JPH10102654A - 小梁付き床スラブpc版の製造方法 - Google Patents

小梁付き床スラブpc版の製造方法

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JPH10102654A
JPH10102654A JP25344496A JP25344496A JPH10102654A JP H10102654 A JPH10102654 A JP H10102654A JP 25344496 A JP25344496 A JP 25344496A JP 25344496 A JP25344496 A JP 25344496A JP H10102654 A JPH10102654 A JP H10102654A
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JP
Japan
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steel beam
floor slab
concrete
plate
formwork
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Application number
JP25344496A
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English (en)
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Arata Furuta
新 古田
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】床スラブを支持する鉄骨小梁の断面寸法を小さ
く設計できる小梁付き床スラブPC版の製造方法を提供
することを課題としている。 【解決手段】鉄骨小梁1の一方のフランジ部にスタッド
ボルト2を取り付ける。その鉄骨小梁1を、スタッドボ
ルト2側を下側に向けた状態で、一対の架台3間に懸け
渡し支持させる。次に、上記鉄骨小梁1から型枠4を吊
り下げる。上記型枠4内に、スラブ用の主筋13を配筋
する。次に、上記型枠4内にコンクリート15を打設す
る。そして、上記のように製造した小梁付き床スラブP
C版を裏返して、大梁間に架設して使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨小梁を床スラ
ブコンクリートと一体に接合した小梁付き床スラブPC
版の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄骨構造の建物における床スラブの構築
は、一般には、次のような施工により行われる。
【0003】即ち、平面図である図7に示すように、格
子状に組まれた鉄骨大梁50のうち対向する大梁50間
に鉄骨小梁51が懸け渡され、当該鉄骨小梁51は、そ
の長手方向両端部がそれぞれ上記大梁50にピン支持で
接合される。
【0004】上記鉄骨小梁51の設置後、図8に示すよ
うに、梁間にデッキプレート52を敷設すると共に、鉄
骨小梁51の上側フランジにスタッドボルト53を打
ち、更に、床スラブ用の鉄筋54などの配筋を行った後
にコンクリート55を打設して床スラブを構築する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして床ス
ラブを構築した場合、上記鉄骨小梁51には、固定荷重
として、鉄骨自重、デッキプレート52、床スラブコン
クリート55、床仕上材等の各重量が負荷され、さらに
積載荷重を受ける。
【0006】そして、一般には、これらの荷重を鉄骨小
梁51の断面のみで受けられるように、当該鉄骨小梁5
1の断面設計を行っているが、従来においては、上記採
用する鉄骨小梁51の断面は、無負荷の状態から上記固
定荷重及び積載荷重を許容可能なものを選択する必要が
あり、鉄骨小梁51に要求される断面寸法が大きいとい
う問題がある。
【0007】なお、打設したコンクリート55が硬化し
た後は、コンクリート55と鉄骨小梁51とは一体化す
るので、積載荷重に対しては、鉄骨小梁51と床スラブ
コンクリート55との合成梁として断面設計をする場合
もあるが、同様な問題を有する。
【0008】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、要求される鉄骨小梁の断面寸法を小さ
く設計できる小梁付き床スラブPC版の製造方法を提供
することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の小梁付き床スラブPC版の製造方法は、ス
タッドボルト等のシャーコネクタを取り付けた鉄骨小梁
を、シャーコネクタ側を下に向けた状態でその長手方向
両端部を支持し、その鉄骨小梁から床スラブコンクリー
ト用の型枠を吊り下げ、当該吊り下げと前後して型枠内
に配筋を施した後にコンクリートを打設して製造するこ
とを特徴としている。
【0010】上記鉄骨小梁の長手方向両端部を支持する
とは、本設時と同一条件若しくは本設時に近い状態で鉄
骨小梁を支持することを意味する。この発明によれば、
本設の設置状態とは天地を逆にして鉄骨小梁が支持さ
れ、型枠内に打設したコンクリートが硬化するまでは、
鉄骨断面のみで固定荷重となる鉄骨の自重及びコンクリ
ートの重量などを支持しているが、コンクリートが硬化
して当該コンクリートと鉄骨とが一体化すると、合成梁
を構成し、本設時とは逆向きのプレストレスが鉄骨小梁
に導入された状態となる。
【0011】また、上記鉄骨小梁に上述のようなプレス
トレスが導入されることで、鉄骨梁から伝達される応力
によって、コンクリート自体についても、圧縮方向のプ
レストレスが導入された状態となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、小梁付き床スラブPC版の
製造方法について説明する。
【0013】始めに、対象とする鉄骨小梁1の一方のフ
ランジ部にシャーコネクタであるスタッドボルト2を打
ち込み当該スタッドボルト2を取り付ける。次に、その
鉄骨小梁1を、図1に示すように、上記スタッドボルト
2側を下側に向けた状態で、一対の架台3間に懸け渡し
支持させる。図1では、一部のスタッドボルト2のみを
図示している。
【0014】上記各架台3は、立設する形鋼からなる柱
部3aと、その柱部3aから他方の架台3に向けて横方
向に張り出す張出部3bとを備え、上記張出部3bに
は、小梁1固定用のボルト穴が開設されている。
【0015】そして、その張出部3bに対し鉄骨小梁1
を本設時と同一支持条件で支持させる。つまり、鉄骨小
梁1におけるウエブ部1aの長手方向両端部を上記張出
部3bにボルト接合させておく。
【0016】次に、上記鉄骨小梁1から型枠4を吊り下
げる。型枠4の底板部は、床仕上用のパネル5をフラッ
トデッキパネル6で補強して構成されている。また、側
部7は、平面図である図3に示すようなPC版となるよ
うに、上記底板部に設置されている。即ち、製造される
PC版は、平面視,長方形形状となるが、鉄骨小梁1の
両端部近傍は、上方からみて切り欠かれて凹部8を形成
している。この凹部8は、鉄骨小梁1を大梁9に取り付
ける際の開口部としての役割を持つ。
【0017】そして、図2に示すように、上記型枠4の
底板部の上面に取り付けられた吊り材取取付け金具10
に両端部を連結したワイヤロープ11によって、当該型
枠4を上記鉄骨小梁1の上側フランジ1bから吊り下げ
る。
【0018】次に、ワイヤロープ11の途中に介装され
たターンバックル12によってワイヤロープ11の長さ
を調整し、鉄骨小梁1の下側フランジ1cと型枠4のパ
ネル5との距離が、対象とする床スラブ厚さと等しくな
るように調整する。
【0019】次に、上記型枠4内にはスラブ用の主筋1
3を配筋する。この配筋は、型枠4を鉄骨小梁1から吊
り下げる前に行ってもよい。次に、上記型枠4内にコン
クリート15を打設する。なお、コンクリート打設の際
に型枠4の揺れを抑えるために、型枠4の側部を横方向
から押さえる押さえ部材を設けるとよい。
【0020】このとき、打設したコンクリート15が硬
化するまでは、鉄骨小梁1に自重及びコンクリート15
の荷重が掛かり、その荷重を鉄骨小梁1の断面で受け、
当該鉄骨小梁1には下向きの鉛直荷重(本設状態では上
向きの荷重)が負荷された状態となる。
【0021】その状態でコンクリート15が硬化するこ
とで、コンクリート15と鉄骨小梁1が一体化して合成
梁状態となり、上記鉄骨小梁1に上記荷重が負荷された
ままとなる。つまり、鉄骨小梁1に鉛直方向下方(本設
時では鉛直方向上方)のプレストレスが導入される。
【0022】また、鉄骨小梁1にプレストレスが導入さ
れることで、コンクリート15部分には、圧縮方向の応
力が掛かり、当該コンクリート15にも圧縮方向のプレ
ストレスが導入された状態となる。
【0023】次いで、吊り材であるワイヤロープ11を
取り外し、架台3から小梁1鉄骨を取り外す。これによ
って、小梁付き床スラブPC版Pが製造されたことにな
る。
【0024】次に、上記製造した小梁付き床スラブPC
版Pを使用した床スラブの構築について説明する。上記
のように製造した小梁付き床スラブPC版Pを裏返し
て、図3に示すように、つまり床スラブ側を上にした状
態で当該PC版Pを大梁9間に懸け渡す。即ち、PC版
Pの長手方向両側をそれぞれ大梁9上に載せると共に、
大梁9のウエブ部1aに鉄骨小梁1のウエブ部1aを接
合する。図3では、床スラブPC版Pから突出している
鉄筋13は略してあり、実際には、図4及び図5に示す
ように、鉄筋13が突出している。
【0025】その大梁9と小梁1との接合は、図5及び
図6に示すように、大梁9から張り出した取付け金具2
0にボルト接合やリベット接合等によって接合すること
で取り付けられる。このとき、PC版Pにおける鉄骨小
梁1の両端部位置のコンクリート15部分は切り欠れて
いるので、予め鉄骨小梁1をコンクリート15に一体化
させていても、当該接合の施工は従来と同様に実施でき
るようになる。
【0026】さらに、上記取付けたPC版P間のスラブ
部分19に、コンクリート15を打設することで床スラ
ブの構築が完了する。上記のように取り付けられる鉄骨
小梁1には、本設の状態で上向きのプレストレスが付与
されている結果、架設後の固定荷重や積載荷重によって
小梁1に生じる応力は、上記従来例の場合に比べて小さ
くなる。従って、小梁1の断面を従来よりも小さく設計
することが可能になる。即ち、鉄骨小梁1の断面サイズ
を減少できて鉄骨量の低減が図られる。
【0027】また、PC版Pの床スラブコンクリート1
5部分についても、予め圧縮力が付与されるために、当
該コンクリート15に生じる引張力が従来よりも低減さ
れ、ひび割れを生じ難くなる。
【0028】また、床スラブコンクリート15と鉄骨小
梁1との一体化を図りつつ、現場打ちするコンクリート
15は、図4に示すようなPC版P間のスラブ部分だけ
になるので、床コンクリート15の現場打設量が減少す
る。このため、床スラブの施工が簡易且つ迅速となる。
また、寒冷地においては養生費が減少するという効果に
も繋がる。
【0029】また、PC版Pは、製造時に床表面型枠4
に自重で押しつけられることで、上面の仕上が自動的に
行われるので、床仕上のためのこて押え作業が減少する
という効果もある。
【0030】なお、上記説明したPC版Pの製造方法で
は、型枠吊り材であるワイヤロープ11の端部をを型枠
4の底部に取り付けることで型枠4を吊り下げているた
め、吊り材の一部10がコンクリート15に埋設される
が、これに限定されない。
【0031】例えば、型枠4の側板7上部にワイヤロー
プ11の端部を連結するようにして、吊り材の一部が打
設コンクリート15に埋設されないようにしてもよい。
また、吊り材を直接鉄骨小梁1の上側フランジ部1bに
当接させているが、当該フランジ部1bと吊り材との間
にワイヤロープ11をフランジ部1bに固定する金具を
設けたりしてもよい。
【0032】さらに、上記説明では、架台3への鉄骨小
梁1の取り付けを本設時と同一条件で取り付けた例を説
明しているが、張出部3bに対して鉄骨小梁1のフラン
ジ部1bを引っかけるようにして支持するなど、他の手
段によって鉄骨小梁1の長手方向両端部を支持させても
よい。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の小梁
付き床スラブPC版の製造方法により製造された当該小
梁付き床スラブPC版を使用して床を構築することで、
同一断面の鉄骨小梁で支持可能な荷重が従来よりも増加
する。従って、当該鉄骨小梁の断面を従来よりも小さく
設計可能となり、その分だけ建物に使用される鉄骨量を
低減できるという効果がある。
【0034】また、上記製造した小梁付き床スラブPC
版を使用することで、本設時に床スラブコンクリート部
分には、圧縮方向のプレストレスが導入された状態とな
り、当該コンクリートに負荷される引張力が従来よりも
低減して床コンクリートがひび割れ難くなるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る小梁付き床スラブP
C版の製造方法を説明するための側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る鉄骨小梁からの型枠
の吊り下げを説明するための図である。
【図3】小梁付き床スラブPC版を大梁間に架設した状
態を示す平面図である。
【図4】敷設されたPC版間の状態を示す側面図であ
る。
【図5】大梁に支持させた小梁付き床スラブPC版の部
分拡大図である。
【図6】大梁と小梁との接合を示す側面図である。
【図7】大梁と小梁との関係を示す図である。
【図8】従来の床スラブ構築を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
P PC版 1 鉄骨小梁 2 スタッドボルト 3 架台 4 型枠 5 床仕上用パネル 6 フラットデッキパネル 9 大梁 11 ワイヤロープ 13 鉄筋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーコネクタを取り付けた鉄骨小梁
    を、シャーコネクタ側を下に向けた状態でその長手方向
    両端部を支持し、その鉄骨小梁から床スラブコンクリー
    ト用の型枠を吊り下げ、当該吊り下げと前後して型枠内
    に配筋を施した後にコンクリートを打設して製造するこ
    とを特徴とする小梁付き床スラブPC版の製造方法
JP25344496A 1996-09-25 1996-09-25 小梁付き床スラブpc版の製造方法 Pending JPH10102654A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107190905A (zh) * 2017-07-14 2017-09-22 北京善筑科技股份有限公司 冷弯薄壁型钢一体化梁板及其制作方法
CN108570974A (zh) * 2018-05-24 2018-09-25 中水电第十工程局(郑州)有限公司 一种底板预制鱼道槽

Cited By (3)

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CN107190905A (zh) * 2017-07-14 2017-09-22 北京善筑科技股份有限公司 冷弯薄壁型钢一体化梁板及其制作方法
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CN108570974B (zh) * 2018-05-24 2023-12-26 中电建十一局工程有限公司 一种底板预制鱼道槽

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