JPH10292607A - 床部材 - Google Patents
床部材Info
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- JPH10292607A JPH10292607A JP10186497A JP10186497A JPH10292607A JP H10292607 A JPH10292607 A JP H10292607A JP 10186497 A JP10186497 A JP 10186497A JP 10186497 A JP10186497 A JP 10186497A JP H10292607 A JPH10292607 A JP H10292607A
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- ridges
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】十分な滑り止め効果を有するとともに靴底の引
っ掛かりを防止して歩行感の良好なグレーチング構造の
床部材を提供する。 【解決手段】ベアリングバー2の上面に、少なくとも2
方向に交差する稜線部5,6を有する突部3を突設し、
2方向の稜線部5,6で滑り止め効果の異方性の調整を
行うとともに、これら稜線部5,6およびその交差部の
角部7で大きな滑り止め効果を発揮させ、突部3の高さ
を低くして靴底の引っ掛かりを防止して歩行感を向上さ
せる。
っ掛かりを防止して歩行感の良好なグレーチング構造の
床部材を提供する。 【解決手段】ベアリングバー2の上面に、少なくとも2
方向に交差する稜線部5,6を有する突部3を突設し、
2方向の稜線部5,6で滑り止め効果の異方性の調整を
行うとともに、これら稜線部5,6およびその交差部の
角部7で大きな滑り止め効果を発揮させ、突部3の高さ
を低くして靴底の引っ掛かりを防止して歩行感を向上さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばステンレ
ス鋼製の溝蓋、ます蓋等のグレーチングや、玄関マッ
ト、格子状床部材等、複数の棒状部材を所定の間隔で配
列した構造をなすグレーチング構造の床部材に関する。
さらに特定すれば、本発明は上記のような床部材におい
て、その棒状部材の上面の滑り止め効果および歩行感を
向上させた床部材に関する。
ス鋼製の溝蓋、ます蓋等のグレーチングや、玄関マッ
ト、格子状床部材等、複数の棒状部材を所定の間隔で配
列した構造をなすグレーチング構造の床部材に関する。
さらに特定すれば、本発明は上記のような床部材におい
て、その棒状部材の上面の滑り止め効果および歩行感を
向上させた床部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、排水溝を覆う溝蓋、排水ます
を覆うます蓋等は、複数の棒状部材すなわちベアリング
バーを所定間隔で配列したグレーチングと称される格子
構造をなしている。この他にも、たとえばステンレス鋼
製の玄関マット、あるいは排水用の床部材等は、同様な
グレーチングの構造をなしている。
を覆うます蓋等は、複数の棒状部材すなわちベアリング
バーを所定間隔で配列したグレーチングと称される格子
構造をなしている。この他にも、たとえばステンレス鋼
製の玄関マット、あるいは排水用の床部材等は、同様な
グレーチングの構造をなしている。
【0003】ところで、このようなグレーチング構造の
床部材は、特に雨天等このベアリングバーが濡れている
場合にゴム底の靴で歩行すると、この靴底とベアリング
バーの上面との間に水膜が形成され、滑りやすい。この
ため、従来からこのベアリングバーの上面に凹凸を形成
し、滑り止め効果を高めることがなされている。
床部材は、特に雨天等このベアリングバーが濡れている
場合にゴム底の靴で歩行すると、この靴底とベアリング
バーの上面との間に水膜が形成され、滑りやすい。この
ため、従来からこのベアリングバーの上面に凹凸を形成
し、滑り止め効果を高めることがなされている。
【0004】この凹凸による滑り止め作用は、靴底がこ
の凹凸に対応して変形した状態で水平方向に移動しよう
とすると、この凹凸が靴底を変形させながら相対的に移
動することになり、この変形抵抗により滑り止め作用が
生じるものであるが、この凹凸の突部の縁部における水
膜排除作用によっても生じることが判明した。
の凹凸に対応して変形した状態で水平方向に移動しよう
とすると、この凹凸が靴底を変形させながら相対的に移
動することになり、この変形抵抗により滑り止め作用が
生じるものであるが、この凹凸の突部の縁部における水
膜排除作用によっても生じることが判明した。
【0005】本発明者等は、平成8年9月25日に出願
した特願平8−253412号において、突条等の突部
の縁部における水膜排除作用を利用した滑り止め効果の
高い床用部材を提案した。この縁部における水膜排除作
用は、突条部の縁部すなわち稜線部においては、靴底と
の間で局部的に大きな荷重が発生し、この大きな局部荷
重により水膜が効果的に排除され、この部分において乾
燥状態と同等の摩擦係数が得られるものである。
した特願平8−253412号において、突条等の突部
の縁部における水膜排除作用を利用した滑り止め効果の
高い床用部材を提案した。この縁部における水膜排除作
用は、突条部の縁部すなわち稜線部においては、靴底と
の間で局部的に大きな荷重が発生し、この大きな局部荷
重により水膜が効果的に排除され、この部分において乾
燥状態と同等の摩擦係数が得られるものである。
【0006】したがって、滑り止め効果は、上記のよう
に突部の稜線部において効果的に生じるものであり、当
然ながらその突部の突出高さが高く、かつその稜線部が
尖鋭である方が滑り止め効果が高い。しかし、実際に人
が歩行する場合には、足を踏み出す際、および踏み出し
た足を着地する際に、靴底が床面との間で多少摺動す
る。この場合に、上記のように突部の突出高さが高く、
その稜線部が尖鋭であると、本来ならば靴底が床面に対
して摺動すべき時にもこの縁部が靴底に食い込んで大き
な変形抵抗が生じ、これが靴底が引っ掛かるような歩行
感を与え、かえって歩行の円滑さを損なう。
に突部の稜線部において効果的に生じるものであり、当
然ながらその突部の突出高さが高く、かつその稜線部が
尖鋭である方が滑り止め効果が高い。しかし、実際に人
が歩行する場合には、足を踏み出す際、および踏み出し
た足を着地する際に、靴底が床面との間で多少摺動す
る。この場合に、上記のように突部の突出高さが高く、
その稜線部が尖鋭であると、本来ならば靴底が床面に対
して摺動すべき時にもこの縁部が靴底に食い込んで大き
な変形抵抗が生じ、これが靴底が引っ掛かるような歩行
感を与え、かえって歩行の円滑さを損なう。
【0007】また、グレーチングでは、それ自体でこの
ベアリングバーの長手方向には滑りやすくかつ直交する
方向に滑り難い等、滑り止め作用に異方性がある。この
ため、このグレーチング上を歩行する方向によって靴底
がどの方向に滑りやすくどの方向に引っ掛かりやすいか
が変化するため、一般にグレーチングはその上の歩行感
が悪い。
ベアリングバーの長手方向には滑りやすくかつ直交する
方向に滑り難い等、滑り止め作用に異方性がある。この
ため、このグレーチング上を歩行する方向によって靴底
がどの方向に滑りやすくどの方向に引っ掛かりやすいか
が変化するため、一般にグレーチングはその上の歩行感
が悪い。
【0008】また、上記のように稜線部が尖鋭な突部を
形成するには、ローレット加工等の塑性加工では困難で
あるため、切削加工等を行わなければならず、コストが
上昇するという不具合もある。
形成するには、ローレット加工等の塑性加工では困難で
あるため、切削加工等を行わなければならず、コストが
上昇するという不具合もある。
【0009】このような不具合を解消するには、突部の
突出高さを低くし、かつその稜線部を過度に尖鋭にしな
い方が好ましい。しかし、このようにすると、当然なが
ら上述した変形抵抗や水膜排除作用が低下し、滑り止め
の効果が減少する。
突出高さを低くし、かつその稜線部を過度に尖鋭にしな
い方が好ましい。しかし、このようにすると、当然なが
ら上述した変形抵抗や水膜排除作用が低下し、滑り止め
の効果が減少する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の事情
に基づいてなされたもので、上記のような構造の床部材
において、突部の突出高さを低くしかつ縁部を過度に尖
鋭にしなくても十分な滑り止め効果を発揮でき、靴底の
引っ掛かりを防止して安定した歩行感を与えることがで
き、また製造が容易で低いコストで製造することができ
る床部材を提供するものである。
に基づいてなされたもので、上記のような構造の床部材
において、突部の突出高さを低くしかつ縁部を過度に尖
鋭にしなくても十分な滑り止め効果を発揮でき、靴底の
引っ掛かりを防止して安定した歩行感を与えることがで
き、また製造が容易で低いコストで製造することができ
る床部材を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数の棒状部材を所定の間隔で配列した床部材であ
って、上記の棒状部材の上面には少なくとも2方向に交
差する稜線部を有する突部が形成されていることを特徴
とするものである。
は、複数の棒状部材を所定の間隔で配列した床部材であ
って、上記の棒状部材の上面には少なくとも2方向に交
差する稜線部を有する突部が形成されていることを特徴
とするものである。
【0012】この稜線部は、上述のように滑り止め効果
の高いものであるが、この稜線部と交差する方向には大
きな滑り止め効果があるが、稜線部に沿った方向には滑
り止め効果が比較的小さい。しかし、これらの稜線部は
2方向に交差しているので、全ての方向に安定した滑り
止め効果が得られ、またこれら2方向の稜線部の長さの
割合を適宜設定することにより、グレーチング自体の滑
り止め作用の異方性を解消して良好な歩行感を得ること
もできる。
の高いものであるが、この稜線部と交差する方向には大
きな滑り止め効果があるが、稜線部に沿った方向には滑
り止め効果が比較的小さい。しかし、これらの稜線部は
2方向に交差しているので、全ての方向に安定した滑り
止め効果が得られ、またこれら2方向の稜線部の長さの
割合を適宜設定することにより、グレーチング自体の滑
り止め作用の異方性を解消して良好な歩行感を得ること
もできる。
【0013】そして、これら稜線部の交差した部分で
は、平面形状が多角形の突部の場合には2つの稜線およ
び側面の交わる角部、互いに交差する突条部にあっては
2つの稜線および側面の交わる隅部が形成される。この
ような角部および隅部では、靴底との間に特に集中した
局部的な大きな荷重が生じ、かつこれらの部分における
靴底の変形抵抗も大きい。
は、平面形状が多角形の突部の場合には2つの稜線およ
び側面の交わる角部、互いに交差する突条部にあっては
2つの稜線および側面の交わる隅部が形成される。この
ような角部および隅部では、靴底との間に特に集中した
局部的な大きな荷重が生じ、かつこれらの部分における
靴底の変形抵抗も大きい。
【0014】したがって、突部の高さを低くし、また稜
線部を過度に尖鋭にしなくても十分な滑り止め効果が得
られ、靴底の引っ掛かりを防止し、安定した歩行感を与
えることができる。また、突部の高さが低くてもよく、
また稜線部を過度に尖鋭にしなくても済むので、この棒
状部材がステンレス鋼材料等の硬質の金属材料で形成さ
れている場合でも、この棒状部材の上面をロール等によ
り圧印塑性加工を行うことができ、このような突部を簡
単に形成することができ、製造が簡単でコストも低減す
ることができる。
線部を過度に尖鋭にしなくても十分な滑り止め効果が得
られ、靴底の引っ掛かりを防止し、安定した歩行感を与
えることができる。また、突部の高さが低くてもよく、
また稜線部を過度に尖鋭にしなくても済むので、この棒
状部材がステンレス鋼材料等の硬質の金属材料で形成さ
れている場合でも、この棒状部材の上面をロール等によ
り圧印塑性加工を行うことができ、このような突部を簡
単に形成することができ、製造が簡単でコストも低減す
ることができる。
【0015】また、請求項2に記載の本発明は、前記の
棒状部材は金属材料で形成されており、その上面は剪断
により切断された面であり、かつこの剪断の際に破断し
た破断粗面部を有しており、この破断粗面部が前記の突
部の上面に残されていることを特徴とするものである。
したがって、この突条の上面の微細な凹凸の破断粗面部
により、滑り止め効果や歩行感がより高く、また製造も
容易である。
棒状部材は金属材料で形成されており、その上面は剪断
により切断された面であり、かつこの剪断の際に破断し
た破断粗面部を有しており、この破断粗面部が前記の突
部の上面に残されていることを特徴とするものである。
したがって、この突条の上面の微細な凹凸の破断粗面部
により、滑り止め効果や歩行感がより高く、また製造も
容易である。
【0016】また、請求項3に記載の本発明は、前記の
突部はその平面形状が多角形をなしており、少なくとも
2方向の稜線部とこれら稜線部が交差する角部が形成さ
れていることを特徴とするものである。したがって、こ
の角部と靴底の間に大きな局部的荷重が作用するととも
に、この角部において靴底が局部的に大きく変形し、高
い滑り止め効果が得られる。
突部はその平面形状が多角形をなしており、少なくとも
2方向の稜線部とこれら稜線部が交差する角部が形成さ
れていることを特徴とするものである。したがって、こ
の角部と靴底の間に大きな局部的荷重が作用するととも
に、この角部において靴底が局部的に大きく変形し、高
い滑り止め効果が得られる。
【0017】また、請求項4に記載の本発明は、前記の
突部は互いに交差する複数の突条部であり、これらの突
条部の稜線部はこれらの突条部の交差部において互いに
交差して隅部が形成されていることを特徴とするもので
ある。したがって、この隅部と靴底の間に大きな局部的
荷重が作用するとともに、この隅部において靴底が局部
的に大きく変形し、高い滑り止め効果が得られる。
突部は互いに交差する複数の突条部であり、これらの突
条部の稜線部はこれらの突条部の交差部において互いに
交差して隅部が形成されていることを特徴とするもので
ある。したがって、この隅部と靴底の間に大きな局部的
荷重が作用するとともに、この隅部において靴底が局部
的に大きく変形し、高い滑り止め効果が得られる。
【0018】また、請求項5に記載の本発明は、前記の
互いに交差する突条部は、その突出高さが相違している
ことを特徴とするものである。したがって、高さが高い
突条部の方が滑り止め効果が高く、これら交差する突条
部の稜線部の長さの差に対応してこれら突条部の高さを
変え、全ての方向に一定の滑り止め効果を与えたり、ま
た逆に任意の方向に大きな滑り止め効果を与えたりする
ことができ、設計の自由度が大きくなる。
互いに交差する突条部は、その突出高さが相違している
ことを特徴とするものである。したがって、高さが高い
突条部の方が滑り止め効果が高く、これら交差する突条
部の稜線部の長さの差に対応してこれら突条部の高さを
変え、全ての方向に一定の滑り止め効果を与えたり、ま
た逆に任意の方向に大きな滑り止め効果を与えたりする
ことができ、設計の自由度が大きくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態を説明する。これらの実施形態のものは、本発明を
ステンレス鋼製のグレーチングに適用した場合のもので
ある。図1ないし図5には、本発明の第1の実施形態を
示す。図1は、このグレーチングの全体を示し、このグ
レーチングは枠部材1に複数の棒状部材すなわちベアリ
ングバー2を所定間隔で配列したものである。なお、こ
れら枠部材1およびベアリングバー2はいずれも図2に
示すようにステンレス鋼材料からなる断面矩形の帯板材
から構成されているものである。
形態を説明する。これらの実施形態のものは、本発明を
ステンレス鋼製のグレーチングに適用した場合のもので
ある。図1ないし図5には、本発明の第1の実施形態を
示す。図1は、このグレーチングの全体を示し、このグ
レーチングは枠部材1に複数の棒状部材すなわちベアリ
ングバー2を所定間隔で配列したものである。なお、こ
れら枠部材1およびベアリングバー2はいずれも図2に
示すようにステンレス鋼材料からなる断面矩形の帯板材
から構成されているものである。
【0020】そして、これらのベアリングバー2および
必要に応じて枠部材1の上面には、図3に示すような複
数の突部3が形成されている。これらの突部3は、この
ベアリングバー2の両側縁部に沿って2列に配列されて
おり、複数のものが所定間隔でベアリングバー2の長手
方向に配列されている。また、この実施形態では、この
ベフリングバー2の上面の中央部には長手方向に沿った
溝部4が形成されている。
必要に応じて枠部材1の上面には、図3に示すような複
数の突部3が形成されている。これらの突部3は、この
ベアリングバー2の両側縁部に沿って2列に配列されて
おり、複数のものが所定間隔でベアリングバー2の長手
方向に配列されている。また、この実施形態では、この
ベフリングバー2の上面の中央部には長手方向に沿った
溝部4が形成されている。
【0021】上記の突部3は、その平面形状が多角形例
えば矩形で、また断面形状が台形をなしている。そし
て、その上面の縁部は互いに交差たとえば直交する比較
的尖鋭な稜線部5、6が形成されている。また、これら
の稜線部5,6が交差する部分は、比較的尖鋭な角部7
に形成されている。
えば矩形で、また断面形状が台形をなしている。そし
て、その上面の縁部は互いに交差たとえば直交する比較
的尖鋭な稜線部5、6が形成されている。また、これら
の稜線部5,6が交差する部分は、比較的尖鋭な角部7
に形成されている。
【0022】なお、実際の製品では、このベアリングバ
ー2の上面の幅は5.0mm、各突部3の突出高さhは
約0.5〜0.7mm程度の微細な凹凸である。また、
この実施形態では、突部3の上面は破断粗面部12に形
成されており、この破断粗面部12は以下のようにして
形成される。まず、これらのベアリングバー2は、図4
に示すように、所定厚さのステンレス鋼板を剪断金型1
0,11により所定幅に剪断して製造される。このよう
な剪断による切断の際には、その切断面にはステンレス
鋼材料のすべり転移により剪断された比較的滑らかな剪
断面とともに、剪断荷重により破断された微細な粗面で
ある破断粗面部12が形成される。そして、この実施形
態の場合には、たとえば上記の剪断金型10,11の間
のクリアランスcを意識的に大きく設定する等の手段に
より、この破断粗面部12が広い部分にわたって形成さ
れるようにして切断する。
ー2の上面の幅は5.0mm、各突部3の突出高さhは
約0.5〜0.7mm程度の微細な凹凸である。また、
この実施形態では、突部3の上面は破断粗面部12に形
成されており、この破断粗面部12は以下のようにして
形成される。まず、これらのベアリングバー2は、図4
に示すように、所定厚さのステンレス鋼板を剪断金型1
0,11により所定幅に剪断して製造される。このよう
な剪断による切断の際には、その切断面にはステンレス
鋼材料のすべり転移により剪断された比較的滑らかな剪
断面とともに、剪断荷重により破断された微細な粗面で
ある破断粗面部12が形成される。そして、この実施形
態の場合には、たとえば上記の剪断金型10,11の間
のクリアランスcを意識的に大きく設定する等の手段に
より、この破断粗面部12が広い部分にわたって形成さ
れるようにして切断する。
【0023】そして、このようにして切断された面がこ
のベアリングバー2の上面として利用され、この上面に
は図5に示すような圧印ローラ15が転接される。この
圧印ローラ15の周面には、上記の突部3に対応した凹
凸の突部形成部13および上記の溝部4に対応した形状
の溝形成部14が設けられ、これらによって上記のベア
リングバー2の上面が圧印塑性加工され、突部3および
溝部4が形成される。この場合に、このベアリングバー
2の上面には、上述のように加工前に破断粗面部が形成
されているので、これらの突部3の上面には破断粗面部
12がそのまま残される。
のベアリングバー2の上面として利用され、この上面に
は図5に示すような圧印ローラ15が転接される。この
圧印ローラ15の周面には、上記の突部3に対応した凹
凸の突部形成部13および上記の溝部4に対応した形状
の溝形成部14が設けられ、これらによって上記のベア
リングバー2の上面が圧印塑性加工され、突部3および
溝部4が形成される。この場合に、このベアリングバー
2の上面には、上述のように加工前に破断粗面部が形成
されているので、これらの突部3の上面には破断粗面部
12がそのまま残される。
【0024】なお、この破断粗面部12は、このステン
レス鋼材料の結晶粒の境界に沿って破断した面であるた
め、結晶粒の大きさの微細な凹凸であるが、この結晶粒
の形状に対応した比較的鋭利な角部を有する凹凸が形成
されている。
レス鋼材料の結晶粒の境界に沿って破断した面であるた
め、結晶粒の大きさの微細な凹凸であるが、この結晶粒
の形状に対応した比較的鋭利な角部を有する凹凸が形成
されている。
【0025】次に、上記の第1の実施形態の作用を説明
する。上記のベアリングバー2の上面には、多数の突部
3が突設されており、これらの突部3は比較的尖鋭な稜
線部5,6を有している。これらの稜線部5,6の部分
においては、靴底との間で局部的な大きな荷重が生じ、
雨天等の濡れている場合においても、この稜線部5,6
の部分では靴底との間の水膜が確実に排除され、乾燥時
と同様の摩擦力が得られる。また、この稜線部5,6で
は、靴底が局部的に変形するので、この変形抵抗によっ
ても大きな滑り止め効果が得られる。
する。上記のベアリングバー2の上面には、多数の突部
3が突設されており、これらの突部3は比較的尖鋭な稜
線部5,6を有している。これらの稜線部5,6の部分
においては、靴底との間で局部的な大きな荷重が生じ、
雨天等の濡れている場合においても、この稜線部5,6
の部分では靴底との間の水膜が確実に排除され、乾燥時
と同様の摩擦力が得られる。また、この稜線部5,6で
は、靴底が局部的に変形するので、この変形抵抗によっ
ても大きな滑り止め効果が得られる。
【0026】上記のような稜線部5,6による滑り止め
効果は方向性があり、これら稜線部5,6と交差する方
向には比較的大きな滑り止め効果があるが、これらの稜
線部5,6に沿った方向には比較的小さな滑り止め効果
しかない。しかし、これらの稜線部5,6は互いに直交
した2方向に配列されているので、全ての方向に対し
て、ほぼ一定の安定した滑り止め効果を発揮する。
効果は方向性があり、これら稜線部5,6と交差する方
向には比較的大きな滑り止め効果があるが、これらの稜
線部5,6に沿った方向には比較的小さな滑り止め効果
しかない。しかし、これらの稜線部5,6は互いに直交
した2方向に配列されているので、全ての方向に対し
て、ほぼ一定の安定した滑り止め効果を発揮する。
【0027】また、これらの稜線部5,6は、互いに交
差した部分が比較的尖鋭な角部7として形成されてい
る。このような角部では、この稜線部5,6の中間部よ
りさらに大きな集中荷重が生じ、水膜をさらに確実に排
除するとともに、この角部7においては靴底が局部的に
大きく変形し、変形抵抗により大きな滑り止め効果が発
揮される。
差した部分が比較的尖鋭な角部7として形成されてい
る。このような角部では、この稜線部5,6の中間部よ
りさらに大きな集中荷重が生じ、水膜をさらに確実に排
除するとともに、この角部7においては靴底が局部的に
大きく変形し、変形抵抗により大きな滑り止め効果が発
揮される。
【0028】したがって、このような構成のものは、同
様の稜線部を有しているが突部が連続した突条状のもの
や、平面形状が円形等の滑らかな形状のものと比較し
て、さらに大きな滑り止め効果がある。よって、このも
のはこれら突条3の突出高さを前述のように低くし、か
つ稜線部5,6をあまり尖鋭にしなくても、十分な滑り
止め効果がある。したがって、この実施形態のように突
条3の高さを低くし、かつその稜線部5,6を過度に尖
鋭にせず、靴底の引っ掛かりを防止することができる。
様の稜線部を有しているが突部が連続した突条状のもの
や、平面形状が円形等の滑らかな形状のものと比較し
て、さらに大きな滑り止め効果がある。よって、このも
のはこれら突条3の突出高さを前述のように低くし、か
つ稜線部5,6をあまり尖鋭にしなくても、十分な滑り
止め効果がある。したがって、この実施形態のように突
条3の高さを低くし、かつその稜線部5,6を過度に尖
鋭にせず、靴底の引っ掛かりを防止することができる。
【0029】この実施形態のものは、上述のように十分
な滑り止め効果を発揮するとともに、突部3の高さが低
いので、靴底をわずかに浮かせただけで靴底と稜線部
5,6の食い込みが開放されて靴底が円滑に摺動可能と
なり、平坦でかつ十分に大きな摩擦係数の床面を歩行す
る場合に近似した円滑でかつ安定した歩行感が得られ
る。また、上記の突部3の上面は微細な凹凸の破断粗面
部12に形成されているので、滑り止め効果が大きいと
ともに、靴底がこれら突部3の上面を摺動する場合に適
切な摩擦抵抗を与え、上記のような円滑かつ安定した歩
行感をさらに効果的に与えることができる。
な滑り止め効果を発揮するとともに、突部3の高さが低
いので、靴底をわずかに浮かせただけで靴底と稜線部
5,6の食い込みが開放されて靴底が円滑に摺動可能と
なり、平坦でかつ十分に大きな摩擦係数の床面を歩行す
る場合に近似した円滑でかつ安定した歩行感が得られ
る。また、上記の突部3の上面は微細な凹凸の破断粗面
部12に形成されているので、滑り止め効果が大きいと
ともに、靴底がこれら突部3の上面を摺動する場合に適
切な摩擦抵抗を与え、上記のような円滑かつ安定した歩
行感をさらに効果的に与えることができる。
【0030】また、この実施形態のものは、2列の突部
3の間に溝部4を形成してあるので、泥等がこの溝部4
内に排除され、雨水とともに流れ去るので、泥等による
いわゆる目詰まりを防止し、滑り止め効果をさらに確実
にする。
3の間に溝部4を形成してあるので、泥等がこの溝部4
内に排除され、雨水とともに流れ去るので、泥等による
いわゆる目詰まりを防止し、滑り止め効果をさらに確実
にする。
【0031】さらに、この実施形態のものは、上述のよ
うに突部3の突出高さが低く、また稜線部5,6をあま
り尖鋭にする必要もないので、前述したように圧印ロー
ラ15による圧印塑性加工によりこれらの突部3を形成
することができ、製造が容易でコストも低減できる。ま
た、ベアリングバー2の上面を剪断する際の破断粗面を
そのまま突部3の上面に残したので、製造が容易でコス
トを上昇を招くこともない。なお、上記のような塑性加
工により突部3を形成した場合には、その稜線部5,6
はあまり尖鋭には形成できないが、上述の如くこの稜線
部5,6はあまり尖鋭にする必要はないので、支承はな
く、かつあまり尖鋭でない方が靴底の引っ掛かりが少な
くてすむ。
うに突部3の突出高さが低く、また稜線部5,6をあま
り尖鋭にする必要もないので、前述したように圧印ロー
ラ15による圧印塑性加工によりこれらの突部3を形成
することができ、製造が容易でコストも低減できる。ま
た、ベアリングバー2の上面を剪断する際の破断粗面を
そのまま突部3の上面に残したので、製造が容易でコス
トを上昇を招くこともない。なお、上記のような塑性加
工により突部3を形成した場合には、その稜線部5,6
はあまり尖鋭には形成できないが、上述の如くこの稜線
部5,6はあまり尖鋭にする必要はないので、支承はな
く、かつあまり尖鋭でない方が靴底の引っ掛かりが少な
くてすむ。
【0032】また、図6には本発明の第2の実施形態を
示す。このものは、前記のような突部23の平面形状を
ベアリングバー2の長手方向に細長い形状にしたもので
ある。このように突部23の平面形状を変えることによ
り、ベアリングバー2の長手方向の稜線部6と横断方向
の稜線部5との長さの関係を変更でき、各方向の滑り止
め効果に差を与えることができる。よって、各種の条件
に対応して、全ての方向に均一な滑り止め効果を与えた
り、また逆にグレーチング自体の滑り止め作用の異方性
に対応して滑り止め効果を方向ごとに相違させたりする
ことができ、設計の自由度が向上する。
示す。このものは、前記のような突部23の平面形状を
ベアリングバー2の長手方向に細長い形状にしたもので
ある。このように突部23の平面形状を変えることによ
り、ベアリングバー2の長手方向の稜線部6と横断方向
の稜線部5との長さの関係を変更でき、各方向の滑り止
め効果に差を与えることができる。よって、各種の条件
に対応して、全ての方向に均一な滑り止め効果を与えた
り、また逆にグレーチング自体の滑り止め作用の異方性
に対応して滑り止め効果を方向ごとに相違させたりする
ことができ、設計の自由度が向上する。
【0033】なお、この第2の実施形態のもの、および
後述する実施形態のものは、特に説明した点以外は第1
の実施形態と同様の構成で、図中で第1の実施形態と対
応する部分には同じ符号を付してその説明は省略する。
後述する実施形態のものは、特に説明した点以外は第1
の実施形態と同様の構成で、図中で第1の実施形態と対
応する部分には同じ符号を付してその説明は省略する。
【0034】また、図7には本発明の第3の実施形態を
示す。このものは、上記の第2の実施形態と同様の突部
33の上面に、さらに凹凸、たとえばベアリングバー2
の長手方向に沿った断面山形の小突条部34を形成した
ものである。このものは、これら小突条34によって、
さらに大きな滑り止め効果を発揮でき、またこれら突部
33の上面を靴底が摺動する際の摩擦係数を任意に設定
することができる。
示す。このものは、上記の第2の実施形態と同様の突部
33の上面に、さらに凹凸、たとえばベアリングバー2
の長手方向に沿った断面山形の小突条部34を形成した
ものである。このものは、これら小突条34によって、
さらに大きな滑り止め効果を発揮でき、またこれら突部
33の上面を靴底が摺動する際の摩擦係数を任意に設定
することができる。
【0035】また、図8には本発明の第4の実施形態を
示す。このものは、突部の間に溝部を形成せず、第2の
実施例と同様の突部43を3列に密集して突設したもの
である。このものは、単位面積あたりの突部43の数が
多いので、それらの角部7の数が多く、また稜線部5,
6の長さの合計も長くなるり、より大きな滑り止め効果
がある。このものは、建物内部、周囲が全て舗装されて
いる場所等、泥等による目詰まりの可能性が少ない場所
に設置するものに適している。
示す。このものは、突部の間に溝部を形成せず、第2の
実施例と同様の突部43を3列に密集して突設したもの
である。このものは、単位面積あたりの突部43の数が
多いので、それらの角部7の数が多く、また稜線部5,
6の長さの合計も長くなるり、より大きな滑り止め効果
がある。このものは、建物内部、周囲が全て舗装されて
いる場所等、泥等による目詰まりの可能性が少ない場所
に設置するものに適している。
【0036】また、図9には本発明の第5の実施形態を
示す。このものは、突部を連続した突条とし、第1の突
条部53をベアリングバー2の長手方向に沿って突設
し、また第2の突条部54をこのベアリングバー2の長
手方向と直交する方向に突設し、これらを交差させたも
のである。また、この実施形態では、第2の突条部54
は第1の突条部53よりその突出高さを高くしてあり、
この第2の突条部54の上面は第1の突条部53の上面
よりわずかに高くなっている。
示す。このものは、突部を連続した突条とし、第1の突
条部53をベアリングバー2の長手方向に沿って突設
し、また第2の突条部54をこのベアリングバー2の長
手方向と直交する方向に突設し、これらを交差させたも
のである。また、この実施形態では、第2の突条部54
は第1の突条部53よりその突出高さを高くしてあり、
この第2の突条部54の上面は第1の突条部53の上面
よりわずかに高くなっている。
【0037】このものは、これらの突条部53,54の
両側縁の稜線部55,56で滑り止め効果を発揮すると
ともに、これら突条部53,54の交差部分に隅部58
が形成され、これらの隅部58において大きな滑り止め
効果を発揮する。すなわち、これらの隅部58において
は、その隅奥部まで密接するように靴底が食い込むこと
がないので、その分だけこの隅奥部の近傍において稜線
部55,56と靴底との間で大きな局部的な荷重が作用
し、確実な水膜排除作用をなす。また、この隅部58で
は、方向の相違する稜線部55,56が近接しているの
で、この隅部58の部分に食い込んだ靴底の小部分は2
方向に拘束され、この靴底が水平に移動する際の変形抵
抗が極めて大きい。よって、この隅部58において大き
な滑り止め効果が発揮される。また、この実施形態で
は、第2の突条部54の両端部に角部57が形成され、
これも大きな滑り止め効果を発揮する。
両側縁の稜線部55,56で滑り止め効果を発揮すると
ともに、これら突条部53,54の交差部分に隅部58
が形成され、これらの隅部58において大きな滑り止め
効果を発揮する。すなわち、これらの隅部58において
は、その隅奥部まで密接するように靴底が食い込むこと
がないので、その分だけこの隅奥部の近傍において稜線
部55,56と靴底との間で大きな局部的な荷重が作用
し、確実な水膜排除作用をなす。また、この隅部58で
は、方向の相違する稜線部55,56が近接しているの
で、この隅部58の部分に食い込んだ靴底の小部分は2
方向に拘束され、この靴底が水平に移動する際の変形抵
抗が極めて大きい。よって、この隅部58において大き
な滑り止め効果が発揮される。また、この実施形態で
は、第2の突条部54の両端部に角部57が形成され、
これも大きな滑り止め効果を発揮する。
【0038】また、この実施形態のものは、第2の突条
部54の突出高さが高いので、第1の突条部53と比較
してこの第2の突条部54の方がより大きな滑り止め効
果がある。この実施形態の場合には、この第2の突条部
54の長さの方が第1の突条部53の長さより短いの
で、この長さの差をこの突出高さの差による滑り止め効
果の差で相殺し、全ての方向に均一な滑り止め効果を発
揮することができる。もちろん、このような突出高さの
差による滑り止め効果の差により、滑り止め効果に異方
性を与えることもでき、設計の自由度が向上する。
部54の突出高さが高いので、第1の突条部53と比較
してこの第2の突条部54の方がより大きな滑り止め効
果がある。この実施形態の場合には、この第2の突条部
54の長さの方が第1の突条部53の長さより短いの
で、この長さの差をこの突出高さの差による滑り止め効
果の差で相殺し、全ての方向に均一な滑り止め効果を発
揮することができる。もちろん、このような突出高さの
差による滑り止め効果の差により、滑り止め効果に異方
性を与えることもでき、設計の自由度が向上する。
【0039】また、図10には本発明の第6の実施形態
を示す。このものは、上述の第5の実施形態と同様に第
1の突条部63および第2の突条部64を交差して形成
したものであるが、この第1の突条部63と第2の突条
部64の突出高さおよび幅を等しくしたものである。
を示す。このものは、上述の第5の実施形態と同様に第
1の突条部63および第2の突条部64を交差して形成
したものであるが、この第1の突条部63と第2の突条
部64の突出高さおよび幅を等しくしたものである。
【0040】この実施形態のものは、これら突条部6
3,65の上面が同一平面になるが、これらの稜線部6
5,66が直接交差して隅部68を形成するので、この
隅部68において靴底がより局部的に食い込み、大きな
滑り止め効果を発揮する。
3,65の上面が同一平面になるが、これらの稜線部6
5,66が直接交差して隅部68を形成するので、この
隅部68において靴底がより局部的に食い込み、大きな
滑り止め効果を発揮する。
【0041】また、この実施形態のものは、上記のよう
に突条部63,65の上面が同一平面であるので、これ
らの上を靴底が摺動する際により円滑でかつ安定してお
り、歩行感が良好である。
に突条部63,65の上面が同一平面であるので、これ
らの上を靴底が摺動する際により円滑でかつ安定してお
り、歩行感が良好である。
【0042】また、図11には本発明の第7の実施形態
を示す。この実施形態のものは、上記の第6の実施形態
と同様な構成であるが、第1の突条部73の幅と第2の
突条部74の幅を相違させ、第2の突条部74の幅を広
くしたものである。
を示す。この実施形態のものは、上記の第6の実施形態
と同様な構成であるが、第1の突条部73の幅と第2の
突条部74の幅を相違させ、第2の突条部74の幅を広
くしたものである。
【0043】このように、第1の突条部73と第2の突
条部74の幅を適宜設定することにより、稜線部75と
稜線部76の長さの割合を調整できる。また幅の広い突
条部74ではその稜線部75での靴底の食い込みが少な
くなる。また、幅の相違する突条部73,74の交差部
分では、その隅部78での滑り止め効果の方向性が変化
する。このような条件を適宜設定することにより、全て
の方向に均一な滑り止め効果を与えたり、また逆に滑り
止め効果に異方性を与えたりすることができ、設計の自
由度が向上する。
条部74の幅を適宜設定することにより、稜線部75と
稜線部76の長さの割合を調整できる。また幅の広い突
条部74ではその稜線部75での靴底の食い込みが少な
くなる。また、幅の相違する突条部73,74の交差部
分では、その隅部78での滑り止め効果の方向性が変化
する。このような条件を適宜設定することにより、全て
の方向に均一な滑り止め効果を与えたり、また逆に滑り
止め効果に異方性を与えたりすることができ、設計の自
由度が向上する。
【0044】なお、本発明は上記の実施形態にも限定さ
れない。たとえば、上記の突部の平面形状は矩形には限
定されず、三角形、五角形、その他の多角形の形状を任
意に選定することができ、このように平面形状を適宜選
定することにより、その稜線部の方向を直交する2方向
に限らず、任意の角度の任意の数の方向に配置すること
ができる。また、突条部も直交する2方向に配置したも
のには限定されず、たとえば60°の角度で交差する3
方向の突条部であっても良い等、適宜の選択が可能であ
る。
れない。たとえば、上記の突部の平面形状は矩形には限
定されず、三角形、五角形、その他の多角形の形状を任
意に選定することができ、このように平面形状を適宜選
定することにより、その稜線部の方向を直交する2方向
に限らず、任意の角度の任意の数の方向に配置すること
ができる。また、突条部も直交する2方向に配置したも
のには限定されず、たとえば60°の角度で交差する3
方向の突条部であっても良い等、適宜の選択が可能であ
る。
【0045】また、本発明は溝蓋等のグレーチングに限
らず、玄関マット、排水用床部材等、複数の棒状部材を
組み合わせたグレーチング構造の床部材一般に適用可能
なものである。
らず、玄関マット、排水用床部材等、複数の棒状部材を
組み合わせたグレーチング構造の床部材一般に適用可能
なものである。
【0046】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、突部の稜線
部は少なくとも2方向に交差しているので、全ての方向
に安定した滑り止め効果を発揮することができ、またこ
れらの稜線部の長さの割合を変え、グレーチング自体の
滑り止め作用の異方性に対応して滑り止め効果に異方性
を与えることもできる。
部は少なくとも2方向に交差しているので、全ての方向
に安定した滑り止め効果を発揮することができ、またこ
れらの稜線部の長さの割合を変え、グレーチング自体の
滑り止め作用の異方性に対応して滑り止め効果に異方性
を与えることもできる。
【0047】また、これら稜線部の交差した角部および
隅部では、靴底との間に特に集中した局部的な大きな荷
重が生じ、かつこれらの部分における靴底の変形抵抗も
大きいので、突部の高さを低くし、また稜線部を過度に
尖鋭にしなくても十分な滑り止め効果が得られ、靴底の
引っ掛かりを防止し、安定した歩行感を与えることがで
きる。
隅部では、靴底との間に特に集中した局部的な大きな荷
重が生じ、かつこれらの部分における靴底の変形抵抗も
大きいので、突部の高さを低くし、また稜線部を過度に
尖鋭にしなくても十分な滑り止め効果が得られ、靴底の
引っ掛かりを防止し、安定した歩行感を与えることがで
きる。
【0048】また、突部の高さが低くてもよく、また稜
線部を過度に尖鋭にしなくても済むので、この棒状部材
がステンレス鋼材料等の硬質の金属材料で形成されてい
る場合でも、この棒状部材の上面をロール等による圧印
塑性加工してこのような突部を簡単に形成することがで
き、製造が簡単でコストも低減することができる等、そ
の効果は大である。
線部を過度に尖鋭にしなくても済むので、この棒状部材
がステンレス鋼材料等の硬質の金属材料で形成されてい
る場合でも、この棒状部材の上面をロール等による圧印
塑性加工してこのような突部を簡単に形成することがで
き、製造が簡単でコストも低減することができる等、そ
の効果は大である。
【図1】本発明の第1の実施形態のグレーチングの全体
の斜視図。
の斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
【図3】図1のベアリングバーの上面の部分を拡大した
斜視図。
斜視図。
【図4】ベアリングバーの切断工程を説明する概略的な
断面図。
断面図。
【図5】突部の形成工程を説明する概略的な断面図。
【図6】第2の実施形態の斜視図。
【図7】第3の実施形態の斜視図。
【図8】第4の実施形態の斜視図。
【図9】第5の実施形態の斜視図。
【図10】第6の実施形態の斜視図。
【図11】第7の実施形態の斜視図。
2 ベアリングバー 3,23,33 突部 4,5 稜線部 7 角部 12 破断粗面部 43,53,54,63,64,73,74 稜線部 58,68,78 隅部
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の棒状部材を所定の間隔で配列した
床部材であって、上記の棒状部材の上面には少なくとも
2方向に交差する稜線部を有する突部が形成されている
ことを特徴とする床部材。 - 【請求項2】 前記の棒状部材は金属材料で形成されて
おり、その上面は剪断により切断された面であり、かつ
この剪断の際に破断した破断粗面部を有しており、この
破断粗面部が前記の突部の上面に残されていることを特
徴とする請求項1の床部材。 - 【請求項3】 前記の突部は、その平面形状が多角形を
なしており、少なくとも2方向の稜線とこれら稜線が交
差する角部が形成されていることを特徴とする請求項1
の床部材。 - 【請求項4】 前記の突部は互いに交差する複数の突条
部であり、これらの突条部の稜線はこれらの突条部の交
差部において互いに交差して隅部が形成されていること
を特徴とする請求項1の床部材。 - 【請求項5】 前記の互いに交差する突条部は、その突
出高さが相違していることを特徴とする請求項4の床部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10186497A JPH10292607A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 床部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10186497A JPH10292607A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 床部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10292607A true JPH10292607A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14311872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10186497A Pending JPH10292607A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 床部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10292607A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100419933B1 (ko) * | 2001-02-13 | 2004-02-25 | 주식회사 상원 | 그레이팅용 빔의 제조방법 |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP10186497A patent/JPH10292607A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100419933B1 (ko) * | 2001-02-13 | 2004-02-25 | 주식회사 상원 | 그레이팅용 빔의 제조방법 |
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