JPH10102468A - 平面排水材 - Google Patents
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- JPH10102468A JPH10102468A JP26198896A JP26198896A JPH10102468A JP H10102468 A JPH10102468 A JP H10102468A JP 26198896 A JP26198896 A JP 26198896A JP 26198896 A JP26198896 A JP 26198896A JP H10102468 A JPH10102468 A JP H10102468A
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビルの屋上庭園の底等に敷設する平面排水材
として、敷設時の向きの制約がなく、内部で局所的に土
砂等が溜まっても排水の不通部を生じず、長期にわたっ
て良好な排水誘導機能を維持できるものを提供する。 【解決手段】 少なくとも片面側に多数の突起2…を設
けた水不透性のシート状基材1Aに、透水性フィルター
シート3が上記突起2…の頂部に接して張設一体化され
てなる。
として、敷設時の向きの制約がなく、内部で局所的に土
砂等が溜まっても排水の不通部を生じず、長期にわたっ
て良好な排水誘導機能を維持できるものを提供する。 【解決手段】 少なくとも片面側に多数の突起2…を設
けた水不透性のシート状基材1Aに、透水性フィルター
シート3が上記突起2…の頂部に接して張設一体化され
てなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビルの屋上や屋
内等の建物躯体上に設営する庭園の盛土部分の底部、産
業廃棄物やゴミ等の埋立用凹地の底面及び法面等に敷設
して排水誘導機能を担わせる板状ないしシート状の平面
排水材に関する。
内等の建物躯体上に設営する庭園の盛土部分の底部、産
業廃棄物やゴミ等の埋立用凹地の底面及び法面等に敷設
して排水誘導機能を担わせる板状ないしシート状の平面
排水材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルの屋上庭園や建物内の庭園
においては、コンクリート躯体上に土盛りして草木を植
え込むことから、水撒きや降雨に伴う余剰の水が滞留す
ると、草木の根腐れを生じたり、コンクリート躯体の内
部に水が浸入する懸念がある。従って、これらを防止す
るため、盛土部分の底から余剰の水を効率よく抜き出し
て所要の排水部へ導く必要がある。
においては、コンクリート躯体上に土盛りして草木を植
え込むことから、水撒きや降雨に伴う余剰の水が滞留す
ると、草木の根腐れを生じたり、コンクリート躯体の内
部に水が浸入する懸念がある。従って、これらを防止す
るため、盛土部分の底から余剰の水を効率よく抜き出し
て所要の排水部へ導く必要がある。
【0003】そこで、従来においては、図6に示すよう
に、表裏面に平行な多数の溝11…を形成した硬質合成
樹脂成形体よりなるシート状基材10の両面又は片面
に、不織布12を貼り付けた構造の平面排水材が使用さ
れている。このような平面排水材は、庭園の盛土部分の
底に敷設することにより、盛土の底から滲み出してくる
水を不織布12に透過させて溝11…へ流入させ、これ
ら溝11…内を通して所要の排水部へ導くようになって
いる。
に、表裏面に平行な多数の溝11…を形成した硬質合成
樹脂成形体よりなるシート状基材10の両面又は片面
に、不織布12を貼り付けた構造の平面排水材が使用さ
れている。このような平面排水材は、庭園の盛土部分の
底に敷設することにより、盛土の底から滲み出してくる
水を不織布12に透過させて溝11…へ流入させ、これ
ら溝11…内を通して所要の排水部へ導くようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の平面排水材では、直線状の溝11…内を通して排水
させるため、これら溝11…が排水部へ向けて下り勾配
となる向きに敷設する必要があり、配置上の制約が大き
い上、不織布の目を通して水と共に溝11内に流入した
土の細かい粒子が堆積したり、草木の根の侵入や土盛り
時の石の食い込み等で生じた不織布の破損部から溝11
内へ土砂が入り込んだりして、溝11の途中一か所でも
詰まれば、その溝11は排水できなくなって途中までに
溜まった水が溢れる状態になり、このような詰まりの増
加によって早期に排水機能の著しい低下を招くという難
点があった。
来の平面排水材では、直線状の溝11…内を通して排水
させるため、これら溝11…が排水部へ向けて下り勾配
となる向きに敷設する必要があり、配置上の制約が大き
い上、不織布の目を通して水と共に溝11内に流入した
土の細かい粒子が堆積したり、草木の根の侵入や土盛り
時の石の食い込み等で生じた不織布の破損部から溝11
内へ土砂が入り込んだりして、溝11の途中一か所でも
詰まれば、その溝11は排水できなくなって途中までに
溜まった水が溢れる状態になり、このような詰まりの増
加によって早期に排水機能の著しい低下を招くという難
点があった。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑み、ビルの屋
上庭園の底等に敷設して排水誘導機能を担わせる平面排
水材として、敷設時の向きの制約がなく、且つ内部で局
所的に土砂等が溜まっても排水の不通部を生じず、長期
にわたって良好な排水誘導機能を維持できるものを提供
することを目的としている。
上庭園の底等に敷設して排水誘導機能を担わせる平面排
水材として、敷設時の向きの制約がなく、且つ内部で局
所的に土砂等が溜まっても排水の不通部を生じず、長期
にわたって良好な排水誘導機能を維持できるものを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1に係る平面排水材は、少なくと
も片面側に多数の突起を設けた水不透性のシート状基材
に、透水性フィルターシートが上記突起の頂部間にわた
って張設一体化されてなる構成を採用したものである。
しかして、この平面排水材では、透水性フィルターシー
トを透過した水はシート状基材と透水性フィルターシー
トとの間の空間に流入するが、この空間がシート状基材
の全体にわたって区切りのない排水流路を構成するた
め、排水部への勾配方向がどの向きであっても該方向へ
の水の流れは阻害されず、もって当該平面排水材の敷設
における向きの制約がないと共に、局所的に土砂等が溜
まっても排水の不通部を生じない。
に、この発明の請求項1に係る平面排水材は、少なくと
も片面側に多数の突起を設けた水不透性のシート状基材
に、透水性フィルターシートが上記突起の頂部間にわた
って張設一体化されてなる構成を採用したものである。
しかして、この平面排水材では、透水性フィルターシー
トを透過した水はシート状基材と透水性フィルターシー
トとの間の空間に流入するが、この空間がシート状基材
の全体にわたって区切りのない排水流路を構成するた
め、排水部への勾配方向がどの向きであっても該方向へ
の水の流れは阻害されず、もって当該平面排水材の敷設
における向きの制約がないと共に、局所的に土砂等が溜
まっても排水の不通部を生じない。
【0007】請求項2の発明では、上記請求項1の平面
排水材において、水不透性のシート状基材が硬質合成樹
脂からなり、透水性フィルターシートが合成繊維の不織
布からなる構成を採用している。従って、この平面排水
材では、フィルターシートを強靱に設定できると共にこ
れを支承する突起が剛性を有するため、その上に載せる
土砂等の重量を支承して内部空間を確保するに充分な耐
荷重強度が得られ、またシート状基材の剛性によって全
体がパネルとして取り扱えるものとなる。更に当該平面
排水材の製作に際し、不織布を熱融着によってシート状
基材の各突起の頂部に対して容易に止着できる。
排水材において、水不透性のシート状基材が硬質合成樹
脂からなり、透水性フィルターシートが合成繊維の不織
布からなる構成を採用している。従って、この平面排水
材では、フィルターシートを強靱に設定できると共にこ
れを支承する突起が剛性を有するため、その上に載せる
土砂等の重量を支承して内部空間を確保するに充分な耐
荷重強度が得られ、またシート状基材の剛性によって全
体がパネルとして取り扱えるものとなる。更に当該平面
排水材の製作に際し、不織布を熱融着によってシート状
基材の各突起の頂部に対して容易に止着できる。
【0008】請求項3の発明では、上記請求項1又は2
の平面排水材において、透水性フィルターシートの側縁
部がシート状基材の側縁部に止着されてなる構成を採用
しているため、土砂等が側縁部から内部空間へ流れ込む
ことがなく、もって優れた排水誘導作用をより長期にわ
たって安定的に維持できる。
の平面排水材において、透水性フィルターシートの側縁
部がシート状基材の側縁部に止着されてなる構成を採用
しているため、土砂等が側縁部から内部空間へ流れ込む
ことがなく、もって優れた排水誘導作用をより長期にわ
たって安定的に維持できる。
【0009】請求項4の発明では、上記請求項1〜3の
いずれかの平面排水材において、シート状基材の突起が
先端に径大の頭部を有するピン状である構成を採用して
いるから、突起による透水性フィルターシートの支承面
積が大きくなり、それだけ該フィルターシートの耐荷重
性が向上する。
いずれかの平面排水材において、シート状基材の突起が
先端に径大の頭部を有するピン状である構成を採用して
いるから、突起による透水性フィルターシートの支承面
積が大きくなり、それだけ該フィルターシートの耐荷重
性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜4は、この発明の一実施例
に係る片面フィルター型の平面排水材Aを示す。この平
面排水材Aは、片面側に多数の突起2…が縦横に定間隔
置きに突設された水不透性のシート基材1Aと、これら
突起2…の頂部2a…間にわたって張設された透水性フ
ィルターシート3とからなり、該フィルターシート3の
左右の側縁部3a,3aがそれぞれシート状基材1Aの
側縁部1aに止着されており(図3参照)、シート基材
1Aとフィルターシート3との間に、当該平面排水材1
Aの全体にわたって連通した排水用空間4が構成されて
いる。しかして、シート基材1Aの各突起2は、径大の
頭部2aを有するピン状に形成されている。
に係る片面フィルター型の平面排水材Aを示す。この平
面排水材Aは、片面側に多数の突起2…が縦横に定間隔
置きに突設された水不透性のシート基材1Aと、これら
突起2…の頂部2a…間にわたって張設された透水性フ
ィルターシート3とからなり、該フィルターシート3の
左右の側縁部3a,3aがそれぞれシート状基材1Aの
側縁部1aに止着されており(図3参照)、シート基材
1Aとフィルターシート3との間に、当該平面排水材1
Aの全体にわたって連通した排水用空間4が構成されて
いる。しかして、シート基材1Aの各突起2は、径大の
頭部2aを有するピン状に形成されている。
【0011】シート基材1Aは、例えばポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、熱可塑性合成ゴム
等の熱可塑性合成樹脂よりなり、一般的には平坦状にシ
ート成形したものを加熱下で孔付きロールにて印圧する
ことにより、該ロールの孔に対応する突起2…をシート
の片面側に形成したのち、更に加熱ロールにて突起2…
の頂部を加圧して潰し、もって各突起2の先端に径大の
頭部2aを形成する方法によって製造される。しかし
て、該シート基材1を硬質の樹脂材料にて形成すること
により、突起2…に透水性フィルターシート3上に載せ
る土砂等の重量を支承して空間4を確保するための剛性
を付与できると共に、平面排水材Aがパネルとして取扱
い性のよいものとなる。
ン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、熱可塑性合成ゴム
等の熱可塑性合成樹脂よりなり、一般的には平坦状にシ
ート成形したものを加熱下で孔付きロールにて印圧する
ことにより、該ロールの孔に対応する突起2…をシート
の片面側に形成したのち、更に加熱ロールにて突起2…
の頂部を加圧して潰し、もって各突起2の先端に径大の
頭部2aを形成する方法によって製造される。しかし
て、該シート基材1を硬質の樹脂材料にて形成すること
により、突起2…に透水性フィルターシート3上に載せ
る土砂等の重量を支承して空間4を確保するための剛性
を付与できると共に、平面排水材Aがパネルとして取扱
い性のよいものとなる。
【0012】透水性フィルターシート3としては、土砂
等の固形粒子を排除して水等の液体を透過させるフィル
ター機能を持つものであればよく、例えば不織布、ネッ
ト、織布、ガラスクロス等の種々の透水性材料を用い得
るが、特にポリプロピレンやポリエステル等の合成繊維
の不織布が好適である。すなわち、合成繊維の不織布を
用いれば、上に載る土砂等の重量に抗する耐荷重強度を
担う強靱性と良好な透水性を容易に付与できると共に、
平面排水材Aの製作に際し、シート状基材1Aの各突起
2の頂部2aに対する止着、ならびに側縁部3a,3a
のシート状基材1の側縁部1aに対する止着を高周波加
熱、超音波加熱、加熱圧着等の熱融着手段によって容易
に行える。なお、他の透水性材料では上記の止着に接着
剤を用いることになる。
等の固形粒子を排除して水等の液体を透過させるフィル
ター機能を持つものであればよく、例えば不織布、ネッ
ト、織布、ガラスクロス等の種々の透水性材料を用い得
るが、特にポリプロピレンやポリエステル等の合成繊維
の不織布が好適である。すなわち、合成繊維の不織布を
用いれば、上に載る土砂等の重量に抗する耐荷重強度を
担う強靱性と良好な透水性を容易に付与できると共に、
平面排水材Aの製作に際し、シート状基材1Aの各突起
2の頂部2aに対する止着、ならびに側縁部3a,3a
のシート状基材1の側縁部1aに対する止着を高周波加
熱、超音波加熱、加熱圧着等の熱融着手段によって容易
に行える。なお、他の透水性材料では上記の止着に接着
剤を用いることになる。
【0013】上記構成の平面排水材1Aは、透水性フィ
ルターシート3側を上にして、例えば、ビルの屋上や屋
内等の建物躯体上に設営する庭園の盛土部分の底に敷設
したり、産業廃棄物やゴミ等の埋立用凹地の底面及び法
面に沿って敷設する。なお、後者の埋立用凹地において
は一般に底面及び法面をゴム、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン等よりなる遮水シートで覆うが、平面排水材Aは
該遮水シートの上に敷設すればよい。上記の敷設後、透
水性フィルターシート3の張設面上に土砂や埋立堆積物
が載ることになり、その重量が該張設面に負荷される
が、このフィルターシート3は多数の突起2…の径大の
頭部2a…にて支承されているので容易には破断や陥没
変形を生じず、該フィルターシート3とシート状基材1
Aとの間の空間4は充分に確保される。
ルターシート3側を上にして、例えば、ビルの屋上や屋
内等の建物躯体上に設営する庭園の盛土部分の底に敷設
したり、産業廃棄物やゴミ等の埋立用凹地の底面及び法
面に沿って敷設する。なお、後者の埋立用凹地において
は一般に底面及び法面をゴム、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン等よりなる遮水シートで覆うが、平面排水材Aは
該遮水シートの上に敷設すればよい。上記の敷設後、透
水性フィルターシート3の張設面上に土砂や埋立堆積物
が載ることになり、その重量が該張設面に負荷される
が、このフィルターシート3は多数の突起2…の径大の
頭部2a…にて支承されているので容易には破断や陥没
変形を生じず、該フィルターシート3とシート状基材1
Aとの間の空間4は充分に確保される。
【0014】しかして、土砂や埋立堆積物を通して滲出
してくる水(埋立用凹地では汚水)は、透水性フィルタ
ーシート3を透過して排水用空間4内へ流入するが、こ
の空間4がシート状基材1Aの全体にわたって区切りな
く連通しているため、該シート状基材1Aの上面の傾
斜、つまり予め排水部へ向かって低くなるように設定さ
れた敷設面の勾配に沿って流れ、当該平面排水材1Aの
端縁より排水部へ流入する。従って、この平面排水材A
の敷設に際して向きの制約がないと共に、何らかの要因
で空間4内に局所的に土砂等の堆積ができても、水はそ
の堆積箇所を迂回して流れるだけで排水の不通部を生じ
ず、排水機能には殆ど影響はない。
してくる水(埋立用凹地では汚水)は、透水性フィルタ
ーシート3を透過して排水用空間4内へ流入するが、こ
の空間4がシート状基材1Aの全体にわたって区切りな
く連通しているため、該シート状基材1Aの上面の傾
斜、つまり予め排水部へ向かって低くなるように設定さ
れた敷設面の勾配に沿って流れ、当該平面排水材1Aの
端縁より排水部へ流入する。従って、この平面排水材A
の敷設に際して向きの制約がないと共に、何らかの要因
で空間4内に局所的に土砂等の堆積ができても、水はそ
の堆積箇所を迂回して流れるだけで排水の不通部を生じ
ず、排水機能には殆ど影響はない。
【0015】なお、平面排水材Aの左右側縁部では透水
性フィルターシート3の側縁部3a,3aがシート状基
材1Aの側縁部1aに接着されているため、この左右側
縁部から空間4内への土砂等の流れ込みは防止される。
しかして、複数の平面排水材A…を敷設する場合は、図
4に示すように、隣接する平面排水材A,Aの側縁を突
き合わせ、この突き合わせ部分をシール材5にて封止す
ることにより、コンクリート躯体6等の表面上で連続し
た遮水層を形成できるから、該コンクリート躯体6等の
敷設面の水濡れを完全に防止した状態で確実な排水を行
える。また、産業廃棄物やゴミ等の埋立用凹地の遮水シ
ート上に敷設すれば、該遮水シートの保護にも役立つこ
とになる。
性フィルターシート3の側縁部3a,3aがシート状基
材1Aの側縁部1aに接着されているため、この左右側
縁部から空間4内への土砂等の流れ込みは防止される。
しかして、複数の平面排水材A…を敷設する場合は、図
4に示すように、隣接する平面排水材A,Aの側縁を突
き合わせ、この突き合わせ部分をシール材5にて封止す
ることにより、コンクリート躯体6等の表面上で連続し
た遮水層を形成できるから、該コンクリート躯体6等の
敷設面の水濡れを完全に防止した状態で確実な排水を行
える。また、産業廃棄物やゴミ等の埋立用凹地の遮水シ
ート上に敷設すれば、該遮水シートの保護にも役立つこ
とになる。
【0016】図5は、この発明の第二実施例に係る両面
フィルター型の平面排水材Bを示す。この平面排水材B
では、水不透性のシート基材1Bの表裏両面に、前記第
一実施例のシート基材1Aと同様の多数の突起2…が縦
横に定間隔置きに一体突設されており、このシート基材
1Bの表裏に第一実施例のものと同様の透水性フィルタ
ーシート3,3がそれぞれ突起2…の径大の頂部2a…
間にわたって張設され、もってシート基材1Bの両側に
当該平面排水材1Bの全体にわたって連通した排水用空
間4a,4bを有している。なお、図示を省略している
が、該平面排水材の左右の側縁部では、表裏のフィルタ
ーシート3,3がそれぞれ第一実施例と同様にシート状
基材1Bの側縁部に接着される。
フィルター型の平面排水材Bを示す。この平面排水材B
では、水不透性のシート基材1Bの表裏両面に、前記第
一実施例のシート基材1Aと同様の多数の突起2…が縦
横に定間隔置きに一体突設されており、このシート基材
1Bの表裏に第一実施例のものと同様の透水性フィルタ
ーシート3,3がそれぞれ突起2…の径大の頂部2a…
間にわたって張設され、もってシート基材1Bの両側に
当該平面排水材1Bの全体にわたって連通した排水用空
間4a,4bを有している。なお、図示を省略している
が、該平面排水材の左右の側縁部では、表裏のフィルタ
ーシート3,3がそれぞれ第一実施例と同様にシート状
基材1Bの側縁部に接着される。
【0017】このような両面フィルター型の平面排水材
Bは、第一実施例の片面フィルター型き平面排水材Aと
同様に、建物躯体上に設営する庭園の盛土部分の底や、
埋立用凹地の底面及び法面等に敷設することにより、上
側の排水用空間4aを通して既述同様の排水誘導作用を
発揮できる。しかして、シート基材1Bの下面側にも排
水用空間4bを構成するから、例えば上記の埋立用凹地
に適用する場合、遮水シートを介さずに直接に地盤に敷
設すれば、降雨時等で地盤側から滲出してくる水が透水
性フィルターシート3を通して下側の排水用空間4aに
入り、この空間4aを通して排水枡や汚水枡等の所定の
排水部へ導かれる。また、上記のように土砂や堆積物の
底に敷設する以外に、例えば造成地等の盛土部分に立て
た状態で介在させることにより、両側の地盤から滲出す
る水を両側の排水用空間4a,4bにそれぞれ受け入れ
て下方へ排水する垂直排水路として機能させることも可
能である。
Bは、第一実施例の片面フィルター型き平面排水材Aと
同様に、建物躯体上に設営する庭園の盛土部分の底や、
埋立用凹地の底面及び法面等に敷設することにより、上
側の排水用空間4aを通して既述同様の排水誘導作用を
発揮できる。しかして、シート基材1Bの下面側にも排
水用空間4bを構成するから、例えば上記の埋立用凹地
に適用する場合、遮水シートを介さずに直接に地盤に敷
設すれば、降雨時等で地盤側から滲出してくる水が透水
性フィルターシート3を通して下側の排水用空間4aに
入り、この空間4aを通して排水枡や汚水枡等の所定の
排水部へ導かれる。また、上記のように土砂や堆積物の
底に敷設する以外に、例えば造成地等の盛土部分に立て
た状態で介在させることにより、両側の地盤から滲出す
る水を両側の排水用空間4a,4bにそれぞれ受け入れ
て下方へ排水する垂直排水路として機能させることも可
能である。
【0018】なお、この発明の平面排水材は、上記実施
例の平面排水材A,Bの構成に限定されるものではな
く、例えば、敷設状況によって側方からの土砂等の流れ
込みに配慮する必要がなければ、透水性フィルターシー
ト3の両側の側縁部がシート状基材の側縁部に接着して
いない構造であっても差し支えない。また該透水性フィ
ルターシート3をその周辺部がシート状基材の周縁より
も外側へはみ出す大きさとし、排水部に臨む側を除いて
該はみ出し部分をシート状基材の裏面側へ折り込むこと
により、側方からの土砂等の流れ込み防ぐようにするこ
とも可能である。一方、シート状基材の突起3…の高さ
や太さ、配置間隔、配列構成、頭部3aの形状、透水性
フィルターシート3の厚みと強度等は、必要とする耐荷
重性と適用条件によって種々設定できる。
例の平面排水材A,Bの構成に限定されるものではな
く、例えば、敷設状況によって側方からの土砂等の流れ
込みに配慮する必要がなければ、透水性フィルターシー
ト3の両側の側縁部がシート状基材の側縁部に接着して
いない構造であっても差し支えない。また該透水性フィ
ルターシート3をその周辺部がシート状基材の周縁より
も外側へはみ出す大きさとし、排水部に臨む側を除いて
該はみ出し部分をシート状基材の裏面側へ折り込むこと
により、側方からの土砂等の流れ込み防ぐようにするこ
とも可能である。一方、シート状基材の突起3…の高さ
や太さ、配置間隔、配列構成、頭部3aの形状、透水性
フィルターシート3の厚みと強度等は、必要とする耐荷
重性と適用条件によって種々設定できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、屋上庭園の底
部等に敷設して排水誘導機能を担わせる平面排水材とし
て、水不透性のシート状基材の表面に突設された多数の
突起の頂部間にわたって透水性フィルターシートが張設
され、該シート基材とフィルターシートとの間が全体に
連通した排水用空間となることから、敷設時の向きの制
約がなく、且つ内部で局所的に土砂等が溜まっても排水
の不通部を生じず、長期にわたって良好な排水誘導機能
を維持できるものが提供される。
部等に敷設して排水誘導機能を担わせる平面排水材とし
て、水不透性のシート状基材の表面に突設された多数の
突起の頂部間にわたって透水性フィルターシートが張設
され、該シート基材とフィルターシートとの間が全体に
連通した排水用空間となることから、敷設時の向きの制
約がなく、且つ内部で局所的に土砂等が溜まっても排水
の不通部を生じず、長期にわたって良好な排水誘導機能
を維持できるものが提供される。
【0020】請求項2の発明によれば、上記の平面排水
材として、全体が取扱い容易なパネル形態となり、しか
も耐荷重強度を大きく設定できると共に、その製作に際
してシート状基材に対して透水性フィルターシートを熱
融着によって容易に止着できるものが提供される。
材として、全体が取扱い容易なパネル形態となり、しか
も耐荷重強度を大きく設定できると共に、その製作に際
してシート状基材に対して透水性フィルターシートを熱
融着によって容易に止着できるものが提供される。
【0021】請求項3の発明によれば、上記の平面排水
材として、透水性フィルターシートの側縁部がシート状
基材の側縁部に止着されているから、土砂等が側縁部か
ら内部空間へ流れ込むことがなく、もって優れた排水誘
導作用をより長期にわたって安定的に維持できるものが
提供される。
材として、透水性フィルターシートの側縁部がシート状
基材の側縁部に止着されているから、土砂等が側縁部か
ら内部空間へ流れ込むことがなく、もって優れた排水誘
導作用をより長期にわたって安定的に維持できるものが
提供される。
【0022】請求項4の発明によれば、上記の平面排水
材として、シート状基材の突起が先端に径大の頭部を有
し、該頭部によって透水性フィルターシートの支承面積
が大きくなるため、該フィルターシートの耐荷重性に優
れるものが提供される。
材として、シート状基材の突起が先端に径大の頭部を有
し、該頭部によって透水性フィルターシートの支承面積
が大きくなるため、該フィルターシートの耐荷重性に優
れるものが提供される。
【図1】 この発明の第一実施例に係る平面排水材の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】 同平面排水材の一部破断平面図である。
【図3】 同平面排水材の両側縁部の構成例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図4】 同平面排水材の敷設状態を示す要部の縦断面
図である。
図である。
【図5】 この発明の第二実施例に係る平面排水材の縦
断面図である。
断面図である。
【図6】 従来の平面排水材の一例を示す縦断面図であ
る。
る。
A,B ・・・平面排水材 1A,1B・・・シート状基材 1a ・・・側縁部 2 ・・・突起 2a ・・・頭部 3 ・・・透水性フィルターシート 3a ・・・側縁部 4,4a,4b・・・排水用空間
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも片面側に多数の突起を設けた
水不透性のシート状基材に、透水性フィルターシートが
上記突起の頂部に接して張設一体化されてなる平面排水
材。 - 【請求項2】 水不透性のシート状基材が硬質合成樹脂
からなり、透水性フィルターシートが合成繊維の不織布
からなる請求項1記載の平面排水材。 - 【請求項3】 透水性フィルターシートの側縁部がシー
ト状基材の側縁部に止着されてなる請求項1又は2に記
載の平面排水材。 - 【請求項4】 シート状基材の突起が、先端に径大の頭
部を有するピン状である請求項1〜3のいずれかに記載
の平面排水材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26198896A JPH10102468A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 平面排水材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26198896A JPH10102468A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 平面排水材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10102468A true JPH10102468A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17369451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26198896A Pending JPH10102468A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 平面排水材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10102468A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023098317A (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-10 | 株式会社イノアックコーポレーション | 積層部材 |
| CN116623768A (zh) * | 2023-04-28 | 2023-08-22 | 浙江佳源基建工程科技股份有限公司 | 一种排水气效果好的三维复合排水构件 |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP26198896A patent/JPH10102468A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023098317A (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-10 | 株式会社イノアックコーポレーション | 積層部材 |
| CN116623768A (zh) * | 2023-04-28 | 2023-08-22 | 浙江佳源基建工程科技股份有限公司 | 一种排水气效果好的三维复合排水构件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |