JPH0999938A - ホルダー付き組立式包装箱 - Google Patents

ホルダー付き組立式包装箱

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JPH0999938A
JPH0999938A JP25589695A JP25589695A JPH0999938A JP H0999938 A JPH0999938 A JP H0999938A JP 25589695 A JP25589695 A JP 25589695A JP 25589695 A JP25589695 A JP 25589695A JP H0999938 A JPH0999938 A JP H0999938A
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JP
Japan
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holder
side plate
flap
plate
packaging box
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JP25589695A
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English (en)
Inventor
Terumi Matsuda
輝巳 松田
Noboru Akita
登 秋田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い捨て注射器などの物品を両持ち状に確実
に支承できるホルダーを有しながら、簡単な操作で組み
立てでき、しかも、丈夫で安価に実施できる、ホルダー
付き組立式包装箱を提供する。 【解決手段】 矩形の底板(1)の前後左右にそれぞれ前
・後・左・右側板(2・3・4・5)を連設する。左・右
側板(4・5)に沿って、上壁(17)と内側壁(18)とを有す
る左右一対のホルダー(8・9)を箱内に配置する。ホル
ダー(8・9)の上壁(17)の内端部に内側壁(18)の上端部
を連設する。ホルダー(8・9)の内側壁(18)の下端部を
底板(1)に固定し、上壁(17)の外端部を左・右側板(4
・5)に固定する。後側板(3)の上端に蓋板(6)を連設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルダー付き組立
式包装箱に関し、詳しくは、使い捨て注射器など細長い
物品を両持ち状に確実に支承できるホルダーを有しなが
ら、簡単な操作で組み立てでき、しかも、丈夫で安価に
実施できる包装箱に関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、注射器などの細長い物品を確実
に支承する包装箱は、箱本体とは別個に形成したホルダ
ーを箱本体内に配置する構成であることから、製造、組
立工程が複雑となる問題があり、しかも、組立状態で出
荷・納品されることから、輸送や保管などに大きな空間
を必要とする問題があった。これらの問題を解消するた
め、本出願人は先に実開平6−14022号等で、箱本
体内にホルダーを一体に備え、1枚の台紙から組み立て
る形式のホルダー付き組立式包装箱を提供した。しかし
ながら、この形式のホルダー付き組立式包装箱は構造が
複雑で組立操作が煩雑であった。
【0003】
【従来の技術】従来、上記問題点を解消した、より簡単
な操作で組立できるホルダー付き組立式包装箱操作とし
ては、例えば実公平7−28092号公報に示すように
構成したものがある。即ち、このホルダー付き組立式包
装箱は、例えば図8の展開図に示す台紙から組み立て形
成され、図9に示すように、前後左右の側板(51・52・5
3・54)を連設して方形枠を形成し、左・右側板(53・54)
の上縁にそれぞれホルダー(55)の上壁(56)と内側壁(57)
とを順に連設するとともに下縁に内底板(58)を連設し、
ホルダー(55)の内側壁(57)下端部を内底板(58)に固定
し、後側板(52)の上縁に蓋板(59)を、下縁に底板(60)を
それぞれ連設する構成である。
【0004】このホルダー付き組立式包装箱(50)は、図
10に示す折畳んだ状態で出荷・納品されることから、
輸送保管などのコストを低減できるうえ、物品を収容す
るときに方形枠を立体化して両内底板(58・58)を組合
せ、底板(60)先端の差込みフラップ(61)を前側板(51)の
内側に差込むことにより立体化されることから、組立操
作が比較的簡単である利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、前側板(51)の長さと高さが両ホルダー(55)
間に収容される物品に応じた寸法となるため、例えば使
い捨て注射器等の細長い物品を収容する場合にはこの前
側板(51)が左右に長く高さの低い長方形に形成される。
そしてこの細長い前側板(51)は、図8に示すように、幅
の狭い左右両端部で折り目(62・62)を介して左・右側板
(53・54)とのみ連設してあることから、運搬時などに無
理な応力が加わるとこの折り目(62)が簡単に変形し破損
してしまう虞れがあった。
【0006】また、両ホルダー(55・55)を簡単な操作で
立体化させるため内底板(58)を必要とすることから、箱
の底部はこの内底板(58)と底板(60)とからなる二重構造
に構成され、この結果、箱底部の組立操作に手数がかか
るうえ、広い面積の台紙を必要とする問題があり、しか
も、この台紙は、図8に示すように、前後左右の側板(5
1・52・53・54)を直列状に連設するため、例えば前側板
(51)の上下両側など、厚紙から切り出す際に無駄となる
部分が多く、製造コストが高くつく問題があった。
【0007】なお、箱底部の組立操作を簡単にするた
め、前後左右の側板(51・52・53・54)の下端にそれぞれ
底フラップを形成し、隣設する2枚の底フラップを互い
に貼合せて一対の底板を形成し、方形枠を立体化させる
際に両底板を互いに組合わせて箱底部を形成する、いわ
ゆるワンタッチ形式の構造にすることも可能である。し
かしながら、この場合にも底フラップを互いに接着させ
る必要から広い面積の台紙を必要とするうえ、これらを
貼合せる加工工程を必要とし、安価に実施できない問題
があり、さらに、包装箱を立体化するとこのワンタッチ
形式の箱底部が中央で浮き上がり易く、物品の収容が容
易でない問題もある。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解消して、
使い捨て注射器など細長い物品を両持ち状に確実に支承
できるホルダーを有しながら、簡単な操作で組み立てで
き、しかも、丈夫で安価に実施できる、ホルダー付き組
立式包装箱を提供することを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ホルダー付き組立式包装箱を次のように構
成したものである。即ち、本発明の実施の形態を示す図
1〜図7に基づき説明すると、本発明1は、矩形の底板
(1)の前後左右にそれぞれ前・後・左・右側板(2・3
・4・5)を連設し、この左・右側板(4・5)に沿っ
て、上壁(17)と内側壁(18)とを有する左右一対のホルダ
ー(8・9)を箱内に配置し、各ホルダー(8・9)の上壁
(17)の内端部に内側壁(18)の上端部を連設し、この内側
壁(18)の下端部を上記底板(1)に固定するとともに、上
壁(17)の外端部をそれぞれ左・右側板(4・5)に固定
し、後側板(3)の上端に蓋板(6)を連設したことを特徴
とするものである。
【0010】本発明2は、上記本発明1において、左・
右側板(4・5)の前端と上記前側板(2)の左右両端とを
それぞれ箱内方に折り畳まれる折畳みフラップ(10)を介
して連結し、蓋板(6)の先端に差込みフラップ(7)を連
設し、この差込みフラップ(7)を上記前側板(2)と折畳
みフラップ(10)との間に差込み可能に構成したものであ
る。
【0011】本発明3は、上記本発明2において、ホル
ダー(8・9)の前端縁(21)を前側板(2)の内面から離隔
させて配置し、ホルダー(8・9)と前側板(21)との間の
間隙(22)に折畳みフラップ(10)を配置可能に構成したも
のである。
【0012】本発明4は、上記本発明2または3におい
て、折畳みフラップ(10)を、前側板(2)の左右両端部に
連設した前フラップ(11)と、この前フラップ(11)と左・
右側板(4・5)の前端部との間に連設した横フラップ(1
2)とから構成し、横フラップ(12)の両側縁に設けた折り
目(r3・r4)を、前フラップ(11)と前側板(2)との間の折
り目(r2)よりも弱い力で折り曲げ可能に構成したもので
ある。
【0013】ここで、左・右側板(4・5)は少なくとも
いずれか一方を内外二重構造にすることができ、この場
合には、左・右側板(4・5)の内側板にホルダー上壁(1
7)の外端部を固定すればよい。また、横フラップ(12)の
両側縁に設けた折り目(r3・r4)を、前フラップ(11)と前
側板(2)との間の折り目(r2)よりも弱い力で折り曲げ可
能にする構成とは、例えば、横フラップ(12)の両側縁の
折り目(r3・r4)に長い切罫線を設けたり、横フラップ(1
2)の高さを前フラップ(11)よりも低く形成したりする構
成をいう。
【0014】
【作用】矩形の底板(1)に連設した左・右側板(4・5)
に沿って左右一対のホルダー(8・9)を配置し、各ホル
ダー(8・9)の内側壁(18)の下端部を底板(1)に固定す
るとともに、上壁(17)の外端部をそれぞれ左右側板(4
・5)に固定してあるので、左・右側板(4・5)を立ち
上げることによりホルダー(8・9)が立体化し、この立
体化した左右一対のホルダー(8・9)により物品が両持
ち状に確りと支承される。そして、前・後側板(2・3)
を立ち上げ、包装箱の上面を蓋板(6)で蓋したのち、シ
ールの貼着等で封緘することにより包装が完了する。
【0015】左・右側板(4・5)の前端と上記前側板
(2)の左右両端とをそれぞれ箱内方に折り畳まれる折畳
みフラップ(10)を介して連結し、蓋板(6)の先端に差込
みフラップ(7)を連設し、この差込みフラップ(7)を上
記前側板(2)と折畳みフラップ(10)との間に差込み可能
に構成した場合には、差込みフラップ(7)を前側板
(2)と折畳みフラップ(10)との間に差込むことに
より包装箱が蓋される。
【0016】なお、左・右側板(4・5)の前端と上記前
側板(2)の間に折畳みフラップ(10)を連設すると、この
折畳みフラップ(10)の反発力により前側板(2)が前方へ
押し戻されるが、ホルダー(8・9)の前端縁(21)を前側
板(2)の内面から離隔させて配置し、ホルダー(8・9)
と前側板(21)との間の間隙(22)に折畳みフラップ(10)を
配置可能に構成した場合には、前側板(2)を立ち上げた
際に折畳みフラップ(10)が間隙(22)に収容されるので、
上記折畳みフラップ(10)の反発力が弱まり、前側板(2)
は軽い操作力で立ち上がる。
【0017】また、折畳みフラップ(10)を、前側板(2)
の左右両端部に連設した前フラップ(11)と、この前フラ
ップ(11)と左・右側板(4・5)の前端部との間に連設し
た横フラップ(12)とから構成し、横フラップ(12)の両側
縁に設けた折り目(r3・r4)を、前フラップ(11)と前側板
(2)との間の折り目(r2)よりも弱い力で折り曲げ可能に
構成した場合には、前側板(2)を立ち上げた際に前フラ
ップ(11)の反発力で横フラップ(12)が後方へ付勢され
る。この結果、前側板(2)と折畳みフラップ(10)との間
が広がり、差込みフラップ(7)の差込みが容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて述べる。図1から図7は本発明の実施の形態
を示し、図1は使い捨て注射器を収容するためのホルダ
ー付き組立式包装箱の斜視図、図2は図1のX部の拡大
平面図、図3は使い捨て注射器を収容した状態の要部を
拡大した破断斜視図、図4は包装箱用台紙の展開図、図
5は図4のY部拡大図、図6は折り畳まれた状態の正面
図、図7は使い捨て注射器を収容した状態の縦断正面図
である。
【0019】図1に示すように、このホルダー付き組立
式包装箱(C)は、矩形の底板(1)の前後左右にそれぞれ
長方形の前・後・左・右側板(2・3・4・5)を連設
し、後側板(3)の上端に蓋板(6)と差込みフラップ(7)
とを順に連設してある。包装箱(C)の内部には、左側板
(4)に沿って左右に長い左側ホルダー(8)を、右側板
(5)に沿って短い右側ホルダー(9)をそれぞれ配置して
ある。
【0020】上記左・右側板(4・5)は、前端を前側板
(1)の左右両端にそれぞれ折畳みフラップ(10)を介して
連結してあり、後端に内フラップ(13)を連設してある。
なお、上記右側板(5)は側板連結片(14)を介して連結し
た外側板(15)と内側板(16)とからなる内外二重構造とな
っており、上記折畳みフラップ(10)と内フラップ(13)は
それぞれ右側板(5)の外側板(15)の前後端に連設してあ
る。
【0021】上記両ホルダー(8・9)は、それぞれ上壁
(17)と内側壁(18)とからなり、上壁(17)の内端部に内側
壁(18)の上端部を連設し、それぞれ上壁(17)と内側壁(1
8)とに亘って開口した支承用窓(19)を5カ所に設けてあ
る。上記左側ホルダー(8)は、上壁(17)の外端部を前記
左側板(4)の上端に連設してあり、内側壁(18)の下端部
を前記底板(1)に貼合せて固定してある。上記右側ホル
ダー(9)は、内側壁(18)の下端部を上記右側板(5)の内
側板(16)の下端部にホルダー固定片(20)を介して連結し
て、このホルダー固定片(20)を底板(1)に貼合せてあ
り、一方、上壁(17)の外端部を右側板(5)の内側板(16)
に貼合せて固定してある。
【0022】上記両ホルダー(8・9)は、それぞれ前端
縁(21)を前側板(2)の内面から離隔させて配置してあ
り、図2に示すように、このホルダー(8・9)と前側板
(2)との間の間隙(22)に、上記折畳みフラップ(10)を箱
内方へ折り畳んだ状態で配置してある。また、左・右側
板(4・5)の後端に連設した前記内フラップ(13)は、そ
れぞれ後側板(3)に沿って配置してあり、これにより立
体化した両ホルダー(8・9)がそれぞれ内方へ倒れない
ように支承される。
【0023】上記右側ホルダー(9)は上壁(17)が右側板
(5)よりも低く形成してあり、この結果、図3に示すよ
うに、このホルダー付き組立式包装箱(C)に収容された
使い捨て注射器(A)は、フィンガーグリップ(23)がこの
上壁(17)に形成した支承用窓(19)の両側縁に規制されて
横転せず、所定の姿勢に確実に支承される。
【0024】次に、このホルダー付き組立式包装箱の構
造を、図4に示す包装箱用台紙の展開図を用いて説明す
る。
【0025】図4は包装箱用台紙(B)を箱内方からみた
状態の展開図である。この台紙(B)の矩形の底板(1)に
は、下側に折り目(r1)を介して前側板(2)を連設してあ
り、上側に折り目(s1・s2・s3)を介して後側板(3)、蓋
板(6)及び差込みフラップ(7)を順に連設してある。
【0026】上記底板(1)の左側には、折り目(t1・t2
・t3・t4)を介して左側板(4)、左側ホルダー(8)の上
壁(17)、同ホルダー(8)の内側壁(18)、及び貼着片(24)
を順に連設してある。また、底板(1)の右側には、折り
目(u1・u2・u3・u4・u5・u6・u7)を介して右側板(5)の
外側板(15)、側板連結片(14)、右側板(5)の内側板(1
6)、ホルダー固定片(20)、右側ホルダー(9)の内側壁(1
8)、同ホルダー(9)の上壁(17)、及び貼着片(24)を順に
連設してある。
【0027】そして、前側板(2)の左右両側に折り目(r
2・r3)を介して折畳みフラップ(10)を構成する前フラッ
プ(11)と横フラップ(12)とをそれぞれ順に連設してあ
り、両横フラップ(12・12)を左・右側板(4・5)に折り
目(r4・r4)を介してそれぞれ連設してある。また、左・
右側板(4・5)の上部には折り目(s4)を介してそれぞれ
内フラップ(13)が連設してある。なお、符号(19)は各ホ
ルダー(8・9)の上壁(17)と内側壁(18)とに亘って打ち
抜き開口された支承用窓を、符号(25)は貼着片(24)とホ
ルダー固定片(20)とにそれぞれ塗布した接着剤をそれぞ
れ示す。
【0028】上記折畳みフラップ(10)は、図5に示すよ
うに、前側板(2)と前フラップ(11)との間の折り目
(r2)は押罫線のみで構成してあるが、横フラップ(1
2)の両側縁の折り目(r3・r4)はいずれもミシン目状の切
罫線(26)を設けてある。また、横フラップ(12)の上縁(2
7)は前フラップ(11)の側縁(28)の中間部に接続してあ
り、従って、包装箱(C)を立体化した状態では横フラッ
プ(12)の高さを前フラップ(11)よりも低く形成してあ
る。これらの結果、横フラップ(12)の両側縁に設けた折
り目(r3・r4)は、前フラップ(11)と前側板(2)との間の
折り目(r2)よりも弱い力で折れ曲がることになる。
【0029】この包装箱用台紙(B)は、次の手順で折り
畳まれ製箱される。まず、折り目(t4・t3)を順に谷折り
して左側板(4)及び左側ホルダー(8)を底板(1)の上に
折り重ね、接着剤(25)で貼着片(24)を底板(1)に仮止め
する。次に、折り目(u6)を山折りし、折り目(u3)を谷折
りするとともに折り目(u4)を山折りして、右側板(5)の
外側板(15)上に内側板(16)、貼着片(24)、右側ホルダー
(9)及びホルダー固定片(20)を折り重ね、接着剤(25)に
より貼着片(24)を内側板(16)に仮止めする。次いで、折
り目(u1)を谷折りして、右側板(5)、ホルダー固定片(2
0)及び右側ホルダー(9)を底板(1)の上に折り重ね、接
着剤(25)でホルダー固定片(20)を底板(1)に仮止めす
る。
【0030】その後、折り目(s2)を谷折りして、蓋板
(6)及び差込みフラップ(7)を左・右側板(4・5)及び
左・右両ホルダー(8・9)の上に折り重ね、図6に示す
折畳み状態のままローラ等により押圧して上記仮止めし
た部位を接着剤(25)により確りと固定し、製箱を完了す
る。このホルダー付き組立式包装箱(C)は、この折畳ま
れた状態で輸送され保管されるので、場所をとらず保管
管理等が容易である。
【0031】上記折畳まれた状態のホルダー付き組立式
包装箱(C)へは、次の手順で使い捨て注射器(A)が収容
される。
【0032】まず、蓋板(6)を持ち上げて箱後方へ折り
返し、左・右側板(4・5)を立ち上げることにより、両
ホルダー(8・9)を立体化させる。そして、図7に示す
ように、この立体化した両ホルダー(8・9)間に亘って
使い捨て注射器(A)を収容し、各ホルダー(8・9)の内
側壁(18)にあけた支承用窓(19)でこの注射器(A)を両持
ち状に確りと支承する。なお、右側ホルダー(9)の上壁
(17)を低く形成してあるので、包装箱(C)内でこのホル
ダー(9)の上方に空間(29)が形成されることから、図7
の仮想線に示すように、この空間(29)内に説明書(D)等
が必要に応じて収容される。
【0033】その後、前側板(2)を立ち上げて折畳みフ
ラップ(10)を箱内方に折畳み、内フラップ(13)を両ホル
ダー(8・9)に沿って箱内方へ折り曲げ、後側板(3)を
立ち上げる。そして、蓋板(6)で包装箱(C)の上面を蓋
し、蓋板(6)先端の差込みフラップ(7)を前側板(2)と
折畳みフラップ(10)との間に差し込み、蓋板(6)と前側
板(2)とに亘りシールを貼って包装を完了する。
【0034】上記実施の形態では右側板(5)を二重構造
にしてあるので、右外方などからの衝撃を緩衝でき包装
箱の強度を高めることができるが、これ以外に左側板
(4)や前側板(2)を二重構造にして包装箱の強度を一層
高めてもよく、勿論、箱材の強度が充分に高ければ全て
の側板を簡略な一重構造にしてもよい。また、上記実施
の形態ではホルダー(8・9)を上壁(17)と内側壁(18)と
からなる一重構造に構成したが、本発明のホルダーは二
重構造等にして強度を向上させることもできる。
【0035】上記実施の形態では、右側ホルダー(9)の
みを低く形成したが、両ホルダーをともに側板よりも低
く形成し、この両ホルダーの上方に説明書等を収容する
ための空間を形成してもよい。また、上記実施の形態で
は各ホルダー(8・9)のそれぞれに5カ所の支承用窓(1
9)を開口して各箱に5個の使い捨て注射器(A)を収容す
るように構成したが、各ホルダーは物品を確りと支承で
きる構造であればよく、上記実施の形態のような支承用
窓(19)を打ち抜き開口した形状に限定されない。また本
発明の包装箱に収容される物品の個数は5個に限定され
るものではなく、1個又は2個以上の物品を収容するこ
とができ、この収容個数に応じてホルダーに支承用窓等
が形成される。
【0036】また、上記実施の形態では、左・右側板
(4・5)の後端に内フラップ(13)を連設したが、この内
フラップに代えて箱内方へ折畳まれる折畳みフラップを
後側板(3)との間に連設してもよく、さらにこの折畳み
フラップの後半部を後側板(3)に貼着して、左・右側板
(4・5)と後側板(3)とが連動して立ち上がる、いわゆ
るワンタッチ形式のフラップ構造に構成してもよい。
【0037】さらに、上記実施の形態は使い捨て注射器
(A)の包装に用いる場合について説明したが、本発明の
ホルダー付き組立式包装箱はアンプルなど他の物品の収
容にも適用できるものであり、これらの物品を両持ち状
に確りと支承して包装できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され作用する
ことから、次の効果を奏する。
【0039】(イ)左・右側板に沿って配置した左右一対
のホルダーは、内側壁の下端部を底板に、上壁の外端部
を左・右側板にそれぞれ固定してあることから、左・右
側板を立ち上げることにより立体化して、細長い物品を
両持ち状に確りと支承することができる。しかも、ホル
ダーを一体に有する組立式包装箱でありながら、左右側
板を立ち上げるだけの操作でホルダーを立体化できるう
え、箱の底部は1枚の底板で構成されて組立操作を必要
とせず、極めて簡単な操作で包装箱を組み立ることがで
きる。
【0040】(ロ)底板は4辺に全て側板を連設してあ
り、また、前後左右の各側板は全て長い辺を底板に連設
してあるので、折り目等から容易に破断する虞れがな
く、丈夫である。
【0041】(ハ)箱底部は1枚の底板のみで構成してあ
るので、台紙面積を小さくできるうえ、展開状態では前
後左右の側板が矩形の底板の周囲に配置されるので、厚
紙等から切り出す際に無駄になる部分を少なくできる。
しかも、包装箱の製造工程で各部材を貼合せる部分は、
ホルダーの端部を固定する部分だけで済むので、貼合せ
工数を少なくできる。これらの結果、製造コストを低減
して安価に実施することができる。
【0042】(ニ)左・右側板の前端と上記前側板の左右
両端とをそれぞれ箱内方に折り畳まれる折畳みフラップ
を介して連結し、蓋板の先端に差込みフラップを連設
し、この差込みフラップを上記前側板と折畳みフラップ
との間に差込み可能に構成した場合には、物品を収容し
たのち差込みフラップを前側板と折畳みフラップとの間
に差込むだけの簡単な操作で包装箱を蓋することができ
る。
【0043】(ホ)ホルダーの前端縁を前側板の内面から
離隔させて配置し、ホルダーと前側板との間の間隙に折
畳みフラップを折畳み配置可能に構成した場合には、前
側板を立ち上げた際に折畳みフラップが間隙に収容され
て反発力が弱まるので、前側板を軽い操作力で立ち上げ
ることができる。
【0044】(ヘ)折畳みフラップを、前側板の左右両端
部に連設した前フラップと、この前フラップと左・右側
板の前端部との間に連設した横フラップとから構成し、
横フラップの両側縁に設けた折り目を、前フラップと前
側板との間の折り目よりも弱い力で折り曲げ可能に構成
した場合には、前側板を立ち上げた際に前側板と折畳み
フラップとの間が広がるので、差込みフラップの差込み
操作が容易となり、簡単な操作で包装することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、使い捨て注射器を
収容するためのホルダー付き組立式包装箱の斜視図であ
る。
【図2】図1のX部の拡大平面図である。
【図3】使い捨て注射器を収容した状態の要部を拡大し
た破断斜視図である。
【図4】包装箱用台紙の展開図である。
【図5】図4のY部拡大図である。
【図6】折り畳まれた状態の正面図である。
【図7】使い捨て注射器を収容した状態の縦断正面図で
ある。
【図8】従来技術を示す、図4相当図である。
【図9】従来技術を示す、図1相当図である。
【図10】従来技術を示す、図6相当図である。
【符号の説明】
1…底板、 2…前側板、 3…後側板、 4…左側板、 5…右側板、 6…蓋板、 7…差込みフラップ、 8…左側ホルダー、 9…右側ホルダー、 10…折畳みフラップ、 17…ホルダーの上壁、 18…ホルダーの内側壁、 21…ホルダーの前端縁、 22…ホルダーと前側板との間の間隙、 C…ホルダー付き組立式包装箱、 r2…前フラップと前側板との間の折り目、 r3・r4…横フラップの両側縁に設けた折り目。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の底板(1)の前後左右にそれぞれ前
    ・後・左・右側板(2・3・4・5)を連設し、 この左・右側板(4・5)に沿って、上壁(17)と内側壁(1
    8)とを有する左右一対のホルダー(8・9)を箱内に配置
    し、 各ホルダー(8・9)の上壁(17)の内端部に内側壁(18)の
    上端部を連設し、この内側壁(18)の下端部を上記底板
    (1)に固定するとともに、上壁(17)の外端部をそれぞれ
    左・右側板(4・5)に固定し、 後側板(3)の上端に蓋板(6)を連設したことを特徴とす
    る、ホルダー付き組立式包装箱。
  2. 【請求項2】 左・右側板(4・5)の前端と上記前側板
    (2)の左右両端とをそれぞれ箱内方に折り畳まれる折畳
    みフラップ(10)を介して連結し、蓋板(6)の先端に差込
    みフラップ(7)を連設し、この差込みフラップ(7)を上
    記前側板(2)と折畳みフラップ(10)との間に差込み可能
    に構成した、請求項1に記載のホルダー付き組立式包装
    箱。
  3. 【請求項3】 ホルダー(8・9)の前端縁(21)を前側板
    (2)の内面から離隔させて配置し、ホルダー(8・9)と
    前側板(21)との間の間隙(22)に折畳みフラップ(10)を配
    置可能に構成した、請求項2に記載のホルダー付き組立
    式包装箱。
  4. 【請求項4】 折畳みフラップ(10)を、前側板(2)の左
    右両端部に連設した前フラップ(11)と、この前フラップ
    (11)と左・右側板(4・5)の前端部との間に連設した横
    フラップ(12)とから構成し、 横フラップ(12)の両側縁に設けた折り目(r3・r4)を、前
    フラップ(11)と前側板(2)との間の折り目(r2)よりも弱
    い力で折り曲げ可能に構成した、請求項2または請求項
    3に記載のホルダー付き組立式包装箱。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003040253A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Takeda Chem Ind Ltd 底緩衝機能付き収納函
JP2014156264A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Asahi Printing Co Ltd 包装容器
KR20240070106A (ko) * 2022-11-14 2024-05-21 데코리아 제과 주식회사 부케형 막대 과자의 포장 케이스
KR20240148601A (ko) * 2023-04-04 2024-10-11 데코리아 제과 주식회사 막대 과자 묶음 포장용 케이스 및 막대 과자 묶음 포장 세트

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