JPH0996360A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents
車両用自動変速機の制御装置Info
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- JPH0996360A JPH0996360A JP27722495A JP27722495A JPH0996360A JP H0996360 A JPH0996360 A JP H0996360A JP 27722495 A JP27722495 A JP 27722495A JP 27722495 A JP27722495 A JP 27722495A JP H0996360 A JPH0996360 A JP H0996360A
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- vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、高速側変速段への切換え
や特別な油圧制御を要することなく、セレクトレバーを
走行位置に切換えた際のショックを低減し得て、エンジ
ンの出力トルクを低下させることなく、走行中における
変速段切換時のショックを低減することにある。 【構成】 このため、この発明は、トルクコンバータ8
のステータ20の回転を一方向のみならず他方向にも許
容する回転許容機構54を設け、自動変速機4のセレク
トレバーを非走行位置から走行位置に切換操作した後の
所定時間t内であって車両が停止状態であり且つエンジ
ン2のスロットル弁42が全閉状態である場合はステー
タ20の回転を一方向のみならず他方向にも許容するよ
う回転許容機構54を動作制御する制御手段40を設け
たことを特徴とする。
や特別な油圧制御を要することなく、セレクトレバーを
走行位置に切換えた際のショックを低減し得て、エンジ
ンの出力トルクを低下させることなく、走行中における
変速段切換時のショックを低減することにある。 【構成】 このため、この発明は、トルクコンバータ8
のステータ20の回転を一方向のみならず他方向にも許
容する回転許容機構54を設け、自動変速機4のセレク
トレバーを非走行位置から走行位置に切換操作した後の
所定時間t内であって車両が停止状態であり且つエンジ
ン2のスロットル弁42が全閉状態である場合はステー
タ20の回転を一方向のみならず他方向にも許容するよ
う回転許容機構54を動作制御する制御手段40を設け
たことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用自動変速機
の制御装置に係り、特に、高速側変速段への切換えや特
別な油圧制御を要することなく、セレクトレバーを走行
位置に切換えた際のショックを低減し得て、エンジンの
出力トルクを低下させることなく、走行中における変速
段切換時のショックを低減し得る車両用自動変速機の制
御装置に関する。
の制御装置に係り、特に、高速側変速段への切換えや特
別な油圧制御を要することなく、セレクトレバーを走行
位置に切換えた際のショックを低減し得て、エンジンの
出力トルクを低下させることなく、走行中における変速
段切換時のショックを低減し得る車両用自動変速機の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、搭載したエンジンに自動変速
機を連結したものがある。この車両用の自動変速機に
は、トルクコンバータと補助変速機構とを備えたものが
ある。トルクコンバータは、ポンプとタービンとステー
タとを設けている。3要素2相型のトルクコンバータの
ステータは、ワンウェィクラッチにより一方向にのみ回
転をし得るように設け、伝達されるトルクの増幅を図っ
ている。
機を連結したものがある。この車両用の自動変速機に
は、トルクコンバータと補助変速機構とを備えたものが
ある。トルクコンバータは、ポンプとタービンとステー
タとを設けている。3要素2相型のトルクコンバータの
ステータは、ワンウェィクラッチにより一方向にのみ回
転をし得るように設け、伝達されるトルクの増幅を図っ
ている。
【0003】前記自動変速機は、補助変速機構の変速段
を制御装置によって切換えている。制御装置は、車速セ
ンサ等から入力する車速信号等により、運転状態に応じ
て補助変速機構の変速段を切換えている。
を制御装置によって切換えている。制御装置は、車速セ
ンサ等から入力する車速信号等により、運転状態に応じ
て補助変速機構の変速段を切換えている。
【0004】このような自動変速機の制御装置として
は、特開昭61−116168号公報や特開平2−18
270号公報に開示されるものがある。
は、特開昭61−116168号公報や特開平2−18
270号公報に開示されるものがある。
【0005】特開昭61−116168号公報に開示さ
れる装置は、歯車変速機の変速時にトルクコンバータま
たは流体継手の作動油圧を低下させることにより、変速
ショックを低減させるものである。
れる装置は、歯車変速機の変速時にトルクコンバータま
たは流体継手の作動油圧を低下させることにより、変速
ショックを低減させるものである。
【0006】特開平2−18270号公報に開示される
装置は、トルクコンバータのステータを支持しているワ
ンウェイクラッチの固定側レースをブレーキに連結し、
このブレーキを変速ギヤ機構の前進時に係止するととも
に後進時に開放するよう制御することにより、後進時に
トルクコンバータを単に流体継手として機能させてトル
ク増幅されないようにするものである。
装置は、トルクコンバータのステータを支持しているワ
ンウェイクラッチの固定側レースをブレーキに連結し、
このブレーキを変速ギヤ機構の前進時に係止するととも
に後進時に開放するよう制御することにより、後進時に
トルクコンバータを単に流体継手として機能させてトル
ク増幅されないようにするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用自動変速機の制御装置においては、セレクトレバーを
非走行位置から走行位置に切換操作した際に、例えば、
中立位置Nからドライブ位置Dや中立位置Nからリバー
ス位置Rに切換操作した際に、補助変速機構の変速段の
結合によりショックを発生する問題がある。
用自動変速機の制御装置においては、セレクトレバーを
非走行位置から走行位置に切換操作した際に、例えば、
中立位置Nからドライブ位置Dや中立位置Nからリバー
ス位置Rに切換操作した際に、補助変速機構の変速段の
結合によりショックを発生する問題がある。
【0008】このような問題に対しては、セレクトレバ
ーを走行位置に切換操作した際に、補助変速機構を一旦
高速側変速段に切換えてから発進用変速段に切換えるよ
う制御するものや、例えば、前記特開昭61−1161
68号公報に開示されるようにトルクコンバータの作動
油圧を低下させるよう制御するものがある。
ーを走行位置に切換操作した際に、補助変速機構を一旦
高速側変速段に切換えてから発進用変速段に切換えるよ
う制御するものや、例えば、前記特開昭61−1161
68号公報に開示されるようにトルクコンバータの作動
油圧を低下させるよう制御するものがある。
【0009】ところが、セレクトレバーを走行位置に切
換操作した際のショックを低減するよう、補助変速機構
を一旦高速側変速段に切換えるものは、高速側変速段に
切換えられている状態でアクセルペダルが踏み込まれる
と、高速側変速段に切換えるショック低減用の制御が解
除され、補助変速機構が発進用変速段にシフトダウンさ
れて加速状態になる。
換操作した際のショックを低減するよう、補助変速機構
を一旦高速側変速段に切換えるものは、高速側変速段に
切換えられている状態でアクセルペダルが踏み込まれる
と、高速側変速段に切換えるショック低減用の制御が解
除され、補助変速機構が発進用変速段にシフトダウンさ
れて加速状態になる。
【0010】このため、補助変速機構は、シフトダウン
による変速比の増加により出力軸に大きなトルク変動を
生じ、いわゆるシフトショックを発生する不都合があ
る。また、トルクコンバータの作動油圧を低下させるも
のは、油圧制御用に別途にソレノイドバルブを追加する
必要があり、構造の複雑化を招く不都合がある。
による変速比の増加により出力軸に大きなトルク変動を
生じ、いわゆるシフトショックを発生する不都合があ
る。また、トルクコンバータの作動油圧を低下させるも
のは、油圧制御用に別途にソレノイドバルブを追加する
必要があり、構造の複雑化を招く不都合がある。
【0011】また、従来の車両用自動変速機の制御装置
においては、走行中における補助変速機構の変速段の切
換えの際に、ショックを発生する問題がある。
においては、走行中における補助変速機構の変速段の切
換えの際に、ショックを発生する問題がある。
【0012】このような問題に対しては、補助変速機構
の変速段を切換える際に、前記特開昭61−11616
8号公報に開示されるようにトルクコンバータの作動油
圧を低下させるよう制御するものや、点火時期の遅角・
燃料のカット・吸気制限等によりエンジンの出力トルク
を低下させるものがある。
の変速段を切換える際に、前記特開昭61−11616
8号公報に開示されるようにトルクコンバータの作動油
圧を低下させるよう制御するものや、点火時期の遅角・
燃料のカット・吸気制限等によりエンジンの出力トルク
を低下させるものがある。
【0013】ところが、走行中における補助変速機構の
変速段の切換えの際のショックを低減するよう、作動油
圧を低下させるものは、前記と同様に、油圧制御用に別
途にソレノイドバルブを追加する必要があり、構造の複
雑化を招く不都合がある。この場合に、ショックを低減
させるよう油圧を低く設定すると、クラッチ等の滑りが
大きくなり、油温の上昇やクラッチの耐久性に問題を生
じ不都合がある。
変速段の切換えの際のショックを低減するよう、作動油
圧を低下させるものは、前記と同様に、油圧制御用に別
途にソレノイドバルブを追加する必要があり、構造の複
雑化を招く不都合がある。この場合に、ショックを低減
させるよう油圧を低く設定すると、クラッチ等の滑りが
大きくなり、油温の上昇やクラッチの耐久性に問題を生
じ不都合がある。
【0014】一方、点火時期の遅角・燃料のカット・吸
気制限等によりエンジンの出力トルクを低下させるもの
は、走行中における補助変速機構の変速段の切換えショ
ックを低減することができるものである。
気制限等によりエンジンの出力トルクを低下させるもの
は、走行中における補助変速機構の変速段の切換えショ
ックを低減することができるものである。
【0015】しかし、点火時期の遅角・燃料のカットの
実行のためには、電子制御されるエンジンを必要とする
ことにより、このような制御装置を備えたエンジンでし
か実施することができない不都合がある。
実行のためには、電子制御されるエンジンを必要とする
ことにより、このような制御装置を備えたエンジンでし
か実施することができない不都合がある。
【0016】また、吸気制限の実行には、スロットル弁
の上流側あるいは下流側の吸気通路に吸気制限用弁を設
ける必要があるため、構造の複雑かを招く不都合があ
る。あるいは、吸気制限の実行には、電子制御されるス
ロットル弁を必要とすることにより、このような制御装
置を備えたエンジンでしか実施することができない不都
合がある。
の上流側あるいは下流側の吸気通路に吸気制限用弁を設
ける必要があるため、構造の複雑かを招く不都合があ
る。あるいは、吸気制限の実行には、電子制御されるス
ロットル弁を必要とすることにより、このような制御装
置を備えたエンジンでしか実施することができない不都
合がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に搭載したエンジン
にトルクコンバータと補助変速機構とを備えた自動変速
機を連結して設け、前記トルクコンバータはポンプとタ
ービンとの間に一方向にのみ回転を許容されるステータ
を設け、このステータの回転を前記一方向のみならず他
方向にも許容する回転許容機構を設け、前記自動変速機
のセレクトレバーを非走行位置から走行位置に切換操作
した後の所定時間内であって前記車両が停止状態であり
且つ前記エンジンのスロットル弁が全閉状態である場合
は前記ステータの回転を一方向のみならず他方向にも許
容するよう前記回転許容機構を動作制御する制御手段を
設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、車両に搭載したエンジン
にトルクコンバータと補助変速機構とを備えた自動変速
機を連結して設け、前記トルクコンバータはポンプとタ
ービンとの間に一方向にのみ回転を許容されるステータ
を設け、このステータの回転を前記一方向のみならず他
方向にも許容する回転許容機構を設け、前記自動変速機
のセレクトレバーを非走行位置から走行位置に切換操作
した後の所定時間内であって前記車両が停止状態であり
且つ前記エンジンのスロットル弁が全閉状態である場合
は前記ステータの回転を一方向のみならず他方向にも許
容するよう前記回転許容機構を動作制御する制御手段を
設けたことを特徴とする。
【0018】また、この発明は、車両に搭載したエンジ
ンにトルクコンバータと補助変速機構とを備えた自動変
速機を連結して設け、前記トルクコンバータはポンプと
タービンとの間に一方向にのみ回転を許容されるステー
タを設け、このステータの回転を前記一方向のみならず
他方向にも許容する回転許容機構を設け、前記車両の走
行中に前記補助変速機構の変速段を切換えるべきとの変
速判断がなされた後の切換動作開始後且つ切換動作完了
前である場合は前記ステータの回転を一方向のみならず
他方向にも許容するよう前記回転許容機構を動作制御す
る制御手段を設けたことを特徴とする。
ンにトルクコンバータと補助変速機構とを備えた自動変
速機を連結して設け、前記トルクコンバータはポンプと
タービンとの間に一方向にのみ回転を許容されるステー
タを設け、このステータの回転を前記一方向のみならず
他方向にも許容する回転許容機構を設け、前記車両の走
行中に前記補助変速機構の変速段を切換えるべきとの変
速判断がなされた後の切換動作開始後且つ切換動作完了
前である場合は前記ステータの回転を一方向のみならず
他方向にも許容するよう前記回転許容機構を動作制御す
る制御手段を設けたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の制御装置は、トルクコ
ンバータのステータの回転を一方向のみならず他方向に
も許容する回転許容機構を設け、自動変速機のセレクト
レバーを非走行位置から走行位置に切換操作した後の所
定時間内であって、車両が停止状態であり且つエンジン
のスロットル弁が全閉状態である場合はステータの回転
を一方向のみならず他方向にも許容するよう回転許容機
構を動作制御する制御手段を設けていることにより、セ
レクトレバーを走行位置に切換操作した際に、トルクコ
ンバータによるトルク増幅作用を機能させず、補助変速
機構に入力されるトルクを低減させることができる。
ンバータのステータの回転を一方向のみならず他方向に
も許容する回転許容機構を設け、自動変速機のセレクト
レバーを非走行位置から走行位置に切換操作した後の所
定時間内であって、車両が停止状態であり且つエンジン
のスロットル弁が全閉状態である場合はステータの回転
を一方向のみならず他方向にも許容するよう回転許容機
構を動作制御する制御手段を設けていることにより、セ
レクトレバーを走行位置に切換操作した際に、トルクコ
ンバータによるトルク増幅作用を機能させず、補助変速
機構に入力されるトルクを低減させることができる。
【0020】また、この発明の制御装置は、トルクコン
バータのステータの回転を一方向のみならず他方向にも
許容する回転許容機構を設け、車両の走行中に補助変速
機構の変速段を切換えるべきとの変速判断がなされた後
の切換動作開始後且つ切換動作完了前である場合はステ
ータの回転を一方向のみならず他方向にも許容するよう
回転許容機構を動作制御する制御手段を設けていること
により、走行中における補助変速機構の変速段の切換え
の際に、トルクコンバータによるトルク増幅作用を機能
させず、補助変速機構に入力されるトルクを低減させる
ことができる。
バータのステータの回転を一方向のみならず他方向にも
許容する回転許容機構を設け、車両の走行中に補助変速
機構の変速段を切換えるべきとの変速判断がなされた後
の切換動作開始後且つ切換動作完了前である場合はステ
ータの回転を一方向のみならず他方向にも許容するよう
回転許容機構を動作制御する制御手段を設けていること
により、走行中における補助変速機構の変速段の切換え
の際に、トルクコンバータによるトルク増幅作用を機能
させず、補助変速機構に入力されるトルクを低減させる
ことができる。
【0021】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。図1〜図5は、この発明の第1実施例を示すもの
である。図4において、2は車両(図示せず)に搭載さ
れるエンジン、4はエンジン2に連結された自動変速
機、6はファイナルギヤである。この自動変速機4は、
トルクコンバータ8と補助変速機構10とを備えてい
る。
する。図1〜図5は、この発明の第1実施例を示すもの
である。図4において、2は車両(図示せず)に搭載さ
れるエンジン、4はエンジン2に連結された自動変速
機、6はファイナルギヤである。この自動変速機4は、
トルクコンバータ8と補助変速機構10とを備えてい
る。
【0022】前記トルクコンバータ8は、図3に示す如
く、前記エンジン2のクランク軸12に連絡されるポン
プ14を設け、前記補助変速機構10の入力軸16に連
絡されるタービン18を設け、ポンプ14とタービン1
8との間にステータ20を設けている。ステータ20
は、ステータ軸22にワンウェイクラッチ24を介して
取付けられ、一方向にのみ回転を許容される。
く、前記エンジン2のクランク軸12に連絡されるポン
プ14を設け、前記補助変速機構10の入力軸16に連
絡されるタービン18を設け、ポンプ14とタービン1
8との間にステータ20を設けている。ステータ20
は、ステータ軸22にワンウェイクラッチ24を介して
取付けられ、一方向にのみ回転を許容される。
【0023】前記補助変速機構10は、遊星歯車式や平
行二軸歯車式等の歯車列(図示せず)により構成され、
複数の変速段を有している。
行二軸歯車式等の歯車列(図示せず)により構成され、
複数の変速段を有している。
【0024】前記自動変速機4の制御装置26は、油圧
制御装置28を有している。油圧制御装置28は、トル
クコンバータ8及び補助変速機構10の作動油圧を制御
する。油圧制御装置28には、オイルポンプ30と補助
変速機構10のサーボ機構32とエンジン2のバキュー
ムダイヤフラム34とを連絡している。
制御装置28を有している。油圧制御装置28は、トル
クコンバータ8及び補助変速機構10の作動油圧を制御
する。油圧制御装置28には、オイルポンプ30と補助
変速機構10のサーボ機構32とエンジン2のバキュー
ムダイヤフラム34とを連絡している。
【0025】前記油圧制御装置28には、第1ソレノイ
ドバルブ(ソレノイドA)36と第2ソレノイドバルブ
(ソレノイドB)38とを連絡している。第1・第2ソ
レノイドバルブ36・38は、制御手段(A/Tコント
ローラ)40に接続されている。第1・第2ソレノイド
バルブ36・38は、制御手段40によって動作制御さ
れ、補助変速機構10の図示しないブレーキやクラッチ
等からなる切換機構に作動油圧を給排することにより変
速段の係合状態を切換える。
ドバルブ(ソレノイドA)36と第2ソレノイドバルブ
(ソレノイドB)38とを連絡している。第1・第2ソ
レノイドバルブ36・38は、制御手段(A/Tコント
ローラ)40に接続されている。第1・第2ソレノイド
バルブ36・38は、制御手段40によって動作制御さ
れ、補助変速機構10の図示しないブレーキやクラッチ
等からなる切換機構に作動油圧を給排することにより変
速段の係合状態を切換える。
【0026】前記制御手段40には、図5に示す如く、
スロットル弁42のスロットル開度状態を検出するスロ
ットル開度センサ44と、ファイナルギヤ6の回転速度
を車速として検出する車速センサ46と、自動変速機4
の油温を検出する油温センサ48と、自動変速機4のセ
レクトレバー(図示せず)のシフト位置を検出するシフ
トスイッチ50と、空調装置(図示せず)のエアコンス
イッチ52と、等が接続されている。
スロットル弁42のスロットル開度状態を検出するスロ
ットル開度センサ44と、ファイナルギヤ6の回転速度
を車速として検出する車速センサ46と、自動変速機4
の油温を検出する油温センサ48と、自動変速機4のセ
レクトレバー(図示せず)のシフト位置を検出するシフ
トスイッチ50と、空調装置(図示せず)のエアコンス
イッチ52と、等が接続されている。
【0027】制御手段40は、これらセンサ44〜52
から入力する各種信号により第1・第2ソレノイドバル
ブ36・38を動作制御し、運転状態に応じて補助変速
機構10の変速段の係合状態を切換えるものである。
から入力する各種信号により第1・第2ソレノイドバル
ブ36・38を動作制御し、運転状態に応じて補助変速
機構10の変速段の係合状態を切換えるものである。
【0028】自動変速機4の制御装置26は、ステータ
20の回転を前記一方向のみならず他方向にも許容する
回転許容機構54を設けている。回転許容機構54は、
図3に示す如く、ワンウェイクラッチ24を介してステ
ータ20を取付けたステータ軸22を変速機ケース56
に対して軸受58により回転自由に軸支して設け、一端
側にワンウェイクラッチ24を介してステータ20を取
付けたステータ軸22の他端側に油圧により結合・解放
されるブレーキ60を設け、ブレーキ60に作動油圧を
給排する第3ソレノイドバルブ(ソレノイドC)62を
設けている。
20の回転を前記一方向のみならず他方向にも許容する
回転許容機構54を設けている。回転許容機構54は、
図3に示す如く、ワンウェイクラッチ24を介してステ
ータ20を取付けたステータ軸22を変速機ケース56
に対して軸受58により回転自由に軸支して設け、一端
側にワンウェイクラッチ24を介してステータ20を取
付けたステータ軸22の他端側に油圧により結合・解放
されるブレーキ60を設け、ブレーキ60に作動油圧を
給排する第3ソレノイドバルブ(ソレノイドC)62を
設けている。
【0029】ブレーキ60は、結合によりステータ軸2
2を変速機ケース56に対して回転不能にし、解放によ
りステータ軸22を変速機ケース56に対して回転自由
にする。このブレーキ60に作動油圧を給排する第3ソ
レノイドバルブ62は、制御手段40(A/Tコントロ
ーラ)に接続されている。第3ソレノイドバルブ62
は、制御手段40によって動作制御され、ブレーキ60
に作動油圧を給排してブレーキ60を結合・解放させ、
ワンウェイクラッチ24を作動・非作動状態にする。
2を変速機ケース56に対して回転不能にし、解放によ
りステータ軸22を変速機ケース56に対して回転自由
にする。このブレーキ60に作動油圧を給排する第3ソ
レノイドバルブ62は、制御手段40(A/Tコントロ
ーラ)に接続されている。第3ソレノイドバルブ62
は、制御手段40によって動作制御され、ブレーキ60
に作動油圧を給排してブレーキ60を結合・解放させ、
ワンウェイクラッチ24を作動・非作動状態にする。
【0030】即ち、回転許容機構54は、第3ソレノイ
ドバルブ62によりブレーキ60が結合されると、ステ
ータ軸22が回転不能となってワンウェイクラッチ24
が作動状態になり、ステータ20の回転を一方向にのみ
許容する。また、回転許容機構54は、第3ソレノイド
バルブ62によりブレーキ60が解放されると、ステー
タ軸22が回転自由となってワンウェイクラッチ24が
非作動状態になり、ステータ20の回転を一方向にのみ
ならず他方向にも許容する。
ドバルブ62によりブレーキ60が結合されると、ステ
ータ軸22が回転不能となってワンウェイクラッチ24
が作動状態になり、ステータ20の回転を一方向にのみ
許容する。また、回転許容機構54は、第3ソレノイド
バルブ62によりブレーキ60が解放されると、ステー
タ軸22が回転自由となってワンウェイクラッチ24が
非作動状態になり、ステータ20の回転を一方向にのみ
ならず他方向にも許容する。
【0031】制御手段40は、自動変速機4のセレクト
レバー(図示せず)を非走行位置(駐車位置P、中立位
置N)から走行位置(ドライブ位置D、リバース位置R
等)に切換操作した後の所定時間t内であって、車両が
停止状態であり且つエンジン2のスロットル弁42が全
閉状態である場合は、ステータ20の回転を一方向のみ
ならず他方向にも許容するよう回転許容機構54を動作
制御する。
レバー(図示せず)を非走行位置(駐車位置P、中立位
置N)から走行位置(ドライブ位置D、リバース位置R
等)に切換操作した後の所定時間t内であって、車両が
停止状態であり且つエンジン2のスロットル弁42が全
閉状態である場合は、ステータ20の回転を一方向のみ
ならず他方向にも許容するよう回転許容機構54を動作
制御する。
【0032】次に、第1実施例の作用を説明する。
【0033】自動変速機4の制御装置26は、制御手段
40によって、図1に示す如く、制御がスタートすると
(ステップ100)、自動変速機4のセレクトレバー
(図示せず)が非走行位置の駐車位置P、あるいは中立
位置Nであるか否かを判断する(ステップ102)。
40によって、図1に示す如く、制御がスタートすると
(ステップ100)、自動変速機4のセレクトレバー
(図示せず)が非走行位置の駐車位置P、あるいは中立
位置Nであるか否かを判断する(ステップ102)。
【0034】セレクトレバー(図示せず)が非走行位置
から走行位置のドライブ位置D、あるいはリバース位置
R等に切換操作されて前記判断(ステップ102)がN
Oの場合は、走行位置に切換操作した後の所定時間t内
であるか否かをタイマ値tが「0」であるか否かにより
に判断する(ステップ104)。
から走行位置のドライブ位置D、あるいはリバース位置
R等に切換操作されて前記判断(ステップ102)がN
Oの場合は、走行位置に切換操作した後の所定時間t内
であるか否かをタイマ値tが「0」であるか否かにより
に判断する(ステップ104)。
【0035】この判断(ステップ104)において、走
行位置に切換操作した後の所定時間t内であってタイマ
値tが「0」でない(t≠0)場合は、タイマをデクリ
メントし(ステップ106)、車速センサ46の検出す
る車速により車両が停止状態であるか否かを判断し(ス
テップ108)、スロットル開度センサ44の検出する
スロットル開度によりスロットル弁42が全閉状態であ
るか否かを判断する(ステップ110)。
行位置に切換操作した後の所定時間t内であってタイマ
値tが「0」でない(t≠0)場合は、タイマをデクリ
メントし(ステップ106)、車速センサ46の検出す
る車速により車両が停止状態であるか否かを判断し(ス
テップ108)、スロットル開度センサ44の検出する
スロットル開度によりスロットル弁42が全閉状態であ
るか否かを判断する(ステップ110)。
【0036】車両が停止状態で判断(ステップ108)
がYES、且つスロットル弁42が全閉状態で判断(ス
テップ110)がYESの場合は、回転許容機構54の
第3ソレノイドバルブ62によりブレーキ60を解放し
てステータ軸22を回転自由とすることによりワンウェ
イクラッチ24を非作動状態とし(ステップ112)、
ステータ20の回転を一方向にのみならず他方向にも許
容して、エンドになる(ステップ114)。
がYES、且つスロットル弁42が全閉状態で判断(ス
テップ110)がYESの場合は、回転許容機構54の
第3ソレノイドバルブ62によりブレーキ60を解放し
てステータ軸22を回転自由とすることによりワンウェ
イクラッチ24を非作動状態とし(ステップ112)、
ステータ20の回転を一方向にのみならず他方向にも許
容して、エンドになる(ステップ114)。
【0037】一方、セレクトレバー(図示せず)が非走
行位置にあって前記判断(ステップ102)がYESの
場合は、タイマをプリセットし(ステップ116)し、
回転許容機構54の第3ソレノイドバルブ62によりブ
レーキ60を結合してステータ軸22を回転不能とする
ことによりワンウェイクラッチ24を作動状態とし(ス
テップ118)、ステータ20の回転を一方向にのみ許
容して、エンドになる(ステップ114)。
行位置にあって前記判断(ステップ102)がYESの
場合は、タイマをプリセットし(ステップ116)し、
回転許容機構54の第3ソレノイドバルブ62によりブ
レーキ60を結合してステータ軸22を回転不能とする
ことによりワンウェイクラッチ24を作動状態とし(ス
テップ118)、ステータ20の回転を一方向にのみ許
容して、エンドになる(ステップ114)。
【0038】また、前記判断(ステップ104)におい
て走行位置に切換操作した後の所定時間t内でなくタイ
マ値tが「0」である(t=0)場合、車両が停止状態
でなく前記判断(ステップ108)がNOの場合、スロ
ットル弁42が全閉状態でなく前記判断(ステップ11
0)がNOの場合は、ワンウェイクラッチ24を作動状
態とし(ステップ118)、ステータ20の回転を一方
向にのみ許容して、エンドになる(ステップ114)。
て走行位置に切換操作した後の所定時間t内でなくタイ
マ値tが「0」である(t=0)場合、車両が停止状態
でなく前記判断(ステップ108)がNOの場合、スロ
ットル弁42が全閉状態でなく前記判断(ステップ11
0)がNOの場合は、ワンウェイクラッチ24を作動状
態とし(ステップ118)、ステータ20の回転を一方
向にのみ許容して、エンドになる(ステップ114)。
【0039】このように、制御手段40は、自動変速機
4のセレクトレバー(図示せず)を非走行位置(駐車位
置P、中立位置N)から走行位置(ドライブ位置D、リ
バース位置R等)に切換操作した後の所定時間t内であ
って、車両が停止状態であり且つエンジン2のスロット
ル弁42が全閉状態である場合は、ステータ20の回転
を一方向のみならず他方向にも許容するよう回転許容機
構54を動作制御する。
4のセレクトレバー(図示せず)を非走行位置(駐車位
置P、中立位置N)から走行位置(ドライブ位置D、リ
バース位置R等)に切換操作した後の所定時間t内であ
って、車両が停止状態であり且つエンジン2のスロット
ル弁42が全閉状態である場合は、ステータ20の回転
を一方向のみならず他方向にも許容するよう回転許容機
構54を動作制御する。
【0040】これにより、制御装置26は、セレクトレ
バーを非走行位置から走行位置に切換操作した際に、ト
ルクコンバータ8によるトルク増幅作用を機能させず、
補助変速機構10に入力されるトルクを低減させること
ができる。
バーを非走行位置から走行位置に切換操作した際に、ト
ルクコンバータ8によるトルク増幅作用を機能させず、
補助変速機構10に入力されるトルクを低減させること
ができる。
【0041】このため、この制御装置26は、高速側変
速段への一時的な切換えや特別な油圧制御を要すること
なく、セレクトレバーを走行位置に切換えた際の補助変
速機構10の変速段の結合によるショックを低減するこ
とができる。
速段への一時的な切換えや特別な油圧制御を要すること
なく、セレクトレバーを走行位置に切換えた際の補助変
速機構10の変速段の結合によるショックを低減するこ
とができる。
【0042】なお、トルクコンバータ8のトルク増幅作
用は、図2に示す如く、速度比eが「0」のとき(スト
ール時)に最大となる。このため、トルク増幅作用を抑
制する制御による効果は、速度比eが小さいほど大きく
なる。
用は、図2に示す如く、速度比eが「0」のとき(スト
ール時)に最大となる。このため、トルク増幅作用を抑
制する制御による効果は、速度比eが小さいほど大きく
なる。
【0043】セレクトレバーを非走行位置から走行位置
に切換操作した際に補助変速機構10の変速段の結合に
より発生するショックが問題となるのは、車両の停止
時、あるいは極低速走行時であるので、速度比eが
「0」または小さい値となる。したがって、トルク増幅
作用を抑制して機能させないことによる補助変速機構1
0の入力軸16に入力するトルクの低減率は、大きな値
となり、ショックの低減に効果的である。
に切換操作した際に補助変速機構10の変速段の結合に
より発生するショックが問題となるのは、車両の停止
時、あるいは極低速走行時であるので、速度比eが
「0」または小さい値となる。したがって、トルク増幅
作用を抑制して機能させないことによる補助変速機構1
0の入力軸16に入力するトルクの低減率は、大きな値
となり、ショックの低減に効果的である。
【0044】図6・図7は、この発明の第2実施例を示
すものである。第2実施例における自動変速機4及び制
御装置26の構成は、第1実施例と同様であるので、図
3〜図5を引用して説明する。
すものである。第2実施例における自動変速機4及び制
御装置26の構成は、第1実施例と同様であるので、図
3〜図5を引用して説明する。
【0045】第2実施例の自動変速機4の制御装置26
は、ステータ20の回転を一方向のみならず他方向にも
許容する回転許容機構54を設け、ステータ軸22を変
速機ケース56に対して軸受58により回転自由に軸支
して設け、一端側にワンウェイクラッチ24を介してス
テータ20を取付けたステータ軸22の他端側に油圧に
より結合・解放されるブレーキ60を設け、ブレーキ6
0に作動油圧を給排する第3ソレノイドバルブ(ソレノ
イドC)62を設けている。
は、ステータ20の回転を一方向のみならず他方向にも
許容する回転許容機構54を設け、ステータ軸22を変
速機ケース56に対して軸受58により回転自由に軸支
して設け、一端側にワンウェイクラッチ24を介してス
テータ20を取付けたステータ軸22の他端側に油圧に
より結合・解放されるブレーキ60を設け、ブレーキ6
0に作動油圧を給排する第3ソレノイドバルブ(ソレノ
イドC)62を設けている。
【0046】回転許容機構54は、第3ソレノイドバル
ブ62によりブレーキ60が結合されると、ステータ軸
22が回転不能となってワンウェイクラッチ24が作動
状態になり、ステータ20の回転を一方向にのみ許容す
る。また、回転許容機構54は、第3ソレノイドバルブ
62によりブレーキ60が解放されると、ステータ軸2
2が回転自由となってワンウェイクラッチ24が非作動
状態になり、ステータ20の回転を一方向にのみならず
他方向にも許容する。
ブ62によりブレーキ60が結合されると、ステータ軸
22が回転不能となってワンウェイクラッチ24が作動
状態になり、ステータ20の回転を一方向にのみ許容す
る。また、回転許容機構54は、第3ソレノイドバルブ
62によりブレーキ60が解放されると、ステータ軸2
2が回転自由となってワンウェイクラッチ24が非作動
状態になり、ステータ20の回転を一方向にのみならず
他方向にも許容する。
【0047】制御手段40は、車両の走行中に補助変速
機構10の変速段を切換えるべきとの変速判断がなされ
た後の補助変速機構10の切換動作開始後且つ切換動作
完了前である場合は、ステータ20の回転を一方向のみ
ならず他方向にも許容するよう回転許容機構54を動作
制御する。
機構10の変速段を切換えるべきとの変速判断がなされ
た後の補助変速機構10の切換動作開始後且つ切換動作
完了前である場合は、ステータ20の回転を一方向のみ
ならず他方向にも許容するよう回転許容機構54を動作
制御する。
【0048】前記車両の走行中に補助変速機構10の変
速段を切換えるべきとの変速判断がなされた後の換動作
開始後且つ切換動作完了前とは、補助変速機構10の変
速段を切換える切換動作中、つまり、補助変速機構10
の変速段を1段だけ高速側に切換える切換動作中、ある
いは補助変速機構10の変速段を1段だけ低速側に切換
える切換動作中、を表す。
速段を切換えるべきとの変速判断がなされた後の換動作
開始後且つ切換動作完了前とは、補助変速機構10の変
速段を切換える切換動作中、つまり、補助変速機構10
の変速段を1段だけ高速側に切換える切換動作中、ある
いは補助変速機構10の変速段を1段だけ低速側に切換
える切換動作中、を表す。
【0049】前記補助変速機構10の変速段を切換える
切換動作中の判断は、回転数や時間によって判断するこ
とができる。
切換動作中の判断は、回転数や時間によって判断するこ
とができる。
【0050】例えば、補助変速機構10は、変速段の切
換動作開始前と切換動作完了後とにおいて入力側と出力
側との回転数が変化するので、この回転数の変化によっ
て補助変速機構10の変速段の切換動作中であることを
判断することができる。
換動作開始前と切換動作完了後とにおいて入力側と出力
側との回転数が変化するので、この回転数の変化によっ
て補助変速機構10の変速段の切換動作中であることを
判断することができる。
【0051】また、補助変速機構10は、制御用オイル
の粘度や制御用ソレノイドバルブの動作時間により切換
動作開始から切換動作完了までの間にある時間がかかる
ので、切換動作開始の時間と切換動作完了の時間とによ
って補助変速機構10の変速段の切換動作中であること
を判断することができる。
の粘度や制御用ソレノイドバルブの動作時間により切換
動作開始から切換動作完了までの間にある時間がかかる
ので、切換動作開始の時間と切換動作完了の時間とによ
って補助変速機構10の変速段の切換動作中であること
を判断することができる。
【0052】この第2実施例においては、時間によって
補助変速機構10の変速段の切換動作中を判断してい
る。即ち、制御手段40は、図7に示す如く、車両の走
行中に補助変速機構10の変速段を切換えるべきとの変
速判断がなされた後の第1設定時間Towc1経過後且
つ第2設定時間Towc2経過前である場合は、ステー
タ20の回転を一方向のみならず他方向にも許容するよ
う回転許容機構54を動作制御する。
補助変速機構10の変速段の切換動作中を判断してい
る。即ち、制御手段40は、図7に示す如く、車両の走
行中に補助変速機構10の変速段を切換えるべきとの変
速判断がなされた後の第1設定時間Towc1経過後且
つ第2設定時間Towc2経過前である場合は、ステー
タ20の回転を一方向のみならず他方向にも許容するよ
う回転許容機構54を動作制御する。
【0053】前記第1設定時間Towc1は、ワンウェ
イクラッチ24を非作動状態にするまでの時間である。
前記第2設定時間Towc2は、ワンウェイクラッチ2
4の非作動状態を解除して作動状態にするまでの時間で
ある。これら第1設定時間Towc1及び第2設定時間
Towc2は、変速段を高速側に切換える場合(アップ
シフト)と変速段を低速側に切換える場合(ダウンシフ
ト)とのすべてについて予め設定し、制御手段40の記
憶領域(図示せず)に記憶させておく。
イクラッチ24を非作動状態にするまでの時間である。
前記第2設定時間Towc2は、ワンウェイクラッチ2
4の非作動状態を解除して作動状態にするまでの時間で
ある。これら第1設定時間Towc1及び第2設定時間
Towc2は、変速段を高速側に切換える場合(アップ
シフト)と変速段を低速側に切換える場合(ダウンシフ
ト)とのすべてについて予め設定し、制御手段40の記
憶領域(図示せず)に記憶させておく。
【0054】また、第1設定時間Towc1及び第2設
定時間Towc2は、駆動力の伝達時(パワーオン時)
及び駆動力の非伝達時(パワーオフ時)によって、設定
値を異ならせて設定する。なお、ワンウェイクラッチ2
4を非作動状態にする必要のない変速段の切換時には、
第1設定時間Towc1及び第2設定時間Towc2を
同一値にすることにより、ワンウェイクラッチ24を作
動状態に維持することができる。
定時間Towc2は、駆動力の伝達時(パワーオン時)
及び駆動力の非伝達時(パワーオフ時)によって、設定
値を異ならせて設定する。なお、ワンウェイクラッチ2
4を非作動状態にする必要のない変速段の切換時には、
第1設定時間Towc1及び第2設定時間Towc2を
同一値にすることにより、ワンウェイクラッチ24を作
動状態に維持することができる。
【0055】次に、第2実施例の作用を説明する。
【0056】自動変速機4の制御装置26は、制御手段
40によって、図6に示す如く、制御がスタートすると
(ステップ200)、車両の走行中に自動変速機4の補
助変速機構10の変速段を切換えるべきとの変速判断が
なされたか否かを判断する(ステップ202)。
40によって、図6に示す如く、制御がスタートすると
(ステップ200)、車両の走行中に自動変速機4の補
助変速機構10の変速段を切換えるべきとの変速判断が
なされたか否かを判断する(ステップ202)。
【0057】補助変速機構10の変速段を切換えるべき
との変速判断がなされていて前記判断(ステップ20
2)がYESの場合は、タイマ値tをクリアし(ステッ
プ204)、Towc1<t<Towc2を判断する
(ステップ206)。
との変速判断がなされていて前記判断(ステップ20
2)がYESの場合は、タイマ値tをクリアし(ステッ
プ204)、Towc1<t<Towc2を判断する
(ステップ206)。
【0058】第1設定時間Towc1経過後且つ第2設
定時間Towc2経過前で前記判断(ステップ206)
がYESの場合は、回転許容機構54の第3ソレノイド
バルブ62によりブレーキ60を解放してステータ軸2
2を回転自由とすることによりワンウェイクラッチ24
を非作動状態とし(ステップ208)、ステータ20の
回転を一方向にのみならず他方向にも許容し、タイマ値
tをインクリメントして(ステップ210)、エンドに
なる(ステップ212)。
定時間Towc2経過前で前記判断(ステップ206)
がYESの場合は、回転許容機構54の第3ソレノイド
バルブ62によりブレーキ60を解放してステータ軸2
2を回転自由とすることによりワンウェイクラッチ24
を非作動状態とし(ステップ208)、ステータ20の
回転を一方向にのみならず他方向にも許容し、タイマ値
tをインクリメントして(ステップ210)、エンドに
なる(ステップ212)。
【0059】また、第1設定時間Towc1経過前ある
いは第2設定時間Towc2経過後で前記判断(ステッ
プ206)がNOの場合は、回転許容機構54の第3ソ
レノイドバルブ62によりブレーキ60を結合してステ
ータ軸22を回転不能とすることによりワンウェイクラ
ッチ24を作動状態とし(ステップ214)、ステータ
20の回転を一方向にのみ許容し、タイマ値tをインク
リメントして(ステップ210)、エンドになる(ステ
ップ212)。
いは第2設定時間Towc2経過後で前記判断(ステッ
プ206)がNOの場合は、回転許容機構54の第3ソ
レノイドバルブ62によりブレーキ60を結合してステ
ータ軸22を回転不能とすることによりワンウェイクラ
ッチ24を作動状態とし(ステップ214)、ステータ
20の回転を一方向にのみ許容し、タイマ値tをインク
リメントして(ステップ210)、エンドになる(ステ
ップ212)。
【0060】なお、補助変速機構10の変速段を切換え
るべきとの変速判断がなされていずに前記判断(ステッ
プ202)がNOの場合は、Towc1<t<Towc
2の判断(ステップ206)にジャンプする。この場合
には、タイマ値tがクリアされていないことにより、前
記判断(ステップ206)がNOとなり、ワンウェイク
ラッチ24を作動状態とし(ステップ214)、ステー
タ20の回転を一方向にのみ許容し、タイマ値tをイン
クリメントして(ステップ210)、エンドになる(ス
テップ212)。
るべきとの変速判断がなされていずに前記判断(ステッ
プ202)がNOの場合は、Towc1<t<Towc
2の判断(ステップ206)にジャンプする。この場合
には、タイマ値tがクリアされていないことにより、前
記判断(ステップ206)がNOとなり、ワンウェイク
ラッチ24を作動状態とし(ステップ214)、ステー
タ20の回転を一方向にのみ許容し、タイマ値tをイン
クリメントして(ステップ210)、エンドになる(ス
テップ212)。
【0061】このように、制御手段40は、車両の走行
中に補助変速機構10の変速段を切換えるべきとの変速
判断がなされた後の第1設定時間Towc1経過後且つ
第2設定時間Towc2経過前である場合は、ステータ
20の回転を一方向のみならず他方向にも許容するよう
回転許容機構54を動作制御する。
中に補助変速機構10の変速段を切換えるべきとの変速
判断がなされた後の第1設定時間Towc1経過後且つ
第2設定時間Towc2経過前である場合は、ステータ
20の回転を一方向のみならず他方向にも許容するよう
回転許容機構54を動作制御する。
【0062】これにより、制御装置26は、走行中にお
ける変速段の切換時に、トルクコンバータ8によるトル
ク増幅作用を機能させず、補助変速機構10に入力され
るトルクを低減させることができる。
ける変速段の切換時に、トルクコンバータ8によるトル
ク増幅作用を機能させず、補助変速機構10に入力され
るトルクを低減させることができる。
【0063】このため、この制御装置26は、エンジン
2の出力トルクを低下させることなく、走行中における
変速段切換時のショックを低減することができる。
2の出力トルクを低下させることなく、走行中における
変速段切換時のショックを低減することができる。
【0064】なお、この実施例においては、時間により
変速段の切換動作中を判断しているが、前述の如く、回
転数によって判断することができるものである。また、
ステータ20の回転を一方向のみならず他方向にも許容
する領域は、前記変速段の切換動作中のみならず、この
切換動作の開始前や完了後にまで広げることにより、シ
ョックを低減し得る領域を拡張することができる。従っ
て、ステータ20は、少くとも変速段の切換動作開始後
且つ切換動作完了前に、その回転を一方向のみならず他
方向にも許容することにより、さらにショックの低減を
果すことができるものである。
変速段の切換動作中を判断しているが、前述の如く、回
転数によって判断することができるものである。また、
ステータ20の回転を一方向のみならず他方向にも許容
する領域は、前記変速段の切換動作中のみならず、この
切換動作の開始前や完了後にまで広げることにより、シ
ョックを低減し得る領域を拡張することができる。従っ
て、ステータ20は、少くとも変速段の切換動作開始後
且つ切換動作完了前に、その回転を一方向のみならず他
方向にも許容することにより、さらにショックの低減を
果すことができるものである。
【0065】また、トルクコンバータ8のトルク増幅作
用は、図2に示す如く、速度比eが「0」のとき(スト
ール時)に最大となる。このため、トルク増幅作用を抑
制する制御による効果は、速度比eが小さいほど大きく
なる。
用は、図2に示す如く、速度比eが「0」のとき(スト
ール時)に最大となる。このため、トルク増幅作用を抑
制する制御による効果は、速度比eが小さいほど大きく
なる。
【0066】駆動力の伝達時に変速段を高速側に切換え
る際(パワーオンアップシフト時)に発生するショック
に対しては、アクセルペダルを踏み込んだ状態ではエン
ジン2の出力トルクが大きいため、トルクコンバータ8
のすべりが大きくなり、すなわち速度比eが小さくなる
傾向になり、トルク増幅作用を抑制して機能させないこ
とによる補助変速機構10の入力軸16に入力するトル
クの低減率は、エンジン2の出力トルクが大きいほど大
きくなる傾向となるため、ショックの低減に対して好ま
しい傾向にある。
る際(パワーオンアップシフト時)に発生するショック
に対しては、アクセルペダルを踏み込んだ状態ではエン
ジン2の出力トルクが大きいため、トルクコンバータ8
のすべりが大きくなり、すなわち速度比eが小さくなる
傾向になり、トルク増幅作用を抑制して機能させないこ
とによる補助変速機構10の入力軸16に入力するトル
クの低減率は、エンジン2の出力トルクが大きいほど大
きくなる傾向となるため、ショックの低減に対して好ま
しい傾向にある。
【0067】
【発明の効果】このように、この発明によれば、制御装
置は、自動変速機のセレクトレバーを非走行位置から走
行位置に切換操作した後の所定時間内であって車両が停
止状態であり且つエンジンのスロットル弁が全閉状態で
ある場合はステータの回転を一方向のみならず他方向に
も許容することにより、セレクトレバーを走行位置に切
換操作した際に、トルクコンバータによるトルク増幅作
用を機能させず、補助変速機構に入力されるトルクを低
減させることができる。
置は、自動変速機のセレクトレバーを非走行位置から走
行位置に切換操作した後の所定時間内であって車両が停
止状態であり且つエンジンのスロットル弁が全閉状態で
ある場合はステータの回転を一方向のみならず他方向に
も許容することにより、セレクトレバーを走行位置に切
換操作した際に、トルクコンバータによるトルク増幅作
用を機能させず、補助変速機構に入力されるトルクを低
減させることができる。
【0068】このため、この制御装置は、高速側変速段
への切換えや特別な油圧制御を要することなく、セレク
トレバーを走行位置に切換えた際のショックを低減する
ことができる。
への切換えや特別な油圧制御を要することなく、セレク
トレバーを走行位置に切換えた際のショックを低減する
ことができる。
【0069】また、この制御装置は、車両の走行中に補
助変速機構の変速段を切換えるべきとの変速判断がなさ
れた後の変速動作開始後且つ変速動作完了前である場合
はステータの回転を一方向のみならず他方向にも許容す
ることにより、走行中における補助変速機構の変速段の
切換えの際に、トルクコンバータによるトルク増幅作用
を機能させず、補助変速機構に入力されるトルクを低減
させることができる。
助変速機構の変速段を切換えるべきとの変速判断がなさ
れた後の変速動作開始後且つ変速動作完了前である場合
はステータの回転を一方向のみならず他方向にも許容す
ることにより、走行中における補助変速機構の変速段の
切換えの際に、トルクコンバータによるトルク増幅作用
を機能させず、補助変速機構に入力されるトルクを低減
させることができる。
【0070】このため、この制御装置は、エンジンの出
力トルクを低下させることなく、走行中における変速段
切換時のショックを低減することができる。
力トルクを低下させることなく、走行中における変速段
切換時のショックを低減することができる。
【図1】この発明の第1実施例を示す車両用自動変速機
の制御装置の制御のフローチャートである。
の制御装置の制御のフローチャートである。
【図2】トルク比と速度比との特性を示す図である。
【図3】トルクコンバータ及び補助変速機構の要部拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】制御装置のブロック図である。
【図5】制御装置の回路構成図である。
【図6】この発明の第2実施例を示す車両用自動変速機
の制御装置の制御のフローチャートである。
の制御装置の制御のフローチャートである。
【図7】制御のタイミングチャートである。
2 エンジン 4 自動変速機 8 トルクコンバータ 10 補助変速機構 14 ポンプ 18 タービン 20 ステータ 22 ステータ軸 24 ワンウェイクラッチ 26 制御装置 36 第1ソレノイドバルブ(ソレノイドA) 38 第2ソレノイドバルブ(ソレノイドB) 40 制御手段(A/Tコントローラ) 42 スロットル弁 44 スロットル開度センサ 46 車速センサ 48 油温センサ 50 シフトスイッチ 52 エアコンスイッチ 54 回転許容機構 56 変速機ケース 58 軸受 60 ブレーキ 62 第3ソレノイドバルブ(ソレノイドC)
Claims (2)
- 【請求項1】 車両に搭載したエンジンにトルクコンバ
ータと補助変速機構とを備えた自動変速機を連結して設
け、前記トルクコンバータはポンプとタービンとの間に
一方向にのみ回転を許容されるステータを設け、このス
テータの回転を前記一方向のみならず他方向にも許容す
る回転許容機構を設け、前記自動変速機のセレクトレバ
ーを非走行位置から走行位置に切換操作した後の所定時
間内であって前記車両が停止状態であり且つ前記エンジ
ンのスロットル弁が全閉状態である場合は前記ステータ
の回転を一方向のみならず他方向にも許容するよう前記
回転許容機構を動作制御する制御手段を設けたことを特
徴とする車両用自動変速機の制御装置。 - 【請求項2】 車両に搭載したエンジンにトルクコンバ
ータと補助変速機構とを備えた自動変速機を連結して設
け、前記トルクコンバータはポンプとタービンとの間に
一方向にのみ回転を許容されるステータを設け、このス
テータの回転を前記一方向のみならず他方向にも許容す
る回転許容機構を設け、前記車両の走行中に前記補助変
速機構の変速段を切換えるべきとの変速判断がなされた
後の切換動作開始後且つ切換動作完了前である場合は前
記ステータの回転を一方向のみならず他方向にも許容す
るよう前記回転許容機構を動作制御する制御手段を設け
たことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27722495A JPH0996360A (ja) | 1995-09-30 | 1995-09-30 | 車両用自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27722495A JPH0996360A (ja) | 1995-09-30 | 1995-09-30 | 車両用自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0996360A true JPH0996360A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17580555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27722495A Pending JPH0996360A (ja) | 1995-09-30 | 1995-09-30 | 車両用自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0996360A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169151A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機用トルクコンバータ |
| CN102261462A (zh) * | 2010-04-24 | 2011-11-30 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 变速器换挡设备和借助换挡设备补偿制造公差的方法 |
| CN113374851A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-10 | 江苏汇智高端工程机械创新中心有限公司 | 一种自由导轮 |
-
1995
- 1995-09-30 JP JP27722495A patent/JPH0996360A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169151A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機用トルクコンバータ |
| CN102261462A (zh) * | 2010-04-24 | 2011-11-30 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 变速器换挡设备和借助换挡设备补偿制造公差的方法 |
| CN102261462B (zh) * | 2010-04-24 | 2015-05-06 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 变速器换挡设备和补偿制造公差的方法以及汽车 |
| CN113374851A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-10 | 江苏汇智高端工程机械创新中心有限公司 | 一种自由导轮 |
| CN113374851B (zh) * | 2021-07-08 | 2023-12-05 | 江苏汇智高端工程机械创新中心有限公司 | 一种自由导轮 |
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