JPH0996204A - 接合型バルブシートの非破壊検査方法及びその検査装置 - Google Patents
接合型バルブシートの非破壊検査方法及びその検査装置Info
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- JPH0996204A JPH0996204A JP25484995A JP25484995A JPH0996204A JP H0996204 A JPH0996204 A JP H0996204A JP 25484995 A JP25484995 A JP 25484995A JP 25484995 A JP25484995 A JP 25484995A JP H0996204 A JPH0996204 A JP H0996204A
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- valve seat
- cylinder head
- time
- heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シリンダヘッドに接合されているバルブシート
の接合性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別でき、ま
た生産ライン上で迅速に品質管理できる。 【解決手段】シリンダヘッド106に接合されているバ
ルブシート104からシリンダヘッド106へ、または
シリンダヘッド106からバルブシート104へ熱が伝
わる時のバルブシート104の時間毎の温度分布変化を
測定することで、シリンダヘッド106に接合されてい
るバルブシート104の接合性の良否を判定する。
の接合性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別でき、ま
た生産ライン上で迅速に品質管理できる。 【解決手段】シリンダヘッド106に接合されているバ
ルブシート104からシリンダヘッド106へ、または
シリンダヘッド106からバルブシート104へ熱が伝
わる時のバルブシート104の時間毎の温度分布変化を
測定することで、シリンダヘッド106に接合されてい
るバルブシート104の接合性の良否を判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリンダヘッド
に接合されているバルブシートの接合性を判定する接合
型バルブシートの非破壊検査方法及びその検査装置に関
するものである。
に接合されているバルブシートの接合性を判定する接合
型バルブシートの非破壊検査方法及びその検査装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シリンダヘッドを鋳造するときに、例え
ば吸・排気ポートの燃焼室側開口部をバルブシート母材
が接合される接合口の形状に成形し、鋳造後、ポート開
口部に、表面が金属皮膜によって覆われた焼結合金製円
環体からなるバルブシート母材を重ね、その後、このバ
ルブシート母材をポート開口部に圧接させ、次いで、シ
リンダヘッドとバルブシート母材との接触部を電気抵抗
により発熱させて接合するものがある。
ば吸・排気ポートの燃焼室側開口部をバルブシート母材
が接合される接合口の形状に成形し、鋳造後、ポート開
口部に、表面が金属皮膜によって覆われた焼結合金製円
環体からなるバルブシート母材を重ね、その後、このバ
ルブシート母材をポート開口部に圧接させ、次いで、シ
リンダヘッドとバルブシート母材との接触部を電気抵抗
により発熱させて接合するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなシリンダヘ
ッドに接合されているバルブシートの接合性の良否を判
定するために、例えば超音波探傷やX線CTスキャン等
の非破壊検査法を用いることが考えられるが、接合部面
積が微少であり、また接合面が3次元形状をしているも
のに対しては、良否の判別ができるほどの性能がなかっ
た。
ッドに接合されているバルブシートの接合性の良否を判
定するために、例えば超音波探傷やX線CTスキャン等
の非破壊検査法を用いることが考えられるが、接合部面
積が微少であり、また接合面が3次元形状をしているも
のに対しては、良否の判別ができるほどの性能がなかっ
た。
【0004】そのため、シリンダヘッドに接合されてい
るバルブシートに外力を与えて実際に破壊するか否かで
良否を判定する破壊検査による判別方法しかなかった。
るバルブシートに外力を与えて実際に破壊するか否かで
良否を判定する破壊検査による判別方法しかなかった。
【0005】また、スキャンする方法では1つの試料を
調査するのに時問がかかり、生産ラインでの検査法とし
ては迅速性に欠けていた。
調査するのに時問がかかり、生産ラインでの検査法とし
ては迅速性に欠けていた。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、シリンダヘッドに接合されているバルブシートの
接合性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別でき、また
生産ライン上で迅速に品質管理できる接合型バルブシー
トの非破壊検査方法及びその検査装置を提供することを
目的としている。
ので、シリンダヘッドに接合されているバルブシートの
接合性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別でき、また
生産ライン上で迅速に品質管理できる接合型バルブシー
トの非破壊検査方法及びその検査装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明の接合型バ
ルブシートの非破壊検査方法は、シリンダヘッドに接合
されているバルブシートから前記シリンダヘッドへ、ま
たは前記シリンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝
わる時の前記バルブシートの時間毎の温度分布変化を測
定することで、前記シリンダヘッドに接合されている前
記バルブシートの接合性の良否を判定することを特徴と
している。例えば、シリンダヘッド側から加熱した場
合、バルブシートとシリンダヘッドとの間に空気層がな
いと熱伝達に優れているが、接合が不十分で空気層が存
在すると伝熱が悪くなり、その部分のみ温度上昇が遅く
なり、時間変化に伴うバルブシートの温度変化を測定す
ることで接合の良否を判定することで、バルブシートの
接合性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別できる。
目的を達成するために、請求項1記載の発明の接合型バ
ルブシートの非破壊検査方法は、シリンダヘッドに接合
されているバルブシートから前記シリンダヘッドへ、ま
たは前記シリンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝
わる時の前記バルブシートの時間毎の温度分布変化を測
定することで、前記シリンダヘッドに接合されている前
記バルブシートの接合性の良否を判定することを特徴と
している。例えば、シリンダヘッド側から加熱した場
合、バルブシートとシリンダヘッドとの間に空気層がな
いと熱伝達に優れているが、接合が不十分で空気層が存
在すると伝熱が悪くなり、その部分のみ温度上昇が遅く
なり、時間変化に伴うバルブシートの温度変化を測定す
ることで接合の良否を判定することで、バルブシートの
接合性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別できる。
【0008】請求項2記載の発明の接合型バルブシート
の非破壊検査方法は、シリンダヘッドに接合されている
バルブシートから前記シリンダヘッドへ、または前記シ
リンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝わる時の前
記バルブシートの時間毎の赤外線強度を測定すること
で、前記シリンダヘッドに接合されている前記バルブシ
ートの接合性の良否を判定することを特徴としている。
例えば、シリンダヘッド側から加熱した場合、バルブシ
ートとシリンダヘッドとの間に空気層がないと熱伝達に
優れているが、接合が不十分で空気層が存在すると伝熱
が悪くなり、その部分のみ赤外線強度が弱くなり、時間
変化に伴うバルブシートの赤外線強度変化を測定するこ
とで接合の良否を判定することで、バルブシートの接合
性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別できる。
の非破壊検査方法は、シリンダヘッドに接合されている
バルブシートから前記シリンダヘッドへ、または前記シ
リンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝わる時の前
記バルブシートの時間毎の赤外線強度を測定すること
で、前記シリンダヘッドに接合されている前記バルブシ
ートの接合性の良否を判定することを特徴としている。
例えば、シリンダヘッド側から加熱した場合、バルブシ
ートとシリンダヘッドとの間に空気層がないと熱伝達に
優れているが、接合が不十分で空気層が存在すると伝熱
が悪くなり、その部分のみ赤外線強度が弱くなり、時間
変化に伴うバルブシートの赤外線強度変化を測定するこ
とで接合の良否を判定することで、バルブシートの接合
性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別できる。
【0009】請求項3記載の発明の接合型バルブシート
の非破壊検査方法は、前記バルブシートの温度分布を、
赤外線放射型温度計により全面または局部的に計測し、
この計測を温度分布画像として表示することを特徴とし
ている。このように、非接触の赤外線放射型温度計によ
り全面または局部的に計測し、温度分布画像として捉え
ることで、バルブシートの接合性の良否が非破壊で、簡
単な構成でかつ確実に判別できる。
の非破壊検査方法は、前記バルブシートの温度分布を、
赤外線放射型温度計により全面または局部的に計測し、
この計測を温度分布画像として表示することを特徴とし
ている。このように、非接触の赤外線放射型温度計によ
り全面または局部的に計測し、温度分布画像として捉え
ることで、バルブシートの接合性の良否が非破壊で、簡
単な構成でかつ確実に判別できる。
【0010】請求項4記載の発明の接合型バルブシート
の非破壊検査方法は、前記赤外線強度を、赤外線検出器
により計測し、赤外線強度と加熱するための照射時間と
から前記シリンダヘッドと前記バルブシートの接合面積
を求めて画像として表示することを特徴としている。こ
のように、赤外線強度と加熱するための照射時間とから
シリンダヘッドとバルブシートの接合面積を求めて画像
として捉えることで、バルブシートの接合性の良否が非
破壊で、簡単な構成でかつ確実に判別できる。
の非破壊検査方法は、前記赤外線強度を、赤外線検出器
により計測し、赤外線強度と加熱するための照射時間と
から前記シリンダヘッドと前記バルブシートの接合面積
を求めて画像として表示することを特徴としている。こ
のように、赤外線強度と加熱するための照射時間とから
シリンダヘッドとバルブシートの接合面積を求めて画像
として捉えることで、バルブシートの接合性の良否が非
破壊で、簡単な構成でかつ確実に判別できる。
【0011】請求項5記載の発明の接合型バルブシート
の非破壊検査方法は、前記検査方法の加熱源として、抵
抗接合時のバルブシートの抵抗発熱またはレーザ加熱を
利用することを特徴としている。このように、検査方法
の加熱源として、抵抗接合時の熱を利用しており、専用
の熱源が不要であり、生産ライン上で迅速に品質管理で
きる。
の非破壊検査方法は、前記検査方法の加熱源として、抵
抗接合時のバルブシートの抵抗発熱またはレーザ加熱を
利用することを特徴としている。このように、検査方法
の加熱源として、抵抗接合時の熱を利用しており、専用
の熱源が不要であり、生産ライン上で迅速に品質管理で
きる。
【0012】請求項6記載の発明の接合型バルブシート
の非破壊検査方法は、前記検査方法の加熱源として、ホ
ットプレート加熱や電磁気加熱を利用することを特徴と
している。このように、検査方法の加熱源として、簡単
かつ安価なホットプレート加熱や電磁気加熱を利用する
ことができる。
の非破壊検査方法は、前記検査方法の加熱源として、ホ
ットプレート加熱や電磁気加熱を利用することを特徴と
している。このように、検査方法の加熱源として、簡単
かつ安価なホットプレート加熱や電磁気加熱を利用する
ことができる。
【0013】請求項7記載の発明の接合型バルブシート
の非破壊検査装置は、検査のための加熱源と、この加熱
源で加熱されバルブシートからシリンダヘッドへ、また
は前記シリンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝わ
る時の前記バルブシートの時間毎の温度分布変化を測定
する温度分布測定手段と、この測定した時間毎の温度分
布変化を表示する表示手段とを備え、この時間毎の温度
分布変化から前記シリンダヘッドに接合されている前記
バルブシートの接合性の良否を判定することを特徴とし
ている。このように、バルブシートとシリンダヘッドと
の間に空気層がないと、熱伝達に優れているが、接合が
不十分で空気層が存在すると、伝熱が悪くなりその部分
のみ、温度上昇が遅くなり、時間変化に伴うバルブシー
トの温度変化を測定して表示し、バルブシートの接合性
の良否が非破壊で、簡単な装置で判別できる。
の非破壊検査装置は、検査のための加熱源と、この加熱
源で加熱されバルブシートからシリンダヘッドへ、また
は前記シリンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝わ
る時の前記バルブシートの時間毎の温度分布変化を測定
する温度分布測定手段と、この測定した時間毎の温度分
布変化を表示する表示手段とを備え、この時間毎の温度
分布変化から前記シリンダヘッドに接合されている前記
バルブシートの接合性の良否を判定することを特徴とし
ている。このように、バルブシートとシリンダヘッドと
の間に空気層がないと、熱伝達に優れているが、接合が
不十分で空気層が存在すると、伝熱が悪くなりその部分
のみ、温度上昇が遅くなり、時間変化に伴うバルブシー
トの温度変化を測定して表示し、バルブシートの接合性
の良否が非破壊で、簡単な装置で判別できる。
【0014】請求項8記載の発明の接合型バルブシート
の非破壊検査装置は、検査のための加熱源と、この加熱
源で加熱されバルブシートからシリンダヘッドへ、また
は前記シリンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝わ
る時の前記バルブシートの時間毎の赤外線強度を測定す
る赤外線強度測定手段と、この測定した時間毎の赤外線
強度と加熱するための照射時間とから前記シリンダヘッ
ドと前記バルブシートの接合面積を求めて表示する表示
手段とを備え、この接合面積から前記シリンダヘッドに
接合されている前記バルブシートの接合性の良否を判定
することを特徴としている。このように、バルブシート
とシリンダヘッドとの間に空気層がないと、熱伝達に優
れているが、接合が不十分で空気層が存在すると、伝熱
が悪くなりその部分のみ、赤外線強度が弱くなり、時間
変化に伴うバルブシートの赤外線強度変化を測定するこ
とで接合の良否を判定することで、バルブシートの接合
性の良否が非破壊で、簡単な装置で判別できる。
の非破壊検査装置は、検査のための加熱源と、この加熱
源で加熱されバルブシートからシリンダヘッドへ、また
は前記シリンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝わ
る時の前記バルブシートの時間毎の赤外線強度を測定す
る赤外線強度測定手段と、この測定した時間毎の赤外線
強度と加熱するための照射時間とから前記シリンダヘッ
ドと前記バルブシートの接合面積を求めて表示する表示
手段とを備え、この接合面積から前記シリンダヘッドに
接合されている前記バルブシートの接合性の良否を判定
することを特徴としている。このように、バルブシート
とシリンダヘッドとの間に空気層がないと、熱伝達に優
れているが、接合が不十分で空気層が存在すると、伝熱
が悪くなりその部分のみ、赤外線強度が弱くなり、時間
変化に伴うバルブシートの赤外線強度変化を測定するこ
とで接合の良否を判定することで、バルブシートの接合
性の良否が非破壊で、簡単な装置で判別できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、接合型バルブシートの非破
壊検査方法及びその検査装置について説明するが、ま
ず、シリンダヘッドの製造方法を最初に図1ないし図9
を用いて説明する。
壊検査方法及びその検査装置について説明するが、ま
ず、シリンダヘッドの製造方法を最初に図1ないし図9
を用いて説明する。
【0016】図1はシリンダヘッドの製造方法によりバ
ルブシートが接合されたシリンダヘッドのバルブシート
部の断面図、図2はバルブシート母材をポート開口部に
重ねた状態を示す断面図で、同図はシリンダヘッド本体
およびバルプシート母材の一部のみを拡大して描いてあ
る。図3はシリンダヘッドの製造方法を実施するために
用いるプレス装置の正面図、図4は同じく側面図、図5
はバルブシート母材に電極を当接させた状態を示す断面
図である。図6は加圧力パターン、電流値パターンおよ
び沈み量を示すグラフ、図7はバルブシート母材の皮膜
の材料金属とシリンダヘッド本体の材料金属からなる合
金層が生成されている状態を示す断面図、図8はシリン
ダヘッド本体の材料金属が塑性流動を起こしている状態
を示す断面図、図9はバルブシート母材がシリンダヘッ
ド本体に埋没した状態を示す断面図である。
ルブシートが接合されたシリンダヘッドのバルブシート
部の断面図、図2はバルブシート母材をポート開口部に
重ねた状態を示す断面図で、同図はシリンダヘッド本体
およびバルプシート母材の一部のみを拡大して描いてあ
る。図3はシリンダヘッドの製造方法を実施するために
用いるプレス装置の正面図、図4は同じく側面図、図5
はバルブシート母材に電極を当接させた状態を示す断面
図である。図6は加圧力パターン、電流値パターンおよ
び沈み量を示すグラフ、図7はバルブシート母材の皮膜
の材料金属とシリンダヘッド本体の材料金属からなる合
金層が生成されている状態を示す断面図、図8はシリン
ダヘッド本体の材料金属が塑性流動を起こしている状態
を示す断面図、図9はバルブシート母材がシリンダヘッ
ド本体に埋没した状態を示す断面図である。
【0017】これらの図において、11は4サイクルエ
ンジンのシリンダヘッド本体で、このシリンダヘッド本
体11は、アルミニウム合金を材料として鋳造すること
によって形成しており、ドーム状の燃焼室形成用凹部1
2を下面に開口するように形成するとともに、この凹部
12に一端が開口する吸気ポート13および排気ポート
14を形成している。
ンジンのシリンダヘッド本体で、このシリンダヘッド本
体11は、アルミニウム合金を材料として鋳造すること
によって形成しており、ドーム状の燃焼室形成用凹部1
2を下面に開口するように形成するとともに、この凹部
12に一端が開口する吸気ポート13および排気ポート
14を形成している。
【0018】吸気ポート13および排気ポート14の上
壁部分にバルブガイド15,16を介して吸気弁17お
よび排気弁18をそれぞれ装着し、両ポート13,14
の開口部に後述するバルブシート19をそれぞれ接合し
ている。なお、バルブガイド15,16は、シリンダヘ
ッド本体11に機械加工により穿設したバルブガイド下
孔11aに圧入し固定している。このバルブガイド下孔
11aはその軸線Cが吸気ポート13および排気ポート
14の開口部13a,14aの軸線と一致するように形
成している。
壁部分にバルブガイド15,16を介して吸気弁17お
よび排気弁18をそれぞれ装着し、両ポート13,14
の開口部に後述するバルブシート19をそれぞれ接合し
ている。なお、バルブガイド15,16は、シリンダヘ
ッド本体11に機械加工により穿設したバルブガイド下
孔11aに圧入し固定している。このバルブガイド下孔
11aはその軸線Cが吸気ポート13および排気ポート
14の開口部13a,14aの軸線と一致するように形
成している。
【0019】図1に示したバルブシート19は、円環状
に形成したバルブシート母材をシリンダヘッドの製造方
法によってシリンダヘッド11に接合させ、仕上げ加工
を施した後のものである。バルブシート母材を図2中に
符号20によって示す。バルブシート母材20は、鉄系
焼結合金製円環体21の表面を銅皮膜22によって覆う
ことによって形成している。
に形成したバルブシート母材をシリンダヘッドの製造方
法によってシリンダヘッド11に接合させ、仕上げ加工
を施した後のものである。バルブシート母材を図2中に
符号20によって示す。バルブシート母材20は、鉄系
焼結合金製円環体21の表面を銅皮膜22によって覆う
ことによって形成している。
【0020】円環体21の材料としては、鉄系焼結合金
材料に、後述する通電時に内部で抵抗熱が生じ難いよう
にする観点から銅を溶浸させたものを採用している。ま
た、銅皮膜22は、膜厚が0.1μm〜30μmとなる
ように円環体21に電気めっきを施すことによって形成
している。なお、シリンダヘッド本体11を形成するア
ルミニウム合金は、JISにAC4Cとして規定される
材料を用いた。
材料に、後述する通電時に内部で抵抗熱が生じ難いよう
にする観点から銅を溶浸させたものを採用している。ま
た、銅皮膜22は、膜厚が0.1μm〜30μmとなる
ように円環体21に電気めっきを施すことによって形成
している。なお、シリンダヘッド本体11を形成するア
ルミニウム合金は、JISにAC4Cとして規定される
材料を用いた。
【0021】このバルブシート母材20は、図2に示す
ように、吸気ポート13や排気ポート14の開口部13
a,14aに重ねた状態で外周面の一部がこの開口部1
3a,14a内に臨む形状に形成している。なお、図2
ではシリンダヘッド本体11の下面(燃焼室形成用凹部
12が開口する面)を上方に向けている。
ように、吸気ポート13や排気ポート14の開口部13
a,14aに重ねた状態で外周面の一部がこの開口部1
3a,14a内に臨む形状に形成している。なお、図2
ではシリンダヘッド本体11の下面(燃焼室形成用凹部
12が開口する面)を上方に向けている。
【0022】詳述すると、バルブシート母材20の外周
面をシリンダヘッド本体11側に向かうにしたがって次
第にこのバルブシート母材20の外径が細くなるように
傾斜させ、かつ底面20Bをこのバルブシート部材10
の軸心へ向かうにしたがって次第にシリンダヘッド本体
11側に偏在するように傾斜させ、これら外周面20a
と底面20Bとが互いに連なる外面を凸曲面となるよう
に形成し、図2においてはこの凸曲面に符号20cを付
した。 一方、開口部13a,14aにおける凸曲面2
0cと対向する部位には、吸・排気ポート13,14の
内径が部分的に細くなるように凸状部23を形成してい
る。この凸状部23は鋳造後のシリンダヘッド本体1に
機械加工を施すことによって形成している。すなわち、
このバルブシート母材20を開口部13a,14aに図
2に示したように重ねることによって、その凸曲面20
cがシリンダヘッド本体11の凸状部23に当接するよ
うに構成している。
面をシリンダヘッド本体11側に向かうにしたがって次
第にこのバルブシート母材20の外径が細くなるように
傾斜させ、かつ底面20Bをこのバルブシート部材10
の軸心へ向かうにしたがって次第にシリンダヘッド本体
11側に偏在するように傾斜させ、これら外周面20a
と底面20Bとが互いに連なる外面を凸曲面となるよう
に形成し、図2においてはこの凸曲面に符号20cを付
した。 一方、開口部13a,14aにおける凸曲面2
0cと対向する部位には、吸・排気ポート13,14の
内径が部分的に細くなるように凸状部23を形成してい
る。この凸状部23は鋳造後のシリンダヘッド本体1に
機械加工を施すことによって形成している。すなわち、
このバルブシート母材20を開口部13a,14aに図
2に示したように重ねることによって、その凸曲面20
cがシリンダヘッド本体11の凸状部23に当接するよ
うに構成している。
【0023】なお、バルブシート母材20の内周面は、
シリンダヘッド本体11側に向かうにしたがってこのバ
ルブシート母材20の内径が小さくなるように傾斜した
傾斜面20dと、この傾斜面20dの内周側端部から軸
方向と平行に延在する軸方向延在面20eとから形成し
ている。
シリンダヘッド本体11側に向かうにしたがってこのバ
ルブシート母材20の内径が小さくなるように傾斜した
傾斜面20dと、この傾斜面20dの内周側端部から軸
方向と平行に延在する軸方向延在面20eとから形成し
ている。
【0024】このように構成したバルブシート母材20
をシリンダヘッド本体11の開口部l3a,14aに接
合するには、図3および図4に示すプレス装置24を使
用して行う。このプレス装置24は、基台25の下部に
下部プラテン26を固定し、この下部プラテン26の上
方に、この下部プラテン26に対して接離するように上
部プラテン27を昇降自在に配設している。この上部プ
ラテン27は、基台上部に軸線が上下方向を向くよう取
付けたシリンダ装置28の作用端となるロッド28aの
下端に固定している。
をシリンダヘッド本体11の開口部l3a,14aに接
合するには、図3および図4に示すプレス装置24を使
用して行う。このプレス装置24は、基台25の下部に
下部プラテン26を固定し、この下部プラテン26の上
方に、この下部プラテン26に対して接離するように上
部プラテン27を昇降自在に配設している。この上部プ
ラテン27は、基台上部に軸線が上下方向を向くよう取
付けたシリンダ装置28の作用端となるロッド28aの
下端に固定している。
【0025】下部プラテン26および上部プラテン27
はそれぞれ導電部材26a,27aを介して図示してい
ない給電装置から給電される構造になっている。なお、
上部プラテン27に接続した導電部材27aは、上部プ
ラテン27の昇降動作に合わせて変形あるいは昇降する
ように構成している。また、上部プラテン27が陽極と
なり下部プラテン26が陰極となるように構成してい
る。
はそれぞれ導電部材26a,27aを介して図示してい
ない給電装置から給電される構造になっている。なお、
上部プラテン27に接続した導電部材27aは、上部プ
ラテン27の昇降動作に合わせて変形あるいは昇降する
ように構成している。また、上部プラテン27が陽極と
なり下部プラテン26が陰極となるように構成してい
る。
【0026】また、シリンダ装置28を支持する基台上
部には、上部プラテン27の前部に固定した反射部材2
9にレーザー光を反射させてこの反射部材29との距離
から上部プラテン27の変位量を測定するレーザー変位
計30が取り付けてある。
部には、上部プラテン27の前部に固定した反射部材2
9にレーザー光を反射させてこの反射部材29との距離
から上部プラテン27の変位量を測定するレーザー変位
計30が取り付けてある。
【0027】このプレス装置24を使用してバルブシー
ト母材20を接合するには、先ず、下部プラテン26上
に下側電極31を固定し、この下側電極31上にシリン
ダヘッド本体11を載置固定して行う。このとき、シリ
ンダヘッド本体11は、燃焼室形成用凹部12側を上方
に向け、かつバルブシート母材20を接合するポートの
開口部での軸線が前記シリンダ装置28のロッド28a
の軸線と一致するように位置決めしておく。
ト母材20を接合するには、先ず、下部プラテン26上
に下側電極31を固定し、この下側電極31上にシリン
ダヘッド本体11を載置固定して行う。このとき、シリ
ンダヘッド本体11は、燃焼室形成用凹部12側を上方
に向け、かつバルブシート母材20を接合するポートの
開口部での軸線が前記シリンダ装置28のロッド28a
の軸線と一致するように位置決めしておく。
【0028】次に、図5に示すように、バルブシート母
材20を接合するポートのバルブガイド下孔11aにガ
イド棒32を燃焼室形成用凹部12側から嵌挿する。こ
のガイド棒32は、金属製丸棒32aの外周面にアルミ
ナなどの絶縁材32Bを被覆させて形成しており、バル
ブガイド下穴11aに嵌合させストッパー32cによっ
て位置決め保持させた状態で、シリンダヘッド本体11
の燃焼室側端面より上方に突出する長さに形成してい
る。絶縁材32Bの形成方法は、アルミナなどのセラミ
ック材を丸棒32aに溶射し、その後、研磨仕上げする
手法を採っている。
材20を接合するポートのバルブガイド下孔11aにガ
イド棒32を燃焼室形成用凹部12側から嵌挿する。こ
のガイド棒32は、金属製丸棒32aの外周面にアルミ
ナなどの絶縁材32Bを被覆させて形成しており、バル
ブガイド下穴11aに嵌合させストッパー32cによっ
て位置決め保持させた状態で、シリンダヘッド本体11
の燃焼室側端面より上方に突出する長さに形成してい
る。絶縁材32Bの形成方法は、アルミナなどのセラミ
ック材を丸棒32aに溶射し、その後、研磨仕上げする
手法を採っている。
【0029】その後、バルブシート母材20をポート開
口部に重ね、このバルブシート母材20に上側電極33
を載せる。この上側電極33は、金属製円柱体の軸心部
に前記ガイド棒32が嵌合する透孔33aを穿設してお
り、その下端部に、バルブシート母材20の前記傾斜面
20d(図2)に密接するテーパー面33Bと、軸方向
延在面20eに全周にわたり密接する位置決め用周面3
3cとを形成している。また、この上側電極33の下端
部には、バルブシート母材20を磁気吸着させるための
磁性体33dが固着させてある。
口部に重ね、このバルブシート母材20に上側電極33
を載せる。この上側電極33は、金属製円柱体の軸心部
に前記ガイド棒32が嵌合する透孔33aを穿設してお
り、その下端部に、バルブシート母材20の前記傾斜面
20d(図2)に密接するテーパー面33Bと、軸方向
延在面20eに全周にわたり密接する位置決め用周面3
3cとを形成している。また、この上側電極33の下端
部には、バルブシート母材20を磁気吸着させるための
磁性体33dが固着させてある。
【0030】すなわち、透孔33aにガイド棒32を嵌
合させることにより、この上側電極33がシリンダヘッ
ド本体11のポート開口部と同軸上に位置づけられ、前
記テーパー面33Bおよび周面33cをバルブシート母
材20に密接させることにより、このバルブシート母材
20が嵌合によってポート開口部と同軸となるように位
置決めされる。
合させることにより、この上側電極33がシリンダヘッ
ド本体11のポート開口部と同軸上に位置づけられ、前
記テーパー面33Bおよび周面33cをバルブシート母
材20に密接させることにより、このバルブシート母材
20が嵌合によってポート開口部と同軸となるように位
置決めされる。
【0031】このようにバルブシート母材20に上側電
極33を載せた後、上側電極33を回転させてバルブシ
ート母材20が確実に嵌合しているか否かを検査する。
しかる後、シリンダ装置28を駆動して上部プラテン2
7を下降させ、上側電極33に密着させる。このとき、
上部プラテン27の下面と上側電極33の上面とが互い
に平行になるようにする。
極33を載せた後、上側電極33を回転させてバルブシ
ート母材20が確実に嵌合しているか否かを検査する。
しかる後、シリンダ装置28を駆動して上部プラテン2
7を下降させ、上側電極33に密着させる。このとき、
上部プラテン27の下面と上側電極33の上面とが互い
に平行になるようにする。
【0032】次に、シリンダ装置28を駆動して上部プ
ラテン27を下降させ、上側電極33を介して前記バル
ブシート母材20を一定な押圧力をもってシリンダヘッ
ド本体11に押し付ける。このときにバルブシート母材
20に加えられる押圧力の方向は、上側電極33がガイ
ド棒32によって移動方向が規制されている関係から、
ポート開口部13a,14aの軸線方向と一致する。こ
のため、バルブシート母材20はポート開口部13a,
14aに軸線を一致させた状態でこの軸線に沿って押し
付けられることになる。
ラテン27を下降させ、上側電極33を介して前記バル
ブシート母材20を一定な押圧力をもってシリンダヘッ
ド本体11に押し付ける。このときにバルブシート母材
20に加えられる押圧力の方向は、上側電極33がガイ
ド棒32によって移動方向が規制されている関係から、
ポート開口部13a,14aの軸線方向と一致する。こ
のため、バルブシート母材20はポート開口部13a,
14aに軸線を一致させた状態でこの軸線に沿って押し
付けられることになる。
【0033】この押圧力は、図6中に実線で示す押圧力
パターンに基づいて変化させる。すなわち、相対的に低
い一定の第1押圧力P1を接合工程初期に加え、その後
は下降終了まで相対的に高い一定の第2押圧力P2を加
える。
パターンに基づいて変化させる。すなわち、相対的に低
い一定の第1押圧力P1を接合工程初期に加え、その後
は下降終了まで相対的に高い一定の第2押圧力P2を加
える。
【0034】第1押圧力P1による加圧を開始した後、
上部プラテン27が安定したときに、レーザー変位計3
0によりこれと反射部材29までの距離を測定し、この
距離を土部プラテン27の下降開始位置として記録す
る。また、第1押圧力P1による加圧開始から図6に示
すように時間T1が経過した後、上部プラテン27およ
び下部プラテン26に電圧を印加し、これら両プラテン
の間、すなわち上側電極33、バルブシート母材20、
シリンダヘッド本体11および下側電極31に電流を流
す。このとき、電流は上側電極33からシリンダヘッド
本体11ヘ向けて流れる。このときの電流値も図6中に
波線で示す電流値パターンに基づいて変化させる。すな
わち、電流値が増大した後に一度電流値を0付近まで低
下させ、その後さらに電流値を増大させて接合終期にお
いて前記押圧力を加えている途中で電流値を0とする。
上部プラテン27が安定したときに、レーザー変位計3
0によりこれと反射部材29までの距離を測定し、この
距離を土部プラテン27の下降開始位置として記録す
る。また、第1押圧力P1による加圧開始から図6に示
すように時間T1が経過した後、上部プラテン27およ
び下部プラテン26に電圧を印加し、これら両プラテン
の間、すなわち上側電極33、バルブシート母材20、
シリンダヘッド本体11および下側電極31に電流を流
す。このとき、電流は上側電極33からシリンダヘッド
本体11ヘ向けて流れる。このときの電流値も図6中に
波線で示す電流値パターンに基づいて変化させる。すな
わち、電流値が増大した後に一度電流値を0付近まで低
下させ、その後さらに電流値を増大させて接合終期にお
いて前記押圧力を加えている途中で電流値を0とする。
【0035】このとき、バルブシート母材20は図2に
示すように凸曲面20cがシリンダヘッド本体11の凸
状部23に当接しており、これら両者同士が接触する部
分の面積がきわめて小さいことから、上述したように通
電されると電気抵抗が大きくなってこの接触部が発熱す
るようになる。この熱はバルブシート母材20とシリン
ダヘッド本体11との接触界面の全体に伝導する。
示すように凸曲面20cがシリンダヘッド本体11の凸
状部23に当接しており、これら両者同士が接触する部
分の面積がきわめて小さいことから、上述したように通
電されると電気抵抗が大きくなってこの接触部が発熱す
るようになる。この熱はバルブシート母材20とシリン
ダヘッド本体11との接触界面の全体に伝導する。
【0036】このようにバルブシート母材20とシリン
ダヘッド本体11との接触界面の温度が上昇すると、固
相状態で互いに圧接し合う材料金属(銅皮膜22の銅お
よびシリンダヘッド本体11のアルミニウム合金)の原
子が活発に運動するようになり、これらの原子どうしが
相互に拡散するようになる。なお、シリンダヘッド本体
11の表面に生成されているアルミニウムの酸化皮膜が
この原子拡散に対してどの程度拡散を阻止するかは不明
である。
ダヘッド本体11との接触界面の温度が上昇すると、固
相状態で互いに圧接し合う材料金属(銅皮膜22の銅お
よびシリンダヘッド本体11のアルミニウム合金)の原
子が活発に運動するようになり、これらの原子どうしが
相互に拡散するようになる。なお、シリンダヘッド本体
11の表面に生成されているアルミニウムの酸化皮膜が
この原子拡散に対してどの程度拡散を阻止するかは不明
である。
【0037】上述したように原子の相互拡散が起こるこ
とにより、界面付近の組成は、銅皮膜22を構成する銅
と、シリンダヘッド本体11のアルミニウム合金との共
晶合金になり、純銅より低い温度で固相から液層に変わ
ることができる状態になる。このときの界面付近の状態
を図7に模式的に示す。図7においては、原子の相互拡
散が起こり前記共晶合金層が生成されている部位を符号
Aで示す。
とにより、界面付近の組成は、銅皮膜22を構成する銅
と、シリンダヘッド本体11のアルミニウム合金との共
晶合金になり、純銅より低い温度で固相から液層に変わ
ることができる状態になる。このときの界面付近の状態
を図7に模式的に示す。図7においては、原子の相互拡
散が起こり前記共晶合金層が生成されている部位を符号
Aで示す。
【0038】界面付近の温度がさらに上昇し、共晶合金
層の一部が液相に変化するようになると原子の拡散現象
は一層活発となり、この共晶合金層が成長してこれに伴
なって固相と液相との界面が拡大する。この共晶合金層
の液相化が進行する一方、共晶合金層に隣接するシリン
ダヘッド本体11のアルミニウム合金は、バルブシート
母材20が押し付けられていることと前記抵抗熱により
昇温されていることとによって、塑性流動(塑性変形)
を起こす。
層の一部が液相に変化するようになると原子の拡散現象
は一層活発となり、この共晶合金層が成長してこれに伴
なって固相と液相との界面が拡大する。この共晶合金層
の液相化が進行する一方、共晶合金層に隣接するシリン
ダヘッド本体11のアルミニウム合金は、バルブシート
母材20が押し付けられていることと前記抵抗熱により
昇温されていることとによって、塑性流動(塑性変形)
を起こす。
【0039】この塑性流動は最初の接触部を中心にして
図7において上下方向に略対称となるように生じるた
め、液相化した共晶合金は前記塑性流動に乗じて図8に
示すように接触部の外に排除される。図8において共晶
合金の排除された部分を符号Bで示す。また、このとき
には、バルブシート母材20の銅皮膜22の一部が共晶
合金化されて接触部から排除されることにより、円環体
21の一部がアルミニウム合金に触れるようになってこ
れらの問でも原子の拡散現象が起こる。この拡散硯象が
生じている部位を図8中に符号Cで示す。
図7において上下方向に略対称となるように生じるた
め、液相化した共晶合金は前記塑性流動に乗じて図8に
示すように接触部の外に排除される。図8において共晶
合金の排除された部分を符号Bで示す。また、このとき
には、バルブシート母材20の銅皮膜22の一部が共晶
合金化されて接触部から排除されることにより、円環体
21の一部がアルミニウム合金に触れるようになってこ
れらの問でも原子の拡散現象が起こる。この拡散硯象が
生じている部位を図8中に符号Cで示す。
【0040】このように共晶合金層の一部が接触部から
排除されることと、アルミニウム合金が塑性流動を起こ
すこととにより、図6中にT2で示すときにバルブシー
ト母材20がシリンダヘッド本体11内に沈み込み始め
ることになる。このようにバルブシート母材20が沈み
込み始めてから図6中に示す時問T3に達したときに押
圧力を増大させて前記第2押圧力P2とする。
排除されることと、アルミニウム合金が塑性流動を起こ
すこととにより、図6中にT2で示すときにバルブシー
ト母材20がシリンダヘッド本体11内に沈み込み始め
ることになる。このようにバルブシート母材20が沈み
込み始めてから図6中に示す時問T3に達したときに押
圧力を増大させて前記第2押圧力P2とする。
【0041】押圧力が増大することによりアルミニウム
合金の塑性流動量が増大し、これに伴って共晶合金の排
除量が増量される。この結果、接触部の未反応部分にお
いて新たに銅−アルミニウム合金からなる共晶合金が生
成され、上述した現象が繰り返されてこの共晶合金層が
液柵化しさらに排除される。これとともに、円環体21
の材料である鉄系焼結合金とアルミニウム合金との界面
で原子が相互に拡散する領域も拡がる。
合金の塑性流動量が増大し、これに伴って共晶合金の排
除量が増量される。この結果、接触部の未反応部分にお
いて新たに銅−アルミニウム合金からなる共晶合金が生
成され、上述した現象が繰り返されてこの共晶合金層が
液柵化しさらに排除される。これとともに、円環体21
の材料である鉄系焼結合金とアルミニウム合金との界面
で原子が相互に拡散する領域も拡がる。
【0042】第2押圧力P2による押圧を開始してから
図6に示す時間T4に達したときに、電流値を一度0付
近まで低下させ、さらに元の値まで上昇させる。電流値
を低下させることにより発熱が一時抑えられることにな
り、塑性流動が抑えられて図6に示すようにバルブシー
ト母材20の沈み込み量の増加割合が一時低下する。こ
のように電流値を一時的に低下させるのは、アルミニウ
ム合金が熱により溶融してしまうのを防ぐためである。
図6に示す時間T4に達したときに、電流値を一度0付
近まで低下させ、さらに元の値まで上昇させる。電流値
を低下させることにより発熱が一時抑えられることにな
り、塑性流動が抑えられて図6に示すようにバルブシー
ト母材20の沈み込み量の増加割合が一時低下する。こ
のように電流値を一時的に低下させるのは、アルミニウ
ム合金が熱により溶融してしまうのを防ぐためである。
【0043】電流値を上述したように元の値まで上昇さ
せた後、時間T5に達してから時問T6に達するまでの
間に徐々に低下させて0とする。電流が流れている間は
勿論、通電が断たれた後も反応不能温度まで温度が低下
するまでは反応が進行し、共晶合金層の生成→液層化→
塑性流動に伴なう排除、という現象と、鉄系焼結合金と
アルミニウム合金との原子相互拡散という現象が同時に
起こりながらバルブシート母材20が沈み込み続け、図
9に示すようにその外周面の略全域がシリンダヘッド本
体11内に埋没するようになる。
せた後、時間T5に達してから時問T6に達するまでの
間に徐々に低下させて0とする。電流が流れている間は
勿論、通電が断たれた後も反応不能温度まで温度が低下
するまでは反応が進行し、共晶合金層の生成→液層化→
塑性流動に伴なう排除、という現象と、鉄系焼結合金と
アルミニウム合金との原子相互拡散という現象が同時に
起こりながらバルブシート母材20が沈み込み続け、図
9に示すようにその外周面の略全域がシリンダヘッド本
体11内に埋没するようになる。
【0044】この沈み込み量が図6に示すように略増加
しなくなったとき(時間T7で示すとき)にシリンダ装
置28による押圧を停止し、レーザー変位計30によっ
てこれと反射部材29との距離から上部プラテン27の
最終位置を求めた後に上部プラテン27を上昇させ、シ
リンダヘッド本体11をプレス装置24から取外す。
しなくなったとき(時間T7で示すとき)にシリンダ装
置28による押圧を停止し、レーザー変位計30によっ
てこれと反射部材29との距離から上部プラテン27の
最終位置を求めた後に上部プラテン27を上昇させ、シ
リンダヘッド本体11をプレス装置24から取外す。
【0045】次に、接合型バルブシートの非破壊検査方
及び検査装置の実施例について説明する。図10は接合
型バルブシートの非破壊検査装置の概略構成図である。
及び検査装置の実施例について説明する。図10は接合
型バルブシートの非破壊検査装置の概略構成図である。
【0046】この接合型バルブシートの非破壊検査装置
100は、加熱源101と、温度分布測定手段102
と、表示手段103とを備えている。
100は、加熱源101と、温度分布測定手段102
と、表示手段103とを備えている。
【0047】検査方法の加熱源101としては、抵抗接
合時のバルブシート104の抵抗発熱またはレーザ加熱
を利用し、またホットプレート加熱や電磁気加熱を利用
することができる。抵抗接合時の熱を利用すると、専用
の熱源が不要であり、生産ライン上で迅速に品質管理で
き、かつ低コストである。また、ホットプレート加熱や
電磁気加熱を利用しても、簡単かつ安価である。
合時のバルブシート104の抵抗発熱またはレーザ加熱
を利用し、またホットプレート加熱や電磁気加熱を利用
することができる。抵抗接合時の熱を利用すると、専用
の熱源が不要であり、生産ライン上で迅速に品質管理で
き、かつ低コストである。また、ホットプレート加熱や
電磁気加熱を利用しても、簡単かつ安価である。
【0048】温度分布測定手段102は、例えば赤外線
放射型温度計105を用い、加熱源101で加熱されバ
ルブシート104からシリンダヘッド106へ、または
シリンダヘッド106からバルブシート104へ熱が伝
わる時のバルブシート104の時間毎の温度分布変化を
測定する。この赤外線放射型温度計105により例えば
全面または局部的に計測する。このように、非接触の赤
外線放射型温度計105により全面または局部的に計測
し、温度分布画像として捉えることできる。
放射型温度計105を用い、加熱源101で加熱されバ
ルブシート104からシリンダヘッド106へ、または
シリンダヘッド106からバルブシート104へ熱が伝
わる時のバルブシート104の時間毎の温度分布変化を
測定する。この赤外線放射型温度計105により例えば
全面または局部的に計測する。このように、非接触の赤
外線放射型温度計105により全面または局部的に計測
し、温度分布画像として捉えることできる。
【0049】表示手段103は、例えばモニタ107が
用いられ、図10(c)〜(f)に示すように、画面に
測定した時間毎の温度分布変化を表示し、この時間毎の
温度分布変化からシリンダヘッドに接合されているバル
ブシートの接合性の良否を判定する。 接合型バルブシ
ートは、バルブシート104とヘッドシリンダ106と
の間に空気層がないため、圧入型に比ベ熱伝達に優れて
いる。そこで、図10のようにシリンダヘッド106側
から熱を加えると、その熱はバルブシート104に伝わ
り、バルブシート104が発熱して赤外線を放射する。
接合が不十分で空気層104aが存在すると、伝熱が悪
くなりその部分のみ、温度上昇が遅くなる。そこで、時
間変化に伴うバルブシート104の温度変化を全体の温
度分布で捉え、接合の良否を判定する。
用いられ、図10(c)〜(f)に示すように、画面に
測定した時間毎の温度分布変化を表示し、この時間毎の
温度分布変化からシリンダヘッドに接合されているバル
ブシートの接合性の良否を判定する。 接合型バルブシ
ートは、バルブシート104とヘッドシリンダ106と
の間に空気層がないため、圧入型に比ベ熱伝達に優れて
いる。そこで、図10のようにシリンダヘッド106側
から熱を加えると、その熱はバルブシート104に伝わ
り、バルブシート104が発熱して赤外線を放射する。
接合が不十分で空気層104aが存在すると、伝熱が悪
くなりその部分のみ、温度上昇が遅くなる。そこで、時
間変化に伴うバルブシート104の温度変化を全体の温
度分布で捉え、接合の良否を判定する。
【0050】次に、接合型バルブシートの非破壊検査方
及び検査装置の他の実施例について説明する。図11は
接合型バルブシートの非破壊検査装置の概略構成図であ
る。この実施例の接合型バルブシートの非破壊検査装置
100は、検査のための加熱源101をレーザ発生装置
110を用い、レーザ光111をバルブシート104の
フェース面104bに全周に照射して加熱する。各製品
について照射面積、照射時間を一定にして加熱する。
及び検査装置の他の実施例について説明する。図11は
接合型バルブシートの非破壊検査装置の概略構成図であ
る。この実施例の接合型バルブシートの非破壊検査装置
100は、検査のための加熱源101をレーザ発生装置
110を用い、レーザ光111をバルブシート104の
フェース面104bに全周に照射して加熱する。各製品
について照射面積、照射時間を一定にして加熱する。
【0051】この加熱源で加熱されバルブシート104
からシリンダヘッド106へ熱が伝わる時のバルブシー
ト104の時間毎の赤外線強度を赤外線強度測定手段1
12により測定する。赤外線強度測定手段112として
赤外線検出器113と、この測定した時間毎の赤外線強
度Pと加熱するための照射時間Tとからシリンダヘッド
106とバルブシート104の接合面積Sを求めて表示
手段114のモニタ115に画面表示する。
からシリンダヘッド106へ熱が伝わる時のバルブシー
ト104の時間毎の赤外線強度を赤外線強度測定手段1
12により測定する。赤外線強度測定手段112として
赤外線検出器113と、この測定した時間毎の赤外線強
度Pと加熱するための照射時間Tとからシリンダヘッド
106とバルブシート104の接合面積Sを求めて表示
手段114のモニタ115に画面表示する。
【0052】このように、バルブシート104とシリン
ダヘッド106との間に空気層がないと、熱伝達に優れ
ているが、接合が不十分で空気層が存在すると、伝熱が
悪くなりその部分のみ、赤外線強度が弱くなり、接合面
積Sが所定値以下になる。この接合面積Sが所定値の場
合には例えば「NG」表示をし、また所定値以上の場合
には「OK」表示を行ない、これによりシリンダヘッド
106に接合されているバルブシート104の接合性の
良否を判定し、バルブシート104の接合性の良否が非
破壊で、簡単な装置で判別できる。
ダヘッド106との間に空気層がないと、熱伝達に優れ
ているが、接合が不十分で空気層が存在すると、伝熱が
悪くなりその部分のみ、赤外線強度が弱くなり、接合面
積Sが所定値以下になる。この接合面積Sが所定値の場
合には例えば「NG」表示をし、また所定値以上の場合
には「OK」表示を行ない、これによりシリンダヘッド
106に接合されているバルブシート104の接合性の
良否を判定し、バルブシート104の接合性の良否が非
破壊で、簡単な装置で判別できる。
【0053】なお、シリンダヘッド106を加熱してシ
リンダヘッド106からバルブシート104へ熱が伝わ
る時のバルブシート104の時間毎の赤外線強度を測定
するようにしてもよい。
リンダヘッド106からバルブシート104へ熱が伝わ
る時のバルブシート104の時間毎の赤外線強度を測定
するようにしてもよい。
【0054】また、検査方法の加熱源101としては、
前記と同様に抵抗接合時のバルブシート104の抵抗発
熱を利用し、またホットプレート加熱や電磁気加熱を利
用することができる。抵抗接合時の熱を利用すると、専
用の熱源が不要であり、生産ライン上で迅速に品質管理
でき、かつ低コストである。また、ホットプレート加熱
や電磁気加熱を利用しても、簡単かつ安価である。
前記と同様に抵抗接合時のバルブシート104の抵抗発
熱を利用し、またホットプレート加熱や電磁気加熱を利
用することができる。抵抗接合時の熱を利用すると、専
用の熱源が不要であり、生産ライン上で迅速に品質管理
でき、かつ低コストである。また、ホットプレート加熱
や電磁気加熱を利用しても、簡単かつ安価である。
【0055】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、シリンダヘッドに接合されているバルブシートから
シリンダヘッドへ、またはシリンダヘッドからバルブシ
ートへ熱が伝わる時のバルブシートの時間毎の温度分布
変化を測定することで、シリンダヘッドに接合されてい
るバルブシートの接合性の良否を判定することで、バル
ブシートの接合性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別
できる。
は、シリンダヘッドに接合されているバルブシートから
シリンダヘッドへ、またはシリンダヘッドからバルブシ
ートへ熱が伝わる時のバルブシートの時間毎の温度分布
変化を測定することで、シリンダヘッドに接合されてい
るバルブシートの接合性の良否を判定することで、バル
ブシートの接合性の良否が非破壊で、簡単な構成で判別
できる。
【0056】請求項2記載の発明は、シリンダヘッドに
接合されているバルブシートからシリンダヘッドへ、ま
たはシリンダヘッドからバルブシートへ熱が伝わる時の
バルブシートの時間毎の赤外線強度を測定することで、
シリンダヘッドに接合されているバルブシートの接合性
の良否を判定することで、バルブシートの接合性の良否
が非破壊で、簡単な構成で判別できる。
接合されているバルブシートからシリンダヘッドへ、ま
たはシリンダヘッドからバルブシートへ熱が伝わる時の
バルブシートの時間毎の赤外線強度を測定することで、
シリンダヘッドに接合されているバルブシートの接合性
の良否を判定することで、バルブシートの接合性の良否
が非破壊で、簡単な構成で判別できる。
【0057】請求項3記載の発明は、バルブシートの温
度分布を、赤外線放射型温度計により全面または局部的
に計測し、温度分布画像として捉えることで、バルブシ
ートの接合性の良否が非破壊で、簡単な構成でかつ確実
に判別できる。
度分布を、赤外線放射型温度計により全面または局部的
に計測し、温度分布画像として捉えることで、バルブシ
ートの接合性の良否が非破壊で、簡単な構成でかつ確実
に判別できる。
【0058】請求項4記載の発明は、赤外線強度を、赤
外線検出器により計測し、赤外線強度と加熱するための
照射時間とからシリンダヘッドとバルブシートの接合面
積を求めて画像として表示し、赤外線強度と加熱するた
めの照射時間とからシリンダヘッドとバルブシートの接
合面積を求めて画像として捉えることで、バルブシート
の接合性の良否が非破壊で、簡単な構成でかつ確実に判
別できる。
外線検出器により計測し、赤外線強度と加熱するための
照射時間とからシリンダヘッドとバルブシートの接合面
積を求めて画像として表示し、赤外線強度と加熱するた
めの照射時間とからシリンダヘッドとバルブシートの接
合面積を求めて画像として捉えることで、バルブシート
の接合性の良否が非破壊で、簡単な構成でかつ確実に判
別できる。
【0059】請求項5記載の発明は、検査方法の加熱源
として、抵抗接合時のバルブシートの抵抗発熱またはレ
ーザ加熱を利用するから、専用の熱源が不要であり、生
産ライン上で迅速に品質管理できる。
として、抵抗接合時のバルブシートの抵抗発熱またはレ
ーザ加熱を利用するから、専用の熱源が不要であり、生
産ライン上で迅速に品質管理できる。
【0060】請求項6記載の発明は、検査方法の加熱源
として、ホットプレート加熱や電磁気加熱を利用するか
ら、簡単かつ安価である。
として、ホットプレート加熱や電磁気加熱を利用するか
ら、簡単かつ安価である。
【0061】請求項7記載の発明は、時間毎の温度分布
変化からシリンダヘッドに接合されているバルブシート
の接合性の良否を判定し、時間変化に伴うバルブシート
の温度変化を測定して表示することで、バルブシートの
接合性の良否が非破壊で、簡単な装置で判別できる。
変化からシリンダヘッドに接合されているバルブシート
の接合性の良否を判定し、時間変化に伴うバルブシート
の温度変化を測定して表示することで、バルブシートの
接合性の良否が非破壊で、簡単な装置で判別できる。
【0062】請求項8記載の発明は、接合面積からシリ
ンダヘッドに接合されているバルブシートの接合性の良
否を判定し、時間変化に伴うバルブシートの赤外線強度
変化を測定することで接合の良否を判定して表示するこ
とで、バルブシートの接合性の良否が非破壊で、簡単な
装置で判別できる。
ンダヘッドに接合されているバルブシートの接合性の良
否を判定し、時間変化に伴うバルブシートの赤外線強度
変化を測定することで接合の良否を判定して表示するこ
とで、バルブシートの接合性の良否が非破壊で、簡単な
装置で判別できる。
【図1】バルブシートが接合されたシリンダヘッドのバ
ルブシート部の断面図である。
ルブシート部の断面図である。
【図2】バルブシート母材をポート開口部に重ねた状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】シリンダヘッドの製造に用いるプレス装置の正
面図である。
面図である。
【図4】シリンダヘッドの製造に用いるプレス装置の側
面図である。
面図である。
【図5】バルブシート母材に電極を当接させた状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】加圧力パターン、電流値パターンおよび沈み量
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図7】バルブシート母材の皮膜の材料金属とシリンダ
ヘッド本体の材料金属からなる合金層が生成されている
状態を示す断面図である。
ヘッド本体の材料金属からなる合金層が生成されている
状態を示す断面図である。
【図8】シリンダヘッド本体の材料金属が塑性流動を起
こしている状態を示す断面図である。
こしている状態を示す断面図である。
【図9】バルブシート母材がシリンダヘッド本体に埋没
した状態を示す断面図である。
した状態を示す断面図である。
【図10】接合型バルブシートの非破壊検査装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図11】接合型バルブシートの非破壊検査装置の概略
構成図である。
構成図である。
100 非破壊検査装置 101 加熱源 102 温度分布測定手段 103 表示手段 104 バルブシート 106 シリンダヘッド
Claims (8)
- 【請求項1】シリンダヘッドに接合されているバルブシ
ートから前記シリンダヘッドへ、または前記シリンダヘ
ッドから前記バルブシートへ熱が伝わる時の前記バルブ
シートの時間毎の温度分布変化を測定することで、前記
シリンダヘッドに接合されている前記バルブシートの接
合性の良否を判定することを特徴とする接合型バルブシ
ートの非破壊検査方法。 - 【請求項2】シリンダヘッドに接合されているバルブシ
ートから前記シリンダヘッドへ、または前記シリンダヘ
ッドから前記バルブシートへ熱が伝わる時の前記バルブ
シートの時間毎の赤外線強度を測定することで、前記シ
リンダヘッドに接合されている前記バルブシートの接合
性の良否を判定することを特徴とする接合型バルブシー
トの非破壊検査方法。 - 【請求項3】前記バルブシートの温度分布を、赤外線放
射型温度計により全面または局部的に計測し、この計測
を温度分布画像として表示することを特徴とする請求項
1記載の接合型バルブシートの非破壊検査方法。 - 【請求項4】前記赤外線強度を、赤外線検出器により計
測し、赤外線強度と加熱するための照射時間とから前記
シリンダヘッドと前記バルブシートの接合面積を求めて
画像として表示することを特徴とする請求項2記載の接
合型バルブシートの非破壊検査方法。 - 【請求項5】前記検査方法の加熱源として、抵抗接合時
のバルブシートの抵抗発熱またはレーザ加熱を利用する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
載の接合型バルブシートの非破壊検査方法。 - 【請求項6】前記検査方法の加熱源として、ホットプレ
ート加熱や電磁気加熱を利用することを特徴とする請求
項1乃至請求項4のいずれかに記載の接合型バルブシー
トの非破壊検査方法。 - 【請求項7】検査のための加熱源と、この加熱源で加熱
されバルブシートからシリンダヘッドへ、または前記シ
リンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝わる時の前
記バルブシートの時間毎の温度分布変化を測定する温度
分布測定手段と、この測定した時間毎の温度分布変化を
表示する表示手段とを備え、この時間毎の温度分布変化
から前記シリンダヘッドに接合されている前記バルブシ
ートの接合性の良否を判定することを特徴とする接合型
バルブシートの非破壊検査装置。 - 【請求項8】検査のための加熱源と、この加熱源で加熱
されバルブシートからシリンダヘッドへ、または前記シ
リンダヘッドから前記バルブシートへ熱が伝わる時の前
記バルブシートの時間毎の赤外線強度を測定する赤外線
強度測定手段と、この測定した時間毎の赤外線強度と加
熱するための照射時間とから前記シリンダヘッドと前記
バルブシートの接合面積を求めて表示する表示手段とを
備え、この接合面積から前記シリンダヘッドに接合され
ている前記バルブシートの接合性の良否を判定すること
を特徴とする接合型バルブシートの非破壊検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25484995A JPH0996204A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 接合型バルブシートの非破壊検査方法及びその検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25484995A JPH0996204A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 接合型バルブシートの非破壊検査方法及びその検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0996204A true JPH0996204A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17270709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25484995A Pending JPH0996204A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 接合型バルブシートの非破壊検査方法及びその検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0996204A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100435771B1 (ko) * | 2002-07-02 | 2004-06-10 | 현대자동차주식회사 | 실린더헤드의 밸브시트 장착여부 검사장치 |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP25484995A patent/JPH0996204A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100435771B1 (ko) * | 2002-07-02 | 2004-06-10 | 현대자동차주식회사 | 실린더헤드의 밸브시트 장착여부 검사장치 |
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