JPH0994915A - コンポジット積層板の製造方法及び熱硬化性樹脂シートの製造方法 - Google Patents
コンポジット積層板の製造方法及び熱硬化性樹脂シートの製造方法Info
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- JPH0994915A JPH0994915A JP25588395A JP25588395A JPH0994915A JP H0994915 A JPH0994915 A JP H0994915A JP 25588395 A JP25588395 A JP 25588395A JP 25588395 A JP25588395 A JP 25588395A JP H0994915 A JPH0994915 A JP H0994915A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンポジット積層板の芯材層に高粘度の樹脂
を用いて、フィラーの沈降をなくし、溶剤の使用量を減
らす。 【解決手段】 ガラスチョップドストランドを分散させ
た熱硬化性樹脂シート13を芯材とし、その両側に表面
材として織布を基材とするプリプレグ12を重ね、この
表面材上に銅はく11を配して加熱加圧する。ガラスチ
ョップドストランドを分散させた熱硬化性樹脂シート1
3は、ガラスチョップドストランドを分散させた熱硬化
性樹脂をフィルム上に塗布し、加熱して熱硬化性樹脂を
Bステージまで硬化させることによって製造される。
を用いて、フィラーの沈降をなくし、溶剤の使用量を減
らす。 【解決手段】 ガラスチョップドストランドを分散させ
た熱硬化性樹脂シート13を芯材とし、その両側に表面
材として織布を基材とするプリプレグ12を重ね、この
表面材上に銅はく11を配して加熱加圧する。ガラスチ
ョップドストランドを分散させた熱硬化性樹脂シート1
3は、ガラスチョップドストランドを分散させた熱硬化
性樹脂をフィルム上に塗布し、加熱して熱硬化性樹脂を
Bステージまで硬化させることによって製造される。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、プリント配線板
の基板となるコンポジット積層板の製造方法、及び、こ
のコンポジット積層板の芯材として好適な熱硬化性樹脂
シートの製造方法に関するものである。
の基板となるコンポジット積層板の製造方法、及び、こ
のコンポジット積層板の芯材として好適な熱硬化性樹脂
シートの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンポジット積層板は、2種の基材、表
面材の基材として織布を、また、芯材の基材として不織
布又は紙を用いて構成された積層板である。現在は、エ
ポキシ樹脂をマトリックス樹脂とし、表面材としてガラ
ス織布を、また、芯材としてガラス不織布(ガラスペー
パー)が用いられたものが多く生産され、優れた電気特
性と常温打ち抜き性を有するので、プリント配線板の基
板として一分野を占めるに至っている。
面材の基材として織布を、また、芯材の基材として不織
布又は紙を用いて構成された積層板である。現在は、エ
ポキシ樹脂をマトリックス樹脂とし、表面材としてガラ
ス織布を、また、芯材としてガラス不織布(ガラスペー
パー)が用いられたものが多く生産され、優れた電気特
性と常温打ち抜き性を有するので、プリント配線板の基
板として一分野を占めるに至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】芯材の基材に含浸する
ワニスは、粘度が5〜300mPa・sであり、多量の
溶剤を使用している。ところが、芯材のマトリックス樹
脂には、フィラーを配合しているが、ワニスが低粘度で
あるため、フィラーが沈降しやすく、フィラーの分布が
不均一となることがある。その結果、ワニスの塗りむ
ら、それに起因するボイドやかすれなどの不良が発生す
る。ワニスの粘度を高くすれば、フィラーの沈降を防止
できるが、逆に、フィラーを均一に分散すること及び基
材への含浸が困難となる。
ワニスは、粘度が5〜300mPa・sであり、多量の
溶剤を使用している。ところが、芯材のマトリックス樹
脂には、フィラーを配合しているが、ワニスが低粘度で
あるため、フィラーが沈降しやすく、フィラーの分布が
不均一となることがある。その結果、ワニスの塗りむ
ら、それに起因するボイドやかすれなどの不良が発生す
る。ワニスの粘度を高くすれば、フィラーの沈降を防止
できるが、逆に、フィラーを均一に分散すること及び基
材への含浸が困難となる。
【0004】本発明は、コンポジット積層板の芯材に高
粘度のワニスを用いるコンポジット積層板の製造方法、
及び、この製造方法に用いる樹脂シートの製造方法を提
供することを目的とするものである。
粘度のワニスを用いるコンポジット積層板の製造方法、
及び、この製造方法に用いる樹脂シートの製造方法を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラスチョッ
プドストランドを分散させた熱硬化性樹脂シート13を
芯材とし、その両側に表面材として織布を基材とするプ
リプレグ12を重ね、この表面材上に銅はく11を配し
て加熱加圧することを特徴とするコンポジット積層板の
製造方法である(図1参照)。
プドストランドを分散させた熱硬化性樹脂シート13を
芯材とし、その両側に表面材として織布を基材とするプ
リプレグ12を重ね、この表面材上に銅はく11を配し
て加熱加圧することを特徴とするコンポジット積層板の
製造方法である(図1参照)。
【0006】ガラスチョップドストランドを分散させた
熱硬化性樹脂シート13は、ガラスチョップドストラン
ド1を分散させた熱硬化性樹脂2をフィルム7上に塗布
し、加熱して熱硬化性樹脂をBステージまで硬化させる
ことによって製造される(図2参照)。
熱硬化性樹脂シート13は、ガラスチョップドストラン
ド1を分散させた熱硬化性樹脂2をフィルム7上に塗布
し、加熱して熱硬化性樹脂をBステージまで硬化させる
ことによって製造される(図2参照)。
【0007】
【発明の実施の形態】ガラスチョップドストランドとし
ては、繊維径7〜12μm、カット長5〜15mmのも
のが適している。繊維径が12μmを超えると樹脂に分
散し難く、7μmより小さいと積層板としたときの電気
絶縁性が低下する。カット長が15mmを超えると繊維
同士が絡み合って同様に分散し難く、5mm未満では、
積層板成形時の樹脂流れが大きく板厚精度が悪くなる。
ガラスチョップドストランドの配合量は、熱硬化性樹脂
100部(重量部、以下同じ)に対して、10〜30部
とするのが好ましい。10部より少ないと、剛性が劣
り、30部を超えると分散し難い。
ては、繊維径7〜12μm、カット長5〜15mmのも
のが適している。繊維径が12μmを超えると樹脂に分
散し難く、7μmより小さいと積層板としたときの電気
絶縁性が低下する。カット長が15mmを超えると繊維
同士が絡み合って同様に分散し難く、5mm未満では、
積層板成形時の樹脂流れが大きく板厚精度が悪くなる。
ガラスチョップドストランドの配合量は、熱硬化性樹脂
100部(重量部、以下同じ)に対して、10〜30部
とするのが好ましい。10部より少ないと、剛性が劣
り、30部を超えると分散し難い。
【0008】フィラーとしては、従来公知のフィラーが
用いられる。配合量は、樹脂固形分に対して70〜15
0部とするのが好ましい。熱硬化性樹脂ワニスの粘度
は、フィラーを混合した状態で、1〜3Pa・sとなる
ように溶剤の配合量で調整する。
用いられる。配合量は、樹脂固形分に対して70〜15
0部とするのが好ましい。熱硬化性樹脂ワニスの粘度
は、フィラーを混合した状態で、1〜3Pa・sとなる
ように溶剤の配合量で調整する。
【0009】フィラーを混合した熱硬化性樹脂ワニス2
とガラスチョップドストランド1とを混練分散し、押出
し機3で連続走行するフィルム7の上に押出して塗布
し、次いで、溶剤による発泡がないように注意して加熱
し、樹脂をBステージまで硬化させる。加熱乾燥の条件
は、塗布量に応じ、特に、溶剤の揮発量に応じて温度及
び時間を調整する。コンポジット積層板の芯材厚みの樹
脂シートとなるように塗布するのが好ましいが、厚みが
大となると内部の溶剤が揮発し難くなるので、芯材厚み
より薄い樹脂シートを製造して何枚かを重ねるようにし
てもよい。乾燥炉は、低温の第1乾燥室4と高温の第2
乾燥室5を備えるようにするのが好ましい。第1乾燥室
で溶剤を除き、第2乾燥室で樹脂の硬化反応をBステー
ジまですすめる。乾燥室から出た樹脂シートを切断機6
で切断し、目的とする樹脂シート13を得る。
とガラスチョップドストランド1とを混練分散し、押出
し機3で連続走行するフィルム7の上に押出して塗布
し、次いで、溶剤による発泡がないように注意して加熱
し、樹脂をBステージまで硬化させる。加熱乾燥の条件
は、塗布量に応じ、特に、溶剤の揮発量に応じて温度及
び時間を調整する。コンポジット積層板の芯材厚みの樹
脂シートとなるように塗布するのが好ましいが、厚みが
大となると内部の溶剤が揮発し難くなるので、芯材厚み
より薄い樹脂シートを製造して何枚かを重ねるようにし
てもよい。乾燥炉は、低温の第1乾燥室4と高温の第2
乾燥室5を備えるようにするのが好ましい。第1乾燥室
で溶剤を除き、第2乾燥室で樹脂の硬化反応をBステー
ジまですすめる。乾燥室から出た樹脂シートを切断機6
で切断し、目的とする樹脂シート13を得る。
【0010】
【実施例】エポキシ樹脂100部、水酸化アルミニウム
70部、タルク30部、繊維径10μm、カット長13
mmのガラスチョップドストランド12部に溶剤を加え
て混練りして粘度を1Pa・sとし、フィルム上に塗布
した。これを、150℃に保たれた長さ7mの第1乾燥
室、次いで、175℃に保たれた長さ8mの第2乾燥室
に、1.5m/minで送り、厚さ1.2mmの樹脂シ
ートを得た。この樹脂シートの両側に、厚さ0.2mm
のガラス織布を基材とするエポキシプリプレグを配し、
さらに、厚さ35μmの銅はくを配して、175℃、
2.5MPaで90分間加熱加圧して、厚さ1.6mm
のコンポジット積層板を得た。得られたコンポジット積
層板の外観には異常が認められず、また、厚みは、最大
1.53mm、最小1.46mm、偏差0.015mm
であった。常態、吸湿処理2時間後及び吸湿処理4時間
後に調べた耐熱性は、いずれも、ふくれやミーズリング
の発生がなかった。絶縁抵抗は、常態で5.0×1014
Ω、吸湿処理2時間後で5.7×1013Ω、吸湿処理4
時間後で5.2×1012Ωであった。
70部、タルク30部、繊維径10μm、カット長13
mmのガラスチョップドストランド12部に溶剤を加え
て混練りして粘度を1Pa・sとし、フィルム上に塗布
した。これを、150℃に保たれた長さ7mの第1乾燥
室、次いで、175℃に保たれた長さ8mの第2乾燥室
に、1.5m/minで送り、厚さ1.2mmの樹脂シ
ートを得た。この樹脂シートの両側に、厚さ0.2mm
のガラス織布を基材とするエポキシプリプレグを配し、
さらに、厚さ35μmの銅はくを配して、175℃、
2.5MPaで90分間加熱加圧して、厚さ1.6mm
のコンポジット積層板を得た。得られたコンポジット積
層板の外観には異常が認められず、また、厚みは、最大
1.53mm、最小1.46mm、偏差0.015mm
であった。常態、吸湿処理2時間後及び吸湿処理4時間
後に調べた耐熱性は、いずれも、ふくれやミーズリング
の発生がなかった。絶縁抵抗は、常態で5.0×1014
Ω、吸湿処理2時間後で5.7×1013Ω、吸湿処理4
時間後で5.2×1012Ωであった。
【0011】比較例 エポキシ樹脂100部、水酸化アルミニウム70部、タ
ルク30部に溶剤を加えたワニスを、厚さ0.2mmの
ガラス不織布に含浸乾燥してプリプレグを得た。このプ
リプレグ3枚を重ね、その両側に、厚さ0.2mmのガ
ラス織布を基材とするエポキシプリプレグを配し、さら
に、厚さ35μmの銅はくを配して、175℃、2.5
MPaで90分間加熱加圧して、厚さ1.6mmのコン
ポジット積層板を得た。得られたコンポジット積層板の
外観には異常が認められず、また、厚みは、最大1.5
1mm、最小1.42mm、偏差0.017mmであっ
た。常態、吸湿処理2時間後及び吸湿処理4時間後に調
べた耐熱性は、いずれも、ふくれやミーズリングの発生
がなかった。絶縁抵抗は、常態で6.0×1014Ω、吸
湿処理2時間後で8.0×1013Ω、吸湿処理4時間後
で8.7×1012Ωであった。
ルク30部に溶剤を加えたワニスを、厚さ0.2mmの
ガラス不織布に含浸乾燥してプリプレグを得た。このプ
リプレグ3枚を重ね、その両側に、厚さ0.2mmのガ
ラス織布を基材とするエポキシプリプレグを配し、さら
に、厚さ35μmの銅はくを配して、175℃、2.5
MPaで90分間加熱加圧して、厚さ1.6mmのコン
ポジット積層板を得た。得られたコンポジット積層板の
外観には異常が認められず、また、厚みは、最大1.5
1mm、最小1.42mm、偏差0.017mmであっ
た。常態、吸湿処理2時間後及び吸湿処理4時間後に調
べた耐熱性は、いずれも、ふくれやミーズリングの発生
がなかった。絶縁抵抗は、常態で6.0×1014Ω、吸
湿処理2時間後で8.0×1013Ω、吸湿処理4時間後
で8.7×1012Ωであった。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ガラスチョップドスト
ランドと熱硬化性樹脂とを混練することにより、高粘度
での処理が可能であり、熱硬化性樹脂に配合するフィラ
ーが沈降することもない。同時に、溶剤の使用量を少な
くできるので、経済的にも作業衛生上からも有益であ
る。
ランドと熱硬化性樹脂とを混練することにより、高粘度
での処理が可能であり、熱硬化性樹脂に配合するフィラ
ーが沈降することもない。同時に、溶剤の使用量を少な
くできるので、経済的にも作業衛生上からも有益であ
る。
【図1】本発明の一実施例に関する、材料の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】樹脂シートの製造装置を説明する概略図であ
る。
る。
1 ガラスチョップドストランド 2 熱硬化性樹脂 11 銅はく 12 織布を基材とするプリプレグ 13 熱硬化性樹脂シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B32B 27/04 B32B 27/04 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 ガラスチョップドストランドを分散させ
た熱硬化性樹脂シートを芯材とし、その両側に、表面材
として織布を基材とするプリプレグを重ね、この表面材
上に銅はくを配して加熱加圧することを特徴とするコン
ポジット積層板の製造方法。 - 【請求項2】 ガラスチョップドストランドを分散させ
た熱硬化性樹脂をフィルム上に塗布し、加熱して熱硬化
性樹脂をBステージまで硬化させることを特徴とする熱
硬化性樹脂シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25588395A JPH0994915A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | コンポジット積層板の製造方法及び熱硬化性樹脂シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25588395A JPH0994915A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | コンポジット積層板の製造方法及び熱硬化性樹脂シートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0994915A true JPH0994915A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17284896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25588395A Pending JPH0994915A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | コンポジット積層板の製造方法及び熱硬化性樹脂シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0994915A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010111115A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-05-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 金属箔張り積層板、両面金属箔張り積層板、その製造法及びプリント配線板 |
| WO2024122586A1 (ja) * | 2022-12-07 | 2024-06-13 | 株式会社レゾナック | 金属張り積層板、プリント配線板及び半導体パッケージ |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP25588395A patent/JPH0994915A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010111115A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-05-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 金属箔張り積層板、両面金属箔張り積層板、その製造法及びプリント配線板 |
| WO2024122586A1 (ja) * | 2022-12-07 | 2024-06-13 | 株式会社レゾナック | 金属張り積層板、プリント配線板及び半導体パッケージ |
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