JPH10102304A - 介護用ズボン - Google Patents
介護用ズボンInfo
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- JPH10102304A JPH10102304A JP8254272A JP25427296A JPH10102304A JP H10102304 A JPH10102304 A JP H10102304A JP 8254272 A JP8254272 A JP 8254272A JP 25427296 A JP25427296 A JP 25427296A JP H10102304 A JPH10102304 A JP H10102304A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/12—Surgeons' or patients' gowns or dresses
- A41D13/1236—Patients' garments
- A41D13/1254—Patients' garments for the lower part of the body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D2300/00—Details of garments
- A41D2300/30—Closures
- A41D2300/322—Closures using slide fasteners
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 介護人若しくは本人による着脱が容易であ
り、履き心地が良好で、外観上では介護を必要としない
人のズボンと略変わることのない介護用ズボンを提供す
ること。 【解決手段】 ウエスト部17上端から裾部18下端に
かけて開閉する開閉ファスナー19、20が右前身頃と
左前身頃の略対称な位置に1本づつ形成されていて、着
衣本体10bのウエスト部17の一方の前端に帯状体2
1の一端部が取り付けられ、帯状体21の他端部が着衣
本体10bのウエスト部17の他方の前端に係着される
ようになっており、双方の開閉ファスナー19、20を
開離させ、帯状体21の係着を外した時に、筒状部を有
しない連続した一枚の布状に展開される介護用ズボン1
0。
り、履き心地が良好で、外観上では介護を必要としない
人のズボンと略変わることのない介護用ズボンを提供す
ること。 【解決手段】 ウエスト部17上端から裾部18下端に
かけて開閉する開閉ファスナー19、20が右前身頃と
左前身頃の略対称な位置に1本づつ形成されていて、着
衣本体10bのウエスト部17の一方の前端に帯状体2
1の一端部が取り付けられ、帯状体21の他端部が着衣
本体10bのウエスト部17の他方の前端に係着される
ようになっており、双方の開閉ファスナー19、20を
開離させ、帯状体21の係着を外した時に、筒状部を有
しない連続した一枚の布状に展開される介護用ズボン1
0。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は介護用ズボンに関
し、より詳細には着脱が容易で履き心地や見た目が良好
な介護用ズボンに関する。
し、より詳細には着脱が容易で履き心地や見た目が良好
な介護用ズボンに関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会が進む昨今、核家族化の進行
や単身世帯の増加等の事情によって家族形態や家族機能
が変化してきており、このため、増大する後期高齢者の
介護問題がより深刻になってきている。こうした中で、
様々な介護用機器や介護用消費材が提案され、商品化さ
れている。
や単身世帯の増加等の事情によって家族形態や家族機能
が変化してきており、このため、増大する後期高齢者の
介護問題がより深刻になってきている。こうした中で、
様々な介護用機器や介護用消費材が提案され、商品化さ
れている。
【0003】また、後期高齢者のみならず、何らかの障
害により例えば下半身が不自由な人もあり、これらの人
には車椅子やベッド等での生活が必要とされている。こ
れら後期高齢者や下半身が不自由な人等は特にズボン等
の着脱が容易でなく、普段は寝巻等を着ていることが多
い。そこで、特開平8−80319においては、寝たき
り患者のパジャマ状の着衣であって、脱着が容易で、患
者の横方向への移動や懸吊しての搬送移動に適した介護
用衣料が提案されている。
害により例えば下半身が不自由な人もあり、これらの人
には車椅子やベッド等での生活が必要とされている。こ
れら後期高齢者や下半身が不自由な人等は特にズボン等
の着脱が容易でなく、普段は寝巻等を着ていることが多
い。そこで、特開平8−80319においては、寝たき
り患者のパジャマ状の着衣であって、脱着が容易で、患
者の横方向への移動や懸吊しての搬送移動に適した介護
用衣料が提案されている。
【0004】しかしながら、上記した介護用衣料は特に
寝たきり患者を対象としたものであり、上衣と下衣とが
連続した衣料であるため、懸吊時の作業性等には優れて
いるものの、寝たきりの状態までは達していない患者で
特に外出可能な患者にとっては抵抗のある外観となり易
い。また、例えばおむつ等が必要でない患者が着用した
場合、例えば排尿時に下腹部周辺以外の部分をも展開す
る必要があるため、立った状態での排尿が困難となるば
かりでなく、前記展開作業範囲が広範囲であるために本
人による作業は困難となりやすい。
寝たきり患者を対象としたものであり、上衣と下衣とが
連続した衣料であるため、懸吊時の作業性等には優れて
いるものの、寝たきりの状態までは達していない患者で
特に外出可能な患者にとっては抵抗のある外観となり易
い。また、例えばおむつ等が必要でない患者が着用した
場合、例えば排尿時に下腹部周辺以外の部分をも展開す
る必要があるため、立った状態での排尿が困難となるば
かりでなく、前記展開作業範囲が広範囲であるために本
人による作業は困難となりやすい。
【0005】一方、日光浴や外気にあたる目的で車椅子
等により外出させる際に下半身が不自由でない人と同様
のズボン(以下、一般的ズボンと記す)を着用させよう
とすると、例えば、まず両足先をズボンの足先に通し、
徐々にズボンをずり上げ、最後に腰を浮かさせて腰部ま
で履かせるといった作業を要するのが一般的である。
等により外出させる際に下半身が不自由でない人と同様
のズボン(以下、一般的ズボンと記す)を着用させよう
とすると、例えば、まず両足先をズボンの足先に通し、
徐々にズボンをずり上げ、最後に腰を浮かさせて腰部ま
で履かせるといった作業を要するのが一般的である。
【0006】しかしながら、前記作業は実際には大変な
労力を要する事であり、着用する本人にとっても無理な
体勢を要求される場合があるため時として不快なもので
あった。また、冬場等において介護対象者が長手の下着
類を着用している場合等にあっては、従来のように足先
から履かせるズボンでは摩擦によって前記下着等が寄っ
てしまい、着用に困難を究めるといった課題があった。
労力を要する事であり、着用する本人にとっても無理な
体勢を要求される場合があるため時として不快なもので
あった。また、冬場等において介護対象者が長手の下着
類を着用している場合等にあっては、従来のように足先
から履かせるズボンでは摩擦によって前記下着等が寄っ
てしまい、着用に困難を究めるといった課題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題に鑑
みなされたものであり、介護人若しくは本人による着脱
が容易であり、履き心地が良好で、外観上では介護を必
要としない人のズボンと略変わることのない介護用ズボ
ンを提供することを目的としている。
みなされたものであり、介護人若しくは本人による着脱
が容易であり、履き心地が良好で、外観上では介護を必
要としない人のズボンと略変わることのない介護用ズボ
ンを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明の請求項1に係る介護用ズボン
(1)は、ウエスト部上端から裾部下端にかけて開閉す
る開閉ファスナーが右前身頃と左前身頃の略対称な位置
に1本づつ形成されていて、前記着衣本体のウエスト部
の一方の前端に帯状体の一端部が取り付けられ、前記帯
状体の他端部が前記着衣本体のウエスト部の他方の前端
に係着されるようになっており、双方の前記開閉ファス
ナーを開離させ、前記帯状体の前記係着を外した時に、
筒状部を有しない連続した一枚の布状に展開されること
を特徴としている。
達成するために本発明の請求項1に係る介護用ズボン
(1)は、ウエスト部上端から裾部下端にかけて開閉す
る開閉ファスナーが右前身頃と左前身頃の略対称な位置
に1本づつ形成されていて、前記着衣本体のウエスト部
の一方の前端に帯状体の一端部が取り付けられ、前記帯
状体の他端部が前記着衣本体のウエスト部の他方の前端
に係着されるようになっており、双方の前記開閉ファス
ナーを開離させ、前記帯状体の前記係着を外した時に、
筒状部を有しない連続した一枚の布状に展開されること
を特徴としている。
【0009】上記介護用ズボン(1)によれば、双方の
前記開閉ファスナーを開離させた時、筒状部を有しない
連続した一枚の布状に展開され、着衣が複数枚に分割さ
れることがないため、分割された身頃が一部紛失すると
いったことを防止することができる。
前記開閉ファスナーを開離させた時、筒状部を有しない
連続した一枚の布状に展開され、着衣が複数枚に分割さ
れることがないため、分割された身頃が一部紛失すると
いったことを防止することができる。
【0010】また、介護対象者に着用させる場合には一
枚の布状に展開された前記介護用ズボン上に例えば介護
対象者を仰向けに寝かせ、介護対象者の足等を動かすこ
となく着衣本体を巻き付け、開閉ファスナーを閉じれば
よい。このように作業を単純化することができるため、
介護対象者にとっての不快感及び介護者の労力を大幅に
低減することができる。
枚の布状に展開された前記介護用ズボン上に例えば介護
対象者を仰向けに寝かせ、介護対象者の足等を動かすこ
となく着衣本体を巻き付け、開閉ファスナーを閉じれば
よい。このように作業を単純化することができるため、
介護対象者にとっての不快感及び介護者の労力を大幅に
低減することができる。
【0011】また、脱がせる時は逆の作業をすればよ
く、開閉ファスナーを開離させて一枚の布状に展開した
上で介護対象者と床面との間から抜き取ればよい。
く、開閉ファスナーを開離させて一枚の布状に展開した
上で介護対象者と床面との間から抜き取ればよい。
【0012】また、開閉ファスナーが略左右対称な位置
に形成されているため、この開閉ファスナーを開離させ
た時の展開形状も略左右対称で単純な形状となり、誰も
が容易に元の形状を復元することができる。
に形成されているため、この開閉ファスナーを開離させ
た時の展開形状も略左右対称で単純な形状となり、誰も
が容易に元の形状を復元することができる。
【0013】また、帯状体の他端部が前記着衣本体のウ
エスト部の他方の前端に係着されている時には前記帯状
体によって着衣本体のウエスト部の前端同士が連結され
てウエスト位置に保持されることとなり、例え開閉ファ
スナーを全開させ、前あて部上部の着衣本体への係着を
開離させた場合であっても、ズボン全体がはだけるとい
ったことはない。また、ウエスト部方向から前記開閉フ
ァスナーを所定位置まで開けた場合には、下腹部近傍の
みを開放することができる。また、前記帯状体が例えば
伸縮性を有している場合は、このズボンのウエスト該当
部を着用者のウエスト部にフィットさせることができ
る。
エスト部の他方の前端に係着されている時には前記帯状
体によって着衣本体のウエスト部の前端同士が連結され
てウエスト位置に保持されることとなり、例え開閉ファ
スナーを全開させ、前あて部上部の着衣本体への係着を
開離させた場合であっても、ズボン全体がはだけるとい
ったことはない。また、ウエスト部方向から前記開閉フ
ァスナーを所定位置まで開けた場合には、下腹部近傍の
みを開放することができる。また、前記帯状体が例えば
伸縮性を有している場合は、このズボンのウエスト該当
部を着用者のウエスト部にフィットさせることができ
る。
【0014】また、本発明の請求項2に係る介護用ズボ
ン(2)は、ウエスト部上端から裾部下端にかけて開閉
する開閉ファスナーが右前身頃と左前身頃の略対称な位
置に1本づつ形成されていて、前記着衣本体の腹部該当
部と前記着衣本体の背部該当部とをその両端部にて係止
することにより前記着衣本体を釣支するズボン吊りが取
り付けられており、双方の前記開閉ファスナーを開離さ
せた時に、筒状部を有しない連続した一枚の布状に展開
されることを特徴としている。
ン(2)は、ウエスト部上端から裾部下端にかけて開閉
する開閉ファスナーが右前身頃と左前身頃の略対称な位
置に1本づつ形成されていて、前記着衣本体の腹部該当
部と前記着衣本体の背部該当部とをその両端部にて係止
することにより前記着衣本体を釣支するズボン吊りが取
り付けられており、双方の前記開閉ファスナーを開離さ
せた時に、筒状部を有しない連続した一枚の布状に展開
されることを特徴としている。
【0015】上記介護用ズボン(2)によれば、前記ズ
ボン吊りによって前記着衣本体が着用者の肩部で釣支さ
れるため、例え開閉ファスナーを全開させ、前あて部上
部の着衣本体への係着を開離させた場合であっても、ズ
ボンがずり落ちるといったことはない。また、ウエスト
部方向から前記開閉ファスナーを所定位置まで開けた場
合には、下腹部近傍のみを開放することができる。ま
た、前記ズボン吊りが例えば伸縮性を有している場合
は、着用者の動きに合わせて前記ズボン吊りも伸縮し、
着用者の肩からズボン吊りが外れてしまうといったこと
がない。
ボン吊りによって前記着衣本体が着用者の肩部で釣支さ
れるため、例え開閉ファスナーを全開させ、前あて部上
部の着衣本体への係着を開離させた場合であっても、ズ
ボンがずり落ちるといったことはない。また、ウエスト
部方向から前記開閉ファスナーを所定位置まで開けた場
合には、下腹部近傍のみを開放することができる。ま
た、前記ズボン吊りが例えば伸縮性を有している場合
は、着用者の動きに合わせて前記ズボン吊りも伸縮し、
着用者の肩からズボン吊りが外れてしまうといったこと
がない。
【0016】また、本発明の請求項3に係る介護用ズボ
ン(3)は、上記介護用ズボン(1)又は(2)であっ
て、前記開閉ファスナー間の着衣部位である前あて部の
上部に持ち出し部が形成され、この持ち出し部が前記前
あて部と連結された着衣本体のウエスト部に係着される
ようになっていることを特徴としている。
ン(3)は、上記介護用ズボン(1)又は(2)であっ
て、前記開閉ファスナー間の着衣部位である前あて部の
上部に持ち出し部が形成され、この持ち出し部が前記前
あて部と連結された着衣本体のウエスト部に係着される
ようになっていることを特徴としている。
【0017】上記介護用ズボン(3)によれば、例え開
閉ファスナーを全開した場合であっても、持ち出し部を
着衣本体のウエスト部に係着させた状態である場合に
は、前あて部が前方に垂れるといったことがなく、前あ
て部がウエスト位置に固定された状態を保持することが
できる。よって、寝た状態の時はもちろん、立った状態
であっても前記開閉ファスナーの開閉によってズボンが
はだけてしまうといったことがない。また、上記したよ
うな作業、すなわちおむつの交換や採尿、排尿、ギブス
の取り替え、足部の日光浴等を、ズボンの基本的外観を
大幅に変えることなく、また、露出度を最小限として行
うことができる。
閉ファスナーを全開した場合であっても、持ち出し部を
着衣本体のウエスト部に係着させた状態である場合に
は、前あて部が前方に垂れるといったことがなく、前あ
て部がウエスト位置に固定された状態を保持することが
できる。よって、寝た状態の時はもちろん、立った状態
であっても前記開閉ファスナーの開閉によってズボンが
はだけてしまうといったことがない。また、上記したよ
うな作業、すなわちおむつの交換や採尿、排尿、ギブス
の取り替え、足部の日光浴等を、ズボンの基本的外観を
大幅に変えることなく、また、露出度を最小限として行
うことができる。
【0018】また、本発明の請求項4に係る介護用ズボ
ン(4)は、上記介護用ズボン(1)〜(3)であって
前記開閉ファスナーがウエスト部側と裾部側のいずれの
方向からも開閉可能であることを特徴としている。
ン(4)は、上記介護用ズボン(1)〜(3)であって
前記開閉ファスナーがウエスト部側と裾部側のいずれの
方向からも開閉可能であることを特徴としている。
【0019】上記介護用ズボン(4)によれば、前記開
閉ファスナーがウエスト部側と裾部側のいずれの方向か
らも開閉可能であるため、例えばウエスト部側から一方
の開閉ファスナーを適当位置まで開けた場合には、一般
的ズボンの前立部におけるファスナーを開けた状態と同
様の状態とすることができる。また、例えばウエスト部
側から両方の開閉ファスナーを適当位置まで開けた場合
には、開閉ファスナー間の前あて部を前方へ開放可能な
状態とすることができるため、着用者の下腹部のみを開
放した状態でおむつの交換や採尿等を行うことができ
る。この時の開閉作業範囲が着用者の手の届く範囲であ
って、着用者の上半身が不自由でない場合は、着用者が
自ら前記おむつの交換や採尿等を行うことも可能とな
る。
閉ファスナーがウエスト部側と裾部側のいずれの方向か
らも開閉可能であるため、例えばウエスト部側から一方
の開閉ファスナーを適当位置まで開けた場合には、一般
的ズボンの前立部におけるファスナーを開けた状態と同
様の状態とすることができる。また、例えばウエスト部
側から両方の開閉ファスナーを適当位置まで開けた場合
には、開閉ファスナー間の前あて部を前方へ開放可能な
状態とすることができるため、着用者の下腹部のみを開
放した状態でおむつの交換や採尿等を行うことができ
る。この時の開閉作業範囲が着用者の手の届く範囲であ
って、着用者の上半身が不自由でない場合は、着用者が
自ら前記おむつの交換や採尿等を行うことも可能とな
る。
【0020】また、例えば裾部側から一方もしくは両方
の開閉ファスナーを開けた場合には、ズボンを下ろすこ
となく、またウエスト部の形状を変化させることなく、
足部を開放することができる。よって包帯等の交換や、
足部のみの日光浴等も可能であり、例えば足部にギブス
等を嵌めている患者においては、ギブス部分のみを開放
することもできる。
の開閉ファスナーを開けた場合には、ズボンを下ろすこ
となく、またウエスト部の形状を変化させることなく、
足部を開放することができる。よって包帯等の交換や、
足部のみの日光浴等も可能であり、例えば足部にギブス
等を嵌めている患者においては、ギブス部分のみを開放
することもできる。
【0021】また、本発明の請求項5に係る介護用ズボ
ン(5)は、上記介護用ズボン(1)〜(4)のいずれ
かであって、前記裾部の内股縫目寄りに前記ファスナー
の一端部が位置していることを特徴としている。
ン(5)は、上記介護用ズボン(1)〜(4)のいずれ
かであって、前記裾部の内股縫目寄りに前記ファスナー
の一端部が位置していることを特徴としている。
【0022】一般に脛部は腹部等よりも肉薄であるた
め、脛部に硬質なものを圧接すると痛みや不快感を感じ
るものであるが、上記介護用ズボン(5)によれば、前
記裾部の内股縫目寄りに前記ファスナーの一端部が位置
しているため、例えば着用した状態でベッド等に仰向け
になったとしても、また、うつぶせになったとしても、
さらに横向きになったとしても、少なくとも脛部におい
ては前記開閉ファスナーの虫子が床面と着用者との間に
位置することがなく、前記虫子が足側部に圧接されて痛
みを感じる又は不快感を感じるといったことを防ぐこと
ができる。
め、脛部に硬質なものを圧接すると痛みや不快感を感じ
るものであるが、上記介護用ズボン(5)によれば、前
記裾部の内股縫目寄りに前記ファスナーの一端部が位置
しているため、例えば着用した状態でベッド等に仰向け
になったとしても、また、うつぶせになったとしても、
さらに横向きになったとしても、少なくとも脛部におい
ては前記開閉ファスナーの虫子が床面と着用者との間に
位置することがなく、前記虫子が足側部に圧接されて痛
みを感じる又は不快感を感じるといったことを防ぐこと
ができる。
【0023】また、本発明の請求項6に係る介護用ズボ
ン(6)は、上記介護用ズボン(1)〜(5)のいずれ
かであって、前記持ち出し部の係着、及び前記帯状体の
他端部の係着の少なくともどちらか一方が面ファスナー
の支持体同士の係着によってなされることを特徴として
いる。
ン(6)は、上記介護用ズボン(1)〜(5)のいずれ
かであって、前記持ち出し部の係着、及び前記帯状体の
他端部の係着の少なくともどちらか一方が面ファスナー
の支持体同士の係着によってなされることを特徴として
いる。
【0024】上記介護用ズボン(6)によれば、面ファ
スナーの支持体同士の係着によって前記持ち出し部の係
着、及び前記帯状体の他端部の係着の少なくともどちら
か行われるため、例えばボタンを使うより作業が容易で
あり、例えばスナップを使うよりも使用耐性に優れ、硬
質でないことから取り付け箇所に体重をかけた場合も痛
み等を感じることがなく、また例えばその横方向長さを
ある程度確保すれば、その確保した長さ分ウエスト寸法
の許容範囲を広げることができる。
スナーの支持体同士の係着によって前記持ち出し部の係
着、及び前記帯状体の他端部の係着の少なくともどちら
か行われるため、例えばボタンを使うより作業が容易で
あり、例えばスナップを使うよりも使用耐性に優れ、硬
質でないことから取り付け箇所に体重をかけた場合も痛
み等を感じることがなく、また例えばその横方向長さを
ある程度確保すれば、その確保した長さ分ウエスト寸法
の許容範囲を広げることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
介護用ズボンを図面に基づいて説明する。なお、何らこ
れに限定されるものではない。
介護用ズボンを図面に基づいて説明する。なお、何らこ
れに限定されるものではない。
【0026】図1は本実施の形態に係る介護用ズボン1
0を示した模式的展開図であり、図2はその展開前の状
態を示した模式的平面図である。
0を示した模式的展開図であり、図2はその展開前の状
態を示した模式的平面図である。
【0027】図中11aは右後身頃を、11bは左後身
頃をそれぞれ示している。右後身頃11aと左後身頃1
1bとは左右後身頃の縫着線(以下、尻縫目と記す)1
2で縫着されている。
頃をそれぞれ示している。右後身頃11aと左後身頃1
1bとは左右後身頃の縫着線(以下、尻縫目と記す)1
2で縫着されている。
【0028】右前身頃はウエスト部17上端から裾部1
8下端にかけて配されたファスナー19によって二つの
部位13a、13bに分けられており、一方の右前身頃
部位13aは右後身頃11aと前後身頃の脇部の縫着線
(以下、脇縫目と記す)14で縫着されており、もう一
方の右前身頃部位13bは右後身頃11aと前後身頃の
股部の縫着線(以下、内股縫目と記す)15で縫着され
ている。
8下端にかけて配されたファスナー19によって二つの
部位13a、13bに分けられており、一方の右前身頃
部位13aは右後身頃11aと前後身頃の脇部の縫着線
(以下、脇縫目と記す)14で縫着されており、もう一
方の右前身頃部位13bは右後身頃11aと前後身頃の
股部の縫着線(以下、内股縫目と記す)15で縫着され
ている。
【0029】同様に、左前身頃はウエスト部17上端か
ら裾部18下端にかけて配されたファスナー20によっ
て二つの部位13c、13dに分けられており、一方の
左前身頃部位13cは左後身頃11bと内股縫目15で
縫着されており、もう一方の左前身頃部位13dは左後
身頃11bと脇縫目14で縫着されている。
ら裾部18下端にかけて配されたファスナー20によっ
て二つの部位13c、13dに分けられており、一方の
左前身頃部位13cは左後身頃11bと内股縫目15で
縫着されており、もう一方の左前身頃部位13dは左後
身頃11bと脇縫目14で縫着されている。
【0030】また、右前身頃部位13bと左前身頃部位
13cは、左右前身頃の縫着線(以下、前縫目と記す)
16で縫着されており、前縫目16と尻縫目12とはズ
ボン展開時に同一直線上に位置する。
13cは、左右前身頃の縫着線(以下、前縫目と記す)
16で縫着されており、前縫目16と尻縫目12とはズ
ボン展開時に同一直線上に位置する。
【0031】これら前縫目16で縫着された右前身頃部
位13bと左前身頃部位13cとで前あて部10aが構
成され、尻縫目12、脇縫目14、内股縫目15で縫着
された右後身頃11aと左後身頃11bと右前身頃部位
13aと左前身頃部位13dとで着衣本体10bが構成
されている。
位13bと左前身頃部位13cとで前あて部10aが構
成され、尻縫目12、脇縫目14、内股縫目15で縫着
された右後身頃11aと左後身頃11bと右前身頃部位
13aと左前身頃部位13dとで着衣本体10bが構成
されている。
【0032】開閉ファスナー19、20は前縫目16を
介して略対称な位置に形成されており、開閉ファスナー
19、20の一端部は裾部18の内股縫目15寄りに位
置している。
介して略対称な位置に形成されており、開閉ファスナー
19、20の一端部は裾部18の内股縫目15寄りに位
置している。
【0033】右前身頃部位13aの端辺に取り付けられ
た開閉ファスナー19の虫子19aは右前身頃部位13
bの端辺に取り付けられた開閉ファスナー19の虫子1
9bと対になっており、例えば虫子19b側に虫子19
a、19bの噛合及び開離を図るランナー19c、19
cが虫子19bの長さ方向に二つ直列に取り付けられて
いる。
た開閉ファスナー19の虫子19aは右前身頃部位13
bの端辺に取り付けられた開閉ファスナー19の虫子1
9bと対になっており、例えば虫子19b側に虫子19
a、19bの噛合及び開離を図るランナー19c、19
cが虫子19bの長さ方向に二つ直列に取り付けられて
いる。
【0034】これと同様に左前身頃部位13dの端辺に
取り付けられた開閉ファスナー20の虫子20aは左前
身頃部位13cの端辺に取り付けられた開閉ファスナー
20の虫子20bと対になっており、例えば虫子20b
側に虫子20a、20bの噛合及び開離を図るランナー
20c、20cが虫子20bの長さ方向に二つ直列に取
り付けられている。
取り付けられた開閉ファスナー20の虫子20aは左前
身頃部位13cの端辺に取り付けられた開閉ファスナー
20の虫子20bと対になっており、例えば虫子20b
側に虫子20a、20bの噛合及び開離を図るランナー
20c、20cが虫子20bの長さ方向に二つ直列に取
り付けられている。
【0035】ウエスト部17にはゴムが挿入されてい
て、このウエスト部17の一方の前端には例えば伸縮性
を有する帯状体21の一端が取り付けられている。この
取り付けは縫着によってなさていてもよいし、ボタンや
スナップ等の利用によりなされていてもよいし、面ファ
スナーによってなされていてもよく、何ら限定されるも
のではない。また、帯状体21の他端には面ファスナー
22の一方の支持体22aが取り付けられている。ウエ
スト部17の他方の前端には、支持体22aと対面する
位置に他方の支持体22bが取り付けられていて、これ
ら支持体22a、22bが係着されることにより帯状体
21によってウエスト部17が連結されることになる。
て、このウエスト部17の一方の前端には例えば伸縮性
を有する帯状体21の一端が取り付けられている。この
取り付けは縫着によってなさていてもよいし、ボタンや
スナップ等の利用によりなされていてもよいし、面ファ
スナーによってなされていてもよく、何ら限定されるも
のではない。また、帯状体21の他端には面ファスナー
22の一方の支持体22aが取り付けられている。ウエ
スト部17の他方の前端には、支持体22aと対面する
位置に他方の支持体22bが取り付けられていて、これ
ら支持体22a、22bが係着されることにより帯状体
21によってウエスト部17が連結されることになる。
【0036】また、着衣本体10bの背部該当部であっ
て、例えば尻縫目12を境に略対象な位置にはズボン吊
り9a、9bの一端が取り付けられており、着衣本体1
0bの腹部該当部であって、例えば尻縫目12を境に対
象な位置には、ズボン吊り9a、9bが交差した状態で
その他端が取り付けられている。このズボン吊り9a、
9bは必ずしも交差する状態で取り付けられる必要はな
く、その数も何ら2本に限定されるものではない。ま
た、ズボン吊り9a、9bの着衣本体10bへの取り付
け方法は何ら限定されるものでなく、例えば面ファスナ
ーの支持体同士の係止によってもよいし、ボタンのボタ
ンホールへの挿着によってもよいし、ズボン吊り9a、
9bの両端部の着衣本体10bへの縫着によってもよ
い。また、ズボン吊り9a、9bの一端と他端とが別の
取り付け方法によって着衣本体10bに取り付けられて
いてもよい。ズボン吊り9a、9bの材質等についても
限定されるものではないが、例えば伸縮性のある素材を
用いた場合には着用者の動きに合わせて伸縮し、肩部に
フィットすることとなるため好ましい。
て、例えば尻縫目12を境に略対象な位置にはズボン吊
り9a、9bの一端が取り付けられており、着衣本体1
0bの腹部該当部であって、例えば尻縫目12を境に対
象な位置には、ズボン吊り9a、9bが交差した状態で
その他端が取り付けられている。このズボン吊り9a、
9bは必ずしも交差する状態で取り付けられる必要はな
く、その数も何ら2本に限定されるものではない。ま
た、ズボン吊り9a、9bの着衣本体10bへの取り付
け方法は何ら限定されるものでなく、例えば面ファスナ
ーの支持体同士の係止によってもよいし、ボタンのボタ
ンホールへの挿着によってもよいし、ズボン吊り9a、
9bの両端部の着衣本体10bへの縫着によってもよ
い。また、ズボン吊り9a、9bの一端と他端とが別の
取り付け方法によって着衣本体10bに取り付けられて
いてもよい。ズボン吊り9a、9bの材質等についても
限定されるものではないが、例えば伸縮性のある素材を
用いた場合には着用者の動きに合わせて伸縮し、肩部に
フィットすることとなるため好ましい。
【0037】前あて部10aの上部には虫子19b、2
0bの取り付け位置を超えて左右方向に延長形成された
部分である持ち出し部17aが形成され、持ち出し部1
7aには面開閉ファスナー23の一方の支持体23aが
取り付けられていて、着衣本体10bのウエスト部17
であって開閉ファスナー19、20を閉じた時に支持体
23aと対面する位置には他方の支持体23b(図2に
示す)が形成されている。
0bの取り付け位置を超えて左右方向に延長形成された
部分である持ち出し部17aが形成され、持ち出し部1
7aには面開閉ファスナー23の一方の支持体23aが
取り付けられていて、着衣本体10bのウエスト部17
であって開閉ファスナー19、20を閉じた時に支持体
23aと対面する位置には他方の支持体23b(図2に
示す)が形成されている。
【0038】また、例えば裾部18のファスナー取り付
け位置近傍にはそれぞれ面ファスナー24、25が取り
付けられており、それぞれの係止部24a(25a)と
係止部24b(25b)とが係着することにより裾部1
8が連続した輪を形成するようになっている。
け位置近傍にはそれぞれ面ファスナー24、25が取り
付けられており、それぞれの係止部24a(25a)と
係止部24b(25b)とが係着することにより裾部1
8が連続した輪を形成するようになっている。
【0039】さらに、脇縫目14の所望の箇所には例え
ばポケット用袋体26が縫着されている。
ばポケット用袋体26が縫着されている。
【0040】このように構成された介護用ズボン10を
人に着用させる場合の一例を以下に説明する。なお、何
らこれに限定されるものではない。
人に着用させる場合の一例を以下に説明する。なお、何
らこれに限定されるものではない。
【0041】まず、図1に示した状態に展開された介護
用ズボン10をベッド等の所望の箇所に用意し、この介
護用ズボン10上に人の下半身が載るよう仰向けに寝か
せる。次に帯状体21に形成された面ファスナーの支持
体22aをウエスト部17側の支持体22bに係着さ
せ、着用者の胴に介護用ズボン10のウエスト部17及
び帯状体21を巻きつける。この時点で介護用ズボン1
0は着用者の胴に固定される(図3参照)。次に前あて
部10aを着用者に被せ、虫子19a(20a)の裾部
18下端側を虫子19b(20b)に取り付けられてい
るライナー19c(20c)に嵌め込んで各虫子同士を
噛合させることにより開閉ファスナー19、20を閉じ
る。この場合、裾部18側に形成された面ファスナー2
4、25を予め係着させてから作業を行うとよりスムー
ズに閉じることができる。この状態を図4に示す。次に
持ち出し部17aに形成された面ファスナー23の一方
の係止部23aと着衣本体10b側の所定部に形成され
た係止部23bとを係着させて、図2に示した状態とす
る。次にズボン吊り9a、9bを着用者の肩に掛止させ
る。
用ズボン10をベッド等の所望の箇所に用意し、この介
護用ズボン10上に人の下半身が載るよう仰向けに寝か
せる。次に帯状体21に形成された面ファスナーの支持
体22aをウエスト部17側の支持体22bに係着さ
せ、着用者の胴に介護用ズボン10のウエスト部17及
び帯状体21を巻きつける。この時点で介護用ズボン1
0は着用者の胴に固定される(図3参照)。次に前あて
部10aを着用者に被せ、虫子19a(20a)の裾部
18下端側を虫子19b(20b)に取り付けられてい
るライナー19c(20c)に嵌め込んで各虫子同士を
噛合させることにより開閉ファスナー19、20を閉じ
る。この場合、裾部18側に形成された面ファスナー2
4、25を予め係着させてから作業を行うとよりスムー
ズに閉じることができる。この状態を図4に示す。次に
持ち出し部17aに形成された面ファスナー23の一方
の係止部23aと着衣本体10b側の所定部に形成され
た係止部23bとを係着させて、図2に示した状態とす
る。次にズボン吊り9a、9bを着用者の肩に掛止させ
る。
【0042】また、この介護用ズボン10を脱がせる場
合の一例を以下に説明する。なお、何らこれに限定され
るものではない。
合の一例を以下に説明する。なお、何らこれに限定され
るものではない。
【0043】まず面ファスナー23、24、25の支持
体同士を引き離す。次にランナー19c、20cを降ろ
すことにより各虫子同士を開離させ、次に虫体19a、
20aをランナー19c、20cから取り外してズボン
吊り9a、9bを着用者の肩から外す。これにより容易
に図1に示した展開状態となる。次に介護用ズボン10
を着用者の尻下から抜き取る。
体同士を引き離す。次にランナー19c、20cを降ろ
すことにより各虫子同士を開離させ、次に虫体19a、
20aをランナー19c、20cから取り外してズボン
吊り9a、9bを着用者の肩から外す。これにより容易
に図1に示した展開状態となる。次に介護用ズボン10
を着用者の尻下から抜き取る。
【0044】このように、上記した介護用ズボン10に
よれば、双方の開閉ファスナー19、20における各虫
子の噛合をライナー19c、20cの摺動により開離さ
せて片方の虫子19a 、20aをライナー19c、2
0cから外した時であっても、前あて部10aと連結さ
れた着衣本体10bが筒状部を有しない連続した一枚の
布状に展開され、しかも複数枚に分割されることがない
ため、分割された身頃が一部紛失するといったことを防
止することができる。
よれば、双方の開閉ファスナー19、20における各虫
子の噛合をライナー19c、20cの摺動により開離さ
せて片方の虫子19a 、20aをライナー19c、2
0cから外した時であっても、前あて部10aと連結さ
れた着衣本体10bが筒状部を有しない連続した一枚の
布状に展開され、しかも複数枚に分割されることがない
ため、分割された身頃が一部紛失するといったことを防
止することができる。
【0045】また、介護対象者に着用させる場合には一
枚の布状を呈した介護用ズボン10上に例えば介護対象
者を仰向けに寝かせ、介護対象者の足等を動かすことな
く着衣本体10bを巻き付け、開閉ファスナー19、2
0を閉じればよい。このように作業を単純化することが
できるため、介護対象者にとっての不快感及び介護者の
労力を大幅に低減することができる。
枚の布状を呈した介護用ズボン10上に例えば介護対象
者を仰向けに寝かせ、介護対象者の足等を動かすことな
く着衣本体10bを巻き付け、開閉ファスナー19、2
0を閉じればよい。このように作業を単純化することが
できるため、介護対象者にとっての不快感及び介護者の
労力を大幅に低減することができる。
【0046】また、脱がせる時は逆の作業をすればよ
く、開閉ファスナー19、20を全開させて一枚の布状
とした上で介護対象者と床面との間から前記布状の介護
用ズボン10を抜き取ればよい。
く、開閉ファスナー19、20を全開させて一枚の布状
とした上で介護対象者と床面との間から前記布状の介護
用ズボン10を抜き取ればよい。
【0047】また、開閉ファスナー19、20が略左右
対称な位置に形成されているため、この開閉ファスナー
19、20を開離させた時の展開形状も略左右対称で単
純な形状となり、誰もが容易に元の形状を復元すること
ができる。
対称な位置に形成されているため、この開閉ファスナー
19、20を開離させた時の展開形状も略左右対称で単
純な形状となり、誰もが容易に元の形状を復元すること
ができる。
【0048】また、持ち出し部17aを着衣本体10b
のウエスト部17に係着させた状態においては、例え開
閉ファスナー19、20を全開しても、前あて部10a
が前方に垂れるといったことがなく、前あて部10aが
ウエスト位置に固定された状態を保持することができ
る。よって、寝た状態の時はもちろん、立った状態であ
っても開閉ファスナー19、20の開閉によってズボン
がはだけてしまうといったことがない。また、上記した
ような作業、すなわちおむつの交換や採尿、排尿、ギブ
スの取り替え、足部の日光浴等を、ズボンの基本的外観
を大幅に変えることなく行うことができる。
のウエスト部17に係着させた状態においては、例え開
閉ファスナー19、20を全開しても、前あて部10a
が前方に垂れるといったことがなく、前あて部10aが
ウエスト位置に固定された状態を保持することができ
る。よって、寝た状態の時はもちろん、立った状態であ
っても開閉ファスナー19、20の開閉によってズボン
がはだけてしまうといったことがない。また、上記した
ような作業、すなわちおむつの交換や採尿、排尿、ギブ
スの取り替え、足部の日光浴等を、ズボンの基本的外観
を大幅に変えることなく行うことができる。
【0049】また、例え前あて部10aが前方へ捲れた
状態であっても、帯状体21によって着衣本体10bの
ウエスト部17の前端同士が連結されてウエスト位置に
保持されることとなり、ズボン全体がはだけるといった
ことはなく、しかもズボン吊り9a、9bによって着用
者の肩に掛止されているため、ズボンがずり落ちる心配
はない。また、ウエスト部17方向から開閉ファスナー
19、20を所定位置まで開けた場合には、下腹部近傍
のみを開放することができる。また、帯状体21自体が
伸縮性を有しているため、着用者のウエスト部にフィッ
トさせることができる。
状態であっても、帯状体21によって着衣本体10bの
ウエスト部17の前端同士が連結されてウエスト位置に
保持されることとなり、ズボン全体がはだけるといった
ことはなく、しかもズボン吊り9a、9bによって着用
者の肩に掛止されているため、ズボンがずり落ちる心配
はない。また、ウエスト部17方向から開閉ファスナー
19、20を所定位置まで開けた場合には、下腹部近傍
のみを開放することができる。また、帯状体21自体が
伸縮性を有しているため、着用者のウエスト部にフィッ
トさせることができる。
【0050】また、開閉ファスナー19、20がウエス
ト部17側と裾部18側のいずれの方向からも開閉可能
であるため、例えばウエスト部17側から一方の開閉フ
ァスナー19(20)を適当位置まで開けた場合には、
一般的ズボンの前立部におけるファスナーを開けた状態
と同様の状態とすることができる。また、例えばウエス
ト部17側から両方の開閉ファスナー19、20を適当
位置まで開けた場合には、前あて部10aが前方へ垂れ
る状態とすることができるため、着用者の下腹部のみを
開放した状態でおむつの交換や採尿等を行うことができ
る。この時の開閉作業範囲が着用者の手の届く範囲であ
って、着用者の上半身が不自由でない場合は、着用者が
自ら前記おむつの交換や採尿等を行うことも可能とな
る。
ト部17側と裾部18側のいずれの方向からも開閉可能
であるため、例えばウエスト部17側から一方の開閉フ
ァスナー19(20)を適当位置まで開けた場合には、
一般的ズボンの前立部におけるファスナーを開けた状態
と同様の状態とすることができる。また、例えばウエス
ト部17側から両方の開閉ファスナー19、20を適当
位置まで開けた場合には、前あて部10aが前方へ垂れ
る状態とすることができるため、着用者の下腹部のみを
開放した状態でおむつの交換や採尿等を行うことができ
る。この時の開閉作業範囲が着用者の手の届く範囲であ
って、着用者の上半身が不自由でない場合は、着用者が
自ら前記おむつの交換や採尿等を行うことも可能とな
る。
【0051】また、例えば裾部18側から一方もしくは
両方の開閉ファスナー19(20)を開けた場合には、
ズボンを下ろすことなく、またウエスト部17における
形状を変化させることなく、足部を開放することができ
る。よって包帯等の交換や、足部のみの日光浴等も可能
であり、例えば足部にギブス等を嵌めている患者におい
ては、ギブス部分のみを開放しすることもできる。
両方の開閉ファスナー19(20)を開けた場合には、
ズボンを下ろすことなく、またウエスト部17における
形状を変化させることなく、足部を開放することができ
る。よって包帯等の交換や、足部のみの日光浴等も可能
であり、例えば足部にギブス等を嵌めている患者におい
ては、ギブス部分のみを開放しすることもできる。
【0052】また、裾部18の内股縫目15寄りに開閉
ファスナー19、20の一端部が位置しているため、例
えば着用した状態でベッド等に仰向けになったとして
も、また、うつぶせになったとしても、さらに横向きに
なったとしても、少なくとも脛部においては各虫子が床
面と着用者との間に位置することがなく、前記各虫子が
足側部に圧接されて痛みを感じる又は不快感を感じると
いったことを防ぐことができる。
ファスナー19、20の一端部が位置しているため、例
えば着用した状態でベッド等に仰向けになったとして
も、また、うつぶせになったとしても、さらに横向きに
なったとしても、少なくとも脛部においては各虫子が床
面と着用者との間に位置することがなく、前記各虫子が
足側部に圧接されて痛みを感じる又は不快感を感じると
いったことを防ぐことができる。
【0053】また、面ファスナー22、23の支持体同
士の係着によって持ち出し部17aの係着、及び帯状体
21の他端部の係着が行われるため、例えばボタンを使
うより作業が容易であり、例えばスナップを使うよりも
使用耐性に優れ、硬質でないことから取り付け箇所に体
重をかけた場合も痛み等を感じることがなく、また例え
ばその横方向長さをある程度確保すれば、その確保した
長さ分ウエスト寸法の許容範囲を広げることができる。
士の係着によって持ち出し部17aの係着、及び帯状体
21の他端部の係着が行われるため、例えばボタンを使
うより作業が容易であり、例えばスナップを使うよりも
使用耐性に優れ、硬質でないことから取り付け箇所に体
重をかけた場合も痛み等を感じることがなく、また例え
ばその横方向長さをある程度確保すれば、その確保した
長さ分ウエスト寸法の許容範囲を広げることができる。
【0054】さらに裾部18に面ファスナー24、25
が取り付けられているため、裾部18の輪形状を保持し
たままで所定部の展開を行うことができる。
が取り付けられているため、裾部18の輪形状を保持し
たままで所定部の展開を行うことができる。
【0055】また、身頃の素材として例えばジャージ素
材を用いると、肌触りを良好とすることができ、しかも
着脱の作業性をより向上させることができる。
材を用いると、肌触りを良好とすることができ、しかも
着脱の作業性をより向上させることができる。
【0056】本実施の形態では図3に示したように帯状
体21を着用者の胴に巻き付けてから開閉ファスナー1
9、20の閉じ作業を行う場合について説明したが、何
らこれに限定されるものでなく、別の実施の形態では図
5に示すように前あて部10aを着用者の胴前に被せた
後、図6に示すように脇縫目14側の例えば右前身頃部
位13aを着用者の右足に被せ、開閉ファスナー19を
閉じた後、同様にして開閉ファスナー20も閉じ、その
後面ファスナー23の一方の係止部23aと他方の係止
部23bとを係着させてもよい。
体21を着用者の胴に巻き付けてから開閉ファスナー1
9、20の閉じ作業を行う場合について説明したが、何
らこれに限定されるものでなく、別の実施の形態では図
5に示すように前あて部10aを着用者の胴前に被せた
後、図6に示すように脇縫目14側の例えば右前身頃部
位13aを着用者の右足に被せ、開閉ファスナー19を
閉じた後、同様にして開閉ファスナー20も閉じ、その
後面ファスナー23の一方の係止部23aと他方の係止
部23bとを係着させてもよい。
【0057】また、本実施の形態では帯状体21とズボ
ン吊り9a、9bとが両方取り付けられている場合につ
いて示したが、何らこれに限定されるものではなく、別
の実施の形態では帯状体21とズボン吊り9a、9bの
うちいずれか一方が取り付けられているズボンであって
もよい。
ン吊り9a、9bとが両方取り付けられている場合につ
いて示したが、何らこれに限定されるものではなく、別
の実施の形態では帯状体21とズボン吊り9a、9bの
うちいずれか一方が取り付けられているズボンであって
もよい。
【図1】本発明の実施の形態に係る介護用ズボンを示し
た模式的展開図である。
た模式的展開図である。
【図2】本実施の形態に係る介護用ズボンを示した模式
的平面図である。
的平面図である。
【図3】実施の形態に係る介護用ズボンを示した模式的
一部展開図である。
一部展開図である。
【図4】実施の形態に係る介護用ズボンを示した模式的
一部展開図である。
一部展開図である。
【図5】別の実施の形態に係る介護用ズボンを示した模
式的一部展開図である。
式的一部展開図である。
【図6】別の実施の形態に係る介護用ズボンを示した模
式的一部展開図である。
式的一部展開図である。
9a、9b ズボン吊り 10 介護用ズボン 10a 前あて部 10b 着衣本体 11a 右後身頃部位 11b 左後身頃部位 12 尻縫目 13a、13b 右前身頃部位 13c、13d 左前身頃部位 14 脇縫目 15 内股縫目 16 前縫目 17 ウエスト部 18 裾部 19、20 開閉ファスナー 19a、19b、20a、20b 虫子 21 帯状体 22、23、24、25 面ファスナー 22a、22b、23a、23b、24a、24b、2
5a、25b 支持体
5a、25b 支持体
Claims (6)
- 【請求項1】 ウエスト部上端から裾部下端にかけて開
閉する開閉ファスナーが右前身頃と左前身頃の略対称な
位置に1本づつ形成されていて、着衣本体のウエスト部
の一方の前端に帯状体の一端部が取り付けられ、前記帯
状体の他端部が前記着衣本体のウエスト部の他方の前端
に係着されるようになっており、双方の前記開閉ファス
ナーを開離させ、前記帯状体の前記係着を外した時に、
筒状部を有しない連続した一枚の布状に展開されること
を特徴とする介護用ズボン。 - 【請求項2】 ウエスト部上端から裾部下端にかけて開
閉する開閉ファスナーが右前身頃と左前身頃の略対称な
位置に1本づつ形成されていて、前記着衣本体の腹部該
当部と前記着衣本体の背部該当部とをその両端部にて係
止することにより前記着衣本体を釣支するズボン吊りが
取り付けられており、双方の前記開閉ファスナーを開離
させた時に、筒状部を有しない連続した一枚の布状に展
開されることを特徴とする介護用ズボン。 - 【請求項3】 前記開閉ファスナー間の着衣部位である
前あて部の上部に持ち出し部が形成され、この持ち出し
部が前記前あて部と連結された着衣本体のウエスト部に
係着されるようになっていることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の介護用ズボン。 - 【請求項4】 前記開閉ファスナーがウエスト部側と裾
部側のいずれの方向からも開閉可能であることを特徴と
する請求項1〜3のいずれかの項に記載の介護用ズボ
ン。 - 【請求項5】 前記裾部の内股縫目寄りに前記開閉ファ
スナーの一端部が位置していることを特徴とする請求項
1〜4のいずれかの項に記載の介護用ズボン。 - 【請求項6】 前記持ち出し部の係着、及び前記帯状体
の他端部の係着の少なくともどちらか一方が面ファスナ
ーの支持体同士の係着によってなされることを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかの項に記載の介護用ズボン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8254272A JPH10102304A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 介護用ズボン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8254272A JPH10102304A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 介護用ズボン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10102304A true JPH10102304A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17262674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8254272A Pending JPH10102304A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 介護用ズボン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10102304A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2856246A1 (fr) * | 2003-06-18 | 2004-12-24 | Patrice Roubinowitz | Vetement pour personnes souffrant d'un handicap, type vetement couvrant le bas de la personne |
| EP1516549A1 (fr) * | 2003-09-19 | 2005-03-23 | Adela Olejnik-Bicat | Vêtement pour personne qui se déplace en fauteuil roulant |
| JP2010106371A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Tomoko Kasuya | 介護服 |
| JP5237481B1 (ja) * | 2012-05-08 | 2013-07-17 | 由美子 太田 | 自立支援用衣服 |
| CN103478931A (zh) * | 2013-09-25 | 2014-01-01 | 赵劲峰 | 多功能病号裤 |
| CN108576974A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-09-28 | 未来康健(北京)医疗技术研究院有限公司 | 一种多功能的妇科手术病人专用的妇科手术裤 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5657216U (ja) * | 1979-04-17 | 1981-05-18 | ||
| JPH01192808A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-02 | Toichi Igarashi | 上衣及び下衣 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP8254272A patent/JPH10102304A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5657216U (ja) * | 1979-04-17 | 1981-05-18 | ||
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| EP1516549A1 (fr) * | 2003-09-19 | 2005-03-23 | Adela Olejnik-Bicat | Vêtement pour personne qui se déplace en fauteuil roulant |
| FR2859879A1 (fr) * | 2003-09-19 | 2005-03-25 | Bicat Adela Olejnik | Vetement pour personne qui se deplace en fauteuil roulant |
| JP2010106371A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Tomoko Kasuya | 介護服 |
| JP5237481B1 (ja) * | 2012-05-08 | 2013-07-17 | 由美子 太田 | 自立支援用衣服 |
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| CN108576974A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-09-28 | 未来康健(北京)医疗技术研究院有限公司 | 一种多功能的妇科手术病人专用的妇科手术裤 |
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