JPH0999632A - 被記録材 - Google Patents
被記録材Info
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- JPH0999632A JPH0999632A JP7260062A JP26006295A JPH0999632A JP H0999632 A JPH0999632 A JP H0999632A JP 7260062 A JP7260062 A JP 7260062A JP 26006295 A JP26006295 A JP 26006295A JP H0999632 A JPH0999632 A JP H0999632A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monomer
- meth
- recording material
- acrylate
- acrylamide
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット記録などに用いられる被記録
材に良好な耐水性を付与する。 【解決手段】 基材の少なくとも表面に、式(I) (R1 は水素またはメチルを、XはOまたはNHを、R
2 およびR3 は各々独立に炭素数1〜4のアルキルを、
R4 は水素または置換されていてもよい炭素数1〜4の
アルキルを、nは2〜5の整数を、Y- は塩を形成する
陰イオンを表す)で示される少なくとも一種のモノマー
(A)から導かれる単位が15〜50重量%、および該
モノマー(A)以外のモノマーであって、モノマー
(A)と共重合可能な少なくとも一種のビニルモノマー
(B)から導かれる単位が85〜50重量%よりなり、
かつ界面活性剤を含有せず、そのガラス転移温度が−2
0℃以下である共重合体エマルジョンを含有させ、その
後乾燥して被記録材とする。
材に良好な耐水性を付与する。 【解決手段】 基材の少なくとも表面に、式(I) (R1 は水素またはメチルを、XはOまたはNHを、R
2 およびR3 は各々独立に炭素数1〜4のアルキルを、
R4 は水素または置換されていてもよい炭素数1〜4の
アルキルを、nは2〜5の整数を、Y- は塩を形成する
陰イオンを表す)で示される少なくとも一種のモノマー
(A)から導かれる単位が15〜50重量%、および該
モノマー(A)以外のモノマーであって、モノマー
(A)と共重合可能な少なくとも一種のビニルモノマー
(B)から導かれる単位が85〜50重量%よりなり、
かつ界面活性剤を含有せず、そのガラス転移温度が−2
0℃以下である共重合体エマルジョンを含有させ、その
後乾燥して被記録材とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性インクによる
記録、特にインクジェット記録に用いるのに好適な、記
録用紙などの被記録材に関するものである。
記録、特にインクジェット記録に用いるのに好適な、記
録用紙などの被記録材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々の作動
原理によりインクの微小液滴を発生、飛翔させ、紙など
の被記録材にこの液滴を付着させて記録を行うものであ
る。この方式は、高速印字が可能であり、騒音が小さ
く、また多色化が容易であることから、カラー画像など
の記録装置として種々の用途に用いられ、急速に普及し
つつある。それに伴い、インクジェット用の被記録材に
対してはより高度な特性が要求されるようになってい
る。
原理によりインクの微小液滴を発生、飛翔させ、紙など
の被記録材にこの液滴を付着させて記録を行うものであ
る。この方式は、高速印字が可能であり、騒音が小さ
く、また多色化が容易であることから、カラー画像など
の記録装置として種々の用途に用いられ、急速に普及し
つつある。それに伴い、インクジェット用の被記録材に
対してはより高度な特性が要求されるようになってい
る。
【0003】かかる被記録材には、例えば次のような特
性が要求される。
性が要求される。
【0004】 インクを速やかに吸収し、滲みなどが
発生しないこと、 印字濃度が高く、インクの発色性に優れているこ
と、 多量のインクを吸収してもシートに弛みを生じない
こと、 シートおよび印字部に耐水性があり、水が付着して
も画像に滲みや流れ出しがないこと、 シートおよび印字部に耐光性があり、明所に長期間
保存あるいは掲示しても画像に褪色や変色が発生しない
ことなど。
発生しないこと、 印字濃度が高く、インクの発色性に優れているこ
と、 多量のインクを吸収してもシートに弛みを生じない
こと、 シートおよび印字部に耐水性があり、水が付着して
も画像に滲みや流れ出しがないこと、 シートおよび印字部に耐光性があり、明所に長期間
保存あるいは掲示しても画像に褪色や変色が発生しない
ことなど。
【0005】こうした諸要求を満たすために、これまで
にも様々な提案がなされてきたが、特に耐水性におい
て、未だ市場の要求を十分満足するには至っていない。
にも様々な提案がなされてきたが、特に耐水性におい
て、未だ市場の要求を十分満足するには至っていない。
【0006】以前から知られている改善策として、カチ
オン性界面活性剤を被記録材に含有させる方法(特開昭
56-99693 号公報)や、ポリ(ジアリルジメチルアンモ
ニウムクロライド)のようなカチオン性ポリマーを被記
録材に含有させる方法(特開昭 59-20696 公報)などが
あるが、特に被記録材自体および印字部の耐水性におい
て、必ずしも満足しうるものとはいいがたかった。
オン性界面活性剤を被記録材に含有させる方法(特開昭
56-99693 号公報)や、ポリ(ジアリルジメチルアンモ
ニウムクロライド)のようなカチオン性ポリマーを被記
録材に含有させる方法(特開昭 59-20696 公報)などが
あるが、特に被記録材自体および印字部の耐水性におい
て、必ずしも満足しうるものとはいいがたかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、印字
濃度が高く、インクの発色性に優れるとともに、とりわ
け印字部に卓越した耐水性を付与することができる被記
録材を提供することにある。本発明者らは、かかる目的
を達成すべく研究を重ねた結果、基材に特定のカチオン
性共重合体エマルジョンを適用することにより、優れた
性能が得られることを見いだし、本発明を完成した。
濃度が高く、インクの発色性に優れるとともに、とりわ
け印字部に卓越した耐水性を付与することができる被記
録材を提供することにある。本発明者らは、かかる目的
を達成すべく研究を重ねた結果、基材に特定のカチオン
性共重合体エマルジョンを適用することにより、優れた
性能が得られることを見いだし、本発明を完成した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材の少なく
とも表面に、式(I)
とも表面に、式(I)
【0009】
【0010】(式中、R1 は水素またはメチルを、Xは
OまたはNHを、R2 およびR3 は各々独立に炭素数1
〜4のアルキルを、R4 は水素または置換されていても
よい炭素数1〜4のアルキルを、nは2〜5の整数を、
Y- は塩を形成する陰イオンを表す)で示される少なく
とも一種のモノマー(A)から導かれる単位が15〜5
0重量%、および該モノマー(A)以外のモノマーであ
って、モノマー(A)と共重合可能な少なくとも一種の
ビニルモノマー(B)から導かれる単位が85〜50重
量%よりなり、かつ界面活性剤を含有せず、そのガラス
転移温度が−20℃以下である共重合体エマルジョンを
含有させ、その後乾燥してなる被記録材を提供するもの
である。
OまたはNHを、R2 およびR3 は各々独立に炭素数1
〜4のアルキルを、R4 は水素または置換されていても
よい炭素数1〜4のアルキルを、nは2〜5の整数を、
Y- は塩を形成する陰イオンを表す)で示される少なく
とも一種のモノマー(A)から導かれる単位が15〜5
0重量%、および該モノマー(A)以外のモノマーであ
って、モノマー(A)と共重合可能な少なくとも一種の
ビニルモノマー(B)から導かれる単位が85〜50重
量%よりなり、かつ界面活性剤を含有せず、そのガラス
転移温度が−20℃以下である共重合体エマルジョンを
含有させ、その後乾燥してなる被記録材を提供するもの
である。
【0011】本発明の特徴は、特定のカチオン性共重合
体エマルジョンを、被記録材を構成する基材に含有させ
た点にある。このような特定の成分を基材中に含有させ
ることによって、特に印字部の耐水性が向上する。
体エマルジョンを、被記録材を構成する基材に含有させ
た点にある。このような特定の成分を基材中に含有させ
ることによって、特に印字部の耐水性が向上する。
【0012】本発明で使用するカチオン性共重合体エマ
ルジョンの構成成分であるモノマー(A)は、共重合体
を構成するモノマー全量を基準に15〜50重量%の範
囲で使用される。モノマー(A)が15重量%未満であ
ると耐水性が不足し、50重量%を超えると耐光性の低
下が著しくなるため、不都合である。また、共重合体の
ガラス転移温度を−20℃以下とすることにより、通常
の乾燥条件で十分な耐水性とバインダーとしての接着強
度が得られる。ここでいうガラス転移温度は、共重合体
エマルジョンを乾燥させて得られる固体から測定される
値である。さらにこの共重合体エマルジョンは、界面活
性剤を含有してはならず、界面活性剤が存在しないこと
により、耐水性低下の防止が可能となる。
ルジョンの構成成分であるモノマー(A)は、共重合体
を構成するモノマー全量を基準に15〜50重量%の範
囲で使用される。モノマー(A)が15重量%未満であ
ると耐水性が不足し、50重量%を超えると耐光性の低
下が著しくなるため、不都合である。また、共重合体の
ガラス転移温度を−20℃以下とすることにより、通常
の乾燥条件で十分な耐水性とバインダーとしての接着強
度が得られる。ここでいうガラス転移温度は、共重合体
エマルジョンを乾燥させて得られる固体から測定される
値である。さらにこの共重合体エマルジョンは、界面活
性剤を含有してはならず、界面活性剤が存在しないこと
により、耐水性低下の防止が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で使用するカチオン性共重
合体エマルジョンの構成成分であるモノマー(A)は、
前記式(I)で示されるものである。式中のR4 は、水
素または置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキル
であり、ここで、アルキルに置換してもよい基として
は、水酸基、ハロゲン原子、フェニル基、エポキシ基な
どが挙げられる。工業的入手の容易さからすると、R4
は水素またはメチルであるのが好ましい。また、Y- は
塩を形成する陰イオンを表し、具体的には、ハロゲンイ
オン(Cl- 、Br- 、I- 等)、CH3OSO3 - 、C
2H5SO3 - 、HSO4 - 、H2PO4 - 、CH3CO
O- 、HCOO- 、NO3 - などが例示される。これら
のうち、ハロゲンイオン、CH3OSO3 - およびHSO
4 - が好ましい。
合体エマルジョンの構成成分であるモノマー(A)は、
前記式(I)で示されるものである。式中のR4 は、水
素または置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキル
であり、ここで、アルキルに置換してもよい基として
は、水酸基、ハロゲン原子、フェニル基、エポキシ基な
どが挙げられる。工業的入手の容易さからすると、R4
は水素またはメチルであるのが好ましい。また、Y- は
塩を形成する陰イオンを表し、具体的には、ハロゲンイ
オン(Cl- 、Br- 、I- 等)、CH3OSO3 - 、C
2H5SO3 - 、HSO4 - 、H2PO4 - 、CH3CO
O- 、HCOO- 、NO3 - などが例示される。これら
のうち、ハロゲンイオン、CH3OSO3 - およびHSO
4 - が好ましい。
【0014】モノマー(A)の具体例としては、 ジア
ルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート類またはジ
アルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド類の無
機酸塩、有機酸塩および、4級化剤による第4級アンモ
ニウム塩があげられる。ここで、無機酸塩としては、塩
酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩などがあげられ、有機
酸塩としては、酢酸塩、蟻酸塩などがあげられる。また
4級化剤としては、塩化メチル、ジエチル硫酸、エピハ
ロヒドリン、ベンジルクロライドなどがあげられる。
ルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート類またはジ
アルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド類の無
機酸塩、有機酸塩および、4級化剤による第4級アンモ
ニウム塩があげられる。ここで、無機酸塩としては、塩
酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩などがあげられ、有機
酸塩としては、酢酸塩、蟻酸塩などがあげられる。また
4級化剤としては、塩化メチル、ジエチル硫酸、エピハ
ロヒドリン、ベンジルクロライドなどがあげられる。
【0015】ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリ
レート類としては、 ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルア
ミノブチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリ
レート、ジエチルアミノプロピルアクリレート、ジエチ
ルアミノブチルアクリレート、ジ−n−プロピルアミノ
エチルアクリレート、ジ−n−プロピルアミノプロピル
アクリレート、ジ−n−プロピルアミノブチルアクリレ
ート、ジ−n−ブチルアミノエチルアクリレート、ジ−
n−ブチルアミノプロピルアクリレート、ジ−n−ブチ
ルアミノブチルアクリレート、1,1−ジメチル−3−
ジメチルアミノプロピルアクリレート、2−メチル−3
−ジメチルアミノプロピルアクリレートなど、およびこ
れらに対応するメタクリレート類を例示することができ
る。
レート類としては、 ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルア
ミノブチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリ
レート、ジエチルアミノプロピルアクリレート、ジエチ
ルアミノブチルアクリレート、ジ−n−プロピルアミノ
エチルアクリレート、ジ−n−プロピルアミノプロピル
アクリレート、ジ−n−プロピルアミノブチルアクリレ
ート、ジ−n−ブチルアミノエチルアクリレート、ジ−
n−ブチルアミノプロピルアクリレート、ジ−n−ブチ
ルアミノブチルアクリレート、1,1−ジメチル−3−
ジメチルアミノプロピルアクリレート、2−メチル−3
−ジメチルアミノプロピルアクリレートなど、およびこ
れらに対応するメタクリレート類を例示することができ
る。
【0016】またジアルキルアミノアルキル(メタ)ア
クリルアミド類としては、ジメチルアミノエチルアクリ
ルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジ
メチルアミノブチルアクリルアミド、ジエチルアミノエ
チルアクリルアミド、ジエチルアミノプロピルアクリル
アミド、ジエチルアミノブチルアクリルアミド、ジ−n
−プロピルアミノエチルアクリルアミド、ジ−n−プロ
ピルアミノプロピルアクリルアミド、ジ−n−プロピル
アミノブチルアクリルアミド、ジ−n−ブチルアミノエ
チルアクリルアミド、ジ−n−ブチルアミノプロピルア
クリルアミド、ジ−n−ブチルアミノブチルアクリルア
ミド、N−(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミノプ
ロピル)アクリルアミド、N−(2−メチル−3−ジメ
チルアミノプロピル)アクリルアミドなど、およびこれ
らに対応するメタクリルアミド誘導体を例示することが
できる。
クリルアミド類としては、ジメチルアミノエチルアクリ
ルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジ
メチルアミノブチルアクリルアミド、ジエチルアミノエ
チルアクリルアミド、ジエチルアミノプロピルアクリル
アミド、ジエチルアミノブチルアクリルアミド、ジ−n
−プロピルアミノエチルアクリルアミド、ジ−n−プロ
ピルアミノプロピルアクリルアミド、ジ−n−プロピル
アミノブチルアクリルアミド、ジ−n−ブチルアミノエ
チルアクリルアミド、ジ−n−ブチルアミノプロピルア
クリルアミド、ジ−n−ブチルアミノブチルアクリルア
ミド、N−(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミノプ
ロピル)アクリルアミド、N−(2−メチル−3−ジメ
チルアミノプロピル)アクリルアミドなど、およびこれ
らに対応するメタクリルアミド誘導体を例示することが
できる。
【0017】これらのジアルキルアミノアルキル(メ
タ)アクリレート類およびジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリルアミド類のなかでも、特に好ましいも
のとしては、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジ
エチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエ
チルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジメチルアミノプロピルメタクリレート、 ジメチ
ルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノプロピ
ルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリル
アミド、ジエチルアミノプロピルアクリルアミドおよび
ジエチルアミノプロピルメタクリルアミドをあげること
ができる。また、これらの4級化物も好ましく用いられ
る。
タ)アクリレート類およびジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリルアミド類のなかでも、特に好ましいも
のとしては、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジ
エチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエ
チルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジメチルアミノプロピルメタクリレート、 ジメチ
ルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノプロピ
ルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリル
アミド、ジエチルアミノプロピルアクリルアミドおよび
ジエチルアミノプロピルメタクリルアミドをあげること
ができる。また、これらの4級化物も好ましく用いられ
る。
【0018】以上にあげたジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート類またはジアルキルアミノアルキ
ル(メタ)アクリルアミド類の無機酸塩、有機酸塩およ
び4級アンモニウム塩は、それぞれ単独で用いることも
できるし、また2種以上を組み合わせて用いることもで
きる。
(メタ)アクリレート類またはジアルキルアミノアルキ
ル(メタ)アクリルアミド類の無機酸塩、有機酸塩およ
び4級アンモニウム塩は、それぞれ単独で用いることも
できるし、また2種以上を組み合わせて用いることもで
きる。
【0019】本発明で使用する共重合体の構成成分であ
るビニルモノマー(B)は、上記モノマー(A)以外の
モノマーであって、モノマー(A)と共重合可能な少な
くとも一種のものである。かかるビニルモノマー(B)
としては例えば、スチレン、ビニルトルエン、α−メチ
ルスチレンの如きスチレン系化合物類、エチレン、プロ
ピレンの如きオレフィン類、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ンの如きハロゲン化オレフィン類、 酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ吉草酸ビニル、ピバ
ル酸ビニル、ラウリン酸ビニル、バーサチック酸ビニル
の如きビニルエステル類、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)
アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリルの
如き(メタ)アクリル酸と炭素数1〜18の脂肪族アル
コールとのエステル類、(メタ)アクリロニトリル、そ
の他グリシジル基、N−メチロール基、アルコキシメチ
ル基、アミド基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、メ
トキシ基、スルホン酸基の如き官能基を有するビニルモ
ノマー、二個以上の重合性不飽和結合を有するビニルモ
ノマーなどを例示することができる。
るビニルモノマー(B)は、上記モノマー(A)以外の
モノマーであって、モノマー(A)と共重合可能な少な
くとも一種のものである。かかるビニルモノマー(B)
としては例えば、スチレン、ビニルトルエン、α−メチ
ルスチレンの如きスチレン系化合物類、エチレン、プロ
ピレンの如きオレフィン類、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ンの如きハロゲン化オレフィン類、 酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ吉草酸ビニル、ピバ
ル酸ビニル、ラウリン酸ビニル、バーサチック酸ビニル
の如きビニルエステル類、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)
アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリルの
如き(メタ)アクリル酸と炭素数1〜18の脂肪族アル
コールとのエステル類、(メタ)アクリロニトリル、そ
の他グリシジル基、N−メチロール基、アルコキシメチ
ル基、アミド基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、メ
トキシ基、スルホン酸基の如き官能基を有するビニルモ
ノマー、二個以上の重合性不飽和結合を有するビニルモ
ノマーなどを例示することができる。
【0020】上記の官能基を含有するビニルモノマーの
具体例としては、 N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N
−エトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−プロポ
キシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−イソブトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸、イタコ
ン酸、マレイン酸、(メタ)アクリルアミド、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、ビニルスルホン酸または
その塩などをあげることができる。
具体例としては、 N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N
−エトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−プロポ
キシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−イソブトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸、イタコ
ン酸、マレイン酸、(メタ)アクリルアミド、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、ビニルスルホン酸または
その塩などをあげることができる。
【0021】また、上記の二個以上の重合性不飽和結合
を有するビニルモノマーの具体例としては、ブタジエ
ン、イソプレンの如き脂肪族ジエン類、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレートの如きポリ(メタ)アクリレート類、ジビニル
ベンゼン、ジアリルマレエート、アリル(メタ)アクリ
レート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシア
ヌレート、メチレンビスアクリルアミドなどをあげるこ
とができる。
を有するビニルモノマーの具体例としては、ブタジエ
ン、イソプレンの如き脂肪族ジエン類、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレートの如きポリ(メタ)アクリレート類、ジビニル
ベンゼン、ジアリルマレエート、アリル(メタ)アクリ
レート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシア
ヌレート、メチレンビスアクリルアミドなどをあげるこ
とができる。
【0022】ビニルモノマー(B)の少なくとも一成分
として、N−メチロール(メタ)アクリルアミドまたは
そのアルキルエーテルを用いた場合には、そこから得ら
れる共重合体エマルジョンを適用した被記録材が、耐水
性において特に優れるという利点が得られる。 ここ
で、アルキルエーテルを構成するアルキルは、炭素数1
〜4であるのが好ましく、N−メチロール(メタ)アク
リルアミドのアルキルエーテルの具体例としては、N−
メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシ
メチル(メタ)アクリルアミド、N−プロポキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)
アクリルアミド、N−イソブトキシメチル(メタ)アク
リルアミドなどがあげられる。このようなN−メチロー
ル(メタ)アクリルアミドまたはそのアルキルエーテル
を用いる場合は、モノマー全体の量を基準に0.1〜10
重量%の範囲とし、他のビニルモノマー(B)を併用す
るのが好ましい。より好ましくは、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミドまたはそのアルキルエーテルは、モ
ノマー全体の量を基準に0.2〜5重量%の範囲で用いら
れる。
として、N−メチロール(メタ)アクリルアミドまたは
そのアルキルエーテルを用いた場合には、そこから得ら
れる共重合体エマルジョンを適用した被記録材が、耐水
性において特に優れるという利点が得られる。 ここ
で、アルキルエーテルを構成するアルキルは、炭素数1
〜4であるのが好ましく、N−メチロール(メタ)アク
リルアミドのアルキルエーテルの具体例としては、N−
メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシ
メチル(メタ)アクリルアミド、N−プロポキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)
アクリルアミド、N−イソブトキシメチル(メタ)アク
リルアミドなどがあげられる。このようなN−メチロー
ル(メタ)アクリルアミドまたはそのアルキルエーテル
を用いる場合は、モノマー全体の量を基準に0.1〜10
重量%の範囲とし、他のビニルモノマー(B)を併用す
るのが好ましい。より好ましくは、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミドまたはそのアルキルエーテルは、モ
ノマー全体の量を基準に0.2〜5重量%の範囲で用いら
れる。
【0023】本発明で使用するカチオン性重合体エマル
ジョンは、 以上説明したモノマー(A)およびビニル
モノマー(B)を共重合させることにより得られる。こ
の共重合体エマルジョンを製造するにあたって、界面活
性剤を存在させることは、そのエマルジョンを適用した
被記録材の耐水性を低下させることにつながるので、界
面活性剤の使用は避けなければならないが、その他の条
件は常法に従うことができる。
ジョンは、 以上説明したモノマー(A)およびビニル
モノマー(B)を共重合させることにより得られる。こ
の共重合体エマルジョンを製造するにあたって、界面活
性剤を存在させることは、そのエマルジョンを適用した
被記録材の耐水性を低下させることにつながるので、界
面活性剤の使用は避けなければならないが、その他の条
件は常法に従うことができる。
【0024】重合は一般に水媒体中で行われ、この際重
合開始剤を用いるのが好ましい。使用する重合開始剤と
しては、フリーラジカルを発生する化合物であればいず
れでもよく、例えば、2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)ジ塩酸塩、アゾビスイソブチロニトリル、
ベンゾイルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサ
イド、t−ブチルハイドロパーオキサイドなど、または
これらと還元剤の組合せが好ましく用いられる。また、
過硫酸アンモニウムの如きアニオン性の重合開始剤も使
用可能である。重合開始剤の使用量は特に制限されない
が、モノマーの残存量をできるだけ少なくするのが好ま
しいことから、モノマー全量に対して、重合開始剤を
0.05〜5重量%の範囲で使用するのが好ましい。
合開始剤を用いるのが好ましい。使用する重合開始剤と
しては、フリーラジカルを発生する化合物であればいず
れでもよく、例えば、2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)ジ塩酸塩、アゾビスイソブチロニトリル、
ベンゾイルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサ
イド、t−ブチルハイドロパーオキサイドなど、または
これらと還元剤の組合せが好ましく用いられる。また、
過硫酸アンモニウムの如きアニオン性の重合開始剤も使
用可能である。重合開始剤の使用量は特に制限されない
が、モノマーの残存量をできるだけ少なくするのが好ま
しいことから、モノマー全量に対して、重合開始剤を
0.05〜5重量%の範囲で使用するのが好ましい。
【0025】重合温度は特に制限されないが、適当な重
合温度は30〜100℃、好ましくは40〜80℃であ
る。30℃より低い温度では、モノマーの重合率が低下
する傾向にあり、好ましくない。また、反応系にモノマ
ーを添加する方法も特に制限されるものでなく、例え
ば、その全量を最初に添加して重合を行ってもよいし、
分割添加または連続添加して重合を行ってもよい。
合温度は30〜100℃、好ましくは40〜80℃であ
る。30℃より低い温度では、モノマーの重合率が低下
する傾向にあり、好ましくない。また、反応系にモノマ
ーを添加する方法も特に制限されるものでなく、例え
ば、その全量を最初に添加して重合を行ってもよいし、
分割添加または連続添加して重合を行ってもよい。
【0026】かくして得られるカチオン性共重合体エマ
ルジョンは、本発明に従って、被記録材の基材に適用さ
れる。ここで用いる基材として、代表的には紙をあげる
ことができるが、布、樹脂フィルム、合成紙なども使用
可能である。
ルジョンは、本発明に従って、被記録材の基材に適用さ
れる。ここで用いる基材として、代表的には紙をあげる
ことができるが、布、樹脂フィルム、合成紙なども使用
可能である。
【0027】本発明においては、カチオン性重合体エマ
ルジョンを少なくとも基材の表面に存在させればよく、
もちろん基材の表面のほか、その内部に存在していても
差し支えない。かかるカチオン性重合体エマルジョンを
基材の少なくとも表面に含有させるにあたっては、例え
ば、このエマルジョンを含浸液に添加し、これに基材を
含浸して処理する方法、このエマルジョンを含有せしめ
た塗工液を、ロールコーター、リバースロールコータ
ー、エアナイフコーター、ブレードコーター、スプレー
コーターの如き通常の塗工装置を用いて基材表面に塗工
し、乾燥する方法などが適用できる。
ルジョンを少なくとも基材の表面に存在させればよく、
もちろん基材の表面のほか、その内部に存在していても
差し支えない。かかるカチオン性重合体エマルジョンを
基材の少なくとも表面に含有させるにあたっては、例え
ば、このエマルジョンを含浸液に添加し、これに基材を
含浸して処理する方法、このエマルジョンを含有せしめ
た塗工液を、ロールコーター、リバースロールコータ
ー、エアナイフコーター、ブレードコーター、スプレー
コーターの如き通常の塗工装置を用いて基材表面に塗工
し、乾燥する方法などが適用できる。
【0028】こうした含浸液または塗工液には、他の成
分を併用することも可能である。例えば、公知の微粉ケ
イ酸、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、サチンホワイ
ト、ケイ酸アルミニウムの如き無機質顔料類、デンプ
ン、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、アルギン酸ソ
ーダ、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ソーダ、
ポリアクリルアミドの如き水溶性高分子類、 ポリ(ジ
アリルジメチルアンモニウムクロライド)、ポリエチレ
ンイミン、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン、カチ
オン性を付与されたポリアクリルアミドの如きカチオン
性水溶性重合体、合成ゴムラテックス、エチレン酢酸ビ
ニル系エマルジョンの如き合成樹脂エマルジョン類、
さらには分散剤、蛍光染料、pH調整剤、消泡剤、潤滑
剤などの各種添加剤をあげることができる。
分を併用することも可能である。例えば、公知の微粉ケ
イ酸、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、サチンホワイ
ト、ケイ酸アルミニウムの如き無機質顔料類、デンプ
ン、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、アルギン酸ソ
ーダ、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ソーダ、
ポリアクリルアミドの如き水溶性高分子類、 ポリ(ジ
アリルジメチルアンモニウムクロライド)、ポリエチレ
ンイミン、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン、カチ
オン性を付与されたポリアクリルアミドの如きカチオン
性水溶性重合体、合成ゴムラテックス、エチレン酢酸ビ
ニル系エマルジョンの如き合成樹脂エマルジョン類、
さらには分散剤、蛍光染料、pH調整剤、消泡剤、潤滑
剤などの各種添加剤をあげることができる。
【0029】本発明において、カチオン性共重合体エマ
ルジョンは、基材1m2あたり、乾燥重量で0.01〜20
gの範囲で含有させるのが適当であり、さらには0.1〜
10gの範囲で含有させるのがより好ましい。この共重
合体の含有量があまり少ないと、本発明で目的とする耐
水性などの効果が十分に発揮されにくくなる。また、こ
の共重合体の含有量があまり多くなっても、効果はさほ
ど増加しないので、経済的に不都合を生じる。
ルジョンは、基材1m2あたり、乾燥重量で0.01〜20
gの範囲で含有させるのが適当であり、さらには0.1〜
10gの範囲で含有させるのがより好ましい。この共重
合体の含有量があまり少ないと、本発明で目的とする耐
水性などの効果が十分に発揮されにくくなる。また、こ
の共重合体の含有量があまり多くなっても、効果はさほ
ど増加しないので、経済的に不都合を生じる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。例中、含有量ないし使用量を表す%および部は、
特にことわらないかぎり重量基準である。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。例中、含有量ないし使用量を表す%および部は、
特にことわらないかぎり重量基準である。
【0031】合成例1 還流冷却器、温度計、および攪拌機を備えた2リットル
のセパラブルフラスコに、水660g、スチレン10
g、アクリル酸ブチル70g、およびメタクリロイロキ
シエチルトリメチルアンモニウムクロライドの80%水
溶液25gを仕込み、80℃に昇温したあと、反応系内
を窒素ガスで置換した。次にスチレン40g、アクリル
酸ブチル270g、メタクリロイロキシエチルトリメチ
ルアンモニウムクロライドの80%水溶液100g、お
よびN−メチロールアクリルアミドの10%水溶液10
0gを4時間かけて、また同時に、2,2′−アゾビス
(2−アミジノプロパン)ジ塩酸塩の5%水溶液50g
を5時間かけて、それぞれ一定速度で反応系に供給して
反応させ、重合を終了した。冷却後、100メッシュの
ステンレス鋼にて重合液を濾過した。得られたエマルジ
ョンは乳白色の均一な水分散液であり、固形分38%、
粘度150cps (BL型粘度計、回転数60回転/分に
て測定)であった。
のセパラブルフラスコに、水660g、スチレン10
g、アクリル酸ブチル70g、およびメタクリロイロキ
シエチルトリメチルアンモニウムクロライドの80%水
溶液25gを仕込み、80℃に昇温したあと、反応系内
を窒素ガスで置換した。次にスチレン40g、アクリル
酸ブチル270g、メタクリロイロキシエチルトリメチ
ルアンモニウムクロライドの80%水溶液100g、お
よびN−メチロールアクリルアミドの10%水溶液10
0gを4時間かけて、また同時に、2,2′−アゾビス
(2−アミジノプロパン)ジ塩酸塩の5%水溶液50g
を5時間かけて、それぞれ一定速度で反応系に供給して
反応させ、重合を終了した。冷却後、100メッシュの
ステンレス鋼にて重合液を濾過した。得られたエマルジ
ョンは乳白色の均一な水分散液であり、固形分38%、
粘度150cps (BL型粘度計、回転数60回転/分に
て測定)であった。
【0032】また、ガラス棒を用いて上記エマルジョン
数十gをフィルム状に薄く延ばし、60℃で30分以上
乾燥したものを10〜15g精秤採取して、アルミニウ
ム箔製のセルに入れ、熱分析システム(セイコー電子工
業社製 SSC 5000 熱分析システム)を用い、10℃/分
の昇温速度で−100℃から100℃まで昇温してガラ
ス転移温度を測定したところ、このエマルジョンのガラ
ス転移温度は−34℃であった。
数十gをフィルム状に薄く延ばし、60℃で30分以上
乾燥したものを10〜15g精秤採取して、アルミニウ
ム箔製のセルに入れ、熱分析システム(セイコー電子工
業社製 SSC 5000 熱分析システム)を用い、10℃/分
の昇温速度で−100℃から100℃まで昇温してガラ
ス転移温度を測定したところ、このエマルジョンのガラ
ス転移温度は−34℃であった。
【0033】合成例2〜4および比較合成例1〜3 モノマーの種類および量を表1に示したとおりに変更し
た以外は、合成例1と同様に行い、表1の結果を得た。
なお、比較合成例1における界面活性剤は、反応当初か
ら存在させ、その量はモノマー全量に対する割合で表し
た。また、表1にある各成分の略号は、次のとおりの意
味を表す。
た以外は、合成例1と同様に行い、表1の結果を得た。
なお、比較合成例1における界面活性剤は、反応当初か
ら存在させ、その量はモノマー全量に対する割合で表し
た。また、表1にある各成分の略号は、次のとおりの意
味を表す。
【0034】DMC: メタクリロイロキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライド;式(I)において、R
1 =CH3、X=O、n=2、R2 =R3 =R4 =C
H3、Y- =Cl- の化合物 DMA: アクリロイルアミノプロピルトリメチルアン
モニウムクロライド;式(I)において、R1 =H、X
=NH、n=3、R2 =R3 =R4 =CH3 、Y- =C
l- の化合物 ST : スチレン MMA: メタクリル酸メチル BA : アクリル酸ブチル N−MAM: N−メチロールアクリルアミド LTAC: ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド
メチルアンモニウムクロライド;式(I)において、R
1 =CH3、X=O、n=2、R2 =R3 =R4 =C
H3、Y- =Cl- の化合物 DMA: アクリロイルアミノプロピルトリメチルアン
モニウムクロライド;式(I)において、R1 =H、X
=NH、n=3、R2 =R3 =R4 =CH3 、Y- =C
l- の化合物 ST : スチレン MMA: メタクリル酸メチル BA : アクリル酸ブチル N−MAM: N−メチロールアクリルアミド LTAC: ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド
【0035】
【表1】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 合 成 例 比較合成例 1 2 3 4 1 2 3 ────────────────────────────────共重合体の成分 (%) モノマー(A) DMC 20 30 20 - 20 5 20 DMA - - - 30 - - - ビニルモノマー(B) ST 10 5 - 5 10 20 48 MMA - - 10 - - - - BA 68 63 68 68 68 73 30 N−MAM 2 2 2 2 2 2 2 界面活性剤 LTAC - - - - 2 - - ──────────────────────────────── ガラス転移温度(℃) -34 -35 -32 -30 -35 -30 +20 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0036】実施例および比較例 合成例1〜4および比較合成例1〜3で合成したエマル
ジョンを用い、下記配合にて塗工用組成物を作成した。
ジョンを用い、下記配合にて塗工用組成物を作成した。
【0037】微粉ケイ酸 100部 ポリビニルアルコール 50部 エマルジョン(乾燥重量) 25部または50部 水 850部
【0038】基材として、坪量が80g/m2であり、ス
テキヒトサイズ度が30秒である一般上質紙を使用し、
この基材表面に上記塗工用組成物を乾燥塗工量が10g
/m2となるようにワイヤーロッドにより塗工し、120
℃で2分間乾燥させ、さらに熱プレス機にて110℃で
1分間の熱処理を施して被記録材を得た。この被記録材
上に、キャノン社製カラープリンター BJC-600J を用い
てインクジェット記録を行った。得られた画像の耐水性
を以下のようにして評価し、結果を表2に示した。
テキヒトサイズ度が30秒である一般上質紙を使用し、
この基材表面に上記塗工用組成物を乾燥塗工量が10g
/m2となるようにワイヤーロッドにより塗工し、120
℃で2分間乾燥させ、さらに熱プレス機にて110℃で
1分間の熱処理を施して被記録材を得た。この被記録材
上に、キャノン社製カラープリンター BJC-600J を用い
てインクジェット記録を行った。得られた画像の耐水性
を以下のようにして評価し、結果を表2に示した。
【0039】耐水性評価方法 記録後の試料を、温度25℃、相対湿度60%の恒温室
に半日以上放置したあと、25℃の水道水中に5分間浸
漬し、乾燥するまで静置してから、濃度をマクベス濃度
計により測定した。
に半日以上放置したあと、25℃の水道水中に5分間浸
漬し、乾燥するまで静置してから、濃度をマクベス濃度
計により測定した。
【0040】
【表2】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 使用 添加量 マ ク ベ ス 濃 度 エマルジョン (部) イエロー マゼンタ シアン ブラック ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 合成例1 25 1.57 1.80 1.68 1.78 50 1.66 1.85 1.71 1.81 〃 2 25 1.60 1.84 1.68 1.80 50 1.70 1.88 1.72 1.84 〃 3 25 1.58 1.78 1.66 1.78 50 1.64 1.83 1.69 1.82 〃 4 25 1.58 1.81 1.67 1.77 50 1.61 1.85 1.70 1.82 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 比較合成例1 25 1.42 1.56 1.50 1.62 50 1.46 1.60 1.55 1.66 〃 2 25 1.38 1.09 1.26 1.23 50 1.44 1.18 1.32 1.27 〃 3 25 1.43 1.34 1.46 1.46 50 1.48 1.41 1.52 1.50 使用せず 0 0.79 0.23 0.34 0.38 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0041】
【発明の効果】本発明の被記録材は、水溶性インクによ
り印字される記録画像が卓越した耐水性を示すなど、イ
ンクジェット記録をはじめとする各種記録に適してい
る。
り印字される記録画像が卓越した耐水性を示すなど、イ
ンクジェット記録をはじめとする各種記録に適してい
る。
Claims (5)
- 【請求項1】基材の少なくとも表面に、式(I) (式中、R1 は水素またはメチルを、XはOまたはNH
を、R2 およびR3 は各々独立に炭素数1〜4のアルキ
ルを、R4 は水素または置換されていてもよい炭素数1
〜4のアルキルを、nは2〜5の整数を、Y- は塩を形
成する陰イオンを表す)で示される少なくとも一種のモ
ノマー(A)から導かれる単位が15〜50重量%、お
よび該モノマー(A)以外のモノマーであって、モノマ
ー(A)と共重合可能な少なくとも一種のビニルモノマ
ー(B)から導かれる単位が85〜50重量%よりな
り、かつ界面活性剤を含有せず、そのガラス転移温度が
−20℃以下である共重合体エマルジョンを含有させ、
その後乾燥してなることを特徴とする被記録材。 - 【請求項2】ビニルモノマー(B)が、N−メチロール
(メタ)アクリルアミドまたはそのアルキルエーテルを
含有する請求項1記載の被記録材。 - 【請求項3】R4 が水素またはメチルである請求項1ま
たは2記載の被記録材。 - 【請求項4】基材が紙である請求項1〜3のいずれかに
記載の被記録材。 - 【請求項5】基材1m2あたり、共重合体エマルジョンを
乾燥重量で0.01〜20g含有する請求項1〜4のいず
れかに記載の被記録材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260062A JPH0999632A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 被記録材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260062A JPH0999632A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 被記録材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0999632A true JPH0999632A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17342785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7260062A Pending JPH0999632A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 被記録材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0999632A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000199196A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-18 | Japan Pmc Corp | インクジェット適性の優れたppc用紙及びその製造方法 |
| US7040747B2 (en) | 1999-07-30 | 2006-05-09 | Seiko Epson Corporation | Recording method for printing using two liquids on recording medium |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP7260062A patent/JPH0999632A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000199196A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-18 | Japan Pmc Corp | インクジェット適性の優れたppc用紙及びその製造方法 |
| US7040747B2 (en) | 1999-07-30 | 2006-05-09 | Seiko Epson Corporation | Recording method for printing using two liquids on recording medium |
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