JPH0996597A - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

Info

Publication number
JPH0996597A
JPH0996597A JP25297695A JP25297695A JPH0996597A JP H0996597 A JPH0996597 A JP H0996597A JP 25297695 A JP25297695 A JP 25297695A JP 25297695 A JP25297695 A JP 25297695A JP H0996597 A JPH0996597 A JP H0996597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test body
test
amount
elongation
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25297695A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kamegawa
正之 亀川
Nario Shibata
就生 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP25297695A priority Critical patent/JPH0996597A/ja
Publication of JPH0996597A publication Critical patent/JPH0996597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフト的に各標点を追尾するレーザ非接触伸
び計を備え、しかも比較的簡単な構成のもとに、伸びの
大きな試験体の引張試験に際しても、その伸びを広い範
囲にわたって高精度に計測できる材料試験機を提供す
る。 【解決手段】 試験体Wの両端を把持する一対の掴み具
51,52を、互いに逆向きに等量ずつ移動させる機構
(2a,2b、3、41,42)を設け、試験体Wをそ
の両端を等量に変位させることで引張負荷を与えること
によって、レーザ光の照射領域を有効に使って、伸びの
計測範囲を広くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は材料試験機に関し、
更に詳しくは、レーザ光を用いて非接触のもとに試験体
の伸びを計測することのできる伸び計を備えた材料試験
機に関する。
【0002】
【従来の技術】試験体の引張試験を行うための材料試験
機においては、一般に、試験体の両端部をそれぞれ把持
する一対の掴み具を備えるとともに、その各掴み具のう
ち、一方はベッドに対して固定され、他方は例えばクロ
スヘッド等のベッドに対して変位自在の部材に装着さ
れ、固定された掴み具に対して接近・離反自在に移動可
能となっている。そして、その移動側の掴み具を固定側
の掴み具に対して離反させる向きに移動させることによ
って、試験体に引張負荷を与えるように構成されてい
る。
【0003】ところで、試料の表面にレーザ光を照射し
て得られるスペックルパターンを利用して、その試料の
変位情報を非接触のもとに測定する方法が知られてい
る。このようなスペックルパターンを利用して変位情報
を得る場合、基本的には、試料の測定対象面からのレー
ザ光の散乱光を、イメージセンサによって光電変換して
スペックルパターンに応じた電気信号を刻々と得るとと
もに、その刻々の信号の相互相関関数を求めることによ
り、スペックルパターンの移動量を求め、そのスペック
ルパターンの移動量から試料の変位情報を得る。また、
このような原理を用いて、試料の2箇所におけるスペッ
クルパターンの移動量を個別に求めるとともに、その差
を算出することにより、その2箇所間における試料の伸
び(または縮み)量を求めることができ、材料試験にお
ける試験体の伸びを非接触のもとに計測することのでき
る伸び計が得られる。
【0004】ここで、試験体の2箇所間における伸びを
計測する場合、スポット状のレーザ光を試験体表面に固
定的に照射し、その各箇所からの散乱光のスペックルパ
ターンの移動量からそれぞれ変位情報を得ると、計測さ
れた伸びはJISに規定された伸びの概念とは異なるも
のとなる。すなわち、試験体に対する2箇所のレーザ光
の照射位置を固定して得られた各変位量の差によって得
た伸びは、その照射位置間の距離をGLとすると、互い
に距離GLを隔てて固定された観察点を横切った試験体
の移動量の積分値となるのに対し、JISの引張試験等
に規定された伸びは、当初に設定した2つの点(標点)
間の距離が、試験後にどのように変化したかを表す距離
の変化量まはた率である。
【0005】このようなJIS準拠の伸びを非接触のも
とに計測するために、試験体上に初期設定した2つの観
察点を、試験体の伸びに追随して追尾していく必要があ
る。このような追尾を、ソフト的に行う方法として、図
1に模式的斜視図を示すように、試験体Wの表面に対
し、その伸び方向にライン状に伸びる照射面Pが得られ
るよう、レーザ光源Lからの出力光をライン状に拡張す
るためのシリンドリカルレンズ等を用いたビームエキス
パンタEを設けるとともに、そのライン状の照射面Pか
らの散乱光を結像光学系Iを介して1次元イメージセン
サSで受光し、その各チャンネルデータのうち、初期設
定された2つの観察点に対応する2領域A1,A2から
の散乱光を受光している2群の各複数チャンネル分のデ
ータを観察点データとして用い、それぞれにスペックル
パターンの移動量を算出するとともに、その各移動量が
規定量に達するごとに、観察点データ源としているチャ
ンネルを伸び方向にシフトすることにより、試験体上に
初期設定された2つの観察点(標点)A1,A2を追尾
する方法が既に提案されている。この場合、各観察点の
変位量は、それぞれ、刻々のスペックルパターンの移動
量と、チャンネルシフト量の試験体上での距離換算量と
の和となり、また、試験体の伸びは、両観察点の変位量
の差から求めることができ、得られた伸びはJIS準拠
のものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
に試験体表面に対してライン状にレーザ光を照射し、そ
の散乱光のなかから、2つの標点に対応する各領域から
の散乱光の光電変換信号のみを観察点データとして用
い、かつ、各標点の変位に従ってその観察点データ源と
してのチャンネル群をシフトしていく、ソフト的な追尾
方法を採用する場合、ライン状のレーザ光照射領域の広
がりが追尾の限界、ひいては伸びの計測範囲の限界を決
定する。
【0007】ここで、例えばゴム等の軟質材料において
は、伸びが1000%にも及ぶものがあり、このような
場合、図2に模式的に示すように、当初に設定された上
下の標点A1,A2間の距離GLを20mmに設定した
とき、試験体Wの伸びに従ってその標点間距離GLは2
00mmに達し、しかも、引張試験を行うための従来の
材料試験機においては、前記したように、例えば試験体
Wの下端を把持する掴み具を固定して、上端側の掴み具
を上方に移動させることによって、試験体Wに引張負荷
を与えることから、試験体Wの伸びに伴って下方の標点
A2も上方に移動する。従って、このような試験におけ
る伸びの計測を可能とするためには、下方の標点A2の
移動量を100mmとしたとき、レーザ光の照射領域を
上下に300mmの広がりを持たせる必要がある。
【0008】このような長い照射領域を得るべく、図3
(A)に例示するように、1つの半導体レーザLからの
出力光をシリンドリカルレンズ等を用いたビームエキス
パンダEを用いて拡張する場合、大出力のレーザを用い
なければ十分な密度のレーザ光が得られないばかりでな
く、レーザ光の密度分布が一様でなくなり、得られるス
ペックルパターンは、同図(B)に示すように、その強
度が不均一なものとなってしまう。
【0009】そこで、図4に例示するように、多数の半
導体レーザL・・Lと、それぞれに対応した多数のビーム
エキスパンダE・・Eを設けて、個々の半導体レーザLの
出力光をさほど広げることなく、全体として長い照射領
域を得る対策が考えられるが、この場合には、半導体レ
ーザLとビームエキスパンダの数に比例してコストが増
大する。
【0010】ここで、図5に示すように、一方の標点、
例えば上側の標点A1がレーザ光の照射領域Pから逸脱
した後、その標点A1については追尾を停止するととも
に、レーザ照射領域Pの上端部分に固定した観察点領域
A1′を設定し、その領域A1′からのスペックルパタ
ーンの移動量を求めることにより、その観察点領域A
1′を横切った試験体の移動量から、標点A1の移動量
を推定演算し、他方の標点A2の移動量の実測値と併せ
て標点間の伸びを算出して計測を継続することができる
が、このような方式を採用した場合においても、下側の
標点A2が観察点領域A1′に近づくと、実際の標点間
距離に比して極めて短い領域Qからの情報を基に伸びが
推定演算されることになり、その精度は悪化し、実質的
に計測の継続は不可能となる。
【0011】本発明の目的は、ソフト的に各標点を追尾
するレーザ非接触伸び計を備え、しかも、比較的簡単な
構成のもとに、伸びの大きな試験体の引張試験に際して
も、その伸びを広い範囲にわたって高精度に計測するこ
とのできる、材料試験機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、その実施の形態を表す図6,図7を参照し
つつ説明すると、本発明の材料試験機は、試験体Wの両
端部分を把持する一対の掴み具51,52と、その掴み
具51,52間の距離を変化させる機構を備えた材料試
験機において、試験体Wの表面にレーザ光を照射する照
射光学系11と、そのレーザ光の試験体Wの表面による
散乱光を受光するイメージセンサ12と、そのイメージ
センサ12からの刻々の出力を用いて、試験体Wの表面
に設定された2つの標点A1,A2に対応する2領域か
らの散乱光に含まれるスペックルパターンの移動量を個
別に算出し、その算出結果から標点間の伸びを算出する
演算部17とからなるレーザ非接触伸び計10を設ける
とともに、掴み具51,52間の距離を変化させる機構
を、双方の掴み具51,52を互いに同期させて逆向き
に移動させる機構(例えばネジ棹2a,2bとその駆動
機構3、およびクロスヘッド41,42)としたことに
よって特徴づけられる。
【0013】
【作用】試験体Wは、その両端がそれぞれ掴み具51,
52に把持された状態で、その両端が互いに逆向きに引
っ張られ、これによって試験体Wに引張負荷が加えられ
る。従って、試験体Wに初期設定された2つの標点A
1,A2は、引張試験の進行に伴う試験体Wの伸びによ
って、図8に模式的に示すように、それぞれ略等距離だ
け逆向きに移動していく。
【0014】レーザ非接触伸び計10の照射光学系11
からのレーザ光の照射領域Pと、2つの標点A1,A2
の中点との関係を、その中点がレーザ光照射領域Pの中
心に位置するように設定しておけば、各標点A1,A2
は引張試験の進行に伴う試験体Wの伸びによって、それ
ぞれレーザ光の照射領域Pの上下両端に向かって逆向き
に移動していき、図2に示したような引張負荷の与え方
に比して、そのレーザ光の照射領域Pを有効に使って各
標点A1,A2の追尾が可能となり、伸びの計測範囲が
広くなる。
【0015】また、標点A1,A2がレーザ光の照射領
域を逸脱した後において、観察点領域を固定して推定演
算によって各標点A1,A2の移動量を求めて伸びを算
出する場合においても、各標点A1,A2は互いに逆向
きに移動していくため、それぞれに対応する固定観察点
はレーザ光の照射領域の両端部分に設定されることにと
なり、図5に示したように試験の進行に伴って伸びの推
定演算に用いる領域Qが次第に狭くなっていくことがな
く、より高精度の推定演算がより長期にわたって可能と
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】図6は本発明の実施の一形態の正
面図で、図7はそのレーザ非接触伸び計の構成図であ
る。
【0017】ベッド1上に、左右2本のネジ棹2a,2
bが直立した状態で配置されており、この各ネジ棹2
a,2bは、それぞれベッド1内に設けられた駆動機構
3によって、互いに同じ向きに同じ量だけ回転駆動され
る。駆動機構3は、ネジ棹によってクロスヘッドを上下
動させるこの種の材料試験機に多用されている機構と同
様であり、モータ31と、そのモータ31の回転を減速
して各ネジ棹2a,2bに伝達する公知の減速機構32
を主体として構成されている。
【0018】各ネジ棹2a,2bは、それぞれの略中央
部分においてネジの螺旋の向きが逆転しており、それぞ
れ上半分が例えば左ネジ2Lであり、下半分が右ネジ2
Rとなっている。
【0019】そして、その各ネジ棹2a,2bの上半分
に上方のクロスヘッド41が、また、下半分には下方の
クロスヘッド42がそれぞれ支持されている。すなわ
ち、各クロスヘッド41および42には、その両端にそ
れぞれナット41a,41bおよび42a,42bが固
着されており、その各ナット41a,41bおよび42
a,42bがそれぞれ左右のネジ棹2a,2bにねじ込
まれた状態で、各クロスヘッド41,42が左右のネジ
棹2a,2bに支持されている。
【0020】上下のクロスヘッド41,42には、それ
ぞれ掴み具51,52が互いに対向する位置および向き
で固着されており、この上下の掴み具51,52に試験
体Wの両端がそれぞれ把持される。
【0021】レーザ非接触伸び計10は、ベッド1に固
定された支持具6上に載せられており、以下に示す構成
のもとに試験体Wの2つの標点A1,A2間の伸びを算
出する。
【0022】レーザ非接触伸び計10は、図7に示すよ
うに、試験体Wの表面に伸びの計測方向に所定長さにわ
たる広がりを持つレーザ光を照射する照射光学系11
と、そのレーザ光の試験体Wの表面による散乱光を集光
レンズ12を介して受光する複数チャンネルのイメージ
センサ13と、そのイメージセンサ13からの出力を用
いて後述するような演算によって2つの標点A1,A2
間の伸びを算出する演算部17を主たる構成要素として
いる。
【0023】照射光学系11は、半導体レーザ11aと
その出力光を上下方向に広げるためのシリンドリカルレ
ンズを用いたビームエキスパンダ11bによって構成さ
れ、試験体Wの表面に伸びの計測方向、つまり試験体W
の引張負荷方向にライン状に広がるレーザ光の照射領域
Pを形成することができる。
【0024】照射光学系11からのレーザ光の試験体W
表面による散乱光は、集光レンズ12を介してイメージ
センサ13の受光面に結像される。イメージセンサ13
は、例えば4000個の画素が上下に配列された400
0チャンネルの1次元イメージセンサであり、試験体W
へのレーザ光の照射領域Pの全長にわたる散乱像が結像
される。
【0025】イメージセンサ13の各チャンネルからの
出力は、増幅器14で増幅された後、A−D変換器15
によってデジタル化され、メモリ16に格納される。メ
モリ16には、イメージセンサ13の各チャンネルごと
にデータの格納アドレスが設定されており、各チャンネ
ルからのデータはそれぞれ該当のアドレスに格納され
る。このメモリ16内の各チャンネルデータは、後述す
る各観察点における参照データを除いて、データが到来
するごとに演算部17に刻々と読みだされて、その一部
が後述する演算に供された後、全データが直ちに捨てら
れ、イメージセンサ13からの次のデータの到来を待つ
ようになっている。
【0026】演算部17は実際には高速演算処理回路と
CPUによって構成されており、この演算部17には、
イメージセンサ13の各チャンネルからのデータのう
ち、試験開始当初に試験体Wの2つの標点に該当する2
領域A1,A2からの散乱光データを、それぞれ観察点
データとして初期設定するための設定器18が接続され
ている。この設定器18により、イメージセンサ13の
第1〜第4000チャンネルのうち、初期観察点データ
源として、例えば第1801〜第1900チャンネルを
第1の観察点データ源、第2101〜第2200チャン
ネルを第2の観察点データ源として設定する。これらの
観察点データ源には、試験体Wの表面からの散乱光のう
ち、図7においてA1,A2で示した領域からの散乱光
が入射し、このA1およびA2が2つの標点となる。
【0027】演算部17では、設定器18によって初期
設定された上下の2領域A1,A2からの散乱光データ
である、第1801〜第1900チャンネルからのデー
タ群と、第2101〜第2200チャンネルからのデー
タ群とを、それぞれ当初の観察点における参照データと
して、以後の刻々の同チャンネル群からのデータとの相
互相関関数を算出し、領域A1,A2からのスペックル
パターンの移動量を個別に求めるとともに、その移動量
が規定量、例えば30チャンネル相当分に達するごと
に、観察点データ源としてのチャンネルを同チャンネル
分ずつシフトしていき、また、そのシフト時点でそれま
で用いていた参照データを捨て、シフト後の最初のデー
タ群を参照データとして記憶しなおす。そして、各領域
A1,A2について、スペックルパターンの移動量と、
観察点データ源としてのチャンネル群のシフト量の試験
体Wの表面での距離換算量との刻々の積算値から、各領
域A1,A2、つまり2つ標点A1,A2の刻々の移動
量を算出する。すなわち、設定器18によって初期設定
された2つの標点A1,A2は、イメージセンサ13の
各チャンネルからの出力のうち、観察点データ源として
用いるチャンネル群をそれぞれ各標点A1,A2の移動
に追随して逐次シフトすることによってソフト的に追尾
されつつ、その各移動量が刻々と求められる。そして、
2つの標点A1,A2間の伸びは、その各移動量の差に
よって算出され、伸びの計測結果として出力される。
【0028】さて、以上の本発明の実施の形態におい
て、駆動機構3によって左右のネジ棹2a,2bをそれ
ぞれ図6において矢印の向きに回転させることにより、
各ネジ棹2a,2b左ネジ2Lの部分に支持されている
上方のクロスヘッド41は上方に、右ネジ2Rの部分に
支持されている下方のクロスヘッド42は下方に、それ
ぞれ等量だけ移動する。その上下のクロスヘッド41,
42にそれぞれ固着された上下の掴み具51,52は、
従って、互いに離反する向きに等量ずつ移動することに
なり、これらの間に把持された試験体Wは、その両端部
に均等な上下の変位が与えられることになり、引張試験
の進行に伴って、試験体Wは図8(A)〜(C)に例示
するように変形していく。
【0029】このような試験体Wの変形に対して、レー
ザ非接触伸び計10の設定器18による2つの標点A
1,A2を、試験体Wの上下方向への中心点を挟んでそ
の上下に設定しておくと、試験の進行に伴って標点A
1,A2は、図8(A)の状態から互いに等量ずつ上下
反対側に変位していく。従って、各標点A1,A2がレ
ーザ光の照射領域Pの上下両端に達する同図(B)に示
す状態まで、これらの各標点のソフト的な追尾が可能で
あり、レーザ光の照射領域Pを有効に用いた広い伸びの
測定範囲が得られる。
【0030】また、各標点A1,A2がレーザ光の照射
領域Pを逸脱し後において、その追尾を停止して、図8
(C)に示すように照射領域Pの上下両端部分に固定し
た観察点A1′,A2′を設けて、その各観察点A
1′,A2′からのスペックルパターンの移動量を算出
することによって、各固定観察点を横切った試験体の量
を求め、その値から各標点A1,A2の移動量を推定演
算する場合、試験体Wがどのように伸びても、固定観察
点A1′,A2′間の距離Q′は不変であり、図5に示
した従来の材料試験機による同方式の計測の場合のよう
に、試験の進行に伴って一方の標点A2が他方の標点A
1に対する固定観察点A1′に接近して観察点間の距離
Qが狭くなっていくことがなく、より正確な推定演算を
長期にわたって継続することができる。
【0031】なお、以上の実施の形態においては、一対
の掴み具51,52を互いに逆向きに等量ずつ移動させ
るための機構として、中央で螺旋方向が反転した2つの
ネジ棹2a,2bと、これらを同向きに等量すつ回転さ
せる駆動装置3と、その互いに逆向きのネジか切られた
位置にそれぞれナットを介して支持された2つのクロス
ヘッド41,42によって構成したが、これらは同様な
作用を奏し得るたの機構と代替可能である。例えば、各
クロスヘッド41,42のそれぞれに専用の左右2本の
ネジ棹を設け、これに同向きの一様なネジを切るととも
に、その各左右2本ずつのネジ棹を、各クロスヘッドご
とに逆転させる機構等を採用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、試験体
の両端を把持する一対の掴み具を、互いに等量ずつ逆向
きに移動させることによって、試験体に引張負荷を与え
るように構成しているから、レーザ非接触伸び計により
設定された2つの標点の移動方向が互いに逆向きとな
り、そのレーザ照射領域全長にわたって有効に使用しつ
つ各標点の追尾が可能となり、伸びの測定範囲がより広
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験体表面に対してライン状にレーザ光を照射
し、その散乱光に含まれるスペックルパターンのうち、
2つの標点に対応する部分を用いて各標点の移動量を算
出しつつ、その算出結果に応じて各標点をソフト的に追
尾する方式のレーザ非接触伸び計の光学的構成の模式的
斜視図
【図2】従来の材料試験機によって伸びの大きな試験体
の引張試験を行ったときの2つの標点の移動の状況の説
明図
【図3】1つのレーザ光源からの出力光をビームエキス
パンダで拡張して広い照射領域を得る場合の光学的構成
例(A)と、その場合に得られるスペックルパターンの
データ例(B)の説明図
【図4】多数のレーザ光源とビームエキスパンダを用い
て広い照射領域を得る場合の光学的構成例の説明図
【図5】レーザ非接触伸び計において、一方の標点がレ
ーザ光の照射領域を逸脱した後に、固定観察点を設けて
その標点の移動量を推定演算する方式の説明図
【図6】本発明の実施の形態の正面図
【図7】そのレーザ非接触伸び計10の構成図
【図8】本発明の実施の形態の作用説明図
【符号の説明】
1 ベッド 2a,2b ネジ棹 2L 左ネジ 2R 右ネジ 3 駆動機構 41,42 クロスヘッド 51,52 掴み具 10 レーザ非接触伸び計 11 照射光学系 12 集光レンズ 13 イメージセンサ 17 演算部 A1,A2 標点 P レーザ光の照射領域 W 試験体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験体の両端部分を把持する一対の掴み
    具と、その掴み具間の距離を変化させる機構を備えた材
    料試験機において、 試験体の表面にレーザ光を照射する照射光学系と、その
    レーザ光の試験体表面による散乱光を受光するイメージ
    センサと、そのイメージセンサからの刻々の出力を用い
    て、試験体表面に設定された2つの標点に対応する2領
    域からの散乱光に含まれるスペックルパターンの移動量
    を個別に算出し、その算出結果から標点間の伸びを算出
    する演算部と、からなるレーザ非接触伸び計を備えると
    ともに、 上記掴み具間の距離を変化させる機構が、双方の掴み具
    を互いに同期させて逆向きに移動させる機構であること
    を特徴とする、 材料試験機。
JP25297695A 1995-09-29 1995-09-29 材料試験機 Pending JPH0996597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25297695A JPH0996597A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 材料試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25297695A JPH0996597A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 材料試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0996597A true JPH0996597A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17244779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25297695A Pending JPH0996597A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 材料試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0996597A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318180A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Toyo Seiki Seisakusho:Kk 一軸両方向引張試験機及びこの一軸両方向引張試験機を用いる試料中心部分測定装置
KR100726982B1 (ko) * 2005-03-08 2007-06-14 대경테크 주식회사 인장시험기용 신장계 측정장치
CN102928443A (zh) * 2011-08-11 2013-02-13 中国科学院高能物理研究所 一种双向对称拉伸机
US20140078518A1 (en) * 2012-09-20 2014-03-20 Hyundai Motor Company Method and apparatus of measuring precise high speed displacement
CN103712857A (zh) * 2013-12-27 2014-04-09 滨州医学院 智能型杨氏模量测量仪
CN104792297A (zh) * 2015-04-20 2015-07-22 上海市计量测试技术研究院 引伸计校准装置
CN107782699A (zh) * 2017-11-09 2018-03-09 上海凯历迪新材料科技股份有限公司 一种纤维拉伸热台和使用其的小角激光散射仪

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318180A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Toyo Seiki Seisakusho:Kk 一軸両方向引張試験機及びこの一軸両方向引張試験機を用いる試料中心部分測定装置
KR100726982B1 (ko) * 2005-03-08 2007-06-14 대경테크 주식회사 인장시험기용 신장계 측정장치
CN102928443A (zh) * 2011-08-11 2013-02-13 中国科学院高能物理研究所 一种双向对称拉伸机
US20140078518A1 (en) * 2012-09-20 2014-03-20 Hyundai Motor Company Method and apparatus of measuring precise high speed displacement
US9046350B2 (en) * 2012-09-20 2015-06-02 Hyundai Motor Company Method and apparatus of measuring precise high speed displacement
CN103712857A (zh) * 2013-12-27 2014-04-09 滨州医学院 智能型杨氏模量测量仪
CN104792297A (zh) * 2015-04-20 2015-07-22 上海市计量测试技术研究院 引伸计校准装置
CN107782699A (zh) * 2017-11-09 2018-03-09 上海凯历迪新材料科技股份有限公司 一种纤维拉伸热台和使用其的小角激光散射仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0694756B1 (en) Elongation measurement using a laser non-contact extensometer
JP2909828B2 (ja) 複合走査型トンネル顕微鏡
EP1062478B1 (en) Apparatus and method for optically measuring an object surface contour
US10527404B2 (en) Auto-focus method for a coordinate measuring device
JPH09101249A (ja) 材料試験機
JPH0996597A (ja) 材料試験機
JP2025081529A5 (ja)
JP2771594B2 (ja) 物体の変位測定方法及び装置
JPH0567195A (ja) 形状測定装置
JP2000046529A (ja) 3次元曲面を持つ被計測体の形状計測方法および装置
JP2894236B2 (ja) レーザ式非接触伸び計
JPH08285525A (ja) 材料試験機
JPH0996510A (ja) レーザ非接触伸び計
JPH10221025A (ja) ビデオ式非接触伸び計
JPH09152313A (ja) レーザ非接触伸び計
JPH0996509A (ja) レーザ非接触伸び計
JP3750249B2 (ja) ビデオ式非接触伸び計
JPH0942935A (ja) 非接触伸び計
JPH08261730A (ja) 非接触変位計
JPH09297008A (ja) レーザ非接触伸び計
JPH09297010A (ja) レーザ非接触歪み計
JPH0942934A (ja) 非接触伸び計
JP2008256637A (ja) 3次元形状測定装置
JPH08233522A (ja) 非接触変位計
JP4221120B2 (ja) 折り曲げ角度検出方法および板材折り曲げ加工機