JPH10102746A - 床用部材 - Google Patents

床用部材

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JPH10102746A
JPH10102746A JP8253412A JP25341296A JPH10102746A JP H10102746 A JPH10102746 A JP H10102746A JP 8253412 A JP8253412 A JP 8253412A JP 25341296 A JP25341296 A JP 25341296A JP H10102746 A JPH10102746 A JP H10102746A
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JP
Japan
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ridge
groove
bearing bar
width
ridges
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JP8253412A
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English (en)
Inventor
Shohei Sawada
昌平 澤田
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Nippon Kinzoku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kinzoku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】雨天等においてもすべり止め効果が大きく、ま
た製造の容易なグレーチング等の床用部材を提供する。 【解決手段】ベアリングバー2の上面の両側縁部に一対
の幅Wの突条3とこれらの間の幅Pの溝部4を形成し、
W/P≦1.0でかつPを10mm以下とし、この突条
3の縁部に最大の局部的な押圧荷重圧力を発生させて介
在する水膜を排除し、すべり止め効果を発揮させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グレーチング、階
段のすべり止め部材、すべり止めマット、すべり止め床
面材等の床用部材に関する。さらに特定すれば、本発明
はすべり止め効果が高く、かつ製造が容易な床用部材に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、グレーチング、階段のすべり
止め部材、すべり止めマット等の床用部材では、そのす
べり止めの効果を可能な限り高くするために各種の試み
がなされている。特に、グレーチングでは複数の金属製
のベアリングバーが略平行に配列されており、これらの
ベアリングバーの上面は平滑な金属面であるため、雨天
時等においてこれらベアリングバーの長手方向に滑り易
い。
【0003】このような不具合を改善するために、これ
らのベアリングバーの上面に凹凸を形成したグレーチン
グが各種開発されている。しかし、最近ではこれらグレ
ーチングはステンレス鋼製のものが多くなっており、こ
のステンレス鋼は硬質で塑性加工が困難であるため、こ
のような凹凸の加工が比較的困難である。
【0004】たとえば、これらステンレス鋼製のベアリ
ングバーの上面に凹凸を形成する方法として、これらベ
アリングバーの上面をローレット加工して凹凸を形成す
るものがある。しかし、上述のように、このステンレス
鋼は硬質であるためローレット加工の際の材料の流れが
悪く、この形成されたローレットの突部の縁部が丸みを
帯び、すべり止めの効果が低く、またこのローレット加
工をおこなうロールの摩耗も大きいという不具合もあ
る。さらに、このローレトット加工では、形成される凹
凸の高さが低くこの凹部内が泥等によって容易に充填さ
れていわゆる目詰りを生じ、また摩耗によってこれら凹
凸が潰れ、そのすべり止めの効果が低くなる。
【0005】また、これらのベアリングバーの上面に金
属材料、またはセラミック材料を溶射し、このベアリン
グバーの上面を粗面に形成したものもある。しかし、こ
のような溶射による凹凸もその高さが低いので、上記の
ローレット加工の場合と同様な不具合があり、かつ衝
撃、長期間の使用等によってこの溶射被覆が剥離する等
の不具合がある。
【0006】これらのローレットおよび溶射による粗面
加工によるすべり止め手段は、基本的にはこれらの凹凸
に靴底が食い込むことによる機械的な引っ掛かり摩擦力
に依存している。しかし、最近では靴底はほとんどがゴ
ム底であり、このゴム底は透水性がない。このため、雨
天時等においては、このベアリングバーの上面とゴム底
との間に水の膜が形成され、この水膜が潤滑膜として作
用し、このベアリングバーの長手方向にすべり易くな
る。
【0007】このような水膜の形成を防止するには、こ
のベアリングバーの上面とゴム底との間の単位面積当た
りの荷重、すなわち荷重圧力を高くし、この高い荷重圧
力でゴム底との間の水膜を排除し、ゴム底を直接接触さ
せることが考えられる。しかし、人間の体重はそれほど
重くないので、上記のような高い荷重圧力を発生させる
のは困難である。このような高い接触圧力を発生させる
ためには、ベアリングバーの上面に尖鋭な突起を形成
し、局部的に高い接触圧力を発生させ、かつこの尖鋭な
突起をゴム底により深く食い込ませることが考えられ
る。しかし、このようにすると、この突起にゴム底が引
っ掛かる可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、すべり止めの効果が高く、ま
た加工、製造が容易な床用部材を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、上面に複数の突条を突設するとともにこれら突条の
間に溝部を形成し、上記の突条の幅をW、上記の溝部の
幅をPとしたとき、この溝部の幅Pを10mm以下と
し、かつW/P≦1.0としたことを特徴とした床用部
材である。
【0010】このような特徴によって、この突条の縁部
に靴のゴム底との間に局部的に大きな押圧荷重圧力が生
じ、この部分の水膜が排除され、ゴム底との直接接触に
より大きな摩擦力が得られ、高いすべり止め効果が達成
できる。また、このものは単純な形状の突条を形成した
だけのもので、尖鋭な突起は形成されていないので、靴
底が引っ掛かることもなく、また製造も容易である。
【0011】また、請求項2に記載の本発明は、前記の
突条は、断面形状が略矩形のものである。したがって、
すべり止めの効果が大きく、また製造も容易である。ま
た、請求項3に記載の本発明は、前記の床用部材は金属
製の枠部材内に金属製の複数のベアリングバーを配列し
たグレーチングであり、前記の突条は上記のベアリング
バーまたは上記の枠部材の少なくともいずれかの上面に
一体に突設されたものである。したがって、すべり止め
の効果が大きく、また製造も容易である。
【0012】また、請求項4に記載の本発明は、前記の
突条は前記の各ベアリングバーの両縁部に突設された一
対の突条である。したがって、すべり止めの効果が大き
く、また製造も容易である。
【0013】また、請求項5に記載の本発明は、前記の
突条には複数の凹部が形成されているものである。した
がって、すべり止めの効果がさらに大きく、かつ製造も
容易である。
【0014】また、請求項6に記載の本発明は、前記の
溝部の底部には蓄光材料が被着されているものである。
したがって、すべり止めの効果が大きく、また製造も容
易であるとともに、夜間等においてこの蓄光材料が発光
し、この床面部材の位置が容易に視認でき、安全である
とともに、この蓄光材料の発光により、避難路等の表示
をなすことができる。また、この蓄光材料は溝部の底部
に被着されているので、摩耗、剥離等が生じることがな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態を説明する。図1ないし図3には本発明の第1の実
施形態を示し、この実施形態は床用部材がステンレス鋼
製の格子状溝蓋すなわちグレーチングの場合のものであ
る。
【0016】図中の1はこのグレーチングの枠部材であ
って、この枠部材1内には複数のベアリングバー2が互
いに平行に配列されている。なお、これら枠部材1およ
びベアリングバー2はいずれもステンレス鋼で形成され
ている。また、これらのベアリングバー2は帯材を所定
の長さに切断したもので、その断面は上下に細長い矩形
状をなしている。
【0017】そして、このベアリングバー2の上面に
は、上面両縁部に沿って一対の突条3が一体に突設さ
れ、またこれらの突条3の間には溝部4が形成されてい
る。そして、上記の溝部4の幅Pは10mm以下に設定
され、また上記の突条3の幅Wと上記の溝部4の幅Pと
は、W/P≦1.0に設定されている。なお、この実施
形態の場合には、上記の突条3はその断面形状が矩形で
あり、その幅Wは1.5mmである。また、溝部4の幅
Pは6mm、突条3の高さまたは溝部4の深さHは2.
0mmである。
【0018】上記のようなグレーチングは、そのすべり
止め効果が高く、また製造が容易であり、以下その作用
を説明する。このようなグレーチングでは、上記のベア
リングバー2と直交する方向には大きなすべり止めの効
果がある。しかしながら、前述のようにこれらのベアリ
ングバー2の長手方向にはすべり止めの効果が小さく、
特に雨天等、このベアリングバー2の上面が濡れている
場合、透水性のないゴム底の靴等ではすべり易い。
【0019】上記のように濡れている場合にベアリング
バー2の長手方向にすべり易いのは、このベアリングバ
ー2とゴム製の靴底との間に水膜が形成され、この水膜
が潤滑膜として作用してすべりを生じるためであり、ゴ
ム底とステンレス鋼との摩擦係数そのものは比較的大き
く、十分なすべり止め効果がある。したがって、濡れて
いる場合であっても、上記のような水膜の形成を防止す
れば、十分な摩擦力が得られる。
【0020】このような水膜の形成を防止するには、ベ
アリングバー2の上面とゴム底との接触圧力を大きく
し、この圧力によってこれらの間に介在する水膜を排除
し、これらベアリングバー2の上面にゴム底が直接接触
するようにすればよい。しかし、人間の体重すなわち荷
重はそれ程大きくないので、これらのベアリングバー2
の上面の面積を小さく、すなわちベアリングバー2の厚
さを薄くしても水膜を排除するに十分な接触圧力は得ら
れない。また、これらのベアリングバー2は、このグレ
ーチング上に乗る人間または車両等の荷重を支承するも
のであるため、これらベアリングバー2を余り薄くする
ことはできない。また、これらのベアリングバー2の上
面にローレット等の凹凸を形成しても、これら凹凸にゴ
ム底が食い込むことによるすべり止め効果はあるが、水
膜の形成を確実に防止することはできない。
【0021】上記のような実施形態では、このベアリン
グバー2の上面に幅の狭い一対の突条3が形成され、か
つこれらの間の溝部4の幅も狭いので、これらの突条3
の縁部において局部的に大きな接触圧力が得られる。こ
の結果これら突条3の縁部において水膜が排除され、ゴ
ム底がこの縁部に直接接触し、大きな摩擦力が得られ
る。したがって、これらのベアリングバー2が濡れた状
態でも、これらベアリングバー2の長手方向に滑ること
が防止される。
【0022】このような作用を図3を参照して説明す
る。上記のような突条3の縁部における大きな接触圧力
は、靴のゴム底Sの局部的な変形の態様によって生じ
る。すなわち、ゴム底Sは局部的には弾性変形が可能で
あるが、全体としてはある程度の剛性が得られるように
十分な厚さを有するか、ないしは補強がなされている。
したがって、上記の突条3の部分に作用する単位面積あ
たりの荷重つまり荷重圧力と、溝部4の部分に作用する
荷重圧力は略等しい。このため、上記の突条3の部分に
当たるゴム底Sの下面近傍部分は、上方に凹陥して圧縮
変形する一方、溝部4に対応するゴム底Sの部分にも上
記のように等しい荷重圧力が作用するので、この部分の
ゴム底Sの下面近傍部分は下方に膨らんで膨出変形す
る。
【0023】このような上方への圧縮変形と下方への膨
出変形が生じる境界部分、すなわち突条3の縁部に対応
したゴム底Sの部分では、これらの変形荷重の合力とし
て斜め方向の荷重が作用し、この部分のゴム底Sの下面
近傍部分はこの突条3の縁部に斜めに強く押圧され、こ
の縁部に食い込む。このような現象は、尖鋭な縁部を有
する突部の上に平坦なゴム板を置き、平均した圧力を加
えた際に、このゴム板にこの突部の縁部に対応して細い
線状の圧痕が生じる現象と同じである。
【0024】したがって、この突条3の縁部の部分で
は、局部的に大きな接触圧力が得られ、これらの間に介
在する水膜が排除され、ゴム底Sとの直接的な接触が達
成される。そして、この直接的な接触による摩擦力によ
り、これらベアリングバー2の長手方向に対しても十分
なすべり止めの効果が達成できる。
【0025】上記のような突条3の縁部での局部的な接
触圧力を最大にするには、この突条3の部分の上方への
圧縮変形荷重と、溝部4における下方への膨出変形荷重
を等しくすれば良い。この場合には、この突条3の縁部
に対応するゴム底Sの下面近傍部分は、上下方向に対し
て45°の角度でこの縁部に押し付けられ、この場合が
この局部的な押圧荷重圧力が最大であり、最大の摩擦力
が得られる。そして、この縁部に最大の局部的な押圧荷
重圧力を発生させるには、突条3の幅Wと、これら突条
3間に形成される溝部4の幅Pとを等しくすればよい。
よって、この場合にW/Pを1.0に設定すれば、最大
のすべり止め効果が得られる。
【0026】しかし、実際のゴム底Sでは、この溝部4
に対応する部分のゴム底Sが全体的に多少変形してしま
うため、この溝部4に対応した部分に作用する荷重圧力
は小さくなる。したがって、この突条3の縁部におい
て、ゴム底Sとの間で最大の局部的な押圧荷重圧力を発
生させる領域はW/Pが1.0以下である。
【0027】また、上記の溝部4の幅Pが広いと、この
部分でゴム底Sが全体的に湾曲変形し、この溝部4に対
応したゴム底Sの部分の荷重圧力は小さくなり、またこ
の溝部4に対応したゴム底の下面が緩やかに膨出変形し
てしまうので、上記のような突条3の縁部における局部
的な押圧荷重圧力は大幅に減少し、水膜を排除するに足
る圧力は発生できない。
【0028】ところで、本発明者等の経験および実験の
結果によれば、従来からこの実施形態のようなグレーチ
ングにおいて、市販されている靴のうちで底の薄い靴で
あっても各ベアリングバー2の存在が足裏に感じない限
界、つまりベアリングバー2の間の部分の靴底が足裏に
感じる程度まで全体的に変形してしまう限界は、このベ
アリングバー2の間の間隔が約10mmの場合である。
よって、上記の溝部4の幅Pを10mm以下に設定して
おけば、底の薄い靴であっても、この溝部4の部分にお
いてゴム底Sが全体的に変形してしまうことが実質的に
防止できる。
【0029】よって、上述の如くベアリングバー2の上
面に一対の突条3およびこれらの間に溝部4を形成して
おき、この突条3の幅Wと溝部4の幅PをW/P≦1.
0とし、かつ溝部4の幅Pを10mm以下に設定してお
けば、これらの突条3の縁部において局部的に最大の押
圧荷重圧力が生じてこれらの間の水膜を確実に排除し、
高い摩擦力およびすべり止めの効果を達成することがで
きる。
【0030】また、このような構成は、突条3および溝
部4の形状が単純であるので、矩形断面のベアリングバ
ー2の材料となる帯材の短尺面をロール成型することに
よって簡単かつ能率的にこれら突条3および溝部4を形
成することができ、製造が容易である。
【0031】また、上記のように突条3および溝部4の
形状が単純であるので、これらを形成する際の材料の流
れが良好である。よって、このベアリングバー2がステ
ンレス鋼等の加工性の低い材料で形成されている場合で
あっても、材料の流れが良好で、この突条3の縁部が丸
みを帯びることがなく、この部分におけるゴム底との局
部的な押圧荷重圧力をより大きくでき、より高いすべり
止め効果を発揮させることができる。
【0032】また、本発明は突条の縁部に発生する局部
的な押圧荷重圧力により高いすべり止め効果を得るもの
であるから、この突条の断面形状そのものは尖鋭な形状
にする必要はなく、これらの突条3に靴底が引っ掛かる
ようなこともない。
【0033】なお、上記のような突条3は、このグレー
チングの枠部材1の上面にも形成してもよく、このよう
に構成すれば、より大きなすべり止め効果が得られる。
また、このグレーチングがたとえばU字状の溝蓋など、
その平面形状が細長形状をなし、枠部材1が長くベアリ
ングバー2が短いものでは、この長い枠部材1に沿って
すべり易くなるので、この枠部材1にのみ上記のような
突条3を形成してもよい。
【0034】なお、本発明は上記の第1の実施形態には
限定されない。たとえば図4には本発明の第2の実施形
態を示す。このものは、突条3aを山形とし、その頂部
すなわち縁部における局部的な押圧荷重圧力をより大き
くしたものである。
【0035】また、図5には第3の実施形態を示す。こ
のものは、突条3を3本とし、これらの間に2本の溝部
4を形成したもので、ベアリングバー2の厚さが厚い場
合に適する実施形態である。
【0036】また、図6は第4の実施形態を示し、この
ものは断面がI字状等の型材をベアリングバー2aとし
て使用した場合において、その上面に一対の突条3と、
これらの間に溝部4を形成した場合のものである。
【0037】また、図7は第5の実施形態を示し、この
ものは断面がI字状等の型材をベアリングバー2bとし
て使用した場合において、その上面に4本の突条3と、
これらの間に3本の溝部4を形成した場合のものであ
る。
【0038】また、図8ないし図11には本発明の第6
の実施形態を示す。このものは、上記の突条3に所定の
間隔で複数の凹部5を形成し、この突条3の側面形状を
歯状にしたものである。このものは、突条3が歯状をな
しているので、上記のような突条3の縁部での摩擦力に
加えて、ゴム底がこの歯状の突条3に食い込むことによ
るすべり止めの効果を得ることができる。
【0039】なお、これらの凹部5は、前述の第1の実
施形態と同様な方法によってロールにより突条3を形成
した後に、歯車状のフオーミングロールによってこの突
条に複数の凹部5を形成することによって製造される。
【0040】なお、この実施形態の場合に、上記の凹部
5によって溝部4内の雨水の排水を促進することがで
き、このような点からは図9の(a)に示すように、こ
の溝部4の底面と凹部5の底部との段差Dは低い方が良
く、図9の(b)に示すように、この段差Dは無い方が
好ましい。
【0041】また、この実施形態の場合に、図10に示
すように上記の凹部5を形成するフオーミングロール6
として、中央部に略台形の突条部8、その両側に歯部7
を有するものを使用することにより、これら凹部5を形
成する際に突条3の外側縁部にエッジ部10を突出さ
せ、この部分における局部的な押圧荷重圧力をより大き
くするようにしてもよい。
【0042】また、図11に示すように、このフオーミ
ングロール6として、両側に突条部9、中央部に歯部7
を有するものを使用し、これら凹部5を形成する際に突
条3の内側縁部にエッジ部10を突出させ、この部分に
おける局部的な押圧荷重圧力をより大きくするようにし
ても良い。
【0043】また、図12に示す第7の実施形態のよう
に、突条3に矩形の凹部5aを形成し、この突条3の側
面形状を歯状に形成してもよい。また、図13には本発
明の第8の実施形態を示す。このものは、前記の第1の
実施形態のベアリングバー2の溝部4の底部に蓄光材料
12を被着したものである。なお、この場合に、この蓄
光材料12の上面は突条3の上面より低くしてあること
はもちろんである。
【0044】このものは、前記の第1の実施形態と同様
にすべり止めの効果が大きいとともに、夜間等におい
て、この蓄光材料12から放射される光により、このグ
レーチングの位置を視認することができる。したがっ
て、道路の側溝の蓋、または歩行部分、ケーブルピット
の蓋等にこのようなグレーチングを使用すれば、夜間や
停電時にこれらグレーチングを敷設してある位置が視認
でき、誘導路、避難路として使用することが可能とな
る。
【0045】また、上記の蓄光材料12は溝部4の底面
に被着されているので、このベアリングバー2の上を歩
行してもこの蓄光材料12が摩耗したり剥離したりする
ことが防止され、耐久性が高い。
【0046】また、図14には第9の実施形態を示し、
このものは、前述の図8に示す第6の実施形態のものの
溝部4の底部に蓄光材料12を被着したもので、その作
用効果はこの第6の実施形態および上記の第8の実施形
態と同様である。なお、この実施形態のものは、突条3
に凹部5が形成されているので、この溝部4内の雨水の
排水が良好で、この蓄光材料12の上に泥等が堆積する
ことが防止される。
【0047】また、本発明は上記のようなグレーチング
に限らず、その他のすべり止めの床用部材に適用するこ
とができる。たとえば、図15には本発明を階段の縁部
に埋設されるすべり止め部材22に適用した第10の実
施形態を示す。このすべり止め部材22には少なくとも
一対の突条3およびこれら突条3の間に形成された溝部
4を備えている。また、この実施形態では、この溝部4
の底部に蓄光材料12が被着されており、夜間等におい
てこの蓄光材料12から放射される光により、この階段
の縁部が視認でき、安全性が高い。
【0048】また、図16には本発明をすべり止めマッ
ト等のすべり止め床部材32に適用した第11の実施形
態を示す。このものは、床部材32の上面に複数の突条
3と、これらの間に溝部4とを形成したもので、これら
の溝部4の底部には蓄光材料12が被着されている。
【0049】このものは、すべり止めの床部材として高
いすべり止めの効果を発揮することができるとともに、
夜間、停電時等に上記の蓄光材料12から放射される光
によりこの床部材32の位置を視認することができ、こ
のような床部材32を敷設することにより、誘導路、避
難路を形成することが可能である。
【0050】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば突条の縁部
においてゴム底との間の局部的な押圧荷重圧力を最大に
することができ、この部分においてゴム底との間に介在
される水膜を排除し、高い摩擦力を生じさせることがで
き、高い滑り止め効果を発揮できる。また、本発明のも
のは単純な突条と溝部を形成するだけでよく、加工性の
悪いステンレス鋼材料を使用した場合でも容易かつ安価
に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のグレーチングの平面図。
【図2】第1の実施形態のグレーチングのベアリングバ
ーの一部の斜視図。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図。
【図4】第2の実施形態のベアリングバーの断面図。
【図5】第3の実施形態のベアリングバーの断面図。
【図6】第4の実施形態のベアリングバーの断面図。
【図7】第5の実施形態のベアリングバーの断面図。
【図8】第6の実施形態のベアリンクバーの一部の斜視
図。
【図9】図8の9−9線に沿う断面図。
【図10】ベアリングバーの加工方法を説明する断面
図。
【図11】ベアリングバーの加工方法を説明する断面
図。
【図12】第7の実施形態のベアリングバーの一部の斜
視図。
【図13】第8の実施形態のベアリングバーの一部の斜
視図。
【図14】第9の実施形態のベアリングバーの一部の斜
視図。
【図15】第10の実施形態の階段のすべり止め部材の
斜視図。
【図16】第11の実施形態のすべり止め床部材の斜視
図。
【符号の説明】
2、2a,2b ベアリングバー 3,3a 突条 4 溝部 5,5a 凹部 12 蓄光材料

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に複数の突条を突設するとともにこ
    れら突条の間に溝部を形成し、上記の突条の幅をW、上
    記の溝部の幅をPとしたとき、この溝部の幅Pを10m
    m以下とし、かつW/P≦1.0としたことを特徴とし
    たことを特徴とする床用部材。
  2. 【請求項2】 前記の突条は、断面形状が略矩形のもの
    であることを特徴とする請求項1の床用部材。
  3. 【請求項3】 前記の床用部材は金属製の枠部材内に金
    属製の複数のベアリングバーを配列したグレーチングで
    あり、前記の突条は上記のベアリングバーまたは上記の
    枠部材の少なくともいずれかの上面に一体に突設された
    ものであることを特徴とする請求項1の床用部材。
  4. 【請求項4】 前記の突条は前記の各ベアリングバーの
    両縁部に突設された一対の突条であることを特徴とする
    請求項3の床用部材。
  5. 【請求項5】 前記の突条には複数の凹部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1の床用部材。
  6. 【請求項6】 前記の溝部の底部には蓄光材料が被着さ
    れていることを特徴とする請求項1の床用部材。
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JP8253412A Pending JPH10102746A (ja) 1996-09-25 1996-09-25 床用部材

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004278284A (ja) * 2003-02-28 2004-10-07 Toto Ltd 樹脂マット
JP2008290404A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panefuri Kogyo Kk 木口材

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