JPH10101762A - 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents
硬質ポリウレタンフォームの製造方法Info
- Publication number
- JPH10101762A JPH10101762A JP8263148A JP26314896A JPH10101762A JP H10101762 A JPH10101762 A JP H10101762A JP 8263148 A JP8263148 A JP 8263148A JP 26314896 A JP26314896 A JP 26314896A JP H10101762 A JPH10101762 A JP H10101762A
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- Japan
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- polyol
- solvent
- rigid polyurethane
- polyurethane foam
- producing
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 糖類に触媒及び溶媒の存在下にアルキレ
ンオキシドを付加したポリオール、ポリイソシアナート
化合物、フォーム化触媒、整泡剤、発泡剤存在下に反応
させる硬質ポリウレタンフォームの製造方法。 【効果】 CFC類を使用する従来処方による硬質ポリ
ウレタンフォームとほぼ同等の密度で、寸法安定性、脱
型性及び接着性に優れた製品を得ることができる。
ンオキシドを付加したポリオール、ポリイソシアナート
化合物、フォーム化触媒、整泡剤、発泡剤存在下に反応
させる硬質ポリウレタンフォームの製造方法。 【効果】 CFC類を使用する従来処方による硬質ポリ
ウレタンフォームとほぼ同等の密度で、寸法安定性、脱
型性及び接着性に優れた製品を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬質ポリウレタンフ
ォームの製造方法に関する。詳しくは、冷蔵庫,冷凍
庫,断熱パネル,船舶又は車両等の断熱材ないしは断熱
構造材等として広範囲に用いられる良好な硬質ポリウレ
タンフォームの製造方法に関する。更に詳しくは特殊な
ポリオールを使用し、発泡剤として水のみを用いる硬質
ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
ォームの製造方法に関する。詳しくは、冷蔵庫,冷凍
庫,断熱パネル,船舶又は車両等の断熱材ないしは断熱
構造材等として広範囲に用いられる良好な硬質ポリウレ
タンフォームの製造方法に関する。更に詳しくは特殊な
ポリオールを使用し、発泡剤として水のみを用いる硬質
ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】硬質ポリウレタンフォームはポリオール
を主成分とし、触媒、整泡剤、発泡剤及びその他の助剤
を含むA成分と、ポリイソシアネート及びポリイソシア
ネートのウレタン変性体等からなるB成分とを発泡機に
より混合反応させて製造される。
を主成分とし、触媒、整泡剤、発泡剤及びその他の助剤
を含むA成分と、ポリイソシアネート及びポリイソシア
ネートのウレタン変性体等からなるB成分とを発泡機に
より混合反応させて製造される。
【0003】従来、硬質ポリウレタンフォームの発泡剤
としては、主としてトリクロロフルオロメタン(以下C
FC−11と記す)に代表されるクロロフルオロカーボ
ン(以下CFCと記す)類が用いられてきた。しかしな
がら、地球のオゾン層保護のため、CFC類の規制が実
施されている。CFC類の代わりの代替発泡剤として、
ハイドロクロロフルオロカ−ボン(以下HCFCと記
す)類が有望視されているがHCFC類はオゾン破壊係
数(ODP)がゼロではないことを理由に、将来使用が
規制されることが確定している。更に、次世代発泡剤の
一つとして考えられているハイドロフルオロカ−ボン
(以下HFCと記す)類は、ODPはゼロであるが、地
球温暖化係数(GWP)が比較的高いこと、発泡剤とし
て使用するには沸点が低いものが多いこと、毒性試験の
結果が出ていないものもあること等の問題点を有してい
る。
としては、主としてトリクロロフルオロメタン(以下C
FC−11と記す)に代表されるクロロフルオロカーボ
ン(以下CFCと記す)類が用いられてきた。しかしな
がら、地球のオゾン層保護のため、CFC類の規制が実
施されている。CFC類の代わりの代替発泡剤として、
ハイドロクロロフルオロカ−ボン(以下HCFCと記
す)類が有望視されているがHCFC類はオゾン破壊係
数(ODP)がゼロではないことを理由に、将来使用が
規制されることが確定している。更に、次世代発泡剤の
一つとして考えられているハイドロフルオロカ−ボン
(以下HFCと記す)類は、ODPはゼロであるが、地
球温暖化係数(GWP)が比較的高いこと、発泡剤とし
て使用するには沸点が低いものが多いこと、毒性試験の
結果が出ていないものもあること等の問題点を有してい
る。
【0004】また、近年、シクロペンタン、nーペンタ
ン等の炭化水素化合物を発泡剤として使用する技術も提
案されているが、これらの発泡剤は燃焼性を有してお
り、硬質ポリウレタンフォーム製造時に、厳重な防爆対
策を行う必要がある点が問題である。
ン等の炭化水素化合物を発泡剤として使用する技術も提
案されているが、これらの発泡剤は燃焼性を有してお
り、硬質ポリウレタンフォーム製造時に、厳重な防爆対
策を行う必要がある点が問題である。
【0005】一方、従来より硬質ポリウレタンフォーム
の発泡剤としては、CFC類等の他、副発泡剤として水
が使用されてきている。但し、水のみを発泡剤とした場
合には、硬質ポリウレタンフォームの寸法安定性、特に
高温高湿寸法安定性の悪化という問題が生じる。しかし
ながら、水や二酸化炭素は、人体、環境に対する安全性
が高いため、水を硬質ポリウレタンフォームの主発泡剤
として使用する試みが種々為されてきた。例えば、特開
平5ー255466、特開平5ー255467に例示さ
れている技術、即ち収縮防止剤としてそれぞれ、ポリエ
チレン微粉末、ポリブタジエンの添加を必須条件とする
ことが提案されている。これらは硬質ポリウレタンフォ
ームの気泡壁に空隙を開くことを収縮防止原理としてお
り、そのために、逆に独立気泡率が低い。これら収縮防
止剤は、ポリオールを主成分とし、触媒、整泡剤、発泡
剤及びその他の助剤を含むA成分と混合して使用する
が、この場合、A成分が分離、白濁して、調合済みの原
料として長期間保存できないという重大な欠点を有す
る。
の発泡剤としては、CFC類等の他、副発泡剤として水
が使用されてきている。但し、水のみを発泡剤とした場
合には、硬質ポリウレタンフォームの寸法安定性、特に
高温高湿寸法安定性の悪化という問題が生じる。しかし
ながら、水や二酸化炭素は、人体、環境に対する安全性
が高いため、水を硬質ポリウレタンフォームの主発泡剤
として使用する試みが種々為されてきた。例えば、特開
平5ー255466、特開平5ー255467に例示さ
れている技術、即ち収縮防止剤としてそれぞれ、ポリエ
チレン微粉末、ポリブタジエンの添加を必須条件とする
ことが提案されている。これらは硬質ポリウレタンフォ
ームの気泡壁に空隙を開くことを収縮防止原理としてお
り、そのために、逆に独立気泡率が低い。これら収縮防
止剤は、ポリオールを主成分とし、触媒、整泡剤、発泡
剤及びその他の助剤を含むA成分と混合して使用する
が、この場合、A成分が分離、白濁して、調合済みの原
料として長期間保存できないという重大な欠点を有す
る。
【0006】また、特開平7ー157582でも同様に
独立気泡率を50%以下、即ち連続(連通)気泡にし、
通気性を持たせる事で寸法安定性を向上させることが提
案されている。硬質ポリウレタンフォームにおける独立
気泡率は、気泡内ガスが熱伝導率の高い空気とどの程度
置換するかの指標となるため、断熱構造材として使用さ
れる硬質ポリウレタンフォームの独立気泡率は、通常7
0%以上の値が望ましい。なぜならば、連通気泡では断
熱性能の悪化のみならず通気性を持たせることによる燃
焼速度の著しい増大や同一フリー発泡密度でも成形時の
仕上がり密度が大幅に悪化する等の問題点があるからで
ある。
独立気泡率を50%以下、即ち連続(連通)気泡にし、
通気性を持たせる事で寸法安定性を向上させることが提
案されている。硬質ポリウレタンフォームにおける独立
気泡率は、気泡内ガスが熱伝導率の高い空気とどの程度
置換するかの指標となるため、断熱構造材として使用さ
れる硬質ポリウレタンフォームの独立気泡率は、通常7
0%以上の値が望ましい。なぜならば、連通気泡では断
熱性能の悪化のみならず通気性を持たせることによる燃
焼速度の著しい増大や同一フリー発泡密度でも成形時の
仕上がり密度が大幅に悪化する等の問題点があるからで
ある。
【0007】従って、寸法安定性を向上させるために
は、硬質ポリウレタンフォームの製造に使用されるポリ
オールの開始剤となる活性水素化合物としては、多官能
化による架橋密度増大と剛直性及び高いガラス転移点を
有することによる樹脂強度向上という観点から、ショ糖
に代表される糖類のごとき多官能開始剤を使用すること
が求められるようになってきた。しかしながら、糖類は
ショ糖に代表されるようにほとんどが常温で固体である
ため、アルキレンオキシドを反応させ、ポリオールを製
造する際には、反応機内での撹拌負荷が大きく、反応機
の破損等の危険が伴うことや反応初期においてアルキレ
ンオキシドとの付加反応が極めて遅いこと等の理由か
ら、実際には、有機溶媒や、水、または、グリセリン等
に代表される低分子アルコールによる希釈重合法が行わ
れてきた。
は、硬質ポリウレタンフォームの製造に使用されるポリ
オールの開始剤となる活性水素化合物としては、多官能
化による架橋密度増大と剛直性及び高いガラス転移点を
有することによる樹脂強度向上という観点から、ショ糖
に代表される糖類のごとき多官能開始剤を使用すること
が求められるようになってきた。しかしながら、糖類は
ショ糖に代表されるようにほとんどが常温で固体である
ため、アルキレンオキシドを反応させ、ポリオールを製
造する際には、反応機内での撹拌負荷が大きく、反応機
の破損等の危険が伴うことや反応初期においてアルキレ
ンオキシドとの付加反応が極めて遅いこと等の理由か
ら、実際には、有機溶媒や、水、または、グリセリン等
に代表される低分子アルコールによる希釈重合法が行わ
れてきた。
【0008】有機溶媒を使用する方法として例えば米国
特許4332936には固体の開始剤を溶解するためジ
メチルホルムアミドを使用する方法が開示されている
が、ジメチルホルムアミドのごとき溶媒はポリウレタン
樹脂の製造には不必要なものであり、また、ポリエーテ
ルポリオールの製造時やポリウレタン製造時の作業中、
溶剤の臭気は人体に極めて強い悪影響を及ぼすものであ
る。これら溶媒の除去には多大な労力を要し、工業的に
も好ましいものではない。
特許4332936には固体の開始剤を溶解するためジ
メチルホルムアミドを使用する方法が開示されている
が、ジメチルホルムアミドのごとき溶媒はポリウレタン
樹脂の製造には不必要なものであり、また、ポリエーテ
ルポリオールの製造時やポリウレタン製造時の作業中、
溶剤の臭気は人体に極めて強い悪影響を及ぼすものであ
る。これら溶媒の除去には多大な労力を要し、工業的に
も好ましいものではない。
【0009】水やグリセリン等に代表される低分子アル
コールを糖類のごとき固体開始剤の溶媒として用いる場
合には、溶媒に対してもアルキレンオキシドが付加し、
溶媒の分子量が増大するため、現実的に製品から溶媒を
除去することは不可能となる。ただし、溶媒として用い
る水や低分子アルコール、および/または、そのアルキ
レンオキシドの付加物も活性水素を有するため、ポリウ
レタン製造の際、実質的にイソシアネートとの反応によ
り樹脂形成に加担することができるため、有効な方法で
あると言える。しかしながら、糖類が高い官能基数を有
するにもかかわらず、ポリエーテルポリオール製品中に
は溶媒として用いる水や低分子アルコール、および/ま
たは、そのアルキレンオキシド付加物のモル濃度が高
く、平均官能基数が著しく低下するものであり、必ずし
もポリウレタン樹脂の物性を向上させるものではない。
コールを糖類のごとき固体開始剤の溶媒として用いる場
合には、溶媒に対してもアルキレンオキシドが付加し、
溶媒の分子量が増大するため、現実的に製品から溶媒を
除去することは不可能となる。ただし、溶媒として用い
る水や低分子アルコール、および/または、そのアルキ
レンオキシドの付加物も活性水素を有するため、ポリウ
レタン製造の際、実質的にイソシアネートとの反応によ
り樹脂形成に加担することができるため、有効な方法で
あると言える。しかしながら、糖類が高い官能基数を有
するにもかかわらず、ポリエーテルポリオール製品中に
は溶媒として用いる水や低分子アルコール、および/ま
たは、そのアルキレンオキシド付加物のモル濃度が高
く、平均官能基数が著しく低下するものであり、必ずし
もポリウレタン樹脂の物性を向上させるものではない。
【0010】一方、アルキレンオキシドとの反応の際、
使用される塩基性触媒としては、水酸化ナトリウムや水
酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物(特公昭48−
19560号報、特公昭48−27815号報等)が最
も一般的である。通常、活性水素化合物にアルキレンオ
キシドを付加し、ポリエーテルポリオールを製造する
際、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムは触媒として安
価であること、工業的な使用に十分耐えうる反応速度を
与えること、燐酸等による中和により製品に不溶の塩を
形成し、ろ過により簡便に除去できること等、工業的に
有利な点を有している。しかしながら、糖類のごとき固
体開始剤の希釈重合においては、開始剤中の固体開始剤
の比率や製品の水酸基価の設定によって、アルキレンオ
キシド付加終了後、しばしば反応液中に未反応の開始剤
が残存するか、また、残存しない場合においても、中和
精製後の製品中に未反応の開始剤が溶解し、経時により
析出することがある。残存する未反応開始剤はポリエー
テルポリオール製造工程において、中和精製時のろ過不
良を引き起こすことがあり、また、ポリエーテルポリオ
ール製品中に析出した場合、機械成形においてポリウレ
タンフォームを製造する際、発泡装置内での析出物によ
る反応ラインの閉塞等を引き起こす恐れがある。
使用される塩基性触媒としては、水酸化ナトリウムや水
酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物(特公昭48−
19560号報、特公昭48−27815号報等)が最
も一般的である。通常、活性水素化合物にアルキレンオ
キシドを付加し、ポリエーテルポリオールを製造する
際、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムは触媒として安
価であること、工業的な使用に十分耐えうる反応速度を
与えること、燐酸等による中和により製品に不溶の塩を
形成し、ろ過により簡便に除去できること等、工業的に
有利な点を有している。しかしながら、糖類のごとき固
体開始剤の希釈重合においては、開始剤中の固体開始剤
の比率や製品の水酸基価の設定によって、アルキレンオ
キシド付加終了後、しばしば反応液中に未反応の開始剤
が残存するか、また、残存しない場合においても、中和
精製後の製品中に未反応の開始剤が溶解し、経時により
析出することがある。残存する未反応開始剤はポリエー
テルポリオール製造工程において、中和精製時のろ過不
良を引き起こすことがあり、また、ポリエーテルポリオ
ール製品中に析出した場合、機械成形においてポリウレ
タンフォームを製造する際、発泡装置内での析出物によ
る反応ラインの閉塞等を引き起こす恐れがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これらの理由から、発
泡剤に水のみを使用した場合にも、独立気泡率が高く、
ポリオールと、触媒、整泡剤、発泡剤を含むA成分の貯
蔵安定性を悪化させる特殊な収縮防止剤を使用せず、シ
ョ糖に代表される糖類のごとき多官能開始剤を使用した
ポリオールを用い、寸法安定性が極めて優れ、接着性及
び脱型性も優れた硬質ポリウレタンフォームの製造方法
が要求されている。
泡剤に水のみを使用した場合にも、独立気泡率が高く、
ポリオールと、触媒、整泡剤、発泡剤を含むA成分の貯
蔵安定性を悪化させる特殊な収縮防止剤を使用せず、シ
ョ糖に代表される糖類のごとき多官能開始剤を使用した
ポリオールを用い、寸法安定性が極めて優れ、接着性及
び脱型性も優れた硬質ポリウレタンフォームの製造方法
が要求されている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を解決するために鋭意検討した結果、特殊な収縮防
止剤を使用しないで、特殊なポリオールを使用すること
により、硬質ポリウレタンフォーム用発泡剤として水の
みを使用した場合にも、独立気泡率が高く寸法安定性が
極めて優れ、接着性及び脱型性も優れた硬質ポリウレタ
ンフォームを製造する方法を見いだし本発明に到達し
た。
題点を解決するために鋭意検討した結果、特殊な収縮防
止剤を使用しないで、特殊なポリオールを使用すること
により、硬質ポリウレタンフォーム用発泡剤として水の
みを使用した場合にも、独立気泡率が高く寸法安定性が
極めて優れ、接着性及び脱型性も優れた硬質ポリウレタ
ンフォームを製造する方法を見いだし本発明に到達し
た。
【0013】すなわち、本発明は、(1) ポリイソシ
アナートとポリオールを触媒、整泡剤、発泡剤存在下に
反応させて硬質ポリウレタンフォームを製造する方法で
あって、ポリオールが糖類に触媒及び溶媒の存在下にア
ルキレンオキシドを付加したものであり、該溶媒が平均
分子量300以上で平均官能基数3以上のポリオールで
あり、該溶媒/糖類の混合比率が100/20〜400
(重量部)であることを特徴とする硬質ポリウレタンフ
ォームの製造方法、(2) 溶媒/糖類の混合比率が、
100/20〜150(重量部)であることを特徴とす
る(1)記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法、
(3) 溶媒が、平均分子量300以上で平均官能基数
5以上のポリオールであることを特徴とする(1)又は
(2)記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法、
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載のポリオール
における、糖類に触媒及び溶媒の存在下にアルキレンオ
キシドを付加してポリオールとする際の触媒が、アミン
化合物又はアミン化合物とアルカリ金属水酸化物との混
合物であることを特徴とする硬質ポリウレタンフォーム
の製造方法、(5) (4)記載の触媒におけるアミン
化合物が、下記一般式(1)[化2]で表されるアミン
化合物であることを特徴とする硬質ポリウレタンフォー
ムの製造方法、
アナートとポリオールを触媒、整泡剤、発泡剤存在下に
反応させて硬質ポリウレタンフォームを製造する方法で
あって、ポリオールが糖類に触媒及び溶媒の存在下にア
ルキレンオキシドを付加したものであり、該溶媒が平均
分子量300以上で平均官能基数3以上のポリオールで
あり、該溶媒/糖類の混合比率が100/20〜400
(重量部)であることを特徴とする硬質ポリウレタンフ
ォームの製造方法、(2) 溶媒/糖類の混合比率が、
100/20〜150(重量部)であることを特徴とす
る(1)記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法、
(3) 溶媒が、平均分子量300以上で平均官能基数
5以上のポリオールであることを特徴とする(1)又は
(2)記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法、
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載のポリオール
における、糖類に触媒及び溶媒の存在下にアルキレンオ
キシドを付加してポリオールとする際の触媒が、アミン
化合物又はアミン化合物とアルカリ金属水酸化物との混
合物であることを特徴とする硬質ポリウレタンフォーム
の製造方法、(5) (4)記載の触媒におけるアミン
化合物が、下記一般式(1)[化2]で表されるアミン
化合物であることを特徴とする硬質ポリウレタンフォー
ムの製造方法、
【0014】
【化2】 (式(1)中、R1は炭素数8〜18のアルキル基ある
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) (6) 発泡剤が、実質的に水単独であることを特徴と
する(1)〜(5)のいずれかに記載の硬質ポリウレタ
ンフォームの製造方法、を提供するものである。
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) (6) 発泡剤が、実質的に水単独であることを特徴と
する(1)〜(5)のいずれかに記載の硬質ポリウレタ
ンフォームの製造方法、を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の方法について詳細
に説明する。本発明における特殊なポリオールとは、糖
類にアルキレンオキシドを付加重合する際に、触媒の存
在下に溶媒として特定のポリオールを糖類に対して特定
の混合比で使用する事によって得られるポリオール、即
ち糖類を開始剤として、アルキレンオキシドを付加重合
するにあたり、未反応開始剤が残存、析出することな
く、溶媒の除去を必要とせず、かつ、高い平均官能基数
を有するポリオールのことである。
に説明する。本発明における特殊なポリオールとは、糖
類にアルキレンオキシドを付加重合する際に、触媒の存
在下に溶媒として特定のポリオールを糖類に対して特定
の混合比で使用する事によって得られるポリオール、即
ち糖類を開始剤として、アルキレンオキシドを付加重合
するにあたり、未反応開始剤が残存、析出することな
く、溶媒の除去を必要とせず、かつ、高い平均官能基数
を有するポリオールのことである。
【0016】本発明に用いられる糖類としては、具体的
には、例えば、ショ糖、麦芽糖、乳糖等に代表される二
糖類、ラフィノース、ゲンチアノースに代表される三糖
類、スタキオースに代表される四糖類、でんぷん、セル
ロースに代表される多糖類、ブドウ糖、果糖のごとき単
糖類やグルコサミン、ガラクトサミン、キチンのごとき
アミノ糖、上記に挙げられる糖類の還元体であるいわゆ
る還元糖も使用できる。また、上記に挙げられる2種以
上の任意の糖類を任意の割合で混合し用いても構わな
い。
には、例えば、ショ糖、麦芽糖、乳糖等に代表される二
糖類、ラフィノース、ゲンチアノースに代表される三糖
類、スタキオースに代表される四糖類、でんぷん、セル
ロースに代表される多糖類、ブドウ糖、果糖のごとき単
糖類やグルコサミン、ガラクトサミン、キチンのごとき
アミノ糖、上記に挙げられる糖類の還元体であるいわゆ
る還元糖も使用できる。また、上記に挙げられる2種以
上の任意の糖類を任意の割合で混合し用いても構わな
い。
【0017】溶媒として用いられるポリエーテルポリオ
ールは、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール等の、公知の開始剤に対するプロピレンオキシド
とエチレンオキシドのブロックおよび/またはランダム
共重合物等、ポリテトラメチレングリコール等の平均分
子量300以上で平均官能基数が3以上のあらゆる公知
のものを用いることができる。好ましくは、分子量が6
00以上で平均官能基数が5以上である。また、分子中
にエステル基やアミド基を含むものであっても構わな
い。また、上記に挙げられた2種以上の任意のポリエー
テルポリオールを任意の割合で混合し用いても構わな
い。分子量が300未満および/または平均官能基数が
3未満では製品中に溶媒として使用するポリエーテルポ
リオールのモル濃度が高くなり、平均官能基数が低下す
るため好ましくない。
ールは、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール等の、公知の開始剤に対するプロピレンオキシド
とエチレンオキシドのブロックおよび/またはランダム
共重合物等、ポリテトラメチレングリコール等の平均分
子量300以上で平均官能基数が3以上のあらゆる公知
のものを用いることができる。好ましくは、分子量が6
00以上で平均官能基数が5以上である。また、分子中
にエステル基やアミド基を含むものであっても構わな
い。また、上記に挙げられた2種以上の任意のポリエー
テルポリオールを任意の割合で混合し用いても構わな
い。分子量が300未満および/または平均官能基数が
3未満では製品中に溶媒として使用するポリエーテルポ
リオールのモル濃度が高くなり、平均官能基数が低下す
るため好ましくない。
【0018】溶媒の使用量は糖類100重量部に対して
20〜400重量部用いることができる。好ましくは、
30乃至200重量部である。20重量部未満では、反
応系の攪拌負荷が大きく実際の製造に困難をきたすこと
があり、400重量部を超えると製品中に溶媒として使
用するポリエーテルポリオールのモル濃度が高くなり、
平均官能基数が低下するため好ましくない。
20〜400重量部用いることができる。好ましくは、
30乃至200重量部である。20重量部未満では、反
応系の攪拌負荷が大きく実際の製造に困難をきたすこと
があり、400重量部を超えると製品中に溶媒として使
用するポリエーテルポリオールのモル濃度が高くなり、
平均官能基数が低下するため好ましくない。
【0019】本発明においてポリオールを製造する際に
使用する触媒としては、特に限定されるものではない
が、中でもアミン化合物を使用することが好ましい。ま
た、アミン化合物と水酸化ナトリウムや水酸化カリウム
に代表されるアルカリ金属水酸化物とを併用することも
できる。上記のアミン化合物は一般式(1)[化3]で
表されるアミン化合物であり、具体的に挙げれば、すな
わち、ジメチルオクチルアミン、トリオクチルアミン、
ジメチルデシルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメ
チルスチリルアミン、ジメチルパルメチルアミン、ジメ
チルオレイルアミン、ジメチルステアリルアミン、ジメ
チルリノレイックアミン、ジメチルリノレニックアミン
等を用いることがより好ましい。
使用する触媒としては、特に限定されるものではない
が、中でもアミン化合物を使用することが好ましい。ま
た、アミン化合物と水酸化ナトリウムや水酸化カリウム
に代表されるアルカリ金属水酸化物とを併用することも
できる。上記のアミン化合物は一般式(1)[化3]で
表されるアミン化合物であり、具体的に挙げれば、すな
わち、ジメチルオクチルアミン、トリオクチルアミン、
ジメチルデシルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメ
チルスチリルアミン、ジメチルパルメチルアミン、ジメ
チルオレイルアミン、ジメチルステアリルアミン、ジメ
チルリノレイックアミン、ジメチルリノレニックアミン
等を用いることがより好ましい。
【0020】
【化3】 (式(1)中、R1は炭素数8〜18のアルキル基ある
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) 触媒の使用量は特に制限は無いが、反応終了後の製品生
成量に対して、アミン化合物は0.01〜5.0重量
%、好ましくは0.1〜1.0重量%の量を使用し、ア
ルカリ金属水酸化物は0.01乃至5.0重量%、好ま
しくは0.01乃至1.0重量%の量を使用する。
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) 触媒の使用量は特に制限は無いが、反応終了後の製品生
成量に対して、アミン化合物は0.01〜5.0重量
%、好ましくは0.1〜1.0重量%の量を使用し、ア
ルカリ金属水酸化物は0.01乃至5.0重量%、好ま
しくは0.01乃至1.0重量%の量を使用する。
【0021】本発明において使用するアルキレンオキシ
ドとしては、具体的には、例えばエチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシ
ド等が挙げられ、それぞれ単独あるいは2種以上を混合
して使用することができる。
ドとしては、具体的には、例えばエチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシ
ド等が挙げられ、それぞれ単独あるいは2種以上を混合
して使用することができる。
【0022】本発明において糖類にアルキレンオキシド
を付加する際の反応温度は特に限定されないが、60〜
150℃が好ましく、さらには、80〜130℃が好ま
しい。反応時の圧力は特に限定されないが、10kg/
cm2以下が好ましい。
を付加する際の反応温度は特に限定されないが、60〜
150℃が好ましく、さらには、80〜130℃が好ま
しい。反応時の圧力は特に限定されないが、10kg/
cm2以下が好ましい。
【0023】本発明の硬質ポリウレタンフォームは、前
記した特定のポリオールにポリイソシアナートと、触
媒、助剤、整泡剤の存在下に反応させて製造する。
記した特定のポリオールにポリイソシアナートと、触
媒、助剤、整泡剤の存在下に反応させて製造する。
【0024】本発明に使用するポリイソシアナートとし
ては、公知のものがすべて使用できるが、最も一般的な
ものはトルエンジイソシアナート(TDI)及びジフェ
ニルメタンジイソシアナート(MDI)である。TDI
は、異性体の混合物すなわち2,4−体100%品、
2,4−体/2,6−体=80/20,65/35(そ
れぞれ重量比)等のものはもちろん、商品名三井コスモ
ネートTRC(三井東圧化学(株)製)として知られる
多官能性のタールを含有するいわゆる粗TDIも使用で
きる。また、MDIとしては、4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアナートを主成分とする純品のほかに、3
核体以上の多核体を含有する商品名三井コスモネートM
−200(三井東圧化学(株)製)等のいわゆるポリメ
リックMDIが使用できる。これらのうちMDI、特に
3核体以上の多核体を含有する三井コスモネートM−2
00のいわゆるポリメリックMDIが好適に使用でき
る。
ては、公知のものがすべて使用できるが、最も一般的な
ものはトルエンジイソシアナート(TDI)及びジフェ
ニルメタンジイソシアナート(MDI)である。TDI
は、異性体の混合物すなわち2,4−体100%品、
2,4−体/2,6−体=80/20,65/35(そ
れぞれ重量比)等のものはもちろん、商品名三井コスモ
ネートTRC(三井東圧化学(株)製)として知られる
多官能性のタールを含有するいわゆる粗TDIも使用で
きる。また、MDIとしては、4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアナートを主成分とする純品のほかに、3
核体以上の多核体を含有する商品名三井コスモネートM
−200(三井東圧化学(株)製)等のいわゆるポリメ
リックMDIが使用できる。これらのうちMDI、特に
3核体以上の多核体を含有する三井コスモネートM−2
00のいわゆるポリメリックMDIが好適に使用でき
る。
【0025】また、ポリイソシアナート中のNCOと後
述のレジン液中の活性水素の比は、すなわち、NCO/
OH(活性水素)=0.70−5.00(当量比)が特
に好適である。
述のレジン液中の活性水素の比は、すなわち、NCO/
OH(活性水素)=0.70−5.00(当量比)が特
に好適である。
【0026】本発明の硬質ポリウレタンフォームを製造
する際に使用する触媒としては、特に限定されないが、
中でも、例えばトリメチルアミノエチルピヘラジン、ト
リエチルアミン、トリプロピルアミン、N−メチルモル
フォリン、N−エチルモルフォリン、トリエチレンジア
ミン、テトラメチルヘキサメチレンジアミン等のアミン
系触媒、ジブチル錫ジラウレート、スタナスオクトエー
ト、テトラブチルチタネート等の非アミン系触媒がより
好ましく使用できる。これらの触媒は、単独で、叉は混
合して用いることができ、その使用量は活性水素を持つ
化合物100部に対して0.0001〜10.0部が適
当である。
する際に使用する触媒としては、特に限定されないが、
中でも、例えばトリメチルアミノエチルピヘラジン、ト
リエチルアミン、トリプロピルアミン、N−メチルモル
フォリン、N−エチルモルフォリン、トリエチレンジア
ミン、テトラメチルヘキサメチレンジアミン等のアミン
系触媒、ジブチル錫ジラウレート、スタナスオクトエー
ト、テトラブチルチタネート等の非アミン系触媒がより
好ましく使用できる。これらの触媒は、単独で、叉は混
合して用いることができ、その使用量は活性水素を持つ
化合物100部に対して0.0001〜10.0部が適
当である。
【0027】また、整泡剤としては、従来公知の有機珪
素界面活性剤が用いられる。例えば、日本ユニカー
(株)製のL−5420、L−5340、SZ−164
5、SZ−1627等、信越化学工業(株)製のF−3
43、F−347、F−350S、F−345、F−3
48等が適当である。これら整泡剤の使用量は、活性水
素を持つ化合物と有機ポリイソシアナートの総和100
部に対して0.1〜10部である。その他難燃剤、可塑
剤、安定剤、着色剤等を必要に応じ添加することができ
る。
素界面活性剤が用いられる。例えば、日本ユニカー
(株)製のL−5420、L−5340、SZ−164
5、SZ−1627等、信越化学工業(株)製のF−3
43、F−347、F−350S、F−345、F−3
48等が適当である。これら整泡剤の使用量は、活性水
素を持つ化合物と有機ポリイソシアナートの総和100
部に対して0.1〜10部である。その他難燃剤、可塑
剤、安定剤、着色剤等を必要に応じ添加することができ
る。
【0028】以下、本発明を実施する方法について説明
する。まず、ポリオール、水、触媒、整泡剤及びその他
助剤の所定量を混合してレジン液とする。次に該レジン
液と有機ポリイソシアナートとを一定の比率で高速混合
し、得られた硬質ポリウレタンフォーム原液を空隙又は
型に注入する。この際、有機ポリイソシアナートとレジ
ン液の活性水素との当量比(NCO/H)が0.7:1
から5:1となるように有機ポリイソシアナートとレジ
ン液との液比を調節する。
する。まず、ポリオール、水、触媒、整泡剤及びその他
助剤の所定量を混合してレジン液とする。次に該レジン
液と有機ポリイソシアナートとを一定の比率で高速混合
し、得られた硬質ポリウレタンフォーム原液を空隙又は
型に注入する。この際、有機ポリイソシアナートとレジ
ン液の活性水素との当量比(NCO/H)が0.7:1
から5:1となるように有機ポリイソシアナートとレジ
ン液との液比を調節する。
【0029】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的
に説明する。但し、本発明はこれらに限定されるもので
はない。実施例、比較例において使用したポリオールA
〜Lの組成を表1に示した。 ポリオールA〜L :表1に示した開始剤及び溶媒の混
合液にプロピレンオキシドを付加し、水酸基価350m
gKOH/gのポリオールA〜Lを得た。 糖類の代表としてショ糖、麦芽糖、還元麦芽糖を用い
た。
に説明する。但し、本発明はこれらに限定されるもので
はない。実施例、比較例において使用したポリオールA
〜Lの組成を表1に示した。 ポリオールA〜L :表1に示した開始剤及び溶媒の混
合液にプロピレンオキシドを付加し、水酸基価350m
gKOH/gのポリオールA〜Lを得た。 糖類の代表としてショ糖、麦芽糖、還元麦芽糖を用い
た。
【0030】また、溶媒として用いたポリエーテルポリ
オールは以下のとおりである。 溶媒A;ソルビトールとグリセリンの重量比が93.
4:6.6である混合物に対してプロピレンオキシドを
付加し、水酸基価470mgKOH/g(平均官能基数
5.6、平均分子量672)であるもの。 溶媒B;ソルビトールと水の重量比が94.2:5.8
である混合物に対してプロピレンオキシドを付加し、水
酸基価350mgKOH/g(平均官能基数5.5、平
均分子量886)であるもの。 溶媒C;グリセリンに対して、プロピレンオキシドを付
加し、水酸基価560mgKOH/g(平均官能基数
3.0、平均分子量300)であるもの。 イソシアナート:三井東圧化学(株)製品 コスモネー
トM−200 ポリメリックMDI NCO% 31.3% 整泡剤:日本ユニカー(株)製品 L−5420 触媒 :花王(株)製品 カオライザーNo.1(テト
ラメチルヘキサメチレンジアミン) 難燃剤:TCPP(トリスβ−クロロプロピルフォスフ
ェート)
オールは以下のとおりである。 溶媒A;ソルビトールとグリセリンの重量比が93.
4:6.6である混合物に対してプロピレンオキシドを
付加し、水酸基価470mgKOH/g(平均官能基数
5.6、平均分子量672)であるもの。 溶媒B;ソルビトールと水の重量比が94.2:5.8
である混合物に対してプロピレンオキシドを付加し、水
酸基価350mgKOH/g(平均官能基数5.5、平
均分子量886)であるもの。 溶媒C;グリセリンに対して、プロピレンオキシドを付
加し、水酸基価560mgKOH/g(平均官能基数
3.0、平均分子量300)であるもの。 イソシアナート:三井東圧化学(株)製品 コスモネー
トM−200 ポリメリックMDI NCO% 31.3% 整泡剤:日本ユニカー(株)製品 L−5420 触媒 :花王(株)製品 カオライザーNo.1(テト
ラメチルヘキサメチレンジアミン) 難燃剤:TCPP(トリスβ−クロロプロピルフォスフ
ェート)
【0031】実施例1〜8 表2に表示したポリオール、水、整泡剤、触媒及び助剤
の所定量を予め混合したレジン液を作り、これに所定量
の有機ポリイソシアナート(コスモネートM−200)
を加え、6秒間高速混合し、直ちにフリー発泡用ボック
ス(サイズ:200×200×200mmの木箱)に注
入し発泡させた。注入後15分で取り出し、硬質ポリウ
レタンフォームを得た。得られた硬質ポリウレタンフォ
ームを翌日切断し、以下の物性試験を行った。その結果
を表2に示した。
の所定量を予め混合したレジン液を作り、これに所定量
の有機ポリイソシアナート(コスモネートM−200)
を加え、6秒間高速混合し、直ちにフリー発泡用ボック
ス(サイズ:200×200×200mmの木箱)に注
入し発泡させた。注入後15分で取り出し、硬質ポリウ
レタンフォームを得た。得られた硬質ポリウレタンフォ
ームを翌日切断し、以下の物性試験を行った。その結果
を表2に示した。
【0032】物性試験方法は次のとおりである。 (1)フリー密度;ASTM D−1622 59Tに
よる。 (2)寸法安定性;100×100×100mmのフォ
ームを表2に記載の条件で放置し、放置前の長さに対す
る放置後の長さの変化率を求めた。(ASTMD−75
6による) (3)接着性試験 45℃に温調されたアルミ製横型パネル(サイズ:30
×30×厚み10cm)を使用してパネル発泡を行っ
た。この時、空隙部を充填するのに最も少ない量を確認
し、続けて約5%過剰に注入した。引続きパネルの内側
に金属板(サイズ:100×100mm、厚み0.2m
m)を貼り、同様な方法でパネル発泡を行い、接着性試
験を行った。 (4)脱型性試験 上記(3)の接着性試験と同様にパネル発泡を行い、所
定時間でフォームを取り出し中心部の最も膨らみの見ら
れる部分の寸法を測定し、もとの厚み(10cm)との
差を測定した。膨らみの寸法測定後、フォームをカット
し、フォーム内部の亀裂(クラック)の有無を調べた。
よる。 (2)寸法安定性;100×100×100mmのフォ
ームを表2に記載の条件で放置し、放置前の長さに対す
る放置後の長さの変化率を求めた。(ASTMD−75
6による) (3)接着性試験 45℃に温調されたアルミ製横型パネル(サイズ:30
×30×厚み10cm)を使用してパネル発泡を行っ
た。この時、空隙部を充填するのに最も少ない量を確認
し、続けて約5%過剰に注入した。引続きパネルの内側
に金属板(サイズ:100×100mm、厚み0.2m
m)を貼り、同様な方法でパネル発泡を行い、接着性試
験を行った。 (4)脱型性試験 上記(3)の接着性試験と同様にパネル発泡を行い、所
定時間でフォームを取り出し中心部の最も膨らみの見ら
れる部分の寸法を測定し、もとの厚み(10cm)との
差を測定した。膨らみの寸法測定後、フォームをカット
し、フォーム内部の亀裂(クラック)の有無を調べた。
【0033】比較例1〜4 実施例と同様の操作で、表3に表示した処方で硬質ポリ
ウレタンフォームを得た。得られた硬質ポリウレタンフ
ォームの諸特性値を表3に示す。
ウレタンフォームを得た。得られた硬質ポリウレタンフ
ォームの諸特性値を表3に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】実施例1〜8に示す様に、本発明の範囲内
の条件では寸法安定性、接着性及び脱型性は良好な値を
示す。これに対し、比較例1で用いたポリオールIはシ
ョ糖の分解物と思われる黒色固体の沈殿を含んでおり、
セル荒れを伴い良好なフォームが得られなかった。比較
例2では開始剤/溶媒(糖類と溶媒の重量比)の溶媒の
比率が本発明の範囲外であり、この場合には寸法安定性
と脱型性が悪いことが判る。比較例3、4では溶媒の分
子量が本発明の範囲外であり、この場合にもやはり寸法
安定性と脱型性が悪いことが判る。
の条件では寸法安定性、接着性及び脱型性は良好な値を
示す。これに対し、比較例1で用いたポリオールIはシ
ョ糖の分解物と思われる黒色固体の沈殿を含んでおり、
セル荒れを伴い良好なフォームが得られなかった。比較
例2では開始剤/溶媒(糖類と溶媒の重量比)の溶媒の
比率が本発明の範囲外であり、この場合には寸法安定性
と脱型性が悪いことが判る。比較例3、4では溶媒の分
子量が本発明の範囲外であり、この場合にもやはり寸法
安定性と脱型性が悪いことが判る。
【0038】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、発泡剤とし
て水のみを使用した場合でも得られるフォームは、独立
気泡率が高く、寸法安定性に極めて優れ、接着性及び脱
型性にも優れた硬質ポリウレタンフォームを得ることが
出来る。また、ポリオールと触媒、整泡剤、発泡剤を含
むレジン液として貯蔵安定性に優れることから、貯蔵安
定性に問題のある収縮防止剤を使用する必要がない。さ
らにポリオール中に未反応開始剤が残存・析出すること
がないので、機械成においてポリウレタンフォームを製
造する発泡装置内での析出による反応ラインの閉塞等を
引き起こす恐れがない。
て水のみを使用した場合でも得られるフォームは、独立
気泡率が高く、寸法安定性に極めて優れ、接着性及び脱
型性にも優れた硬質ポリウレタンフォームを得ることが
出来る。また、ポリオールと触媒、整泡剤、発泡剤を含
むレジン液として貯蔵安定性に優れることから、貯蔵安
定性に問題のある収縮防止剤を使用する必要がない。さ
らにポリオール中に未反応開始剤が残存・析出すること
がないので、機械成においてポリウレタンフォームを製
造する発泡装置内での析出による反応ラインの閉塞等を
引き起こす恐れがない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 75:04 (72)発明者 井上 浩 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 上野 薫 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 堺 政身 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリイソシアナートとポリオールを触
媒、整泡剤、発泡剤存在下に反応させて硬質ポリウレタ
ンフォームを製造する方法であって、ポリオールが糖類
に触媒及び溶媒の存在下にアルキレンオキシドを付加し
たものであり、該溶媒が平均分子量300以上で平均官
能基数3以上のポリオールであり、該溶媒/糖類の混合
比率が100/20〜400(重量部)であることを特
徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造方法。 - 【請求項2】 溶媒/糖類の混合比率が、100/20
〜150(重量部)であることを特徴とする請求項1記
載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。 - 【請求項3】 溶媒が、平均分子量300以上で平均官
能基数5以上のポリオールであることを特徴とする請求
項1又は2記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方
法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のポリオ
ールにおける、糖類に触媒及び溶媒の存在下にアルキレ
ンオキシドを付加してポリオールとする際の触媒が、ア
ミン化合物又はアミン化合物とアルカリ金属水酸化物と
の混合物であることを特徴とする硬質ポリウレタンフォ
ームの製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の触媒におけるアミン化合
物が、下記一般式(1)[化1]で表されるアミン化合
物であることを特徴とする硬質ポリウレタンフォームの
製造方法。 【化1】 (式(1)中、R1は炭素数8〜18のアルキル基ある
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) - 【請求項6】 発泡剤が、実質的に水単独であることを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の硬質ポリウ
レタンフォームの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8263148A JPH10101762A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8263148A JPH10101762A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10101762A true JPH10101762A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17385480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8263148A Pending JPH10101762A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10101762A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005097863A1 (de) | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur herstellung von polyurethan-schaumstoffen |
| JP2012236988A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-12-06 | Asahi Glass Co Ltd | ポリオキシアルキレンポリオールおよびこれを用いたポリウレタンフォームの製造方法 |
| JP2013521355A (ja) * | 2010-03-02 | 2013-06-10 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ポリエーテルアルコールの製造方法 |
| CN106519164A (zh) * | 2015-09-15 | 2017-03-22 | 科思创聚合物(中国)有限公司 | 聚氨酯复合元件及其制备方法 |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP8263148A patent/JPH10101762A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005097863A1 (de) | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur herstellung von polyurethan-schaumstoffen |
| JP2013521355A (ja) * | 2010-03-02 | 2013-06-10 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ポリエーテルアルコールの製造方法 |
| JP2012236988A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-12-06 | Asahi Glass Co Ltd | ポリオキシアルキレンポリオールおよびこれを用いたポリウレタンフォームの製造方法 |
| CN106519164A (zh) * | 2015-09-15 | 2017-03-22 | 科思创聚合物(中国)有限公司 | 聚氨酯复合元件及其制备方法 |
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