JPH0993815A - 無効電力供給制御の方法とその装置 - Google Patents
無効電力供給制御の方法とその装置Info
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- JPH0993815A JPH0993815A JP7269178A JP26917895A JPH0993815A JP H0993815 A JPH0993815 A JP H0993815A JP 7269178 A JP7269178 A JP 7269178A JP 26917895 A JP26917895 A JP 26917895A JP H0993815 A JPH0993815 A JP H0993815A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発電力率方式では無効電力供給能力に余裕が
あっても買電力率改善への寄与が制限され、買電力率制
御方式では負荷無効電力が減少した場合に発電無効電力
が減少し同期化が弱まり、安定運転上好ましく無いか
ら、これを改善する手段を図る。 【構成】 発電機出力の有効電力値がPn のときに、負
荷が要求する無効電力が発電機の有効電力が最大値Pm
のときの発電機の無効電力の最大値QL2と買電無効電力
の最小値QL1との和QL2+QL1よりも大きい場合には、
発電機の無効電力を発電機の無効電力の最大値QL2に保
持し、負荷が要求する無効電力が買電無効電力の最小値
QL1より大きいが発電機の無効電力の最大値QL2と買電
無効電力の最小値QL1の和QL2+QL1より小さい場合に
は、買電無効電力を前記買電無効電力の最小値QL1に保
持するようにして成る。
あっても買電力率改善への寄与が制限され、買電力率制
御方式では負荷無効電力が減少した場合に発電無効電力
が減少し同期化が弱まり、安定運転上好ましく無いか
ら、これを改善する手段を図る。 【構成】 発電機出力の有効電力値がPn のときに、負
荷が要求する無効電力が発電機の有効電力が最大値Pm
のときの発電機の無効電力の最大値QL2と買電無効電力
の最小値QL1との和QL2+QL1よりも大きい場合には、
発電機の無効電力を発電機の無効電力の最大値QL2に保
持し、負荷が要求する無効電力が買電無効電力の最小値
QL1より大きいが発電機の無効電力の最大値QL2と買電
無効電力の最小値QL1の和QL2+QL1より小さい場合に
は、買電無効電力を前記買電無効電力の最小値QL1に保
持するようにして成る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統と並列運転を
行う発電機による無効電力の調整をなす制御方法とその
装置に関する。
行う発電機による無効電力の調整をなす制御方法とその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統と並列運転を行う自家用発電機
の励磁制御方式として、発電機の発電力率を目標値に維
持することを目的とする発電力率制御方式と、買電力率
を目標値に維持することを目的とする買電力率制御方式
の2種類がある。従来の電力系統と自家用発電機との並
列運転時における回路構成の一例を、図3に示す。な
お、各図面において、同一符号は同一もしくは相当部材
を表す。電力系統1からの買電の無効電力を検出する検
出器4A 、発電機2から自家発電する発電の無効電力を
検出する検出器4B 、その発電機2からの有効電力を検
出する検出器5を備え、励磁制御装置6によって先の検
出器4A ,4B ,5のそれぞれの検出値QR ,QG ,P
G と、買電最小無効電力設定器7による買電無効電力の
最小値QL1[この最小値とは自家設備から電力系統へ電
力を逆流させないある程度の余裕量を持たせた買電無効
電力量である]と、発電機定格力率設定器10による発
電機2の定格力率αを比較演算し、発電機2の励磁制御
6a の制御を行う[以下、これを『従来例』という]。
図4は発電機出力の有効成分と無効成分の関係を簡略的
に示すP−Q特性曲線図である。A,B,C,Dが発電
機の供給可能な有効電力と無効電力の限界値を示す。こ
こで、X座標は発電機出力の無効成分を表し、Y座標は
発電機出力の有効成分を示す。また、線Pn が発電機が
発生している有効電力であり、線Pn 上の例えばQ1,
Q2 ,Q3 が発電機が発生する無効電力である。例え
ば、負荷の要求する無効電力がQ0 からQn までの線分
に相当する無効電力[以下、これを単に『Q0 〜Qn 』
と記す]で、発電機の供給する無効電力がQ0 〜Q2 の
時の買電無効電力はQ2 〜Qn であり、その時の発電力
率は∠Q0 OQ2 となり、買電力率は(有効電力)2 /
{(有効電力)2 +(Q2 Qn )2 }である。従来例で
は、発電力率制御方式の場合における発電無効電力は、
無効電力Q0〜Q2 [発電機2の定格力率α]に固定さ
れ、買電力率制御方式における発電無効電力は、無効電
力Q0 〜Q1 から無効電力Q0 〜Q3 の間の値となる。
そして発電力率制御方式では、通常、目標力率が発電機
の固定力率とし、図4では線OBがなす力率αに相当す
る。ここで発電出力が線Pn の場合には、発電機の発生
する無効電力はQ0 〜Q2となり、需要家負荷設備の無
効電力分をQ0 〜Qn とすれば、買電無効電力の分担分
は無効電力Q2 〜Qn になる。従って、一方の発電力率
制御方式では、発電機力率を一定に保っため、発電機の
発生する有効電力に比例した無効電力を供給するもので
あり、発電機の許容無効電力を最大限に出力するもので
は無い。また、他方の買電力率制御方式では、通常、買
電力率が遅れの100%となるよう、発電無効電力を最
大限に出力することにより、図4では買電無効電力はQ
3 〜Qn となり、先の発電力率制御方式に比べて多くの
無効電力を発生する。さらに、負荷無効電力が減少した
場合には、買電力率が進み力率とならないようにするた
め、発電無効電力を減少させ、買電無効電力はQ1 〜Q
n となるが、発電無効電力はQ0 〜Q1 となり、発電力
率は定格力率より進みとなる。これら2方式のいずれか
を採用するかは、自家発電設備設置者の電力運用の考え
方によるが、通常は発電力率制御方式が採用され、場合
によっては買電力率制御方式あるいは両方式とも採用す
る場合もある。このように制御方式の相違により長短の
特質が生じるから、これらの欠点を補い合う目的で、両
方式を採用する場合もあるが、稼働状況の変化に応じて
運転員による制御モードの選択操作が必要となる。
の励磁制御方式として、発電機の発電力率を目標値に維
持することを目的とする発電力率制御方式と、買電力率
を目標値に維持することを目的とする買電力率制御方式
の2種類がある。従来の電力系統と自家用発電機との並
列運転時における回路構成の一例を、図3に示す。な
お、各図面において、同一符号は同一もしくは相当部材
を表す。電力系統1からの買電の無効電力を検出する検
出器4A 、発電機2から自家発電する発電の無効電力を
検出する検出器4B 、その発電機2からの有効電力を検
出する検出器5を備え、励磁制御装置6によって先の検
出器4A ,4B ,5のそれぞれの検出値QR ,QG ,P
G と、買電最小無効電力設定器7による買電無効電力の
最小値QL1[この最小値とは自家設備から電力系統へ電
力を逆流させないある程度の余裕量を持たせた買電無効
電力量である]と、発電機定格力率設定器10による発
電機2の定格力率αを比較演算し、発電機2の励磁制御
6a の制御を行う[以下、これを『従来例』という]。
図4は発電機出力の有効成分と無効成分の関係を簡略的
に示すP−Q特性曲線図である。A,B,C,Dが発電
機の供給可能な有効電力と無効電力の限界値を示す。こ
こで、X座標は発電機出力の無効成分を表し、Y座標は
発電機出力の有効成分を示す。また、線Pn が発電機が
発生している有効電力であり、線Pn 上の例えばQ1,
Q2 ,Q3 が発電機が発生する無効電力である。例え
ば、負荷の要求する無効電力がQ0 からQn までの線分
に相当する無効電力[以下、これを単に『Q0 〜Qn 』
と記す]で、発電機の供給する無効電力がQ0 〜Q2 の
時の買電無効電力はQ2 〜Qn であり、その時の発電力
率は∠Q0 OQ2 となり、買電力率は(有効電力)2 /
{(有効電力)2 +(Q2 Qn )2 }である。従来例で
は、発電力率制御方式の場合における発電無効電力は、
無効電力Q0〜Q2 [発電機2の定格力率α]に固定さ
れ、買電力率制御方式における発電無効電力は、無効電
力Q0 〜Q1 から無効電力Q0 〜Q3 の間の値となる。
そして発電力率制御方式では、通常、目標力率が発電機
の固定力率とし、図4では線OBがなす力率αに相当す
る。ここで発電出力が線Pn の場合には、発電機の発生
する無効電力はQ0 〜Q2となり、需要家負荷設備の無
効電力分をQ0 〜Qn とすれば、買電無効電力の分担分
は無効電力Q2 〜Qn になる。従って、一方の発電力率
制御方式では、発電機力率を一定に保っため、発電機の
発生する有効電力に比例した無効電力を供給するもので
あり、発電機の許容無効電力を最大限に出力するもので
は無い。また、他方の買電力率制御方式では、通常、買
電力率が遅れの100%となるよう、発電無効電力を最
大限に出力することにより、図4では買電無効電力はQ
3 〜Qn となり、先の発電力率制御方式に比べて多くの
無効電力を発生する。さらに、負荷無効電力が減少した
場合には、買電力率が進み力率とならないようにするた
め、発電無効電力を減少させ、買電無効電力はQ1 〜Q
n となるが、発電無効電力はQ0 〜Q1 となり、発電力
率は定格力率より進みとなる。これら2方式のいずれか
を採用するかは、自家発電設備設置者の電力運用の考え
方によるが、通常は発電力率制御方式が採用され、場合
によっては買電力率制御方式あるいは両方式とも採用す
る場合もある。このように制御方式の相違により長短の
特質が生じるから、これらの欠点を補い合う目的で、両
方式を採用する場合もあるが、稼働状況の変化に応じて
運転員による制御モードの選択操作が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に発電力率制御方式では発電無効電力の発生が発電有効
電力の発生に比例したものとなるため、無効電力供給能
力に余裕があるにもかかわらず、買電力率改善への寄与
が制限される。また本来、発電機の安定運転のためには
できるだけ大きな無効電力を発生させるべく、大きな励
磁電流で運転すべきところ、買電力率制御方式では負荷
無効電力が減少した場合、発電無効電力減少し励磁電流
は減少する。そこで本発明は、制御方式の選択操作を行
うこと無く、発電力率制御方式と買電力率制御方式のそ
れぞれの利点を生かした無効電力供給制御を行い、発電
機の持てる調相機能の有効利用により、買電力率制御を
進み力率にすること無く、且つ高力率の受電を行うこと
ができるため、コージェネ[cogeneration]設備等の運用
における経済的な給電システムとする無効電力供給制御
の方法とその装置を提供することを目的とする。
に発電力率制御方式では発電無効電力の発生が発電有効
電力の発生に比例したものとなるため、無効電力供給能
力に余裕があるにもかかわらず、買電力率改善への寄与
が制限される。また本来、発電機の安定運転のためには
できるだけ大きな無効電力を発生させるべく、大きな励
磁電流で運転すべきところ、買電力率制御方式では負荷
無効電力が減少した場合、発電無効電力減少し励磁電流
は減少する。そこで本発明は、制御方式の選択操作を行
うこと無く、発電力率制御方式と買電力率制御方式のそ
れぞれの利点を生かした無効電力供給制御を行い、発電
機の持てる調相機能の有効利用により、買電力率制御を
進み力率にすること無く、且つ高力率の受電を行うこと
ができるため、コージェネ[cogeneration]設備等の運用
における経済的な給電システムとする無効電力供給制御
の方法とその装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は買電無効電力検出と発電有効電力検出と発
電無効電力検出とを行い、発電機の最大無効電力設定と
発電機の最小無効電力設定と発電機の定格力率設定とか
ら、検出入力と設定入力を比較演算し出力する機能を有
する励磁制御装置とを設けることにより、常に発電機に
設定された定格力率より遅れ力率を維持し、且つ発電機
の最大無効電力を越えない範囲で、無効電力供給を行う
手段である。すなわち、自家用発電機と電力系統との並
列運転システムで需要家構内の無効電力調整を行う発電
機励磁制御方法において、発電機出力の有効電力値がP
n のときに、負荷が要求する無効電力が前記発電機の有
効電力が最大値Pm のときの発電機の無効電力の最大値
QL2と買電無効電力の最小値QL1との和QL2+QL1より
も大きい場合には、発電機の無効電力を前記発電機の無
効電力の最大値QL2に保持し、負荷が要求する無効電力
が買電無効電力の最小値QL1より大きいが発電機の無効
電力の最大値QL2と買電無効電力の最小値QL1の和QL2
+QL1より小さい場合には、買電無効電力を前記買電無
効電力の最小値QL1に保持する無効電力供給制御の方法
であり、また負荷が要求する無効電力が買電無効電力の
最小値QL1より小さいときは、そのときの発電機の無効
電力の値QG と発電機の有効電力の値PG から発電機の
発電力率を演算し、その演算値θを予め設定された前記
発電機の定格力率の値αと比較し、演算値θが設定され
た力率の値αより進み力率であれば、発電機の無効電力
の値を現状で保持し、演算値θが設定された力率の値α
より遅れ力率であれば、発電機の無効電力の値を減少さ
せる前項に記載の無効電力供給制御の方法であり、さら
には電力系統からの買電電力が入力する電力ラインに接
続された第1の無効電力検出器(4A )と、電力ライン
に接続された発電機(2)と、発電機(2)の無効電力
(QG )を検出する第2の無効電力検出器(4B )と、
発電機(2)の有効電力(PG )を検出する有効電力検
出器(5)と、買電無効電力が進み力率を発生させない
買電無効電力の最小値(QL1)を設定する買電最小無効
電力設定器(7)と、発電機(2)の無効電力の最大値
(QL2)を設定する発電機最大無効電力設定器(8)
と、発電機(2)の無効電力の最小値QL3を設定する発
電機最小無効電力設定器(9)と、検出された買電無効
電力(QR ),発電機(2)の無効電力(QG ),設定
された買電無効電力の最小値(QL1),発電機(2)の
無効電力の最大値(QL2),発電機(2)の無効電力の
最小値(QL3)に基づき、これらの比較演算により、発
電機(2)の励磁電流(6a ) を調整する励磁制御装置
とを備えた無効電力供給制御装置である。
に、本発明は買電無効電力検出と発電有効電力検出と発
電無効電力検出とを行い、発電機の最大無効電力設定と
発電機の最小無効電力設定と発電機の定格力率設定とか
ら、検出入力と設定入力を比較演算し出力する機能を有
する励磁制御装置とを設けることにより、常に発電機に
設定された定格力率より遅れ力率を維持し、且つ発電機
の最大無効電力を越えない範囲で、無効電力供給を行う
手段である。すなわち、自家用発電機と電力系統との並
列運転システムで需要家構内の無効電力調整を行う発電
機励磁制御方法において、発電機出力の有効電力値がP
n のときに、負荷が要求する無効電力が前記発電機の有
効電力が最大値Pm のときの発電機の無効電力の最大値
QL2と買電無効電力の最小値QL1との和QL2+QL1より
も大きい場合には、発電機の無効電力を前記発電機の無
効電力の最大値QL2に保持し、負荷が要求する無効電力
が買電無効電力の最小値QL1より大きいが発電機の無効
電力の最大値QL2と買電無効電力の最小値QL1の和QL2
+QL1より小さい場合には、買電無効電力を前記買電無
効電力の最小値QL1に保持する無効電力供給制御の方法
であり、また負荷が要求する無効電力が買電無効電力の
最小値QL1より小さいときは、そのときの発電機の無効
電力の値QG と発電機の有効電力の値PG から発電機の
発電力率を演算し、その演算値θを予め設定された前記
発電機の定格力率の値αと比較し、演算値θが設定され
た力率の値αより進み力率であれば、発電機の無効電力
の値を現状で保持し、演算値θが設定された力率の値α
より遅れ力率であれば、発電機の無効電力の値を減少さ
せる前項に記載の無効電力供給制御の方法であり、さら
には電力系統からの買電電力が入力する電力ラインに接
続された第1の無効電力検出器(4A )と、電力ライン
に接続された発電機(2)と、発電機(2)の無効電力
(QG )を検出する第2の無効電力検出器(4B )と、
発電機(2)の有効電力(PG )を検出する有効電力検
出器(5)と、買電無効電力が進み力率を発生させない
買電無効電力の最小値(QL1)を設定する買電最小無効
電力設定器(7)と、発電機(2)の無効電力の最大値
(QL2)を設定する発電機最大無効電力設定器(8)
と、発電機(2)の無効電力の最小値QL3を設定する発
電機最小無効電力設定器(9)と、検出された買電無効
電力(QR ),発電機(2)の無効電力(QG ),設定
された買電無効電力の最小値(QL1),発電機(2)の
無効電力の最大値(QL2),発電機(2)の無効電力の
最小値(QL3)に基づき、これらの比較演算により、発
電機(2)の励磁電流(6a ) を調整する励磁制御装置
とを備えた無効電力供給制御装置である。
【0005】
【作用】本発明は、自家用発電機と電力系統との並列運
転システムでの需要家構内の無効電力の調整方法に係わ
る発電機の励磁方法において、発電機出力の有効電力値
がPn のときに、負荷が要求する無効電力が前記発電機
の有効電力が最大値Pmのときの発電機の無効電力の最
大値QL2と買電無効電力の最小値QL1との和QL2+QL1
よりも大きい場合には、前記発電機の無効電力を前記発
電機の無効電力の最大値QL2に保持し、前記負荷が要求
する無効電力が前記買電無効電力の最小値QL1より大き
いが前記発電機の無効電力の最大値QL2と前記買電無効
電力の最小値QL1の和QL2+QL1より小さい場合には、
前記買電無効電力を前記買電無効電力の最小値QL1に保
持するように発電機制御を行うから、制御方式の選択操
作を行うこと無く、発電力率制御方式と買電力率制御方
式のそれぞれの利点を生かした無効電力供給制御を行
い、発電機の持てる調相機能の有効利用により、買電力
率制御を進み力率にすること無く、且つ高力率の受電を
行うことができるため、コージェネ設備等の運用におけ
る経済的な給電システムとする無効電力供給制御の方法
とその装置が得られる。
転システムでの需要家構内の無効電力の調整方法に係わ
る発電機の励磁方法において、発電機出力の有効電力値
がPn のときに、負荷が要求する無効電力が前記発電機
の有効電力が最大値Pmのときの発電機の無効電力の最
大値QL2と買電無効電力の最小値QL1との和QL2+QL1
よりも大きい場合には、前記発電機の無効電力を前記発
電機の無効電力の最大値QL2に保持し、前記負荷が要求
する無効電力が前記買電無効電力の最小値QL1より大き
いが前記発電機の無効電力の最大値QL2と前記買電無効
電力の最小値QL1の和QL2+QL1より小さい場合には、
前記買電無効電力を前記買電無効電力の最小値QL1に保
持するように発電機制御を行うから、制御方式の選択操
作を行うこと無く、発電力率制御方式と買電力率制御方
式のそれぞれの利点を生かした無効電力供給制御を行
い、発電機の持てる調相機能の有効利用により、買電力
率制御を進み力率にすること無く、且つ高力率の受電を
行うことができるため、コージェネ設備等の運用におけ
る経済的な給電システムとする無効電力供給制御の方法
とその装置が得られる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例における電力系統と
自家用発電機との並列運転時の回路構成を示すブロック
図である。買電の無効電力を検出する検出器4A 、発電
機2の無効電力を検出する検出器4B 、発電機2の有効
電力を検出する検出器5を備え、励磁制御装置6によっ
て先の検出器4A ,4B ,5のそれぞれの検出値QR,Q
G,PG と、買電最小無効電力設定器7による買電無効電
力の最小値QL1[自家発電機2から電力系統1へ電力が
逆流しないための、かつ多少の余裕を持った買電無効電
力の最小値]と、発電機最大無効電力設定器8による発
電機2の有効電力最大値Pm のときの(許容)無効電力
の最大値QL2と、発電機最小無効電力設定器9による無
効電力の最小値QL3[運転力率保証値・発電機運転の安
全を確保できる最小運転力率γ]と、発電機定格力率設
定器10による発電機定格力率αとを、設定入力させて
先の検出入力とこれらをそれぞれ比較演算し、励磁制御
装置6からの励磁電流6a を負荷設備の要求に対応する
ように調整し、発電機2の励磁電流6a の制御を行う、
つまりそのときの負荷設備3が要求する負荷無効電力Q
0 〜Qn と買電無効電力QR とを勘案した、適切な発電
機2の無効電力QG になるように調整する。
明する。図1は、本発明の一実施例における電力系統と
自家用発電機との並列運転時の回路構成を示すブロック
図である。買電の無効電力を検出する検出器4A 、発電
機2の無効電力を検出する検出器4B 、発電機2の有効
電力を検出する検出器5を備え、励磁制御装置6によっ
て先の検出器4A ,4B ,5のそれぞれの検出値QR,Q
G,PG と、買電最小無効電力設定器7による買電無効電
力の最小値QL1[自家発電機2から電力系統1へ電力が
逆流しないための、かつ多少の余裕を持った買電無効電
力の最小値]と、発電機最大無効電力設定器8による発
電機2の有効電力最大値Pm のときの(許容)無効電力
の最大値QL2と、発電機最小無効電力設定器9による無
効電力の最小値QL3[運転力率保証値・発電機運転の安
全を確保できる最小運転力率γ]と、発電機定格力率設
定器10による発電機定格力率αとを、設定入力させて
先の検出入力とこれらをそれぞれ比較演算し、励磁制御
装置6からの励磁電流6a を負荷設備の要求に対応する
ように調整し、発電機2の励磁電流6a の制御を行う、
つまりそのときの負荷設備3が要求する負荷無効電力Q
0 〜Qn と買電無効電力QR とを勘案した、適切な発電
機2の無効電力QG になるように調整する。
【0007】 図2は、本発明の一実施例の無効電力調
整方法を示すフローチャートである。ステップ21にて
無効電力の値QR を買電の無効電力検出器4A から励磁
制御装置6へ導入し、予め設定されて励磁制御装置6へ
与えられている買電無効電力の最小値QL1と比較し[ス
テップ22]、QR >QL1であれば、ステップ23へ進
み、さらに検出した発電機2の無効電力QG を設定した
発電機2の無効電力の最大値QL2と比較し、このときQ
G <QL2であればステップ24からステップ25を経
て、発電機2の無効電力QG を増加させ、先のルーチン
を繰り返し、その結果ステップ24においてQG >QL2
になれば、ステップ26からステップ27へと進み励磁
電流6a を現状維持して発電機2の無効電力QG をその
ときの値に保持して運転を継続する。
整方法を示すフローチャートである。ステップ21にて
無効電力の値QR を買電の無効電力検出器4A から励磁
制御装置6へ導入し、予め設定されて励磁制御装置6へ
与えられている買電無効電力の最小値QL1と比較し[ス
テップ22]、QR >QL1であれば、ステップ23へ進
み、さらに検出した発電機2の無効電力QG を設定した
発電機2の無効電力の最大値QL2と比較し、このときQ
G <QL2であればステップ24からステップ25を経
て、発電機2の無効電力QG を増加させ、先のルーチン
を繰り返し、その結果ステップ24においてQG >QL2
になれば、ステップ26からステップ27へと進み励磁
電流6a を現状維持して発電機2の無効電力QG をその
ときの値に保持して運転を継続する。
【0008】 ところで、ステップ22でQR <QL1で
あれば、QR とそのときの発電機2の無効電力QG 及び
発電機2の有効電力PG から発電機の発電力率θを演算
し[ステップ30]、その演算値θをステップ31で設
定した発電機2の定格力率設定値αと比較し、θがαに
対し遅れであれば、ステップ32からステップ33を経
由して励磁電流6a を減少制御し、先のルーチンを繰り
返すが、ステップ31においてθがαに対し進みであれ
ば、ステップ34において設定した発電機2の無効電力
の最小値QL3とさらに比較し、進みであればステップ2
6からステップ27を経て励磁電流を現状維持して発電
機2の無効電力QG をそのときの値に保持して運転を継
続し、遅れであればステップ32からステップ33を経
由して励磁電流6a を減少制御することになる。
あれば、QR とそのときの発電機2の無効電力QG 及び
発電機2の有効電力PG から発電機の発電力率θを演算
し[ステップ30]、その演算値θをステップ31で設
定した発電機2の定格力率設定値αと比較し、θがαに
対し遅れであれば、ステップ32からステップ33を経
由して励磁電流6a を減少制御し、先のルーチンを繰り
返すが、ステップ31においてθがαに対し進みであれ
ば、ステップ34において設定した発電機2の無効電力
の最小値QL3とさらに比較し、進みであればステップ2
6からステップ27を経て励磁電流を現状維持して発電
機2の無効電力QG をそのときの値に保持して運転を継
続し、遅れであればステップ32からステップ33を経
由して励磁電流6a を減少制御することになる。
【0009】 このように本発明の一実施例によれば、
図4の発電機2の無効電力は先の買電無効電力の分担分
の無効電力Q2 〜Qn より大きく、無効電力Q0 〜Q3
よりは小さな値となる。買電無効電力の検出値QR が、
買電力率が進みとならないよう設定した買電無効電力の
最小値QL1より大きく、且つ設定した発電機2の(許
容)無効電力の最大値QL2を越えなければ、励磁電流6
a を増やし発電機2の無効電力を増加する。この制御の
結果、発電機2の(許容)無効電力の最大値QL2以上の
検出値に達したら、励磁電流6a の増加を止め、その時
の無効電力をそれ以上に出力しないように制限をかけ
る。また、買電無効電力の検出値QR が設定した買電無
効電力の最小値QL1より小さく、且つ設定した発電機2
の無効電力の最小値QL3(力率の値γ)より遅れ力率で
あれば励磁電流6a を減らし、発電機2の無効電力を減
少させる。その制御の結果、設定した発電機2の無効電
力の最小値QL3(=力率の値γ)より進み力率になれば
励磁減制御を止め、その時の無効電力以下にならないよ
うリミットをかけ、負荷設備に装備の進相コンデンサ・
バンクを開放する。これより以降は、設定した発電機2
の(許容)無効電力の最大値QL2,設定した発電機2の
無効電力の最小値QL3(=力率の値γ)による制限値の
範囲において、設定した買電無効電力の最小値QL1以上
の無効電力を購入するように励磁制御する。
図4の発電機2の無効電力は先の買電無効電力の分担分
の無効電力Q2 〜Qn より大きく、無効電力Q0 〜Q3
よりは小さな値となる。買電無効電力の検出値QR が、
買電力率が進みとならないよう設定した買電無効電力の
最小値QL1より大きく、且つ設定した発電機2の(許
容)無効電力の最大値QL2を越えなければ、励磁電流6
a を増やし発電機2の無効電力を増加する。この制御の
結果、発電機2の(許容)無効電力の最大値QL2以上の
検出値に達したら、励磁電流6a の増加を止め、その時
の無効電力をそれ以上に出力しないように制限をかけ
る。また、買電無効電力の検出値QR が設定した買電無
効電力の最小値QL1より小さく、且つ設定した発電機2
の無効電力の最小値QL3(力率の値γ)より遅れ力率で
あれば励磁電流6a を減らし、発電機2の無効電力を減
少させる。その制御の結果、設定した発電機2の無効電
力の最小値QL3(=力率の値γ)より進み力率になれば
励磁減制御を止め、その時の無効電力以下にならないよ
うリミットをかけ、負荷設備に装備の進相コンデンサ・
バンクを開放する。これより以降は、設定した発電機2
の(許容)無効電力の最大値QL2,設定した発電機2の
無効電力の最小値QL3(=力率の値γ)による制限値の
範囲において、設定した買電無効電力の最小値QL1以上
の無効電力を購入するように励磁制御する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
電力率制御方式と買電力率制御方式とのそれぞれの方式
の利点を生かしながら励磁制御を行うため、次のような
優れた特段の効果が得られる。 (1)発電機の定格無効電力を100%出力できる。 (2)定格力率を確保するため、発電機の安定運転を行
うことができる。 (3)運転制御方式の選択操作行為を必要としない。
電力率制御方式と買電力率制御方式とのそれぞれの方式
の利点を生かしながら励磁制御を行うため、次のような
優れた特段の効果が得られる。 (1)発電機の定格無効電力を100%出力できる。 (2)定格力率を確保するため、発電機の安定運転を行
うことができる。 (3)運転制御方式の選択操作行為を必要としない。
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例における無効電力調整方法を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図3】従来例の回路構成を示すブロック図
【図4】発電機の有効電力(P)と無効電力(Q)のP
−Q特性曲線図
−Q特性曲線図
1 電力系統 2 発電機 3 負荷設備 4A 無効電力検出器(買電用) 4B 無効電力検出器(発電用) 5 有効電力検出器 6 励磁制御装置 7 買電最小無効電力設定器 8 発電機最大無効電力設定器 9 発電機最小無効電力設定器 10 発電機定格力率設定器 α 発電機の定格力率の値 γ 発電機の無効電力の最小値QL3のときの力率の値
Claims (3)
- 【請求項1】 自家用発電機と電力系統との並列運転シ
ステムで需要家構内の無効電力調整を行う発電機励磁制
御方法において、 発電機出力の有効電力値がPn のときに、 負荷が要求する無効電力が前記発電機の有効電力が最大
値Pm のときの発電機の無効電力の最大値QL2と買電無
効電力の最小値QL1との和QL2+QL1よりも大きい場合
には、 前記発電機の無効電力を前記発電機の無効電力の最大値
QL2に保持し、 前記負荷が要求する無効電力が前記買電無効電力の最小
値QL1より大きいが前記発電機の無効電力の最大値QL2
と前記買電無効電力の最小値QL1の和QL2+QL1より小
さい場合には、 前記買電無効電力を前記買電無効電力の最小値QL1に保
持することを特徴とする無効電力供給制御の方法。 - 【請求項2】 前記負荷が要求する無効電力が前記買電
無効電力の最小値QL1より小さいときは、 そのときの前記発電機の無効電力の値QG と前記発電機
の有効電力の値PG から前記発電機の発電力率を演算
し、 その演算値θを予め設定された前記発電機の定格力率の
値αと比較し、 前記演算値θが前記設定された力率の値αより進み力率
であれば、前記発電機の無効電力の値を現状で保持し、 前記演算値θが前記設定された力率の値αより遅れ力率
であれば、前記発電機の無効電力の値を減少させること
を特徴とする請求項1記載の無効電力供給制御の方法。 - 【請求項3】 電力系統からの買電電力が入力する電力
ラインに接続された第1の無効電力検出器(4A )と、 前記電力ラインに接続された発電機(2)と、前記発電
機(2)の無効電力(QG )を検出する第2の無効電力
検出器(4B )と、前記発電機(2)の有効電力
(PG )を検出する有効電力検出器(5)と、 前記買電無効電力が進み力率を発生させない買電無効電
力の最小値(QL1)を設定する買電最小無効電力設定器
(7)と、 前記発電機(2)の無効電力の最大値(QL2)を設定す
る発電機最大無効電力設定器(8)と、 前記発電機(2)の無効電力の最小値QL3を設定する発
電機最小無効電力設定器(9)と、 検出された買電無効電力(QR ),発電機(2)の無効
電力(QG ),設定された買電無効電力の最小値
(QL1),発電機(2)の無効電力の最大値(QL2),
発電機(2)の無効電力の最小値(QL3)に基づき、こ
れらの比較演算により、前記発電機(2)の励磁電流
(6a ) を調整する励磁制御装置とを備えたことを特徴
とする無効電力供給制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269178A JPH0993815A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 無効電力供給制御の方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269178A JPH0993815A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 無効電力供給制御の方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0993815A true JPH0993815A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17468772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7269178A Pending JPH0993815A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 無効電力供給制御の方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0993815A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104333015A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-02-04 | 国网上海市电力公司 | 一种无功设备综合控制方法和系统 |
| CN109428328A (zh) * | 2017-09-05 | 2019-03-05 | 韩国能源技术研究院 | 可控制保持额定电压及额定频率的独立型微电网系统 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP7269178A patent/JPH0993815A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104333015A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-02-04 | 国网上海市电力公司 | 一种无功设备综合控制方法和系统 |
| CN109428328A (zh) * | 2017-09-05 | 2019-03-05 | 韩国能源技术研究院 | 可控制保持额定电压及额定频率的独立型微电网系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040524 |