JPH099590A - エンジン始動装置の電動機 - Google Patents
エンジン始動装置の電動機Info
- Publication number
- JPH099590A JPH099590A JP7157388A JP15738895A JPH099590A JP H099590 A JPH099590 A JP H099590A JP 7157388 A JP7157388 A JP 7157388A JP 15738895 A JP15738895 A JP 15738895A JP H099590 A JPH099590 A JP H099590A
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- JP
- Japan
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- rotor
- unbalanced
- electric motor
- imbalance
- iron core
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】回転子が回転すると不釣合いにより、回転子に
回転サイクルの振動や騒音が発生する。回転子の鉄心1
を軸2に取り付け、回転子の鉄心1の両側に不釣合い部
1aおよび1bを設け、この不釣合い部1aおよび1b
を回転子の鉄心1の中心軸に関して互いに反対方向にな
るようにして、回転子の両端の軸受に発生する軸受反力
が互いに逆方向となるようにする。 【効果】回転子に不釣合いが存在しても、始動装置に発
生する振動や騒音を小さくできるので、不釣合いの修正
作業を省略して、経済性を向上することができる。
回転サイクルの振動や騒音が発生する。回転子の鉄心1
を軸2に取り付け、回転子の鉄心1の両側に不釣合い部
1aおよび1bを設け、この不釣合い部1aおよび1b
を回転子の鉄心1の中心軸に関して互いに反対方向にな
るようにして、回転子の両端の軸受に発生する軸受反力
が互いに逆方向となるようにする。 【効果】回転子に不釣合いが存在しても、始動装置に発
生する振動や騒音を小さくできるので、不釣合いの修正
作業を省略して、経済性を向上することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの始動装置の電
動機に関する。
動機に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの始動装置には、実開昭62−59
768 号公報に記載のように、電動機を利用している。す
なわち、バッテリからの電気により電動機を回転させ
て、この回転力をエンジンに伝えてエンジンを始動させ
る構造になっている。電動機の回転子に不釣合いが存在
すると回転子の回転時に不釣合い力により始動装置が加
振されて、回転サイクルの振動や騒音が発生する。この
ような振動や騒音は回転子の不釣合いの大きさに比例す
るので、これらを小さくするためには回転子の不釣合い
を小さくする必要がある。
768 号公報に記載のように、電動機を利用している。す
なわち、バッテリからの電気により電動機を回転させ
て、この回転力をエンジンに伝えてエンジンを始動させ
る構造になっている。電動機の回転子に不釣合いが存在
すると回転子の回転時に不釣合い力により始動装置が加
振されて、回転サイクルの振動や騒音が発生する。この
ような振動や騒音は回転子の不釣合いの大きさに比例す
るので、これらを小さくするためには回転子の不釣合い
を小さくする必要がある。
【0003】また、特開平4−334945 号公報に記載のよ
うに、振動や騒音を小さくするために、回転子の両端の
不釣合いを逆位相にしたものもあるが、両端の不釣合い
の大きさによっては、回転子の両端の軸受に作用する軸
受反力、すなわち、始動装置に作用する加振力が同じ方
向に作用する場合もあり、振動や騒音が小さくなるとは
限らない。
うに、振動や騒音を小さくするために、回転子の両端の
不釣合いを逆位相にしたものもあるが、両端の不釣合い
の大きさによっては、回転子の両端の軸受に作用する軸
受反力、すなわち、始動装置に作用する加振力が同じ方
向に作用する場合もあり、振動や騒音が小さくなるとは
限らない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、始動
装置から振動や騒音が発生し、エンジンの始動時の快適
性を阻害していた。これを避けるために、回転子の不釣
合いを小さくする釣合わせ工程が必要であり、このため
に回転子の製造工程が多くなり、生産性が低下する。
装置から振動や騒音が発生し、エンジンの始動時の快適
性を阻害していた。これを避けるために、回転子の不釣
合いを小さくする釣合わせ工程が必要であり、このため
に回転子の製造工程が多くなり、生産性が低下する。
【0005】また、回転子の両端の不釣合いが逆位相で
あっても、軸受反力が同じ方向に作用する場合には、釣
合わせ工程が必要である。
あっても、軸受反力が同じ方向に作用する場合には、釣
合わせ工程が必要である。
【0006】本発明の目的は、不釣合いを特に小さくし
なくても振動や騒音を小さくし、回転子の釣合わせ工程
を省略して、生産性の向上を図ることにある。
なくても振動や騒音を小さくし、回転子の釣合わせ工程
を省略して、生産性の向上を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転中の回
転子に働く軸受反力が、互いに逆方向となるように回転
子の鉄心の中心軸に関して互いに逆方向に不釣合いが存
在するように回転子を製造することにより達成される。
転子に働く軸受反力が、互いに逆方向となるように回転
子の鉄心の中心軸に関して互いに逆方向に不釣合いが存
在するように回転子を製造することにより達成される。
【0008】
【作用】回転子の両側の不釣合いを、回転中の回転子に
働く軸受反力が互いに逆方向となるようにすると、これ
らの不釣合いにより始動装置に作用する加振力が互いに
打消し合い、両側の軸受に働く反力が同じ方向の場合よ
りも始動装置の振動,騒音が小さくなる。
働く軸受反力が互いに逆方向となるようにすると、これ
らの不釣合いにより始動装置に作用する加振力が互いに
打消し合い、両側の軸受に働く反力が同じ方向の場合よ
りも始動装置の振動,騒音が小さくなる。
【0009】
【実施例】図1により本発明の実施例を説明する。1は
回転子の鉄心、2は回転子の鉄心1の中心に設けた軸で
あり、回転子の鉄心1と軸2は電動機の回転子の一部を
構成しており、一体になって回転する。3は回転子の鉄
心1の中に取り付けたコイルであり、このコイル3に電
流を流して電動機回転子を回転させる。
回転子の鉄心、2は回転子の鉄心1の中心に設けた軸で
あり、回転子の鉄心1と軸2は電動機の回転子の一部を
構成しており、一体になって回転する。3は回転子の鉄
心1の中に取り付けたコイルであり、このコイル3に電
流を流して電動機回転子を回転させる。
【0010】1aおよび1bはフライス加工によって回
転子の鉄心1に設けた不釣合い部であり、不釣合い部1
aと不釣合い部1bは回転子の鉄心1の中心軸に関して
互いに逆方向にする。
転子の鉄心1に設けた不釣合い部であり、不釣合い部1
aと不釣合い部1bは回転子の鉄心1の中心軸に関して
互いに逆方向にする。
【0011】図2により不釣合い部の加工方法が図1の
場合と異なっている例について説明する。1aはドリル
加工によって回転子の鉄心1に設けた不釣合い部であ
り、1bは回転子の鉄心1の中心軸に関して不釣合い部
1aの反対側に設けた不釣合い部である。このような構
造にしても、図1の場合と同様に始動装置の振動や騒音
を小さくできる。
場合と異なっている例について説明する。1aはドリル
加工によって回転子の鉄心1に設けた不釣合い部であ
り、1bは回転子の鉄心1の中心軸に関して不釣合い部
1aの反対側に設けた不釣合い部である。このような構
造にしても、図1の場合と同様に始動装置の振動や騒音
を小さくできる。
【0012】図3により不釣合い部の位置が図1,図2
の場合と異なっている例について説明する。1aはドリ
ル加工によって回転子の鉄心1の側面に設けた不釣合い
部であり、1bは回転子の鉄心1の中心軸に関して不釣
合い部1aの反対側に設けた不釣合い部である。このよ
うな構造にしても、図1,図2の場合と同様に始動装置
の振動や騒音を小さくできる。
の場合と異なっている例について説明する。1aはドリ
ル加工によって回転子の鉄心1の側面に設けた不釣合い
部であり、1bは回転子の鉄心1の中心軸に関して不釣
合い部1aの反対側に設けた不釣合い部である。このよ
うな構造にしても、図1,図2の場合と同様に始動装置
の振動や騒音を小さくできる。
【0013】図4により不釣合い部の設け方が図1〜図
3の場合と異なっている例について説明する。4aは回
転子の鉄心1の側面に付加した不釣合い部であり、4b
は回転子の鉄心1の中心軸に関して不釣合い部4aの反
対側に付加した不釣合い部である。
3の場合と異なっている例について説明する。4aは回
転子の鉄心1の側面に付加した不釣合い部であり、4b
は回転子の鉄心1の中心軸に関して不釣合い部4aの反
対側に付加した不釣合い部である。
【0014】図1ないし図3の不釣合い部1aおよび1
bは、回転子の鉄心1に孔を開けて、この部分の質量の
分だけ軽くする構造になっている。このことは、この位
置と中心軸に関して反対側の位置を重くするのと同じ効
果が得られる。すなわち、一方を軽くするということ
は、軸2の反対側を重くすることと同じになる。このこ
とから図1〜図3の状態は不釣合い部1aおよび1bの
位置と軸2の反対側に不釣合いを付加した状態と同じに
なり、その状態は図4の状態と同じになる。
bは、回転子の鉄心1に孔を開けて、この部分の質量の
分だけ軽くする構造になっている。このことは、この位
置と中心軸に関して反対側の位置を重くするのと同じ効
果が得られる。すなわち、一方を軽くするということ
は、軸2の反対側を重くすることと同じになる。このこ
とから図1〜図3の状態は不釣合い部1aおよび1bの
位置と軸2の反対側に不釣合いを付加した状態と同じに
なり、その状態は図4の状態と同じになる。
【0015】このような構造にしても図1の場合と同様
に始動装置の振動や騒音を小さくできる。
に始動装置の振動や騒音を小さくできる。
【0016】図5において、5及び6は不釣合いを示し
ており、この図は不釣合い5と不釣合い6が回転子の鉄
心1の中心軸に関して同じ方向に存在する場合である。
このような状態を同相不釣合いと名づける。
ており、この図は不釣合い5と不釣合い6が回転子の鉄
心1の中心軸に関して同じ方向に存在する場合である。
このような状態を同相不釣合いと名づける。
【0017】図6において、7及び8は不釣合いを示し
ており、この図は不釣合い7と不釣合い8が回転子の鉄
心1の中心軸に関して逆方向に存在する場合である。こ
のような状態を逆相不釣合いと名づける。
ており、この図は不釣合い7と不釣合い8が回転子の鉄
心1の中心軸に関して逆方向に存在する場合である。こ
のような状態を逆相不釣合いと名づける。
【0018】回転子が回転すると不釣合の方向に不釣合
い力が作用する。図5のような同相不釣合いの場合には
両側の不釣合い5及び6により発生する不釣合い力が同
じ方向に作用し、始動装置に大きな加振力が作用する。
そのために、始動装置の振動や騒音が大きくなる。一
方、図6のような逆相不釣合いの場合には、両側の不釣
合い7及び8により、回転子の両端の軸受に発生する不
釣合い力の方向が逆になる場合と同じ方向になる場合が
ある。
い力が作用する。図5のような同相不釣合いの場合には
両側の不釣合い5及び6により発生する不釣合い力が同
じ方向に作用し、始動装置に大きな加振力が作用する。
そのために、始動装置の振動や騒音が大きくなる。一
方、図6のような逆相不釣合いの場合には、両側の不釣
合い7及び8により、回転子の両端の軸受に発生する不
釣合い力の方向が逆になる場合と同じ方向になる場合が
ある。
【0019】このとき、不釣合いによって回転子の軸受
部に発生する反力の方向はアンバランスの大きさと軸受
部とアンバランスの存在する位置の寸法により決定す
る。
部に発生する反力の方向はアンバランスの大きさと軸受
部とアンバランスの存在する位置の寸法により決定す
る。
【0020】図7のような逆相不釣合い7,8が存在す
る回転子において両端の軸受距離がL1,鉄心1の長さ
がL2,不釣合いの存在する断面と軸受部の距離がそれ
ぞれL3,L4とする。回転中の回転子の不釣合い7,
8に働く不釣合い力をそれぞれF1,F2とする。
る回転子において両端の軸受距離がL1,鉄心1の長さ
がL2,不釣合いの存在する断面と軸受部の距離がそれ
ぞれL3,L4とする。回転中の回転子の不釣合い7,
8に働く不釣合い力をそれぞれF1,F2とする。
【0021】ここで、不釣合い7のみに着目すると、回
転中の不釣合い7に働く不釣合い力F1と軸受に作用す
る反力R11,R21は、力とモーメントの釣合いより、そ
れぞれ以下の式で表わされる。
転中の不釣合い7に働く不釣合い力F1と軸受に作用す
る反力R11,R21は、力とモーメントの釣合いより、そ
れぞれ以下の式で表わされる。
【0022】
【数1】 R11=(L2+L4)・F1/L1 …(数1)
【0023】
【数2】 R21=L3・F1/L1 …(数2) ここで、軸受に作用する反力R11,R21の方向は、不釣
合い力F1 と逆方向である。
合い力F1 と逆方向である。
【0024】また同様に、不釣合い8のみに着目する
と、軸受に作用する反力R12,R22の大きさは、それぞ
れ以下の式で表わされる。
と、軸受に作用する反力R12,R22の大きさは、それぞ
れ以下の式で表わされる。
【0025】
【数3】 R12=L4・F2/L1 …(数3)
【0026】
【数4】 R22=(L2+L3)・F2/L1 …(数4) ここで、軸受に作用する反力R12,R22の方向は、不釣
合い力F2 と逆方向である。
合い力F2 と逆方向である。
【0027】回転中の回転子の軸受に働く反力は、数1
ないし数4で示した反力の合力となり、図7において、
図の下向きの力を正、上向きの力を負とすると、軸受に
働く反力R1 ,R2 は、それぞれ以下の式で表わされ
る。
ないし数4で示した反力の合力となり、図7において、
図の下向きの力を正、上向きの力を負とすると、軸受に
働く反力R1 ,R2 は、それぞれ以下の式で表わされ
る。
【0028】
【数5】 R1=R11+R12=(L2+L4)・F1/L1−L4・F2/L1 …(数5)
【0029】
【数6】 R2=R21+R22=L3・F1/L1−(L2+L3)・F2/L1 …(数6) ここで、不釣合い力F1 を基準としたとき、軸受に働く
反力R1 ,R2 が互いに逆方向となるのは数5,数6よ
り、不釣合い力F2 が次の式の範囲にある時である。
反力R1 ,R2 が互いに逆方向となるのは数5,数6よ
り、不釣合い力F2 が次の式の範囲にある時である。
【0030】
【数7】 F1・L3/(L2+L3)<F2<F1・(L2+L4)/L4 …(数7) 不釣合い力F1 ,F2 はそれぞれ不釣合い7,8の大き
さW1,W2に比例するので、不釣合いの大きさW1 を基
準としたとき、軸受に働く反力が逆方向となるのは、不
釣合い8の大きさW2 が次の式の範囲にあるときであ
る。
さW1,W2に比例するので、不釣合いの大きさW1 を基
準としたとき、軸受に働く反力が逆方向となるのは、不
釣合い8の大きさW2 が次の式の範囲にあるときであ
る。
【0031】
【数8】 W1・L3/(L2+L3)<W2<W1・(L2+L4)/L4 …(数8) また同様にして、不釣合い8の大きさW2 を基準とした
ときには、不釣合い7の大きさW1 が次の式の範囲のと
き、軸受の反力は逆方向となる。
ときには、不釣合い7の大きさW1 が次の式の範囲のと
き、軸受の反力は逆方向となる。
【0032】
【数9】 W2・L4/(L2+L4)<W1<W2・(L2+L3)/L3 …(数9) 不釣合い7,8の大きさW1 ,W2 が数8または数9を
満足している場合には始動装置に働く加振力も逆方向と
なるので、互いに打消し合い、始動装置の振動は小さく
なり、この結果、騒音が小さくなる。
満足している場合には始動装置に働く加振力も逆方向と
なるので、互いに打消し合い、始動装置の振動は小さく
なり、この結果、騒音が小さくなる。
【0033】電動機の回転子の製造工程において、回転
子の鉄心1と軸2の結合時、コイル3の回転子の鉄心1
への取付時、絶縁材の付加時などの製造工程において不
釣合いが発生する。これらの不釣合いはどの方向に発生
するか定まっていないために最終的に電動機の回転子が
完成したときにどのような不釣合いの状態になるかは決
まらない。もし、図5のような同相不釣合いの状態にな
ると振動や騒音が大きくなるので、このような場合には
不釣合いを小さくするために不釣合いの修正作業を行う
必要がある。
子の鉄心1と軸2の結合時、コイル3の回転子の鉄心1
への取付時、絶縁材の付加時などの製造工程において不
釣合いが発生する。これらの不釣合いはどの方向に発生
するか定まっていないために最終的に電動機の回転子が
完成したときにどのような不釣合いの状態になるかは決
まらない。もし、図5のような同相不釣合いの状態にな
ると振動や騒音が大きくなるので、このような場合には
不釣合いを小さくするために不釣合いの修正作業を行う
必要がある。
【0034】しかし、図6のような逆相不釣合いで、し
かも、不釣合いの大きさW1 ,W2が数8または数9を
満足している場合には、不釣合いの修正作業を省略して
も電動機の振動,騒音を小さくできる。
かも、不釣合いの大きさW1 ,W2が数8または数9を
満足している場合には、不釣合いの修正作業を省略して
も電動機の振動,騒音を小さくできる。
【0035】電動機の回転子の製造工程において、回転
子の両端に発生する不釣合いの大きさの最大値をそれぞ
れWa,Wbとする。
子の両端に発生する不釣合いの大きさの最大値をそれぞ
れWa,Wbとする。
【0036】また、回転子の鉄心の中心軸に関して、互
いに逆方向に設けた不釣合い部の大きさをそれぞれA・
Wa,B・Wbとする。
いに逆方向に設けた不釣合い部の大きさをそれぞれA・
Wa,B・Wbとする。
【0037】ここで、製造工程において発生する不釣合
いWa,Wbの大きさと方向は定まっていないため、最終
的に電動機の回転子が完成したときの不釣合いの大きさ
W1,W2 はそれぞれ以下の式で表わされる。
いWa,Wbの大きさと方向は定まっていないため、最終
的に電動機の回転子が完成したときの不釣合いの大きさ
W1,W2 はそれぞれ以下の式で表わされる。
【0038】
【数10】 (A−1)Wa<W1<(A+1)Wa …(数10)
【0039】
【数11】 (B−1)Wb<W2<(B+1)Wb …(数11) ここで、W1 とW2 が数8及び数9を満足するために
は、以下の式を満足する必要がある。
は、以下の式を満足する必要がある。
【0040】
【数12】 L3(A+1)Wa/(L2+L3)<(B−1)Wb …(数12)
【0041】
【数13】 (B+1)Wb<(A−1)Wa・(L2+L4)/L4 …(数13)
【0042】
【数14】 L4・(B+1)・Wb/(L2+L4)<(A−1)Wa …(数14)
【0043】
【数15】 (A+1)Wa<(L2+L3)・(B−1)Wb/L3 …(数15) したがって、電動機の回転子の製造工程において、数1
2ないし数15を満足する逆相不釣合いA・Wa及びB
・Wbを予め付加しておくことにより、最終的に電動機
の回転子が完成したときの不釣合いを逆相不釣合いの状
態にすることができ、軸受に働く反力が逆方向となる。
このため、不釣合いの修正作業を省略しても電動機の振
動,騒音を小さくできる。
2ないし数15を満足する逆相不釣合いA・Wa及びB
・Wbを予め付加しておくことにより、最終的に電動機
の回転子が完成したときの不釣合いを逆相不釣合いの状
態にすることができ、軸受に働く反力が逆方向となる。
このため、不釣合いの修正作業を省略しても電動機の振
動,騒音を小さくできる。
【0044】例えば、L2,L3,L4 の長さが等しく、
製造工程において、回転子の両端に発生する不釣合いの
大きさの最大値Wa,Wbが等しいとすると、AとBの値
が3よりも大きいとき、数12ないし数15を満足す
る。したがって、3.1Wa及び3.1Wbの逆相不釣合い
を予め付加しておくことにより、最終的に電動機の回転
子が完成したときの不釣合いは逆相不釣合いで、軸受に
働く反力が逆方向となる。このため、不釣合いの修正作
業を省略できる。
製造工程において、回転子の両端に発生する不釣合いの
大きさの最大値Wa,Wbが等しいとすると、AとBの値
が3よりも大きいとき、数12ないし数15を満足す
る。したがって、3.1Wa及び3.1Wbの逆相不釣合い
を予め付加しておくことにより、最終的に電動機の回転
子が完成したときの不釣合いは逆相不釣合いで、軸受に
働く反力が逆方向となる。このため、不釣合いの修正作
業を省略できる。
【0045】また、A,Bの値を3未満とした場合は、
軸受に働く反力が同方向となるものが出るが、逆方向の
ものについては、不釣合いの修正作業を省略できるの
で、工数低減の効果がある。
軸受に働く反力が同方向となるものが出るが、逆方向の
ものについては、不釣合いの修正作業を省略できるの
で、工数低減の効果がある。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、回転子に不釣合いが存
在しても、不釣合いの修正作業を省略することができる
ので、経済性の向上が図れる。
在しても、不釣合いの修正作業を省略することができる
ので、経済性の向上が図れる。
【図1】電動機回転子の一実施例の断面図。
【図2】電動機回転子の第二実施例の断面図。
【図3】電動機回転子の第三実施例の断面図。
【図4】電動機回転子の第四実施例の断面図。
【図5】同相不釣合いの説明図。
【図6】逆相不釣合いの説明図。
【図7】電動機回転子に作用する軸受反力の説明図。
1…回転子の鉄心、1a,1b…不釣合い部、2…軸、
3…コイル、4a,4b…不釣合い部,5,6,7,8
…不釣合い、10,11…軸受。
3…コイル、4a,4b…不釣合い部,5,6,7,8
…不釣合い、10,11…軸受。
Claims (4)
- 【請求項1】始動装置の電動機において、回転中の回転
子に働く軸受反力が、互いに逆方向となるように、前記
回転子の鉄心の中心軸に関して、互いに逆方向に不釣合
い部を設けたことを特徴とするエンジン始動装置の電動
機。 - 【請求項2】始動装置の電動機において、回転中の回転
子に働く軸受反力が、互いに逆方向となるように、前記
回転子の鉄心の中心軸に関して、互いに逆方向に不釣合
いが存在するように回転子を製造することを特徴とする
エンジン始動装置の電動機。 - 【請求項3】請求項1において、前記回転子の鉄心の中
心軸に関して、互いに逆方向に機械加工によって不釣合
い部を設けたエンジン始動装置の電動機。 - 【請求項4】請求項1において、前記回転子の鉄心の中
心軸に関して、互いに逆方向に質量の小さな部材を付加
して不釣合い部を設けたエンジン始動装置の電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7157388A JPH099590A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | エンジン始動装置の電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7157388A JPH099590A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | エンジン始動装置の電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH099590A true JPH099590A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15648555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7157388A Pending JPH099590A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | エンジン始動装置の電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH099590A (ja) |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7157388A patent/JPH099590A/ja active Pending
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