JPH10103082A - ディーゼルエンジンの吸気絞り装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの吸気絞り装置

Info

Publication number
JPH10103082A
JPH10103082A JP8256031A JP25603196A JPH10103082A JP H10103082 A JPH10103082 A JP H10103082A JP 8256031 A JP8256031 A JP 8256031A JP 25603196 A JP25603196 A JP 25603196A JP H10103082 A JPH10103082 A JP H10103082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle valve
flow rate
flow
throttle
bypass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8256031A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiya Katou
弓記也 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP8256031A priority Critical patent/JPH10103082A/ja
Publication of JPH10103082A publication Critical patent/JPH10103082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、全閉時流量を所定の全閉時流量
範囲内におさめながらアイドル時流量を所定のアイドル
流量範囲内に調整する。 【解決手段】 ディーゼルエンジンの吸気通路2を回動
によって開閉するスロットル弁4の開度をモータ23に
より制御するディーゼルエンジンの吸気絞り装置におい
て、流量調整手段(52)を備えるバイパス通路50を
設ける。バイパス通路50の入口50aあるいは出口5
0bをスロットル弁4の全閉時に非バイパス状態となる
位置に設ける。スロットル弁4のアイドル時には、バイ
パス通路50をバイパス流が流れる。バイパス流の流量
は流量調整手段(52)によって調整する。スロットル
弁4の全閉時には、バイパス通路50が非バイパス状態
となりバイパス流が流れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの吸気絞り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの吸気絞り装置に
は、吸気通路を回動によって開閉するスロットル弁の開
度(スロットル開度ともいう)をステップモータにより
制御するものがある(例えば特開平6−307295号
公報参照)。
【0003】また、ディーゼルエンジンの吸気絞り装置
におけるスロットル弁の位置に係る説明図を示した図9
において、スロットル弁4は、通常走行時においては図
に実線で示される全開位置と、図に一点鎖線で示される
半開位置(アイドル位置ともいう)との間で開閉し、エ
ンジン(E/Gともいう)停止時には半開位置よりさら
に閉じて図に二点鎖線で示される全閉位置(E/G停止
時位置ともいう)におかれる。なお図9において、スロ
ットル弁4はスロットル軸3に取り付けられており、ス
ロットル軸3は吸気通路2を形成するボデー本体1に回
転可能に支持されている。
【0004】前記吸気絞り装置では、ステップモータの
駆動によってスロットル弁4がステップ状に作動するた
め、吸入空気の流量特性は図10に示すようになる。図
10において、横軸はスロットル開度(deg)を表
し、縦軸は吸入空気の流量(m 3 /h)を表し、○印は
ステップモータの1ステップ毎の作動にともなう吸入空
気の流量(流量点ともいう)が表されている。
【0005】ところでディーゼルエンジンにおいては、
点火装置が特に必要ないので、エンジンを確実に停止す
るためには燃料と空気の両方を遮断するのが望ましく、
エンジン停止時にスロットル弁4を全閉とし、吸入空気
の流量を所定流量以下(この範囲を全閉時流量範囲とい
う。)、例えば3m3 /h以下(図10中、下部斜線部
参照)とする必要がある。
【0006】また排ガスを精密にコントロールすると
か、ドライバビリティを良くするためには、スロットル
弁4のアイドル位置における吸入空気の流量を所定の範
囲(この範囲をアイドル時流量範囲という。)、例えば
33〜35m3 /h(図10中、上部斜線部参照)にお
さめる必要がある。ところが上記吸気装置では、前にも
述べたようにスロットル弁4がステップ状に作動するの
で、流量点(図10中、○印参照)が階段状に変化す
る。またスロットル弁4をステップモータによってアイ
ドル位置に保持するため、ストッパ手段によって位置保
持される全閉位置の場合と比べて製品の個体差によるバ
ラツキが大きくなる。このためスロットル弁4がアイド
ル位置にありながら、流量点が前記アイドル時流量範囲
(図10中、上部斜線部参照)におさまらないといった
不具合が生じる。
【0007】上記した従来例の不具合の対策として例え
ば次の対策例が考えられる。 〔対策例1〕モータからスロットル軸に至る動力伝達経
路にギヤ伝達機構を設け、そのギヤ伝達機構のギヤ比の
設定をもって、スロットル弁4の1ステップ当たりの作
動角を小さくし、1ステップ毎の流量点の間隔をアイド
ル時流量範囲以下とする方法。 〔対策例2〕モータの構成を変えたり、駆動方法を変え
ることによって、モータの1ステップ当たりの作動角を
小さくし、1ステップ毎の流量点の間隔をアイドル時流
量範囲以下とする方法。 〔対策例3〕モータの取付位置を出力軸回りに調整する
ことにより、図11の特性図に示すように前記従来例に
おける流量点(図中、細線○印参照)を太線○印で示す
ように全体的に推移させ、従来例における流量点P1
アイドル時流量範囲内におさめる方法。 〔対策例4〕スロットル弁をバイパスするバイパス通路
を設け、そのバイパス通路を流れるバイパス流の流量を
調整スクリュで調整することにより、図12の特性図に
示すように前記従来例における流量点(図中、細線○印
参照)を太線○印で示すように全体的に上昇させ、従来
例における流量点P1 をアイドル時流量範囲内におさめ
る方法。なお流量調整手段を備えるバイパス通路を設け
るといった構成は、例えば特開昭56−115829号
公報で開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記対
策例1ではギヤ伝達機構のギヤ比がモータトルクや回転
速度との関係などによって制限されるので実用的でな
い。また対策例2ではモータ構成が複雑になるので実用
的でない。また対策例3では、モータを通電しながら取
付位置の微調整を行い、吸入空気の流量を合わせるとい
った繁雑な作業を要するので実用的でない。また対策例
4では、吸入空気の流量がスロットル開度の全域で変化
するため、全閉時の流量点P2 が全閉時流量範囲(図1
2の下部斜線部参照)から外れることがあり得ることか
ら実用的でない。上記したように対策例1〜4では、低
コストで、全閉時流量を所定の全閉時流量範囲内におさ
めながら、アイドル時流量を所定のアイドル流量範囲内
に調整することが難しいといった問題が残る。
【0009】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、低コストで、全閉時流量を所定の全閉時流量範囲内
におさめながらアイドル時流量を所定のアイドル流量範
囲内に調整することのできるディーゼルエンジンの吸気
絞り装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、ディーゼルエンジンの吸気通路を回動に
よって開閉するスロットル弁の開度をモータにより制御
するディーゼルエンジンの吸気絞り装置であって、前記
スロットル弁をバイパスするバイパス通路を設け、前記
バイパス通路にはバイパス流の流量を調整する流量調整
手段を設け、前記バイパス通路の入口あるいは出口をス
ロットル弁の全閉時に非バイパス状態となる位置に設け
たことを特徴とするディーゼルエンジンの吸気絞り装置
である。
【0011】前記請求項1記載のディーゼルエンジンの
吸気絞り装置によると、スロットル弁のアイドル時に
は、バイパス通路をバイパス流が流れるため、そのバイ
パス流の流量を流量調整手段によって調整することによ
りアイドル時流量を所定のアイドル流量範囲内におさめ
ることができる。またスロットル弁の全閉時には、バイ
パス通路が非バイパス状態となりバイパス流が流れない
ため、全閉時流量が所定の全閉時流量範囲内におさま
る。また、バイパス通路の入口あるいは出口の位置変更
といった簡単な設計変更によって対応できるので、低コ
ストで実施することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1,2につい
て順に説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1について図1〜図7を参
照して説明する。都合上、ディーゼルエンジンの吸気絞
り装置の概要について述べた後、本発明に係る要部構成
について詳述する。ディーゼルエンジンの吸気絞り装置
の正断面図を示した図1において、ほぼ円筒状のボデー
本体1はその内部に吸気通路2を形成している。ボデー
本体1には、スロットル軸3が両側壁を貫通した状態で
軸受(符号省略)を介して回転可能に支持されている。
スロットル軸3には、前記吸気通路2を開閉するスロッ
トル弁4が取り付けられている。またボデー本体1には
左右のボス部1a,1bが形成されている。右側のボス
部1bの開口側にはハウジング部1cが連設されてい
る。
【0013】図1、及び図1の左側面図を示した図2に
おいて、前記スロットル軸3の左端部には第1のレバー
7がナット8の締着により固定されている。第1のレバ
ー7は、その外周部に係合片7aと取付片7bとを有し
ている。係合片7aの先端部はボデー本体1の方(図1
において右方)へ折り曲げられる一方、取付片7bの先
端部は係合片7aとは逆方向(図1において左方)に折
り曲げられている。
【0014】図1において、前記ボデー本体1の左側の
ボス部1aには第1のスプリング9が嵌装されている。
第1のスプリング9の一方のスプリングフック9aはボ
デー本体1のスプリング止めピン10に係止され、また
他方のスプリングフック9bは第1のレバー7の係合片
7aに係止されている。第1のスプリング9は、第1の
レバー7をボデー本体1に対し弁開方向(図2において
左回り方向)に付勢する。なおスロットル軸3には、第
1のレバー7と第1のスプリング9との間に位置するス
プリングガイド11が回転可能に嵌挿されている。
【0015】図2において、ボデー本体1には、前記第
1のレバー7の係合片7aを間に前後の2個の取付突起
12,13が設けられている。前側の取付突起12には
全開ストッパねじ14がねじ付けられている。全開スト
ッパねじ14は、図2に示すように第1のレバー7の係
合片7aと当接することにより、その第1のレバー7の
弁開方向(図2において左回り方向)のそれ以上の回動
を阻止し、スロットル弁4を弁開制限位置(図2の点線
参照)で停止させる。また後側の取付突起13には全閉
ストッパねじ15がねじ付けられている。全閉ストッパ
ねじ15は、第1のレバー7の係合片7aと当接するこ
とにより、その第1のレバー7の弁閉方向(図2におい
て右回り方向)のそれ以上の回動を阻止し、スロットル
弁4を全閉位置(図2の二点鎖線参照)で停止させる。
【0016】前記第1のレバー7の取付片7bの先端部
にはスイッチ押圧ねじ16がねじ付けられている。一
方、ボデー本体1には、全開位置検出用スイッチ(全開
スイッチともいう)17が止めねじ18により取り付け
られている。全開スイッチ17は、図2に示すようにス
ロットル弁4が全開位置に位置したときにスイッチ押圧
ねじ16によって検出端17aが押圧されることによっ
てスロットル弁4の全開位置を検出し、その信号を図1
に示すエンジン制御用コンピュータ(ECUともいう)
20に入力する。ECU20は、前記全開スイッチ17
の他、図示しない各種センサ・スイッチ等からの情報を
受けて演算処理を行ない、アクセル操作及びエンジン運
転状況等に応じた駆動信号を後述するモータ23及びE
GRバルブ33の負圧制御弁40に出力する。
【0017】図1において、前記ボデー本体1のハウジ
ング部1cの開口端面には蓋板22が固定されている。
蓋板22にはステップモータ23が設置されている。ス
テップモータ23の出力軸23aは、蓋板22の貫通孔
(符号省略)を通して前記ハウジング部1c内に突出し
ており、その突出端にピニオン24を有している。
【0018】図1、及び図1のA−A線断面図を示した
図3において、前記スロットル軸3の右端部には、前記
モータ23とスロットル軸3との間の動力伝達を果たす
動力伝達手段25が組付けられている。動力伝達手段2
5は、扇形ギヤ26と第2のレバー27とからなる。
【0019】扇形ギヤ26は外周部にギヤ部26aを有
しかつ軸心部にボス部26bを有している。一方、第2
のレバー27は、ほぼU字状をなしており、扇形ギヤ2
6の両端面に面しかつ取付孔(符号省略)を有する両端
部27aとその両端部27a相互を連結する連結部27
bとを備えている。第2のレバー27の両端部27aの
間に扇形ギヤ26を配置した状態で、スロットル軸3に
第2のレバー27の両端部27a及び扇形ギヤ26のボ
ス部26bが嵌挿されている。第2のレバー27はスロ
ットル軸3にナット21の締着により固定され、扇形ギ
ヤ26はスロットル軸3及び第2のレバー27に対し抜
け止め状態で回転可能となっている。
【0020】前記扇形ギヤ26のギヤ部26aは前記モ
ータ23の出力軸23aのピニオン24と噛み合ってい
る。扇形ギヤ26におけるギヤ部26aのほぼ反対側に
位置する周面部分には係合凹溝28が形成されている。
係合凹溝28には、第2のレバー27の連結部27bが
所定角度の範囲内で相対的に回動可能に係合されてい
る。
【0021】前記扇形ギヤ26のボス部26bには第2
のスプリング29が一対のスプリングガイド30を介し
て嵌装されている。第2のスプリング29の一方のスプ
リングフック29aは前記扇形ギヤ26のスプリング止
めピン31に係止され、また他方のスプリングフック2
9bは第2のレバー27の連結部27bに係止されてい
る。
【0022】第2のスプリング29は、扇形ギヤ26を
弁開方向(図3において右回り方向)に付勢すると同時
に第2のレバー27を弁閉方向(図3において左回り方
向)に付勢する。また第2のスプリング29の付勢力
は、前記第1のスプリング9よりも大きく、また前記モ
ータ23の駆動による扇形ギヤ26の回動トルクよりも
小さく設定されている。このため、通常は、第2のスプ
リング29の付勢力によって、図3に示すように第2の
レバー27の連結部27bと扇形ギヤ26の係合凹溝2
8の弁閉側溝壁(符号、28aを付す)とが当接した状
態(この状態を動力伝達手段25のP状態という)に保
持されている。
【0023】なおボデー本体1には、スロットル弁4の
下流側において排気ガス再循環装置のEGRバルブ33
が組付けられている。図1において、EGRバルブ33
は、吸気通路2につながるEGRガス通路34の端部に
配置されたバルブシート35を開閉する弁体36を備え
ており、ダイアフラム37によって区画された負圧室3
8に導入される負圧がダイアフラムスプリング39の付
勢力より弱いときには弁体36を閉じ、その付勢力より
強いときに弁体36を開く構成となっている。負圧室3
8は、負圧制御弁40の切り換え作動によって大気ある
いは負圧源と連通する。
【0024】負圧制御弁40は、前記ECU20からの
出力信号にもとづいて切り換え作動する。すなわちEC
U20がEGRガスの導入を不要と判断したときには、
負圧制御弁40を切り換え制御して負圧室38と大気と
を連通する。これにより負圧室38に負圧が導入されな
いため、ダイアフラムスプリング39の付勢力によって
弁体36が閉じ、EGRガス通路34と吸気通路2が遮
断される。また、ECU20がEGRガスの導入を必要
と判断したときには、負圧制御弁40を切り換え制御し
て負圧室38と負圧源とを連通することにより、負圧源
からの負圧が負圧室38に導入される。するとダイアフ
ラム37に働く負圧により弁体36が開かれ、EGRガ
ス通路34と吸気通路2が連通される。そして、EGR
ガスの圧力が吸気通路2を流れる吸入空気(新気ともい
う)の圧力より高いとEGRガスが吸気通路2へ流入
し、混合気となってエンジンへ流れる。さらに、速やか
にかつ大量にEGRガスをエンジンへ流したい時には、
スロットル弁4を閉じることにより吸気通路2を流れる
新気の圧力を低くすればよい。
【0025】前記ディーゼルエンジンの吸気絞り装置に
おいて、エンジン停止時以外の通常時には、動力伝達手
段25の扇形ギヤ26と第2のレバー27とが第2のス
プリング29の付勢力によって、第2のレバー27の連
結部27bと扇形ギヤ26の係合凹溝28の弁閉側溝壁
28aとが当接したP状態に保持されている(図3及び
図4参照)。
【0026】この状態でモータ23が作動することによ
って、その駆動力が出力軸23aのピニオン24から前
記P状態の扇形ギヤ26、第2のレバー27を介してス
ロットル軸3へと伝達され、これによりスロットル弁4
が所定の開度に開閉させられる。なおスロットル弁4
は、モータ23の作動によって、周知の装置と同様にア
クセルONによるエンジンの負荷運転時には全開位置
(図9の実線参照)におかれ、またアクセルOFFによ
るエンジンの無負荷運転時には半開位置(図9の一点鎖
線参照)におかれ、またエンジン停止時には全閉位置
(図9の二点鎖線参照)におかれる。
【0027】前記通常時の状態において、エンジンを停
止させるとき、モータ23を閉作動することにより、ス
ロットル弁4が閉じられていき遂には第1のレバー7の
係合片7aが全閉ストッパねじ15に当接し(図2の二
点鎖線参照)、これによりスロットル弁4が全閉位置に
停止される(図4の説明図参照)。また、前記スロット
ル弁4の停止後もモータ23が所定量だけ、例えば5ス
テップ程度、閉作動を続けると、第2のレバー27が第
1のレバー7の係合片7aと全閉ストッパねじ15との
当接により全閉位置にて停止状態を維持する一方、扇形
ギヤ26が第2のスプリング29の付勢力に抗して弁閉
方向に回動する(図5の説明図参照)。これにより動力
伝達手段25はP状態が解除された状態(これをリリー
フ状態という。)となる。なお、モータ23が前記閉作
動を完了した後でOFFされると、第2のスプリング2
9の付勢力によって動力伝達手段25はリリーフ状態か
らP状態に復帰する(図4参照)。
【0028】次に、要部構成について図6の断面図を参
照して詳述する。図6(a)はスロットル弁4の全閉時
を示し、同(b)はスロットル弁4のアイドル時を示し
ている。また図6(a),(b)は図1のB−B線断面
図に相当している。図6において、前記ボデー本体1に
は、スロットル弁4をバイパスするバイパス通路50が
設けられている。ボデー本体1には、バイパス通路50
を流れる吸入空気すなわちバイパス流の流量を調整する
ための調整スクリュ52がねじ付けられている。なおバ
イパス流の流量調整は、ドライバー等の工具を用いて調
整スクリュ52を回動操作することにより行われる。ま
たバイパス流の流量調整後には、調整スクリュ52をね
じ付けたボデー本体1の筒状部(符号、1Aを付す)の
開口端にその開口を塞ぐプラグ53が圧入等によって取
り付けられる。
【0029】前記バイパス通路50の入口50aは、ス
ロットル弁4のアイドル時(アイドル位置)においては
図6(b)に示すようにそのスロットル弁4の開閉端
(符号、4aを付す)の上流側に位置し、またスロット
ル弁4の全閉時(全閉位置)においては図6(a)に示
すようにそのスロットル弁4の開閉端4aより下流側に
位置するように設けられている。なおバイパス通路50
の出口50bは、スロットル弁4の位置に関わらず、ス
ロットル弁4の開閉端4aより下流側に位置する。
【0030】前記ディーゼルエンジンの吸気絞り装置に
よると、スロットル弁4のアイドル時には、図6(b)
に示すようにバイパス通路50をバイパス流(図中、矢
印参照)が流れるため、そのバイパス流の流量を調整ス
クリュ52によって調整することによりアイドル時流量
を所定のアイドル流量範囲内におさめることができる。
この点について図7の特性図を参照して詳述する。図7
は上記吸気絞り装置の吸入空気の流量特性を示すもの
で、横軸はスロットル開度(deg)を表し、縦軸は吸
入空気の流量(m3 /h)を表し、太線○印はステップ
モータの1ステップ毎の作動にともなう吸入空気の流量
点を示している。なお細線○印は前記従来例(図10参
照)における流量点を示している。
【0031】すなわち図7の特性図に示すように、前記
従来例における流量点(図中、細線○印参照)を前記調
整スクリュ52の調整によって太線○印で示すように上
昇させることにより、従来例における流量点P1 をアイ
ドル時流量範囲例えば33〜35m3 /h(図中、上部
斜線部参照。)内におさめることができる。従って、ス
ロットル弁4をステップモータによって開閉する製品の
個体差によるアイドル位置での流量点のバラツキをバイ
パス流の流量調整によって解消することができる。
【0032】また前記スロットル弁4の全閉時には、図
6(a)に示すようにバイパス通路50の入口50aと
出口50bがスロットル弁4の下流側に位置することに
より、バイパス通路50が非バイパス状態となりバイパ
ス流が流れないため全閉時流量が所定の全閉時流量範囲
内におさまる。すなわち図7における全閉時の流量点P
2 は、全閉時流量範囲例えば3m3 /h以下(図中、下
部斜線部参照)におさまり、前記対策例4に見られるよ
うに全閉時流量範囲から外れることはない。従って、デ
ィーゼルエンジンのエンジン停止を速やかに行うことが
できる。
【0033】また、バイパス通路50の入口50aある
いは出口50bの位置変更といった簡単な設計変更によ
って対応できるので、前記対策例1及び対策例2と比べ
低コストで実施することができる。
【0034】〔実施の形態2〕実施の形態2についてそ
の要部構成を断面図で示した図8を参照して説明する。
本実施の形態2は実施の形態1の一部を変更したもので
あるからその変更部分について詳述し、実施の形態1と
同一もしくは実質的に同一構成と考えられる部分には同
一符号を付して重複する説明は省略する。図8(a)は
スロットル弁4の全閉時を示し、同(b)はスロットル
弁のアイドル時を示している。なお図8(a),(b)
は図1のB−B線断面図に相当している。
【0035】図8において、本実施の形態は、実施の形
態1(図6参照)におけるバイパス通路50をボデー本
体1におけるスロットル弁4の他方の開閉端(符号、4
bを付す)側に設けたものである。前記バイパス通路5
0の出口50bは、スロットル弁4のアイドル時(アイ
ドル位置)においては図8(b)に示すようにそのスロ
ットル弁4の開閉端4bの下流側に位置し、またスロッ
トル弁4の全閉時(全閉位置)においては図8(a)に
示すようにそのスロットル弁4の開閉端4bより上流側
に位置するように設けられている。バイパス通路50の
入口50aは、スロットル弁4の位置に関わらず、スロ
ットル弁4の開閉端4bより上流側に位置する。前記し
た実施の形態2によっても、実施の形態1と同等の作用
効果が得られる。
【0036】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば流量調整手段には、調整スクリュ
52に代えて流量調整可能なバルブを用いることが考え
られる。
【0037】
【発明の効果】本発明のディーゼルエンジンの吸気絞り
装置によれば、低コストで、全閉時流量を所定の全閉時
流量範囲内におさめながらアイドル時流量を所定のアイ
ドル流量範囲内に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1を示す吸気絞り装置の正断面図で
ある。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】動力伝達手段の通常状態を示す説明図である。
【図5】同動力伝達手段のリリーフ状態を示す説明図で
ある。
【図6】要部構成を示す断面図である。
【図7】吸入空気の流量特性を示す特性図である。
【図8】実施の形態2の要部構成を示す断面図である。
【図9】スロットル弁の位置に係る説明図である。
【図10】従来例の吸入空気の流量特性を示す特性図で
ある。
【図11】対策例3の吸入空気の流量特性を示す特性図
である。
【図12】対策例4の吸入空気の流量特性を示す特性図
である。
【符号の説明】
2 吸気通路 4 スロットル弁 23 モータ 50 バイパス通路 50a 入口 50b 出口 52 調整スクリュ(流量調整手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンの吸気通路を回動に
    よって開閉するスロットル弁の開度をモータにより制御
    するディーゼルエンジンの吸気絞り装置であって、前記
    スロットル弁をバイパスするバイパス通路を設け、前記
    バイパス通路にはバイパス流の流量を調整する流量調整
    手段を設け、前記バイパス通路の入口あるいは出口をス
    ロットル弁の全閉時に非バイパス状態となる位置に設け
    たことを特徴とするディーゼルエンジンの吸気絞り装
    置。
JP8256031A 1996-09-27 1996-09-27 ディーゼルエンジンの吸気絞り装置 Pending JPH10103082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8256031A JPH10103082A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ディーゼルエンジンの吸気絞り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8256031A JPH10103082A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ディーゼルエンジンの吸気絞り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10103082A true JPH10103082A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17286965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8256031A Pending JPH10103082A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ディーゼルエンジンの吸気絞り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10103082A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7174883B2 (en) 2004-09-22 2007-02-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Intake-negative-pressure-increasing apparatus for engine
US7237759B2 (en) 2002-10-23 2007-07-03 Hitachi, Ltd. Air intake control device for internal combustion engine and air intake control device for gasoline engine
JP2011132839A (ja) * 2009-12-23 2011-07-07 Aisan Industry Co Ltd 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP2019206956A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 トヨタ自動車株式会社 車両システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7237759B2 (en) 2002-10-23 2007-07-03 Hitachi, Ltd. Air intake control device for internal combustion engine and air intake control device for gasoline engine
US7174883B2 (en) 2004-09-22 2007-02-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Intake-negative-pressure-increasing apparatus for engine
JP2011132839A (ja) * 2009-12-23 2011-07-07 Aisan Industry Co Ltd 内燃機関の蒸発燃料処理装置
US8511285B2 (en) 2009-12-23 2013-08-20 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Evaporated fuel treatment apparatus for internal combustion engine
JP2019206956A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 トヨタ自動車株式会社 車両システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5027769A (en) Throttle valve control apparatus
US20080230034A1 (en) High flow dual throttle body for small displacement engines
US5845677A (en) Dual throttle valve
JP3867654B2 (ja) 内燃機関の吸気制御装置,ガソリンエンジンの吸気制御装置
JPH10103082A (ja) ディーゼルエンジンの吸気絞り装置
JPH10110633A (ja) ディーゼルエンジンの吸気絞り装置
JP2522376B2 (ja) 内燃機関の複合過給装置
JPH0472058B2 (ja)
JPH0236775B2 (ja)
US6626142B2 (en) Intake air rate controlling device for an internal combustion engine
JP2000297660A (ja) ディーゼルエンジン用吸気流量制御装置
JP2529692B2 (ja) 内燃機関の多連スロツトル装置
JPH05141281A (ja) スロツトル弁制御装置
JPH0381534A (ja) モータ駆動式スロットル装置
JPH1018864A (ja) ディーゼルエンジンの吸気絞り装置
JPH0420989Y2 (ja)
JP2984705B2 (ja) エンジンの吸気制御弁装置
KR100250205B1 (ko) 자동차의 이중 스로틀밸브
JPH1089094A (ja) ディーゼルエンジンの吸気絞り装置
JPS60164637A (ja) エンジンのアイドル回転数制御装置
JPH0381533A (ja) モータ駆動式スロットル制御方法及び装置
JPS60240838A (ja) 自動車用内燃機関の過給制御装置
JPH0355787Y2 (ja)
JPH0237160A (ja) デイーゼルエンジンの排気再循環装置
JPS59200854A (ja) 自動車の駆動制御装置