JPH10101446A - セラミックス基繊維複合材料およびその製造方法 - Google Patents
セラミックス基繊維複合材料およびその製造方法Info
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- JPH10101446A JPH10101446A JP8259591A JP25959196A JPH10101446A JP H10101446 A JPH10101446 A JP H10101446A JP 8259591 A JP8259591 A JP 8259591A JP 25959196 A JP25959196 A JP 25959196A JP H10101446 A JPH10101446 A JP H10101446A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】繊維表面の窒化ホウ素層上に形成した炭化ケイ
素層中にクラック部分が存在しても、そのクラック部分
から侵入してくる溶融ケイ素と窒化ホウ素層との反応を
より効果的に抑制でき、得られたマトリックスと繊維と
の間に所望の界面層を存在させる。 【解決手段】セラミックス基繊維複合材料を、反応焼結
で形成されたSiCを主相とするセラミックスのマトリ
ックス1と、このマトリックス1中に複合化させたSi
Cからなるセラミックスの繊維2とで構成する。この繊
維2とマトリックス1との間に繊維2の表面に予めコー
ティングされた界面層を配置する。この界面層は、繊維
2の表面を覆う厚さ0.4μmのBN層3と、このBN
層3を覆う厚さ0.2μmのC層5と、このC層5を覆
う厚さ0.4μmのSiC層4とを備える。
素層中にクラック部分が存在しても、そのクラック部分
から侵入してくる溶融ケイ素と窒化ホウ素層との反応を
より効果的に抑制でき、得られたマトリックスと繊維と
の間に所望の界面層を存在させる。 【解決手段】セラミックス基繊維複合材料を、反応焼結
で形成されたSiCを主相とするセラミックスのマトリ
ックス1と、このマトリックス1中に複合化させたSi
Cからなるセラミックスの繊維2とで構成する。この繊
維2とマトリックス1との間に繊維2の表面に予めコー
ティングされた界面層を配置する。この界面層は、繊維
2の表面を覆う厚さ0.4μmのBN層3と、このBN
層3を覆う厚さ0.2μmのC層5と、このC層5を覆
う厚さ0.4μmのSiC層4とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスタービン部
品等に使用されるセラミックス基繊維複合材料およびそ
の製造方法に関する。
品等に使用されるセラミックス基繊維複合材料およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、セラミックス焼結体は、高温ま
での強度低下が少なく、硬度、電気絶縁性、耐摩耗性、
耐腐食性、軽量性等の諸特性が従来の金属材と比較して
優れているため、重電設備部品、航空機部品、自動車部
品、電子機器、精密機械部品、半導体装置材料などの電
子用材料や構造用材料として広い分野において使用され
ている。
での強度低下が少なく、硬度、電気絶縁性、耐摩耗性、
耐腐食性、軽量性等の諸特性が従来の金属材と比較して
優れているため、重電設備部品、航空機部品、自動車部
品、電子機器、精密機械部品、半導体装置材料などの電
子用材料や構造用材料として広い分野において使用され
ている。
【0003】しかし、このセラミックス焼結体は、圧縮
に比べて引張りの応力に弱く、特に欠陥が潜在する場合
には、その欠陥部分に応力が集中して破壊が一気に進行
する、いわゆる脆性という欠点を有している。実際に、
セラミックス部品は異物の衝突等で破壊しやすく、この
ことがガスタービン部品等への実用化の大きな妨げとな
っている。従って、セラミックス部品を高信頼性が要求
される部位に適用するためには、セラミックス焼結体の
高靭性化や破壊エネルギーの増大を図ることが強く要求
されている。
に比べて引張りの応力に弱く、特に欠陥が潜在する場合
には、その欠陥部分に応力が集中して破壊が一気に進行
する、いわゆる脆性という欠点を有している。実際に、
セラミックス部品は異物の衝突等で破壊しやすく、この
ことがガスタービン部品等への実用化の大きな妨げとな
っている。従って、セラミックス部品を高信頼性が要求
される部位に適用するためには、セラミックス焼結体の
高靭性化や破壊エネルギーの増大を図ることが強く要求
されている。
【0004】そこで、このような要求を受けて、近年、
セラミックス基複合材料の研究・開発が盛んに行われて
いる。この中でも、特に連続長繊維を強化素材として用
いた複合材は、破壊靭性や破壊エネルギーの増大効果に
優れ、信頼性をより一層高めるものとして、また、炭化
ケイ素(SiC)をマトリックスとして用いた複合材料
は、高い耐熱性を有することから高温用構造部材を構成
する有望な材料として、脚光を浴びている。
セラミックス基複合材料の研究・開発が盛んに行われて
いる。この中でも、特に連続長繊維を強化素材として用
いた複合材は、破壊靭性や破壊エネルギーの増大効果に
優れ、信頼性をより一層高めるものとして、また、炭化
ケイ素(SiC)をマトリックスとして用いた複合材料
は、高い耐熱性を有することから高温用構造部材を構成
する有望な材料として、脚光を浴びている。
【0005】このような連続長繊維をSiCマトリック
スに複合化させたセラミックス基繊維複合材料として、
最近、提案されている一例を図2に基づいて説明する。
スに複合化させたセラミックス基繊維複合材料として、
最近、提案されている一例を図2に基づいて説明する。
【0006】図2に示すセラミックス基繊維複合材料
は、反応焼結で形成されたSiCを主相としたセラミッ
クスマトリックス(以下、単に「マトリックス」)1
と、このマトリックス1中に複合化させたSiCから成
るセラミックス繊維(以下、単に「繊維」)2とで成
り、このマトリックス1と繊維2との間に界面層とし
て、マトリックス1に対する繊維2のすべりを発現可能
なすべり層である窒化ホウ素(BN)層3と、このBN
層3及び溶融Si間の反応を抑制する反応抑制層である
SiC層4とを配置したものである。
は、反応焼結で形成されたSiCを主相としたセラミッ
クスマトリックス(以下、単に「マトリックス」)1
と、このマトリックス1中に複合化させたSiCから成
るセラミックス繊維(以下、単に「繊維」)2とで成
り、このマトリックス1と繊維2との間に界面層とし
て、マトリックス1に対する繊維2のすべりを発現可能
なすべり層である窒化ホウ素(BN)層3と、このBN
層3及び溶融Si間の反応を抑制する反応抑制層である
SiC層4とを配置したものである。
【0007】このセラミックス基繊維複合材料の製造方
法を説明すると、まず、SiCから成る繊維2の表面に
CVD法を用いてBN層3を形成し、このBN層3上に
CVD法を用いてSiC層4を形成する。この後に繊維
2を束ねて繊維束とし、これをブレーディングして繊維
構造体を形成する。続いて、この繊維構造体の繊維間お
よび繊維周辺にスリップキャスト法等でセラミックス原
料粉末を充填・乾燥し、繊維を含む成形体を製作する。
そして、この成形体を真空中で1420〜1500℃に
加熱し、溶融Siを含浸させて成形体中のC成分との反
応焼結を行わせることにより、SiCを主相としたマト
リックス1中に繊維2を複合化させ、この両者1、2の
界面にBN層3及びSiC層4が存在するセラミックス
基繊維複合材料を得るようになっている。
法を説明すると、まず、SiCから成る繊維2の表面に
CVD法を用いてBN層3を形成し、このBN層3上に
CVD法を用いてSiC層4を形成する。この後に繊維
2を束ねて繊維束とし、これをブレーディングして繊維
構造体を形成する。続いて、この繊維構造体の繊維間お
よび繊維周辺にスリップキャスト法等でセラミックス原
料粉末を充填・乾燥し、繊維を含む成形体を製作する。
そして、この成形体を真空中で1420〜1500℃に
加熱し、溶融Siを含浸させて成形体中のC成分との反
応焼結を行わせることにより、SiCを主相としたマト
リックス1中に繊維2を複合化させ、この両者1、2の
界面にBN層3及びSiC層4が存在するセラミックス
基繊維複合材料を得るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例で提案されているセラミックス基繊維複合材料
は、繊維表面のBN層上にSiC層をコーティングした
後に繊維をブレーディングして形成するものであったた
め、このブレーディングの際にSiC層中にクラックが
発生しやすく、この場合、反応焼結時にSiC層中のク
ラック部分を介して溶融Siが侵入してBN層と反応
し、即ちSiC層のBN保護層としての効果が発揮され
ずにBN層が一部又は最悪の場合には殆ど全部、消失し
てしまい、その結果、得られたマトリックスと繊維との
間に設計通りの所望の界面層を存在させることができな
いといった問題があった。
従来例で提案されているセラミックス基繊維複合材料
は、繊維表面のBN層上にSiC層をコーティングした
後に繊維をブレーディングして形成するものであったた
め、このブレーディングの際にSiC層中にクラックが
発生しやすく、この場合、反応焼結時にSiC層中のク
ラック部分を介して溶融Siが侵入してBN層と反応
し、即ちSiC層のBN保護層としての効果が発揮され
ずにBN層が一部又は最悪の場合には殆ど全部、消失し
てしまい、その結果、得られたマトリックスと繊維との
間に設計通りの所望の界面層を存在させることができな
いといった問題があった。
【0009】この対策として、1):繊維表面にBN層
を形成した状態でブレーディングして繊維構造体を作製
し、この繊維構造体にSiCをCVD法又はCVI法
(Che-mical Vapor Infiltration :化学蒸気含浸法)
で形成する方法、2):溶融Si中に予めBを固溶させ
る方法等が提案されている。
を形成した状態でブレーディングして繊維構造体を作製
し、この繊維構造体にSiCをCVD法又はCVI法
(Che-mical Vapor Infiltration :化学蒸気含浸法)
で形成する方法、2):溶融Si中に予めBを固溶させ
る方法等が提案されている。
【0010】しかしながら、上記の1)の方法によれ
ば、繊維構造体にSiCをコーティングすることによ
り、この繊維構造体の表面近傍とその内部との間の膜厚
差が大きくなること、また繊維構造体内部へのコーティ
ングは技術的に難しいこと等の問題が想到され、この点
を改善するには多大な労力と時間とを必要とし、必ずし
も有効なものでない。
ば、繊維構造体にSiCをコーティングすることによ
り、この繊維構造体の表面近傍とその内部との間の膜厚
差が大きくなること、また繊維構造体内部へのコーティ
ングは技術的に難しいこと等の問題が想到され、この点
を改善するには多大な労力と時間とを必要とし、必ずし
も有効なものでない。
【0011】また、上記の2)の方法によれば、Si中
に焼結温度に対するBの固溶限までBを予め固溶させれ
ば、BN層中のBが溶融Si中に固溶する事態をある程
度防止できる。しかし、反応焼結時に溶融SiはCと反
応してSiCになるため、その反応分、溶融Si中のB
濃度が見掛け上、大きくなり、その結果、固溶限を越え
たBがホウ化ケイ素として析出し、その析出物が溶融S
iの含浸経路を塞いで反応焼結を妨げるといった問題が
想到される。この対策として、溶融Si中のB固溶量を
予め少なくすることも考えられるが、この場合にはBN
層からBが分解して溶融Si中に固溶してしまうため、
溶融Si中のB固溶量の制御がより難しく、必ずしも得
策でない。
に焼結温度に対するBの固溶限までBを予め固溶させれ
ば、BN層中のBが溶融Si中に固溶する事態をある程
度防止できる。しかし、反応焼結時に溶融SiはCと反
応してSiCになるため、その反応分、溶融Si中のB
濃度が見掛け上、大きくなり、その結果、固溶限を越え
たBがホウ化ケイ素として析出し、その析出物が溶融S
iの含浸経路を塞いで反応焼結を妨げるといった問題が
想到される。この対策として、溶融Si中のB固溶量を
予め少なくすることも考えられるが、この場合にはBN
層からBが分解して溶融Si中に固溶してしまうため、
溶融Si中のB固溶量の制御がより難しく、必ずしも得
策でない。
【0012】この発明は、このような従来の問題を考慮
してなされたもので、繊維表面の窒化ホウ素層上に形成
した炭化ケイ素層中にクラック部分が存在しても、その
クラック部分から侵入してくる溶融ケイ素と窒化ホウ素
層との反応をより効果的に抑制でき、得られたマトリッ
クスと繊維との間に所望の界面層を存在させることを、
目的とする。
してなされたもので、繊維表面の窒化ホウ素層上に形成
した炭化ケイ素層中にクラック部分が存在しても、その
クラック部分から侵入してくる溶融ケイ素と窒化ホウ素
層との反応をより効果的に抑制でき、得られたマトリッ
クスと繊維との間に所望の界面層を存在させることを、
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るセラミックス基繊維複合材料は、セ
ラミックスのマトリックスと、このマトリックス中に複
合化させたセラミックスの繊維とで成り、この繊維とマ
トリックスとの間に当該繊維の表面に予めコーティング
された界面層が存在する構成であって、上記界面層は、
上記繊維の表面を覆う窒化ホウ素層と、この窒化ホウ素
層を覆う炭素層と、この炭素層を覆う炭化ケイ素層とを
備えたことを特徴とする。
め、この発明に係るセラミックス基繊維複合材料は、セ
ラミックスのマトリックスと、このマトリックス中に複
合化させたセラミックスの繊維とで成り、この繊維とマ
トリックスとの間に当該繊維の表面に予めコーティング
された界面層が存在する構成であって、上記界面層は、
上記繊維の表面を覆う窒化ホウ素層と、この窒化ホウ素
層を覆う炭素層と、この炭素層を覆う炭化ケイ素層とを
備えたことを特徴とする。
【0014】前記マトリックスは、望ましくは反応焼結
で形成された炭化ケイ素を主相とするマトリックスであ
る。また、前記繊維は、望ましくは炭化ケイ素からなる
繊維である。
で形成された炭化ケイ素を主相とするマトリックスであ
る。また、前記繊維は、望ましくは炭化ケイ素からなる
繊維である。
【0015】上記の発明における界面層を成す各層、即
ち窒化ホウ素(BN)層、炭化ケイ素(SiC)層、炭
素(C)層の機能を説明する。
ち窒化ホウ素(BN)層、炭化ケイ素(SiC)層、炭
素(C)層の機能を説明する。
【0016】1):BN層は、実質的にセラミックス繊
維とセラミックスマトリックスとの界面層を成し、その
繊維とマトリックスとの結合力を弱める働きをするもの
で、特に、材料の破壊挙動時に繊維やマトリックスから
剥離したり、BN層自体が破壊することにより、破壊エ
ネルギーを吸収してクラックの進展を防ぎ、マトリック
スのカタストロフィックな破壊を抑制する。ここで、B
N層の破壊による破壊エネルギー吸収効果は、BN層の
厚さで大きく影響されるため、その厚さを所望の範囲
(後述)に設定することが望ましい。
維とセラミックスマトリックスとの界面層を成し、その
繊維とマトリックスとの結合力を弱める働きをするもの
で、特に、材料の破壊挙動時に繊維やマトリックスから
剥離したり、BN層自体が破壊することにより、破壊エ
ネルギーを吸収してクラックの進展を防ぎ、マトリック
スのカタストロフィックな破壊を抑制する。ここで、B
N層の破壊による破壊エネルギー吸収効果は、BN層の
厚さで大きく影響されるため、その厚さを所望の範囲
(後述)に設定することが望ましい。
【0017】2):SiC層は、実質的にBN層の保護
層としての役割を担う。即ち、このSiC層がない場合
を考えると、マトリックス形成時に溶融Siを含浸させ
て反応焼結を行わせる工程でBN層と溶融Siとが接触
し、BN層を成すBとNとが互いに分解してBが溶融S
i中に固溶する反応が生じるため、BN層が損なわれ、
その結果、セラミックス基繊維複合材料として十分な特
性が発揮されない。そこで、BN層上に緻密なSiC層
を形成することにより、溶融Siとの接触を防止し、B
N層と溶融Siとの反応を抑制する。また、C層がブレ
ーディング工程等で脱落、損傷するのを防止する役割も
兼ねる。
層としての役割を担う。即ち、このSiC層がない場合
を考えると、マトリックス形成時に溶融Siを含浸させ
て反応焼結を行わせる工程でBN層と溶融Siとが接触
し、BN層を成すBとNとが互いに分解してBが溶融S
i中に固溶する反応が生じるため、BN層が損なわれ、
その結果、セラミックス基繊維複合材料として十分な特
性が発揮されない。そこで、BN層上に緻密なSiC層
を形成することにより、溶融Siとの接触を防止し、B
N層と溶融Siとの反応を抑制する。また、C層がブレ
ーディング工程等で脱落、損傷するのを防止する役割も
兼ねる。
【0018】3):C層は、SiC層中のクラック部分
から侵入した溶融Siと反応してSiCを生成すること
により、そのクラック部分をシーリングし、溶融Siと
BN層との接触を防止する働きをする。
から侵入した溶融Siと反応してSiCを生成すること
により、そのクラック部分をシーリングし、溶融Siと
BN層との接触を防止する働きをする。
【0019】従って、この発明に係るセラミックス基繊
維複合材料では、ブレーディング工程等によりSiC層
中にクラックが発生した場合でも、このクラック部分か
ら侵入してくる溶融Siとそのクラック部分の直下に位
置するC層中のCとが互いに反応することにより、溶融
Siの侵入を防ぐSiC層が生成されるため、このSi
C層がクラック部分からの溶融SiとBN層との反応を
殆ど完全に防止し、得られたマトリックスと繊維との間
に所望の界面層を存在させることができる。
維複合材料では、ブレーディング工程等によりSiC層
中にクラックが発生した場合でも、このクラック部分か
ら侵入してくる溶融Siとそのクラック部分の直下に位
置するC層中のCとが互いに反応することにより、溶融
Siの侵入を防ぐSiC層が生成されるため、このSi
C層がクラック部分からの溶融SiとBN層との反応を
殆ど完全に防止し、得られたマトリックスと繊維との間
に所望の界面層を存在させることができる。
【0020】また、この発明に係るセラミックス基繊維
複合材料において、BN層の厚さは、望ましくは0.2
μm以上1.5μm以下の範囲とする。BN層の厚さが
0.2μmよりも小さいと、BN層の破壊に要するエネ
ルギーが増大し、見掛け上、繊維とマトリックスとの結
合力を高めてしまい、これが1.5μmよりも大きい
と、逆にBN層の破壊に要するエネルギーが低下し、見
掛け上、繊維とマトリックスとの結合力を弱めてしまう
ためである。このBN層の厚さは、更に望ましくは0.
4μm以上1.2μm以下の範囲とする。
複合材料において、BN層の厚さは、望ましくは0.2
μm以上1.5μm以下の範囲とする。BN層の厚さが
0.2μmよりも小さいと、BN層の破壊に要するエネ
ルギーが増大し、見掛け上、繊維とマトリックスとの結
合力を高めてしまい、これが1.5μmよりも大きい
と、逆にBN層の破壊に要するエネルギーが低下し、見
掛け上、繊維とマトリックスとの結合力を弱めてしまう
ためである。このBN層の厚さは、更に望ましくは0.
4μm以上1.2μm以下の範囲とする。
【0021】また、この発明に係るセラミックス基繊維
複合材料において、C層の厚さは、望ましくは0.03
5μm以上1.0μm以下の範囲とする。C層の厚さが
0.035μmよりも小さいと、溶融Siと反応してS
iC層のクラックを埋めるのに十分なC成分が不足して
しまい、その結果、溶融Siの侵入を防ぐことができな
いためである。また、C層の厚さが1.0μmよりも大
きいと、溶融Siとの反応で未使用のC成分が、実部品
として高温酸化雰囲気中で使用した場合に燃焼して消失
し、その消失部分がBN層とSiC層との間の空隙とな
って結合力の弱い部分が生じてしまい、その結果、マト
リックスと繊維との結合力が弱くなるためである。この
C層の厚さは、更に望ましくは0.1μm以上0.5μ
m以下の範囲とする。
複合材料において、C層の厚さは、望ましくは0.03
5μm以上1.0μm以下の範囲とする。C層の厚さが
0.035μmよりも小さいと、溶融Siと反応してS
iC層のクラックを埋めるのに十分なC成分が不足して
しまい、その結果、溶融Siの侵入を防ぐことができな
いためである。また、C層の厚さが1.0μmよりも大
きいと、溶融Siとの反応で未使用のC成分が、実部品
として高温酸化雰囲気中で使用した場合に燃焼して消失
し、その消失部分がBN層とSiC層との間の空隙とな
って結合力の弱い部分が生じてしまい、その結果、マト
リックスと繊維との結合力が弱くなるためである。この
C層の厚さは、更に望ましくは0.1μm以上0.5μ
m以下の範囲とする。
【0022】また、この発明に係るセラミックス基繊維
複合材料において、SiC層の厚さは、望ましくは0.
2μm以上1.0μm以下の範囲とする。SiC層の厚
さが0.2μmよりも小さいと、膜厚の均一性の制約を
受けてSiC層がコーティングされない箇所が生じる恐
れがあり、これが1.0μmよりも大きくなると、ブレ
ーディング工程等によるクラックの発生が顕著となり不
具合が生じるためである。このSiC層の厚さは、更に
望ましくは0.4μm以上0.8μm以下の範囲とす
る。
複合材料において、SiC層の厚さは、望ましくは0.
2μm以上1.0μm以下の範囲とする。SiC層の厚
さが0.2μmよりも小さいと、膜厚の均一性の制約を
受けてSiC層がコーティングされない箇所が生じる恐
れがあり、これが1.0μmよりも大きくなると、ブレ
ーディング工程等によるクラックの発生が顕著となり不
具合が生じるためである。このSiC層の厚さは、更に
望ましくは0.4μm以上0.8μm以下の範囲とす
る。
【0023】上記の発明に係るセラミックス基繊維複合
材料は、例えばガスタービンの燃焼器内壁、動翼、静翼
などの高温度部分部品材料として使用することで、その
特性をより最大限に発揮させることができる。
材料は、例えばガスタービンの燃焼器内壁、動翼、静翼
などの高温度部分部品材料として使用することで、その
特性をより最大限に発揮させることができる。
【0024】上記のセラミックス基繊維複合材料は、以
下の方法で製造できる。
下の方法で製造できる。
【0025】即ち、この発明に係るセラミックス基繊維
複合材料の製造方法は、セラミックスの繊維の表面に窒
化ホウ素層を形成し、この窒化ホウ素層上に炭素層を形
成し、この炭素層上に炭化ケイ素層を形成し、この3つ
の層が形成された繊維を製織し、その製織した繊維間に
セラミックスのマトリックスを形成することを特徴とす
る。
複合材料の製造方法は、セラミックスの繊維の表面に窒
化ホウ素層を形成し、この窒化ホウ素層上に炭素層を形
成し、この炭素層上に炭化ケイ素層を形成し、この3つ
の層が形成された繊維を製織し、その製織した繊維間に
セラミックスのマトリックスを形成することを特徴とす
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るセラミック
ス基繊維複合材料およびその製造方法の実施形態を具体
的に説明する。
ス基繊維複合材料およびその製造方法の実施形態を具体
的に説明する。
【0027】図1は、この実施形態に係るセラミックス
基繊維複合材料の構成を示す概念図である。このセラミ
ックス基繊維複合材料は、反応焼結で形成されたSiC
を主相とするマトリックス1と、このマトリックス1中
に複合化させたSiCから成る繊維2とで成り、このマ
トリックス1と繊維2との間の界面層として、上述のB
N層3およびSiC層4のほか、この両層3、4間に上
述の炭素(C)層5を配置したものである。
基繊維複合材料の構成を示す概念図である。このセラミ
ックス基繊維複合材料は、反応焼結で形成されたSiC
を主相とするマトリックス1と、このマトリックス1中
に複合化させたSiCから成る繊維2とで成り、このマ
トリックス1と繊維2との間の界面層として、上述のB
N層3およびSiC層4のほか、この両層3、4間に上
述の炭素(C)層5を配置したものである。
【0028】ここで、この実施形態に係るセラミックス
基繊維複合材料の製造方法を説明する。
基繊維複合材料の製造方法を説明する。
【0029】まず、SiCから成る繊維(日本カーボン
株式会社製、商品名:ハイニカロン)2を約500〜2
000本、束ねてヤーンとした繊維束を準備し、この繊
維束の表面にCVD法を用いてBN層3を形成し、この
BN層3上にCVD法を用いてC層5を形成し、このC
層5上にCVD法を用いてSiC層4を形成する。この
後に界面層の各層3〜5が形成された繊維2をブレーデ
ィングして、例えば組み糸数24本、中央糸数8本の繊
維構造体(ブレーディング体)を形成する。
株式会社製、商品名:ハイニカロン)2を約500〜2
000本、束ねてヤーンとした繊維束を準備し、この繊
維束の表面にCVD法を用いてBN層3を形成し、この
BN層3上にCVD法を用いてC層5を形成し、このC
層5上にCVD法を用いてSiC層4を形成する。この
後に界面層の各層3〜5が形成された繊維2をブレーデ
ィングして、例えば組み糸数24本、中央糸数8本の繊
維構造体(ブレーディング体)を形成する。
【0030】次いで、この繊維構造体の繊維2の間隙及
びその周辺にスリップキャスト法を用いてセラミックス
原料粉末を充填・乾燥し、繊維2を含む成形体を製作す
る。スリップキャストに用いるスラリーとしては、粒径
が0.01〜1.00μmのC粉末、分散剤のほか、乾
燥時に粉体形態を保持させるバインダー及び純水を所定
量を混合し、ポットミルを用いた湿式法で10〜20時
間、塊砕混合して調整したものを使用する。
びその周辺にスリップキャスト法を用いてセラミックス
原料粉末を充填・乾燥し、繊維2を含む成形体を製作す
る。スリップキャストに用いるスラリーとしては、粒径
が0.01〜1.00μmのC粉末、分散剤のほか、乾
燥時に粉体形態を保持させるバインダー及び純水を所定
量を混合し、ポットミルを用いた湿式法で10〜20時
間、塊砕混合して調整したものを使用する。
【0031】そして、上記の成形体を真空中で1420
〜1500℃に加熱し、溶融Siを含浸させて成形体中
のC成分との反応焼結を行わせることにより、SiCを
主相としたマトリックス1中に繊維2を複合させ、その
マトリックス1と繊維2との間の界面層としてBN層
3、C層5、SiC層4が存在するセラミックス基繊維
複合材料を得た。
〜1500℃に加熱し、溶融Siを含浸させて成形体中
のC成分との反応焼結を行わせることにより、SiCを
主相としたマトリックス1中に繊維2を複合させ、その
マトリックス1と繊維2との間の界面層としてBN層
3、C層5、SiC層4が存在するセラミックス基繊維
複合材料を得た。
【0032】従って、このセラミックス基繊維複合材料
は、反応焼結時にSiC層4中のクラック部分から侵入
してくる溶融Siとクラック部の直下に位置するC層中
のCとが反応し、Siがトラップされて新たなSiCが
生成され、このSiCをバリアとして溶融SiとBN層
との反応が殆ど完全に防止され、その結果、反応焼結で
得られたマトリックス1とこのマトリックス1に複合化
させた繊維2との間にほぼ設計通りの所望の界面層が存
在させることができた。
は、反応焼結時にSiC層4中のクラック部分から侵入
してくる溶融Siとクラック部の直下に位置するC層中
のCとが反応し、Siがトラップされて新たなSiCが
生成され、このSiCをバリアとして溶融SiとBN層
との反応が殆ど完全に防止され、その結果、反応焼結で
得られたマトリックス1とこのマトリックス1に複合化
させた繊維2との間にほぼ設計通りの所望の界面層が存
在させることができた。
【0033】そこで、このセラミックス基繊維複合材料
の強度特性を検証するため、上記の製造条件下で界面層
を成すBN層、C層、SiC層の膜厚のみを変更した複
数のセラミックス基繊維複合材料を作製し、その切り出
し試験片に対して室温と1300℃酸化雰囲気中とで3
点曲げ強度試験を行った。また、比較のため、界面層と
してC層が存在しない従来例についても、同様の試験を
行った。
の強度特性を検証するため、上記の製造条件下で界面層
を成すBN層、C層、SiC層の膜厚のみを変更した複
数のセラミックス基繊維複合材料を作製し、その切り出
し試験片に対して室温と1300℃酸化雰囲気中とで3
点曲げ強度試験を行った。また、比較のため、界面層と
してC層が存在しない従来例についても、同様の試験を
行った。
【0034】以下、この実施形態に係るセラミックス基
繊維複合材料の強度特性を表1に基づいて説明する。
繊維複合材料の強度特性を表1に基づいて説明する。
【0035】実施例1 実施例1では、図1に示すように、BN層の膜厚を0.
4μm、C層の膜厚を0.2μm、SiC層の膜厚を
0.4μmとした。3点曲げ強度試験については、表1
に示すように、室温で初期破壊強度σ1が232MP
a、最大強度σ2が605MPaであり、1300℃で
σ1が234MPa、σ2が602MPaであった。従
って、この実施例1では、C層が存在しない従来例と比
べると、初期破壊強度が低下しているものの、最大強度
が大幅に増加していることが確認された。この理由は、
界面層としてBN層とSiC層との間にC層を付与する
ことにより、BN層と溶融Siとの反応がより効果的に
抑制されたためと考えられる。
4μm、C層の膜厚を0.2μm、SiC層の膜厚を
0.4μmとした。3点曲げ強度試験については、表1
に示すように、室温で初期破壊強度σ1が232MP
a、最大強度σ2が605MPaであり、1300℃で
σ1が234MPa、σ2が602MPaであった。従
って、この実施例1では、C層が存在しない従来例と比
べると、初期破壊強度が低下しているものの、最大強度
が大幅に増加していることが確認された。この理由は、
界面層としてBN層とSiC層との間にC層を付与する
ことにより、BN層と溶融Siとの反応がより効果的に
抑制されたためと考えられる。
【0036】実施例2 実施例2では、BN層の膜厚を0.2μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が288MPa、最大強度σ2が503MPaで
あり、1300℃でσ1が289MPa、σ2が501
MPaであった。従って、この実施例2では、BN層の
膜厚を実施例1よりも小さくすることで、室温及び13
00℃での初期破壊強度が増加し、最大強度が低下する
傾向を示した。この理由は、BN層の膜厚を小さくする
ことにより、BN層の破壊に要するエネルギーが増大
し、見掛け上、マトリックスと繊維との結合力が強くな
るためと考えられる。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が288MPa、最大強度σ2が503MPaで
あり、1300℃でσ1が289MPa、σ2が501
MPaであった。従って、この実施例2では、BN層の
膜厚を実施例1よりも小さくすることで、室温及び13
00℃での初期破壊強度が増加し、最大強度が低下する
傾向を示した。この理由は、BN層の膜厚を小さくする
ことにより、BN層の破壊に要するエネルギーが増大
し、見掛け上、マトリックスと繊維との結合力が強くな
るためと考えられる。
【0037】実施例3 実施例3では、BN層の膜厚を1.5μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が151MPa、最大強度σ2が645MPaで
あり、1300℃でσ1が149MPa、σ2が645
MPaであった。従って、この実施例3では、BN層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、室温及び13
00℃での初期破壊強度が低下し、最大強度が増加する
傾向を示した。この理由は、BN層の膜厚を大きくする
ことにより、BN層の破壊に要するエネルギーが低下
し、見掛け上、マトリックスと繊維との結合力が弱くな
るためと考えられる。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が151MPa、最大強度σ2が645MPaで
あり、1300℃でσ1が149MPa、σ2が645
MPaであった。従って、この実施例3では、BN層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、室温及び13
00℃での初期破壊強度が低下し、最大強度が増加する
傾向を示した。この理由は、BN層の膜厚を大きくする
ことにより、BN層の破壊に要するエネルギーが低下
し、見掛け上、マトリックスと繊維との結合力が弱くな
るためと考えられる。
【0038】実施例4 実施例4では、C層の膜厚を0.035μmとし、その
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が315MPa、最大強度σ2が472MPa
であり、1300℃でσ1が318MPa、σ2が47
9MPaであった。従って、この実施例4では、C層の
膜厚を実施例1よりも小さくすることで、室温及び13
00℃での初期破壊強度が増加し、最大強度が低下する
傾向を示した。この理由は、C層の膜厚を小さくするこ
とにより、SiC層のクラックを埋めるのに十分なC成
分が不足し、そのクラック部分からの溶融Siの侵入を
十分に抑制できなくなるためと考えられる。
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が315MPa、最大強度σ2が472MPa
であり、1300℃でσ1が318MPa、σ2が47
9MPaであった。従って、この実施例4では、C層の
膜厚を実施例1よりも小さくすることで、室温及び13
00℃での初期破壊強度が増加し、最大強度が低下する
傾向を示した。この理由は、C層の膜厚を小さくするこ
とにより、SiC層のクラックを埋めるのに十分なC成
分が不足し、そのクラック部分からの溶融Siの侵入を
十分に抑制できなくなるためと考えられる。
【0039】実施例5 実施例5では、C層の膜厚を1.0μmとし、その他に
ついては実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度試
験については、表1に示すように、室温で初期破壊強度
σ1が115MPa、最大強度σ2が645MPaであ
り、1300℃でσ1が118MPa、σ2が618M
Paであった。従って、この実施例5では、C層の膜厚
を実施例1よりも大きくすることで、室温及び1300
℃での初期破壊強度が低下し、最大強度が増加する傾向
を示した。この理由は、C層の膜厚を大きくすることに
より、溶融Siとの反応に使用されなかった余分のC成
分が、実部品として高温酸化雰囲気中で使用したときに
消失し、その消失部分がBN層とSiC層間の空隙とな
って結合力を弱めるためと考えられる。
ついては実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度試
験については、表1に示すように、室温で初期破壊強度
σ1が115MPa、最大強度σ2が645MPaであ
り、1300℃でσ1が118MPa、σ2が618M
Paであった。従って、この実施例5では、C層の膜厚
を実施例1よりも大きくすることで、室温及び1300
℃での初期破壊強度が低下し、最大強度が増加する傾向
を示した。この理由は、C層の膜厚を大きくすることに
より、溶融Siとの反応に使用されなかった余分のC成
分が、実部品として高温酸化雰囲気中で使用したときに
消失し、その消失部分がBN層とSiC層間の空隙とな
って結合力を弱めるためと考えられる。
【0040】実施例6 実施例6では、SiC層の膜厚を0.2μmとし、その
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が271MPa、最大強度σ2が526MPa
であり、1300℃でσ1が276MPa、σ2が52
2MPaであった。従って、この実施例6では、SiC
層の膜厚を実施例1よりも小さくすることで、室温及び
1300℃での初期破壊強度が増加し、最大強度が低下
する傾向を示した。この理由は、SiC層の膜厚を小さ
くすることにより、膜厚の均一性の制約を受けてコーテ
ィングされない部分が生じ、BN保護層としての機能が
十分に発揮されないためと考えられる。
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が271MPa、最大強度σ2が526MPa
であり、1300℃でσ1が276MPa、σ2が52
2MPaであった。従って、この実施例6では、SiC
層の膜厚を実施例1よりも小さくすることで、室温及び
1300℃での初期破壊強度が増加し、最大強度が低下
する傾向を示した。この理由は、SiC層の膜厚を小さ
くすることにより、膜厚の均一性の制約を受けてコーテ
ィングされない部分が生じ、BN保護層としての機能が
十分に発揮されないためと考えられる。
【0041】実施例7 実施例7では、BN層の膜厚を0.3μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が258MPa、最大強度σ2が551MPaで
あり、1300℃でσ1が260MPa、σ2が553
MPaであった。従って、この実施例7では、BN層の
膜厚を実施例1よりも小さくすることで、実施例2と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が増加し、最
大強度が低下する傾向を示した。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が258MPa、最大強度σ2が551MPaで
あり、1300℃でσ1が260MPa、σ2が553
MPaであった。従って、この実施例7では、BN層の
膜厚を実施例1よりも小さくすることで、実施例2と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が増加し、最
大強度が低下する傾向を示した。
【0042】実施例8 実施例8では、BN層の膜厚を0.6μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が209MPa、最大強度σ2が638MPaで
あり、1300℃でσ1が211MPa、σ2が640
MPaであった。従って、この実施例8では、BN層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例3と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下し、最
大強度が増加する傾向を示した。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が209MPa、最大強度σ2が638MPaで
あり、1300℃でσ1が211MPa、σ2が640
MPaであった。従って、この実施例8では、BN層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例3と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下し、最
大強度が増加する傾向を示した。
【0043】実施例9 実施例9では、BN層の膜厚を1.0μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が165MPa、最大強度σ2が645MPaで
あり、1300℃でσ1が162MPa、σ2が647
MPaであった。従って、この実施例9では、BN層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例3と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下し、最
大強度が増加する傾向を示した。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が165MPa、最大強度σ2が645MPaで
あり、1300℃でσ1が162MPa、σ2が647
MPaであった。従って、この実施例9では、BN層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例3と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下し、最
大強度が増加する傾向を示した。
【0044】実施例10 実施例10では、BN層の膜厚を1.4μmとし、その
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が158MPa、最大強度σ2が643MPa
であり、1300℃でσ1が160MPa、σ2が64
0MPaであった。従って、この実施例10では、BN
層の膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例3
と同様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下
し、最大強度が増加する傾向を示した。
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が158MPa、最大強度σ2が643MPa
であり、1300℃でσ1が160MPa、σ2が64
0MPaであった。従って、この実施例10では、BN
層の膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例3
と同様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下
し、最大強度が増加する傾向を示した。
【0045】実施例11 実施例11では、C層の膜厚を0.07μmとし、その
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が300MPa、最大強度σ2が480MPa
であり、1300℃でσ1が305MPa、σ2が48
1MPaであった。従って、この実施例11では、C層
の膜厚を実施例1よりも小さくすることで、実施例4と
同様に室温及び1300℃での初期破壊強度が増加し、
最大強度が低下する傾向を示した。
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が300MPa、最大強度σ2が480MPa
であり、1300℃でσ1が305MPa、σ2が48
1MPaであった。従って、この実施例11では、C層
の膜厚を実施例1よりも小さくすることで、実施例4と
同様に室温及び1300℃での初期破壊強度が増加し、
最大強度が低下する傾向を示した。
【0046】実施例12 実施例12では、C層の膜厚を0.16μmとし、その
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が245MPa、最大強度σ2が582MPa
であり、1300℃でσ1が246MPa、σ2が58
1MPaであった。従って、この実施例12では、C層
の膜厚を実施例1よりも小さくすることで、実施例4と
同様に室温及び1300℃での初期破壊強度が増加し、
最大強度が低下する傾向を示した。
他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強
度試験については、表1に示すように、室温で初期破壊
強度σ1が245MPa、最大強度σ2が582MPa
であり、1300℃でσ1が246MPa、σ2が58
1MPaであった。従って、この実施例12では、C層
の膜厚を実施例1よりも小さくすることで、実施例4と
同様に室温及び1300℃での初期破壊強度が増加し、
最大強度が低下する傾向を示した。
【0047】実施例13 実施例13では、C層の膜厚を0.3μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が201MPa、最大強度σ2が635MPaで
あり、1300℃でσ1が202MPa、σ2が610
MPaであった。従って、この実施例13では、C層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例5と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下し、最
大強度が増加する傾向を示した。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が201MPa、最大強度σ2が635MPaで
あり、1300℃でσ1が202MPa、σ2が610
MPaであった。従って、この実施例13では、C層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例5と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下し、最
大強度が増加する傾向を示した。
【0048】実施例14 実施例14では、C層の膜厚を0.8μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が126MPa、最大強度σ2が641MPaで
あり、1300℃でσ1が123MPa、σ2が610
MPaであった。従って、この実施例14では、C層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例5と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下し、最
大強度が増加する傾向を示した。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が126MPa、最大強度σ2が641MPaで
あり、1300℃でσ1が123MPa、σ2が610
MPaであった。従って、この実施例14では、C層の
膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施例5と同
様に室温及び1300℃での初期破壊強度が低下し、最
大強度が増加する傾向を示した。
【0049】実施例15 実施例15では、SiC層の膜厚を0.3μmとし、そ
の他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ
強度試験については、表1に示すように、室温で初期破
壊強度σ1が241MPa、最大強度σ2が601MP
aであり、1300℃でσ1が238MPa、σ2が6
01MPaであった。従って、この実施例15では、S
iC層の膜厚を実施例1よりも小さくすることで、実施
例6と同様に室温及び1300℃での初期破壊強度が増
加し、最大強度はほぼ同等の傾向を示した。
の他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ
強度試験については、表1に示すように、室温で初期破
壊強度σ1が241MPa、最大強度σ2が601MP
aであり、1300℃でσ1が238MPa、σ2が6
01MPaであった。従って、この実施例15では、S
iC層の膜厚を実施例1よりも小さくすることで、実施
例6と同様に室温及び1300℃での初期破壊強度が増
加し、最大強度はほぼ同等の傾向を示した。
【0050】実施例16 実施例16では、SiC層の膜厚を0.5μmとし、そ
の他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ
強度試験については、表1に示すように、室温で初期破
壊強度σ1が230MPa、最大強度σ2が581MP
aであり、1300℃でσ1が225MPa、σ2が5
82MPaであった。従って、この実施例16では、S
iC層の膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施
例7と同様に室温及び1300℃での初期破壊強度はほ
ぼ同等で、最大強度が低下する傾向を示した。
の他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ
強度試験については、表1に示すように、室温で初期破
壊強度σ1が230MPa、最大強度σ2が581MP
aであり、1300℃でσ1が225MPa、σ2が5
82MPaであった。従って、この実施例16では、S
iC層の膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施
例7と同様に室温及び1300℃での初期破壊強度はほ
ぼ同等で、最大強度が低下する傾向を示した。
【0051】実施例17 実施例17では、SiC層の膜厚を0.7μmとし、そ
の他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ
強度試験については、表1に示すように、室温で初期破
壊強度σ1が232MPa、最大強度σ2が455MP
aであり、1300℃でσ1が236MPa、σ2が4
60MPaであった。従って、この実施例17では、S
iC層の膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施
例7と同様に室温及び1300℃での初期破壊強度はほ
ぼ同等で、最大強度が低下する傾向を示した。
の他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ
強度試験については、表1に示すように、室温で初期破
壊強度σ1が232MPa、最大強度σ2が455MP
aであり、1300℃でσ1が236MPa、σ2が4
60MPaであった。従って、この実施例17では、S
iC層の膜厚を実施例1よりも大きくすることで、実施
例7と同様に室温及び1300℃での初期破壊強度はほ
ぼ同等で、最大強度が低下する傾向を示した。
【0052】比較例1 比較例1では、BN層の膜厚を1.6μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が145MPa、最大強度σ2が643MPaで
あり、1300℃でσ1が144MPa、σ2が645
MPaであった。従って、この比較例1では、BN層の
膜厚を1.5μmよりも大きくしたため、特に室温及び
1300℃での初期破壊強度が大幅に低下した。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が145MPa、最大強度σ2が643MPaで
あり、1300℃でσ1が144MPa、σ2が645
MPaであった。従って、この比較例1では、BN層の
膜厚を1.5μmよりも大きくしたため、特に室温及び
1300℃での初期破壊強度が大幅に低下した。
【0053】比較例2 比較例2では、C層の膜厚を0.03μmとし、その他
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が321MPa、最大強度σ2が468MPaで
あり、1300℃でσ1が320MPa、σ2が464
MPaであった。従って、この比較例2では、C層の膜
厚を0.035μmよりも小さくしたため、特に室温及
び1300℃での最大強度が大幅に低下した。
については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度
試験については、表1に示すように、室温で初期破壊強
度σ1が321MPa、最大強度σ2が468MPaで
あり、1300℃でσ1が320MPa、σ2が464
MPaであった。従って、この比較例2では、C層の膜
厚を0.035μmよりも小さくしたため、特に室温及
び1300℃での最大強度が大幅に低下した。
【0054】比較例3 比較例3では、C層の膜厚を1.2μmとし、その他に
ついては実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度試
験については、表1に示すように、室温で初期破壊強度
σ1が108MPa、最大強度σ2が642MPaであ
り、1300℃でσ1が110MPa、σ2が619M
Paであった。従って、この比較例3では、C層の膜厚
を1.0μmよりも大きくしたため、特に室温及び13
00℃での初期破壊強度が大幅に低下した。
ついては実施例1と同様の条件とした。3点曲げ強度試
験については、表1に示すように、室温で初期破壊強度
σ1が108MPa、最大強度σ2が642MPaであ
り、1300℃でσ1が110MPa、σ2が619M
Paであった。従って、この比較例3では、C層の膜厚
を1.0μmよりも大きくしたため、特に室温及び13
00℃での初期破壊強度が大幅に低下した。
【0055】比較例4 比較例4では、SiC層の膜厚を0.15μmとし、そ
の他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ
強度試験については、表1に示すように、室温で初期破
壊強度σ1が293MPa、最大強度σ2が526MP
aであり、1300℃でσ1が290MPa、σ2が5
21MPaであった。従って、この比較例4では、Si
C層の膜厚を0.2μmよりも小さくしたため、特に室
温及び1300℃での最大強度が大幅に低下した。
の他については実施例1と同様の条件とした。3点曲げ
強度試験については、表1に示すように、室温で初期破
壊強度σ1が293MPa、最大強度σ2が526MP
aであり、1300℃でσ1が290MPa、σ2が5
21MPaであった。従って、この比較例4では、Si
C層の膜厚を0.2μmよりも小さくしたため、特に室
温及び1300℃での最大強度が大幅に低下した。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、セラミックスのマトリックスとそのマトリックス中
に複合化させたセラミックスの繊維との間の界面層とし
て、窒化ホウ素層と炭化ケイ素層との間に炭素層を備え
たため、炭化ケイ素層にクラック部分が存在していて
も、このクラック部分から侵入してくる溶融ケイ素が炭
素層中の炭素と反応して炭化ケイ素としてトラップされ
る。従って、この炭化ケイ素により窒化ホウ素と溶融ケ
イ素との反応を殆ど防止でき、得られたマトリックスと
繊維との間に所望の界面層が存在するセラミックス基繊
維複合材料を得ることができる。
ば、セラミックスのマトリックスとそのマトリックス中
に複合化させたセラミックスの繊維との間の界面層とし
て、窒化ホウ素層と炭化ケイ素層との間に炭素層を備え
たため、炭化ケイ素層にクラック部分が存在していて
も、このクラック部分から侵入してくる溶融ケイ素が炭
素層中の炭素と反応して炭化ケイ素としてトラップされ
る。従って、この炭化ケイ素により窒化ホウ素と溶融ケ
イ素との反応を殆ど防止でき、得られたマトリックスと
繊維との間に所望の界面層が存在するセラミックス基繊
維複合材料を得ることができる。
【図1】この発明に係るセラミックス基繊維複合材料の
構成を説明する概念図。
構成を説明する概念図。
【図2】従来のセラミックス基繊維複合材料の構成を説
明する概念図。
明する概念図。
1 セラミックスマトリックス 2 セラミックス繊維 3 窒化ホウ素(BN)層 4 炭化ケイ素(SiC)層 5 炭素(C)層
Claims (7)
- 【請求項1】 セラミックスのマトリックスと、このマ
トリックス中に複合化させたセラミックスの繊維とで成
り、この繊維とマトリックスとの間に当該繊維の表面に
予めコーティングされた界面層が存在するセラミックス
基繊維複合材料であって、上記界面層は、上記繊維の表
面を覆う窒化ホウ素層と、この窒化ホウ素層を覆う炭素
層と、この炭素層を覆う炭化ケイ素層とを備えたことを
特徴とするセラミックス基繊維複合材料。 - 【請求項2】 前記マトリックスは、反応焼結で形成さ
れた炭化ケイ素を主相とするマトリックスである請求項
1記載のセラミックス基繊維複合材料。 - 【請求項3】 前記繊維は、炭化ケイ素からなる繊維で
ある請求項1又は2記載のセラミックス基繊維複合材
料。 - 【請求項4】 前記窒化ホウ素層の厚さは、0.2μm
以上1.5μm以下である請求項1乃至3のいずれか1
項記載のセラミックス基繊維複合材料。 - 【請求項5】 前記炭素層の厚さは、0.035μm以
上1.0μm以下である請求項1乃至4のいずれか1項
記載のセラミックス基繊維複合材料。 - 【請求項6】 前記炭化ケイ素層の厚さは、0.2μm
以上1.0μm以下である請求項1乃至5のいずれか1
項記載のセラミックス基繊維複合材料。 - 【請求項7】 セラミックスの繊維の表面に窒化ホウ素
層を形成し、この窒化ホウ素層上に炭素層を形成し、こ
の炭素層上に炭化ケイ素層を形成し、この3つの層が形
成された繊維を製織し、その製織した繊維間にセラミッ
クスのマトリックスを形成することを特徴とするセラミ
ックス基繊維複合材料の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8259591A JPH10101446A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | セラミックス基繊維複合材料およびその製造方法 |
| US08/914,245 US6235379B1 (en) | 1996-08-20 | 1997-08-19 | Ceramic matrix composite and method of manufacturing the same |
| EP19970114371 EP0825163B1 (en) | 1996-08-20 | 1997-08-20 | Ceramic matrix composite and method of manufacturing the same |
| DE69703471T DE69703471T2 (de) | 1996-08-20 | 1997-08-20 | Keramikmatrixverbund und Verfahren zur Herstellung desselben |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8259591A JPH10101446A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | セラミックス基繊維複合材料およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10101446A true JPH10101446A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17336242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8259591A Pending JPH10101446A (ja) | 1996-08-20 | 1996-09-30 | セラミックス基繊維複合材料およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10101446A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006096659A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | General Electric Co <Ge> | 高性能セラミックマトリクス複合材料を低コストで製造する方法 |
| JP2016528131A (ja) * | 2013-03-05 | 2016-09-15 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 高温耐性セラミックマトリックス複合材及び耐環境保護コーティング |
| JP2017119589A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | イビデン株式会社 | セラミック複合材及びセラミック複合材の製造方法 |
| JP2018150210A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社Ihiエアロスペース | 炭化ケイ素系複合体及びその製造方法 |
| JP2020513391A (ja) * | 2016-11-28 | 2020-05-14 | サフラン・セラミックス | アルミニウムドープ窒化ホウ素の相間層を含む複合材料部品 |
| JP2021042100A (ja) * | 2019-09-11 | 2021-03-18 | 日立金属株式会社 | SiC基複合材料、BN被覆SiC繊維、およびSiC基複合材料の製造方法 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8259591A patent/JPH10101446A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10822998B2 (en) | 2013-03-05 | 2020-11-03 | General Electric Company | High temperature tolerant ceramic matrix composites and environmental barrier coatings |
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| JP2021042100A (ja) * | 2019-09-11 | 2021-03-18 | 日立金属株式会社 | SiC基複合材料、BN被覆SiC繊維、およびSiC基複合材料の製造方法 |
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|---|---|---|---|
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