JPH09956A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JPH09956A
JPH09956A JP15140295A JP15140295A JPH09956A JP H09956 A JPH09956 A JP H09956A JP 15140295 A JP15140295 A JP 15140295A JP 15140295 A JP15140295 A JP 15140295A JP H09956 A JPH09956 A JP H09956A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジョー式破砕機の破砕産物粒度調整のシム交
換作業を簡単且つ確実に行うことができるようにする。 【構成】 破砕産物粒度調整機構10内の移動用シリン
ダ15と固定用シリンダ16の制御をソレノイドバルブ
と電気回路により行うようにし、両シリンダ15,16
の操作手順を、作業順に配置したスイッチを順に押して
いくことにより完了させる。これにより、誤操作を防止
し、また作業の効率化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジョー式破砕機の破砕産
物粒度を調整するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ジョー式破砕機における破砕産物の粒度
はスイングジョーとその受歯板との隙間で決定され、こ
の隙間はトグルブロックとウェッジブロックとの間のシ
ムの厚さを変更することにより調整される。そこで、シ
ム交換のために、トグルブロックを油圧シリンダ(以
下、移動用シリンダという)で移動させ、また別の油圧
シリンダ(以下、固定用シリンダという)でトグルブロ
ックを固定するように構成したシム調整機構が装備され
ている。
【0003】シムを交換する場合は、移動用と固定用の
2つの油圧シリンダを次のように係員が操作する。まず
固定用シリンダを操作してトグルブロックの固定を解除
し、移動用シリンダを操作してトグルブロックをウェッ
ジブロックから離す。これによりシム交換が可能とな
り、今までのシムを取り外して別のシムを入れる。シム
交換後は、移動用シリンダを操作してトグルブロックを
ウェッジブロックに押し付けてシムを締め付け、次に固
定用ブロックを操作してトグルブロックが移動しないよ
うに完全に固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シム交換の際
に移動用と固定用の2つの油圧シリンダの操作手順が難
しく、誤った操作手順を行うとシムが完全には固定され
ず、破砕作業中にトグルブロックが動いてしまう。即
ち、シム交換後に移動用シリンダを操作してトグルブロ
ックとシムとウェッジブロックとの間の隙間を無くすよ
りも先に、固定用シリンダを操作すると、シムを完全に
固定できない場合が発生したり、あるいはトグルブロッ
クを緩める方向に操作してしまうことがある。
【0005】本発明の課題はこの油圧シリンダの操作作
業を簡単に且つ確実に行うことができる破砕機を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、ジョー式破砕機に破砕産物粒度調整機構とし
てウェッジブロックと、シムと、このシムをウェッジブ
ロックに押し付けるトグルブロックと、このトグルブロ
ックを移動させる移動用シリンダと、トグルブロックを
固定する固定用シリンダを備えた破砕機において、前記
移動用シリンダ及び固定用シリンダを制御する油圧制御
回路と、この油圧制御回路を制御する電気制御回路とを
具備することを特徴とする破砕機である。
【0007】また、第2の発明は、前記移動用シリンダ
がトグルブロックに対して平行する位置に配置した復動
式油圧シリンダであり、前記固定用シリンダがトグルブ
ロックに対して直交する位置に配置した単動式油圧シリ
ンダであり、前記油圧制御回路が復動式油圧シリンダの
2つの受圧室に接続した1組のロジックバルブと、この
ロジックバルブ及び単動式油圧シリンダの油路を切り替
える3つのソレノイドバルブとを具備することを特徴と
する破砕機である。
【0008】更に、第3の発明は、前記電気制御回路が
複数の操作スイッチと、複数のリレーと、複数のダイオ
ードとが組み合されてなるシーケンスロジック回路を有
し、前記操作スイッチに応動して前記油圧制御回路の3
つのソレノイドバルブを制御するものであることを特徴
とする破砕機である。
【0009】第4の発明は、前記電気制御回路の動作時
に前記ジョー式破砕機を停止させる手段を具備すること
を特徴とする破砕機である。
【0010】
【作用】第1の発明では、シム調整の際に電気制御回路
が油圧制御回路を制御して移動用シリンダ及び固定用シ
リンダを制御することにより、両シリンダの操作作業が
簡単且つ確実になる。
【0011】第2の発明では復動式油圧シリンダがトグ
ルブロックをその移動方向に対し平行に力を加えてスム
ーズに移動させ、単動式油圧シリンダがトグルブロック
をその移動方向に対し直交してスムーズに押え付ける。
また、1組のロジックバルブと3つのソレノイドバルブ
の簡単な構成で両シリンダを制御することができる。
【0012】第3の発明では、シーケンスロジック回路
により、操作スイッチに応じて予め定めた手順で移動用
及び固定用シリンダが確実に作動する。
【0013】第4の発明では、電気制御回路の作動時に
ジョー式破砕機が自動的に停止し、シム調整作業を安全
に行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0015】図1に本実施例のジョー式破砕機の構造を
示す。図1において、ジョー式破砕機1は主として、駆
動モータ(図示省略)により回転されるフライホイール
2と、このフライホイール2の中心に対して偏芯した回
転中心を持つスイングジョー3と、このスイングジョー
3の反対側に配置された受歯板5からなっており、フラ
イホイール2の回転に応じてスイングジョー3が図1中
の左右方向に往復移動する。スイングジョー3には動歯
板4が設けられている。
【0016】図2にスイングジョー5の働きを示す。図
2(A)(B)に示すように、破砕対象物6は破砕機上
方よりスイングジョー3と受歯板5との間に投入され
る。スイングジョー3が図2(A)の如く左方向7に移
動した際に破砕対象物6が下方向へ落ち、スイングジョ
ー3が図2(B)の如く右方向8に移動する際に破砕さ
れる。そして、破砕対象物6は更に下方向へと落ちて行
き、破砕機出口9を通過できる大きさまで砕かれて、破
砕機1の外へと排出される。
【0017】従って、破砕処理後の産物の大きさ、即ち
破砕産物粒度は破砕機出口9の隙間で決定される。
【0018】この隙間調整のために破砕産物粒度調整機
構10を破砕機1に装備している。この破砕産物粒度調
整機構10は図1及び図3に示すように、トグルブロッ
ク11と、シム12と、ウェッジブロック13と、トグ
ルプレート14と、移動用シリンダ15と、固定用シリ
ンダ16からなっている。各シリンダ15,16はそれ
ぞれ2個を1組にして使用している(図5参照)。
【0019】トグルブロック11はウェッジブロック1
3の斜面に対応する斜面17を有し、ウェッジブロック
13に対し接近離反可能に設置されている。また、トグ
ルブロック12はトグルプレート14によりスイングジ
ョー3に連結されている。シム12はウェッジブロック
13とトグルブロック11の斜面間に挿入され、トグル
ブロック11によりウェッジブロック13に押し付けら
れる。
【0020】移動用シリンダ15には復動式油圧シリン
ダを用いており、トグルブロック11の移動方向に対し
て平行する位置に配置し、リンク18で両者を連結して
ある。一方、固定用シリンダ16には単動式油圧シリン
ダを用いており、トグルブロック11の移動方向に対し
て直交する位置に配置してある。
【0021】図3(A)〜(C)にシム交換時の破砕産
物粒度調整機構10の動きを示す。シム交換に先立ち、
図3(A)において固定用シリンダ16を操作してトグ
ルブロック11を図中上方向19に引き上げると同時
に、移動用シリンダを操作してトグルブロック11を図
中左方向20へ移動させる。これにより、トグルブロッ
ク11とウェッジブロック13との間に隙間ができ、シ
ム12の交換が可能になる。シム交換後は、移動用シリ
ンダ15を操作して図3(B)に示すようにトグルブロ
ック11を図中右方向21に移動し、新たなシム12A
を締め付ける。その後、図3(C)に示すように固定用
シリンダ16によりトグルブロック11を図中下方向2
2に押し付け、くさび作用でシム12Aを完全に固定す
る。
【0022】図4に上述のジョー式破砕機1を装備した
自走式破砕機の構造を示す。図4において、この自走式
破砕機はジョー式破砕機1と、車両各部に動力を供給す
るパワーユニット23と、破砕対象物を投入するホッパ
24と、フレーム25と、覆帯走行装置26と、走行操
作及び作業操作を行う運転盤27と、破砕機1から排出
された産物を車体前方へ搬送するベルトコンベア28
と、産物の中に混ざっている鉄筋などを磁気力で除去す
る磁選機29などからなっている。
【0023】パワーユニット23としては、図4にはい
ずれも示されていないが、エンジン、ポンプ(図5の符
号30参照)、エンジン冷却システム、燃料タンク、作
動油タンク(図5の符号31参照)などが組み込まれて
いる。ポンプより送り出される圧油は、圧力制御バルブ
(図5の符号32参照)により調圧された後、破砕機
1、覆帯走行装置26、ベルトコンベア28、磁選機2
9などの駆動に供される。
【0024】図5に破砕産物粒度調整機の油圧制御回路
を示す。図5において、この油圧制御回路は移動用の復
動式油圧シリンダ15,15と、固定用の単動式油圧シ
リンダ16,16と、ポンプ30と、作動油タンク31
と、圧力制御バルブ32に加え、更に、切り替えバルブ
33と、ロジックバルブ36と、固定用ソレノイド39
と、圧力スイッチ40と、アキュムレータ41と、各種
油路42〜48などで構成されている。また、切り替え
バルブ33は解除用ソレノイド34と、締付用ソレノイ
ド35を有している。ロジックバルブ36は2つのパイ
ロット式チェックバルブ37,38により構成されてい
る。
【0025】図5の油圧制御回路における圧油の流れ、
各部の接続、動作について説明する。ポンプ30により
作動油タンク31から吸い上げられた油は、圧力制御バ
ルブ32により油圧を調整され、油路42を介して切り
替えバルブ33に供給され、更に、油路43と44によ
りロジックバルブ36の各チェックバルブ37,38に
供給される。ロジックバルブ36のうち、一方のチェッ
クバルブ37の出口は油路45により復動式の移動用シ
リンダ15のシム締付側の受圧室15Aと、固定用ソレ
ノイド39と、圧力スイッチ40とに接続されている。
他方のチェックバルブ38の出口は油路46により同移
動用シリンダ15のシム解放側受圧室15Bに接続され
ている。また、固定用ソレノイド39は油路47により
アキュムレータ41と、単動式の固定用シリンダ16に
接続されている。更に切り替えバルブ33の戻りポート
が油路48により作動油タンク31に接続されている。
【0026】切り替えバルブ33の各ソレノイド34,
35は後述する電気制御回路(図6)からの信号により
駆動される。締付用ソレノイド35が駆動されると、油
路42に油路43が連通して同油路43に油圧が発生
し、油路44はドレイン油路48と連通して油圧がなく
なる。解除用ソレノイド34が駆動されると、今度は油
路42は油路44と連通して同油路44に油圧が発生
し、油路43はドレイン油路48と連通して油圧がなく
なる。両ソレノイド34,35がともに駆動されない等
の中立位置では油路42が遮断され、油路43と油路4
4はともにドレイン油路48と連通して油圧がなくな
る。
【0027】ロジックバルブ36では、両チェックバル
ブ37,38の入口側の油路43,44にともに油圧が
発生しない場合は、油路43と油路45とを遮断し、ま
た油路44と油路46とを遮断する。そして、油路43
に油圧が発生した場合は、チェックバルブ38が開き、
油路44と油路46とが連通して移動用シリンダ15の
シム解放側受圧室15Bに連通する。逆に、油路44に
油圧が発生した場合は、別のチェックバルブ37が開
き、油路43と油路45とが連通して移動用シリンダ1
5のシム締付側受圧室15Aに連通する。
【0028】固定用ソレノイド39は後述する電気制御
回路からの信号により、油路45と油路47とを接続
し、あるいは遮断する。ここでは同ソレノイド39が駆
動された時に、両油路45,47の遮断を行う。
【0029】図6に上述した油圧制御回路に対する電気
制御回路を示す。図6において、この電気制御回路50
は主として8個のリレー51〜58と、5個のダイオー
ド61〜65と、4個の操作用スイッチ71〜74と、
シリンダ油圧灯80と、シム調整用スイッチ90と、配
線用回路101〜114からなっているシーケンスロジ
ック回路である。
【0030】これらの回路素子のうち、リレー51,5
4,55及び57は非通電時にはスイッチ回路が接続さ
れており、通電時に同スイッチ回路が遮断されるいわゆ
るノーマルクローズタイプのリレーである。残りのリレ
ー52,53,56及び58は非通電時にはスイッチ回
路が遮断されており、通電時に同スイッチ回路が接続さ
れるいわゆるノーマルオープンタイプのリレーである。
【0031】操作用スイッチ71〜74とシリンダ油圧
灯80は、図7に示すように、シム調整用制御パネル7
0上に取り付けられている。この制御パネル70は操作
が容易なように、ジョー式破砕機1の近くではあるが、
運転盤27(図4参照)とは別の所に配置してある。こ
の制御パネル80の図中右側には上から順に、操作手順
を間違えずに確実に行うことができるように、スイッチ
71、スイッチ73、スイッチ74、スイッチ72を配
列し、それぞれの上方に操作機能名「解除」、「締
付」、「固定」、「終了」を表示してある。そこで、以
降は各スイッチを解除スイッチ(71)、締付スイッチ
(73)、固定スイッチ(74)、終了スイッチ(7
2)と呼ぶこととする。これらのスイッチ71〜74に
はいずれも、それを押している間だけ回路が接続(オ
ン)になるいわゆるモーメンタリタイプのスイッチを用
いている。また、制御パネル80の図中左上には、油路
45(図5参照)の圧力が規定値以上になったことを表
示するために、シリンダ油圧灯80も配置してある。
【0032】シム調整用スイッチ90は図4に示す運転
盤27上に設けてある。その理由はシステム調整作業の
安全のためである。電気制御回路の詳細説明を以下に述
べる。
【0033】図6においてシム調整用スイッチ90をオ
ンにすると、安全のために破砕機1、ベルトコンベア2
8、磁選機29駆動用の例えばソレノイド(図示省略)
への電力供給回路115がオフとなってこれら各作業機
は停止状態になり、且つ電気制御回路50、特にその配
線回路101に電源から電力が供給される。このスイッ
チ90が運転盤27にあると、安全上も操作性上も都合
が良い。
【0034】回路101に供給された電力は、シリンダ
油圧灯80と回路102を通り、リレー58の常開スイ
ッチ部に供給される。このリレー58は圧力スイッチ4
0を通して電力を供給される。従って、図5の油路45
の圧力が規定値以上のときに、シリンダ油圧灯80が点
灯し、その旨を表示する。
【0035】また、回路101に供給された電力は、リ
レー51の常閉スイッチ部及び回路103を通して、リ
レー52及び53の各常開スイッチ部、解除スイッチ7
1、終了スイッチ72、締付スイッチ73のそれぞれに
供給される。
【0036】シム12の固定を解除するには解除スイッ
チ71を押してこれにオンにする。解除スイッチ71が
オンになると回路104に電力が供給され、これがリレ
ー54を作動させて回路106と回路107間を遮断す
る。またこの電力はダイオード61を通して回路105
に供給され、この電力がリレー52を作動させ、そのス
イッチ部のオンにより回路103と回路108を接続す
る。この回路108はリレー57の常閉スイッチ部を通
して回路105と接続している。これにより閉回路が成
立し、解除スイッチ71をオフにしても回路105には
回路103から電力が供給され続けることになる。
【0037】この回路105には図5に示した切り替え
バルブ33の解除用ソレノイド34が接続されているの
で、油路42と油路44とが連通し、ロジックバルブ3
6のチェックバルブ38を通して移動用シリンダ15の
シム解放側受圧室15Bに圧油が供給される。この場
合、ロジックバルブ36では油路44の圧力によりチェ
ックバルブ37を開くため、油路45はドレイン油路4
8と連通し、固定用シリンダ16と移動用シリンダ15
のシム締付側受圧室15Aとがともに解放される。これ
により、図3(A)の如くトグルブロック11は図中左
へ移動し、シム交換が可能となる。
【0038】シム交換後にシム固定作業を行う場合、ま
ず締付スイッチ73を押してこれをオンにする。締付ス
イッチ73がオンになると、回路109に電力が供給さ
れ、この電力が切り替えバルブ33の締付用ソレノイド
35を駆動する。また、同電力がリレー57を作動させ
てそのスイッチ部により回路105と回路108間を遮
断し、その結果リレー52への電力供給が断たれるため
に回路103と回路108との間も遮断されて、これら
の閉回路がオフ即ち開放となる。従って、解除用ソレノ
イド34がオフとなる。更に、回路109からはダイオ
ード65を通して回路110へ電力が供給され、この電
力がリレー55の常閉スイッチ部と回路111を通して
固定用ソレノイド39をオン(駆動)状態にする。同時
に、回路110の電力はリレー53を作動させてそのス
イッチ部により回路103と回路106間を接続し、ま
たリレー54のスイッチ部を通して回路106と回路1
07間が接続し、これにより回路103から回路110
へ電力が供給される。
【0039】従って、移動用シリンダ15は締付スイッ
チ73を押している間だけシム締付用ソレノイド35の
オンにより作動するが、締付スイッチ73を押した後は
これを離しても、即ちそのオン/オフに関係なく固定用
ソレノイド39はオン状態となる。
【0040】この場合、シム締付用ソレノイド35のオ
ンにより油路42と油路43が、またドレイン油路48
と油路44がそれぞれ連通状態となり、ロジックバルブ
36のチェックバルブ37から移動用シリンダ15のシ
ム締付側受圧室15Aに圧油が加えられ、逆に、この圧
油によりロジックバルブ36のチェックバルブ38は開
から、シム解除側受圧室15Bはドレイン油路48と連
通する。この時、固定用ソレノイド39が作動して油路
45と油路47は遮断されるため、固定用シリンダ16
は油圧を解放された状態のままであり、移動用シリンダ
15は図3(B)に示すようにトグルブロック11を図
中右へ移動し、シム12Aを締め付ける。
【0041】なお、このシム締付けは、締付スイッチ7
3を押している間だけ行われ、同スイッチ73を離すと
停止する。
【0042】シム12Aの締付けが完了すると、油路4
0の油圧が上るので、そこに設置された圧力スイッチ4
0が規定値以上の油圧を検知し、同スイッチ40のオン
により制御パネル70上のシリンダ油圧灯80が点灯
し、締付完了を作業者に表示する。
【0043】締付完了後は、固定スイッチ74を押して
これをオンにする。固定スイッチ74がオンになると、
回路110から回路112に電力が供給され、この電力
がリレー55を作動させて、その常閉スイッチ部を通し
た固定用ソレノイド39への電力供給を遮断する。これ
により固定用ソレノイド39がオフ状態となり、油路4
7と油路45とが連通し、固定用シリンダ16が作動し
て図3(c)に示すようにトグルブロック11を図中下
へ押し付け、シム12Aを固定する。
【0044】同時に、回路112からダイオード63を
通して回路113に電力が供給され、この電力がリレー
56を作動させて、そのスイッチ部のオンにより回路1
10と回路114間を接続、これらがダイオード64を
経て回路112につながる。これにより、リレー56が
そのスイッチ部のオン状態で保持されるため、固定スイ
ッチ74を離してもダイオード62を通してシム締付用
ソレノイド35のオン状態が継続する。
【0045】このシム固定作業が終了すると、締付作業
時と同様にシリンダ油圧灯80が点灯し、作業完了を作
業者に知らせる。
【0046】全ての作業が完了した後は、終了スイッチ
72を押してこれをオンにする。終了スイッチ72がオ
ンになるとリレー51が作動し、そのスイッチ部のオフ
により回路103が回路101から遮断され、解除スイ
ッチ71を押す前の状態に戻る。このように、各スイッ
チ71,73,74,72を上から順に押すだけで簡単
にシム調整作業を行うことができる。
【0047】なお、図5中のアキャムレータ41は調整
作業終了後における各シリンダ15,16の圧力を保持
するために設けてある。
【0048】上記実施例では油圧制御回路に対する電気
制御回路として図6に示した回路50を用いるものとし
て説明したが、同様の働きをするものであれば何でも良
く、同回路50に限定されるものではない。例えば電気
制御回路として、シーケンサ、マイクロコンピュータな
どにより構成したものを用いることかできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、シム調整の際に電気制御回路が油圧制御回路を
制御して移動用シリンダ及び固定用シリンダを制御する
ので、両シリンダの操作作業が簡単且つ確実になる。
【0050】請求項2の発明によれば、復動式油圧シリ
ンダがトグルブロックをその移動方向に対し平行に力を
加えて移動させ、単動式油圧シリンダがトグルブロック
をその移動方向に対し直交して押し付けるので、動作が
スムーズで確実である。また、1組のロジックバルブと
3つのソレノイドバルブで両シリンダを制御するので、
油圧制御回路が簡単な構成にできる。
【0051】請求項3の発明によれば、シーケンスロジ
ック回路により、操作スイッチに応じて予め定めた手順
で移動用及び固定用シリンダを確実に作動させることが
できる。
【0052】請求項4の発明によれば、電気制御回路の
作動時にジョー式破砕機が自動的に停止するので、シム
調整作業を安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るジョー式破砕機の構造
を示す図。
【図2】図1のジョー式破砕機の破砕動作を示す図。
【図3】本発明の一実施例に係る破砕産物粒度調整機構
の作動を示す図。
【図4】図1のジョー式破砕機を使用した自走式破砕機
の構造の一例を示す図。
【図5】本発明の一実施例に係る油圧制御回路を示す
図。
【図6】本発明の一実施例に係る電気制御回路を示す
図。
【図7】図6の電気制御回路におけるスイッチ等を配置
した制御パネルの一例を示す図。
【符号の説明】
1 ジョー式破砕機 2 フライホイール 3 スイングジョー 4 動歯板 5 受歯板 10 破砕産物粒度調整機構 11 トグルブロック 12,12A シム 13 ウェッジブロック 14 トグルプレート 15 移動用シリンダ(復動式油圧シリンダ) 15A シム締付側受圧室 15B シム解放側受圧室 16 固定用シリンダ(単動式油圧シリンダ) 23 パワーユニット 24 ホッパ 27 運転盤 28 ベルトコンベア 29 磁選機 30 ポンプ 31 作動油タンク 32 圧力制御バルブ 33 切り替えバルブ 34 シム締付用ソレノイド 35 シム解放用ソレノイド 36 ロジックバルブ 37,38 チェックバルブ 39 固定用ソレノイド 40 圧力スイッチ 41 アキュムレータ 42〜48 油路 50 電気制御回路 51〜58 リレー 61〜65 ダイオード 70 制御パネル 71 解除スイッチ 72 終了スイッチ 73 締付スイッチ 74 固定スイッチ 80 シリンダ油圧灯 90 シム調整用スイッチ 101〜115 配線用回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョー式破砕機に破砕産物粒度調整機構
    としてウェッジブロックと、シムと、このシムをウェッ
    ジブロックに押し付けるトグルブロックと、このトグル
    ブロックを移動させる移動用シリンダと、トグルブロッ
    クを固定する固定用シリンダを備えた破砕機において、 前記移動用シリンダ及び固定用シリンダを制御する油圧
    制御回路と、この油圧制御回路を制御する電気制御回路
    とを具備することを特徴とする破砕機。
  2. 【請求項2】 前記移動用シリンダがトグルブロックに
    対して平行する位置に配置した復動式油圧シリンダであ
    り、前記固定用シリンダがトグルブロックに対して直交
    する位置に配置した単動式油圧シリンダであり、前記油
    圧制御回路が復動式油圧シリンダの2つの受圧室に接続
    した1組のロジックバルブと、このロジックバルブ及び
    単動式油圧シリンダの油路を切り替える3つのソレノイ
    ドバルブとを具備することを特徴とする請求項1に記載
    の破砕機。
  3. 【請求項3】 前記電気制御回路が複数の操作スイッチ
    と、複数のリレーと、複数のダイオードとが組み合され
    てなるシーケンスロジック回路を有し、前記操作スイッ
    チに応動して前記油圧制御回路の3つのソレノイドバル
    ブを制御するものであることを特徴とする請求項2に記
    載の破砕機。
  4. 【請求項4】 前記電気制御回路の動作時に前記ジョー
    式破砕機を停止させる手段を具備することを特徴とする
    請求項1から3いずれかに記載の破砕機。
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