JPH0998092A - 量子化歪低減装置 - Google Patents
量子化歪低減装置Info
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- JPH0998092A JPH0998092A JP7276698A JP27669895A JPH0998092A JP H0998092 A JPH0998092 A JP H0998092A JP 7276698 A JP7276698 A JP 7276698A JP 27669895 A JP27669895 A JP 27669895A JP H0998092 A JPH0998092 A JP H0998092A
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- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 16
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 24
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/66—Digital/analogue converters
- H03M1/661—Improving the reconstruction of the analogue output signal beyond the resolution of the digital input signal, e.g. by interpolation, by curve-fitting, by smoothing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディジタル信号の量子化歪を低減する。
【解決手段】 ディジタルローパスフィルタ3〜5によ
り、ビット長を下位方向に拡張しながら入力ディジタル
信号D0 の内、所定のカットオフ周波数以下の低域成分
を取り出し、一方、計数器2により、入力ディジタル信
号D0 の各点につき、前後に同一の値が連続する点の数
を計数する。そして、選択手段6により、計数器2での
計数結果に基づき、入力ディジタル信号D0 の内、計数
値が一定以下の区間は遅延器8とビット拡張回路9とに
より、時間調整と下位方向にビット長を拡張した入力デ
ィジタル信号D1 を選択して出力し、計数値が一定以上
の区間は、ディジタルローパスフィルタ3〜5の内、計
数値が大きい程、よりカットオフ周波数の低いフィルタ
を択一的に通した信号を選択して出力する。
り、ビット長を下位方向に拡張しながら入力ディジタル
信号D0 の内、所定のカットオフ周波数以下の低域成分
を取り出し、一方、計数器2により、入力ディジタル信
号D0 の各点につき、前後に同一の値が連続する点の数
を計数する。そして、選択手段6により、計数器2での
計数結果に基づき、入力ディジタル信号D0 の内、計数
値が一定以下の区間は遅延器8とビット拡張回路9とに
より、時間調整と下位方向にビット長を拡張した入力デ
ィジタル信号D1 を選択して出力し、計数値が一定以上
の区間は、ディジタルローパスフィルタ3〜5の内、計
数値が大きい程、よりカットオフ周波数の低いフィルタ
を択一的に通した信号を選択して出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は量子化歪低減装置に係
り、とくに入力ディジタル信号の量子化歪を軽減できる
量子化歪低減装置に関する。
り、とくに入力ディジタル信号の量子化歪を軽減できる
量子化歪低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ信号をディジタル信号に変換
(A/D変換)し、その後、ディジタル信号をアナログ
信号に逆変換(D/A変換)する場合、必ず、量子化歪
が付加されてしまう。この量子化歪は元のアナログ信号
のダイナミックレンジが小さい程、大きく目立つ性質が
有る。例えば、図19の如く、2kHzの減衰波の後半
部分に10kHzの正弦波を重ねたアナログ信号Xを例
にして、Xをサンプリング周波数48kHzで標本化
し、16ビットで量子化しディジタル信号D0 に変換す
ると、図20の如く、2kHzの減衰波の後半部分に同
じ値のデータが連続した区間が発生する(図20では、
ディジタル信号D0 の各ディジタルデータはそのディジ
タル値の長さを持つインパルス列で表現してある。)。
(A/D変換)し、その後、ディジタル信号をアナログ
信号に逆変換(D/A変換)する場合、必ず、量子化歪
が付加されてしまう。この量子化歪は元のアナログ信号
のダイナミックレンジが小さい程、大きく目立つ性質が
有る。例えば、図19の如く、2kHzの減衰波の後半
部分に10kHzの正弦波を重ねたアナログ信号Xを例
にして、Xをサンプリング周波数48kHzで標本化
し、16ビットで量子化しディジタル信号D0 に変換す
ると、図20の如く、2kHzの減衰波の後半部分に同
じ値のデータが連続した区間が発生する(図20では、
ディジタル信号D0 の各ディジタルデータはそのディジ
タル値の長さを持つインパルス列で表現してある。)。
【0003】ディジタル信号DをD/A変換すること
は、一般的にディジタルデータの値に比例した高さとサ
ンプリング周期の幅を持つ矩形波を出力すること、すな
わち、図20のインパルス列にホールド特性を持たせる
ことと等価であり、D/A変換出力は図21の如くな
る。元のアナログ信号が音声信号であれば、折り返し歪
除去用のカットオフ周波数20kHzのアナログローパ
スフィルタに通されて図22の如く波形となる。図22
の最初の部分は矩形波の矩形がだいたい崩されていて、
量子化歪が比較的小さくなっているが、真ん中から後半
に掛けての部分は階段波となっており、量子化歪の改善
は余りなされない。
は、一般的にディジタルデータの値に比例した高さとサ
ンプリング周期の幅を持つ矩形波を出力すること、すな
わち、図20のインパルス列にホールド特性を持たせる
ことと等価であり、D/A変換出力は図21の如くな
る。元のアナログ信号が音声信号であれば、折り返し歪
除去用のカットオフ周波数20kHzのアナログローパ
スフィルタに通されて図22の如く波形となる。図22
の最初の部分は矩形波の矩形がだいたい崩されていて、
量子化歪が比較的小さくなっているが、真ん中から後半
に掛けての部分は階段波となっており、量子化歪の改善
は余りなされない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様に、信号の振幅
が微小な区間(信号のダイナミックレンジがディジタル
データの1LSB分に近い区間)では、同一の値のディ
ジタルデータが連続する事により、D/A変換後も顕著
な量子化歪が残ってしまう。図22の真ん中から後半に
掛けての部分を元のアナログ信号の波形に近づけるに
は、カットオフ周波数が20kHzでなく3kHz程度
のアナログローパスフィルタに通せば良いが、今度は、
図23に示す如く、後半に重っている周波数の高い10
kHzの信号部分が減衰してしまう問題がある。本発明
は上記した従来技術の問題に鑑み、量子化歪を低減でき
る量子化歪低減装置を提供することを、その目的とす
る。
が微小な区間(信号のダイナミックレンジがディジタル
データの1LSB分に近い区間)では、同一の値のディ
ジタルデータが連続する事により、D/A変換後も顕著
な量子化歪が残ってしまう。図22の真ん中から後半に
掛けての部分を元のアナログ信号の波形に近づけるに
は、カットオフ周波数が20kHzでなく3kHz程度
のアナログローパスフィルタに通せば良いが、今度は、
図23に示す如く、後半に重っている周波数の高い10
kHzの信号部分が減衰してしまう問題がある。本発明
は上記した従来技術の問題に鑑み、量子化歪を低減でき
る量子化歪低減装置を提供することを、その目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の量子化歪低減装
置では、ビット長を下位方向に拡張しながら入力ディジ
タル信号の内、所定のカットオフ周波数以下の低域成分
を取り出すディジタルフィルタと、入力ディジタル信号
の各点につき、前後に同一の値が連続する点の数を計数
する計数手段と、計数手段での計数結果に基づき、入力
ディジタル信号の内、計数値が一定以下の区間はビット
長を下位方向に拡張した入力ディジタル信号を選択して
出力し、計数値が一定以上の区間はディジタルフィルタ
を通した信号を選択して出力する選択手段と、を備えた
ことを特徴としている。
置では、ビット長を下位方向に拡張しながら入力ディジ
タル信号の内、所定のカットオフ周波数以下の低域成分
を取り出すディジタルフィルタと、入力ディジタル信号
の各点につき、前後に同一の値が連続する点の数を計数
する計数手段と、計数手段での計数結果に基づき、入力
ディジタル信号の内、計数値が一定以下の区間はビット
長を下位方向に拡張した入力ディジタル信号を選択して
出力し、計数値が一定以上の区間はディジタルフィルタ
を通した信号を選択して出力する選択手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0006】また、ディジタルフィルタを複数個設ける
とともに、各ディジタルフィルタに異なるカットオフ周
波数を持たせ、選択手段は、計数手段で計数した計数値
が一定以下の区間はビット長を下位方向に拡張した入力
ディジタル信号を選択して出力し、計数値が一定以上の
区間は、計数値がより大きい程、カットオフ周波数のよ
り低いディジタルフィルタを通過した信号を択一的に選
択するようにしたこと、を特徴としている。
とともに、各ディジタルフィルタに異なるカットオフ周
波数を持たせ、選択手段は、計数手段で計数した計数値
が一定以下の区間はビット長を下位方向に拡張した入力
ディジタル信号を選択して出力し、計数値が一定以上の
区間は、計数値がより大きい程、カットオフ周波数のよ
り低いディジタルフィルタを通過した信号を択一的に選
択するようにしたこと、を特徴としている。
【0007】また、選択手段の出力に生じた不連続点を
抽出する抽出手段と、選択手段の出力中の不連続点を連
続化する修正手段を備えたこと、を特徴としている。
抽出する抽出手段と、選択手段の出力中の不連続点を連
続化する修正手段を備えたこと、を特徴としている。
【0008】抽出手段は選択手段の出力の各点の値と入
力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を不
連続点として抽出するようにしたこと、を特徴としてい
る。
力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を不
連続点として抽出するようにしたこと、を特徴としてい
る。
【0009】また、抽出手段は選択手段の出力の各点の
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、入力ディジタル信号の対応する点に
前記差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換して
連続化するようにしたこと、を特徴としている。
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、入力ディジタル信号の対応する点に
前記差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換して
連続化するようにしたこと、を特徴としている。
【0010】また、抽出手段は選択手段の出力の各点の
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、該不連続点の値に前記差の正負に応
じて所定値を減算または加算した値に置換して連続化す
るようにしたこと、を特徴としている。
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、該不連続点の値に前記差の正負に応
じて所定値を減算または加算した値に置換して連続化す
るようにしたこと、を特徴としている。
【0011】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点近傍の複
数点の平均値に置換して連続化するようにしたこと、を
特徴としている。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点近傍の複
数点の平均値に置換して連続化するようにしたこと、を
特徴としている。
【0012】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の値と入
力ディジタル信号の対応点の値の平均値に置換して連続
化するようにしたこと、を特徴としている。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の値と入
力ディジタル信号の対応点の値の平均値に置換して連続
化するようにしたこと、を特徴としている。
【0013】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の直前に
選択手段から出力された不連続点でない点の値に置換し
て連続化するようにしたこと、を特徴としている。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の直前に
選択手段から出力された不連続点でない点の値に置換し
て連続化するようにしたこと、を特徴としている。
【0014】
【作用】本発明の量子化歪低減装置によれば、ディジタ
ルフィルタにより、ビット長を下位方向に拡張しながら
入力ディジタル信号の内、所定のカットオフ周波数以下
の低域成分を取り出し、一方、計数手段により、入力デ
ィジタル信号の各点につき、前後に同一の値が連続する
点の数を計数する。そして、選択手段により、計数手段
での計数結果に基づき、入力ディジタル信号の内、計数
値が一定以下の区間はビット長を下位方向に拡張した入
力ディジタル信号を選択して出力し、計数値が一定以上
の区間はディジタルフィルタを通した信号を選択して出
力する。これにより、入力ディジタル信号の内、同一の
値が一定以上連続し、信号振幅に比して量子化歪の比較
的大きな区間はディジタルフィルタにより、ビット長を
下位方向に拡張しながら所定のカットオフ周波数以下の
低域成分を取り出した信号に置き換えられるので、滑ら
かな曲線となり、量子化歪を低減することができる。ま
た、同一の値が一定以上連続せず、信号振幅に比して量
子化歪の比較的小さな区間はビット長を下位方向に拡張
した入力ディジタル信号の波形のままとなるので、高域
成分が不用意に減衰することはない。
ルフィルタにより、ビット長を下位方向に拡張しながら
入力ディジタル信号の内、所定のカットオフ周波数以下
の低域成分を取り出し、一方、計数手段により、入力デ
ィジタル信号の各点につき、前後に同一の値が連続する
点の数を計数する。そして、選択手段により、計数手段
での計数結果に基づき、入力ディジタル信号の内、計数
値が一定以下の区間はビット長を下位方向に拡張した入
力ディジタル信号を選択して出力し、計数値が一定以上
の区間はディジタルフィルタを通した信号を選択して出
力する。これにより、入力ディジタル信号の内、同一の
値が一定以上連続し、信号振幅に比して量子化歪の比較
的大きな区間はディジタルフィルタにより、ビット長を
下位方向に拡張しながら所定のカットオフ周波数以下の
低域成分を取り出した信号に置き換えられるので、滑ら
かな曲線となり、量子化歪を低減することができる。ま
た、同一の値が一定以上連続せず、信号振幅に比して量
子化歪の比較的小さな区間はビット長を下位方向に拡張
した入力ディジタル信号の波形のままとなるので、高域
成分が不用意に減衰することはない。
【0015】また、ディジタルフィルタを複数個設け、
各ディジタルフィルタに異なるカットオフ周波数を持た
せておき、選択手段は、計数手段で計数した計数値が一
定以下の区間はビット長を下位方向に拡張した入力ディ
ジタル信号を選択して出力し、計数値が一定以上の区間
は、計数値がより大きい程、カットオフ周波数のより低
いディジタルフィルタを通過した信号を択一的に選択し
て出力する。これにより、信号成分の減衰を回避しなが
ら、信号振幅に比した量子化歪が大きいものも小さいも
のも確実に低減することができる。
各ディジタルフィルタに異なるカットオフ周波数を持た
せておき、選択手段は、計数手段で計数した計数値が一
定以下の区間はビット長を下位方向に拡張した入力ディ
ジタル信号を選択して出力し、計数値が一定以上の区間
は、計数値がより大きい程、カットオフ周波数のより低
いディジタルフィルタを通過した信号を択一的に選択し
て出力する。これにより、信号成分の減衰を回避しなが
ら、信号振幅に比した量子化歪が大きいものも小さいも
のも確実に低減することができる。
【0016】また、抽出手段により選択手段の出力に生
じた不連続点を抽出し、修正手段により不連続点を連続
化する。これにより、波形歪を新たに発生するのを抑制
することができる。
じた不連続点を抽出し、修正手段により不連続点を連続
化する。これにより、波形歪を新たに発生するのを抑制
することができる。
【0017】抽出手段は選択手段の出力の各点の値と入
力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を不
連続点として抽出する。これにより、選択手段の出力の
不連続点を簡単かつ正確に判別することができる。
力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を不
連続点として抽出する。これにより、選択手段の出力の
不連続点を簡単かつ正確に判別することができる。
【0018】また、抽出手段は選択手段の出力の各点の
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、入力ディジタル信号の対応する点に
前記差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換して
連続化する。これにより、簡単な構成で出力中に一定以
上の大きさの不連続点が生じるのを確実に回避すること
が可能となる。
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、入力ディジタル信号の対応する点に
前記差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換して
連続化する。これにより、簡単な構成で出力中に一定以
上の大きさの不連続点が生じるのを確実に回避すること
が可能となる。
【0019】また、抽出手段は選択手段の出力の各点の
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、該不連続点の値に前記差の正負に応
じて所定値を減算または加算した値に置換して連続化す
る。これによっても、簡単な構成で出力中に一定以上の
大きさの不連続点が生じるのを回避することが可能とな
る。
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、該不連続点の値に前記差の正負に応
じて所定値を減算または加算した値に置換して連続化す
る。これによっても、簡単な構成で出力中に一定以上の
大きさの不連続点が生じるのを回避することが可能とな
る。
【0020】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点近傍の複
数点の平均値に置換して連続化する。これにより、簡単
な構成で出力中に不連続点が生じるのを回避することが
可能となる。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点近傍の複
数点の平均値に置換して連続化する。これにより、簡単
な構成で出力中に不連続点が生じるのを回避することが
可能となる。
【0021】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の値と入
力ディジタル信号の対応点の値の平均値に置換して連続
化する。これにより、簡単な構成で出力中に不連続点が
生じるのを回避することが可能となる。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の値と入
力ディジタル信号の対応点の値の平均値に置換して連続
化する。これにより、簡単な構成で出力中に不連続点が
生じるのを回避することが可能となる。
【0022】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の直前に
選択手段から出力された不連続点でない点の値に置換し
て連続化する。これによっても、簡単な構成で出力中に
不連続点が生じるのを回避することが可能となる。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の直前に
選択手段から出力された不連続点でない点の値に置換し
て連続化する。これによっても、簡単な構成で出力中に
不連続点が生じるのを回避することが可能となる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る量子化歪低減
装置の回路図である。1はディジタル信号の入力端子で
あり、ここでは一例としてサンプリング周波数48kH
z、16ビット長のディジタル信号D0 (例えば信号帯
域が20kHz以下の音声信号)が入力される。2は計
数器であり、入力ディジタル信号D0の各点(サンプル
点)につき、前後に同一の値が連続する点の数を計数し
(自身を除く)、量子化歪の程度を示す計数値を出力す
る。同一の値が連続する数が多いときは当該点での信号
振幅に比して量子化歪も大きいと考えることができる。
3〜5は各々、カットオフ周波数が7kHz、4kH
z、2.5kHzのディジタルローパスフィルタであ
り、入力ディジタル信号D0 を下位方向に4ビット拡張
しながら所定の内部演算を行い低域成分を通過させる。
各ディジタルローパスフィルタ3〜5は演算結果を20
ビット長で出力する。計数器2は入力ディジタル信号D
0 の或る点が入力されてから、該或る点についての計数
値を出力するまでTd(ここではサンプリング周期の7
倍の146μs)だけ遅れを伴うものとし、また、ディ
ジタルローパスフィルタ3〜5の群遅延時間もTdと一
致しているものとする。
装置の回路図である。1はディジタル信号の入力端子で
あり、ここでは一例としてサンプリング周波数48kH
z、16ビット長のディジタル信号D0 (例えば信号帯
域が20kHz以下の音声信号)が入力される。2は計
数器であり、入力ディジタル信号D0の各点(サンプル
点)につき、前後に同一の値が連続する点の数を計数し
(自身を除く)、量子化歪の程度を示す計数値を出力す
る。同一の値が連続する数が多いときは当該点での信号
振幅に比して量子化歪も大きいと考えることができる。
3〜5は各々、カットオフ周波数が7kHz、4kH
z、2.5kHzのディジタルローパスフィルタであ
り、入力ディジタル信号D0 を下位方向に4ビット拡張
しながら所定の内部演算を行い低域成分を通過させる。
各ディジタルローパスフィルタ3〜5は演算結果を20
ビット長で出力する。計数器2は入力ディジタル信号D
0 の或る点が入力されてから、該或る点についての計数
値を出力するまでTd(ここではサンプリング周期の7
倍の146μs)だけ遅れを伴うものとし、また、ディ
ジタルローパスフィルタ3〜5の群遅延時間もTdと一
致しているものとする。
【0024】6は計数器2の出力に基づき、入力ディジ
タル信号D0 の内、計数値が一定以下の区間はビット長
を下位方向に4ビット拡張した入力ディジタル信号Dを
選択して出力し、計数値が一定以上の区間はディジタル
フィルタ3〜5を通した信号の内、計数値がより大きい
程、カットオフ周波数のより低いディジタルフィルタ3
〜5を通過した信号を択一的に選択して出力する。選択
手段6の内、7は計数器2から出力される計数値を複数
の段階に分けるエンコーダであり、ここでは計数値をr
として、 r=0 ・・ 第1段階 1≦r≦2 ・・ 第2段階 3≦r≦5 ・・ 第3段階 6≦r ・・ 第4段階 の4段階に分け、段階を示すiを出力する。なお、rを
他の範囲で4段階に分けるようにしても良い。
タル信号D0 の内、計数値が一定以下の区間はビット長
を下位方向に4ビット拡張した入力ディジタル信号Dを
選択して出力し、計数値が一定以上の区間はディジタル
フィルタ3〜5を通した信号の内、計数値がより大きい
程、カットオフ周波数のより低いディジタルフィルタ3
〜5を通過した信号を択一的に選択して出力する。選択
手段6の内、7は計数器2から出力される計数値を複数
の段階に分けるエンコーダであり、ここでは計数値をr
として、 r=0 ・・ 第1段階 1≦r≦2 ・・ 第2段階 3≦r≦5 ・・ 第3段階 6≦r ・・ 第4段階 の4段階に分け、段階を示すiを出力する。なお、rを
他の範囲で4段階に分けるようにしても良い。
【0025】8は入力ディジタル信号D0 をTdだけ遅
延させて、計数器2、ディジタルローパスフィルタ3〜
5の入出力間に生じる遅延と時間調整を行う遅延器、9
は遅延後の入力ディジタル信号D0 を下位方向へ4ビッ
ト拡張するビット拡張回路である。10はセレクタであ
り、エンコーダ7の出力iが1のときビット拡張回路9
の出力D1 を選択し、2のときディジタルローパスフィ
ルタ3の出力D2 を選択し、3のときディジタルローパ
スフィルタ4の出力D3 を選択し、4のときディジタル
ローパスフィルタ5の出力D4 を選択して出力する。入
力ディジタル信号D0 の内、r=0であり、信号振幅に
比して量子化歪が相対的に小さいと考えられる区間は、
ビット拡張回路9の出力D1 が選択されることで入力デ
ィジタル信号D0 の波形のままとなり、信号が減衰する
ことなく出力される。入力ディジタル信号D0 の内、r
が0でなく、信号振幅に比して量子化歪が相対的に大き
いと考えられる区間は、ディジタルローパスフィルタ3
〜5の出力D2 〜D4 の1つが選択されることで、同じ
値の連続する区間が滑らかな曲線となり量子化歪が低減
される。
延させて、計数器2、ディジタルローパスフィルタ3〜
5の入出力間に生じる遅延と時間調整を行う遅延器、9
は遅延後の入力ディジタル信号D0 を下位方向へ4ビッ
ト拡張するビット拡張回路である。10はセレクタであ
り、エンコーダ7の出力iが1のときビット拡張回路9
の出力D1 を選択し、2のときディジタルローパスフィ
ルタ3の出力D2 を選択し、3のときディジタルローパ
スフィルタ4の出力D3 を選択し、4のときディジタル
ローパスフィルタ5の出力D4 を選択して出力する。入
力ディジタル信号D0 の内、r=0であり、信号振幅に
比して量子化歪が相対的に小さいと考えられる区間は、
ビット拡張回路9の出力D1 が選択されることで入力デ
ィジタル信号D0 の波形のままとなり、信号が減衰する
ことなく出力される。入力ディジタル信号D0 の内、r
が0でなく、信号振幅に比して量子化歪が相対的に大き
いと考えられる区間は、ディジタルローパスフィルタ3
〜5の出力D2 〜D4 の1つが選択されることで、同じ
値の連続する区間が滑らかな曲線となり量子化歪が低減
される。
【0026】なお、3つのディジタルローパスフィルタ
3〜5の出力D2 〜D4 の中から、計数器2で計数した
計数値が大きい程、よりカットオフ周波数の低いものを
選択するようにしたのは、信号振幅に比した量子化歪が
大きいものも小さいものも確実に低減しながら、量子化
歪の低減に伴い信号成分まで減衰させないようにするた
めである。仮に、カットオフ周波数が7kHzのディジ
タルローパスフィルタ3の1つだけとし、r=0の区間
はD1 を選択し、1≦rの区間はディジタルローパスフ
ィルタ3の出力D2 を選択する場合、入力ディジタル信
号D0 の内、同じ値の点が短くしか続かない区間(信号
振幅に比した相対的な量子化歪は小さい)は簡単に滑ら
かにできるが、同じ値の点が長く続く区間(信号振幅に
比した相対的な量子化歪は大きい)は周波数成分で見た
時、低域に偏っており、滑らかにすることは難しい。逆
に、カットオフ周波数が2.5kHzのディジタルロー
パスフィルタ5の1つだけとし、r≦5の区間はD1 を
選択し、6≦rの区間はディジタルローパスフィルタ5
の出力D4 を選択する場合、入力ディジタル信号D0 の
内、同じ値の点が長く続く区間は簡単に滑らかにできる
が、r≦5の範囲で連続する区間は滑らかに出来ない。
若し、r=0の区間はD1 を選択し、1≦rの区間はデ
ィジタルローパスフィルタ5の出力D4 を選択する場
合、入力ディジタル信号D0 の内、同じ値の点が比較的
短く続いている区間は周波数成分で見た時、カットオフ
周波数より高域側に偏っており、信号を減衰させてしま
う。
3〜5の出力D2 〜D4 の中から、計数器2で計数した
計数値が大きい程、よりカットオフ周波数の低いものを
選択するようにしたのは、信号振幅に比した量子化歪が
大きいものも小さいものも確実に低減しながら、量子化
歪の低減に伴い信号成分まで減衰させないようにするた
めである。仮に、カットオフ周波数が7kHzのディジ
タルローパスフィルタ3の1つだけとし、r=0の区間
はD1 を選択し、1≦rの区間はディジタルローパスフ
ィルタ3の出力D2 を選択する場合、入力ディジタル信
号D0 の内、同じ値の点が短くしか続かない区間(信号
振幅に比した相対的な量子化歪は小さい)は簡単に滑ら
かにできるが、同じ値の点が長く続く区間(信号振幅に
比した相対的な量子化歪は大きい)は周波数成分で見た
時、低域に偏っており、滑らかにすることは難しい。逆
に、カットオフ周波数が2.5kHzのディジタルロー
パスフィルタ5の1つだけとし、r≦5の区間はD1 を
選択し、6≦rの区間はディジタルローパスフィルタ5
の出力D4 を選択する場合、入力ディジタル信号D0 の
内、同じ値の点が長く続く区間は簡単に滑らかにできる
が、r≦5の範囲で連続する区間は滑らかに出来ない。
若し、r=0の区間はD1 を選択し、1≦rの区間はデ
ィジタルローパスフィルタ5の出力D4 を選択する場
合、入力ディジタル信号D0 の内、同じ値の点が比較的
短く続いている区間は周波数成分で見た時、カットオフ
周波数より高域側に偏っており、信号を減衰させてしま
う。
【0027】選択手段6からは信号を減衰させることな
く量子化歪を低減させたディジタル信号D5 が出力され
るが、セレクタ10の切り換えタイミングで不連続点が
生じる恐れがある。よって、図1の実施例では選択手段
6の後段で不連続点を連続化させるようにしてある。1
1は抽出手段であり、選択手段6の出力D5 の各点の値
と入力ディジタル信号D0 の対応点との差が一定以上有
る点を不連続点として抽出するとともに、そのときの差
の正負を判別する。抽出手段11の内、12は選択手段
6の出力D5からビット拡張後の入力ディジタル信号D
1 を減算して差を求める減算器、13は比較回路であ
り、減算器12の出力δを正側基準値+R及び負側基準
値−Rと比較して、 −R<δ<+R のとき j=1 +R≦δ のとき j=2 δ≦−R のとき j=3 となる比較結果jを出力する。j=2はD5 とD1 の差
が正であることを示し、j=3は差が負であることを示
す。j=2またはj=3の時の選択手段6の出力は、セ
レクタ10の切り換えに伴い生じた不連続点となってい
る。なお、Rは任意の正値であるが、ここでは一例とし
てR=8とする(16ビット長の入力ディジタル信号D
0 の(1/2)・LSB分)。
く量子化歪を低減させたディジタル信号D5 が出力され
るが、セレクタ10の切り換えタイミングで不連続点が
生じる恐れがある。よって、図1の実施例では選択手段
6の後段で不連続点を連続化させるようにしてある。1
1は抽出手段であり、選択手段6の出力D5 の各点の値
と入力ディジタル信号D0 の対応点との差が一定以上有
る点を不連続点として抽出するとともに、そのときの差
の正負を判別する。抽出手段11の内、12は選択手段
6の出力D5からビット拡張後の入力ディジタル信号D
1 を減算して差を求める減算器、13は比較回路であ
り、減算器12の出力δを正側基準値+R及び負側基準
値−Rと比較して、 −R<δ<+R のとき j=1 +R≦δ のとき j=2 δ≦−R のとき j=3 となる比較結果jを出力する。j=2はD5 とD1 の差
が正であることを示し、j=3は差が負であることを示
す。j=2またはj=3の時の選択手段6の出力は、セ
レクタ10の切り換えに伴い生じた不連続点となってい
る。なお、Rは任意の正値であるが、ここでは一例とし
てR=8とする(16ビット長の入力ディジタル信号D
0 の(1/2)・LSB分)。
【0028】14は修正手段であり、選択手段6の出力
の内、抽出手段11で抽出された不連続点を、ビット拡
張後の入力ディジタル信号D1 の対応する点に、D5 と
D1の差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換
し、連続化する。修正手段14の内、15はビット拡張
後の入力ディジタル信号D1 にR´を加算する加算器、
16はビット拡張後の入力ディジタル信号D1 からR´
を減算する減算器である。17はセレクタであり、比較
回路13の比較結果に基づき、j=1の間は選択手段6
の出力D5 を選択し、j=2になると加算器15の出力
D6 を選択し、j=3になると減算器16の出力D7 を
選択して出力する。R´は任意の正値であるがここでは
Rと同一とする。選択手段6の出力の内、抽出手段11
で抽出された不連続点が加算器15の出力または減算器
16の出力で置き換えられることで、不連続点における
入力ディジタル信号D0 との差が一定以下に制限され
る。この結果、不連続点を連続化するように修正可能と
なる。修正手段14から出力された量子化歪低減後のデ
ィジタル信号D8 は出力端子18から例えばD/A変換
器(図示せず)へ出力される。
の内、抽出手段11で抽出された不連続点を、ビット拡
張後の入力ディジタル信号D1 の対応する点に、D5 と
D1の差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換
し、連続化する。修正手段14の内、15はビット拡張
後の入力ディジタル信号D1 にR´を加算する加算器、
16はビット拡張後の入力ディジタル信号D1 からR´
を減算する減算器である。17はセレクタであり、比較
回路13の比較結果に基づき、j=1の間は選択手段6
の出力D5 を選択し、j=2になると加算器15の出力
D6 を選択し、j=3になると減算器16の出力D7 を
選択して出力する。R´は任意の正値であるがここでは
Rと同一とする。選択手段6の出力の内、抽出手段11
で抽出された不連続点が加算器15の出力または減算器
16の出力で置き換えられることで、不連続点における
入力ディジタル信号D0 との差が一定以下に制限され
る。この結果、不連続点を連続化するように修正可能と
なる。修正手段14から出力された量子化歪低減後のデ
ィジタル信号D8 は出力端子18から例えばD/A変換
器(図示せず)へ出力される。
【0029】次に、図2〜図14を参照して上記した実
施例の動作を説明する。説明の便宜上、入力端子1の入
力が図20の入力ディジタル信号D0 (2kHzの減衰
波形の後半部分の途中に10kHzの正弦波が1周期分
重なった波形)である場合を考える。入力ディジタル信
号D0 の各点における量子化歪の度合いを示す計数値
(自身の点を除いて前後に同じ値の点が連続する数)r
が計数器2により計数され、Tdだけ遅れて出力される
(図2参照)。また、カットオフ周波数の異なるディジ
タルローパスフィルタ3〜5により、下位側に4ビット
拡張しながら所定の内部演算を行うことで、入力ディジ
タル信号D0 の内、低域成分が取り出され、20ビット
長の信号D2 〜D4 が出力される(図3〜図5参照)。
各ディジタルローパスフィルタ3〜5も入出力の間にT
dだけ群遅延時間が生じている。
施例の動作を説明する。説明の便宜上、入力端子1の入
力が図20の入力ディジタル信号D0 (2kHzの減衰
波形の後半部分の途中に10kHzの正弦波が1周期分
重なった波形)である場合を考える。入力ディジタル信
号D0 の各点における量子化歪の度合いを示す計数値
(自身の点を除いて前後に同じ値の点が連続する数)r
が計数器2により計数され、Tdだけ遅れて出力される
(図2参照)。また、カットオフ周波数の異なるディジ
タルローパスフィルタ3〜5により、下位側に4ビット
拡張しながら所定の内部演算を行うことで、入力ディジ
タル信号D0 の内、低域成分が取り出され、20ビット
長の信号D2 〜D4 が出力される(図3〜図5参照)。
各ディジタルローパスフィルタ3〜5も入出力の間にT
dだけ群遅延時間が生じている。
【0030】選択手段6の中で、入力ディジタル信号D
0 は遅延器8により、Tdだけ遅延され、計数器2、デ
ィジタルローパスフィルタ3〜5の出力との時間調整が
される(図6参照)。そして、ビット拡張回路9により
下位側に4ビット拡張されてD1 として出力される(図
7参照)。例えば、図6中のサンプル値A533h 、A
520h 、A52Ch 、A527h の各点は、各々、図
7に示す如く、A5330h 、A5200h 、A52C
0h 、A5270h に変わる。選択手段6のエンコーダ
7は計数値rを4段階に分け、段階を示すiを出力し、
iに基づきセレクタ10は、D1 〜D5 の中から択一的
に1つを選んで出力する(図2参照)。
0 は遅延器8により、Tdだけ遅延され、計数器2、デ
ィジタルローパスフィルタ3〜5の出力との時間調整が
される(図6参照)。そして、ビット拡張回路9により
下位側に4ビット拡張されてD1 として出力される(図
7参照)。例えば、図6中のサンプル値A533h 、A
520h 、A52Ch 、A527h の各点は、各々、図
7に示す如く、A5330h 、A5200h 、A52C
0h 、A5270h に変わる。選択手段6のエンコーダ
7は計数値rを4段階に分け、段階を示すiを出力し、
iに基づきセレクタ10は、D1 〜D5 の中から択一的
に1つを選んで出力する(図2参照)。
【0031】図2の入力ディジタル信号D0 の最初の立
ち上がり傾斜から2番目の立ち上がり傾斜までは2kH
zの波形の振幅が大きく、殆どの点で同一の値が連続し
ていない。よって、r=0であり、信号振幅に比した相
対的な量子化歪も一定以下の小さい区間A0 〜A2 で殆
ど占められる。これらの区間では、iは1となり、セレ
クタ10はビット拡張後の入力ディジタル信号D1 を出
力する。区間A3 、A4 (A4 は10kHzの波形の部
分)も同様である。入力ディジタル信号D0 の1番目の
ピーク以降で、量子化誤差の影響で同じ値の点が2〜3
個連続する区間B0 〜B2 が生じる。これらの区間は、
信号振幅に比した相対的な量子化歪が一定以上である
が、まだ比較的小さい区間であり、r=1〜2、i=2
となって、セレクタ10はディジタルローパスフィルタ
3の出力D2 を選択する。その後、2kHzの波形が次
第に減衰することで、同じ値の点が2〜3個連続する区
間B2 〜B5 に交じって同じ値の点が4〜6個連続する
区間C0 、C1 が現れる。これらは量子化歪が比較的大
きい区間であり、r=3〜5、i=3となって、セレク
タ10はディジタルローパスフィルタ4の出力D3 を選
択する。更に、2kHzの波形が大きく減衰していると
ころでは、同じ値の点が7個以上連続した量子化歪が極
めて大きい区間E0 、E1 が生じており、r≧6、i=
4となって、セレクタ10はディジタルローパスフィル
タ5の出力D4 を選択する。この結果、選択手段6の出
力は図8の如くなり、信号の不用意な減衰を招くことな
く、図20で存在していた種々の長さの同一値連続区間
が角の取れた滑らかな曲線に変わっており、信号振幅に
比した量子化歪が大きいものも小さいものも確実に低減
されていることが判る。
ち上がり傾斜から2番目の立ち上がり傾斜までは2kH
zの波形の振幅が大きく、殆どの点で同一の値が連続し
ていない。よって、r=0であり、信号振幅に比した相
対的な量子化歪も一定以下の小さい区間A0 〜A2 で殆
ど占められる。これらの区間では、iは1となり、セレ
クタ10はビット拡張後の入力ディジタル信号D1 を出
力する。区間A3 、A4 (A4 は10kHzの波形の部
分)も同様である。入力ディジタル信号D0 の1番目の
ピーク以降で、量子化誤差の影響で同じ値の点が2〜3
個連続する区間B0 〜B2 が生じる。これらの区間は、
信号振幅に比した相対的な量子化歪が一定以上である
が、まだ比較的小さい区間であり、r=1〜2、i=2
となって、セレクタ10はディジタルローパスフィルタ
3の出力D2 を選択する。その後、2kHzの波形が次
第に減衰することで、同じ値の点が2〜3個連続する区
間B2 〜B5 に交じって同じ値の点が4〜6個連続する
区間C0 、C1 が現れる。これらは量子化歪が比較的大
きい区間であり、r=3〜5、i=3となって、セレク
タ10はディジタルローパスフィルタ4の出力D3 を選
択する。更に、2kHzの波形が大きく減衰していると
ころでは、同じ値の点が7個以上連続した量子化歪が極
めて大きい区間E0 、E1 が生じており、r≧6、i=
4となって、セレクタ10はディジタルローパスフィル
タ5の出力D4 を選択する。この結果、選択手段6の出
力は図8の如くなり、信号の不用意な減衰を招くことな
く、図20で存在していた種々の長さの同一値連続区間
が角の取れた滑らかな曲線に変わっており、信号振幅に
比した量子化歪が大きいものも小さいものも確実に低減
されていることが判る。
【0032】但し、図8ではセレクタ10の幾つかの切
り換えタイミング近傍において、α、β、γなど少し不
連続となった点が発生している。これらの不連続点は抽
出手段11、修正手段14の働きで修正される。すなわ
ち、抽出手段11は選択手段6の出力D5 の各点の値と
入力ディジタル信号D0 の対応点との差δが一定以上有
るとき不連続点として抽出すると同時にそのときの差が
正負いずれかも判別する。そして、選択手段6の出力D
5 が不連続点でない間は、修正手段14はD5 をそのま
ま出力するが、不連続点になったときは、差δが正であ
れば入力ディジタル信号D0 の対応点に一定値を加算し
た値で置換し、差δが負であれば入力ディジタル信号D
0 の対応点から一定値を減算した値で置換することで、
不連続点を連続化する。
り換えタイミング近傍において、α、β、γなど少し不
連続となった点が発生している。これらの不連続点は抽
出手段11、修正手段14の働きで修正される。すなわ
ち、抽出手段11は選択手段6の出力D5 の各点の値と
入力ディジタル信号D0 の対応点との差δが一定以上有
るとき不連続点として抽出すると同時にそのときの差が
正負いずれかも判別する。そして、選択手段6の出力D
5 が不連続点でない間は、修正手段14はD5 をそのま
ま出力するが、不連続点になったときは、差δが正であ
れば入力ディジタル信号D0 の対応点に一定値を加算し
た値で置換し、差δが負であれば入力ディジタル信号D
0 の対応点から一定値を減算した値で置換することで、
不連続点を連続化する。
【0033】具体的には、まず、減算器12で選択手段
6の出力D5 と遅延及びビット拡張後の入力ディジタル
信号D1 との差δを計算する(図9参照)。そして、比
較回路13にて差δを+R、−Rと比較し(R=8)、
−R<δ<+Rのときはj=1を出力し、+R≦δのと
きはj=2を出力し、δ≦−Rのときはj=3を出力す
る(図9参照)。図8のαでj=2となり、βとγでj
=3となり、他はj=1となる。修正手段14の中では
加算器15がD1 にRを加算してD6 を出力し(図10
参照)、減算器16がD1 からRを減算してD7 を出力
している(図11参照)。D6 は最終的な出力が取りう
る上限を示し、D7 は最終的な出力が取りうる下限を示
す。セレクタ17は、j=1の間は選択手段6の出力D
5 を選択して出力するが、D5 の不連続点αが来てj=
2となったとき、αに代えて加算器15の出力D6を選
択して出力する。同様に、D5 の不連続点β(γ)が来
てj=3となったとき、β(γ)に代えて減算器16の
出力D7 を選択して出力する。これにより、セレクタ1
7からは、図12に示す如く、D5 中の不連続点α、
β、γの不連続量が小さくα´、β´、γ´となって前
後と連続化が図られたディジタル信号D8 が出力され
る。
6の出力D5 と遅延及びビット拡張後の入力ディジタル
信号D1 との差δを計算する(図9参照)。そして、比
較回路13にて差δを+R、−Rと比較し(R=8)、
−R<δ<+Rのときはj=1を出力し、+R≦δのと
きはj=2を出力し、δ≦−Rのときはj=3を出力す
る(図9参照)。図8のαでj=2となり、βとγでj
=3となり、他はj=1となる。修正手段14の中では
加算器15がD1 にRを加算してD6 を出力し(図10
参照)、減算器16がD1 からRを減算してD7 を出力
している(図11参照)。D6 は最終的な出力が取りう
る上限を示し、D7 は最終的な出力が取りうる下限を示
す。セレクタ17は、j=1の間は選択手段6の出力D
5 を選択して出力するが、D5 の不連続点αが来てj=
2となったとき、αに代えて加算器15の出力D6を選
択して出力する。同様に、D5 の不連続点β(γ)が来
てj=3となったとき、β(γ)に代えて減算器16の
出力D7 を選択して出力する。これにより、セレクタ1
7からは、図12に示す如く、D5 中の不連続点α、
β、γの不連続量が小さくα´、β´、γ´となって前
後と連続化が図られたディジタル信号D8 が出力され
る。
【0034】ディジタル信号D8 を20ビットD/A変
換器(図示せず)でD/A変換すると図13に示す如く
なり、更に、折り返し歪除去用のカットオフ周波数20
kHzのアナログローパスフィルタ(図示せず)を通過
させると図14の如くなる。図14と従来技術の図22
を比較すると、本実施例によれば、微小信号領域は勿論
の事、少し振幅が大きな領域でも量子化歪が大幅に減少
していることが判る。
換器(図示せず)でD/A変換すると図13に示す如く
なり、更に、折り返し歪除去用のカットオフ周波数20
kHzのアナログローパスフィルタ(図示せず)を通過
させると図14の如くなる。図14と従来技術の図22
を比較すると、本実施例によれば、微小信号領域は勿論
の事、少し振幅が大きな領域でも量子化歪が大幅に減少
していることが判る。
【0035】なお、上記した実施例では、カットオフ周
波数の異なるディジタルローパスフィルタを3個設ける
ようにしたが、2個或いは4個以上設けるようにしても
良く、また、7kHz、4kHz、2.5kHz等、所
定のカットオフ周波数のディジタルローパスフィルタを
1つだけ設け、入力ディジタル信号の内、計数器(2)
で計数した計数値rがn以下の区間(nは0でも良く、
また、1,2,3,4,5など1以上の適当な整数でも
良い)はセレクタ(10)で遅延及びビット拡張後の入
力ディジタル信号(D1 )を選択し、計数値rがnより
大きい区間は当該ディジタルローパスフィルタの出力を
選択するようにしても、量子化歪の低減を図ることがで
きる。
波数の異なるディジタルローパスフィルタを3個設ける
ようにしたが、2個或いは4個以上設けるようにしても
良く、また、7kHz、4kHz、2.5kHz等、所
定のカットオフ周波数のディジタルローパスフィルタを
1つだけ設け、入力ディジタル信号の内、計数器(2)
で計数した計数値rがn以下の区間(nは0でも良く、
また、1,2,3,4,5など1以上の適当な整数でも
良い)はセレクタ(10)で遅延及びビット拡張後の入
力ディジタル信号(D1 )を選択し、計数値rがnより
大きい区間は当該ディジタルローパスフィルタの出力を
選択するようにしても、量子化歪の低減を図ることがで
きる。
【0036】また、セレクタ(10)の出力中の不連続
点の抽出と、連続化による修正も上記実施例以外の手法
で実行するようにしても良い。例えば、図15に示す如
く、修正手段14Aの加算器15Aはセレクタ(10)
の出力D5 に正の一定値R´を加算し、減算器16Aは
D5 から正の一定値R´を減算するようにする。抽出手
段11にて減算器12でD5 とビット拡張回路(9)の
出力D1 の差δを求め、比較回路13にて±Rと比較し
た結果、−R<δ<+Rとなっており、D5 に不連続点
が存在しない場合(j=1)、セレクタ17AはD5 を
選択して出力する。これと異なり、δ≦−RとなってD
5 に負の不連続点が生じた場合(j=3)、セレクタ1
7Aは加算器15Aの出力を選択して出力し、逆に、+
R≦δとなってD5 に正の不連続点が生じた場合(j=
2)、セレクタ17Aは減算器16Aの出力を選択して
出力するようにする。なお、R´はRと同一の値であっ
ても異なる値であっても良い。図15の例によっても、
比較的簡単な構成で、セレクタ(10)の出力D5 に生
じた一定以上の大きさの不連続点を確実に取り除くこと
ができる。
点の抽出と、連続化による修正も上記実施例以外の手法
で実行するようにしても良い。例えば、図15に示す如
く、修正手段14Aの加算器15Aはセレクタ(10)
の出力D5 に正の一定値R´を加算し、減算器16Aは
D5 から正の一定値R´を減算するようにする。抽出手
段11にて減算器12でD5 とビット拡張回路(9)の
出力D1 の差δを求め、比較回路13にて±Rと比較し
た結果、−R<δ<+Rとなっており、D5 に不連続点
が存在しない場合(j=1)、セレクタ17AはD5 を
選択して出力する。これと異なり、δ≦−RとなってD
5 に負の不連続点が生じた場合(j=3)、セレクタ1
7Aは加算器15Aの出力を選択して出力し、逆に、+
R≦δとなってD5 に正の不連続点が生じた場合(j=
2)、セレクタ17Aは減算器16Aの出力を選択して
出力するようにする。なお、R´はRと同一の値であっ
ても異なる値であっても良い。図15の例によっても、
比較的簡単な構成で、セレクタ(10)の出力D5 に生
じた一定以上の大きさの不連続点を確実に取り除くこと
ができる。
【0037】また、出力に不連続点が生じるのを回避す
る他の方法として、図16に示す如く、修正手段14B
ではD5 を各々、1サンプル周期ずつの遅延時間を有す
る2段の遅延器19、20で遅延させてD51とD52を作
成し、平均化回路21でD5、D51、D52の3つの値を
平均化しておく。一方、抽出手段11BではD1 を1サ
ンプル周期の遅延時間を有する遅延器22で遅延させて
D11を作成し、減算器12BにてD51とD11の差δを求
め、比較回路13Bにて±Rと比較し、−R<δ<+R
となっている場合は不連続点が存在しないことを示すj
´=1を出力し、δ≦−Rまたは+R≦δであれば不連
続点を抽出したことを示すj´=2を出力するようにす
る。そして、修正手段14Bのセレクタ17BはD51に
不連続点が存在せずj´=1の場合、D51を選択して出
力し、D51に不連続点が生じてj´=2となった場合、
平均化回路21の出力を選択して出力するようにする。
図16の例によれば、セレクタ(10)の出力D5 の各
点の値とビット拡張後の入力ディジタル信号(D1 )の
対応点との差が一定以上有る点を不連続点として抽出す
るようにしたので、簡単な構成でセレクタ(10)の出
力D5 に生じた一定以上の大きさの不連続点を簡単に抽
出することができ、また、セレクタ(10)の出力D5
に一定以上の大きさの不連続点が生じた場合、D5 の
内、不連続点近傍の複数点の平均値で置換するようにし
たので、簡単な構成で不連続点を容易に滑らかな曲線に
変えることができる。なお、図16の場合、平均化回路
21はD5 とD51、またはD5 とD52の2点の平均化だ
け行うようにしたり、D51とD52の2点だけの平均化を
行い、不連続点の値は平均化に用いないようにしても良
い。
る他の方法として、図16に示す如く、修正手段14B
ではD5 を各々、1サンプル周期ずつの遅延時間を有す
る2段の遅延器19、20で遅延させてD51とD52を作
成し、平均化回路21でD5、D51、D52の3つの値を
平均化しておく。一方、抽出手段11BではD1 を1サ
ンプル周期の遅延時間を有する遅延器22で遅延させて
D11を作成し、減算器12BにてD51とD11の差δを求
め、比較回路13Bにて±Rと比較し、−R<δ<+R
となっている場合は不連続点が存在しないことを示すj
´=1を出力し、δ≦−Rまたは+R≦δであれば不連
続点を抽出したことを示すj´=2を出力するようにす
る。そして、修正手段14Bのセレクタ17BはD51に
不連続点が存在せずj´=1の場合、D51を選択して出
力し、D51に不連続点が生じてj´=2となった場合、
平均化回路21の出力を選択して出力するようにする。
図16の例によれば、セレクタ(10)の出力D5 の各
点の値とビット拡張後の入力ディジタル信号(D1 )の
対応点との差が一定以上有る点を不連続点として抽出す
るようにしたので、簡単な構成でセレクタ(10)の出
力D5 に生じた一定以上の大きさの不連続点を簡単に抽
出することができ、また、セレクタ(10)の出力D5
に一定以上の大きさの不連続点が生じた場合、D5 の
内、不連続点近傍の複数点の平均値で置換するようにし
たので、簡単な構成で不連続点を容易に滑らかな曲線に
変えることができる。なお、図16の場合、平均化回路
21はD5 とD51、またはD5 とD52の2点の平均化だ
け行うようにしたり、D51とD52の2点だけの平均化を
行い、不連続点の値は平均化に用いないようにしても良
い。
【0038】出力に不連続点が生じるのを回避する更に
他の方法として、図17に示す如く、修正手段14Cで
は平均化回路23でD5 とD1 を平均化しておく。一
方、抽出手段11Cでは減算器12にてD5 とD1 の差
δを求め、比較回路13Cにて±Rと比較し、−R<δ
<+Rとなっている場合は不連続点が存在しないことを
示すj´=1を出力し、δ≦−Rまたは+R≦δであれ
ば不連続点を抽出したことを示すj´=2を出力するよ
うにする。そして、修正手段14Cのセレクタ17Cは
D5 に不連続点が存在せずj´=1の場合、D5 を選択
して出力し、D5に不連続点が生じてj´=2となった
場合、平均化回路23の出力を選択して出力するように
する。図17の例によれば、セレクタ(10)の出力D
5 の不連続点を、該不連続点の値とビット拡張後の入力
ディジタル信号(D1 )の対応点の値の平均値に置換し
て連続化したので、簡単な構成で不連続点を容易に滑ら
かな曲線に変えることができる。
他の方法として、図17に示す如く、修正手段14Cで
は平均化回路23でD5 とD1 を平均化しておく。一
方、抽出手段11Cでは減算器12にてD5 とD1 の差
δを求め、比較回路13Cにて±Rと比較し、−R<δ
<+Rとなっている場合は不連続点が存在しないことを
示すj´=1を出力し、δ≦−Rまたは+R≦δであれ
ば不連続点を抽出したことを示すj´=2を出力するよ
うにする。そして、修正手段14Cのセレクタ17Cは
D5 に不連続点が存在せずj´=1の場合、D5 を選択
して出力し、D5に不連続点が生じてj´=2となった
場合、平均化回路23の出力を選択して出力するように
する。図17の例によれば、セレクタ(10)の出力D
5 の不連続点を、該不連続点の値とビット拡張後の入力
ディジタル信号(D1 )の対応点の値の平均値に置換し
て連続化したので、簡単な構成で不連続点を容易に滑ら
かな曲線に変えることができる。
【0039】出力に不連続点が生じるのを回避する更に
他の方法として、図18に示す如く、修正手段14Dで
はセレクタ17Dの出力を1サンプル周期分だけ遅延さ
せる遅延器24を設け、セレクタ17Dはセレクタ(1
0)の出力D5 と遅延器24の出力を選択して出力する
ようにする。一方、抽出手段11Dでは減算器12にて
D5 とD1 の差δを求め、比較回路13Dにて±Rと比
較し、−R<δ<+Rとなっている場合は不連続点が存
在しないことを示すj´=1を出力し、δ≦−Rまたは
+R≦δであれば不連続点を抽出したことを示すj´=
2を出力するようにする。そして、修正手段14Dのセ
レクタ17DはD5 に不連続点が存在せずj´=1の場
合、D5 を選択して出力し、D5 に不連続点が生じてj
´=2となった場合、遅延器24の出力を選択して出力
するようにする。図18の例によれば、D5 中の不連続
点は、D5 の内、当該不連続点の直前の不連続点でない
点の値に置換されるので、簡単な構成で不連続点を容易
に滑らかな曲線に変えることができる。
他の方法として、図18に示す如く、修正手段14Dで
はセレクタ17Dの出力を1サンプル周期分だけ遅延さ
せる遅延器24を設け、セレクタ17Dはセレクタ(1
0)の出力D5 と遅延器24の出力を選択して出力する
ようにする。一方、抽出手段11Dでは減算器12にて
D5 とD1 の差δを求め、比較回路13Dにて±Rと比
較し、−R<δ<+Rとなっている場合は不連続点が存
在しないことを示すj´=1を出力し、δ≦−Rまたは
+R≦δであれば不連続点を抽出したことを示すj´=
2を出力するようにする。そして、修正手段14Dのセ
レクタ17DはD5 に不連続点が存在せずj´=1の場
合、D5 を選択して出力し、D5 に不連続点が生じてj
´=2となった場合、遅延器24の出力を選択して出力
するようにする。図18の例によれば、D5 中の不連続
点は、D5 の内、当該不連続点の直前の不連続点でない
点の値に置換されるので、簡単な構成で不連続点を容易
に滑らかな曲線に変えることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の量子化歪低減装置によれば、デ
ィジタルフィルタにより、ビット長を下位方向に拡張し
ながら入力ディジタル信号の内、所定のカットオフ周波
数以下の低域成分を取り出し、一方、計数手段により、
入力ディジタル信号の各点につき、前後に同一の値が連
続する点の数を計数する。そして、選択手段により、計
数手段での計数結果に基づき、入力ディジタル信号の
内、計数値が一定以下の区間はビット長を下位方向に拡
張した入力ディジタル信号を選択して出力し、計数値が
一定以上の区間はディジタルフィルタを通した信号を選
択して出力することにより、入力ディジタル信号の内、
同一の値が一定以上連続し、信号振幅に比して量子化歪
の比較的大きな区間はディジタルフィルタにより、ビッ
ト長を下位方向に拡張しながら所定のカットオフ周波数
以下の低域成分を取り出した信号に置き換えられるの
で、滑らかな曲線となり、量子化歪を低減することがで
きる。また、同一の値が一定以上連続せず、信号振幅に
比して量子化歪の比較的小さな区間はビット長を下位方
向に拡張した入力ディジタル信号の波形のままとなるの
で、高域成分が不用意に減衰することはない。
ィジタルフィルタにより、ビット長を下位方向に拡張し
ながら入力ディジタル信号の内、所定のカットオフ周波
数以下の低域成分を取り出し、一方、計数手段により、
入力ディジタル信号の各点につき、前後に同一の値が連
続する点の数を計数する。そして、選択手段により、計
数手段での計数結果に基づき、入力ディジタル信号の
内、計数値が一定以下の区間はビット長を下位方向に拡
張した入力ディジタル信号を選択して出力し、計数値が
一定以上の区間はディジタルフィルタを通した信号を選
択して出力することにより、入力ディジタル信号の内、
同一の値が一定以上連続し、信号振幅に比して量子化歪
の比較的大きな区間はディジタルフィルタにより、ビッ
ト長を下位方向に拡張しながら所定のカットオフ周波数
以下の低域成分を取り出した信号に置き換えられるの
で、滑らかな曲線となり、量子化歪を低減することがで
きる。また、同一の値が一定以上連続せず、信号振幅に
比して量子化歪の比較的小さな区間はビット長を下位方
向に拡張した入力ディジタル信号の波形のままとなるの
で、高域成分が不用意に減衰することはない。
【0041】また、ディジタルフィルタを複数個設け、
各ディジタルフィルタに異なるカットオフ周波数を持た
せておき、選択手段は、計数手段で計数した計数値が一
定以下の区間はビット長を下位方向に拡張した入力ディ
ジタル信号を選択して出力し、計数値が一定以上の区間
は、計数値がより大きい程、カットオフ周波数のより低
いディジタルフィルタを通過した信号を択一的に選択し
て出力するようにしたことにより、信号成分の減衰を回
避しながら、信号振幅に比した量子化歪が大きいものも
小さいものも確実に低減することができる。
各ディジタルフィルタに異なるカットオフ周波数を持た
せておき、選択手段は、計数手段で計数した計数値が一
定以下の区間はビット長を下位方向に拡張した入力ディ
ジタル信号を選択して出力し、計数値が一定以上の区間
は、計数値がより大きい程、カットオフ周波数のより低
いディジタルフィルタを通過した信号を択一的に選択し
て出力するようにしたことにより、信号成分の減衰を回
避しながら、信号振幅に比した量子化歪が大きいものも
小さいものも確実に低減することができる。
【0042】また、抽出手段により選択手段の出力に生
じた不連続点を抽出し、修正手段により不連続点を連続
化するようにしたから、波形歪を新たに発生するのを抑
制することができる。
じた不連続点を抽出し、修正手段により不連続点を連続
化するようにしたから、波形歪を新たに発生するのを抑
制することができる。
【0043】抽出手段は選択手段の出力の各点の値と入
力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を不
連続点として抽出するようにしたから、選択手段の出力
の不連続点を簡単かつ正確に判別することができる。
力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を不
連続点として抽出するようにしたから、選択手段の出力
の不連続点を簡単かつ正確に判別することができる。
【0044】また、抽出手段は選択手段の出力の各点の
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、入力ディジタル信号の対応する点に
前記差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換して
連続化するようにしたから、簡単な構成で出力中に一定
以上の大きさの不連続点が生じるのを確実に回避するこ
とが可能となる。
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、入力ディジタル信号の対応する点に
前記差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換して
連続化するようにしたから、簡単な構成で出力中に一定
以上の大きさの不連続点が生じるのを確実に回避するこ
とが可能となる。
【0045】また、抽出手段は選択手段の出力の各点の
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、該不連続点の値に前記差の正負に応
じて所定値を減算または加算した値に置換して連続化す
るようにしたから、簡単な構成で出力中に一定以上の大
きさの不連続点が生じるのを回避することが可能とな
る。
値と入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る
点を不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別
し、修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出
された不連続点を、該不連続点の値に前記差の正負に応
じて所定値を減算または加算した値に置換して連続化す
るようにしたから、簡単な構成で出力中に一定以上の大
きさの不連続点が生じるのを回避することが可能とな
る。
【0046】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点近傍の複
数点の平均値に置換して連続化するようにしたから、簡
単な構成で出力中に不連続点が生じるのを回避すること
が可能となる。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点近傍の複
数点の平均値に置換して連続化するようにしたから、簡
単な構成で出力中に不連続点が生じるのを回避すること
が可能となる。
【0047】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の値と入
力ディジタル信号の対応点の値の平均値に置換して連続
化するようにしたから、簡単な構成で出力中に不連続点
が生じるのを回避することが可能となる。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の値と入
力ディジタル信号の対応点の値の平均値に置換して連続
化するようにしたから、簡単な構成で出力中に不連続点
が生じるのを回避することが可能となる。
【0048】また、修正手段は、選択手段の出力の内、
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の直前に
選択手段から出力された不連続点でない点の値に置換し
て連続化するようにしたから、簡単な構成で出力中に不
連続点が生じるのを回避することが可能となる。
抽出手段で抽出された不連続点を、該不連続点の直前に
選択手段から出力された不連続点でない点の値に置換し
て連続化するようにしたから、簡単な構成で出力中に不
連続点が生じるのを回避することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係る量子化歪低減装置の回
路図である。
路図である。
【図2】計数器及びエンコーダの動作を示す説明図であ
る。
る。
【図3】カットオフ周波数が7kHzのディジタルロー
パスフィルタの出力を示す線図である。
パスフィルタの出力を示す線図である。
【図4】カットオフ周波数が4kHzのディジタルロー
パスフィルタの出力を示す線図である。
パスフィルタの出力を示す線図である。
【図5】カットオフ周波数が2.5kHzのディジタル
ローパスフィルタの出力を示す線図である。
ローパスフィルタの出力を示す線図である。
【図6】遅延器の出力を示す線図である。
【図7】ビット拡張回路の出力を示す線図である。
【図8】選択手段の出力を示す線図である。
【図9】抽出手段の動作を示す説明図である。
【図10】加算器の出力を示す線図である。
【図11】減算器の出力を示す線図である。
【図12】修正手段の出力を示す線図である。
【図13】修正手段の出力をD/A変換器に通した波形
を示す線図である。
を示す線図である。
【図14】修正手段の出力をD/A変換器とアナログロ
ーパスフィルタに通した波形を示す線図である。
ーパスフィルタに通した波形を示す線図である。
【図15】抽出手段及び修正手段の変形例を示す回路図
である。
である。
【図16】抽出手段及び修正手段の他の変形例を示す回
路図である。
路図である。
【図17】抽出手段及び修正手段の更に他の変形例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図18】抽出手段及び修正手段の更に他の変形例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図19】アナログ信号の一例を示す線図である。
【図20】図19のアナログ信号をA/D変換した波形
を示す線図である。
を示す線図である。
【図21】図20のディジタル信号をD/A変換した波
形を示す線図である。
形を示す線図である。
【図22】図21の波形をカットオフ周波数20kHz
のアナログローパスフィルタに通した波形を示す線図で
ある。
のアナログローパスフィルタに通した波形を示す線図で
ある。
【図23】図21の波形をカットオフ周波数3kHzの
アナログローパスフィルタに通した波形を示す線図であ
る。
アナログローパスフィルタに通した波形を示す線図であ
る。
2 計数器 3、4、5 ディジタルローパスフィルタ 6 選択手段 11、11B、11C、11D 抽出手段 14、14A、14B、14C、14D 修正手段
Claims (9)
- 【請求項1】 ビット長を下位方向に拡張しながら入力
ディジタル信号の内、所定のカットオフ周波数以下の低
域成分を取り出すディジタルフィルタと、 入力ディジタル信号の各点につき、前後に同一の値が連
続する点の数を計数する計数手段と、 計数手段での計数結果に基づき、入力ディジタル信号の
内、計数値が一定以下の区間はビット長を下位方向に拡
張した入力ディジタル信号を選択して出力し、計数値が
一定以上の区間はディジタルフィルタを通した信号を選
択して出力する選択手段と、 を備えたことを特徴とする量子化歪低減装置。 - 【請求項2】 前記ディジタルフィルタを複数個設ける
とともに、各ディジタルフィルタに異なるカットオフ周
波数を持たせ、 選択手段は、計数手段で計数した計数値が一定以下の区
間はビット長を下位方向に拡張した入力ディジタル信号
を選択して出力し、計数値が一定以上の区間は、計数値
がより大きい程、カットオフ周波数のより低いディジタ
ルフィルタを通過した信号を択一的に選択するようにし
たこと、 を特徴とする請求項1記載の量子化歪低減装置。 - 【請求項3】 選択手段の出力に生じた不連続点を抽出
する抽出手段と、 選択手段の出力中の不連続点を連続化する修正手段を備
えたこと、 を特徴とする請求項1または2記載の量子化歪低減装
置。 - 【請求項4】 抽出手段は選択手段の出力の各点の値と
入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を
不連続点として抽出するようにしたこと、 を特徴とする請求項3記載の量子化歪低減装置。 - 【請求項5】 抽出手段は選択手段の出力の各点の値と
入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を
不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別し、 修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出され
た不連続点を、入力ディジタル信号の対応する点に前記
差の正負に応じて所定値を加減算した値に置換して連続
化するようにしたこと、 を特徴とする請求項3記載の量子化歪低減装置。 - 【請求項6】 抽出手段は選択手段の出力の各点の値と
入力ディジタル信号の対応点との差が一定以上有る点を
不連続点として抽出するとともに、差の正負を判別し、 修正手段は、選択手段の出力の内、抽出手段で抽出され
た不連続点を、該不連続点の値に前記差の正負に応じて
所定値を減算または加算した値に置換して連続化するよ
うにしたこと、 を特徴とする請求項3記載の量子化歪低減装置。 - 【請求項7】 修正手段は、選択手段の出力の内、抽出
手段で抽出された不連続点を、該不連続点近傍の複数点
の平均値に置換して連続化するようにしたこと、 を特徴とする請求項3または4記載の量子化歪低減装
置。 - 【請求項8】 修正手段は、選択手段の出力の内、抽出
手段で抽出された不連続点を、該不連続点の値と入力デ
ィジタル信号の対応点の値の平均値に置換して連続化す
るようにしたこと、 を特徴とする請求項3または4記載の量子化歪低減装
置。 - 【請求項9】 修正手段は、選択手段の出力の内、抽出
手段で抽出された不連続点を、該不連続点の直前に選択
手段から出力された不連続点でない点の値に置換して連
続化するようにしたこと、 を特徴とする請求項3または4記載の量子化歪低減装
置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27669895A JP3268624B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 量子化歪低減装置 |
| US08/712,557 US5852566A (en) | 1995-09-29 | 1996-09-13 | Apparatus for reducing quantization distortion |
| DE0766386T DE766386T1 (de) | 1995-09-29 | 1996-09-19 | Gerät zur Verminderung des Quantisierungsrauschens |
| EP96115048A EP0766386B1 (en) | 1995-09-29 | 1996-09-19 | Apparatus for reducing quantization distortion |
| DE69628109T DE69628109T2 (de) | 1995-09-29 | 1996-09-19 | Gerät zur Verminderung des Quantisierungsrauschens |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27669895A JP3268624B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 量子化歪低減装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0998092A true JPH0998092A (ja) | 1997-04-08 |
| JP3268624B2 JP3268624B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=17573087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27669895A Expired - Fee Related JP3268624B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 量子化歪低減装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5852566A (ja) |
| EP (1) | EP0766386B1 (ja) |
| JP (1) | JP3268624B2 (ja) |
| DE (2) | DE766386T1 (ja) |
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- 1995-09-29 JP JP27669895A patent/JP3268624B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1996-09-13 US US08/712,557 patent/US5852566A/en not_active Expired - Lifetime
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