JPH099620A - 出力電圧検出回路 - Google Patents

出力電圧検出回路

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JPH099620A
JPH099620A JP15950195A JP15950195A JPH099620A JP H099620 A JPH099620 A JP H099620A JP 15950195 A JP15950195 A JP 15950195A JP 15950195 A JP15950195 A JP 15950195A JP H099620 A JPH099620 A JP H099620A
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switching power
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Takahiro Miyazaki
貴裕 宮崎
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ループゲイン調整の容易化が図れ、スイッチ
ング電源回路のフィードバック制御系の安定化が図れる
出力電圧検出回路を提供する。 【構成】 直流電源から所望の直流電圧を生成出力する
スイッチング電源回路1の出力電圧の変動幅を検出する
誤差増幅器2と、スイッチング電源回路1の出力を動作
電源とし、誤差増幅器2の出力値に応じた制御値をスイ
ッチング電源回路1のスッチング素子のスイッチング比
を制御する制御回路3に与える出力回路4とを備える出
力電圧検出回路5において、スイッチング電源回路1か
ら出力回路4への電源供給ラインに、ローパスフィルタ
6を介在させてあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源回路
の出力電圧を一定値に安定化するフィードバック制御系
に設けられる出力電圧検出回路に係り、特にフィードバ
ック制御系の安定化を図る出力電圧検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の出力電圧検出回路の構
成例を示す。図11において、スイッチング電源回路3
0は、入力端子31、32と、出力端子33、34との
間に、コンデンサC1、トランスT、スイッチング素子
35、ダイオードD1、D2、チョークコイルL1、コ
ンデンサC2を配置したものである。
【0003】電圧値Viの直流電源は、その正極性側が
一方の入力端子31に接続され、その負極性側が他方の
入力端子32に接続される。一方の入力端子31には、
コンデンサC1の一端とトランスTの1次巻線の一端と
が接続され、トランスTの1次巻線の他端には、スイッ
チング素子35の一方の出力端が接続される。スイッチ
ング素子35の他方の出力端には、コンデンサC1の他
端と他方の入力端子32とが接続される。
【0004】スイッチング素子35の制御入力端には、
制御回路36の出力端が接続され、制御回路36の入力
端には、出力電圧検出回路37の出力端が接続される。
トランスTの2次巻線の一端には、ダイオードD1のア
ノードが接続され、ダイオードD1のカソードには、チ
ョークコイルL1の一端とダイオードD2のカソードと
が接続される。チョークコイルL1の他端には、コンデ
ンサC2の一端と一方の出力端子33と出力電圧検出回
路37の一方の入力端(抵抗器R4の一端と抵抗器R1
の一端との接続端)とが接続される。
【0005】他方の出力端子34には、コンデンサC2
の他端とダイオードD2のアノードとトランスTの2次
巻線の他端と出力電圧検出回路37の他方の入力端(抵
抗器R5の他端と基準電圧源(電圧値Vr)の負極性側
との接続端)とが接続される。そして、出力端子33と
34との間には、負荷(以下「RL」と称する)40が
接続される。
【0006】出力電圧検出回路37では、抵抗器R4の
他端とR5の一端とが接続され、その接続端に、誤差増
幅器38の逆相入力端と抵抗器R3の一端とコンデンサ
C3の一端とが接続される。誤差増幅器38の正相入力
端には、基準電圧源(電圧値Vr)の正極性側が接続さ
れる。コンデンサC3の他端には、抵抗器R2の一端が
接続され、抵抗器R2の他端と抵抗器R3の他端とは、
誤差増幅器38の出力端に接続される。また、抵抗器R
1の他端には、フォトカプラ39の発光ダイオード39
aのアノードが接続される。発光ダイオード39aのカ
ソードが誤差増幅器38の出力端に接続され、フォトト
ランジスタ39bの出力端が制御回路36の入力端に接
続される。
【0007】以上の構成において、スイッチング電源回
路30では、概略次のような動作が行われる。トランス
Tの一次側では、制御回路36がスイッチング素子35
のスイッチング比を、出力電圧検出回路37の出力値
(制御値)に応じて制御し、電流ループを断続する。な
お、コンデンサC1は、かかる電流ループの断続動作に
対するフィルタとして機能する。
【0008】その結果、トランスTの一次側では、パル
ス幅変調された電流が流れ、その電流変化に対応した交
流電流がトランスTの2次巻線に流れるので、2次巻線
側では、交流電流がダイオードD1とD2とで交互に整
流され、チョークコイルL1とコンデンサC2とからな
る平滑回路で平滑化され、出力端子33と34との間に
所定値の直流電圧が得られ、RL40に供給される。
【0009】次に、出力電圧検出回路37では、抵抗器
R4とR5の直列回路の両端にスイッチング電源回路3
0の出力電圧が印加され、抵抗器R4とR5で分圧した
電圧値が誤差増幅器38の逆相入力端に与えられる。ま
た、スイッチング電源回路30の出力が、電流制限用の
抵抗器R1を介してフォトカプラ39に動作電源として
供給される。
【0010】誤差増幅器38では、この分圧電圧値と基
準電圧源の電圧値Vrとの差分をフィードバック抵抗器
R3で規定されるゲインで増幅し、出力回路たるフォト
カプラ39を駆動する。具体的には、フォトカプラ39
では、発光ダイオード39aが誤差増幅器38の出力値
に応じて導通制御されて光量が変化し、フォトトランジ
スタ39bのコレクタ電流が変化し、制御回路36に制
御値が与えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スイッチン
グ電源回路30→出力電圧検出回路37→制御回路36
→スイッチング電源回路30のフィードバックループで
は、位相が180゜になると発振するので、発振を防止
するためには位相が180゜になる前にループゲインを
0dB以下にする必要がある。
【0012】従来の出力電圧検出回路を含むフィードバ
ックループで言えば、誤差増幅器38は、反転増幅器で
あるので、入出力間で既に180゜の位相差があり、更
に誤差増幅器38やフォトカプラ39、平滑回路(L
1、C2)において位相遅れが発生するので、フィード
バック制御系が発振しないようにするためには、位相差
が360゜になる前にループゲインが0dB以下となる
ようにする必要がある。
【0013】誤差増幅器38のフィードバック抵抗器R
3に並列に設けてある、抵抗器R2とコンデンサC3と
の直列回路は、発振防止用の位相補償回路であるが、従
来の出力電圧検出回路の構成では、位相補償回路の実効
が図れないために発振しないようにループゲインを調整
することが困難であり、発振し易いフィードバック制御
系になっているという問題がある。
【0014】即ち、位相補償回路(R2、C3)は、ル
ープゲインは専らフイードバック抵抗器R3で定まる誤
差増幅器38のゲインで規定されることから、抵抗器R
2とコンデンサC3の各値が、誤差増幅器38のゲイン
が周波数が高くなるにつれて減衰し、位相差が360゜
になる前に0dB以下となるように設定される。しか
し、図11に示すように誤差増幅器38の出力回路たる
フォトカプラ39は、スイッチング電源回路30の出力
を動作電源としているので、ループゲインは、フイード
バック抵抗器R3で規定される誤差増幅器38本来のゲ
インに、スイッチング電源回路30の出力電圧の変動分
が追加されることになる。
【0015】従って、誤差増幅器38本来のゲインが、
周波数が高くなるにつれて減衰し、位相差が360゜に
なる前に0dB以下となるように位相補償回路(R2、
C3)によってゲイン調整することは容易にできるが、
追加されたゲイン、即ち、フォトカプラ39に印加され
るスイッチング電源回路30の出力電圧の変動分は周波
数による減衰がないので、ループゲインはスイッチング
電源回路30の出力電圧の変動分にも依存し、結局、高
い周波数域まで延びることになり、位相補償回路(R
2、C3)による誤差増幅器38のみのゲイン調整で
は、ループゲインを目的の周波数で0dB以下にするこ
とが困難になるのである。
【0016】特に、スイッチング電源回路30の小型化
を図る場合、平滑回路のチョークコイルL1やコンデン
サC2の小型化に伴い、そのLC回路の共振点がスイッ
チング周波数の増加に伴い低い周波数側へ移行するの
で、その共振周波数との関連で一層発振し易くなる。従
って、各回路部品の設定値許容幅が狭くなり、一層ルー
プゲインの調整が困難となる。
【0017】なお、フォトカプラ39の動作電源を別電
源とすれば問題は解消するが、それをせずにスイッチン
グ電源回路30の出力を動作電源として利用しているの
は、回路全体の構成が複雑になるのを回避し、小型化や
低コスト化の要請に応えるためである。本発明は、この
ような課題を解決すべく創作されたもので、その目的
は、ループゲイン調整の容易化が図れ、スイッチング電
源回路のフィードバック制御系の安定化が図れる出力電
圧検出回路を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の出力電圧検出回路は図1乃至図4に示す如
き構成を有する。請求項1に記載の出力電圧検出回路
は、図1に示すように、直流電源から所望の直流電圧を
生成出力するスイッチング電源回路1の出力電圧の変動
幅を検出する誤差増幅器2と、スイッチング電源回路1
の出力を動作電源とし、誤差増幅器2の出力値に応じた
制御値をスイッチング電源回路1のスッチング素子のス
イッチング比を制御する制御回路3に与える出力回路4
とを備える出力電圧検出回路5において、スイッチング
電源回路1から出力回路4への電源供給ラインに、当該
スイッチング電源回路1の出力電圧の変動分を周波数が
高くなるにつれて減衰させるローパスフィルタ6を介在
させてあることを特徴とする。
【0019】請求項2に記載の出力電圧検出回路は、図
2に示すように、請求項1に記載の出力電圧検出回路5
において、ローパスフィルタ6aは、抵抗器Rとコンデ
ンサCで構成されるRCフィルタであることを特徴とす
る。請求項3に記載の出力電圧検出回路は、図3に示す
ように、請求項1に記載の出力電圧検出回路5におい
て、ローパスフィルタ6bは、インダクタンスLとコン
デンサCで構成されるLCフィルタであることを特徴と
する。
【0020】請求項4に記載の出力電圧検出回路は、図
4に示すように、請求項2に記載の出力電圧検出回路5
において、RCフィルタは、抵抗器Rに放電用ダイオー
ドDを並列接続してあることを特徴とする。
【0021】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の出力電圧
検出回路の作用を説明する。
【0022】請求項1に記載の発明では、図1に示すよ
うに、出力回路4への電源供給ラインに、ローパスフィ
ルタ6を介在させ、出力回路4に印加されるスイッチン
グ電源回路1の出力電圧の変動分が周波数が高くなる程
減衰するようにしてある。従って、ループゲインを0d
Bにすべき周波数において、出力回路4に供給されるス
イッチング電源回路1の出力電圧はそれに含まれる変動
分が減衰させられほぼ安定化する。
【0023】即ち、従来のように誤差増幅器2本来のゲ
インに追加のゲインが生じ、ループゲインが高い周波数
域まで延びることがないので、誤差増幅器2本来のゲイ
ンのみの調整により容易に目的の周波数でループゲイン
を0dBにすることができ、フィードバック制御系を安
定化させることができる。ローパスフィルタ6は、具体
的には請求項2(図2)及び請求項3(図3)に記載の
発明のように、抵抗器RとコンデンサCによるRCフィ
ルタ6a、インダクタンスLとコンデンサCによるLC
フィルタ6b等の簡素な回路で実現できる。
【0024】また、ローパスフィルタ6をRCフイルタ
6aで構成する請求項2に記載の発明において、スイッ
チング電源回路1の出力電圧に瞬断が生ずると、コンデ
ンサCの蓄積電荷によってスイッチング電源回路1の出
力電圧にオーバーシュートが発生する。そこで、請求項
4に記載の発明では、図4に示すように、抵抗器Rにコ
ンデンサCの蓄積電荷を迅速に放電させる放電用ダイオ
ードDを並列接続したローパスフィルタ6cとし、スイ
ッチング電源回路1の出力電圧にオーバーシュートが発
生するのを防止するようにしてある。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、以下に説明する各実施例では、従来例と同
一構成部分には同一符号・名称を付し、その説明を省略
する。図5は、請求項1に記載の発明の実施例を示す図
である。図5において、出力電圧検出回路20では、従
来例(図11)における誤差増幅器38に代えて、同等
の機能を有するプログラマブル・シャント・レギュレー
タ(以下「PSR」と略称する)21を設けると共に、
ローパスフィルタ22をスイッチング電源回路30から
フォトカプラ39への電源供給ラインに介在させてあ
る。
【0026】具体的には、抵抗器R4の一端は出力端子
33に、抵抗器R5の他端は出力端子34にそれぞれ接
続され、抵抗器R4の他端とR5の一端とが接続され、
その接続端とフォトカプラ39の発光ダイオード39a
のカソードとの間に、位相補償回路(R2、C3)とフ
ィードバック抵抗器R3との並列回路が設けられ、フォ
トカプラ39の発光ダイオード39aのアノードに電流
制限用の抵抗器R1の他端が接続される点は従来と同様
である。
【0027】このような構成において、誤差増幅器38
に代わるPSR21を、フォトカプラ39の発光ダイオ
ード39aのカソードと抵抗器R5の他端との間に設
け、このPSR21に抵抗器R5の一端に現れる分圧電
圧を印加するようにしてある。また、ローパスフィルタ
22を抵抗器R4の一端と抵抗器R1の一端との間に設
けてある。
【0028】以上の構成において、請求項1に記載の発
明との対応関係は次のようになっている。スイッチング
電源回路1には同名のスイッチング電源回路30が対応
し、誤差増幅器2にはPSR21が対応し、制御回路3
には同名の制御回路36が対応し、出力回路4にはフォ
トカプラ39が対応し、ローパスフィルタ6には同名の
ローパスフィルタ22が対応する。
【0029】以下、請求項1に記載の発明の実施例の動
作を説明する。周知のように、PSR21は、増幅器と
ツェナーダイオードとで構成される集積回路、即ちIC
であり、抵抗器R4とR5による分圧電圧がツェナーダ
イオードの基準電圧よりも高い場合に電流吸い込み動作
をし、フォトカプラ39を動作させる。スイッチング電
源回路30からフォトカプラ39への電源供給ラインに
ローパスフィルタ22を介在させてあるので、フォトカ
プラ39の発光ダイオード39aに印加されるスイッチ
ング電源回路30の出力電圧は、その変動分が、位相が
360゜になる目的の周波数において抑制されたものと
なる。
【0030】具体的には、ローパスフィルタ22の遮断
周波数は、位相が360゜になる目的の周波数の1/1
0〜1/100以下を遮断できるように設定される。こ
れにより、フォトカプラ39に印加する動作電源が安定
化し、ループゲインが誤差増幅器たるPSR21のゲイ
ンにのみ依存するようにできる。
【0031】その結果、PSR21のみのゲイン調整に
より容易に目的の周波数でループゲインが0dB以下と
なるようにすることができ、フィードバック制御系の発
振を防止できる。このようなローパスフィルタ22は、
例えば図6乃至図8に示すように構成される。
【0032】図6は、請求項2に記載の発明の実施例を
示す図である。この実施例は、ローパスフィルタ22を
抵抗器R6とコンデンサC4とからなるRCフィルタ2
2aで構成した例である。図6において、抵抗器R4の
一端は出力端子33に接続され、抵抗器R5の他端は出
力端子34に接続されるが、抵抗器R6は、その一端が
抵抗器R4の一端に接続され、その他端が電流制限用の
抵抗器R1の一端に接続される。またコンデンサC4
は、その一端が抵抗器R6の他端と抵抗器R1の一端と
の接続端に接続され、その他端が抵抗器R5の他端とP
SR21との接続端に接続される。
【0033】図7は、請求項3に記載の発明の実施例を
示す図である。この実施例は、ローパスフィルタ22を
インダクタンスL2とコンデンサC4とからなるLCフ
ィルタ22bで構成した例である。図7において、抵抗
器R4の一端は出力端子33に接続され、抵抗器R5の
他端は出力端子34に接続されるが、インダクタンスL
2は、その一端が抵抗器R4の一端に接続され、その他
端が電流制限用の抵抗器R1の一端に接続される。ま
た、コンデンサC4は、その一端が抵抗器R6の他端と
抵抗器R1の一端との接続端に接続され、その他端が抵
抗器R5の他端とPSR21との接続端に接続される。
【0034】このように、ローパスフィルタ22は、図
6に示すように抵抗器R6とコンデンサC4によるRC
フィルタ22aや図7に示すようにインダクタンスL2
とコンデンサC4によるLCフィルタ22b等の簡単な
回路で実現できる。
【0035】次に、図8は、請求項4に記載の発明の実
施例を示す。この実施例は、ローパスフィルタ22がR
Cフィルタで構成される図6に示す出力電圧検出回路に
おいて、スイッチング電源回路30の出力電圧瞬断時に
出力電圧にオーバーシュートが発生するのを防止すべ
く、抵抗器R6に放電用ダイオードD3を並列接続した
ダイオード付きRCフィルタ22cとしたものである。
【0036】即ち、スイッチング電源回路30の出力電
圧に瞬断が生ずると、例えば図9に示す動作により図1
0に示すようなオーバーシュート(イ)が発生する。図
9は、出力電圧にオーバーシュートが発生した場合の動
作を示す。図9において、スイッチング電源回路30の
出力電圧に瞬断が生ずると、図9(a)に示すように、
コンデンサC4の蓄積電荷が、抵抗器R1→発光ダイオ
ード→抵抗器R2→コンデンサC3のルートで放電して
コンデンサC3を充電する。
【0037】次いで、図9(b)に示すように、コンデ
ンサC3の充電電荷は、抵抗器R2→PSR21の向き
に放電するが、その際に抵抗器R4を流れる電流を吸い
込む。その結果、抵抗器R4を流れる電流が増加し、図
10に示すように、抵抗器R5両端の電圧には変化はな
いが(図10(c))、抵抗器R4両端の電圧が上昇し
(図10(b))、スイッチング電源回路30の出力電
圧Voにオーバーシュート(イ)が発生する(図10
(a))。
【0038】そこで、図8に示すように、抵抗器R6に
放電用ダイオードD3を並列接続すれば、スイッチング
電源回路30の出力電圧に瞬断が生じた場合に、コンデ
ンサC4の蓄積電荷を電源側に急速に放電させ得るの
で、オーバーシュート(イ)の発生を未然に防止するこ
とができる。なお、以上説明した各実施例において、位
相遅れを進み位相側にシフトさせる進み位相補償回路で
ある抵抗器とコンデンサの直列回路を、抵抗器R1また
は抵抗器R4の何れか一方に並列接続しても良い。この
ようにすれば、ゲイン調整に若干の面倒さを伴うが、ル
ープゲインの位相余裕度を増加させ得るので、一層フィ
ードバック制御系を安定化させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
出力電圧検出回路は、スイッチング電源回路から出力電
圧検出回路の出力回路への電源供給ラインにローパスフ
ィルタを介在させたので、ループゲインを専ら出力電圧
検出回路の誤差増幅器のゲインに依存させることがで
き、ゲイン調整の容易化が図れ、安定したフィードバッ
ク制御系を構成できる。
【0040】ローパスフィルタは、具体的には請求項2
及び請求項3に記載の発明のように、抵抗器とコンデン
サによるRCフィルタ、インダクタンスとコンデンサに
よるLCフィルタ等の簡素な回路で実現できる。請求項
4に記載の発明では、ローパスフィルタをRCフイルタ
で構成する請求項2に記載の発明において、スイッチン
グ電源回路の出力電圧に瞬断が発生した場合に、出力電
圧にオーバーシュートが発生するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項3に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図4】請求項4に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図5】請求項1に記載の発明の実施例を示す図であ
る。
【図6】請求項2に記載の発明の実施例を示す図であ
る。
【図7】請求項3に記載の発明の実施例を示す図であ
る。
【図8】請求項4に記載の発明の実施例を示す図であ
る。
【図9】出力電圧に瞬断が生じた場合の動作説明図であ
り、(a)はコンデンサC4が放電してコンデンサC3
を充電する過程の説明図、(b)はコンデンサC3が放
電して抵抗器R4の端子電圧が上昇しオーバーシュート
が発生する過程の説明図である。
【図10】出力電圧瞬断時の各部の波形図である。
【図11】従来の出力電圧検出回路を示す図である。
【符号の説明】
1 スイッチング電源回路 2 誤差増幅器 3 制御回路 4 出力回路 5 出力電圧検出回路 6 ローパスフィルタ 6a ローパスフィルタ(RCフィルタ) 6b ローパスフィルタ(LCフィルタ) 6a ローパスフィルタ(ダイオード付きRCフィル
タ) 20 出力電圧検出回路 21 プログラマブル・シャント・レギュレータ(PS
R) 22 ローパスフィルタ 22a RCフィルタ 22b LCフィルタ 22c ダイオード付きRCフィルタ 30 スイッチング電源回路 35 スイッチング素子 36 制御回路 39 フォトカプラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源から所望の直流電圧を生成出力
    するスイッチング電源回路の出力電圧の変動幅を検出す
    る誤差増幅器と、 前記スイッチング電源回路の出力を動作電源とし、誤差
    増幅器の出力値に応じた制御値をスイッチング電源回路
    のスッチング素子のスイッチング比を制御する制御回路
    に与える出力回路とを備える出力電圧検出回路におい
    て、 前記スイッチング電源回路から前記出力回路への電源供
    給ラインに、当該スイッチング電源回路の出力電圧の変
    動分を周波数が高くなるにつれて減衰させるローパスフ
    ィルタを介在させてあることを特徴とする出力電圧検出
    回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の出力電圧検出回路にお
    いて、 前記ローパスフィルタは、抵抗器とコンデンサで構成さ
    れるRCフィルタであることを特徴とする出力電圧検出
    回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の出力電圧検出回路にお
    いて、 前記ローパスフィルタは、インダクタンスとコンデンサ
    で構成されるLCフィルタであることを特徴とする出力
    電圧検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の出力電圧検出回路にお
    いて、 前記RCフィルタは、抵抗器に放電用ダイオードを並列
    接続してあることを特徴とする出力電圧検出回路。
JP15950195A 1995-06-26 1995-06-26 出力電圧検出回路 Withdrawn JPH099620A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015062498A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置用電源ユニットおよび超音波診断装置
CN106300987A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 山东深川变频科技股份有限公司 一种低成本变频器母线测量电路

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