JPH099760A - 移動農機の除塵装置 - Google Patents

移動農機の除塵装置

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JPH099760A
JPH099760A JP7187916A JP18791695A JPH099760A JP H099760 A JPH099760 A JP H099760A JP 7187916 A JP7187916 A JP 7187916A JP 18791695 A JP18791695 A JP 18791695A JP H099760 A JPH099760 A JP H099760A
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Toshinori Kirihata
畑 俊 紀 桐
Ryuji Ninomiya
宮 龍 二 二
Koichi Kawasaki
崎 晃 一 川
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] ロータリスクリーンの表面に付着する塵を
空気吸込力で吸気ダクト内に吸込んで除去する除塵装置
にあって、ロータリスクリーンとこの周囲の防護カバー
との間に形成される隙間の密封性を向上させる。 [構成] ロータリスクリーン(31)の表面に付着
する塵を、空気吸込力でもって吸気ダクト(43)に吸
込んで除去するようにした移動農機の除塵装置におい
て、前記ロータリスクリーン(31)の周囲を覆う防護
カバー(29)の内円周部或いはロータリスクリーンの
外円周部の何れか一方にシールブラシ(53)を植設さ
せ、ロータリスクリーン(31)と防護カバー(29)
間に形成される隙間(55)をシールブラシ(53)で
密封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばコンバインなど移
動農機に用いられるエンジンの冷却風取入口の防塵用ロ
ータリスクリーンに付着する塵埃を、吸気ダクトからの
吸引風力で吸引除去し、スクリーンの防塵性能を安定維
持させるようにした移動農機の除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータリスクリーンの円周端縁にゴムリ
ップシールを固着させ、スクリーン周囲を覆う防護カバ
ーの内側面にシールのリップ部を摺接させて、スクリー
ンとカバー間の隙間から塵が侵入するのを防止する手段
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、防護カバ
ーに対するリップシールの追従性不良のため隙間ができ
塵が侵入するばかりでなく、カバーとシール間の摺動抵
抗も大きくロータリスクリーンを駆動するモータの負荷
を大とさせて、モータを短命化させたり容量の増大化を
必要とさせていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、ロ
ータリスクリーンの表面に付着する塵を、空気吸込力で
もって吸気ダクトに吸込んで除去するようにした移動農
機の除塵装置において、前記ロータリスクリーンの周囲
を覆う防護カバーの内円周部或いはロータリスクリーン
の外円周部の何れか一方にシールブラシを植設させ、ロ
ータリスクリーンと防護カバー間に形成される隙間をシ
ールブラシで密封するもので、従来のリップシールに比
べ、カバー摺接面に対するシールブラシの追従性を良好
とさせ、また塵の侵入径路を複雑化して効果的に隙間よ
り塵の侵入するのを防止すると共に、摺動抵抗を小とさ
せてロータリスクリーンを駆動するモータの負荷を低減
させて、モータを延命化させたりモータの小容量化を可
能とさせるものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はロータリスクリーンのシール部の説明図、
図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であ
り、図中(1)は走行クローラ(2)をトラックフレー
ム(3)に装備する機台、(4)は軸流式のスクリュ形
扱胴(5)及び揺動選別部などを備えていて前記機台
(1)に搭載する脱穀部、(6)は揚穀筒(7)を介し
て取出す脱穀部(4)の穀粒を溜める穀物タンク、
(8)は前記脱穀部(4)の下部前方に油圧シリンダ
(9)を介して昇降可能に装設する刈取部、(10)は
運転席(11)及び運転操作部(12)を備えて前記穀
物タンク(6)の前方に配設させる運転キャビン、(1
3)は前記穀物タンク(6)の後方に備えていてエンジ
ン(14)を内設するエンジン部、(15)は前記穀物
タンク(6)内の穀粒を下部排出オーガ(16)を介し
取出す穀粒上部搬出オーガである。
【0006】そして前記刈取部(8)は、未刈り穀稈を
取入れる穀物刈取ヘッダー(17)と、該ヘッダー(1
7)の後部略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部(4)
に送給するフィーダハウス(18)によって構成すると
共に、未刈り穀稈掻込み用リール(19)と、往復駆動
型刈刃(20)と、穀稈掻込オーガ(21)とを前記穀
物ヘッダー(17)に備え、前記ヘッダー(17)に取
込まれる刈取穀稈をフィーダハウス(18)に内設する
供給チェンコンベア(22)を介し脱穀部(4)に送り
込んで脱穀処理するように構成している。
【0007】また前記脱穀部(4)の右外側には二番還
元筒(23)を配備させていて、二番処理物を選別部に
戻して再選別するように設けている。
【0008】図4乃至図9にも示す如く、前記エンジン
(14)の燃焼室の冷却を行うエンジンラジエータ(2
4)と、ラジエータ冷却用の外気吸込ファン(25)
と、運転キャビン(11)送風冷却用のインタクーラ
(26)を、前記エンジン部(13)上方のラジエータ
冷却室(27)に配設して、エンジン部(13)下方の
エンジンルーム(28)とは隔離させるように構成して
いる。
【0009】そして、前記エンジン部(13)の右外側
にエンジンカバー(29)を開閉自在に設けるもので、
前記冷却室(27)に外気である冷却用空気を取入れる
円形の外気取入口(30)をエンジンカバー(29)に
開設すると共に、該取入口(30)に防塵用のロータリ
スクリーン(31)を配設して、該スクリーン(31)
で除塵後の清浄空気によってオイルクーラ(26)及び
ラジエータ(24)の冷却を行うように構成している。
【0010】前記スクリーン(31)は、エンジンカバ
ー(29)の内側で外気取入口(30)の斜直径方向に
固定する支持フレーム(32)に、中央支軸(33)を
回転自在に枢支させると共に、図10にも示す如く、前
記スクリーン(31)の折曲周縁部(31a)を外周及
び内周側より圧接する外接及び内接ローラ(34)(3
5)を、支持フレーム(32)の同一アーム支軸(3
6)に揺動自在に枢支する外接及び内接用アーム(3
7)(38)の先端及び中間部にそれぞれ枢支させ、前
記内接用アーム(38)先端のバネ取付片(39)と、
外接用アーム(37)先端間にローラ圧接バネ(40)
を張架させ、外接用アーム(37)に設けて外接ローラ
(34)を回転駆動するスクリーン回転モータ(41)
でもってスクリーン(31)の回転を行うように構成し
ている。
【0011】また、前記スクリーン(31)の右側表面
上で半径方向に吸気口(42)を臨ませる筒形の吸気ダ
クト(43)をエンジンカバー(29)に固定支持さ
せ、該ダクト(43)の基端側排気口(44)を、冷却
室(27)の左側後部に配設する吸気ファン(45)の
ファンケース(46)に吸引管(47)を介し連通接続
させて、吸気ファン(45)の空気吸込力でもってスク
リーン(31)の表面上に付着する塵を吸気口(42)
より吸気ダクト(43)内に吸込んで、エンジン(1
4)左側後方の機台(1)下に排塵管(48)を介し排
出させるように構成している。
【0012】なお、図中(49)(50)はエンジン
(14)に供給される燃焼用空気のエアクリーナ及びプ
リクリーナ、(51)はエンジン(14)の排気管(5
2)に設けるマフラーである。
【0013】ところで、前記スクリーン(31)は円板
状の外周を略90度折曲げて折曲周縁部(31a)を形
成し、該周縁部(31a)の外端側を外接及び内接ロー
ラ(34)(35)で圧接支持すると共に、合成樹脂製
のシールブラシ(53)を植設する弾性ブラシ基体(5
3a)を周縁部(31a)内端側の外周面に固着させて
いる。そして前記支軸(33)を中心として外気取入口
(30)より大径の内周面(54a)を有する円筒形の
シール体(54)をエンジンカバー(29)の内側面に
一体的に固設して、前記ブラシ(53)の先端部を内周
面(54a)の略全巾に亘って摺接させて、エンジンカ
バー(29)とスクリーン(31)間に形成される隙間
(55)をブラシ(53)で密封して、隙間(55)か
ら塵などが侵入するのを防止するように構成している。
【0014】また前記吸気ダクト(43)のスクリーン
(31)を介した冷却室(27)内の吸気口(42)対
向位置に、吸気口(42)より大形状の遮蔽板(56)
を設けて、吸込ファン(25)の吸引力が吸気口(4
2)方向に及ぶのを阻止し、吸込ファン(25)の吸引
の影響を受けることのない良好な吸気ダクト(43)の
吸込みを行わしめるように構成している。
【0015】さらに図11に示す如く、前記吸気ダクト
(43)の吸気口(42)にあってスクリーン(31)
の回転方向に対し入口側となる吸気ダクト(43)の断
面コ形状の下側端縁とスクリーン(31)表面間の入口
隙間(57)を一定広巾(T)に拡大、また出口側とな
る上側端縁とスクリーン(31)表面間の出口隙間(5
8)を一定狭巾(t)に狭めて、スクリーン(31)の
回転中スクリーン(31)表面に付着する塵が入口隙間
(57)より吸気ダクト(43)内に入るのを容易とさ
せると共に、該ダクト(43)内に入った塵が出口隙間
(58)より出ていくのを最大阻止して、吸気ダクト
(43)による完全な塵の吸引除去を行わしめるように
構成している。
【0016】一方図3、図4、図12に示す如く、前記
刈取部(8)の正逆転駆動を行う正逆転ギヤ機構(5
9)を、フィーダハウス(18)と運転席(11)後部
間の下方に設けた刈取入力ケース(60)に設けるもの
で、該入力ケース(60)の入力軸(61)をエンジン
(14)からのカウンタ軸(62)にプーリ(63)
(64)及びベルト(65)を介し連動連結させると共
に、入力ケース(60)の出力軸(66)をフィーダハ
ウス(18)の刈取駆動軸(67)にスプロケット(6
8)(69)及びチェン(70)を介し連動連結させて
いる。また、入力軸(61)に取付ける中央の駆動ベベ
ルギヤ(71)に対し、出力軸(66)に対向状に遊転
支持する2つの従動ベベルギヤ(72)(73)を18
0度対称に常時噛合わせると共に、これら対向するベベ
ルギヤ(72)(73)間で出力軸(66)上に摺動自
在にスプライン嵌合させるスライドギヤ(74)のアウ
タギヤ部(74a)(74b)を切換フォーク(75)
によって2つの従動ベベルギヤ(72)(73)のイン
ナーギヤ部(72a)(73a)に噛合せることによっ
て、出力軸(66)を正逆回転させるように構成してい
る。
【0017】そして脱穀部(4)前側の右側面と運転キ
ャビン(10)後部間を連結するキャビン後フレーム
(76)にレバー取付板(77)を介し正逆切換レバー
(78)を設けるもので、該切換レバー(78)を脱穀
部(4)と運転キャビン(10)間で運転席(11)側
方位置に設けると共に、前記フォーク(75)のフォー
ク軸(79)を摺動操作する揺動アーム(80)にロッ
ド(81)を介して前記切換レバー(78)を連動連結
させて、運転キャビン(10)左側の窓から手を出して
切換レバー(78)を操作し、前記フォーク(75)に
ロッド(81)を介し作業者の切換操作力を直接的に伝
達させることによって、容易にして確実なこの正逆転の
切換えを可能とさせるように構成している。
【0018】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、エンジンカバー(29)とロータリスクリーン(3
1)間に形成される隙間(55)を、スクリーン折曲周
縁部(31a)に植設してカバー(29)側のシール体
内周面(54a)に摺接させるブラシ(53)によって
密封して、塵などの内部への侵入を防止できるもので、
従来のゴムリップシールを用いるものに比べ、カバー
(29)に対する追従性を良好とさせて密封性を向上さ
せ、また摺動抵抗を小とさせてスクリーン(31)を回
転するモータ(41)の駆動負荷を低減させてモータ
(41)寿命の延命化や、モータ(41)の小容量化を
図り、さらにスクリーン(31)の回転支軸(33)を
中心としたシール体内周面(54a)でブラシ(53)
との密封によってこのシール部での変動を最大に抑制し
た精度良好な密封を可能とさせ、さらにブラシ(53)
によって塵の侵入径路と複雑化させてより密封効果を向
上させることができるものである。
【0019】また図13に示す如く、前記スクリーン折
曲周縁部(31a)とシール体内周面(54a)の両方
にブラシ(53)を植設して、ブラシ(53)を対向配
設することによって、塵の侵入径路をさらに複雑化させ
て密封効果を向上させることができるもので、ブラシ
(53)によるシール部を対向2箇所以上に設ける程一
層この効果を向上させることができる。
【0020】なお、前述実施例にあってはブラシ(5
3)を防塵装置に用いる構成を示したが集塵装置にも使
用できるものである。
【0021】さらに、図14に示すものは、運転キャビ
ン(10)内を暖房するエアヒータ(82)の熱源にエ
ンジンラジエータ(24)内の水を使用する構成例にあ
って、運転キャビン(10)の下方に刈取昇降用の油圧
シリンダ(9)の作動油冷却用のオイルクーラ(83)
を配設する構造にあっては、前記エアヒータ(82)と
オイルクーラ(83)間を配管(84)接続して、ラジ
エータ(24)より近いオイルクーラ(83)の熱源を
用いることによって、配管経路を短縮化して構造の簡素
化を可能にできるものである。
【0022】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、ロータリスクリーン(31)の表面に付着する塵
を、空気吸込力でもって吸気ダクト(43)に吸込んで
除去するようにした移動農機の除塵装置において、前記
ロータリスクリーン(31)の周囲を覆う防護カバー
(29)の内円周部或いはロータリスクリーンの外円周
部の何れか一方にシールブラシ(53)を植設させ、ロ
ータリスクリーン(31)と防護カバー(29)間に形
成される隙間(55)をシールブラシ(53)で密封す
るものであるから、従来のリップシールを用いたものに
比べ、カバー摺接面に対するシールブラシ(53)の追
従性を良好とさせ、また塵の侵入径路を複雑化して効果
的に隙間(55)より塵の侵入するのを防止できると共
に、摺動抵抗を小とさせてロータリスクリーン(31)
を駆動するモータ(41)の負荷を低減させて、モータ
(41)を延命化させたりモータ(41)の小容量化を
可能とさせることができるなど顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリスクリーンのシール部の説明図であ
る。
【図2】コンバインの全体側面図である。
【図3】コンバインの全体平面図である。
【図4】コンバイン本体の正面説明図である。
【図5】エンジン部の側面説明図である。
【図6】エンジン部の背面説明図である。
【図7】エンジン部の平面説明図である。
【図8】ロータリスクリーン部の側面説明図である。
【図9】ロータリスクリーン部の平面説明図である。
【図10】ロータリスクリーンの回転駆動部の説明図で
ある。
【図11】吸気ダクトの断面説明図である。
【図12】刈取入力ケース部の断面説明図である。
【図13】防塵ブラシの説明図である。
【図14】エアヒータを有する運転キャビン部の説明図
である。
【符号の説明】
(29) カバー (31) ロータリスクリーン (43) 吸気ダクト (53) ブラシ (55) 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川 崎 晃 一 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリスクリーンの表面に付着する塵
    を、空気吸込力でもって吸気ダクトに吸込んで除去する
    ようにした移動農機の除塵装置において、前記ロータリ
    スクリーンの周囲を覆う防護カバーの内円周部或いはロ
    ータリスクリーンの外円周部の何れか一方にシールブラ
    シを植設させ、ロータリスクリーンと防護カバー間に形
    成される隙間をシールブラシで密封するように設けたこ
    とを特徴とする移動農機の除塵装置。
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