いためブルー(B)のマゼンタ成分を減少さ
せる処理について説明する。
【0035】ステップS400にて、指定した色信号か
否か、すなわち、ブルー(B)か否かを判定する。判定
した結果、ブルー(B)である場合は、ステップS40
1にて、補色変換処理を行う。ここでは、R=0、G=
0、B=1の信号であるため、C=1、M=1、Y=0
の信号に変換する。ステップS402にて、UCR‐黒
生成処理を行う。ここでは、Y=0であるため、C=
1、M=1、Y=0、K=0の信号に変換する。つい
で、ステップS403にて、現在処理している信号色
が、指定された色信号か否か、すなわち、指定色がマゼ
ンタ(M)か否かを判定する。
【0036】判定した結果、指定色がマゼンタである場
合は、ステップS404に進む。ステップS404に
て、処理している信号が記録画像の指定画素位置である
か否かを判定する。指定画素の決定方法は後程説明す
る。判定した結果、指定画素位置である場合には、ステ
ップS405にて、マゼンタ(M)の画像信号を0に変
更する。
【0037】他方、ステップS403にて判定した結
果、指定色がマゼンタでない場合は、ステップS406
に進む。
【0038】他方、ステップS404にて判定した結
果、指定画素位置でない場合は、ステップS406に進
む。ステップS406にて、上述した処理が完了した画
像データが実際に記録されるまで一時的に記録し、次の
処理へと進む。メモリ内に一定量の画像データが記録さ
れると、画像記録部により画像が記録される。ついで、
ステップS407にて、画像データが終了したか否かを
判定する。画像データが終了していない場合は、ステッ
プS400に戻る。
【0039】他方、ステップS400にて判定した結
果、ブルーでない場合は、ステップS408に進み、ス
テップS408にて、補色変換処理を行い、ステップS
409にてUCR‐黒生成処理を行い、その後、ステッ
プS406へ進む。
【0040】図5はディザ法により2値化処理を行う場
合のしきい値マトリクスを示す。図5(a)と図5
(b)はしきい値Pの配列が異なっており、処理する画
像の種類に応じて使い分けられる。図6、図7、図8は
画像信号との比較を行い、対応画素部の処理を行うか否
かを決定するために、処理部の画素位置に対応するアド
レス信号から比較信号を発生するためのマスクパターン
を示す。図6、図7、図8において、斜線画素部分が処
理対応画素位置に対応する。
【0041】図9は図5(a)のしきい値マトリクスに
従って2値化処理を行った画像を、図6の比較信号発生
用マスクパターンを用いて色補正処理を行った結果を示
す。図9(a)はブルーの100%ベたの処理前の画像
であり、図9(b)は処理後の画像である。黒ドットは
シアン(C)ドットとマゼンタ(M)ドットが重なった
ブルー(B)のドットを示し、斜線ドットはシアン
(C)ドットを示す。
【0042】図16は画像の画素位置を示す。図5のし
きい値マトリクスにおけるP(1,1)、P(1,
2)、P(2,1)と、図6、図7、図8のマスクパタ
ーンにおけるM(1,1)、M(1,2)、M(2,
1)と、図9〜図15の記録画像例におけるI(1,
1)、I(1,2)、I(2,1)と、図16における
O(1,1)、O(1,2)、O(2,1)は同一画素
位置である。本処理により、ブルー画像中のマゼンタ成
分を50%減少させることができ、ブルーの色調を補正
することができる。
【0043】図10は図5(a)のしきい値マトリクス
に従って2値化処理を行った画像を、図6の比較信号発
生用マスクパターンを用いて色補正処理を行った結果を
示す。図10(a)は処理前の画像でブルーの50%の
間引き画像であり、図10(b)は処理後の画像であ
る。図示の黒ドットはシアン(C)ドットとマゼンタ
(M)ドットが重なったブルー(B)のドットを示す。
本処理においては、ドット配列とマスクパターンとが同
期してしまい、色補正処理ができない場合の例である。
従って、原画像信号の2値化処理パターンと同期しない
マスクパターンを選定する必要がある。
【0044】図11は図5(a)のしきい値マトリクス
に従って2値化処理を行った画像を、図7の比較信号発
生用マスクパターンを用いて色補正処理を行った結果を
示す。図11(a)はブルーの100%ベたの処理前の
画像であり、図11(b)は処理後の画像である。図示
の黒ドットはシアン(C)ドットとマゼンタ(M)ドッ
トが重なったブルー(B)のドットを示し、図示の斜線
ドットはシアン(C)ドットを示す。本処理により、ブ
ルー画像中のマゼンタ成分を50%減少させることがで
き、ブルーの色調を補正することができる。
【0045】図12は図5(a)のしきい値マトリクス
に従って2値化処理を行った画像を、図7の比較信号発
生用マスクパターンを用いて色補正処理を行った結果を
示す。図12(a)は処理前の画像でブルーの50%の
間引き画像であり、図12(b)は処理後の画像であ
る。図示の黒ドットはシアン(C)ドットとマゼンタ
(M)ドットが重なったブルー(B)のドットを示し、
図示の斜線ドットはシアン(C)ドットを示す。本処理
においては、2値化処理時のパターンと同期しないマス
クパターンを選定したため、ブルー画像中のマゼンタ成
分を50%減少させることができ、ブルーの色調を補正
することが可能となる。図13は図5(b)のしきい値
マトリクスに従って2値化処理を行った画像を、図8の
比較信号発生用マスクパターンを用いて色補正処理を行
った結果を示す。
【0046】図13(a)はブルーの100%ベたの処
理前の画像であり、図13(b)は処理後の画像であ
る。図示の黒ドットはシアン(C)ドットとマゼンタ
(M)ドットが重なったブルー(B)のドットを示し、
図示の斜線ドットはシアン(C)ドットを示す。本処理
により、ブルー画像中のマゼンタ成分を50%減少させ
ることかでき、ブルーの色調を補正することができる。
【0047】図14は図5(b)のしきい値マトリクス
に従って2値化処理を行った画像を、図8の比較信号発
生用マスクパターンを用いて色補正処理を行った結果を
示す。図14(a)はブルーの50%の間引きの処理前
の画像であり、図14(b)は処理後の画像である。図
示の黒ドットはシアン(C)ドットとマゼンタ(M)ド
ットが重なったブルー(B)のドットを示し、図示の斜
線ドットはシアン(C)ドットを示す。本処理において
も、2値化処理時のパターンと同期しないマスクパター
ンを選定したため、ブルー画像中のマゼンタ成分を50
%減少させることができ、ブルーの色調を補正すること
ができる。図15は図5(b)のしきい値マトリクスに
従って2値化処理を行った画像を、図6の比較信号発生
用マスクパターンを用いて色補正処理を行った結果を示
す。
【0048】図15(a)はブルーの50%間引きの処
理前の画像であり、図15(b)は処理後の画像であ
る。図示の黒ドットはシアン(C)ドットとマゼンタ
(M)ドットが重なったブルー(B)のドットを示し、
図示の斜線ドットはシアン(C)ドットを示す。本処理
においても、2値化処理時のパターンと同期しないマス
クパターンを選定したため、ブルー画像中のマゼンタ成
分を50%減少させることができ、ブルーの色調を補正
することができる。本実施の形態において、2値化処理
済みの画像信号について、ブルー(B)画像部の補正方
法のみを示したが、上記内容に限定されることなく他の
色においても同様に過剰色を間引く処理を行うことによ
り、色調の調整が可能である。
【0049】被記録材、例えば、一般上質紙、コート
紙、トランスペアレンシ・シート等で再現される色調が
それぞれ異なるため、被記録材の種類に応じて、対応色
の減少量を調節できるのが好ましい。
【0050】また、インクのにじみ防止や画像品質向上
のために種々の記録制御方法が用意されている場合があ
るが、この場合も記録制御方法に応じて、対応色の減少
量を調節することができるのが好ましい。
【0051】上述したように、2値化処理済みの画像デ
ータを扱う場合、対応画素位置の判定に用いるマスクパ
ターンを、2値化処理パターンと非同期にするのが好ま
しいが、2値化処理内容に従って、マスクパターンを可
変にするのがさらに良い。
【0052】上述した色補正処理は、ハードウェアで行
っても良いし、ソフトウェアで行っても良い。さらに、
記録装置本体内部で処理機能を設けても良いし、アプリ
ケーション上で作成した画像を記録装置で記録可能な画
像信号に変換するプリンタドライバで処理を行っても良
い。
【0053】本実施の形態では、マスキング演算処理を
行うために、処理負荷が大きい再量子化などは必要な
く、特定の色のみ色調調整を行うことが可能である。ま
た、限定色に限ることで色補正用の条件テーブルを多く
持たなくても実施可能である。 <第2の実施の形態>図17は本実施の形態における色
補正を行う画像データ処理内容を示すブロック図であ
る。本実施の形態では、主に、ブルー(B)の画像の色
補正について説明する。本実施の形態に用いるインク特
性においては、シアン(C)とマゼンタ(M)を混合し
たブルー(B)は紫色の色調を示し、マゼンタ(M)が
強いためブルー(B)のシアン成分を増加させる処理に
ついて説明する。
【0054】図17において、22,28,32〜3
6,40,41は図3と同一部分を示す。178、17
9は画像記録を行う前に処理した画像データを一時記録
するメモリである。メモリ178は画像記録を行う前
に、処理した画像データを一時記録するものであり、1
回目の記録走査で記録する画像データを格納するもので
ある。メモリ179は画像記録を行う前に、処理した画
像データを一時記録するものであり、2回目の記録走査
で記録する画像データを格納するものである。28は図
3と同様にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の4色の各記録へッドによって
被記録材にインクを吐出し画像を記録する画像記録手段
である。本実施例においては、同一画素データに対し、
キャリッジを2回走査させ、必要があれば同一画素デー
タに対し2回ドットを記録することが可能な画像記録手
段を用いる。
【0055】入力原画像信号と記録に用いる補色変換処
理33,35、UCR‐黒生成処理34,36後の記録
画像信号は表1に示す関係となる。記録画素のドットは
信号値が1の場合は記録され、0の場合は記録されな
い。
【0056】図18は第2の実施の形態において図1の
ROM24に格納される色補正処理プログラムの一例を
示すフローチャートである。指定色をブルーと仮定す
る。ステップS1800にて、指定した色信号であるか
否か、すなわち、ブルー(B)であるか否かを判定す
る。判定した結果、ブルー(B)である場合は、ステッ
プS1801にて補色変換処理を行う。ここでは、R=
0、G=0、B=1の信号であるため、C=1、M=
1、Y=0の信号に変換される。ついで、ステップS1
802にて、UCR‐黒生成処理を行う。ここでは、Y
=0であるため、C=1、M=1、Y=0、K=0の信
号に変換する。ステップS1803にて、現在処理して
いる信号色が指定された色信号か否かを判定する。ここ
では、指定色をシアン(C)とする。
【0057】ステップS1803にて判定した結果、シ
アン(C)の色信号である場合は、ステップS1804
に進み、ステップS1804にて、処理している信号が
記録画像の指定画素位置であるか否かを判定する。指定
画素の決定方法は第1の実施の形態と同様である。判定
した結果、指定画素位置である場合は、ステップS18
05にてメモリ(2)179に格納されているシアン
(C)の画像信号における対応画素位置の信号を1に変
更する。従って、この画素位置の信号値は、C=1、M
=0、Y=0、K=0となる。メモリ(2)179の各
色の初期信号値は全て0であり、変更された値に対して
も画像記録が完了し、必要なくなった箇所については、
適宜、0にリセットする。
【0058】他方、ステップS1803にて判定した結
果、シアンでない場合は、ステップS1806に進む。
【0059】他方、ステップS1804にて判定した結
果、指定画素位置でない場合は、ステップS1806に
進む。
【0060】ステップS1806にて、上述した処理が
完了した画像データを、実際に記録されるまでメモリ
(1)178に一時的に記録する。ステップS1807
にて、画像データが終了したか否かを判定し、終了して
いない場合は、ステップS1800に戻る。
【0061】他方、ステップS1800にて判定した結
果が、ブルー(B)以外である場合は、ステップS18
08に進み、ステップS1808にて、補色変換処理を
行い、ステップS1809にてUCR‐黒生成処理を行
い、その後、ステップS1806へ進む。
【0062】メモリ(1)178およびメモリ(2)1
79内に一定量の画像データが記録されると、記録部に
より画像が記録される。
【0063】なお、色補正処理を行う画素の判定方法
と、使用するマスクパターンは、第1の実施の形態で説
明したものと同様であるため詳細な説明は省略する。本
処理によっては、図9〜図15における画像を同様に処
理すると、黒ドットはシアン(C)ドットとマゼンタ
(M)ドットが重なったブルー(B)のドッ卜を示し、
斜線ドットはシアン(C)ドットとマゼンタ(M)ドッ
トが重なったブルー(B)ドットにさらにシアン(C)
ドットを2回重ね記録する部分となる。
【0064】本実施例によれば、ブルー画像中の不足し
ているシアン成分を強調することが可能であり、ブルー
の色調を補正することができる。
【0065】本実施の形態では、2値化処理済みの画像
信号について、ブルー(B)画像部の補正方法のみを説
明したが、上記内容に限定されることなく他の色におい
ても同様に不足色を重ね記録により増加・強調すること
で色調の調整が可能である。
【0066】本実施の形態の色補正方法と、第1の実施
の形態の色補正方法を、場合に応じて切り別けて使用し
ても良い。
【0067】被記録材、例えば、一般上質紙、コート
紙、トランスペアレンシシートなどで再現される色調が
それぞれ異なるため、被記録材の種類に応じて対応色の
増加量を調節可能とすることが好ましい。
【0068】また、インクのにじみ防止や画像品質向上
のために種々の記録制御方法が用意されている場合があ
るが、この場合も記録制御方法に応じて対応色の増加量
を調節可能とするのが好ましい。上述したが、2値化処
理済みの画像データを扱う場合、対応画素位置の判定に
用いるマスクパターンを、2値化処理パターンと非同期
にするのが好ましいが、2値化処理内容に従ってマスク
パターンを可変とすればさらに良い。
【0069】上記色補正処理は、ハードウェアで行って
も良いし、ソフトウェアで行っても良い。さらに、記録
装置本体内部で処理機能を設けても良いし、アプリケー
ション上で作成した画像を記録装置で記録可能な画像信
号に変換するプリンタドライバで処理しても良い。
【0070】本実施の形態によれば、マスキング演算処
理を行うために、処理負荷が大きい再量子化等は必要な
く、特定の色のみ色調記整を行うことが可能である。ま
た、限定色に限ることで、色補正用の条件テーブルを多
く持たなくとも実施可能である。
【0071】<第3の実施の形態>図19は本発明の第
3の実施の形態を示す。図19において、22は画像デ
ータ信号入力部であり、ホストコンピュータ等からレッ
ド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の画像データ
を入力するものである。入力されるレッド(R)、グリ
ーン(G)、ブルー(B)の各色データは、8bit/
画素の多値信号か、あるいは既に2値化処理された1b
it/画素の信号である。192は信号判別部(1)で
あり、画像入力部22の画像データが何bit/画素の
画像データであるかを判別するものである。193は補
色変換部(1)であり、レッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の輝度信号データを、周知の対数
変換処理により、記録部により記録するインク色である
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の濃度
信号に変換するものである。194はマスキング補正部
であり、周知のマスキング演算処理を行うものである。
195はUCR‐黒生成部(1)であり、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色が重な
る画素部の信号値を、予め決めた割合でブラック(K)
に置き換える処理を行うものである。本実施の形態で
は、100%UCRを実施している。196は出力ガン
マ補正部であり、出力画像の濃度の階調特性が線形とな
るように補正するものである。197は2値化処理部で
ある。2値化処理はしきい値マトリクスを用いたディザ
法、濃度パターン法、誤差拡散法等により行われる。1
98は信号判別部(2)であり、画像判定部(1)19
2の画像データが3bit/画素の画像データである場
合に行われ、何色の画像データであるかを画素単位で判
別するものである。199および201は補色変換部
(2)であり、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)の画像データを、記録部で記録するインク色であ
るシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)に変
換するものである。200および202はUCR‐黒生
成部(2)であり、シアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)の各色が重なる画素部の色を、ブラック
(K)に置き換える処理を行うものである。入力原画像
データ信号と、記録に用いる補色変換部(2)199,
201と、UCR‐黒生成部(2)200,202後の
記録画像信号は表1に示す関係となる。信号値が1の場
合は記録画素のドットが記録され、0の場合にはドット
が記録されない。
【0072】204はメモリであり、画像記録を行う前
に処理した画像データを一時記録するものである。20
5はアドレス指示部であり、所定処理を行う画像の画素
位置を管理・指示するものである。206は比較信号発
生部であり、第1の実施の形態と同様に対応画素部のド
ットを記録するか否かを、信号比較部203が決定する
ために用いる比較信号を発生するものである。
【0073】図20は本実施の形態における色補正処理
プログラムの一例を示すフローチャートである。これ
は、2値化処理済みの画像信号と多値信号状態の画像信
号とを判別し、それぞれ異なる色補正部により処理を行
う例である。2値化処理済みに対しては、主に、ブルー
(B)の画像の色補正について説明する。用いるインク
特性においては、シアン(C)とマゼンタ(M)を混合
したブルー(B)は紫色の色調を示し、マゼンタ(M)
が強いためブルー〈B)のマゼンタ成分を減少させる処
理について説明する。
【0074】ステップS2000にて、8bit/色の
画像データであるか否かを判定する。判定した結果、画
像信号が各色1bit/画素である場合は、ステップS
2006へ進む。ステップS2006にて、指定した色
信号であるか否かを判定する。ここでは、指定色をブル
ー(B)とする。判定した結果、ブルー(B)である場
合は、ステップS2007にて、補色変換処理を行う。
ここでは、R=0、G=0、B=1の信号であるので、
C=1、M=1、Y=0の信号に変換する。ついで、ス
テップS2008にて、UCR‐黒生成処理(2)を行
う。ここでは、Y=0であるので、C=1、M=l、Y
=0、K=0の信号に変換する。
【0075】ついで、ステップS2009にて、現在処
理している信号色が指定された色信号か否かを判定す
る。ここでは、指定色をマゼンタ(M)とする。判定し
た結果、マゼンタである場合は、ステップS2010に
進み、ステップS2010にて、処理している信号が記
録画像の指定画素位置であるか否かを判定する。指定画
素の決定方法は第1の実施の形態と同様である。判定し
た結果、指定画素位置である場合は、ステップS201
1にて、マゼンタ(M)の画像信号を0に変更し、その
後、ステップS2012に進む。他方、ステップS20
10にて判定した結果、指定画素以外の場合にはステッ
プS2012へ進む。
【0076】他方、ステップS2009にて判定した結
果、マゼンタ以外の色の場合はステップS2012へ進
む。
【0077】ステップS2012にて、上述した処理が
完了した画像データを、実際に記録が行われるまで一時
的に記録し、次の処理へと進む。メモリ内に一定量の画
像データが記録されると画像記録部により画像が記録さ
れる。ついで、ステップS2015にて、画像データが
終了したか否かを判定し、終了していない場合は、ステ
ップS2000に戻る。
【0078】他方、ステップS2006にて判定した結
果、指定された色信号ではない場合は、ステップS20
13に進み、ステップS2013にて補色変換処理を行
い、ステップS2014にてUCR‐黒生成処理(2)
を行い、その後、ステップS2012へ進む。
【0079】他方、ステップS2000にて判定した結
果、画像信号が各色8bit/画素である場合は、ステ
ップS2001へ進む。ステップS2001にて、対数
変換による輝度・濃度変換処理により、レッド(R)、
グリーン(G)、ブルー(B)の輝度信号を、記録部の
記録インク色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)の濃度信号に変換する。ついで、ステップ
S2002にて、行列変換処理を用いたマスキング補正
処理により、インクの不要吸収成分に起因する濁りを除
去し、好ましい色調再現を得るための色補正処理を行
う。ステップS2003にて、UCR‐黒生成処理
(1)を行う。ここでは、100%UCRを行ってい
る。例えば、濃度信号値がC=128、M=64、Y=
128の場合には、C=64、M=0、Y=64、K=
64の濃度信号値に変換する。ステップS2004に
て、出力画像の濃度の階調特性が線形となるように補正
する出力ガンマ補正処理を行う。ついで、ステップS2
005にて2値化処理を行う。2値化処理はしきい値マ
トリクスを用いたディザ法、濃度パターン法、誤差拡散
法等により行う。その後、ステップS2012へ進む。
【0080】2値化処理済みの画像信号に対しての上述
した色補正処理の結果は、第1の実施の形態と同様であ
るので、詳細な説明は省略する。
【0081】なお、1bit/画素の画像データ時は、
第1の実施の形態の色補正方法で処理を行ったが、第2
の実施の形態の色補正方法で処理を行っても良く、さら
に、両方法を場合に応じて切り別けて使用しても良い。
【0082】2値化処理済みの画像信号について、ブル
ー(B)画像部の補正方法のみを説明したが、上記内容
に限定されることなく、他の色においても同様に過剰色
を間引く処理を行うことにより、色調の調整が可能であ
る。被記録材の種類、例えば一般上質紙、コート紙、ト
ランスペアレンシ・シート等で再現される色調がそれぞ
れ異なるため、被記録材の種類に応じて対応色の減少量
を調節することができる。 また、インクのにじみ防止
や画像品質向上のために種々の記録制御方法が用意され
ている場合があるが、この場合も記録制御方法に応じて
対応色の減少量を調節可能とするのが好ましい。
【0083】上述したが、2値化処理済みの画像データ
を扱う場合、対応画素位置を判定する際に用いるマスク
パターンを2値化処理パターンと非同期にするのが好ま
しいが、2値化処理内容に従ってマスクパターンを可変
可能とすればさらに良い。
【0084】上述した色補正処理は、ハードウェアで行
っても良いし、ソフトウェアで行っても良い。さらに、
記録装置本体内部で処理機能を設けても良いし、アプリ
ケーション上で作成した画像を記録装置で記録可能な画
像信号に変換するプリンタドライバで処理を行っても良
い。
【0085】入力画像信号の1bit/画素および8b
it/画素の判別は、画像データ内に含まれる制御コマ
ンドにより自動判別することが好ましいが、操作パネル
等から手動で切り替えを行っても良い。
【0086】さらに、フルカラーモードと特定色数のみ
記録可能な限定色モードとに分けて色補正方法を可変し
ても良い。
【0087】本実施の形態では、処理負荷が大きい再量
子化等は必要なく、特定の色のみ色調調整を行うことが
可能である。
【0088】また、限定色に限ることで色補正用の条件
テーブルを多く持たなくとも実施可能である。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように構成した
ので、アプリケーションソフトウェアによりすでに疑似
階調処理された画像信号に対しても特定色の色調補正が
可能となった。さらに、処理負荷が大きい再量子化など
は必要無く容易に調整可能であり、限定色のみ補正を行
うようにすれば、色補正に用いる変換テーブルが少なく
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す画像信号処理部26に構成を示すブ
ロック図である。
【図3】第1の実施の形態に係るカラーインクジェット
記録装置の構造を示す斜視図である。
【図4】図1に示すROM24に格納される色補正処理
プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図5】ディザ法により2値化処理を行う際のしきい値
マトリクスの一例を示す図である。
【図6】比較信号を発生するためのマスクパターンを示
す図である。
【図7】図5(a)のしきい値マトリクスで処理した画
像に対して比較信号を発生するためのマスクパターンを
示す図である。
【図8】図5(b)のしきい値マトリクスで処理した画
像に対して比較信号を発生するためのマスクパターンを
示す図である。
【図9】100%濃度の画像を図5(a)のしきい値マ
トリクスで処理し、図6の比較信号発生用マスクパター
ンを用いて色補正を行った画像を示す図である。
【図10】50%濃度の画像を図5(a)のしきい値マ
トリクスで処理し、図6の比較信号発生用マスクパター
ンを用いて色補正を行った画像を示す図である。
【図11】100%濃度の画像を図5(a)のしきい値
マトリクスで処理し、図7の比較信号発生用マスクパタ
ーンを用いて色補正を行った画像を示す図である。
【図12】50%濃度の画像を図5(a)のしきい値マ
トリクスで処理し、図7の比較信号発生用マスクパター
ンを用いて色補正を行った画像を示す図である。
【図13】100%濃度の画像を図5(b)のしきい値
マトリクスで処理し、図8の比較信号発生用マスクパタ
ーンを用いて色補正を行った画像を示す図である。
【図14】50%濃度の画像を図5(b)のしきい値マ
トリクスで処理し、図8の比較信号発生用マスクパター
ンを用いて色補正を行った画像を示す図である。
【図15】50%濃度の画像を図5(b)のしきい値マ
トリクスで処理し、図6の比較信号発生用マスクパター
ンを用いて色補正を行った画像を示す図である。
【図16】画像の画素位置を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態における図1の画
像信号処理部26の構成を示すブロック図である。
【図18】第2の実施の形態において図1のROM24
に格納される色補正処理プログラムの一例を示すフロー
チャートである。
【図19】本発明の第3の実施の形態における図1の画
像信号処理部26の構成を示すブロック図である。
【図20】第3の実施の形態において図1のROM24
に格納される色補正処理プログラムの一例を示すフロー
チャートである。
【図21】理想的なインクの分光反射率特性を示す図で
ある。
【図22】実際のインクの分光反射率特性の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 記録へッド 2、3 排紙ローラ 4 ガイドシャフト 5 エンコーダ 6、7 駆動ベルト 8 キャリッジモータ 9 インクチューブ 10 インクタンク 21 インターフェース 22 画像入力部 23 CPU 24 ROM 25 RAM 26 画像信号処理部 27 操作部 28 記録部 29 バスライン 32 信号判別部 33,35 補色変換部 34,36 UCR‐黒生成処理部 37,177,203 信号比較部 38,204 メモリ 40,205 アドレス指示部 41,206 比較信号発生部 178 メモリ(1) 179 メモリ(2) 192 信号判別部(l) 193 補色変換処理部(1) 194 マスキング補正部 195 UCR‐黒生成部(1) 196 出力ガンマ補正部 l97 2値化処理部 198 信号判別部(2) 199、201 補色変換部(2) 200、202 UCR‐黒生成部(2) 400 回復ユニット 420 キャップ部 540 ブレード 54l 拭き部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z (72)発明者 後藤 史博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 杉本 仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値化された画像情報データの色が色補
    正対象か否かを画素単位で判別する第1色判別手段と、 該第1色判別手段による判別結果に応じて前記2値画像
    情報データを補色変換する補色変換手段と、 該補色変換手段により得られたデータに対して下色処理
    を行う下色処理手段と、 該下色処理手段により得られた色が前記色補正に関係す
    る色か否かを画素単位で判別する第2色判別手段と、 該第2色判別手段による判別結果に応じて、対応画素位
    置のドットを、予め定めた記録有無の割合になるように
    間引くか付加する画像データ変更手段と、 該画像データ変更手段により得られた画像データに基づ
    きカラー画像を出力する出力手段とを備えたことを特徴
    とするカラー画像記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、多値画像データを2
    値画像データに変換する2値化手段をさらに備えたこと
    を特徴とするカラー画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、多値画像データと2
    値画像データを判別する判別手段を有し、該判別手段に
    よる判別結果に応じて色補正方法を可変可能としたこと
    を特徴とするカラー画像記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記記録有無の割合は、画像データの2値化処理方法に
    応じて可変可能としたことを特徴とするカラー画像記録
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記記録有無の割合は、画像を記録する被記録媒体の種
    類に応じて可変可能としたことを特徴とするカラー画像
    記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記出力手段は、同一箇所に複数回、同一画像を記録す
    ることを特徴とするカラー画像記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記出力手段は、インクを吐出して記録を行うことを特
    徴とするカラー画像記録装置。
  8. 【請求項8】 2値化された画像情報データの色が色補
    正対象か否かを画素単位で判別するステップと、 判別結果に応じて前記2値画像情報データを補色変換す
    るステップと、 得られたデータに対して下色処理を行うステップと、 得られた色が前記色補正に関係する色か否かを画素単位
    で判別するステップと、 判別結果に応じて、対応画素位置のドットを、予め定め
    た記録有無の割合になるように間引くか付加するステッ
    プと、 得られた画像データに基づきカラー画像を出力するステ
    ップとを備えたことを特徴とするカラー画像記録方法。
  9. 【請求項9】 多値画像データを2値画像データに変換
    するステップと、 2値化された画像情報データの色が色補正対象か否かを
    画素単位で判別するステップと、 判別結果に応じて前記2値画像情報データを補色変換す
    るステップと、 得られたデータに対して下色処理を行うステップと、 得られた色が前記色補正に関係する色か否かを画素単位
    で判別するステップと、 判別結果に応じて、対応画素位置のドットを、予め定め
    た記録有無の割合になるように間引くか付加するステッ
    プと、 得られた画像データに基づきカラー画像を出力するステ
    ップとを備えたことを特徴とするカラー画像記録方法。
  10. 【請求項10】 多値画像データと2値画像データを判
    別するステップと、 判別した結果、2値画像データの場合、画像情報データ
    の色が色補正対象か否かを画素単位で判別するステップ
    と、 判別結果に応じて前記2値画像情報データを補色変換す
    るステップと、 得られたデータに対して下色処理を行なうステップと、 得られた色が前記色補正に関係する色か否かを画素単位
    で判別するステップと、 判別結果に応じて、対応画素位置のドットを、予め定め
    た記録有無の割合になるように間引くか付加するステッ
    プと、 得られた画像データに基づきカラー画像を出力するステ
    ップと、 を備えたことを特徴とするカラー画像記録方法。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし10のいずれかにおい
    て、前記記録有無の割合は、画像データの2値化処理方
    法に応じて可変可能としたことを特徴とするカラー画像
    記録方法。
  12. 【請求項12】 請求項8ないし10のいずれかにおい
    て、前記記録有無の割合は、画像を記録する被記録媒体
    の種類に応じて可変可能としたことを特徴とするカラー
    画像記録方法。
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