JPH0994543A - 基板洗浄用ブラシの保管方法 - Google Patents

基板洗浄用ブラシの保管方法

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JPH0994543A
JPH0994543A JP7282555A JP28255595A JPH0994543A JP H0994543 A JPH0994543 A JP H0994543A JP 7282555 A JP7282555 A JP 7282555A JP 28255595 A JP28255595 A JP 28255595A JP H0994543 A JPH0994543 A JP H0994543A
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brush
cleaning
container
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substrate
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JP7282555A
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Masahiro Nonomura
正浩 野々村
Akihiko Morita
彰彦 森田
Naoko Onodera
直子 小野寺
Fumitake Mieno
文健 三重野
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Fujitsu Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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    • H10P72/04Apparatus for manufacture or treatment
    • H10P72/0402Apparatus for fluid treatment
    • H10P72/0406Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • H10P72/0411Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for wet cleaning or washing
    • H10P72/0412Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for wet cleaning or washing using mainly scrubbing means, e.g. brushes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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    • G11B23/505Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシ本体が親水性を有するスポンジ状の多
孔質素材からなる洗浄用ブラシを使用する場合に、ブラ
シ本体を直ちに使用可能な状態で保管して、ライン稼動
への立上げ時間の短縮化を図り、保管や輸送中における
ブラシ本体へのパーティクルの付着やブラシ本体からの
ダストの発生を防止し、ブラシ本体の変形を防止できる
方法を提供する。 【解決手段】 収納容器38内に液体を収容し、その液
体中にブラシ本体16を浸漬させ、基板洗浄用ブラシ1
0を保管する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハ、液晶
表示装置用或いはフォトマスク用のガラス基板、光ディ
スク用の基板等の各種基板を水平姿勢に保持して鉛直軸
回りに回転させながら基板上に洗浄液を供給して基板を
ブラシ洗浄する基板洗浄装置において使用される基板洗
浄用ブラシ、特に、ブラシ本体が親水性を有するスポン
ジ状の多孔質素材によって形成された基板洗浄用ブラシ
を保管する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄用ブラシによって基板を洗浄する基
板洗浄装置の構成及び動作の1例を簡単に説明すると、
基板、例えば半導体ウエハをスピンチャックの上面側に
真空吸着によって水平姿勢に保持し、スピンチャックに
保持された基板を鉛直軸回りに回転させながら、その基
板上に洗浄液を供給し、ブラシ保持アームのブラシ回転
軸を回転させ、その回転軸に固着されブラシ保持アーム
によって懸吊状態に保持された洗浄用ブラシを自転させ
ながら上方位置から下降させて、洗浄用ブラシの下端を
基板表面に接近させ、洗浄用ブラシ下端を基板表面に接
触させ或いは近接させた状態で、自転している洗浄用ブ
ラシを回転している基板の表面に沿って基板上を移動さ
せることにより、基板の洗浄を行なうようにする。この
ような基板洗浄装置においては、使用により劣化した洗
浄用ブラシを交換したり、基板の種類や洗浄の目的など
に応じて洗浄用ブラシの種類を変えたりしている。この
ため、洗浄用ブラシをブラシ保持アームのブラシ回転軸
に取り付け、また、洗浄用ブラシをブラシ回転軸から取
り外すことができるようにしている。
【0003】洗浄用ブラシは、ブラシホルダとブラシ本
体とから構成され、ブラシ本体としては、下面側に多数
の毛を植設して形成されたものが一般に使用されている
が、最近では、例えばポリビニルアルコールを原料とし
て製造され親水性を有するスポンジ状の多孔質素材によ
って形成されたものが使用され始めている。このような
多孔質素材で形成されたブラシ本体をブラシホルダに取
着した洗浄用ブラシは、従来、乾燥状態で容器内に収納
され、保管及び輸送されていた。そして、半導体製造工
場等のユーザにおいて、洗浄用ブラシを使用する前に、
ブラシ本体に純水等の洗浄液を十分に含浸させて、ブラ
シ本体を一旦湿潤状態にしてから、ダミー基板を使用し
てブラシ洗浄を行ない、その後に、ライン稼動を行なう
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、親水性を有
するスポンジ状の多孔質素材からなるブラシ本体は、乾
いた状態では全く弾力性が無く硬質物化しており、これ
に純水等を含浸させて使用可能な状態にまで軟らかくす
るためには、相当の時間がかかり、ライン稼動に入るま
でに30分〜6時間といった多くの時間を費やしてい
た。
【0005】また、従来、洗浄用ブラシの保管や輸送中
に多孔質素材からなるブラシ本体にパーティクルが付着
し、その洗浄用ブラシを用いて基板の洗浄を行なったと
きに、基板表面へのパーティクル付着の原因となる、と
いった問題点がある。また、洗浄用ブラシの保管や輸送
中に、硬質物化したブラシ本体から微細なダストが発生
することも考えられ、それがパーティクルとなって基板
洗浄の際に基板表面へ付着する、といった問題点があ
る。
【0006】さらに、ブラシ本体の成形時には、素材が
湿潤状態にあり、それを一旦乾燥させた状態にして洗浄
用ブラシの保管や輸送が行なわれ、洗浄用ブラシの使用
に際してブラシ本体を再度湿潤させるようにしている。
しかしながら、このように、湿潤状態にあったブラシ本
体を一旦乾燥させて硬質物化し、その後にブラシ本体に
純水等を含浸させ、再びブラシ本体を湿潤状態にして柔
軟化させると、その過程でブラシ本体が変形する恐れが
ある、といった問題点もある。
【0007】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、ブラシ本体が親水性を有するスポン
ジ状の多孔質素材によって形成された基板洗浄用ブラシ
を使用する場合に、保管後のブラシの使用に際してブラ
シ本体を直ちに使用可能な状態にすることができ、もっ
て、ライン稼動への立上げ時間の短縮化を図り、また、
ブラシの保管や輸送中におけるブラシ本体へのパーティ
クルの付着やブラシ本体からのダストの発生を防止し
て、基板の洗浄時における基板表面へのパーティクルの
付着を防止することができ、さらに、ブラシ本体の変形
を防止することができるブラシ保管方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
容器内に液体を収容し、その液体中にブラシ本体を浸漬
させて、基板洗浄用ブラシを保管することを特徴とす
る。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載のブ
ラシ保管方法において、ポリビニルアルコールを原料と
して製造された多孔質素材によりブラシ本体が形成さ
れ、容器内に収容される液体を過酸化水素水又はイソプ
ロピルアルコールとすることを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2記載のブラシ保管方法において、基板洗浄用ブラシ
を1個収納する容器本体と、この容器本体を密閉する蓋
体とから容器が構成され、ブラシ本体の全体が常に液体
中に浸漬された状態となるように前記容器本体内を液体
で満たすことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明の保管方法では、容器内に
収容された液体中にブラシ本体が浸漬した状態で基板洗
浄用ブラシが保管されるので、親水性を有するスポンジ
状の多孔質素材によって形成されたブラシ本体は、吸液
して柔軟化し弾力性を有する状態に保たれる。従って、
洗浄用ブラシの使用に際してブラシ本体は直ちに使用可
能であり、従来のように、洗浄用ブラシの使用前にブラ
シ本体に純水等を含浸させて柔軟化させる必要が無い。
【0012】また、洗浄用ブラシのブラシ本体は、液体
中に浸漬して空気との接触が断たれた状態で保管される
ので、保管や輸送中にブラシ本体にパーティクルが付着
する心配が無い。また、ブラシ本体は、液体中に浸漬し
て柔軟化した状態で保管されるので、ブラシ本体からダ
ストが発生するようなことがない。
【0013】さらに、ブラシ本体を成形したときの湿潤
状態に保ったまま洗浄用ブラシが保管され、保管後にそ
のままの状態でブラシ本体が使用されるので、ブラシ本
体は、使用されるまでの間、成形時の形状が保たれる。
【0014】ポリビニルアルコールを原料として製造さ
れた多孔質素材で形成されたブラシ本体は、乾燥した状
態では非常に硬くなり、その状態のブラシ本体に純水等
を含浸させて柔軟化させるのには相当の時間を要するこ
ととなるが、請求項2に係る発明の方法のように、過酸
化水素水又はイソプロピルアルコール中にブラシ本体を
浸漬させて保管することにより、ブラシ本体は柔軟化し
た状態に保たれる。また、洗浄用ブラシの保管の際に、
過酸化水素水やイソプロピルアルコールは、ブラシ本体
と反応してそれを腐食させたり変質させたりすることが
なく、また、ブラシ本体から物質を溶出させたりするこ
とがない。さらに、過酸化水素水やイソプロピルアルコ
ールを容器内に収容することにより、容器内に微生物が
発生することも抑えられる。そして、過酸化水素水やイ
ソプロピルアルコールは純水に溶解するので、洗浄用ブ
ラシを容器から取り出してそのままの基板の純水洗浄に
使用しても、何ら問題が無い。
【0015】請求項3に係る発明の保管方法では、基板
洗浄用ブラシが1個ずつ別々に容器に収納されるので、
洗浄用ブラシを容器から取り出して基板洗浄装置のブラ
シ保持アームのブラシ回転軸に取り付ける際に便利であ
る。また、容器本体が蓋体で密閉されるので、容器内に
収容された液体が保管や輸送中に漏れ出たり蒸発したり
する心配が無く、また、保管や輸送中に容器内へパーテ
ィクルが混入することもない。さらに、ブラシ本体の全
体が常に液体中に浸漬された状態となるように容器本体
内が液体で満たされるので、保管や輸送中に容器が傾い
たり逆さになったりしても、ブラシ本体が部分的に湿潤
状態でなくなる、といった恐れが無い。
【0016】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例について図面
を参照しながら説明する。
【0017】図1ないし図3は、この発明に係るブラシ
保管方法を実施する態様の1例を示し、図1は、基板洗
浄用ブラシを分解するとともにその洗浄用ブラシを収納
するための収納容器を分離した状態を示す斜視図、図2
は、収納容器に洗浄用ブラシを収納した状態を示す部分
縦断面図、図3は、洗浄用ブラシを基板洗浄装置のブラ
シ回転軸に取着した状態を示す部分縦断面図である。
【0018】図に示した洗浄用ブラシ10は、上部取着
部12と下部保持部14とからなるブラシホルダにブラ
シ本体16を保持して構成されている。ブラシ本体16
は、上半部が大径に形成され、下半部が大径部18より
小径の小径部20となっている。このブラシ本体16
は、親水性を有するスポンジ状の多孔質素材、例えばポ
リビニルアルコールを原料とした多孔質素材によって形
成されている。多孔質素材は、例えば、ポリビニルアル
コールに酸を触媒としてホルムアルデヒドを結合させる
ホルマール化反応によりポリビニルホルマールを生成
し、その際、気孔生成剤を加えて気孔形成を行ない、不
溶性の多孔質基質が完成した後、気泡生成剤を抽出する
ことにより製造される。この素材により形成されたブラ
シ本体16は、連続的な気孔が形成され、親水性を有
し、湿潤時には良好な柔軟性、弾力性を呈し、乾燥時に
は全く弾力性が無くなって硬質物化する。
【0019】ブラシホルダの上部取着部12の上面中央
部には、洗浄用ブラシ10を基板洗浄装置のブラシ回転
軸に取着するための係止部22が一体に突設されてお
り、係止部22に雄ねじ24が螺刻されている。また、
係止部22の上端面には、その中央部に角穴26が軸心
線方向に穿設されている。上部取着部12の下半部は、
上半部に比べて若干細く形成されており、この下半部の
嵌合部28に円筒状の下部保持部14の上端部が嵌着さ
れる。図1中の符号30は、上部取着部12の嵌合部2
8の外周面に形設された係止小突起であり、符号32
は、嵌合部28に下部保持部14の上端部を嵌着したと
きに係止小突起30と係合する係止小凹部である。下部
保持部14の外径寸法は、上部取着部12の上半部の外
径と同じにし、また、下部保持部14の内径寸法は、ブ
ラシ本体16の大径部18の外径より僅かに大きくされ
ている。また、下部保持部14の下端近くの内周面に
は、支持環状部34が一体に形設されている。支持環状
部34の内径寸法は、ブラシ本体16の小径部20の外
径より僅かに大きくかつ大径部18の外径より小さくさ
れている。また、下部保持部14の下端には、互いに1
80°の角度をなす位置関係で2個所に回り止め用切欠
き36が形成されている。このブラシホルダは、例えば
ポリプロピレン等のプラスチック材によって形成され
る。
【0020】ブラシホルダにブラシ本体16を保持する
には、下部保持部14の支持環状部34の孔にブラシ本
体16の小径部20を挿入して、下部保持部14内にブ
ラシ本体16を収容した後、下部保持部14の上端部に
上部取着部12の嵌合部28を嵌着させるようにすれば
よい。このとき、ブラシ本体16は、下部保持部14の
支持環状部34によって支持されるとともに、上面が上
部取着部12の下面に当接して、ブラシホルダに対する
上下方向の移動が規制され、また、下部保持部14の内
周面によってブラシホルダに対する横方向の移動が規制
される。そして、ブラシ本体16がブラシホルダに保持
されたときに、ブラシ本体16の下端面が下部保持部1
4の下端より下方へ突き出た状態になる。
【0021】収納容器38は、容器本体40と蓋体42
とから構成されており、容器本体40及び蓋体42は、
例えばポリプロピレン等のプラスチック材によって形成
されている。容器本体40は、その上面が開口し、内径
寸法が洗浄用ブラシ10のブラシホルダの外径より僅か
に大きくされている。また、容器本体40の内周面に
は、互いに180°の角度をなす位置関係で2個所に、
容器本体40の内底面から容器本体40の軸線方向に沿
って延びる回り止め用棒状突起44がそれぞれ突設され
ており、また、両回り止め用棒状突起44を含めて互い
に60°ずつの角度をなす位置関係で4個所に、容器本
体40の内底面から容器本体40の軸線方向に沿って延
び回り止め用棒状突起44より若干短い支持用棒状突起
46がそれぞれ突設されている。そして、図2に示すよ
うに、洗浄用ブラシ10を容器本体40内へ、ブラシホ
ルダの下部保持部14の回り止め用切欠き36の位置と
容器本体40の回り止め用棒状突起44の位置とを合わ
せて嵌挿すると、4個の支持用棒状突起46の上端に洗
浄用ブラシ10のブラシホルダの下部保持部14の下端
が当接し、4個の支持用棒状突起46によって洗浄用ブ
ラシ10が容器本体40内において支持されるととも
に、各回り止め用棒状突起44の上端部に各回り止め用
切欠き36がそれぞれ嵌合して、洗浄用ブラシ10が容
器本体40内において軸心線回りに回動しないように固
定される。このとき、洗浄用ブラシ10のブラシ本体1
6の下端面が容器本体40の内底面に接触しないように
なっている。また、容器本体40の上端部外周面には雄
ねじ48が螺刻されている。
【0022】蓋体42の内周面には、図1には示されて
いないが、容器本体40の上端部外周面に螺刻された雄
ねじ48に螺合する雌ねじが螺刻されている。また、蓋
体42の内側上面の中央部に、洗浄用ブラシ10の係止
部22が遊嵌する凹部50が形成されている。そして、
蓋体42の内側上面の、凹部50の形成部分以外の面
が、洗浄用ブラシ10のブラシホルダ上面と接触もしく
は近接して洗浄用ブラシ10の移動を規制もしくは許容
範囲で制限する制動部をなすことになる。また、蓋体4
2の内側上面の周縁部には、蓋体42の内周面の雌ねじ
に容器本体40の上端部外周面の雄ねじ48を螺入させ
て、蓋体42を容器本体40に螺合させたときに、容器
本体40の上端側に密接して収納容器38の内部を気密
に保持するガスケット52が取着されている。
【0023】洗浄用ブラシ10は、収納容器38の容器
本体40内に図2に示すような状態で収納され、容器本
体40内には、ブラシ本体16を腐食させたり変質させ
たりすることがなくブラシ本体から物質を溶出させるこ
ともない液体、例えば過酸化水素水又はイソプロピルア
ルコールが注入され、その後に、蓋体42によって容器
本体40の上面開口が密閉される。過酸化水素水やイソ
プロピルアルコールは、収納容器38内で微生物が発生
するのを抑制する効果もあり、また、純水に溶解するの
で、この点でも好ましい。収納容器38内に注入する液
体の量は、保管や輸送中に収納容器38が傾いたり逆さ
になったりしても、ブラシ本体16の全体が常に液体中
に浸漬された状態となる程度としておく。容器本体40
に蓋体42を螺合させて収納容器38を密閉した状態に
おいては、上記したように収納容器38内での洗浄用ブ
ラシ10の移動が規制されもしくは許容範囲で制限さ
れ、保管や輸送中に洗浄用ブラシ10が収納容器38内
で大きく揺動することはない。また、ブラシ本体16の
下端面が容器本体40の内底面に接触しないように保持
されるので、洗浄用ブラシ10の保管や輸送中にブラシ
本体16が変形するようなことがない。さらに、収納容
器38が密閉された状態においては、保管や輸送中に収
納容器38内から液体が漏れ出たり蒸発したりすること
がなく、また、保管や輸送中に収納容器38内へパーテ
ィクルが混入する心配も無い。そして、洗浄用ブラシ1
0のブラシ本体16は、常に全体が液体中に浸漬してい
るので、柔軟化し弾力性を有する状態に保たれる。従っ
て、洗浄用ブラシ10は、収納容器38から取り出して
直ちに基板の洗浄処理に使用することが可能である。
【0024】次に、収納容器38に収納された洗浄用ブ
ラシ10を基板洗浄装置のブラシ回転軸に取着し、ま
た、ブラシ回転軸に取着された洗浄用ブラシ10をブラ
シ回転軸から取り外して収納容器38に収納する操作に
ついて、図3を参照しながら説明しておく。
【0025】図3に示すように、洗浄用ブラシ10が取
着されるブラシ回転軸54は、その下端近くにフランジ
部56が一体に形設されており、そのフランジ部56よ
り下端側の部分58が、洗浄用ブラシ10の係止部22
の上端面中央部に穿設された角穴26と嵌合する角棒状
に形成されている。また、ブラシ回転軸54のフランジ
部56には、洗浄用ブラシ10の係止部22の雄ねじ2
4に螺合する雌ねじが螺刻されたナット60が、ブラシ
回転軸54の周りに回転可能に係合して保持されてい
る。そして、ブラシ回転軸54に洗浄用ブラシ10を取
着するには、まず、収納容器38の蓋体42を取り去っ
て容器本体40の上面を開口させ、洗浄用ブラシ10の
ブラシホルダの上面側を容器本体40の上面開口から覗
かせた状態にする。次に、容器本体40に洗浄用ブラシ
10を収納したまま、容器本体40を手で持って洗浄用
ブラシ10を下方からブラシ回転軸54に接近させ、係
止部22の角穴26をブラシ回転軸54の下端部の角棒
状部分58に嵌合させる。そして、容器本体40を手で
支え持った状態で、係止部22の雄ねじ24にナット6
0を螺合させて締め付ける。この際、係止部22の雄ね
じ24にナット60の雌ねじが螺合した状態で、手でナ
ット60を回転させるように操作するが、ブラシホルダ
の下部保持部14の回り止め用切欠き36が容器本体4
0の内周面の回り止め用棒状突起44の上端部に係合し
ているため、容器本体40を手で把持しておくことによ
り、ナット60を回転させても洗浄用ブラシ10が共回
りすることはない。以上のようにして、図3に示すよう
に洗浄用ブラシ10がブラシ回転軸54に取着される
と、容器本体40を下向きに引き上げて洗浄用ブラシ1
0から抜き出す。この間、洗浄用ブラシ10には一切手
を触れずに、上記した一連の操作が行なわれる。
【0026】一方、ブラシ回転軸54から洗浄用ブラシ
10を取り外すときは、ブラシ回転軸54に取着された
洗浄用ブラシ10に下方から容器本体40を接近させ、
図3に示したように洗浄用ブラシ10に容器本体40を
外挿する。そして、容器本体40を手で支え持った状態
でナット60を回転させ、ナット60を係止部22から
離脱させる。この際、ブラシホルダの下部保持部14の
回り止め用切欠き36が容器本体40の内周面の回り止
め用棒状突起44の上端部に係合しているため、容器本
体40を手で把持しておくことにより、ナット60を回
転させても洗浄用ブラシ10が共回りすることはない。
ナット60が係止部22から離脱すると、容器本体40
を下向きに引き下げ、係止部22の角穴26をブラシ回
転軸54の下端部の角棒状部分58から抜き出して、ブ
ラシ回転軸54から洗浄用ブラシ10を取り外す。そし
て、容器本体40内へ過酸化水素水又はイソプロピルア
ルコールを注入した後、容器本体40に蓋体42を螺合
させる。この取外し操作の間も、洗浄用ブラシ10に一
切手を触れることがない。
【0027】以上、図1ないし図3に示した実施例によ
り、この発明に係るブラシ保管方法を説明したが、この
発明の方法は、上記説明並びに図面の内容に限定される
ものでないことは勿論である。すなわち、洗浄用ブラシ
のブラシホルダの構成やブラシ本体の形状、素材など
は、上記実施例のものに限定されないし、また、上記実
施例では、収納容器に1個の基板洗浄用ブラシを収納す
るようにしているが、液体が入った容器に複数個の洗浄
用ブラシを同時に収納して保管するようにしても差し支
えない。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る発明のブラシ保管方法に
よると、ブラシ本体が親水性を有するスポンジ状の多孔
質素材によって形成された基板洗浄用ブラシを、基板の
洗浄処理に使用するのに際して直ちに使用可能な状態で
保管することができ、このため、基板洗浄装置における
ライン稼動への立上げ時間の短縮化を図ることができ
る。また、洗浄用ブラシの保管や輸送中にブラシ本体に
パーティクルが付着したりブラシ本体からダストが発生
することがなくなるため、基板の洗浄時における基板表
面へのパーティクルの付着を防止して基板品質の低下を
防ぐことができる。さらに、ブラシ本体が湿潤状態と乾
燥状態とを交互に繰り返すことによる変形を防止するこ
とができるため、それを用いて基板の洗浄を行なったと
きの洗浄効果の低下を防ぐことができる。
【0029】請求項2に係る発明の保管方法では、容器
内に収容された液体によってブラシ本体を腐食させたり
変質させたりすることがなく、ブラシ本体から物質を溶
出させたりすることもないので、洗浄用ブラシの保管の
期間中、ブラシ本体の品質を維持することができる。ま
た、容器内での微生物の発生も抑えることができ、さら
に、容器内に収容された液体は純水に溶解するため、洗
浄用ブラシを容器から取り出してそのまま純水での基板
洗浄に使用しても問題が無い。
【0030】請求項3に係る発明の保管方法では、洗浄
用ブラシを容器から取り出して基板洗浄装置のブラシ保
持アームのブラシ回転軸に取り付けるのに便利であり、
また、洗浄用ブラシの保管や輸送中に、容器内に収容さ
れた液体が漏れ出たり蒸発したりすることがなく、容器
内へパーティクルが混入することも防止される。さら
に、保管や輸送中に容器が傾いたり逆さになったりする
ことがあっても、ブラシ本体は、その全体が常に液体中
に浸漬された状態となるため、請求項1に係る発明の上
記効果が確実に奏されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るブラシ保管方法を実施する態様
の1例を示し、基板洗浄用ブラシを分解するとともにそ
の収納容器を分離した状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した収納容器に図1に示した洗浄用ブ
ラシを収納した状態を示す部分縦断面図である。
【図3】図1に示した洗浄用ブラシを基板洗浄装置のブ
ラシ回転軸に取着した状態を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
10 洗浄用ブラシ 12 ブラシホルダの上部取着部 14 ブラシホルダの下部保持部 16 ブラシ本体 22 ブラシホルダの係止部 36 回り止め用切欠き部 38 収納容器 40 容器本体 42 蓋体 44 回り止め用棒状突起 46 支持用棒状突起 54 基板洗浄装置のブラシ回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 彰彦 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 小野寺 直子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 三重野 文健 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ本体が親水性を有するスポンジ状
    の多孔質素材によって形成された基板洗浄用ブラシを保
    管する方法において、 容器内に液体を収容し、その液体中に前記ブラシ本体を
    浸漬させることを特徴とする基板洗浄用ブラシの保管方
    法。
  2. 【請求項2】 ブラシ本体を形成する多孔質素材が、ポ
    リビニルアルコールを原料として製造されたものであ
    り、 容器内に収容される液体が、過酸化水素水又はイソプロ
    ピルアルコールである請求項1記載の基板洗浄用ブラシ
    の保管方法。
  3. 【請求項3】 容器が、基板洗浄用ブラシを1個収納す
    る容器本体と、この容器本体を密閉する蓋体とからな
    り、 前記容器本体内が、ブラシ本体の全体が常に液体中に浸
    漬された状態となるように液体で満たされる請求項1又
    は請求項2記載の基板洗浄用ブラシの保管方法。
JP7282555A 1995-10-02 1995-10-02 基板洗浄用ブラシの保管方法 Pending JPH0994543A (ja)

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