JPH099458A - グロメットの防水構造 - Google Patents
グロメットの防水構造Info
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- JPH099458A JPH099458A JP7147575A JP14757595A JPH099458A JP H099458 A JPH099458 A JP H099458A JP 7147575 A JP7147575 A JP 7147575A JP 14757595 A JP14757595 A JP 14757595A JP H099458 A JPH099458 A JP H099458A
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Landscapes
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線群を拡径させるスペーサを確実に取付保
持して、電線間および電線とグロメットの電線挿通部の
間に液状シール剤を確実に充填する。 【構成】 筒状の電線挿通部11cを有するグロメット
11に、複数の電線wを挿通し、電線挿通部に液状シー
ル剤12を充填して、電線間および電線と電線挿通部内
周面の隙間をシールする防水構造であって、電線挿通部
内の電線の挿通方向と直交する方向に配置するスペーサ
10を設け、スペーサに電線を隙間を広げるように分離
する仕切壁部10bを設けると共に、電線の長さ方向に
突出して挿通する電線群とテープ巻きして固定するテー
プ固定用舌状部10cを設ける。
持して、電線間および電線とグロメットの電線挿通部の
間に液状シール剤を確実に充填する。 【構成】 筒状の電線挿通部11cを有するグロメット
11に、複数の電線wを挿通し、電線挿通部に液状シー
ル剤12を充填して、電線間および電線と電線挿通部内
周面の隙間をシールする防水構造であって、電線挿通部
内の電線の挿通方向と直交する方向に配置するスペーサ
10を設け、スペーサに電線を隙間を広げるように分離
する仕切壁部10bを設けると共に、電線の長さ方向に
突出して挿通する電線群とテープ巻きして固定するテー
プ固定用舌状部10cを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車体パネル等の
貫通穴にワイヤハーネスを挿通した状態で装着するグロ
メットの防水構造に関し、詳しくは、ワイヤハーネスを
構成する電線群を拡散して、電線間の隙間に液状シール
剤を確実に充填するためのスペーサを、ワイヤハーネス
の所定位置に確実に取付保持するものである。
貫通穴にワイヤハーネスを挿通した状態で装着するグロ
メットの防水構造に関し、詳しくは、ワイヤハーネスを
構成する電線群を拡散して、電線間の隙間に液状シール
剤を確実に充填するためのスペーサを、ワイヤハーネス
の所定位置に確実に取付保持するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ワイヤハーネスでは、車体のパネ
ル等の貫通穴を貫通させてワイヤハーネスを配線する場
合、拡径した車体装着部と該車体装着部の縮径端に連続
させた小径の円筒形状の電線挿通部を有するゴム製のグ
ロメットにワイヤハーネスを挿通させ、この状態でグロ
メットを貫通穴に装着している。
ル等の貫通穴を貫通させてワイヤハーネスを配線する場
合、拡径した車体装着部と該車体装着部の縮径端に連続
させた小径の円筒形状の電線挿通部を有するゴム製のグ
ロメットにワイヤハーネスを挿通させ、この状態でグロ
メットを貫通穴に装着している。
【0003】特に、浸水が発生しやすい箇所に取り付け
られるグロメットには、電線挿通部とワイヤハーネスの
電線との隙間、および、電線群の隙間から浸水が発生す
るため、グロメットにワイヤハーネスを挿通させた後
に、グロメット内にシール剤を充填し、防水機能を高め
ている。
られるグロメットには、電線挿通部とワイヤハーネスの
電線との隙間、および、電線群の隙間から浸水が発生す
るため、グロメットにワイヤハーネスを挿通させた後
に、グロメット内にシール剤を充填し、防水機能を高め
ている。
【0004】上記液状シール剤を充填する際、液状シー
ル剤は粘性を有するため電線群の狭い隙間には充填され
にくく、特に、電線挿通部をワイヤハーネスに密着させ
ているために、電線群が圧縮された状態で、拡径部側か
ら注入する液状シール剤が電線挿通部の先端側まで隙間
に漏れ無く充填されにくい問題がある。
ル剤は粘性を有するため電線群の狭い隙間には充填され
にくく、特に、電線挿通部をワイヤハーネスに密着させ
ているために、電線群が圧縮された状態で、拡径部側か
ら注入する液状シール剤が電線挿通部の先端側まで隙間
に漏れ無く充填されにくい問題がある。
【0005】この問題を解決するために、従来、特開平
6−223661号で、図7(A)(B)に示すグロメット
1が提供されている。該グロメット1は、ワイヤハーネ
スW/Hの各電線wを電線拡散用のスペーサ2に通した
状態で、グロメット1にワイヤハーネスW/Hを挿通
し、スペーサ2をグロメット1の電線挿通部1cに直交
配置した状態で、液状シール剤5を充填している。
6−223661号で、図7(A)(B)に示すグロメット
1が提供されている。該グロメット1は、ワイヤハーネ
スW/Hの各電線wを電線拡散用のスペーサ2に通した
状態で、グロメット1にワイヤハーネスW/Hを挿通
し、スペーサ2をグロメット1の電線挿通部1cに直交
配置した状態で、液状シール剤5を充填している。
【0006】上記スペーサ2は、電線wの挿通方向と直
交方向に配置する一対の櫛歯状挿入板2a、2bを電線挿
通方向の連結板2cにより一周縁側で連結した形状で、
櫛歯状挿入板2a、2bの各櫛歯2dの隙間に他周縁側の
開口より電線wを挿入して、電線群を強制的に拡散さ
せ、電線間に隙間を形成している。ワイヤハーネスW/
Hに対する上記スペーサ2の取り付けは、図8に示すよ
うに、ワイヤハーネス結束時になされており、組立図板
6上に治具7を介してスペーサ2を設置し、ワイヤハー
ネスW/Hを構成する複数の電線wを各櫛歯2dの間に
それぞれ挿通させながら布線し、スペーサ2と所要間隔
をあけた位置で、ワイヤハーネスを構成する電線群の外
周を粘着テープにより結束している。
交方向に配置する一対の櫛歯状挿入板2a、2bを電線挿
通方向の連結板2cにより一周縁側で連結した形状で、
櫛歯状挿入板2a、2bの各櫛歯2dの隙間に他周縁側の
開口より電線wを挿入して、電線群を強制的に拡散さ
せ、電線間に隙間を形成している。ワイヤハーネスW/
Hに対する上記スペーサ2の取り付けは、図8に示すよ
うに、ワイヤハーネス結束時になされており、組立図板
6上に治具7を介してスペーサ2を設置し、ワイヤハー
ネスW/Hを構成する複数の電線wを各櫛歯2dの間に
それぞれ挿通させながら布線し、スペーサ2と所要間隔
をあけた位置で、ワイヤハーネスを構成する電線群の外
周を粘着テープにより結束している。
【0007】上記スペーサ2を取り付けたワイヤハーネ
スW/Hをグロメット1に挿通する時、図9に示すよう
に、グロメット1の電線挿通部1cの内部にグロメット
拡げ機の爪部8を挿入し、電線挿通部1cを径方向に拡
径した状態で、ワイヤハーネスW/Hを電線挿通部1c
内に挿通させている。
スW/Hをグロメット1に挿通する時、図9に示すよう
に、グロメット1の電線挿通部1cの内部にグロメット
拡げ機の爪部8を挿入し、電線挿通部1cを径方向に拡
径した状態で、ワイヤハーネスW/Hを電線挿通部1c
内に挿通させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにグロメッ
ト1内に取り付けらたスペーサ2は、ワイヤハーネスW
/Hおよびグロメット1に対して固定されていないた
め、ワイヤハーネスW/Hを車両の組立ラインへ搬送す
る時や、上記グロメット1の電線挿通部1c内にワイヤ
ハーネスW/Hを挿通させる時に、電線に引っ張られ
て、スペーサの取付位置がズレたり、電線と直交する方
向から倒れ易い問題がある。
ト1内に取り付けらたスペーサ2は、ワイヤハーネスW
/Hおよびグロメット1に対して固定されていないた
め、ワイヤハーネスW/Hを車両の組立ラインへ搬送す
る時や、上記グロメット1の電線挿通部1c内にワイヤ
ハーネスW/Hを挿通させる時に、電線に引っ張られ
て、スペーサの取付位置がズレたり、電線と直交する方
向から倒れ易い問題がある。
【0009】上記のように取付位置にズレが発生した
り、スペーサが倒れた場合、各櫛歯2dの間より電線w
が抜け出る問題および電線の隙間が小さくなる等の問題
が発生する。その場合、液状シール剤を電線群の隙間に
十分に充填することが出来ず、防水性が低下する欠点が
ある。
り、スペーサが倒れた場合、各櫛歯2dの間より電線w
が抜け出る問題および電線の隙間が小さくなる等の問題
が発生する。その場合、液状シール剤を電線群の隙間に
十分に充填することが出来ず、防水性が低下する欠点が
ある。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、電線群を拡径させるスペーサをワイヤハーネスに確
実に取付保持して、電線間および電線とグロメットの電
線挿通部の間に液状シール剤を十分に充填できるグロメ
ットの防水構造を提供することを目的としている。
で、電線群を拡径させるスペーサをワイヤハーネスに確
実に取付保持して、電線間および電線とグロメットの電
線挿通部の間に液状シール剤を十分に充填できるグロメ
ットの防水構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1で、筒状の電線挿通部を有する
グロメットに、複数の電線を挿通し、上記電線挿通部に
液状シール剤を充填して、電線間および電線と電線挿通
部内周面の隙間をシールする防水構造であって、上記電
線挿通部内の電線の挿通方向と直交する方向に配置する
スペーサを設け、該スペーサに電線を隙間を広げるよう
に分離する仕切壁部を設けると共に、挿通する電線群と
テープ巻きして固定するテープ固定用舌状部を電線の長
さ方向に突設していることを特徴とするグロメットの防
水構造を提供している。
め、本発明は、請求項1で、筒状の電線挿通部を有する
グロメットに、複数の電線を挿通し、上記電線挿通部に
液状シール剤を充填して、電線間および電線と電線挿通
部内周面の隙間をシールする防水構造であって、上記電
線挿通部内の電線の挿通方向と直交する方向に配置する
スペーサを設け、該スペーサに電線を隙間を広げるよう
に分離する仕切壁部を設けると共に、挿通する電線群と
テープ巻きして固定するテープ固定用舌状部を電線の長
さ方向に突設していることを特徴とするグロメットの防
水構造を提供している。
【0012】上記スペーサは樹脂製で、電線挿通部の内
周面に圧接する円環形状の外枠部と、該外枠部の内周面
から突出する複数の仕切壁部を備え、外枠部の少なくと
も一端面より上記テープ固定用舌状部を突設している。
(請求項2)
周面に圧接する円環形状の外枠部と、該外枠部の内周面
から突出する複数の仕切壁部を備え、外枠部の少なくと
も一端面より上記テープ固定用舌状部を突設している。
(請求項2)
【0013】上記テープ固定用舌状部は、その先端をグ
ロメットの電線挿通部の先端より外方に突出させ、この
外方突出位置で、電線群とテープ巻きして固定すること
が好ましい。
ロメットの電線挿通部の先端より外方に突出させ、この
外方突出位置で、電線群とテープ巻きして固定すること
が好ましい。
【0014】
【作用】本発明の請求項1に記載のグロメットの防水構
造によると、ワイヤハーネスの組立時にスペーサを予め
取り付け、該スペーサの仕切壁部によりワイヤハーネス
の電線間を分離して隙間を形成した状態で、テープ固定
用舌状部を電線群と共に外周をテープ巻きして、スペー
サとワイヤハーネスの取付状態を保持する。ついで、グ
ロメット拡げ機によりグロメットの電線挿通部を拡径さ
せて、該電線挿通部内にスペーサを取り付けたワイヤハ
ーネスを挿通させる。この時、スペーサがグロメット拡
げ機等の他部材に接触しても、上記のように、スペーサ
のテープ固定用舌状部を電線群と固定しているため、ワ
イヤハーネスに対するスペーサの取付位置にズレが発生
することは無い。また、スペーサが電線群に引っ張られ
倒れることもない。よって、スペーサを電線群に直交配
置した状態で、グロメットの電線挿通部内に液状シール
剤を注入できるため電線間および電線と電線挿通部の内
周面の間に液状シール剤が十分に充填される。
造によると、ワイヤハーネスの組立時にスペーサを予め
取り付け、該スペーサの仕切壁部によりワイヤハーネス
の電線間を分離して隙間を形成した状態で、テープ固定
用舌状部を電線群と共に外周をテープ巻きして、スペー
サとワイヤハーネスの取付状態を保持する。ついで、グ
ロメット拡げ機によりグロメットの電線挿通部を拡径さ
せて、該電線挿通部内にスペーサを取り付けたワイヤハ
ーネスを挿通させる。この時、スペーサがグロメット拡
げ機等の他部材に接触しても、上記のように、スペーサ
のテープ固定用舌状部を電線群と固定しているため、ワ
イヤハーネスに対するスペーサの取付位置にズレが発生
することは無い。また、スペーサが電線群に引っ張られ
倒れることもない。よって、スペーサを電線群に直交配
置した状態で、グロメットの電線挿通部内に液状シール
剤を注入できるため電線間および電線と電線挿通部の内
周面の間に液状シール剤が十分に充填される。
【0015】請求項2に記載のグロメットの防水構造に
よると、グロメット拡げ機により電線挿通部を拡径させ
てワイヤハーネスを挿通した後に、グロメット拡げ機を
取り外すことにより、グロメットの電線挿通部の内周面
が円環形状の外枠部の外周に圧接する。これにより、ワ
イヤハーネスを構成する電線群は、グロメットの電線挿
通部内に均一に拡散し、よって、電線挿通部内に注入す
るシール剤が電線間および電線と電線挿通部の間に効率
よく、均一に充填される。
よると、グロメット拡げ機により電線挿通部を拡径させ
てワイヤハーネスを挿通した後に、グロメット拡げ機を
取り外すことにより、グロメットの電線挿通部の内周面
が円環形状の外枠部の外周に圧接する。これにより、ワ
イヤハーネスを構成する電線群は、グロメットの電線挿
通部内に均一に拡散し、よって、電線挿通部内に注入す
るシール剤が電線間および電線と電線挿通部の間に効率
よく、均一に充填される。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。図1から図4は本発明の第1実施例の
グロメットの防水構造を示し、該防水構造では、複数の
電線wからなるワイヤハーネスW/Hに、電線wの長さ
方向と直交方向に配置して電線間に隙間を形成するスペ
ーサ10を取り付け、該スペーサ10と共にワイヤハー
ネスW/Hをグロメット11の電線挿通部11c内に挿
通させ、該電線挿通部11c内に二液硬化性ウレタン等
の液状シール剤12を充填している。
詳細に説明する。図1から図4は本発明の第1実施例の
グロメットの防水構造を示し、該防水構造では、複数の
電線wからなるワイヤハーネスW/Hに、電線wの長さ
方向と直交方向に配置して電線間に隙間を形成するスペ
ーサ10を取り付け、該スペーサ10と共にワイヤハー
ネスW/Hをグロメット11の電線挿通部11c内に挿
通させ、該電線挿通部11c内に二液硬化性ウレタン等
の液状シール剤12を充填している。
【0017】上記グロメット11はゴム製で、車体パネ
ルの貫通穴の周縁に係止する係止溝11aを備えた車体
装着部11bを備え、該車体装着部11bの縮径端側に円
筒状の上記電線挿通部11cを連続して設けている。電
線挿通部11cには、上記車体装着部11a側にスペーサ
10の外枠部10aを圧接する取付部11dを設けてい
る。
ルの貫通穴の周縁に係止する係止溝11aを備えた車体
装着部11bを備え、該車体装着部11bの縮径端側に円
筒状の上記電線挿通部11cを連続して設けている。電
線挿通部11cには、上記車体装着部11a側にスペーサ
10の外枠部10aを圧接する取付部11dを設けてい
る。
【0018】上記スペーサ10は樹脂製で、電線挿通部
11cの上記取付部11dの内周面に圧接する大きさの円
環形状の外枠部10aと、該外枠部10aの内周面から突
出する仕切壁部10bとを備え、外枠部10aの一端面に
は電線wの長さ方向に突出するテープ固定用舌状部10
cを突設している。
11cの上記取付部11dの内周面に圧接する大きさの円
環形状の外枠部10aと、該外枠部10aの内周面から突
出する仕切壁部10bとを備え、外枠部10aの一端面に
は電線wの長さ方向に突出するテープ固定用舌状部10
cを突設している。
【0019】図2に示すように、外枠部10aは、電線
wの挿通方向に幅広で、上記テープ固定用舌状部10c
と径方向に対向する上部に、電線挿入用の開口10dを
設けている。
wの挿通方向に幅広で、上記テープ固定用舌状部10c
と径方向に対向する上部に、電線挿入用の開口10dを
設けている。
【0020】上記仕切壁部10bは、上記外枠部10a内
に挿通させる複数の電線wを分離して隙間を形成するも
ので、上記外枠部10aと略同一軸心の円環形状をして
いる。該仕切壁部10bは、その下端外周部を外枠部1
0aの内周部と連結部10eにより連結しており、上記開
口10dと径方向に一致する上部には電線挿入用の開口
10fを設けている。また、仕切壁部10bには、下面よ
り開口10fにかけて突出板部10gを設け、該仕切壁部
10b内を更に区切っている。スペーサ10には、上記
外枠部10aと仕切壁部10bの間に第1電線収容部15
が形成されている。また、突出板部10gと仕切壁部1
0bの間に第2電線収容部16、16が形成されてい
る。
に挿通させる複数の電線wを分離して隙間を形成するも
ので、上記外枠部10aと略同一軸心の円環形状をして
いる。該仕切壁部10bは、その下端外周部を外枠部1
0aの内周部と連結部10eにより連結しており、上記開
口10dと径方向に一致する上部には電線挿入用の開口
10fを設けている。また、仕切壁部10bには、下面よ
り開口10fにかけて突出板部10gを設け、該仕切壁部
10b内を更に区切っている。スペーサ10には、上記
外枠部10aと仕切壁部10bの間に第1電線収容部15
が形成されている。また、突出板部10gと仕切壁部1
0bの間に第2電線収容部16、16が形成されてい
る。
【0021】上記テープ固定用舌状部10cは、ワイヤ
ハーネスW/Hの電線群と共に外周をテープ巻きして、
スペーサ10とワイヤハーネスW/Hとを固定するもの
で、外枠部10aの下部の一側面より細幅で、かつ、薄
肉に突設している。また、テープ固定用舌状部10c
は、図1に示すように、先端がグロメット11の電線挿
通部11cより外方に位置する長さで突出させ、グロメ
ット11への挿通時に、巻き付けた粘着テープ18がグ
ロメット11の電線挿通部11cの外部に露出した位置
で、上記外枠部10aが取付部10dに位置するように設
定している。
ハーネスW/Hの電線群と共に外周をテープ巻きして、
スペーサ10とワイヤハーネスW/Hとを固定するもの
で、外枠部10aの下部の一側面より細幅で、かつ、薄
肉に突設している。また、テープ固定用舌状部10c
は、図1に示すように、先端がグロメット11の電線挿
通部11cより外方に位置する長さで突出させ、グロメ
ット11への挿通時に、巻き付けた粘着テープ18がグ
ロメット11の電線挿通部11cの外部に露出した位置
で、上記外枠部10aが取付部10dに位置するように設
定している。
【0022】上記スペーサ10は、ワイヤハーネス組立
図板上でワイヤハーネスW/Hのグロメット取付位置に
予め取り付けている。このスペーサ10の取り付けは、
まず、外枠部10aの開口10dをワイヤハーネスW/H
の電線群と対向させ、これらの電線wを、外枠部10a
の開口10dより外枠部10aの内部に挿入する。この
時、テープ固定用舌状部10cはグロメット11の電線
挿通部11c側に位置させている。
図板上でワイヤハーネスW/Hのグロメット取付位置に
予め取り付けている。このスペーサ10の取り付けは、
まず、外枠部10aの開口10dをワイヤハーネスW/H
の電線群と対向させ、これらの電線wを、外枠部10a
の開口10dより外枠部10aの内部に挿入する。この
時、テープ固定用舌状部10cはグロメット11の電線
挿通部11c側に位置させている。
【0023】上記電線wの挿入により、図3に示すよう
に、第1電線収容部15および第2電線収容部16内に
電線wが収容され、上記仕切壁部10bおよび突出板部
10gにより電線間を分離して隙間が形成される。
に、第1電線収容部15および第2電線収容部16内に
電線wが収容され、上記仕切壁部10bおよび突出板部
10gにより電線間を分離して隙間が形成される。
【0024】ついで、図4に示すように、電線群の外周
に位置するスペーサ10のテープ固定用舌状部10cの
先端部を、電線群と共に粘着テープ18でテープ巻きし
て、スペーサ10とワイヤハーネスW/Hの取付状態を
固定保持する。この状態では、スペーサ10の外枠部1
0aが電線wの挿通方向と直交する方向に位置してお
り、テープ固定用舌状部10cと電線群とを粘着テープ
18で固定しているため、これらの間にズレが発生する
ことを確実に防止することが出来る。
に位置するスペーサ10のテープ固定用舌状部10cの
先端部を、電線群と共に粘着テープ18でテープ巻きし
て、スペーサ10とワイヤハーネスW/Hの取付状態を
固定保持する。この状態では、スペーサ10の外枠部1
0aが電線wの挿通方向と直交する方向に位置してお
り、テープ固定用舌状部10cと電線群とを粘着テープ
18で固定しているため、これらの間にズレが発生する
ことを確実に防止することが出来る。
【0025】上記スペーサ10を取り付けたワイヤハー
ネスW/Hをグロメット11に挿通させる場合、従来と
同様に、前記図9に示すグロメット拡げ機によりグロメ
ット11の電線挿通部11cを拡径させ、拡径した電線
挿通部11c内に挿通させる。この時、スペーサ10の
テープ固定用舌状部10cに巻き付けた粘着テープ18
が、グロメット11の電線挿通部11cの外部に露出し
た位置で、上記外枠部10aが取付部10dに位置するた
め、挿通作業性を向上することが出来る。また、この挿
通作業中に、上記スペーサ10がグロメット拡げ機の爪
部に接触しても、粘着テープ18の巻き付けにより、ワ
イヤハーネスW/Hに対するスペーサ10の取付位置に
ズレが生じることは無いため、挿通作業性を向上させる
ことが出来る。
ネスW/Hをグロメット11に挿通させる場合、従来と
同様に、前記図9に示すグロメット拡げ機によりグロメ
ット11の電線挿通部11cを拡径させ、拡径した電線
挿通部11c内に挿通させる。この時、スペーサ10の
テープ固定用舌状部10cに巻き付けた粘着テープ18
が、グロメット11の電線挿通部11cの外部に露出し
た位置で、上記外枠部10aが取付部10dに位置するた
め、挿通作業性を向上することが出来る。また、この挿
通作業中に、上記スペーサ10がグロメット拡げ機の爪
部に接触しても、粘着テープ18の巻き付けにより、ワ
イヤハーネスW/Hに対するスペーサ10の取付位置に
ズレが生じることは無いため、挿通作業性を向上させる
ことが出来る。
【0026】ついで、グロメット拡げ機をグロメット1
1より取り外す。これにより、ゴム製のグロメット11
の電線挿通部11cが弾性的に復元して、図1に示すよ
うに、スペーサ11の外枠部11aの外周に取付部11d
の内周面が圧接した状態となる。この時、外枠部11a
の一端面より突設した上記テープ固定用舌状部11c
は、電線挿通部11cの収縮力により撓んで、電線挿通
部11cの形状に沿った状態となっている。よって、ワ
イヤハーネスW/Hの電線群は、電線挿通部11c内で
均一に分散された状態で、拡散して挿通される。
1より取り外す。これにより、ゴム製のグロメット11
の電線挿通部11cが弾性的に復元して、図1に示すよ
うに、スペーサ11の外枠部11aの外周に取付部11d
の内周面が圧接した状態となる。この時、外枠部11a
の一端面より突設した上記テープ固定用舌状部11c
は、電線挿通部11cの収縮力により撓んで、電線挿通
部11cの形状に沿った状態となっている。よって、ワ
イヤハーネスW/Hの電線群は、電線挿通部11c内で
均一に分散された状態で、拡散して挿通される。
【0027】上記状態より、グロメット11の車体装着
部11bの拡径した開口側を上方に位置させ、液状シー
ル剤12を注入機のノズル20よりグロメット11の内
部に注入する。この時、シール剤12は、電線間に形成
された隙間を通って、シール剤12を電線間および電線
と電線挿通部11cの内周面との間に均一に浸透するこ
とができ、電線挿通部11c内を十分に充填させてグロ
メット11の防水を図ることが出来る。
部11bの拡径した開口側を上方に位置させ、液状シー
ル剤12を注入機のノズル20よりグロメット11の内
部に注入する。この時、シール剤12は、電線間に形成
された隙間を通って、シール剤12を電線間および電線
と電線挿通部11cの内周面との間に均一に浸透するこ
とができ、電線挿通部11c内を十分に充填させてグロ
メット11の防水を図ることが出来る。
【0028】図5は第2実施例のグロメットの防水構造
に用いるスペーサ10を示し、該スペーサ10は、上記
テープ固定用舌状部10cを、外枠部10aの両端面より
電線wの長さ方向に突設している。第2実施例のスペー
サ10によると、ワイヤハーネスW/Hの長さ方向の両
側でテープ巻きして該ワイヤハーネスW/Hと固定する
ことが出来るため、スペーサ10の取付位置にズレが発
生することを、更に確実に防止することが出来る。ま
た、ワイヤハーネスW/Hへの取付時に、固定用舌状部
10cの方向性を考慮せずに配置することが出来るた
め、取付作業性を向上させることが出来る。
に用いるスペーサ10を示し、該スペーサ10は、上記
テープ固定用舌状部10cを、外枠部10aの両端面より
電線wの長さ方向に突設している。第2実施例のスペー
サ10によると、ワイヤハーネスW/Hの長さ方向の両
側でテープ巻きして該ワイヤハーネスW/Hと固定する
ことが出来るため、スペーサ10の取付位置にズレが発
生することを、更に確実に防止することが出来る。ま
た、ワイヤハーネスW/Hへの取付時に、固定用舌状部
10cの方向性を考慮せずに配置することが出来るた
め、取付作業性を向上させることが出来る。
【0029】図6は第3実施例のグロメットの防水構造
に用いるスペーサ25を示し、該スペーサ25は、円環
形状の外枠部25aの内周面より径方向にかけて複数の
仕切壁部25bを設けており、これら仕切壁部25bを中
央連結部25eで連結している。また、上記外枠部25a
には、隣接する仕切壁部25b、25bの中央に電線挿入
用の開口25dを設けると共に、該開口25dにより分割
された所要位置の外枠部25aより上記テープ固定用舌
状部25cを、電線wの長さ方向に突設している。
に用いるスペーサ25を示し、該スペーサ25は、円環
形状の外枠部25aの内周面より径方向にかけて複数の
仕切壁部25bを設けており、これら仕切壁部25bを中
央連結部25eで連結している。また、上記外枠部25a
には、隣接する仕切壁部25b、25bの中央に電線挿入
用の開口25dを設けると共に、該開口25dにより分割
された所要位置の外枠部25aより上記テープ固定用舌
状部25cを、電線wの長さ方向に突設している。
【0030】上記第3実施例のスペーサ25は、ワイヤ
ハーネスW/Hを構成する複数の電線wを分散させ、各
開口25dより隣接する仕切壁部25b、25bの間に電
線wを挿入して、仕切壁部25bにより電線間に隙間を
形成している。この状態で、上記第1実施例と同様に、
テープ固定用舌状部25cの先端を粘着テープによりテ
ープ巻きして、該スペーサ25とワイヤハーネスW/H
との取付状態を固定保持し、これらの取付位置にズレが
発生することを防止している。
ハーネスW/Hを構成する複数の電線wを分散させ、各
開口25dより隣接する仕切壁部25b、25bの間に電
線wを挿入して、仕切壁部25bにより電線間に隙間を
形成している。この状態で、上記第1実施例と同様に、
テープ固定用舌状部25cの先端を粘着テープによりテ
ープ巻きして、該スペーサ25とワイヤハーネスW/H
との取付状態を固定保持し、これらの取付位置にズレが
発生することを防止している。
【0031】尚、本発明のグロメットの防水構造は上記
構成に限定されず、特に、上記スペーサの仕切壁部は、
電線間に隙間を形成できる構成であれば良い。即ち、グ
ロメットの電線挿通部の内部に圧接される円環形状の外
枠部の内周面より、所要形状の仕切壁部を設け、外枠部
の一端面あるいは両端面より電線群の外周とテープ巻き
するテープ固定用舌状部を、電線の長さ方向に突設した
構成であれば良い。
構成に限定されず、特に、上記スペーサの仕切壁部は、
電線間に隙間を形成できる構成であれば良い。即ち、グ
ロメットの電線挿通部の内部に圧接される円環形状の外
枠部の内周面より、所要形状の仕切壁部を設け、外枠部
の一端面あるいは両端面より電線群の外周とテープ巻き
するテープ固定用舌状部を、電線の長さ方向に突設した
構成であれば良い。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1に記載のグロメットの防水構造では、ワイヤ
ハーネスの組立時に、ワイヤハーネスの電線間に隙間を
形成するための仕切壁部を有するスペーサを予め取り付
け、該スペーサより突出するテープ固定用舌状部を電線
群の外周とテープ巻きして固定しているため、ワイヤハ
ーネスの搬送時やグロメットへの挿通時に、スペーサが
他部材と接触することにより、該スペーサのワイヤハー
ネスに対する取付位置にズレが発生することを確実に防
止することが出来る。これにより、ワイヤハーネスの電
線群を確実に拡散させた状態で、グロメットの電線挿通
部内にワイヤハーネスを挿通させることができ、よっ
て、ワイヤハーネスの電線間および電線と電線挿通部の
間に液状シール剤を十分に充填することが出来るため、
グロメットの防水性が低下することは無い。
の請求項1に記載のグロメットの防水構造では、ワイヤ
ハーネスの組立時に、ワイヤハーネスの電線間に隙間を
形成するための仕切壁部を有するスペーサを予め取り付
け、該スペーサより突出するテープ固定用舌状部を電線
群の外周とテープ巻きして固定しているため、ワイヤハ
ーネスの搬送時やグロメットへの挿通時に、スペーサが
他部材と接触することにより、該スペーサのワイヤハー
ネスに対する取付位置にズレが発生することを確実に防
止することが出来る。これにより、ワイヤハーネスの電
線群を確実に拡散させた状態で、グロメットの電線挿通
部内にワイヤハーネスを挿通させることができ、よっ
て、ワイヤハーネスの電線間および電線と電線挿通部の
間に液状シール剤を十分に充填することが出来るため、
グロメットの防水性が低下することは無い。
【0033】請求項2に記載のグロメットの防水構造で
は、グロメットの電線挿通部の内周面に圧接する大きさ
の円環形状の外枠部を設け、該外枠部の内周面より電線
間に隙間を形成する上記仕切壁部を設けているため、電
線群を均一に拡散した状態で、グロメットの電線挿通部
内にワイヤハーネスを挿通することが出来るため、電線
間および電線と電線挿通部の間に均一かつ十分にシール
剤を充填することが出来る。
は、グロメットの電線挿通部の内周面に圧接する大きさ
の円環形状の外枠部を設け、該外枠部の内周面より電線
間に隙間を形成する上記仕切壁部を設けているため、電
線群を均一に拡散した状態で、グロメットの電線挿通部
内にワイヤハーネスを挿通することが出来るため、電線
間および電線と電線挿通部の間に均一かつ十分にシール
剤を充填することが出来る。
【図1】 本発明の第1実施例のグロメットの防水構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】 第1実施例に用いるスペーサを示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】 スペーサ内にワイヤハーネスの電線を収容さ
せた状態を示す断面図である。
せた状態を示す断面図である。
【図4】 ワイヤハーネスにスペーサを取り付けた状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】 第2実施例に用いるスペーサを示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】 第3実施例に用いるスペーサを示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】 (A)は従来のグロメットの防水構造を示す断
面図、(B)は従来用いられたスペーサを示す正面図であ
る。
面図、(B)は従来用いられたスペーサを示す正面図であ
る。
【図8】 従来のスペーサを用いてワイヤハーネスを結
束する状態を示す斜視図である。
束する状態を示す斜視図である。
【図9】 グロメットの内部にスペーサを取り付けたワ
イヤハーネスを挿通させる状態を示す断面図である。
イヤハーネスを挿通させる状態を示す断面図である。
10 スペーサ 10a 外枠部 10b 仕切壁部 10c テープ固定用舌状部 11 グロメット 11c 電線挿通部 12 液状シール剤 W/H ワイヤハーネス w 電線
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状の電線挿通部を有するグロメット
に、複数の電線を挿通し、上記電線挿通部に液状シール
剤を充填して、電線間および電線と電線挿通部内周面の
隙間をシールする防水構造であって、 上記電線挿通部内の電線の挿通方向と直交する方向に配
置するスペーサを設け、該スペーサに電線を隙間を広げ
るように分離する仕切壁部を設けると共に、挿通する電
線群とテープ巻きして固定するテープ固定用舌状部を電
線の長さ方向に突設していることを特徴とするグロメッ
トの防水構造。 - 【請求項2】 上記スペーサは樹脂製で、電線挿通部の
内周面に圧接する円環形状の外枠部と、該外枠部の内周
面から突出する複数の仕切壁部を備え、外枠部の少なく
とも一端面より上記テープ固定用舌状部を突設している
請求項1に記載のグロメットの防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7147575A JPH099458A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | グロメットの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7147575A JPH099458A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | グロメットの防水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH099458A true JPH099458A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15433468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7147575A Withdrawn JPH099458A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | グロメットの防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH099458A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0880210A1 (en) * | 1997-05-23 | 1998-11-25 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Sealing of a wire harness in a grommet |
| EP1303018A1 (de) * | 2001-10-12 | 2003-04-16 | Diehl Remscheid GmbH & Co. | Elastische Tülle für einen Kabelstrang |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7147575A patent/JPH099458A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0880210A1 (en) * | 1997-05-23 | 1998-11-25 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Sealing of a wire harness in a grommet |
| EP1303018A1 (de) * | 2001-10-12 | 2003-04-16 | Diehl Remscheid GmbH & Co. | Elastische Tülle für einen Kabelstrang |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |