JPH0996206A - 内燃機関の動弁機構 - Google Patents

内燃機関の動弁機構

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Publication number
JPH0996206A
JPH0996206A JP27723795A JP27723795A JPH0996206A JP H0996206 A JPH0996206 A JP H0996206A JP 27723795 A JP27723795 A JP 27723795A JP 27723795 A JP27723795 A JP 27723795A JP H0996206 A JPH0996206 A JP H0996206A
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JP
Japan
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intake
rocker arm
valve
exhaust
cam
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Application number
JP27723795A
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English (en)
Inventor
Atsuki Machino
厚己 町野
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、バルブリフト及びバルブ
タイミングを連続的に変化させ得て、内燃機関の運転状
態に応じて最適なバルブリフト及びバルブタイミングを
実現し得て、1つのカムプロフィールでバルブリフト及
びバルブタイミングを変化させ得るので生産性を向上す
ることにある。 【構成】 このため、この発明は、弁16・78のステ
ム22・84に一端側を当接されて他端側をロッカシャ
フト34・96に軸支される主ロッカアーム36・98
を設け、この主ロッカアーム36・98に隣接して一端
側をカム32・94に摺接されて他端側をロッカシャフ
ト34・96に軸支される副ロッカアーム38・100
を設け、弁16・78を開放動作させるよう主ロッカア
ーム36・98及び副ロッカアーム38・100を連結
するとともに内燃機関2の運転状態に応じて開放動作途
中の弁16・78を閉鎖動作させるよう主ロッカアーム
36・98及び副ロッカアーム38・10の連結をロッ
カシャフト34・96の回転により解除する連動手段5
8・120を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関の動弁機
構に係り、特に、バルブリフト及びバルブタイミングを
連続的に変化させ得て、内燃機関の運転状態に応じて最
適なバルブリフト及びバルブタイミングを実現し得て、
1つのカムプロフィールでバルブリフト及びバルブタイ
ミングを変化させ得て、生産性を向上し得る内燃機関の
動弁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の内燃機関においては、必要とされ
る各諸機能を向上させるために、吸・排気弁のバルブリ
フト及びバルブタイミングを可変とする動弁機構を設け
たものがある。
【0003】このような動弁機構の一形態としては、例
えば、カムプロフィール切り換え式のものがある。この
カムプロフィール切り換え式の動弁機構は、カム軸に例
えば2種類の低速用カム及び中高速用カムを設け、2種
類の低速用ロッカアーム及び中高速用ロッカアームを設
けている。
【0004】この動弁機構は、低速用カムによって低速
用ロッカアームを揺動させる一方、中高速用カムによっ
て中高速用ロッカアームを揺動させ、低速時に低速用ロ
ッカアームによって吸・排気弁を開閉動作させる一方、
中高速時に中高速用ロッカアームによって吸・排気弁を
開閉動作させるものである。
【0005】このような内燃機関の動弁機構としては、
例えば、特開昭61−17107号公報、特開昭61−
51419号公報、特開平1−83111号公報に開示
されるものがある。
【0006】特開昭61−17107号公報に開示され
る動弁機構は、弁を作動させるロッカアームとカムによ
り作動される自由カムフォロアとが共通の軸上に回動自
在に並設され、ロッカアームと自由カムフォロアとに対
応する孔を夫々形成し、孔内に挿入されたピンを移動す
ることによりロッカアームと自由カムフォロアとを選択
的に結合または分離させるようにしたものである。
【0007】特開昭61−51419号公報に開示され
動弁機構は、カムとバルブリフタとの間に共通の軸に軸
支された二本のアーム部材を配置し、一方のアーム部材
はカムに係合され、他方のアーム部材はバルブリフタに
係合され、二本のアーム部材をピンにより係合離脱可能
に設け、ピンをバルブリフタとほぼ一直線上の位置に配
置したものである。
【0008】特開平1−83111号公報に開示される
動弁機構は、相互に隣接した2つのカムフォロア間に一
方に摺動可能に嵌合されるとともに他方にも嵌合し得る
切換ピンを設け、この切換ピンに同軸に当接して他方の
カムフォロアに摺動可能に嵌合される規制ピンを設け、
規制ピンを一方のカムフォロア側に付勢する戻しばねを
設けたものにおいて、他方のカムフォロアに規制ピンを
摺動可能に嵌合するガイド穴を設け、規制ピンは戻しば
ねを内部に収容すべく有底円筒状に形成され、ガイド穴
の内面には規制ピンのガイド穴からの抜出しを防止する
止め輪を嵌着したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の内燃
機関の動弁機構においては、バルブリフト及びバルブタ
イミングのパターンが、設けられたカムプロフィールの
数によって決定されるという問題がある。例えば、前記
低速用カムと中高速用カムとの2種類のカムプロフィー
ルを設けた動弁機構においては、2パターンのバルブリ
フト及びバルブタイミングしか得られない問題がある。
【0010】このため、n種類のバルブリフト及びバル
ブタイミングを得るためには、n個のロッカアーム及び
カムプロフィールを必要とすることになり、必要なバル
ブリフト及びバルブタイミングの数だけカムプロフィー
ルやロッカアームが必要となることにより、生産性が悪
いという不都合がある。
【0011】実際には、動弁室のスペース上の制約によ
って、2段階の可変バルブリフトや可変バルブタイミン
グしか得られず、広範囲な運転状態において性能を向上
させる最適なバルブリフト及びバルブタイミングを得る
ことができないという不都合があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、内燃機関のシリンダヘッ
ドの燃焼室に連通するポートを開閉する弁を設け、この
弁のステムに一端側を当接されて他端側をロッカシャフ
トに軸支される主ロッカアームを設け、この主ロッカア
ームに隣接して一端側をカム軸のカムに摺接されて他端
側を前記ロッカシャフトに軸支される副ロッカアームを
設け、前記弁を開放動作させるよう前記主ロッカアーム
及び副ロッカアームを連結するとともに前記内燃機関の
運転状態に応じて開放動作途中の前記弁を閉鎖動作させ
るよう前記主ロッカアーム及び副ロッカアームの連結を
前記ロッカシャフトの回転により解除する連動手段を設
けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の動弁機構は、弁を駆動
する主ロッカアーム及びカムにより駆動される副ロッカ
アームを隣接して同じロッカシャフトに軸支し、主ロッ
カアーム及び副ロッカアームを連結・解除する連動手段
を設けている。連動手段は、弁を開放動作させるよう主
ロッカアーム及び副ロッカアームを連結するとともに、
内燃機関の運転状態に応じて開放動作途中の弁を閉鎖動
作させるようロッカシャフトの回転により主ロッカアー
ム及び副ロッカアームの連結を解除する。
【0014】これにより、この動弁機構は、内燃機関の
運転状態に応じて開放動作途中の弁を閉鎖動作させるこ
とにより、多数のカムプロフィールを必要とすることな
く、1種類のカムプロフィールによって、バルブリフト
及びバルブタイミング(閉じ側)を連続的に変化させる
ことができるとともに、広範囲に変化するバルブリフト
及びバルブタイミングを得ることができる。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。図1〜図16は、この発明の実施例を示すもので
ある。図1・図2において、2は内燃機関、4はシリン
ダヘッド、6は燃焼室、8は吸気ポート、10は排気ポ
ートである。この内燃機関2は、吸気ポート8及び排気
ポート10を開閉する動弁機構12として、吸気系動弁
機構12A及び排気系動弁機構12Bを設けている。
【0016】吸気系動弁機構12Aは、吸気ポート8の
燃焼室6側端に吸気バルブシート14を取付け、吸気ポ
ート8を開閉する吸気弁16を吸気バルブガイド18に
より軸方向移動可能に支持して設けている。吸気弁16
は、吸気傘部20を吸気バルブシート14に接離するこ
とにより吸気ポート8を開閉し、吸気ステム22を吸気
バルブガイド18に支持されている。
【0017】前記吸気弁16の吸気ステム22には、吸
気傘部20の反対側端近傍に吸気スプリング受け部24
を設け、反対側端に吸気ロッカアーム当接部26を設け
ている。吸気スプリング受け部24とシリンダヘッド4
との間には、吸気弁16を閉鎖方向に付勢する吸気スプ
リング28を取付けている。
【0018】吸気系動弁機構12Aは、シリンダヘッド
4に軸支した吸気カム軸30に吸気カム32を設け、吸
気ロッカシャフト34をシリンダヘッド4に軸支して設
け、吸気弁16の吸気ステム22の吸気ロッカアーム当
接部26に一端側を当接されるとともに他端側を吸気ロ
ッカシャフト34に軸支される吸気主ロッカアーム36
を設け、この吸気主ロッカアーム36に隣接して一端側
を吸気カム軸30の吸気カム32に摺接されるとともに
他端側を前記吸気ロッカシャフト34に軸支される吸気
副ロッカアーム38を設けている。
【0019】前記吸気主ロッカアーム36は、図3〜図
6に示す如く、吸気ロッカシャフト34に軸支される円
筒形状の吸気主軸支部40を設け、この吸気主軸支部4
0に前記吸気ロッカアーム当接部26に当接される吸気
ステム用主当接部42を突設している。
【0020】前記吸気主軸支部40には、この吸気主軸
支部40よりも小径で、吸気ロッカシャフト34に外装
される円筒形状の吸気主支持部44を、同軸上に突出さ
せて設けている。吸気主支持部44には、吸気嵌合孔4
6を直径方向に形成している。
【0021】前記吸気主軸支部40には、吸気ステム用
主当接部42と反対側に吸気主延長部48を突設してい
る。吸気主延長部48には、シリンダヘッド4に取付け
られた吸気緩衝機構50の吸気緩衝部52が押進当接さ
れる。吸気緩衝機構50は、油圧によって作動されて吸
気緩衝部52を押進させ、吸気スプリング28による吸
気主ロッカアーム36の戻り速度を低下させ、吸気弁1
6の吸気傘部20と吸気バルブシート14との急激な当
接による衝撃を緩和する。
【0022】前記吸気副ロッカアーム38は、図3〜図
6に示す如く、吸気主ロッカアーム36の吸気主支持部
44に軸支される円筒形状の吸気副軸支部54を設け、
この吸気副軸支部54に前記吸気カム32の摺接される
吸気カム用副摺接部56を突設している。
【0023】この吸気系動弁機構12Aは、吸気弁16
を開放動作させるよう吸気主ロッカアーム36及び吸気
副ロッカアーム38を連結するとともに内燃機関2の運
転状態に応じて開放動作途中の吸気弁16を閉鎖動作さ
せるよう吸気主ロッカアーム36及び吸気副ロッカアー
ム38の連結を吸気ロッカシャフト34の回転により解
除する吸気連動手段58を設けている。
【0024】吸気連動手段58は、吸気副ロッカアーム
38の吸気副軸支部54に設けた吸気カム用副摺接部5
6と反対側に吸気副収納部60を設け、この吸気副収納
部60内に吸気連動部材62を吸気主ロッカアーム36
の吸気主支持部44に向って摺動可能に収納している。
吸気連動部材62は、吸気連動スプリング64により吸
気主支持部44に向かって弾性付勢されている。
【0025】吸気連動部材62には、吸気ピン部66と
吸気爪部68とを設けている。吸気ピン部66は、吸気
主支持部44に形成された吸気嵌合孔46に嵌合される
ように、吸気主支持部44側に向かって突出させて設け
ている。吸気爪部68は、吸気ピン部66を吸気嵌合孔
46から抜脱させる方向の力を付与されるように、吸気
副軸支部54の外方に位置させて、吸気ロッカシャフト
34側に向かって突出させて設けている。
【0026】前記吸気ロッカシャフト34の吸気爪部6
8と対応する部位には、吸気爪部68に係合されて、前
記吸気ピン部66を吸気嵌合孔46から抜脱させる方向
の力を作用させる吸気カム部70を設けている。
【0027】前記シリンダヘッド4に軸支された吸気ロ
ッカシャフト34は、図2に示す如く、一端側をシリン
ダヘッド4の外側に突出され、吸気ギヤ列72によりス
テップモータ等の吸気駆動部74に連絡されている。吸
気駆動部74は、図示しない制御手段に接続され、内燃
機関2の運転状態(機関回転数・機関負荷等)に応じて
吸気爪部68に対する吸気カム部70の係合時期を変化
させるよう駆動され、吸気ロッカシャフト34を回転さ
せる。
【0028】吸気連動部材62は、図9〜図11に示す
如く、吸気ピン部66を吸気主ロッカアーム36の吸気
嵌合孔46に嵌合させた状態で、吸気副ロッカアーム3
8が吸気ロッカシャフト34に対して回転した場合に、
吸気爪部68が吸気カム部70に係合しないと、吸気ピ
ン部66を吸気嵌合孔46から抜脱させる方向の力を付
与されず、吸気主ロッカアーム36及び吸気副ロッカア
ーム38を連結した状態として吸気弁16を開放動作さ
せる。
【0029】また、吸気連動部材62は、図12〜図1
4に示す如く、吸気ピン部66を吸気主ロッカアーム3
6の吸気嵌合孔46に嵌合させた状態で、吸気副ロッカ
アーム38が吸気ロッカシャフト34に対して回転した
場合に、吸気カム部70に吸気爪部68が係合すると、
吸気ピン部66を吸気嵌合孔46から抜脱させる方向の
力を付与され、吸気主ロッカアーム36及び吸気副ロッ
カアーム38の連結を解除して開放動作途中の吸気弁1
6を閉鎖動作させる。
【0030】一方、前記排気系動弁機構12Bは、前記
吸気系動弁機構12Aと同様に構成されている。即ち、
排気系動弁機構12Bは、排気ポート10の燃焼室6側
端に排気バルブシート76を取付け、排気ポート10を
開閉する排気弁78を排気バルブガイド80により軸方
向移動可能に支持して設けている。排気弁78は、排気
傘部82を排気バルブシート76に接離することにより
排気ポート10を開閉し、排気ステム84を排気バルブ
ガイド80に支持されている。
【0031】前記排気弁78の排気ステム84には、排
気傘部82の反対側端近傍に排気スプリング受け部86
を設け、反対側端に排気ロッカアーム当接部88を設け
ている。排気スプリング受け部86とシリンダヘッド4
との間には、排気弁78を閉鎖方向に付勢する排気スプ
リング90を取付けている。
【0032】排気系動弁機構12Aは、シリンダヘッド
4に軸支した排気カム軸92に排気カム94を設け、排
気ロッカシャフト96をシリンダヘッド4に軸支して設
け、排気弁78の排気ステム84の排気ロッカアーム当
接部88に一端側を当接されるとともに他端側を排気ロ
ッカシャフト96に軸支される排気主ロッカアーム98
を設け、この排気主ロッカアーム98に隣接して一端側
を排気カム軸92の排気カム94に摺接されるとともに
他端側を前記排気ロッカシャフト96に軸支される排気
副ロッカアーム100を設けている。
【0033】前記排気主ロッカアーム98は、図7〜図
8に示す如く、排気ロッカシャフト96に軸支される円
筒形状の排気主軸支部102を設け、この排気主軸支部
102に前記排気ロッカアーム当接部88に当接される
排気ステム用主当接部104を突設している。
【0034】前記排気主軸支部102には、この排気主
軸支部102よりも小径で、排気ロッカシャフト96に
外装される円筒形状の排気主支持部106を、同軸上に
突出させて設けている。排気主支持部106には、排気
嵌合孔108を直径方向に形成している。
【0035】前記排気主軸支部102には、排気ステム
用主当接部104と反対側に排気主延長部110を突設
している。排気主延長部110には、シリンダヘッド4
に取付けられた排気緩衝機構112の排気緩衝部114
が押進当接される。
【0036】排気緩衝機構112は、油圧によって作動
されて排気緩衝部114を押進させ、排気スプリング9
0による排気主ロッカアーム98の戻り速度を低下さ
せ、排気弁78の排気傘部82と排気バルブシート76
との急激な当接による衝撃を緩和する。
【0037】前記排気副ロッカアーム100は、排気主
ロッカアーム98の排気主支持部106に軸支される円
筒形状の排気副軸支部116を設け、この排気副軸支部
116に前記排気カム94の摺接される排気カム用副摺
接部118を突設している。
【0038】この排気系動弁機構12Aは、排気弁78
を開放動作させるよう排気主ロッカアーム98及び排気
副ロッカアーム100を連結するとともに内燃機関2の
運転状態に応じて開放動作途中の排気弁78を閉鎖動作
させるよう排気主ロッカアーム98及び排気副ロッカア
ーム100の連結を排気ロッカシャフト96の回転によ
り解除する排気連動手段120を設けている。
【0039】排気連動手段120は、排気副ロッカアー
ム100の排気副軸支部116に設けた排気カム用副摺
接部118と反対側に排気副収納部122を設け、この
排気副収納部122内に排気連動部材124を排気主ロ
ッカアーム98の排気主支持部106に向って摺動可能
に収納している。排気連動部材124は、排気連動スプ
リング126により排気主支持部106に向かって弾性
付勢されている。
【0040】前記排気連動部材124には、排気ピン部
128と排気爪部130とを設けている。排気ピン部1
28は、排気主支持部106に形成された排気嵌合孔1
08に嵌合されるように、排気主支持部106側に向か
って突出させて設けている。排気爪部130は、排気ピ
ン部128を排気嵌合孔108から抜脱させる方向の力
を付与されるように、排気副軸支部116の外方に位置
させて、排気ロッカシャフト96側に向かって突出させ
て設けている。
【0041】前記排気ロッカシャフト96の排気爪部1
30と対応する部位には、排気爪部130に係合され
て、前記排気ピン部128を排気嵌合孔108から抜脱
させる方向の力を作用させる排気カム部132を設けて
いる。
【0042】前記シリンダヘッド4に軸支された排気ロ
ッカシャフト96は、図2に示す如く、一端側をシリン
ダヘッド4の外側に突出され、排気ギヤ列134により
ステップモータ等の排気駆動部136に連絡されてい
る。排気駆動部136は、図示しない制御手段に接続さ
れ、内燃機関2の運転状態(機関回転数・機関負荷等)
に応じて排気爪部130に対する排気カム部132の係
合時期を変化させるよう駆動され、排気ロッカシャフト
96を回転させる。
【0043】排気連動部材124は、排気ピン部128
を排気主ロッカアーム98の排気嵌合孔108に嵌合さ
せた状態で、排気副ロッカアーム100が排気ロッカシ
ャフト96に対して回転した場合に、排気爪部130が
排気カム部132に係合しないと、排気ピン部128を
排気嵌合孔108から抜脱させる方向の力を付与され
ず、排気主ロッカアーム98及び排気副ロッカアーム1
00を連結した状態として排気弁78を開放動作させ
る。
【0044】また、排気連動部材124は、排気ピン部
128を排気主ロッカアーム98の排気嵌合孔108に
嵌合させた状態で、排気副ロッカアーム100が排気ロ
ッカシャフト96に対して回転した場合に、排気カム部
132に排気爪部130が係合すると、排気ピン部12
8を排気嵌合孔108から抜脱させる方向の力を付与さ
れ、排気主ロッカアーム98及び排気副ロッカアーム1
00の連結を解除して開放動作途中の排気弁78を閉鎖
動作させる。
【0045】このように、吸気系動弁機構12Aの吸気
連動手段58と排気系動弁機構12Bの排気連動手段1
20とは、同様に構成され、同様に動作される。そこ
で、以下の作用においては、吸気系動弁機構12Aにつ
いて説明する。
【0046】次に、この実施例の作用を説明する。
【0047】吸気系動弁機構12Aは、内燃機関2の運
転状態により図15に示す如き吸気カム32のカムプロ
フィール通りのバルブリフト(バルブリフト量H)を得
る場合に、図9〜図11に示す如く動作される。
【0048】吸気連動手段58は、バルブリフト量Hが
得られる場合の吸気副ロッカアーム38の揺動角θ2よ
りも大きい揺動角θ1(θ1>θ2)に吸気カム部70
が位置されるように、吸気ロッカシャフト34を吸気駆
動部74により回転させる。
【0049】吸気連動手段58は、図9・図10に示す
如く、吸気副ロッカアーム38の吸気カム用副摺接部5
6に吸気カム32のベースサークル部位が摺接している
場合に、吸気連動スプリング64により押進される吸気
連動部材62の吸気ピン部66が吸気主ロッカアーム3
6の吸気嵌合孔46に嵌合される。これにより、吸気主
ロッカアーム36は、吸気副ロッカアーム38に連結さ
れて連動する。
【0050】吸気主ロッカアーム36に連結された状態
の吸気副ロッカアーム38は、吸気カム軸30の回転に
より吸気カム32の突出部位が吸気カム用副摺接部56
に摺接されると、吸気カム32に押されて揺動する。こ
れにより、吸気主ロッカアーム36は、吸気副ロッカア
ーム38とともに揺動され、吸気弁16を開放動作させ
る。
【0051】吸気副ロッカアーム38は、図11に示す
如く、吸気カム32の最大突出部位が吸気カム用副摺接
部56に摺接されると、吸気カム32に押されて最大の
揺動角θ2に揺動される。
【0052】このとき、吸気ロッカシャフト34の吸気
カム部70は、吸気副ロッカアーム38の揺動角θ2外
の揺動角θ1(θ1>θ2)に位置されていることによ
り、吸気連動部材62の吸気爪部68が吸気カム部70
に係合されることがない。
【0053】したがって、吸気連動部材62は、吸気ピ
ン部66を吸気嵌合孔46から抜脱させる方向の力を付
与されることがなく、吸気主ロッカアーム36及び吸気
副ロッカアーム38の連結を解除することなく、連結し
た状態として吸気弁16を開放動作させる。
【0054】これにより、吸気弁16は、図15に示す
如く、カムプロフィール通りのバルブリフトとなり、バ
ルブリフト量Hを得ることができる。
【0055】吸気系動弁機構12Aは、内燃機関2の運
転状態により図16に示す如きバルブリフト量H/2を
得る場合に、図12〜図14に示す如く動作される。
【0056】吸気連動手段58は、バルブリフト量H/
2が得られる場合の吸気副ロッカアーム38の揺動角θ
3に吸気カム部70が位置されるように、揺動角θ1か
ら揺動角θ3を引いた角度(θ1−θ3)だけ吸気ロッ
カシャフト34を吸気駆動部74により回転させる。
【0057】吸気連動手段58は、図12に示す如く、
吸気副ロッカアーム38の吸気カム用副摺接部56に吸
気カム32のベースサークル部位が摺接している場合
に、吸気連動スプリング64により押進される吸気連動
部材62の吸気ピン部66が吸気主ロッカアーム36の
吸気嵌合孔46に嵌合される。これにより、吸気主ロッ
カアーム36は、吸気副ロッカアーム38に連結されて
連動する。このとき、吸気ピン部66は、吸気主ロッカ
アーム36の吸気嵌合孔46にxだけ嵌合されている。
【0058】吸気主ロッカアーム36に連結された状態
の吸気副ロッカアーム38は、吸気カム軸30の回転に
より吸気カム32の突出部位が吸気カム用副摺接部56
に摺接されると、吸気カム32に押されて揺動する。こ
れにより、吸気主ロッカアーム36は、吸気副ロッカア
ーム38とともに揺動され、吸気弁16を開放動作させ
る。
【0059】吸気副ロッカアーム38は、図13・図1
4に示す如く、吸気カム32の最大突出部位が吸気カム
用副摺接部56に摺接される前に、吸気カム32に押さ
れて揺動角θ3にまで揺動される。
【0060】揺動角θ3に揺動された吸気副ロッカアー
ム38は、吸気ロッカシャフト34の吸気カム部70が
揺動角θ3に位置されていることにより、吸気連動部材
62の吸気爪部68が吸気カム部70に係合する。
【0061】吸気連動部材62の吸気爪部68は、吸気
カム32に押されて揺動角θ3からさらに吸気副ロッカ
アーム38が揺動しようとすると、吸気ロッカシャフト
34の吸気カム部70に吸気爪部68が乗り上がり、吸
気爪部68に吸気嵌合孔46から抜脱させる方向の力が
作用される。
【0062】したがって、吸気連動部材62は、吸気ピ
ン部66を吸気嵌合孔46から抜脱させる方向の力を付
与されることにより、吸気主ロッカアーム36及び吸気
副ロッカアーム38の連結を解除することになり、開放
動作途中の吸気弁16をバルブリフト量H/2において
閉鎖動作させる。
【0063】これにより、吸気弁16は、図16に示す
如く、バルブリフト量Hを得ることができる。
【0064】連結を解除された吸気副ロッカアーム38
は、吸気カム32に押されてカムプロフィール通りに揺
動される。一方、連結を解除された吸気主ロッカアーム
36は、吸気スプリング28により閉鎖動作される。
【0065】開放動作途中で閉鎖動作される吸気弁16
は、吸気緩衝機構50の吸気緩衝部52によって、吸気
スプリング28による吸気主ロッカアーム36の戻り速
度を低下されることにより、吸気傘部20と吸気バルブ
シート14との急激な当接による衝撃を緩和することが
できる。
【0066】吸気副ロッカアーム38は、図12に示す
如く、吸気カム32がさらに回転して、吸気カム用副摺
接部56に再び吸気カム32のベースサークル部位が摺
接すると、揺動角θ3未満に揺動されることにより、吸
気連動部材62の吸気爪部68が吸気カム部70との係
合を解除される。
【0067】これにより、吸気副ロッカアーム38は、
吸気連動スプリング64により押進される吸気連動部材
62の吸気ピン部66が吸気主ロッカアーム36の吸気
嵌合孔46に嵌合され、吸気主ロッカアーム36が吸気
副ロッカアーム38に連結されて、前記の如く揺動角θ
3にまで連動することになる。
【0068】このように、吸気系動弁機構12Aは、吸
気弁16を駆動する吸気主ロッカアーム36及び吸気カ
ム32により駆動される吸気副ロッカアーム38を隣接
して同じ吸気ロッカシャフト34に軸支し、吸気主ロッ
カアーム36及び吸気副ロッカアーム38を連結・解除
する吸気連動手段58を設けている。
【0069】吸気連動手段58は、吸気弁16を開放動
作させるよう吸気主ロッカアーム36及び吸気副ロッカ
アーム38を連結するとともに、内燃機関2の運転状態
に応じて開放動作途中の吸気弁16を閉鎖動作させるよ
う吸気ロッカシャフト34の回転により吸気主ロッカア
ーム36及び吸気副ロッカアーム38の連結を解除す
る。
【0070】これにより、この吸気系動弁機構12A
は、内燃機関2の運転状態に応じて開放動作途中の吸気
弁16を閉鎖動作させることができることにより、多数
のカムプロフィールを必要とすることなく、1種類のカ
ムプロフィールによって、バルブリフト及びバルブタイ
ミング(閉じ側)を連続的に変化させることができると
ともに、広範囲に変化するバルブリフト及びバルブタイ
ミングを得ることができる。
【0071】このため、この吸気系動弁機構12Aは、
バルブリフト及びバルブタイミングを連続的に変化させ
ることができることにより、内燃機関2の運転状態に応
じて最適なバルブリフト及びバルブタイミングを実現す
ることができ、内燃機関2の性能を向上することができ
る。また、この吸気系動弁機構12Aは、1つのカムプ
ロフィールでバルブリフト及びバルブタイミングを変化
させ得るので、生産性を向上することができる。
【0072】なお、前述吸気系動弁機構12Aの吸気連
動手段58と同様に、前記排気系動弁機構12Bの排気
連動手段120も動作される。これにより、排気弁78
についても、前述と同様に多数のカムプロフィールを必
要とすることなく、1種類のカムプロフィールによっ
て、バルブリフト及びバルブタイミング(閉じ側)を連
続的に変化させることができるとともに、広範囲に変化
するバルブリフト及びバルブタイミングを得ることがで
き、同様の効果を奏し得るものである。
【0073】
【発明の効果】このように、この発明の内燃機関の動弁
機構は、内燃機関の運転状態に応じて開放動作途中の弁
を閉鎖動作させることにより、多数のカムプロフィール
を必要とすることなく、1種類のカムプロフィールによ
って、バルブリフト及びバルブタイミング(閉じ側)を
連続的に変化させることができるとともに、広範囲に変
化するバルブリフト及びバルブタイミングを得ることが
できる。
【0074】このため、この動弁機構は、バルブリフト
及びバルブタイミングを連続的に変化させ得て、内燃機
関の運転状態に応じて最適なバルブリフト及びバルブタ
イミングを実現し得て、内燃機関の性能を向上すること
ができ、1つのカムプロフィールでバルブリフト及びバ
ルブタイミングを変化させ得るので生産性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す動弁機構を備えた内燃
機関のシリンダヘッドの断面図である。
【図2】図1のシリンダヘッドの平面図である。
【図3】吸気系動弁機構の平面図である。
【図4】吸気主ロッカアーム及び副ロッカアームの連結
状態の断面説明図である。
【図5】吸気系動弁機構の一部破断斜視図である。
【図6】吸気系動弁機構の一部破断組立図である。
【図7】排気系動弁機構の一部破断斜視図である。
【図8】排気系動弁機構の一部破断組立図である。
【図9】ベースサークル時における吸気主ロッカアーム
及び吸気副ロッカアームの連結状態の一部破断平面図で
ある。
【図10】ベースサークル時における吸気主ロッカアー
ム及び吸気副ロッカアームの連結状態の断面説明図であ
る。
【図11】リフト時における吸気主ロッカアーム及び吸
気副ロッカアームの連結状態の断面説明図である。
【図12】ベースサークル時における吸気主ロッカアー
ム及び吸気副ロッカアームの連結状態の断面説明図であ
る。
【図13】リフト時における吸気主ロッカアーム及び吸
気副ロッカアームの連結状態の一部破断平面図である。
【図14】リフト時における吸気主ロッカアーム及び吸
気副ロッカアームの連結解除状態の断面説明図である。
【図15】バルブリフト量Hを得る場合のカムプロフィ
ール通りのバルブリフトを示す図である。
【図16】バルブリフト量H/2を得る場合のバルブリ
フトを示す図である
【符号の説明】
2 内燃機関 4 シリンダヘッド 6 燃焼室 8 吸気ポート 10 排気ポート 12 動弁機構 12A 吸気系動弁機構 12B 排気系動弁機構 16 吸気弁 22 吸気ステム 30 吸気カム軸 32 吸気カム 34 吸気ロッカシャフト 36 吸気主ロッカアーム 38 吸気副ロッカアーム 42 吸気ステム用主当接部 46 吸気嵌合孔 50 吸気緩衝機構 56 吸気カム用副摺接部 58 吸気連動手段 62 吸気連動部材 66 吸気ピン部 68 吸気爪部 70 吸気カム部 72 吸気ギヤ列 74 吸気駆動部 78 排気弁 96 排気ロッカシャフト 98 排気主ロッカアーム 100 排気副ロッカアーム 112 排気緩衝機構 120 排気連動手段 124 排気連動部材 128 排気ピン部 130 排気爪部 132 排気カム部 136 排気駆動部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のシリンダヘッドの燃焼室に連
    通するポートを開閉する弁を設け、この弁のステムに一
    端側を当接されて他端側をロッカシャフトに軸支される
    主ロッカアームを設け、この主ロッカアームに隣接して
    一端側をカム軸のカムに摺接されて他端側を前記ロッカ
    シャフトに軸支される副ロッカアームを設け、前記弁を
    開放動作させるよう前記主ロッカアーム及び副ロッカア
    ームを連結するとともに前記内燃機関の運転状態に応じ
    て開放動作途中の前記弁を閉鎖動作させるよう前記主ロ
    ッカアーム及び副ロッカアームの連結を前記ロッカシャ
    フトの回転により解除する連動手段を設けたことを特徴
    とする内燃機関の動弁機構。
  2. 【請求項2】 前記連動手段は、前記副ロッカアームに
    前記主ロッカアーム側に向かって弾性付勢される連動部
    材を設け、この連動部材には前記主ロッカアームの嵌合
    孔に嵌合されるピン部を設けるとともにこのピン部を前
    記連結孔から抜脱させる方向の力を作用される爪部を設
    け、前記ロッカシャフトには前記爪部に係合されて前記
    力を作用させるカム部を設け、前記内燃機関の運転状態
    に応じて前記爪部に対する前記カム部の係合時期を変化
    させるよう前記ロッカシャフトを回転させる駆動部を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の動弁
    機構。
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