JPH0994632A - アルミニウム合金鋳物 - Google Patents

アルミニウム合金鋳物

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JPH0994632A
JPH0994632A JP25238195A JP25238195A JPH0994632A JP H0994632 A JPH0994632 A JP H0994632A JP 25238195 A JP25238195 A JP 25238195A JP 25238195 A JP25238195 A JP 25238195A JP H0994632 A JPH0994632 A JP H0994632A
Authority
JP
Japan
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cast
vol
boss
shrinkage
casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP25238195A
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English (en)
Inventor
Shigetaka Morita
茂隆 森田
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内外で圧力差のある部位に使用される部品、
例えばマニホールドやチェーンケースなどの自動車エン
ジン部品を製造する際に、厚肉のボス部に引けなどの鋳
造欠陥のない気密性に優れたアルミニウム合金鋳物を製
造する鋳型を得る。 【解決手段】 アルミニウム合金鋳物のボス部の鋳抜き
部体積をそのボス部の総体積の10〜20%にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマニホール
ドやチェーンケースなどの自動車用エンジン部品等、強
度と共に気密性を要求されるアルミニウム合金鋳物に関
する。
【0002】
【従来の技術】鋳物の薄肉部に厚肉のボスが存在する
と、ボス部は周囲の薄肉部に比べ凝固が遅れるため溶湯
の補給が充分ではなく、引けが発生しやすい。図1に示
すように、鋳型が金型3、3のみで構成されている場合
は、表面部より凝固が開始するためボス部1の内部に引
け巣4が形成される。このようなボス部1には通常組立
のためのネジ孔が切削加工等により設けられるため、引
け巣4が存在すると、気密性が悪くなり、また強度低下
の原因になる。また、図2に示すように、片側の鋳型4
が金型3より冷却能の小さい砂型や樹脂型の場合には、
冷却能の小さい鋳型4側の凝固が遅れるために外引け6
が発生する。このような場合にも肉厚不足で気密性が悪
くなり、また強度低下の原因になる。このため、気密性
と強度が要求される自動車用エンジン部品などの場合に
は、凝固中のボス部1を局部的に加圧して引けを防止し
ようとする部分加圧や、ボス部に鋳抜きピンを設けてボ
ス部の肉厚を低減することにより引けを低減させる等の
対策が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の部分加圧は、凝
固の遅い鋳造法では成功する場合もあるが、凝固の早い
鋳造法では加圧のタイミングや加圧力の制御が非常に難
しい。加圧タイミングが早過ぎる場合には、凝固収縮前
に加圧工程が終了してしまうために、加圧の効果はなく
引け巣4が形成される。加圧力が大き過ぎる場合には、
加圧力により凝固部分が変形してしまう問題もある。ま
た、加圧タイミングが遅過ぎる場合には加圧前に凝固収
縮が終了してしまうために加圧の効果はなく、加圧力が
小さ過ぎる場合にも、加圧の効果はない。
【0004】前述の鋳抜きピンの設置は、ボス部1があ
る程度大きく太いピンが使える場合は効果があるが、小
さいボス部1の場合には効果のない場合もあり、ボス部
1の大きさに対する鋳抜きピンの大きさの割合が特には
決まっておらず、鋳抜きピンの大きさは経験に頼ってい
るのが現状であり、十分に活用されていない。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決し、内外
で圧力差のある部位に使用される部品、例えばマニホー
ルドやチェーンケースなどの自動車エンジン部品の製造
方法に関し、厚肉のボス部に引けなどの鋳造欠陥のな
い、気密性と強度に優れたアルミニウム合金鋳物を製造
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明者らは鋭意検討を行った結果、ボス部の総
体積に対して、鋳抜き部の体積の割合によってはあまり
引け巣が発生せず、かつ強度の低下がなく鋳物を製造す
ることが出来ること見い出し本発明に想到した。 すな
わち、本発明のアルミニウム合金鋳物は、アルミニウム
合金鋳物のボス部の鋳抜き部体積をそのボス部の総体積
の10〜20%にすることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の範囲でボスを鋳抜くと次に述べる作用
効果が得られる。1つは、ボスの体積が減少することに
より引け量が減少し、ひけ巣が発生し難くなる。2つめ
は、ボス体積の減少とボス表面積の増加によってボス周
囲の薄肉部との凝固時間の差が小さくなり、通常凝固時
間が長いためにボス周囲よりも強度的に劣っていたボス
部の強度が向上する。そして、ボス部の体積に対する鋳
抜き体積が10%より小さいとこれらの効果が小さいば
かりでなく、鋳抜きピンが加熱されて逆効果になること
もある。一方、鋳抜き部の体積が20%を超えるとボス
が薄肉となり、強度が低下する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により更に
詳細に説明する。 (実施例1)図4に示すような金型3と砂型5を用いて
表1に示す種々の円柱状のボス形状で、(JIS)AC
4B相当のアルミニウム合金を鋳造し、鋳抜き体積率と
引け量の関係を調査した。薄肉部の厚さtは3mmとし
た。なお、aとbは直径を示し、鋳抜き部分を含めたボ
ス全体の総体積をボス総体積V1、鋳抜き部体積をV2
として、鋳抜き体積率を(V2/V1)と定義する。ま
た、この場合、外引けが発生するため、引け量は引け深
さで評価した。その結果を表1に示す。鋳抜きを行わな
い比較例11〜13は、深さ2〜4mmの外引けが発生
している。実施例1〜5の鋳抜き体積率が10%以上の
ものは、外引けはlmm未満と非常に小さくなる。一
方、比較例14〜19の鋳抜き体積率(V2/V1)が
10%よりも小さいものでは、深さ1.1〜1.4mm
の外引けが発生している。
【0009】
【表1】
【0010】(実施例2)重力鋳造法により、(JI
S)AC4B相当のアルミニウム合金溶湯を外側が金型
3で内側が砂型中子5のマニホールド型に注湯して、図
5、図6に示すそれぞれ(A)および(B)2種類のボ
スを持つ肉厚3mmの排気量2000ccエンジン用の
マニホールドを鋳造した。引け深さの調査結果を表2に
示す。鋳抜きなしで4mm外引けが発生していたボスA
の鋳抜き体積率を14%とすることにより、外引けは
0.2mmとなった。また、ボスBは鋳抜き体積率を1
2%とすることにより、外引けは0.6mmとなり、気
密性および平滑性が向上した。
【0011】
【表2】
【0012】(実施例3)(JIS規格)ADC12相
当のアルミ溶湯を、外側および内側が全て金型のチェー
ンケース型に注湯して、ダイカスト法により図7、図
8、図9eに示すそれぞれ(C)、(D)および(E)
3種類のボス部を持ち肉厚3mmの排気量2000cc
エンジン用のチェーンケースを鋳造した。鋳造後のボス
部内部の引け巣の大きさを調査した結果を表3に示す。
【0013】
【表3】
【0014】鋳抜きなしで大きさ4mmの引け巣が発生
していたボスCの鋳抜き体積率を11%とすることによ
り、引け巣は0.4mmとなった。また、ボスDは鋳抜
き体積率を14%とすることにより、ボスEは鋳抜き体
積率を13%とすることにより、引け巣はそれぞれ0.
2mm、0.6mmとなり、気密性及び強度が向上し
た。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係わるア
ルミニウム合金鋳物は、ボス部の鋳抜き体積率をそのボ
ス部の体積の10〜20%にするので引け量が減少する
と共に凝固速度が速くなるため、引け巣や外引けが減少
する。そして、本発明のアルミニウム合金鋳物により、
マニ木一ルドやチェーンケースなど気密と強度を要求さ
れる自動車用エンジン部品を高品質に製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型のみで形成され、内部に引け巣が発生した
ボス部の断面図である。
【図2】金型と砂型又は樹脂型で形成され、外引けが発
生したボス部の断面図である。
【図3】中央部に鋳抜きピンを設けたボス部の断面図で
ある。
【図4】実施例1で用いた鋳型のボス部の断面図であ
る。
【図5】実施例2で用いたマニホルドの2種類のうち1
種類の(A)ボス部の断面図である。
【図6】実施例2で用いたマニホルドの2種類のうち1
種類の(B)ボス部の断面図である。
【図7】実施例3で用いたチェーンケースの3種類のう
ち1種類の(C)ボス部の断面図である。
【図8】実施例3で用いたチェーンケースの3種類のう
ち1種類の(D)ボス部の断面図である。
【図9】実施例3で用いたチェーンケースの3種類のう
ち1種類の(E)ボス部の断面図である。
【符号の説明】
1:ボス部、 2:薄肉部、 3:金型、 4:
引け巣、5:砂型または樹脂型、 6:外引
け、 7:鋳抜きピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム合金鋳物のボス部の鋳抜き
    部体積をそのボス部の総体積の10〜20%にすること
    を特徴とするアルミニウム合金鋳物。
JP25238195A 1995-09-29 1995-09-29 アルミニウム合金鋳物 Pending JPH0994632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25238195A JPH0994632A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 アルミニウム合金鋳物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25238195A JPH0994632A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 アルミニウム合金鋳物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0994632A true JPH0994632A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17236530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25238195A Pending JPH0994632A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 アルミニウム合金鋳物

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JP (1) JPH0994632A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002126295A (ja) * 2000-10-20 2002-05-08 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機の外枠およびその製造方法
JP2007054884A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Toyota Motor Corp 鋳造体

Cited By (2)

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JP2002126295A (ja) * 2000-10-20 2002-05-08 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機の外枠およびその製造方法
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