JPH0996185A - 掘削用ビット - Google Patents
掘削用ビットInfo
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- JPH0996185A JPH0996185A JP25515795A JP25515795A JPH0996185A JP H0996185 A JPH0996185 A JP H0996185A JP 25515795 A JP25515795 A JP 25515795A JP 25515795 A JP25515795 A JP 25515795A JP H0996185 A JPH0996185 A JP H0996185A
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Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 注入水が地層に浸透することを極力防いで、
掘削した孔壁の余分な崩壊を防ぐことのできる掘削用ビ
ットを提供する。 【解決手段】 アウトケーシング2とインナーロッド3
とからなる2重管が取り付けられ、前記インナーロッド
3に連通する第1の貫通孔18とインナーロッド3とア
ウトケーシング2間に連通する第2の貫通孔19とが刃
先6に設けられた掘削用ビット10に、前記刃先6の周
囲を囲む筒状体16を設け、その筒状体16の先端を鋸
歯状21に形成することにより、前記筒状体16の先端
が掘削の際に、刃先6よりも先に地盤に食い込んで、刃
先6の周囲を閉塞し、注入水の周囲の地盤に対する浸透
を防ぐようにして掘削した孔壁の余分な崩壊を防ぐ。
掘削した孔壁の余分な崩壊を防ぐことのできる掘削用ビ
ットを提供する。 【解決手段】 アウトケーシング2とインナーロッド3
とからなる2重管が取り付けられ、前記インナーロッド
3に連通する第1の貫通孔18とインナーロッド3とア
ウトケーシング2間に連通する第2の貫通孔19とが刃
先6に設けられた掘削用ビット10に、前記刃先6の周
囲を囲む筒状体16を設け、その筒状体16の先端を鋸
歯状21に形成することにより、前記筒状体16の先端
が掘削の際に、刃先6よりも先に地盤に食い込んで、刃
先6の周囲を閉塞し、注入水の周囲の地盤に対する浸透
を防ぐようにして掘削した孔壁の余分な崩壊を防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地盤の掘削、特
に、アンカー形成の際の掘削に用いるのに適した掘削用
ビットに関する。
に、アンカー形成の際の掘削に用いるのに適した掘削用
ビットに関する。
【0002】
【従来の技術】土木構造物や地下構造物の基礎やトンネ
ル、地山の‘のり面’の保護区や修景工あるいは地山の
掘削に伴う土塁工の際に、土塁壁に作用する力(土圧・
水圧)と対向することを目的としてアンカーが設置され
る。
ル、地山の‘のり面’の保護区や修景工あるいは地山の
掘削に伴う土塁工の際に、土塁壁に作用する力(土圧・
水圧)と対向することを目的としてアンカーが設置され
る。
【0003】ところで、このアンカー設置時のアンカー
孔の掘削における一般的な在来方法としては、例えば、
ボーリングマシンに鉄製パイプからなるロッドを取り付
け、そのロッドの先に掘削刃を有する掘削用ビット(以
下、ビット)を装着し、そのロッドの先に装着されたビ
ットをボーリングマシンによって回転させながら例え
ば、地山に圧接し掘削する。このとき、ロッドに注水を
行ってビットの先端に設けた噴出孔から噴出させ、その
噴出した戻り水により孔底のスライムを地上に排出させ
ている。
孔の掘削における一般的な在来方法としては、例えば、
ボーリングマシンに鉄製パイプからなるロッドを取り付
け、そのロッドの先に掘削刃を有する掘削用ビット(以
下、ビット)を装着し、そのロッドの先に装着されたビ
ットをボーリングマシンによって回転させながら例え
ば、地山に圧接し掘削する。このとき、ロッドに注水を
行ってビットの先端に設けた噴出孔から噴出させ、その
噴出した戻り水により孔底のスライムを地上に排出させ
ている。
【0004】ところが、上記の方法では、ロッドへの注
水による戻り水、すなわち、ロッドの外周と孔壁との間
を伝って流れ出る戻り水によって孔底のスライムを地上
に排出しているため、この戻り水により孔壁が削り取ら
れ、その確保が難しいという問題があった。
水による戻り水、すなわち、ロッドの外周と孔壁との間
を伝って流れ出る戻り水によって孔底のスライムを地上
に排出しているため、この戻り水により孔壁が削り取ら
れ、その確保が難しいという問題があった。
【0005】その問題を解決する一つの方法として、我
々は、特願平6−277998において、図6(a)及
び(b)に示すようなビット1を提案した。
々は、特願平6−277998において、図6(a)及
び(b)に示すようなビット1を提案した。
【0006】このビット1は、アウトケーシング2とイ
ンナーロッド3とからなる2重管が取り付けられるパイ
プ取り付け部4とその取り付け部の先端に設けられた刃
部5とからなり、前記刃部5の刃先6にパイプ取り付け
部4を介してインナーロッド3に連通する第1の貫通孔
7とインナーロッド3とアウトケーシング2間に連通す
る第2の貫通孔8とを設けたものである。
ンナーロッド3とからなる2重管が取り付けられるパイ
プ取り付け部4とその取り付け部の先端に設けられた刃
部5とからなり、前記刃部5の刃先6にパイプ取り付け
部4を介してインナーロッド3に連通する第1の貫通孔
7とインナーロッド3とアウトケーシング2間に連通す
る第2の貫通孔8とを設けたものである。
【0007】すなわち、掘削時の注水をインナーロッド
3から行ってビット1の第1の貫通孔7から孔内に水を
噴出するとともに、その噴出した水とスライムとを第2
の貫通孔8からインナーロッド3とアウトケーシング2
間に形成された通路を介して地上に排出することによっ
て、掘削時の孔壁の確保が行えるようにしたものであ
る。そして、その際、ビットに2重管が取り付けられる
パイプ取り付け部を設け、注入水の噴出と吸引とを一つ
のビットで行えるようにすることによって作業性の向上
も図れるようにしたものである。
3から行ってビット1の第1の貫通孔7から孔内に水を
噴出するとともに、その噴出した水とスライムとを第2
の貫通孔8からインナーロッド3とアウトケーシング2
間に形成された通路を介して地上に排出することによっ
て、掘削時の孔壁の確保が行えるようにしたものであ
る。そして、その際、ビットに2重管が取り付けられる
パイプ取り付け部を設け、注入水の噴出と吸引とを一つ
のビットで行えるようにすることによって作業性の向上
も図れるようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ビットでは、例えば浸透性の高い地層で使用した場合、
その高い浸透性のために、第1の貫通孔から噴出した水
の全てを第2の貫通孔によって吸引する事ができず、噴
出水の一部が周囲に浸透し、掘削した孔壁の余分な崩壊
を招く恐れがある。
ビットでは、例えば浸透性の高い地層で使用した場合、
その高い浸透性のために、第1の貫通孔から噴出した水
の全てを第2の貫通孔によって吸引する事ができず、噴
出水の一部が周囲に浸透し、掘削した孔壁の余分な崩壊
を招く恐れがある。
【0009】そこで、この発明の課題は、注入水が地層
に浸透することを極力防ぐことのできる掘削用ビットを
提供することである。
に浸透することを極力防ぐことのできる掘削用ビットを
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、アウトケーシングとインナーロッド
とからなる2重管が取り付けられるパイプ取り付け部と
その取り付け部の先端に設けられた刃部とからなり、前
記刃部の刃先にパイプ取り付け部を介してインナーロッ
ドに連通する第1の貫通孔とインナーロッドとアウトケ
ーシング間に連通する第2の貫通孔とが設けられた掘削
用ビットにおいて、上記刃部に、刃先の周囲を囲む筒状
体を設け、その筒状体の先端を鋸歯状に形成したという
構成を採用したのである。
め、この発明では、アウトケーシングとインナーロッド
とからなる2重管が取り付けられるパイプ取り付け部と
その取り付け部の先端に設けられた刃部とからなり、前
記刃部の刃先にパイプ取り付け部を介してインナーロッ
ドに連通する第1の貫通孔とインナーロッドとアウトケ
ーシング間に連通する第2の貫通孔とが設けられた掘削
用ビットにおいて、上記刃部に、刃先の周囲を囲む筒状
体を設け、その筒状体の先端を鋸歯状に形成したという
構成を採用したのである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明することにする。
面に基づいて説明することにする。
【0012】図1及び図2に第1実施形態として請求項
1の発明に係る掘削用ビット10の一形態を示す。
1の発明に係る掘削用ビット10の一形態を示す。
【0013】このビット10は、アウトケーシング2と
インナーロッド3とからなる2重管式のロッドの先端に
取り付けられるパイプ取り付け部4’と、その先端に設
けられた刃部5’とで構成されている。
インナーロッド3とからなる2重管式のロッドの先端に
取り付けられるパイプ取り付け部4’と、その先端に設
けられた刃部5’とで構成されている。
【0014】パイプ取り付け部4’は、図1(b)に示
すように、アウトケーシング2と嵌合する中空円筒体1
1と、その内側に設けられた嵌入孔12とからなってい
る。
すように、アウトケーシング2と嵌合する中空円筒体1
1と、その内側に設けられた嵌入孔12とからなってい
る。
【0015】中空円筒体11は、アウトケーシング2の
内径よりもやや小径の外径を有し、その外周には、図1
(b)に示すように、係合用の突出部13と周方向に沿
った2本の溝14が設けられている。
内径よりもやや小径の外径を有し、その外周には、図1
(b)に示すように、係合用の突出部13と周方向に沿
った2本の溝14が設けられている。
【0016】前記係合用の突出部13は、中空円筒体1
1の先端部に2箇所対向して設られ、この突出部13が
アウトケーシング2の先端に形成された切欠と係合する
ことにより、アウトケーシング2を介してボーリングマ
シンの回転が付与されるようになっている。
1の先端部に2箇所対向して設られ、この突出部13が
アウトケーシング2の先端に形成された切欠と係合する
ことにより、アウトケーシング2を介してボーリングマ
シンの回転が付与されるようになっている。
【0017】また、このとき、前記周方向の溝14に
は、ゴム製のOリング15を嵌入し、アウトケーシング
2の内周と当接させて抜け止めとシールとを行うように
なっている。
は、ゴム製のOリング15を嵌入し、アウトケーシング
2の内周と当接させて抜け止めとシールとを行うように
なっている。
【0018】一方、前記内側の嵌入孔12は、その内径
がインナーロッド3の外径よりやや大径に形成され、内
周には、周方向に沿って2本の溝14が形成されてい
る。また、その2本の溝には、それぞれ、Oリングを嵌
入し、インナーロッド3が嵌入された際に、インナーロ
ッド3の外周と当接させて抜け止めとシールとを行うよ
うにしてある。
がインナーロッド3の外径よりやや大径に形成され、内
周には、周方向に沿って2本の溝14が形成されてい
る。また、その2本の溝には、それぞれ、Oリングを嵌
入し、インナーロッド3が嵌入された際に、インナーロ
ッド3の外周と当接させて抜け止めとシールとを行うよ
うにしてある。
【0019】この際、前記嵌入孔12の挿入端部は内側
へ向けての傾斜面とすることにより、インナーロッド3
の嵌入がやりやすいようにしてある。
へ向けての傾斜面とすることにより、インナーロッド3
の嵌入がやりやすいようにしてある。
【0020】刃部5’は、刃先6と刃先6を囲む筒状体
16とで構成されている。前記刃先6は、図2(b)の
底面図に示すように、突先17から放射状に形成された
クローネン型となっており、その刃先6には、同心円状
に2列、計8個の貫通孔18,19が設けられている。
16とで構成されている。前記刃先6は、図2(b)の
底面図に示すように、突先17から放射状に形成された
クローネン型となっており、その刃先6には、同心円状
に2列、計8個の貫通孔18,19が設けられている。
【0021】すなわち、貫通孔18,19は、内側の同
心円状に形成された第1の貫通孔18と外側の同心円状
に形成された第2の貫通孔19とからなっており、第1
と第2の貫通孔18,19は、90度ずつ間隔を開けて
4個ずつ設けられている。
心円状に形成された第1の貫通孔18と外側の同心円状
に形成された第2の貫通孔19とからなっており、第1
と第2の貫通孔18,19は、90度ずつ間隔を開けて
4個ずつ設けられている。
【0022】第1の貫通孔18は、パイプ取り付け部
4’に形成された前記嵌入孔12の中空内20に貫通す
る貫通孔で、この形態では、インナーロッド3から注水
された加圧水を噴出する噴出孔18となっており、この
噴出孔18は、孔口を刃先6に沿って外向きに形成する
ことにより、広範囲に水を噴出できるようになってい
る。
4’に形成された前記嵌入孔12の中空内20に貫通す
る貫通孔で、この形態では、インナーロッド3から注水
された加圧水を噴出する噴出孔18となっており、この
噴出孔18は、孔口を刃先6に沿って外向きに形成する
ことにより、広範囲に水を噴出できるようになってい
る。
【0023】また、第2の貫通孔19は、前記嵌入孔1
2とその外側の中空円筒体11間に貫通する貫通孔19
で、この形態では、戻り水を排出するための吸引孔とな
っており、前記吸引孔は、孔内を図1(b)に示すよう
にテーパー状に形成し、刃先6の開口を大きくして、目
詰まりを起こしにくい構造にしてある。
2とその外側の中空円筒体11間に貫通する貫通孔19
で、この形態では、戻り水を排出するための吸引孔とな
っており、前記吸引孔は、孔内を図1(b)に示すよう
にテーパー状に形成し、刃先6の開口を大きくして、目
詰まりを起こしにくい構造にしてある。
【0024】一方、刃先6を囲む筒状体16は、図1
(a),(b)に示すように、刃先6の根元から設けら
れ、その先端は鋸歯状21に形成してある。そして、そ
の高さは刃先6の突先17より、前記の鋸歯21の半分
の高さの分だけ高くしてある。そのため、筒状体16の
鋸歯21は、掘削の際、図3に示すように、刃先6より
も先に地盤に食い込んで、刃先6の周囲を筒状体16に
より閉塞する事ができるようになっている。
(a),(b)に示すように、刃先6の根元から設けら
れ、その先端は鋸歯状21に形成してある。そして、そ
の高さは刃先6の突先17より、前記の鋸歯21の半分
の高さの分だけ高くしてある。そのため、筒状体16の
鋸歯21は、掘削の際、図3に示すように、刃先6より
も先に地盤に食い込んで、刃先6の周囲を筒状体16に
より閉塞する事ができるようになっている。
【0025】この実施形態は、以上のように構成され、
次に、この掘削用ビット10の作用を説明することにす
る。
次に、この掘削用ビット10の作用を説明することにす
る。
【0026】このビット10は、図4に示すように、ボ
ーリングマシン(あるいは、ドリルマシン)Mのシャン
クロッド22に例えば、ウォータースイベル23やクリ
ーニングアダプター24を介して取り付けられたアウト
ケーシング2とインナーロッド3からなる2重管の先端
に取り付けられる。
ーリングマシン(あるいは、ドリルマシン)Mのシャン
クロッド22に例えば、ウォータースイベル23やクリ
ーニングアダプター24を介して取り付けられたアウト
ケーシング2とインナーロッド3からなる2重管の先端
に取り付けられる。
【0027】すなわち、図1(b)に示すように、イン
ナーロッド3の先端をビット10のパイプ取り付け部
4’の嵌入孔12の中空内20へ嵌入し、アウトケーシ
ング2の先端を中空円筒体11の外周に嵌入する。その
際、中空円筒体11の外周に設けられた突出部13に、
アウトケーシング2の先端に形成した切欠を嵌入する。
このとき、このように取り付けられたインナーロッド3
とアウトケーシング2とは、Oリング15によってシー
ルされ、水漏れや逆に湧水の侵入が起きないように取り
付けられる。
ナーロッド3の先端をビット10のパイプ取り付け部
4’の嵌入孔12の中空内20へ嵌入し、アウトケーシ
ング2の先端を中空円筒体11の外周に嵌入する。その
際、中空円筒体11の外周に設けられた突出部13に、
アウトケーシング2の先端に形成した切欠を嵌入する。
このとき、このように取り付けられたインナーロッド3
とアウトケーシング2とは、Oリング15によってシー
ルされ、水漏れや逆に湧水の侵入が起きないように取り
付けられる。
【0028】一方、このようにインナーロッド3とアウ
トケーシング2とを取り付けたことにより、ビット10
の噴出孔(第1の貫通孔)18はパイプ取り付け部4’
を介してインナーロッド3と連通し、送水路を形成す
る。同様に、ビット10の吸引孔(第2の貫通孔)19
はパイプ取り付け部4’を介してインナーロッド3とア
ウトケーシング2間に連通し、排水路を形成する。
トケーシング2とを取り付けたことにより、ビット10
の噴出孔(第1の貫通孔)18はパイプ取り付け部4’
を介してインナーロッド3と連通し、送水路を形成す
る。同様に、ビット10の吸引孔(第2の貫通孔)19
はパイプ取り付け部4’を介してインナーロッド3とア
ウトケーシング2間に連通し、排水路を形成する。
【0029】ここで、上記ウォータースイベル23は、
インナーロッド3の端部と接続される注水口25とアウ
トケーシング2の端部と接続される排水口26とが設け
られた、いわゆる、スイベル機構を有する注水及び排水
用のジョイントである。
インナーロッド3の端部と接続される注水口25とアウ
トケーシング2の端部と接続される排水口26とが設け
られた、いわゆる、スイベル機構を有する注水及び排水
用のジョイントである。
【0030】このため、例えばウォータースイベル23
の注水口25に送水ポンプと接続された送水ホースを接
続して、加圧水の注入をできるようにする。一方、ウォ
ータースイベル23の排水口26にサクションホースを
取り付けてスライムの排出ができるようにする。そし
て、前記送水ポンプを作動し、加圧水の注入を行いなが
らビット10を地山の掘削点に圧接し、ボーリングマシ
ンMによって給圧を加えながら堀り進む。
の注水口25に送水ポンプと接続された送水ホースを接
続して、加圧水の注入をできるようにする。一方、ウォ
ータースイベル23の排水口26にサクションホースを
取り付けてスライムの排出ができるようにする。そし
て、前記送水ポンプを作動し、加圧水の注入を行いなが
らビット10を地山の掘削点に圧接し、ボーリングマシ
ンMによって給圧を加えながら堀り進む。
【0031】このとき、ビット10は図3に示すよう
に、筒状体16の鋸歯21が刃先6よりも先に地盤に食
い込んで、刃先6の周囲を閉塞し、噴出孔18からの噴
出水のビット10の周囲への流出を防ぐことができる。
このため、噴出孔18から噴出された加圧水は、殆ど吸
引孔19によって吸引され、インナーロッド3とアウト
ケーシング2間に形成された排水路によって排水するこ
とができる。
に、筒状体16の鋸歯21が刃先6よりも先に地盤に食
い込んで、刃先6の周囲を閉塞し、噴出孔18からの噴
出水のビット10の周囲への流出を防ぐことができる。
このため、噴出孔18から噴出された加圧水は、殆ど吸
引孔19によって吸引され、インナーロッド3とアウト
ケーシング2間に形成された排水路によって排水するこ
とができる。
【0032】このように、このビット10は、筒状体1
6により、注入水の周囲の地盤に対する浸透を防ぐこと
ができるため、掘削した孔壁の余分な崩壊を防ぐことが
できる。
6により、注入水の周囲の地盤に対する浸透を防ぐこと
ができるため、掘削した孔壁の余分な崩壊を防ぐことが
できる。
【0033】図4に第2実施形態として、請求項1の発
明に係る掘削用ビット10の他の態様を示す。
明に係る掘削用ビット10の他の態様を示す。
【0034】このビット10’は、第1実施形態のビッ
ト10の嵌入孔12の中空内20に弁室30を設け、そ
の弁室30に逆止弁31を設けたものである。
ト10の嵌入孔12の中空内20に弁室30を設け、そ
の弁室30に逆止弁31を設けたものである。
【0035】前記逆止弁31は、スプリング32とその
スプリング32によって弁室30の入口に圧接される球
状の弁33とからなり、前記弁室30の入口は、弁33
よりも小径となっている。
スプリング32によって弁室30の入口に圧接される球
状の弁33とからなり、前記弁室30の入口は、弁33
よりも小径となっている。
【0036】すなわち、弁33は、インナーロッド3か
らの注水圧力がスプリング32によって付勢される噴出
孔18側の圧力よりも高いと、その水圧により押し下げ
られて開き、インナーロッド3から噴出孔18へ向けて
の送水が行なえるようになっている。逆に、インナーロ
ッド3側の注水圧が低くなると、弁33が押し上げられ
て、弁室30の入口を閉塞し、噴出孔18からの逆流を
防ぐというものである。
らの注水圧力がスプリング32によって付勢される噴出
孔18側の圧力よりも高いと、その水圧により押し下げ
られて開き、インナーロッド3から噴出孔18へ向けて
の送水が行なえるようになっている。逆に、インナーロ
ッド3側の注水圧が低くなると、弁33が押し上げられ
て、弁室30の入口を閉塞し、噴出孔18からの逆流を
防ぐというものである。
【0037】そのため、例えば掘削中に高水圧の湧水層
を掘削した場合でも、湧水層の水圧が注水圧を上回る
と、弁が閉塞して湧水の逆流を防ぐことができるという
ものである。
を掘削した場合でも、湧水層の水圧が注水圧を上回る
と、弁が閉塞して湧水の逆流を防ぐことができるという
ものである。
【0038】したがって、湧水の逆流による孔壁の崩壊
を防ぎ、地山の乱れを防止することができる。また、逆
流に伴うスライムの侵入によるインナーロッドの詰まり
を防止できる。
を防ぎ、地山の乱れを防止することができる。また、逆
流に伴うスライムの侵入によるインナーロッドの詰まり
を防止できる。
【0039】なお、このビットの他の部分及び前述した
以外の作用効果については、第1実施形態と同じである
ので、その説明は省略することにする。
以外の作用効果については、第1実施形態と同じである
ので、その説明は省略することにする。
【0040】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る発明は、以上
のように構成し、刃先の周囲を囲む筒状体を設け、その
筒状体の先端を鋸歯状に形成したことにより、筒状体の
鋸歯が刃先よりも先に地盤に食い込んで、刃先の周囲を
筒状体16により閉塞し、注入水の周囲の地盤に対する
浸透を防ぐことができる。
のように構成し、刃先の周囲を囲む筒状体を設け、その
筒状体の先端を鋸歯状に形成したことにより、筒状体の
鋸歯が刃先よりも先に地盤に食い込んで、刃先の周囲を
筒状体16により閉塞し、注入水の周囲の地盤に対する
浸透を防ぐことができる。
【0041】このため、浸透水による孔壁の余分な崩壊
を防ぎ、良質なアンカー孔を提供できる。
を防ぎ、良質なアンカー孔を提供できる。
【図1】(a)第1実施形態の斜視図 (b)第1実施形態の一部断面図
【図2】(a)第1実施形態の平面図 (b)第1実施形態の底面図
【図3】第1実施形態の作用説明図
【図4】第1実施形態の作用説明図
【図5】第2実施形態の断面図
【図6】(a)従来例の斜視図 (b)従来例の一部断面図
2 アウトケーシング 3 インナーロッド 4’パイプ取り付け部 5’刃部 6 刃先 10,10’掘削用ビット 11 中空円筒体 12 嵌入孔 16 筒状体 18 第1の貫通孔 19 第2の貫通孔 20 中空内 21 鋸歯
Claims (1)
- 【請求項1】 アウトケーシングとインナーロッドとか
らなる2重管が取り付けられるパイプ取り付け部と、そ
の取り付け部の先端に設けられた刃部とからなり、前記
刃部の刃先にパイプ取り付け部を介してインナーロッド
に連通する第1の貫通孔とインナーロッドとアウトケー
シング間に連通する第2の貫通孔とが設けられた掘削用
ビットにおいて、 上記刃部に、刃先の周囲を囲む筒状体を設け、その筒状
体の先端を鋸歯状に形成したことを特徴とする掘削用ビ
ット。
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|---|---|---|---|
| JP25515795A JP3672638B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 掘削用ビット |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP25515795A JP3672638B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 掘削用ビット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH0996185A true JPH0996185A (ja) | 1997-04-08 |
| JP3672638B2 JP3672638B2 (ja) | 2005-07-20 |
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ID=17274864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25515795A Expired - Fee Related JP3672638B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 掘削用ビット |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3672638B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-10-02 JP JP25515795A patent/JP3672638B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US11691204B2 (en) | 2017-06-27 | 2023-07-04 | Hilti Aktlengesellschaft | Drill for chiseling stone |
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| JP3672638B2 (ja) | 2005-07-20 |
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