JPH09975A - 電気集塵装置 - Google Patents
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- JPH09975A JPH09975A JP14589195A JP14589195A JPH09975A JP H09975 A JPH09975 A JP H09975A JP 14589195 A JP14589195 A JP 14589195A JP 14589195 A JP14589195 A JP 14589195A JP H09975 A JPH09975 A JP H09975A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】パルス荷電電気集塵装置と移動電極電気集塵装
置とをそれぞれ前段と後段に設けた電気集塵装置におい
て、前段のパルス荷電電気集塵装置にダスト性状に応じ
た最適なパルス荷電電圧を印加し、ダスト性状に応じて
最良の効率で集塵を行う電気集塵装置を提供する。 【構成】後段の移動電極電気集塵部20の電極には、定
電流制御された直流電源によって直流電圧が印加され
る。このときこの直流電圧の値は、前段からの処理ガス
に含まれる煤塵濃度に依存し、この煤塵濃度が低いほ
ど、低い値を示す。このことから、前段のパルス電源制
御回路15は、後段の直流電圧を電圧検出器23によっ
て検出し、この直流電圧が最小となるように、パルス電
圧発生器13のパルス電圧、パルス幅、パルス頻度を設
定する。これによって、前段のパルス荷電電気集塵部1
0では最良の集塵効率が得られるようになる。また、上
記パルス電圧、パルス幅、パルス頻度の設定を所定時間
おきに行うことで、ダストの性状の変化に対応すること
ができる。
置とをそれぞれ前段と後段に設けた電気集塵装置におい
て、前段のパルス荷電電気集塵装置にダスト性状に応じ
た最適なパルス荷電電圧を印加し、ダスト性状に応じて
最良の効率で集塵を行う電気集塵装置を提供する。 【構成】後段の移動電極電気集塵部20の電極には、定
電流制御された直流電源によって直流電圧が印加され
る。このときこの直流電圧の値は、前段からの処理ガス
に含まれる煤塵濃度に依存し、この煤塵濃度が低いほ
ど、低い値を示す。このことから、前段のパルス電源制
御回路15は、後段の直流電圧を電圧検出器23によっ
て検出し、この直流電圧が最小となるように、パルス電
圧発生器13のパルス電圧、パルス幅、パルス頻度を設
定する。これによって、前段のパルス荷電電気集塵部1
0では最良の集塵効率が得られるようになる。また、上
記パルス電圧、パルス幅、パルス頻度の設定を所定時間
おきに行うことで、ダストの性状の変化に対応すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気集塵装置に係り、特
にパルス荷電電気集塵装置と移動電極電気集塵装置とを
組み合わせて使用し、パルス荷電電気集塵装置に印加す
るパルス荷電電圧が最適となるように該パルス荷電電圧
を自動的に制御する電気集塵装置に関する。
にパルス荷電電気集塵装置と移動電極電気集塵装置とを
組み合わせて使用し、パルス荷電電気集塵装置に印加す
るパルス荷電電圧が最適となるように該パルス荷電電圧
を自動的に制御する電気集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放電極と集塵極からなる電気集塵
器に直流電圧を印加するとともに、この直流電圧(直流
ベース電圧)に重畳してパルス電圧を印加するパルス荷
電方式の電気集塵装置(パルス荷電電気集塵装置)が知
られている。このパルス荷電電気集塵装置は、高抵抗の
ダストを捕集することができ、集塵性能に優れている。
器に直流電圧を印加するとともに、この直流電圧(直流
ベース電圧)に重畳してパルス電圧を印加するパルス荷
電方式の電気集塵装置(パルス荷電電気集塵装置)が知
られている。このパルス荷電電気集塵装置は、高抵抗の
ダストを捕集することができ、集塵性能に優れている。
【0003】また、放電極と集塵極への印加電圧は直流
電圧であるが、集塵極を集塵空間の中で輪転させ、捕集
したダストを下部ホッパ内でブラシにより完全に掻き落
として集塵極を清浄な状態に保つことにより、逆電離現
象を防止する移動電極電気集塵装置が知られている。し
かしながら、パルス荷電電気集塵装置では、集塵性能
が、直流ベース電圧、直流ベース電流(直流ベース電圧
に対応して流れる直流電流)、パルス電圧、パルス電
流、パルス幅、パルス頻度(直流ベース電圧に重畳する
1秒間当たりのパルス数)など、従来の直流荷電に比べ
て多くの要素により左右される。
電圧であるが、集塵極を集塵空間の中で輪転させ、捕集
したダストを下部ホッパ内でブラシにより完全に掻き落
として集塵極を清浄な状態に保つことにより、逆電離現
象を防止する移動電極電気集塵装置が知られている。し
かしながら、パルス荷電電気集塵装置では、集塵性能
が、直流ベース電圧、直流ベース電流(直流ベース電圧
に対応して流れる直流電流)、パルス電圧、パルス電
流、パルス幅、パルス頻度(直流ベース電圧に重畳する
1秒間当たりのパルス数)など、従来の直流荷電に比べ
て多くの要素により左右される。
【0004】更に、その最適値も捕集するダスト、処理
ガスの性状によっても変化するため、電気集塵装置に印
加するパルス荷電電圧(尚、直流ベース電圧にパルス電
圧を重畳して得られる電圧をパルス荷電電圧と称し、直
流ベース電圧に重畳するパルス電圧と区別する。)を最
適に制御するのが困難であるという問題があった。この
ため、従来では、電気集塵装置の運転開始時及び運転中
の短時間にパルス電圧を重畳せず、直流ベース電圧だけ
印加して、その間に直流ベース電圧の目標設定値とし
て、コロナ開始電圧よりわずかに高い値を探す方法(特
公平5−79383号公報)や、電気集塵装置内のスパ
ークの発生を検出しながらパルス電圧とパルス頻度をで
きるだけ高く制御する方法(特公平5−77465号公
報)が考案されている。
ガスの性状によっても変化するため、電気集塵装置に印
加するパルス荷電電圧(尚、直流ベース電圧にパルス電
圧を重畳して得られる電圧をパルス荷電電圧と称し、直
流ベース電圧に重畳するパルス電圧と区別する。)を最
適に制御するのが困難であるという問題があった。この
ため、従来では、電気集塵装置の運転開始時及び運転中
の短時間にパルス電圧を重畳せず、直流ベース電圧だけ
印加して、その間に直流ベース電圧の目標設定値とし
て、コロナ開始電圧よりわずかに高い値を探す方法(特
公平5−79383号公報)や、電気集塵装置内のスパ
ークの発生を検出しながらパルス電圧とパルス頻度をで
きるだけ高く制御する方法(特公平5−77465号公
報)が考案されている。
【0005】また、電気集塵装置の出口煤塵量を検出し
て、この出口煤塵量が最小となるようにパルス頻度を制
御する方法(特開昭64−15161号公報)等も考案
されている。
て、この出口煤塵量が最小となるようにパルス頻度を制
御する方法(特開昭64−15161号公報)等も考案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パルス
荷電電気集塵装置の場合、上記の1番目と2番目の方法
を用いても、ダストの性状により直流ベース電圧の最適
点は異なるので、燃料や燃料条件の変化に対応できず、
またスパークが発生するまでパルス電圧を高くしてみる
必要があるためスパークで集塵効率が低下したり、スパ
ーク電圧より僅かに低いパルス電圧でパルス頻度も高く
運転することになったとき、高電気抵抗ダストの場合、
最高の集塵性能をはずしてしまう問題がある。
荷電電気集塵装置の場合、上記の1番目と2番目の方法
を用いても、ダストの性状により直流ベース電圧の最適
点は異なるので、燃料や燃料条件の変化に対応できず、
またスパークが発生するまでパルス電圧を高くしてみる
必要があるためスパークで集塵効率が低下したり、スパ
ーク電圧より僅かに低いパルス電圧でパルス頻度も高く
運転することになったとき、高電気抵抗ダストの場合、
最高の集塵性能をはずしてしまう問題がある。
【0007】また、上記3番目の出口煤塵濃度を検出す
る方法では、高価で保守を必要とする煤塵濃度計を設置
しなければならず、かつ燃料、燃焼条件によってダスト
性状が変わると、煤塵濃度計の指示値が同じでも煤塵濃
度の重量濃度が異なり、煤塵濃度計の出力信号を基にし
てでは、適正な制御が出来ない問題がある。また、移動
電極電気集塵装置の場合、集塵極やブラシなど可動部を
持つため、高濃度のダスト雰囲気下では、磨耗に対する
耐久性が低くなるため、前段に粗いダストを捕集して、
移動電極電気集塵装置には低濃度でダストを送り込むた
めの固定電極電気集塵装置を前置するのが一般的である
が、ダストの電気抵抗が高い場合にはこの前置集塵装置
が大型化する欠点があり、ここにパルス荷電を適用して
小型化しようとすると、前述したように最適のパルス電
圧を印加するように制御する方法に問題があった。
る方法では、高価で保守を必要とする煤塵濃度計を設置
しなければならず、かつ燃料、燃焼条件によってダスト
性状が変わると、煤塵濃度計の指示値が同じでも煤塵濃
度の重量濃度が異なり、煤塵濃度計の出力信号を基にし
てでは、適正な制御が出来ない問題がある。また、移動
電極電気集塵装置の場合、集塵極やブラシなど可動部を
持つため、高濃度のダスト雰囲気下では、磨耗に対する
耐久性が低くなるため、前段に粗いダストを捕集して、
移動電極電気集塵装置には低濃度でダストを送り込むた
めの固定電極電気集塵装置を前置するのが一般的である
が、ダストの電気抵抗が高い場合にはこの前置集塵装置
が大型化する欠点があり、ここにパルス荷電を適用して
小型化しようとすると、前述したように最適のパルス電
圧を印加するように制御する方法に問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、パルス荷電電気集塵装置と移動電極電気集塵装
置とをそれぞれ前段と後段に設けた電気集塵装置におい
て、前段のパルス荷電電気集塵装置にダスト性状に応じ
た最適なパルス荷電電圧を印加する電気集塵装置を提供
することを目的とする。
もので、パルス荷電電気集塵装置と移動電極電気集塵装
置とをそれぞれ前段と後段に設けた電気集塵装置におい
て、前段のパルス荷電電気集塵装置にダスト性状に応じ
た最適なパルス荷電電圧を印加する電気集塵装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、直流ベース電源から出力される直流ベース
電圧とパルス電源から出力されるパルス電圧を重畳して
得られるパルス荷電電圧を電気集塵器内に設けられた放
電極と集塵極の間に印加して含塵ガスのダストを捕集す
るパルス荷電電気集塵装置と、該パルス荷電電気集塵装
置の後段に設けられ、定電流制御された直流電源から出
力される直流電圧を電気集塵器内に設けられた放電極と
輪転可能な集塵極の間に印加し、前記パルス荷電電気集
塵装置から排出された処理ガスの残りのダストを捕集す
るとともに前記集塵極を輪転させて捕集したダストを払
い落とす移動電極電気集塵装置とから成る電気集塵装置
において、前記移動電極電気集塵装置における前記直流
電源の直流電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検
出手段によって検出された前記直流電源の直流電圧が低
くなるように前記パルス電源から出力されるパルス出力
又は前記直流ベース電源から出力される直流ベース電流
を制御する制御手段と、を備えたことを特徴ことを特徴
としている。
するために、直流ベース電源から出力される直流ベース
電圧とパルス電源から出力されるパルス電圧を重畳して
得られるパルス荷電電圧を電気集塵器内に設けられた放
電極と集塵極の間に印加して含塵ガスのダストを捕集す
るパルス荷電電気集塵装置と、該パルス荷電電気集塵装
置の後段に設けられ、定電流制御された直流電源から出
力される直流電圧を電気集塵器内に設けられた放電極と
輪転可能な集塵極の間に印加し、前記パルス荷電電気集
塵装置から排出された処理ガスの残りのダストを捕集す
るとともに前記集塵極を輪転させて捕集したダストを払
い落とす移動電極電気集塵装置とから成る電気集塵装置
において、前記移動電極電気集塵装置における前記直流
電源の直流電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検
出手段によって検出された前記直流電源の直流電圧が低
くなるように前記パルス電源から出力されるパルス出力
又は前記直流ベース電源から出力される直流ベース電流
を制御する制御手段と、を備えたことを特徴ことを特徴
としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、後段の移動電極電気集塵装置
における定電流制御された直流電源の出力電圧を電圧検
出手段によって検出し、この電圧検出手段によって検出
した電圧値が低くなるように、前段のパルス荷電電気集
塵装置におけるパルス電源のパルス出力又は直流ベース
電源の直流ベース電流を制御する。即ち、後段の移動電
極電気集塵装置における定電流制御された直流電源の出
力電圧は、前段から後段に排出される処理ガスの煤塵濃
度が低いほど低い値を示すことから、この出力電圧が低
いほど前段のパルス荷電電気集塵装置の集塵効率は高く
なる。従って、前段のパルス荷電電気集塵装置におい
て、パルス電源のパルス出力又は直流ベース電源の直流
ベース電流を前記直流電圧の出力電圧が低くなるように
制御すれば、ダストの性状が変化した場合にも集塵効率
の良い電気集塵装置の運転が可能となる。
における定電流制御された直流電源の出力電圧を電圧検
出手段によって検出し、この電圧検出手段によって検出
した電圧値が低くなるように、前段のパルス荷電電気集
塵装置におけるパルス電源のパルス出力又は直流ベース
電源の直流ベース電流を制御する。即ち、後段の移動電
極電気集塵装置における定電流制御された直流電源の出
力電圧は、前段から後段に排出される処理ガスの煤塵濃
度が低いほど低い値を示すことから、この出力電圧が低
いほど前段のパルス荷電電気集塵装置の集塵効率は高く
なる。従って、前段のパルス荷電電気集塵装置におい
て、パルス電源のパルス出力又は直流ベース電源の直流
ベース電流を前記直流電圧の出力電圧が低くなるように
制御すれば、ダストの性状が変化した場合にも集塵効率
の良い電気集塵装置の運転が可能となる。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る電気集塵
装置の好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に係る
電気集塵装置の一実施例を示す構成図である。同図に示
すように、ダストを含むガス(含塵ガス)は同図の左側
からパルス荷電電気集塵部10に送気される。このパル
ス荷電電気集塵部10では、固定された集塵極10Aと
放電極10Bにパルス電源11によって図2に示すよう
な波形のパルス荷電電圧が印加され、含塵ガスのダスト
が集塵極10Aに捕集される。
装置の好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に係る
電気集塵装置の一実施例を示す構成図である。同図に示
すように、ダストを含むガス(含塵ガス)は同図の左側
からパルス荷電電気集塵部10に送気される。このパル
ス荷電電気集塵部10では、固定された集塵極10Aと
放電極10Bにパルス電源11によって図2に示すよう
な波形のパルス荷電電圧が印加され、含塵ガスのダスト
が集塵極10Aに捕集される。
【0012】集塵極10Aに捕集されたダストは、槌打
ち操作により集塵極10Aから剥離されてホッパー部1
0Cに堆積され、ホッパー部10Cに堆積されたダスト
はここから外部に排出される。上記パルス荷電電気集塵
部10から排出された処理ガスに含まれる集塵されなか
ったダストは、次に後段の移動電極電気集塵部20に送
気される。この移動電極集塵部20では、輪転して上下
している移動集塵極20Aと固定された放電極20Bに
移動電極集塵部用直流電源21によって直流電圧が印加
され、含塵ガスのダストが移動集塵極20Aに捕集され
る。
ち操作により集塵極10Aから剥離されてホッパー部1
0Cに堆積され、ホッパー部10Cに堆積されたダスト
はここから外部に排出される。上記パルス荷電電気集塵
部10から排出された処理ガスに含まれる集塵されなか
ったダストは、次に後段の移動電極電気集塵部20に送
気される。この移動電極集塵部20では、輪転して上下
している移動集塵極20Aと固定された放電極20Bに
移動電極集塵部用直流電源21によって直流電圧が印加
され、含塵ガスのダストが移動集塵極20Aに捕集され
る。
【0013】移動集塵極20Aに捕集されたダストは、
下部ホッパ20F内でブラシ駆動モータ20Dによって
回転しているブラシ20Eにより掻き落とされ、ホッパ
20Fに堆積されたダストがここから外部に排出され
る。同図に示すように、前段のパルス荷電電気集塵部1
0にパルス電圧を印加するパルス電源11は、直流ベー
ス電源12、パルス電圧発生器13、結合コンデンサ1
4、及びパルス電源制御回路15とから構成される。
下部ホッパ20F内でブラシ駆動モータ20Dによって
回転しているブラシ20Eにより掻き落とされ、ホッパ
20Fに堆積されたダストがここから外部に排出され
る。同図に示すように、前段のパルス荷電電気集塵部1
0にパルス電圧を印加するパルス電源11は、直流ベー
ス電源12、パルス電圧発生器13、結合コンデンサ1
4、及びパルス電源制御回路15とから構成される。
【0014】直流ベース電源12は、図2に示すパルス
荷電電圧のベースとなる直流電圧V B (直流ベース電圧
VB )を出力する。また、パルス電圧発生器13はパル
ス電圧VP 、パルス幅W、パルス頻度1/T(Tは周
期)のパルスを出力し、このパルスを結合コンデンサ1
4を介して図2に示すように直流ベース電圧VB に重畳
する。
荷電電圧のベースとなる直流電圧V B (直流ベース電圧
VB )を出力する。また、パルス電圧発生器13はパル
ス電圧VP 、パルス幅W、パルス頻度1/T(Tは周
期)のパルスを出力し、このパルスを結合コンデンサ1
4を介して図2に示すように直流ベース電圧VB に重畳
する。
【0015】パルス電源制御回路15は、電圧検出器2
3から出力される直流電源22の直流電圧を示す信号に
基づいて直流ベース電源12及びパルス電圧発生器13
の制御を行う。尚、詳細は後述する。また、後段の移動
電極電気集塵部20に直流電圧を印加する移動電極集塵
部用直流電源21は、直流電源22と電圧検出器23と
から構成される。
3から出力される直流電源22の直流電圧を示す信号に
基づいて直流ベース電源12及びパルス電圧発生器13
の制御を行う。尚、詳細は後述する。また、後段の移動
電極電気集塵部20に直流電圧を印加する移動電極集塵
部用直流電源21は、直流電源22と電圧検出器23と
から構成される。
【0016】直流電源22は移動電極電気集塵部20に
直流電圧を印加する。尚、通常直流電圧を印加する直流
荷電方式の電気集塵装置では、ガス温度や含塵ガス組成
が変化しても必要十分な電荷を放電極から供給するた
め、定電流制御で運転している。本実施例の移動電極電
気集塵部20も同様に直流電源22から出力される直流
電流を一定に制御(定電流制御)して放電極20Bに直
流電圧を印加している。
直流電圧を印加する。尚、通常直流電圧を印加する直流
荷電方式の電気集塵装置では、ガス温度や含塵ガス組成
が変化しても必要十分な電荷を放電極から供給するた
め、定電流制御で運転している。本実施例の移動電極電
気集塵部20も同様に直流電源22から出力される直流
電流を一定に制御(定電流制御)して放電極20Bに直
流電圧を印加している。
【0017】このとき電圧検出器23は、直流電源22
から出力されている直流電圧を検出し、この直流電圧を
示す信号をパルス電源制御回路15に出力する。そし
て、パルス電源制御回路15はこの信号に基づいて直流
ベース電源12及びパルス電圧発生器13の制御を行
う。次に、上記のように構成された本発明に係る電気集
塵装置の作用について説明する。
から出力されている直流電圧を検出し、この直流電圧を
示す信号をパルス電源制御回路15に出力する。そし
て、パルス電源制御回路15はこの信号に基づいて直流
ベース電源12及びパルス電圧発生器13の制御を行
う。次に、上記のように構成された本発明に係る電気集
塵装置の作用について説明する。
【0018】まず図3に、移動電極電気集塵部20に定
電流制御された直流電源22によって印加される直流電
圧(直流印加電圧)が、移動電極電気集塵部20に送気
された含塵ガスの煤塵濃度により変化する様子を示した
グラフを示す。同図グラフは、前段のパルス荷電電気集
塵部10の荷電条件により集塵性能が変化し、後段の移
動電極電気集塵部20に送気される含塵ガスの煤塵濃度
が変化すると、後段の移動電極電気集塵部20の直流印
加電圧が変化することを実験で確かめたものである。
電流制御された直流電源22によって印加される直流電
圧(直流印加電圧)が、移動電極電気集塵部20に送気
された含塵ガスの煤塵濃度により変化する様子を示した
グラフを示す。同図グラフは、前段のパルス荷電電気集
塵部10の荷電条件により集塵性能が変化し、後段の移
動電極電気集塵部20に送気される含塵ガスの煤塵濃度
が変化すると、後段の移動電極電気集塵部20の直流印
加電圧が変化することを実験で確かめたものである。
【0019】同図に示すように、移動電極電気集塵部2
0に送気される含塵ガスの煤塵濃度が増加すると、移動
電極電気集塵部20の直流印加電圧が上昇する。これ
は、煤塵濃度が増加すると、ダストに捕獲されて移動す
る電荷が増加する結果、空間電荷の上昇と、総合的な電
荷の移動速度が遅くなることにより、見かけ上空間のイ
ンピーダンスが上昇することに起因する。従って、前段
のパルス荷電電気集塵部10での集塵性能が高いほど後
段の移動電極電気集塵部20の直流印加電圧が低下す
る。
0に送気される含塵ガスの煤塵濃度が増加すると、移動
電極電気集塵部20の直流印加電圧が上昇する。これ
は、煤塵濃度が増加すると、ダストに捕獲されて移動す
る電荷が増加する結果、空間電荷の上昇と、総合的な電
荷の移動速度が遅くなることにより、見かけ上空間のイ
ンピーダンスが上昇することに起因する。従って、前段
のパルス荷電電気集塵部10での集塵性能が高いほど後
段の移動電極電気集塵部20の直流印加電圧が低下す
る。
【0020】このことから、電圧検出器23によって検
出される移動電極電気集塵部20の直流印加電圧が最小
となるように、前段のパルス荷電電気集塵部10に印加
するパルス荷電電圧を制御すれば最適なパルス荷電運転
が可能になることが分かる。図4は、上述したパルス荷
電運転の制御手順の一実施例を示したフローチャートで
ある。
出される移動電極電気集塵部20の直流印加電圧が最小
となるように、前段のパルス荷電電気集塵部10に印加
するパルス荷電電圧を制御すれば最適なパルス荷電運転
が可能になることが分かる。図4は、上述したパルス荷
電運転の制御手順の一実施例を示したフローチャートで
ある。
【0021】パルス荷電電気集塵部10の運転開始時
に、まず、直流ベース電源12を起動し(ステップS1
0)、直流ベース電源12から出力する直流ベース電圧
VB を徐々に上げて行く。そして、集塵極10Aと放電
極10Bの間にコロナ放電が始まり直流ベース電流(直
流ベース電源から出力される直流電流)が流れ始めた電
圧VC で直流ベース電圧VB を固定する(ステップS1
2)。
に、まず、直流ベース電源12を起動し(ステップS1
0)、直流ベース電源12から出力する直流ベース電圧
VB を徐々に上げて行く。そして、集塵極10Aと放電
極10Bの間にコロナ放電が始まり直流ベース電流(直
流ベース電源から出力される直流電流)が流れ始めた電
圧VC で直流ベース電圧VB を固定する(ステップS1
2)。
【0022】次に、パルス電圧発生器13を起動して
(ステップS14)、まずパルス幅W、パルス頻度1/
Tをパルス電圧発生器13の動作範囲内で最小となるよ
うにセットし(ステップS16、18)、パルス電圧V
P を徐々に上げて行く(ステップS20)。このとき電
圧検出器23から出力される移動電極電気集塵部20の
直流印加電圧V2 をパルス電源制御回路15で監視し、
直流印加電圧V2 が減少するか否かを判定する(ステッ
プS22)。もし、直流印加電圧V2 が減少する場合に
は、パルス電圧VP を継続して上昇させ(ステップS2
0)、直流印加電圧V2 の減少が観測されなくなった時
点(直流印加電圧V2 が最小となった時点)で、パルス
電圧VP を固定する(ステップS24)。
(ステップS14)、まずパルス幅W、パルス頻度1/
Tをパルス電圧発生器13の動作範囲内で最小となるよ
うにセットし(ステップS16、18)、パルス電圧V
P を徐々に上げて行く(ステップS20)。このとき電
圧検出器23から出力される移動電極電気集塵部20の
直流印加電圧V2 をパルス電源制御回路15で監視し、
直流印加電圧V2 が減少するか否かを判定する(ステッ
プS22)。もし、直流印加電圧V2 が減少する場合に
は、パルス電圧VP を継続して上昇させ(ステップS2
0)、直流印加電圧V2 の減少が観測されなくなった時
点(直流印加電圧V2 が最小となった時点)で、パルス
電圧VP を固定する(ステップS24)。
【0023】続いて、パルス電圧発生器13のパルス幅
Wを徐々に増加させ(ステップS26)、上記と同様
に、直流印加電圧V2 が減少するか否かを判定する(ス
テップS28)。もし、直流印加電圧V2 が減少する場
合には、パルス幅Wを継続して増加させ(ステップS3
6)、直流印加電圧V2 の減少が観測されなくなった時
点(直流印加電圧V2 が最小となった時点)で、パルス
幅Wを固定する(ステップS30)。
Wを徐々に増加させ(ステップS26)、上記と同様
に、直流印加電圧V2 が減少するか否かを判定する(ス
テップS28)。もし、直流印加電圧V2 が減少する場
合には、パルス幅Wを継続して増加させ(ステップS3
6)、直流印加電圧V2 の減少が観測されなくなった時
点(直流印加電圧V2 が最小となった時点)で、パルス
幅Wを固定する(ステップS30)。
【0024】更に、パルス電圧発生器13のパルス頻度
1/Tを徐々に増加させ(ステップS32)、上記と同
様に、直流印加電圧V2 が減少するか否かを判定する
(ステップS34)。もし、直流印加電圧V2 が減少す
る場合には、パルス頻度1/Tを継続して増加させ(ス
テップS32)、直流印加電圧V2 の減少が観測されな
くなった時点(直流印加電圧V2 が最小となった時点)
で、パルス頻度1/Tを固定する(ステップS36)。
1/Tを徐々に増加させ(ステップS32)、上記と同
様に、直流印加電圧V2 が減少するか否かを判定する
(ステップS34)。もし、直流印加電圧V2 が減少す
る場合には、パルス頻度1/Tを継続して増加させ(ス
テップS32)、直流印加電圧V2 の減少が観測されな
くなった時点(直流印加電圧V2 が最小となった時点)
で、パルス頻度1/Tを固定する(ステップS36)。
【0025】このようにして決定されたパルス電圧
VP 、パルス幅W、パルス頻度1/Tが直流ベース電源
12から出力される直流ベース電圧VC に重畳される
と、直流ベース電圧VC だけではほとんど流れていなか
った直流ベース電流が上記で決定されたパルス電圧
VP 、パルス幅W、パルス頻度1/Tに応じた値で流れ
ることになり、このとき流れている直流ベース電流が最
適な直流ベース電流になる。
VP 、パルス幅W、パルス頻度1/Tが直流ベース電源
12から出力される直流ベース電圧VC に重畳される
と、直流ベース電圧VC だけではほとんど流れていなか
った直流ベース電流が上記で決定されたパルス電圧
VP 、パルス幅W、パルス頻度1/Tに応じた値で流れ
ることになり、このとき流れている直流ベース電流が最
適な直流ベース電流になる。
【0026】以後、パルス荷電電気集塵部10の直流ベ
ース電源12をこの直流ベース電流の値で定電流制御し
て運転する(パルス荷電電気集塵部10を定電流運転す
る)(ステップS38)。以上、パルス荷電運転の運転
開始時における制御手順を示したが、一般に、発塵源、
例えば、石炭燃料ボイラなどは、炭種や燃料量が1日の
中でも変化することがあり、それによって、ガス量、ガ
ス温度、ダスト含塵量、ダストの性状などが変化する。
従って、上記直流ベース電流やパルス電圧等の最適値も
変化する。
ース電源12をこの直流ベース電流の値で定電流制御し
て運転する(パルス荷電電気集塵部10を定電流運転す
る)(ステップS38)。以上、パルス荷電運転の運転
開始時における制御手順を示したが、一般に、発塵源、
例えば、石炭燃料ボイラなどは、炭種や燃料量が1日の
中でも変化することがあり、それによって、ガス量、ガ
ス温度、ダスト含塵量、ダストの性状などが変化する。
従って、上記直流ベース電流やパルス電圧等の最適値も
変化する。
【0027】このため、本実施例の電気集塵装置では、
タイマーにより設定した時間経過毎にこれらの最適値を
再調整するように動作させる。即ち、タイマーからの再
調整指示が出力されると(ステップS40)、その時の
直流ベース電圧で直流ベース電源12を定電圧制御に切
り替え(パルス荷電電気集塵部10を定電圧運転に切り
替え)(ステップS42)、以下、運転開始時と同様に
電圧検出器23で検出される後段の移動電極電気集塵部
20の直流印加電圧V2 が最小になるようにパルス電圧
発生器13のパルス電圧VP 、パルス幅W、パルス頻度
1/Tを決定し、それに応じて流れる直流ベース電流を
固定して、再びパルス荷電電気集塵部10を定電流運転
に切り替える。尚、タイマー設定時間が経過する前に、
電圧検出部23の検出値が前回調整時より設定値ΔV以
上変化した場合には(ステップS41)、上記と同様に
再調整を行うようにする。
タイマーにより設定した時間経過毎にこれらの最適値を
再調整するように動作させる。即ち、タイマーからの再
調整指示が出力されると(ステップS40)、その時の
直流ベース電圧で直流ベース電源12を定電圧制御に切
り替え(パルス荷電電気集塵部10を定電圧運転に切り
替え)(ステップS42)、以下、運転開始時と同様に
電圧検出器23で検出される後段の移動電極電気集塵部
20の直流印加電圧V2 が最小になるようにパルス電圧
発生器13のパルス電圧VP 、パルス幅W、パルス頻度
1/Tを決定し、それに応じて流れる直流ベース電流を
固定して、再びパルス荷電電気集塵部10を定電流運転
に切り替える。尚、タイマー設定時間が経過する前に、
電圧検出部23の検出値が前回調整時より設定値ΔV以
上変化した場合には(ステップS41)、上記と同様に
再調整を行うようにする。
【0028】以上のように、本実施例では、後段の移動
電極電気集塵部20の直流印加電圧が最小となるように
パルス電源11を制御し、図3に示したようにパルス荷
電電気集塵部10の出口煤塵濃度が最小となるように、
直流ベース電圧、直流ベース電流、パルス電圧、パルス
幅、パルス頻度を自動的に制御する。尚、本発明では、
後段の移動電極電気集塵部20の直流印加電圧を、前段
のパルス荷電電気集塵部10の出口煤塵濃度の検出信号
として使用しているが、これは後段が、高電気抵抗ダス
ト集塵でも逆電離現象を発生しない移動電極集塵装置を
定電流制御で運転しているために可能になっている。
電極電気集塵部20の直流印加電圧が最小となるように
パルス電源11を制御し、図3に示したようにパルス荷
電電気集塵部10の出口煤塵濃度が最小となるように、
直流ベース電圧、直流ベース電流、パルス電圧、パルス
幅、パルス頻度を自動的に制御する。尚、本発明では、
後段の移動電極電気集塵部20の直流印加電圧を、前段
のパルス荷電電気集塵部10の出口煤塵濃度の検出信号
として使用しているが、これは後段が、高電気抵抗ダス
ト集塵でも逆電離現象を発生しない移動電極集塵装置を
定電流制御で運転しているために可能になっている。
【0029】しかしながら、もし後段が逆電離現象を発
生する集塵装置である場合は、逆電離現象によって電流
が流れやすくなり、電流一定でも直流印加電圧が低下す
るため、電圧検出器の検出電圧の低下は煤塵濃度の低下
を示していることにはならない。従って、後段に逆電離
現象を発生しない移動電極電気集塵壮途を組み合わせる
必要がある。
生する集塵装置である場合は、逆電離現象によって電流
が流れやすくなり、電流一定でも直流印加電圧が低下す
るため、電圧検出器の検出電圧の低下は煤塵濃度の低下
を示していることにはならない。従って、後段に逆電離
現象を発生しない移動電極電気集塵壮途を組み合わせる
必要がある。
【0030】次に上記パルス荷電運転の制御手順とは異
なる他の実施例を示す。特願平6−317003号公報
に記載されたパルス荷電電気集塵装置によれば、パルス
荷電方式によって電気集塵装置を運転する場合、直流ベ
ース電圧の最適値は、ダストの性状によって変化せず、
ほぼ一定値をとり、直流ベース電流の最適値はダストの
電気抵抗が高いほどやや減少するが、パルス荷電が適用
されるダストの電気抵抗の範囲では大きく変わらないた
め最適値は一定とみなすことができる。このため、直流
ベース電圧及び直流ベース電流がこれら一定の最適値と
なるように直流ベース電圧に重畳するパルスのパルス電
圧やパルス幅等を制御すれば、ダストの性状によらず最
適なパルス荷電運転ができる。
なる他の実施例を示す。特願平6−317003号公報
に記載されたパルス荷電電気集塵装置によれば、パルス
荷電方式によって電気集塵装置を運転する場合、直流ベ
ース電圧の最適値は、ダストの性状によって変化せず、
ほぼ一定値をとり、直流ベース電流の最適値はダストの
電気抵抗が高いほどやや減少するが、パルス荷電が適用
されるダストの電気抵抗の範囲では大きく変わらないた
め最適値は一定とみなすことができる。このため、直流
ベース電圧及び直流ベース電流がこれら一定の最適値と
なるように直流ベース電圧に重畳するパルスのパルス電
圧やパルス幅等を制御すれば、ダストの性状によらず最
適なパルス荷電運転ができる。
【0031】このパルス荷電運転の制御方法は後段に移
動電極電気集塵部を持たない電気集塵装置にでも適用で
きるものであるが、本発明のように後段に移動電極電気
集塵部を設け、その印加電圧検出器を持つ構成のパルス
荷電電気集塵装置に応用して、直流ベース電流の細かい
調整を可能とすることで上記実施例と同様に、より広い
ダストの電気抵抗範囲に適用することが可能になる。
動電極電気集塵部を持たない電気集塵装置にでも適用で
きるものであるが、本発明のように後段に移動電極電気
集塵部を設け、その印加電圧検出器を持つ構成のパルス
荷電電気集塵装置に応用して、直流ベース電流の細かい
調整を可能とすることで上記実施例と同様に、より広い
ダストの電気抵抗範囲に適用することが可能になる。
【0032】図5は、このパルス荷電運転の制御手順を
示したフローチャートである。先ず、直流ベース電源1
2を起動し(ステップS50)、直流ベース電流を初期
値IB0に固定する(ステップS52)。次に、パルス電
圧発生器13を起動し(ステップS54)、パルス電圧
を印加する。そして、直流ベース電圧VB を読み取り
(ステップS56)、この直流ベース電圧VB が目標値
であるか否かを判定する(ステップS58)。尚、直流
ベース電圧VB は、上述した最適値である。
示したフローチャートである。先ず、直流ベース電源1
2を起動し(ステップS50)、直流ベース電流を初期
値IB0に固定する(ステップS52)。次に、パルス電
圧発生器13を起動し(ステップS54)、パルス電圧
を印加する。そして、直流ベース電圧VB を読み取り
(ステップS56)、この直流ベース電圧VB が目標値
であるか否かを判定する(ステップS58)。尚、直流
ベース電圧VB は、上述した最適値である。
【0033】もし、直流ベース電圧VB が目標値より小
さい場合には、パルス電圧VP を降下させ(ステップS
60)、直流ベース電圧VB を上昇させる。一方、直流
ベース電圧VB が目標値より大きい場合には、パルス電
圧VP を上昇させ(ステップS62)、直流ベース電圧
VB を降下させる。このようにして、直流ベース電圧V
B が目標値となるようにパルス電圧VP を制御し、ステ
ップS58で直流ベース電圧VB が目標値であると判定
した場合には、このときのパルス電圧VP を保持する
(ステップS64)。
さい場合には、パルス電圧VP を降下させ(ステップS
60)、直流ベース電圧VB を上昇させる。一方、直流
ベース電圧VB が目標値より大きい場合には、パルス電
圧VP を上昇させ(ステップS62)、直流ベース電圧
VB を降下させる。このようにして、直流ベース電圧V
B が目標値となるようにパルス電圧VP を制御し、ステ
ップS58で直流ベース電圧VB が目標値であると判定
した場合には、このときのパルス電圧VP を保持する
(ステップS64)。
【0034】次に、直流ベース電流IB を変化させ、電
圧検出器23によって検出される移動電極電気集塵部2
0の直流印加電圧V2 が減少するか否かを判定する(ス
テップS68)。もし、直流印加電圧V2 が減少した場
合にはこの直流印加電圧V2 が最小となるように直流ベ
ース電流IB を設定する(ステップS70)。このと
き、直流ベース電流IB を変化させることにより、直流
ベース電圧VB が目標値からずれる場合があるため、再
び、ステップS56に戻り上記と同様に直流ベース電圧
VBを目標値に設定し、直流ベース電流IB を変化させ
ても直流印加電圧V2 が減少しなくなるまで上記処理を
繰り返す。
圧検出器23によって検出される移動電極電気集塵部2
0の直流印加電圧V2 が減少するか否かを判定する(ス
テップS68)。もし、直流印加電圧V2 が減少した場
合にはこの直流印加電圧V2 が最小となるように直流ベ
ース電流IB を設定する(ステップS70)。このと
き、直流ベース電流IB を変化させることにより、直流
ベース電圧VB が目標値からずれる場合があるため、再
び、ステップS56に戻り上記と同様に直流ベース電圧
VBを目標値に設定し、直流ベース電流IB を変化させ
ても直流印加電圧V2 が減少しなくなるまで上記処理を
繰り返す。
【0035】これにより、直流ベース電圧VB が目標値
かつ直流印加電圧V2 が最小となるような直流ベース電
流IB を設定することができる。そして、この手順を電
気集塵装置の動作中に所定時間おきに繰り返し行うこと
により、ダストの性状に応じて最適なパルス荷電を行う
ことができる。尚、上記実施例では、パルス電源11か
らのパルス出力の制御をパルス電圧、パルス幅及びパル
ス頻度のうち、全て要素(1番目の実施例)、又はパル
ス電圧(2番目の実施例)で行っていたが、これに限ら
ず、パルス電圧、パルス幅及びパルス頻度のうち、任意
の要素又はこれら要素の任意の組み合わせによって行っ
てもよい。
かつ直流印加電圧V2 が最小となるような直流ベース電
流IB を設定することができる。そして、この手順を電
気集塵装置の動作中に所定時間おきに繰り返し行うこと
により、ダストの性状に応じて最適なパルス荷電を行う
ことができる。尚、上記実施例では、パルス電源11か
らのパルス出力の制御をパルス電圧、パルス幅及びパル
ス頻度のうち、全て要素(1番目の実施例)、又はパル
ス電圧(2番目の実施例)で行っていたが、これに限ら
ず、パルス電圧、パルス幅及びパルス頻度のうち、任意
の要素又はこれら要素の任意の組み合わせによって行っ
てもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電気集
塵装置によれば、後段の移動電極電気集塵装置における
定電流制御された直流電源の出力電圧を電圧検出手段に
よって検出し、この電圧検出手段によって検出した電圧
値が低くなるように、前段のパルス荷電電気集塵装置に
おけるパルス電源のパルス出力又は直流ベース電源の直
流ベース電流を制御するようにしたため、パルス荷電電
気集塵装置にはダスト性状に応じた最適なパルス荷電電
圧が印加され、ダスト性状によらず最良の効率で集塵す
ることができる。
塵装置によれば、後段の移動電極電気集塵装置における
定電流制御された直流電源の出力電圧を電圧検出手段に
よって検出し、この電圧検出手段によって検出した電圧
値が低くなるように、前段のパルス荷電電気集塵装置に
おけるパルス電源のパルス出力又は直流ベース電源の直
流ベース電流を制御するようにしたため、パルス荷電電
気集塵装置にはダスト性状に応じた最適なパルス荷電電
圧が印加され、ダスト性状によらず最良の効率で集塵す
ることができる。
【図1】図1は本発明に係る電気集塵装置の一実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】図2は図1におけるパルス電源から出力される
電圧波形を示した説明図である。
電圧波形を示した説明図である。
【図3】図3は、移動電極電気集塵部20に定電流制御
された直流電源22によって印加される直流電圧(直流
印加電圧)が、移動電極電気集塵部20に送気された含
塵ガスの煤塵濃度により変化する様子を示したグラフを
示す。
された直流電源22によって印加される直流電圧(直流
印加電圧)が、移動電極電気集塵部20に送気された含
塵ガスの煤塵濃度により変化する様子を示したグラフを
示す。
【図4】図4は、パルス荷電運転の制御手順の一実施例
を示したフローチャートである。
を示したフローチャートである。
【図5】図5は、パルス荷電運転の制御手順の他の実施
例を示したフローチャートである。
例を示したフローチャートである。
10…パルス荷電電気集塵部 10A…集塵極 10B…放電極 11…パルス電源 12…直流ベース電源 13…パルス電圧発生器 14…結合コンデンサ 15…パルス電源制御回路 20…移動電極電気集塵部 20A…移動集塵極 20B…放電極 21…移動電極集塵部用直流電源 22…直流電源 23…電圧検出器
Claims (5)
- 【請求項1】 直流ベース電源から出力される直流ベー
ス電圧とパルス電源から出力されるパルス電圧を重畳し
て得られるパルス荷電電圧を電気集塵器内に設けられた
放電極と集塵極の間に印加して含塵ガスのダストを捕集
するパルス荷電電気集塵装置と、該パルス荷電電気集塵
装置の後段に設けられ、定電流制御された直流電源から
出力される直流電圧を電気集塵器内に設けられた放電極
と輪転可能な集塵極の間に印加し、前記パルス荷電電気
集塵装置から排出された処理ガスの残りのダストを捕集
するとともに前記集塵極を輪転させて捕集したダストを
払い落とす移動電極電気集塵装置とから成る電気集塵装
置において、 前記移動電極電気集塵装置における前記直流電源の直流
電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段によって検出された前記直流電源の直
流電圧が低くなるように前記パルス電源から出力される
パルス出力又は前記直流ベース電源から出力される直流
ベース電流を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電気集塵装置。 - 【請求項2】 前記制御手段による前記パルス電源から
出力されるパルス出力の制御時には前記直流ベース電源
を所定の電圧値で定電圧制御し、制御後は前記直流ベー
ス電源の出力電流を読み取り、この電流値で定電流制御
することを特徴とする請求項1の電気集塵装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記パルス電源から出
力されるパルス出力のパルス電圧、パルス幅及びパルス
頻度のうち少なくとも1つを制御することを特徴とする
請求項1又は2の電気集塵装置。 - 【請求項4】 前記制御手段による前記パルス電源から
出力されるパルス出力の制御は、所定時間置き又は運転
条件の変化時に行うことを特徴とする請求項1又は2の
電気集塵装置。 - 【請求項5】 前記制御手段による前記パルス電源から
出力されるパルス出力の再制御時は、前記直流ベース電
源の出力電圧を読み取り、この電圧値で定電圧制御する
ことを特徴とする請求項2の電気集塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14589195A JP3422449B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 電気集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14589195A JP3422449B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 電気集塵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09975A true JPH09975A (ja) | 1997-01-07 |
| JP3422449B2 JP3422449B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=15395447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14589195A Expired - Fee Related JP3422449B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 電気集塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3422449B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012179526A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 電気集塵装置の改造方法、電気集塵装置 |
| KR20150068212A (ko) * | 2013-12-11 | 2015-06-19 | 주식회사 포스코아이씨티 | 마이크로 펄스 시스템, 마이크로 펄스 시스템의 제어방법, 및 마이크로 펄스 시스템을 포함하는 전기 집진장치 |
| CN117123369A (zh) * | 2023-09-27 | 2023-11-28 | 邵阳中力纺织机械技术有限公司 | 一种烟气净化消白装置 |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP14589195A patent/JP3422449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012179526A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 電気集塵装置の改造方法、電気集塵装置 |
| KR20150068212A (ko) * | 2013-12-11 | 2015-06-19 | 주식회사 포스코아이씨티 | 마이크로 펄스 시스템, 마이크로 펄스 시스템의 제어방법, 및 마이크로 펄스 시스템을 포함하는 전기 집진장치 |
| CN117123369A (zh) * | 2023-09-27 | 2023-11-28 | 邵阳中力纺织机械技术有限公司 | 一种烟气净化消白装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3422449B2 (ja) | 2003-06-30 |
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