JPH099415A - ハイブリッド車両 - Google Patents

ハイブリッド車両

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JPH099415A
JPH099415A JP14784095A JP14784095A JPH099415A JP H099415 A JPH099415 A JP H099415A JP 14784095 A JP14784095 A JP 14784095A JP 14784095 A JP14784095 A JP 14784095A JP H099415 A JPH099415 A JP H099415A
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    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines
    • B60K6/20Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
    • B60K6/50Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
    • B60K6/54Transmission for changing ratio
    • B60K6/543Transmission for changing ratio the transmission being a continuously variable transmission

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ハイブリッド車両において、制動時のエンジン
ブレーキを小さくして回生電力を増大させ、高負荷時の
モータによるエンジンの補完を有効に行ってエンジンの
小型化および燃費の向上を図る。 【構成】制動時において、エンジンの回転数が高いとエ
ンジンブレーキが大きく作用し、その分、回生制動によ
って得られる回生電力が少なくなる。そこで、制動時に
は、変速点を低速側に移動させ、エンジン全体の回転数
を低めにする。これによって回生電力が増大し、電源の
電力の備蓄が多くなる。図5(a)の従来の変速点に対
して、(b)では、減速時の3→2の変速点を低速側に
移動させ、かつ2→1の変速点をなくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、出力軸に対する直接的な駆動源
としてエンジンとモータとを備えたハイブリッド車両に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両において、出力軸を回転
駆動する駆動源としてエンジンおよびモータを搭載し
た、いわゆるパラレルタイプのハイブリッド車両が知ら
れている。
【0003】このものは、シリーズタイプのハイブリッ
ド車両がエンジンをもっぱら発電用に使用し、これによ
って得られる電力により駆動源としてのモータを回転駆
動するのとは異なり、エンジンとモータの双方が駆動源
として出力軸に連結されており、車両の走行状況に応じ
て、これらが適宜に使い分けられる。例えば、市街地で
はモータで走行して排気ガスの排出をなくし、また、郊
外ではエンジンで走行して航続距離を伸ばす。さらに、
登坂時や高積載時等の高負荷走行時において、エンジン
の駆動力が不足したときには、その不足分をモータで補
完して走行する。このように、エンジンのみによる駆動
力不足をモータで補うことができるため、エンジン自体
を小型化することができる。そして、小型化したエンジ
ンの高効率領域を使用して走行する機会が増えるため、
エンジンの低燃費化を実現することができる。
【0004】上述のハイブリッド車両においては、回生
制動を行うものが知られている。走行中の車両本体の制
動時に、上述のモータを発電機として使用する。制動時
に、発電機としてのモータは、出力軸によって回転さ
れ、これによってモータには回生電力が発生する。この
回生電力は、モータの電源(例えばバッテリ)に返還さ
れる。車両本体が有していた運動エネルギの一部が回生
電力として有効に電源に備蓄されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ハイブリッド車両によると、出力軸には、モータ以外に
もエンジンが連結されているため、制動時の出力軸の回
転は、モータ以外にこのエンジンにも伝達される。した
がって、車両のもっていたエネルギーは、一部、エンジ
ンブレーキによって失われ、その分、有効に回収される
回生電力が減少してしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、制動時にエンジンブレ
ーキによって消失されるエネルギーを減少させてその
分、回生電力を増加させるようにしたハイブリッド車両
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、エンジンとモータとを備
え、少なくとも一方の動力を出力軸に伝達するととも
に、前記エンジンと出力軸との間に配設された多段自動
変速機を介して変速を行うハイブリッド車両において、
前記モータに電力を供給する一方、発電機としての該モ
ータから回生電力の返還を受ける電源を備え、前記車両
本体の回生制動時に、前記多段自動変速機の変速段を決
定する変速点を、高速段領域が拡大される方向に移動さ
せることを特徴とする。
【0008】次に、エンジンとモータとを備え、少なく
とも一方の動力を出力軸に伝達するとともに、前記エン
ジンと出力軸との間に配設された無段自動変速機を介し
て変速を行うハイブリッド車両において、前記モータに
電力を供給する一方、発電機としての該モータから回生
電力の返還を受ける電源を備え、前記車両本体の回生制
動時(駆動軸の従動回転時)に前記変速比をより小さく
設定することを特徴とする。
【0009】なお、上述の多段自動変速機または無段自
動変速機がロックアップ機構付きのトルクコンバータを
有する場合において、前記車両本体の回生制動時に、前
記ロックアップ機構を解除するようにするとよい。
【0010】
【作用】以上構成に基づき、上述のハイブリッド車両に
おいては、エンジンとモータとはその出力軸を共通とし
ている。したがって、例えば、制動時の出力軸の回転
は、エンジンおよびモータに伝達される。このうちモー
タに伝達された出力軸の回転は、モータを回転させて回
生電力を発生させる。この回生電力は、電源に返還され
て有効に備蓄される。一方、出力軸の回転のうち、エン
ジンに伝達されるものは、エンジンブレーキとして失わ
れる。すなわち、制動時に車両本体がもっていた運動エ
ネルギーは、一部、回生電力として有効に電源に備蓄さ
れ、一部、エンジンブレーキによって消失される。な
お、運動エネルギーは他に、例えばフットブレーキの摩
擦熱や、運動部分の内部抵抗によって消費されるものも
あるが、以下の説明においては、これらについての説明
は省略し、もっぱら回生電力とエンジンブレーキとに着
目して説明するものとする。すなわち、エンジンブレー
キによって消費されるエネルギーが多いとその分回生電
力が少なくなるものとして説明する。
【0011】ところで、エンジンブレーキは、一般に、
エンジンの回転数が高い程、大きくなる。したがって、
例えば自動変速機が複数の変速段を有する場合、制動時
の出力軸の回転が同じときには、自動変速機の変速段が
低い程エンジンの回転数が高くなり、大きなエンジンブ
レーキが作用する。大きなエンジンブレーキによっては
多くのエネルギーが消費される。
【0012】そこで、制動時には、多段自動変速機の変
速段を決定する変速点を、高速段領域が拡大される方向
に移動させる。これにより、エンジンの回転数を低めに
し、エンジンブレーキによって消費されるエネルギーを
低減させる。これにより、その分、回生電力を増大させ
て、電源に備蓄される電力が増加される。すなわち、制
動時の車両のもっていた運動エネルギーについて、消費
される部分を少なくして、その分備蓄に回るエネルギー
を増やすことができる。
【0013】自動変速機が無段自動変速機の場合には、
制動時の変速比を低めに設定することで、上述の多段自
動変速機の場合とほぼ同様の作用を得ることができる。
【0014】なお、上述の多段自動変速機あるいは無段
自動変速機がロックアップ機構付きのものである場合に
は、ロックアップ機構が作動しているときはとエンジン
ブレーキによる抵抗が大きくなる。そこで、ロックアッ
プ機構を解除することにより、エンジンの抵抗を低減さ
せることができ、その分、回生電力が増大される。
【0015】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図1に、本発明に係るハイブリッド車両の
駆動系の概略構成を示す。なお、以下の説明において
は、本発明に係るハイブリッド車両として前進3段の自
動変速機を搭載したものを例として説明を行うが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、前進4
段、5段、さらには無段自動変速機に対しても、基本的
な構成を変更することなく適用することができる。ま
た、ハイブリッド車両全体の構成については、燃焼エン
ジンを搭載した一般的な車両(例えば、ガソリンエンジ
ンを搭載した自動車)とほぼ同様なので、その説明は省
略するものとする。
【0016】図1の駆動系は、駆動源としてのエンジン
1、その出力側に連結された自動変速機2、その出力側
に連結された駆動源としてのモータ3、そしてさらにそ
の出力側に連結された出力軸5を備えている。ここで、
同図中、太い実線は駆動力の流れを示し、細い実線(モ
ータ3と後述の電源6との間に)は電力の流れを示すも
のとする。上述の出力軸5は、ディファレンシャル装置
を介し、フロントアクスルまたはリヤアクスルを介し
て、前輪または後輪(いずれも不図示)に連結されてい
る。上述のモータ3には、電源としてのバッテリ6が接
続されている。モータ3は、この電源6からの電力によ
って回転駆動され出力軸5に対してトルクを付与するい
わゆる一般的なモータとしての動作の他に、エンジン1
または出力軸5によって回転駆動されるときは、回生電
力を発生してこの回生電力をバッテリ6に変換するいわ
ゆる発電機として作用するように構成されている。
【0017】なお、同図中、自動変速機2とモータ3と
の間には、クラッチ(不図示)を介装するようにしても
よい。このときは、自動変速機2とモータ3との間の動
力を接断することができるので、例えば、このクラッチ
を切ることで、モータ3の単独で出力軸5を回転させる
ことができる。
【0018】また同一の出力軸5を共通にして、エンジ
ン1とモータ3とを並列に配置することもできる。例え
ば、エンジン1、自動変速機2、出力軸5を直列に連結
し、一方、この出力軸5に対して、ギヤ等を介してモー
タ3を連結する。このときは、ギヤ等を出力軸5または
モータ3から外すことで、モータ3と出力軸5との間の
動力伝達を絶つことができる。
【0019】図2に、図1の自動変速機2とモータ3と
の配置を逆にした例を示す。すなわち、エンジン1の出
力側にまずモータ3を配置し、モータ3の下流側に自動
変速機2を配置し、そして自動変速機2の下流側に出力
軸5を配置した例である。同図中の太い実線および細い
実線は、図1と同様の内容を示す。この図2の構成にお
いては、上述と同様のクラッチ(不図示)は、エンジン
1とモータ3との間に介装することができる。
【0020】ここで、上述の図1のものと図2のものと
を、エンジン1およびモータ3の双方の駆動力を出力軸
5に伝達する場合について比較してみると、図1の場合
は、エンジン1の回転は、まず自動変速機2で変速さ
れ、変速後の回転に対して、モータ3によって駆動力が
付加されて出力軸5から出力される。これに対し、図2
の場合は、まずモータ3によって駆動力が付加された
後、自動変速機2によって変速されて出力軸5から出力
される。なお、本発明においては、回生電流を発生させ
る場合も含めて、図1および図2のいずれの構成をも採
用することができる。
【0021】以下では、図1の構成を例にしてさらに詳
述することにする。
【0022】図3は、図1の駆動系に、制御系を加えた
ブロック図である。同図中、太い実線および細い実線
は、図1、図2と同様、それぞれ駆動力、電力の流れを
示し、点線は信号の流れを示す。
【0023】本発明に係るハイブリッド車両は、上述の
駆動系としてのエンジン1、自動変速機2、モータ3、
出力軸5、バッテリ6に加えて、車両制御装置(制御装
置)9を主要構成要素として構成されている。そして、
動作の特徴は、制動時に変速点を低速側に移動させてエ
ンジン1全体としての回転を低くし、エンジンブレーキ
の作用を弱めて、その分、回生電力を増大させることに
ある。
【0024】以下、詳述する。
【0025】エンジン1には、車両制御装置9からのス
ロットル開度信号11sに基づいてエンジン1の回転数
を制御するエンジン制御装置11が連結されている。ま
たエンジン1の出力側には、自動変速機2が連結されて
いる。
【0026】自動変速機2としては、例えば、複数段の
多段自動変速機を使用することができる。なお、本実施
例では、前進3段の多段自動変速機2を例に説明する。
多段自動変速機2には、車両制御装置9からの変速信号
12sによって作動する変速アクチュエータ12が接続
されており、この変速アクチュエータ12の作動に基づ
いて、多段自動変速機2の変速がなされるようになって
いる。多段自動変速機2に出力側には、モータ3が連結
されている。
【0027】モータ3は、バッテリ6からの電力の供給
を受けて回転駆動される一方、発電機としても作用す
る。すなわち、モータ3は、エンジン1によって自動変
速機2を介して回転駆動されたときは、回生電力を発生
し、この回生電力がバッテリ6に返還される。また、モ
ータ3には、車両制御装置9からのトルク指令値信号1
3sに基づいてモータ3の動作を制御する駆動モータ制
御装置13が接続されている。モータ3の出力側には、
出力軸5が連結されている。
【0028】出力軸5は、ディファレンシャル装置等を
介して左右のアクスル(いずれも不図示)が連結されて
いる。
【0029】バッテリ6には、バッテリ6の残存電力容
量を検出するバッテリ状態検出装置7が接続されてい
る。この検出結果は、バッテリ残量信号7sとして、車
両制御装置9に入力される。
【0030】車両制御装置9は、さらに、車速センサ1
5、アクセルペダル16、ブレーキペダル17が接続さ
れており、それぞれからは車速信号15s、アクセル開
度信号16s、ブレーキ踏み込み量17sが入力され
る。
【0031】図4にエンジン1の回転数と、エンジンブ
レーキによる負のエンジントルクとの関係を図示する。
同図より、エンジンブレーキの作用は、エンジン1の回
転数が高い程大きくなることがわかる。すなわち、本実
施例においては、制動時の車両本体がもっていた運動エ
ネルギーは、一部、エンジンブレーキで消耗され、また
一部、回生電力となって電源に返還される。そして、エ
ンジンブレーキの作用が大きい程、つまりエンジンの回
転数が高い程、エンジンブレーキで消費されるエネルギ
ーが多くなり、その分、回生電力に回されるエネルギー
が少なくなってしまう。そこで、本実施例では、制動時
に自動変速機の変速段のシフトアップを行ってエンジン
の回転数を下げて、回生電力を増加させるようにしてい
る。すなわち、変速段を決定する変速点を、高速段領域
が拡大される方向に移動させて、回生電力を増すように
している。
【0032】そのシフトアップの様子を図5(a)、
(b)に示す。(a)は、車速とアクセル開度の関係に
おける変速点を図示する。実線の1→2および2→3
は、加速時の1速から2速への、また2速から3速への
変速点を示す。一方、点線の3→2および2→1は、減
速時の3速から2速への、また2速から3速への変速点
について図示したものである。(b)は、減速時の変速
点を低速側に移動させる例として、3→2の変速点を実
線の段差で示すように、低速側に移した例を示す。制動
時に、車速が落ちて、従来では3→2の変速を行う車速
(図5(b)の点線参照))になっても、この変速は行
わず、さらに車速が落ちたときに変速を行う(同図の実
線)。こうすることで、制動時のエンジン1の回転が全
体的に低めになり、制動時の車両本体の運動エネルギー
のうちのエンジンブレーキによって消費される分が減少
する。これに伴い、回生電力に回されるエネルギーが増
加することになる。なお、図5(b)においては、従来
の制動時に行っていた2→1の変速を行わないようにし
ている。
【0033】次に、図6のフローチャートを参照して、
動作について説明する。
【0034】スタート(S1)後、車両制御装置(図3
参照)9によって、ブレーキがオンされたか否かを検出
する(S2)。オンされていないときはリターン(S
3)に進む。一方、オンされているときは、図5(b)
に基づいた変速を行う(S4)。このとき、エンジン1
はフェルカットを行い、さらにスロットルロスを低減す
べくスロットルを開く(S5。スロットル開度θを10
0%とする。)。そして回生ルーチン(S6)に入る。
【0035】以上のようにすることで、回生制動時の回
生電力を増加させて、バッテリ6に返還されるエネルギ
ーを増やすことができる。この増加したエネルギーは、
モータ3を介して出力軸5の回転に利用することができ
る。例えば、高負荷走行時に、エンジン1の駆動力を補
完するときにモータ3をバッテリ6によって回転駆動さ
せる。このとき、上述の回生電力が有効に利用される。
したがって、エンジン1の負担分を減少させることがで
き、燃費の向上を実現することができる。言い換える
と、制動時において、車両の運動エネルギーは、従来、
エンジン1のエンジンブレーキによって多く失われてい
たが、本発明によって、エンジンブレーキによって失わ
れるエネルギーを低減して回生電力を増大させることが
でき、さらにこの回生電力をその後の車両本体の走行に
有効に利用することが可能であるため、全体として燃費
の向上を図ることが可能となる。 〈実施例2〉図7に実施例2のフローチャートを示す。
実施例2では、上述の実施例1における自動変速機2が
ロックアップ機構付のトルクコンバータを備えている場
合について説明する。
【0036】トルクコンバータを備えた自動変速機2に
おいて、ロックアップ機構を動作させると、エンジン1
の回転はトルクコンバータの流体を介することなく、ロ
ックアップ機構を介して機械的に直結された出力軸に伝
達される。このため、制動時には、エンジンブレーキの
作用が増すことになる。
【0037】そこで、エンジンブレーキの増大に伴う回
生電力の低下を防止すべく、制動時には、ロックアップ
ク機構を解除する(S15、S16)ようにする。
【0038】なお、図7中、S11〜S14、およびS
17、S18は、それぞれ実施例1の図6中のS1〜S
4、およびS5、S6に対応するので、これらについて
の説明は省略するものとする。
【0039】上述の前進3段の自動変速機2において、
オイルポンプ、クーラー等のいわゆる補器類を良好に作
動させるべくエンジン1の回転数の最低限の規制が設け
られている場合には、制動時においても、エンジン1が
その回転数以上の回転を保持する必要がある。しかし、
これらの規制がない場合には、回生電力のみを考慮した
場合には、制動時のシフトダウンは行わずに3速のまま
停止するのが好ましい。このときがエンジンブレーキに
よって消費されるエネルギーが最低で、したがって、回
生電力に回されるエネルギーが最大になるからである。
【0040】以上は、ブレーキオン時の回生制動につい
て述べたが、アクセルオフ時のエンジンブレーキについ
ても同様の効果が得られる。すなわちアクセルオフでア
ップシフトしてエンジンブレーキ力を弱め、その弱めた
分に相当する力をモータの駆動に当てて回生を行うこと
により、減速エネルギーを有効に回収することができ
る。この制御は、例えば、図6中の(S2)で、ブレー
キオンの代わりに、アクセルオフを判定することにより
達成することができる。
【0041】上述の実施例1、実施例2において、本発
明を説明したが、本発明は、これらに限定されるもので
はない。
【0042】例えば、実施例のはじめに述べたように、
前進4段、前進5段の自動変速機や無段自動変速機に対
してもそのまま流用することが可能である。
【0043】また、制動時に、回生電力を増大させるた
めに行う変速点の低速側への移動には、変速点をなくす
場合も含めるものとする。この例としては、図5(b)
で2→1の変速点を省略したものがある。
【0044】さらに、上述の実施例1または実施例2に
おいては、電源としてバッテリ6を使用したが、これに
代えて、キャパシタ、フライホイール・バッテリ、
油(空)圧アキュムレータ等を使用することができ
る。
【0045】の場合、大容量のコンデンサを使用する
ことができる。この場合、SOCは、キャパシタの電圧
を介して検出する。
【0046】の場合、フライホイール用モータと同軸
にフライホイールを配置し、モータの回転は、フライホ
イールの回転に基づいて発生する電力によって行い、一
方、例えばエンジンでモータを回転駆動することで、回
生電力を発生させ、この電力によってフライホイール用
モータによりフライホイールを回転させる。すなわち、
モータに供給するエネルギおよびモータから返還される
エネルギを、フライホイールの運動エネルギーとして蓄
えるものである。
【0047】のものは、油(空)アキュムレータに連
結された油(空)圧ポンプによってアキュムレータに油
(空)を出し入れすることで、モータに対する電力の出
し入れを行うものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
エンジンとモータとを有するハイブリッド車両におい
て、車両本体の制動時に、多段自動変速機の変速点を、
高速段領域が拡大される方向に移動させたり、無断自動
変速機の変速比をより小さくしたりすることで、制動時
のエンジン全体としての回転を低めて、エンジンブレー
キによって消費されてしまうエネルギーを低減させ、回
生電力に回されるエネルギーを増加させることができ
る。このため、例えば、高負荷時等において、エンジン
の駆動力が不足した場合でも、モータによる駆動力の補
完を良好に行うことができる。したがって、エンジンを
小型化することができる。さらには、小型化したエンジ
ンの、高効率領域を有効に使用することができるので、
燃費の向上を図ることができる。なお、燃費の向上につ
いては、電源に返還される回生電力が増大することによ
って、エンジンの駆動力を補完すべく電源によってモー
タを有効に回転駆動させることができることに基づいて
も、直接的に実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のハイブリッド車両の駆動系を示すブ
ロック図。
【図2】実施例1のハイブリッド車両の他の駆動系を示
すブロック図。
【図3】実施例1のハイブリッド車両の駆動系および制
御系を示すブロック図。
【図4】エンジンの回転数とエンジンのトルクとの関係
を示す図。
【図5】実施例1の、変速点を低速側に移動させる例を
示す図。
【図6】実施例1のフローチャート。
【図7】実施例2のフローチャート。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機(多段自動変速機) 3 モータ 5 出力軸 6 電源(バッテリ) 7 残量検出手段(バッテリ状態検出手段) 9 制御装置(車両制御装置) 11 エンジン制御装置 12 変速アクチュエータ 13 駆動用モータ制御装置 15 車速センサ 16 アクセルペダル 17 ブレーキペダル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // F16H 59:50

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンとモータとを備え、少なくとも
    一方の動力を出力軸に伝達するとともに、前記エンジン
    と出力軸との間に配設された多段自動変速機を介して変
    速を行うハイブリッド車両において、 前記モータに電力を供給する一方、発電機としての該モ
    ータから回生電力の返還を受ける電源を備え、 前記車両本体の回生制動時に、前記多段自動変速機の変
    速段を決定する変速点を、高速段領域が拡大される方向
    に移動させる、 ことを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 【請求項2】 エンジンとモータとを備え、少なくとも
    一方の動力を出力軸に伝達するとともに、前記エンジン
    と出力軸との間に配設された無段自動変速機を介して変
    速を行うハイブリッド車両において、 前記モータに電力を供給する一方、発電機としての該モ
    ータから回生電力の返還を受ける電源を備え、 前記車両本体の回生制動時に前記変速比をより小さく設
    定する、 ことを特徴とするハイブリッド車両。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の多段自動変速機または請
    求項2記載の無段自動変速機がロックアップ機構付きの
    トルクコンバータを有する場合において、 前記車両本体の回生制動時に、前記ロックアップ機構を
    解除する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のハイブ
    リッド車両。
JP14784095A 1995-06-14 1995-06-14 ハイブリッド車両 Expired - Lifetime JP3548629B2 (ja)

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