JPH10103200A - 始動補助装置 - Google Patents
始動補助装置Info
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- JPH10103200A JPH10103200A JP8256746A JP25674696A JPH10103200A JP H10103200 A JPH10103200 A JP H10103200A JP 8256746 A JP8256746 A JP 8256746A JP 25674696 A JP25674696 A JP 25674696A JP H10103200 A JPH10103200 A JP H10103200A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key switch
- glow plug
- starting
- preheating
- seconds
- Prior art date
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】低温時に予熱を省いて始動操作が行われた場合
にも、あるいは内燃機関の出力軸から切り離すことがで
きない負荷がある場合にも、自動的にグロープラグに通
電され予熱が行われるようにする。 【解決手段】操作にしたがって、「停止」、「予熱」、
「運転」、「始動」の各モードを設定するキースイッチ
が「始動」の位置に設定されてt1 秒経過したときに、
シリンダ内空気を加熱するグロープラグに自動的に通電
を行い、キースイッチが「始動」の位置に設定されてい
る限りその通電を継続する。 【効果】不慣れな運転者により始動操作が行われてもバ
ッテリを放電させてしまうことを防止することができ、
無理な始動操作の後に発生する白煙を抑制することがで
きる。さらに、温度センサおよびその制御装置を要する
ことなく構成することができ、特に予熱遅延回路が設け
られている場合にはきわめて簡単な回路構成により低コ
ストで実現することができる。
にも、あるいは内燃機関の出力軸から切り離すことがで
きない負荷がある場合にも、自動的にグロープラグに通
電され予熱が行われるようにする。 【解決手段】操作にしたがって、「停止」、「予熱」、
「運転」、「始動」の各モードを設定するキースイッチ
が「始動」の位置に設定されてt1 秒経過したときに、
シリンダ内空気を加熱するグロープラグに自動的に通電
を行い、キースイッチが「始動」の位置に設定されてい
る限りその通電を継続する。 【効果】不慣れな運転者により始動操作が行われてもバ
ッテリを放電させてしまうことを防止することができ、
無理な始動操作の後に発生する白煙を抑制することがで
きる。さらに、温度センサおよびその制御装置を要する
ことなく構成することができ、特に予熱遅延回路が設け
られている場合にはきわめて簡単な回路構成により低コ
ストで実現することができる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、内燃機関の始動特
性改善に利用する。特にディーゼル機関に利用する。本
発明は、寒冷時におけるディーゼル機関始動特性改善に
関する。本発明は、建設機械など、ディーゼル機関の運
転に不慣れな者が運転することが多い自動車用以外のデ
ィーゼル機関のために開発されたものであるが、自動車
用のディーゼル機関その他に広く利用することができ
る。
性改善に利用する。特にディーゼル機関に利用する。本
発明は、寒冷時におけるディーゼル機関始動特性改善に
関する。本発明は、建設機械など、ディーゼル機関の運
転に不慣れな者が運転することが多い自動車用以外のデ
ィーゼル機関のために開発されたものであるが、自動車
用のディーゼル機関その他に広く利用することができ
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の始動補助装置として予熱を行
う装置が知られている。すなわち、内燃機関のキースイ
ッチに予熱位置を設け、寒冷時には始動に先立ってその
キースイッチを予熱位置に操作し、これによりシリンダ
・ヘッドに設けられたグロープラグに通電し、シリンダ
内空気を加熱させてからそのキースイッチを始動位置に
転換して始動電動機を回転させるように構成された装置
である。このような装置では、加熱の状態をパイロット
ランプなどにより運転者にわかりやすく表示するものも
ある。
う装置が知られている。すなわち、内燃機関のキースイ
ッチに予熱位置を設け、寒冷時には始動に先立ってその
キースイッチを予熱位置に操作し、これによりシリンダ
・ヘッドに設けられたグロープラグに通電し、シリンダ
内空気を加熱させてからそのキースイッチを始動位置に
転換して始動電動機を回転させるように構成された装置
である。このような装置では、加熱の状態をパイロット
ランプなどにより運転者にわかりやすく表示するものも
ある。
【0003】また、外気温度あるいは内燃機関の温度を
計測する温度センサを設け、その温度センサの値が所定
値以下であるときに、始動操作を行うと自動的に予熱を
行うように構成された装置も知られている。
計測する温度センサを設け、その温度センサの値が所定
値以下であるときに、始動操作を行うと自動的に予熱を
行うように構成された装置も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように自動的に
予熱を行う装置は、温度センサおよびその制御回路が必
要であり、装置が比較的高価になる。
予熱を行う装置は、温度センサおよびその制御回路が必
要であり、装置が比較的高価になる。
【0005】また上記のような予熱を行う始動補助装置
は、大型自動車用のディーゼル機関で広く利用されてい
る。一般に大型自動車の運転者は、運転にきわめて慣れ
た者が多く、一つの車両を運転する運転者も限定されて
いることが多く、始動用のキースイッチの操作が多少複
雑であったとしても、ほとんどの場合に正しく操作が行
われる。しかし、建設用の機械など、運転免許が不要で
あり必ずしも運転者が特定されていない装置では、しば
しば不慣れな者が寒冷時の始動操作を行い、内燃機関の
始動が成功する前にバッテリが放電してしまうなど不都
合なことが起きやすい。
は、大型自動車用のディーゼル機関で広く利用されてい
る。一般に大型自動車の運転者は、運転にきわめて慣れ
た者が多く、一つの車両を運転する運転者も限定されて
いることが多く、始動用のキースイッチの操作が多少複
雑であったとしても、ほとんどの場合に正しく操作が行
われる。しかし、建設用の機械など、運転免許が不要で
あり必ずしも運転者が特定されていない装置では、しば
しば不慣れな者が寒冷時の始動操作を行い、内燃機関の
始動が成功する前にバッテリが放電してしまうなど不都
合なことが起きやすい。
【0006】さらに、建設用の機械などでは、取扱いを
簡単化するために出力軸にクラッチあるいはギヤを設け
ることなく、始動時から出力軸が負荷に連結されている
構造のものがある。このような装置は始動電動機の負荷
が大きくなるから始動電動機の電力消費が大きく、始動
の手際が悪いとバッテリに蓄電されたエネルギが急速に
放電されることになる。また近年は、自動車用のディー
ゼル機関であっても、走行系が変速ギヤあるいはクラッ
チで切り離されても、出力軸から切り離されない負荷が
比較的大きくなっていて、同様な問題が生じる可能性が
ある。
簡単化するために出力軸にクラッチあるいはギヤを設け
ることなく、始動時から出力軸が負荷に連結されている
構造のものがある。このような装置は始動電動機の負荷
が大きくなるから始動電動機の電力消費が大きく、始動
の手際が悪いとバッテリに蓄電されたエネルギが急速に
放電されることになる。また近年は、自動車用のディー
ゼル機関であっても、走行系が変速ギヤあるいはクラッ
チで切り離されても、出力軸から切り離されない負荷が
比較的大きくなっていて、同様な問題が生じる可能性が
ある。
【0007】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、温度センサおよびその制御装置が不要であっ
て、しかも低温時には自動的にグロープラグその他加熱
装置に通電することができる始動補助装置を提供するこ
とを目的とする。本発明は、不慣れな運転者により低温
時の始動に際して予熱を省いて始動操作が行われても、
バッテリが放電してしまう前に始動させることができる
始動補助装置を提供することを目的とする。本発明は、
内燃機関の出力軸から切り離すことができない負荷があ
る場合にも、適正な寒冷時の始動を行うことができる装
置を提供することを目的とする。本発明は、従来装置に
予熱遅延回路が設けられている場合には、きわめて簡単
な回路構成により低温時の自動加熱を実現することがで
きる装置を提供することを目的とする。
あって、温度センサおよびその制御装置が不要であっ
て、しかも低温時には自動的にグロープラグその他加熱
装置に通電することができる始動補助装置を提供するこ
とを目的とする。本発明は、不慣れな運転者により低温
時の始動に際して予熱を省いて始動操作が行われても、
バッテリが放電してしまう前に始動させることができる
始動補助装置を提供することを目的とする。本発明は、
内燃機関の出力軸から切り離すことができない負荷があ
る場合にも、適正な寒冷時の始動を行うことができる装
置を提供することを目的とする。本発明は、従来装置に
予熱遅延回路が設けられている場合には、きわめて簡単
な回路構成により低温時の自動加熱を実現することがで
きる装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、低温時に予熱
操作が適正に行われずに始動操作が行われても自動的に
予熱モードが設定されることを特徴とする。
操作が適正に行われずに始動操作が行われても自動的に
予熱モードが設定されることを特徴とする。
【0009】すなわち、本発明の第一の観点は、シリン
ダ内空気を加熱する加熱手段(グロープラグ)と、操作
にしたがって停止、予熱、運転、始動の各モードを設定
するキースイッチと、このキースイッチが予熱に設定さ
れたときに前記加熱手段(グロープラグ)に通電する制
御回路とを備えた始動補助装置において、前記制御回路
は、前記キースイッチが始動に設定されてt1 秒経過し
たときに自動的に前記加熱手段(グロープラグ)に通電
する制御手段を含むことを特徴とする。
ダ内空気を加熱する加熱手段(グロープラグ)と、操作
にしたがって停止、予熱、運転、始動の各モードを設定
するキースイッチと、このキースイッチが予熱に設定さ
れたときに前記加熱手段(グロープラグ)に通電する制
御回路とを備えた始動補助装置において、前記制御回路
は、前記キースイッチが始動に設定されてt1 秒経過し
たときに自動的に前記加熱手段(グロープラグ)に通電
する制御手段を含むことを特徴とする。
【0010】前記制御回路は、前記キースイッチが始動
に設定されてt1 秒経過後には時間t2 秒が経過するま
で前記グロープラグに通電を継続し、また、その時間t
2 秒が経過後には前記グロープラグに断続的に通電する
手段とを含む。
に設定されてt1 秒経過後には時間t2 秒が経過するま
で前記グロープラグに通電を継続し、また、その時間t
2 秒が経過後には前記グロープラグに断続的に通電する
手段とを含む。
【0011】キースイッチには、「停止」、「予熱」、
「運転」および「始動」のポジションが設けられてい
る。キーを抜き差しすることができる「停止」の位置か
らキーを左側に回すと予熱モードが設定され、シリンダ
内空気を加熱するグロープラグに通電が行われる。また
「停止」の位置から右側に回すと「運転」位置で運転モ
ードが設定され、さらにその右側に回すと始動モードが
設定される。キースイッチの操作によるこれらのモード
設定信号はそれぞれ制御回路に送出される。
「運転」および「始動」のポジションが設けられてい
る。キーを抜き差しすることができる「停止」の位置か
らキーを左側に回すと予熱モードが設定され、シリンダ
内空気を加熱するグロープラグに通電が行われる。また
「停止」の位置から右側に回すと「運転」位置で運転モ
ードが設定され、さらにその右側に回すと始動モードが
設定される。キースイッチの操作によるこれらのモード
設定信号はそれぞれ制御回路に送出される。
【0012】本発明の装置は始動に際して、キースイッ
チが「予熱」の位置に回されることなく「始動」の位置
に回されて始動操作が行われると、制御回路は始動モー
ド設定信号を受けた時点からの計時を行う。キースイッ
チが「予熱」の位置に回されることなく「始動」の位置
に回されて、すぐに、すなわち計時が時間t1 秒に達す
る前に、内燃機関が始動するなら問題はない。内燃機関
が始動すれば運転者は内燃機関の音あるいは振動から、
その内燃機関が始動したことを感じて、キースイッチを
「運転」の位置に戻す。多くのキースイッチは、「始
動」の位置にあるときキースイッチから手を離すとスプ
リング力により自動的に「運転」位置に戻る。
チが「予熱」の位置に回されることなく「始動」の位置
に回されて始動操作が行われると、制御回路は始動モー
ド設定信号を受けた時点からの計時を行う。キースイッ
チが「予熱」の位置に回されることなく「始動」の位置
に回されて、すぐに、すなわち計時が時間t1 秒に達す
る前に、内燃機関が始動するなら問題はない。内燃機関
が始動すれば運転者は内燃機関の音あるいは振動から、
その内燃機関が始動したことを感じて、キースイッチを
「運転」の位置に戻す。多くのキースイッチは、「始
動」の位置にあるときキースイッチから手を離すとスプ
リング力により自動的に「運転」位置に戻る。
【0013】低温時にキースイッチが「予熱」の位置に
回されることなく「始動」の位置に回されて始動モード
が設定されると、始動電動機が回転して内燃機関の始動
が行われるが、シリンダ内空気の温度が低い場合にはた
だちに燃料が着火することなく始動されない。本発明の
装置では、キースイッチが始動に操作設定されてからt
1 秒経過しても内燃機関が始動されない状態にあれば、
制御回路は自動的にグロープラグへの通電を行いシリン
ダ内空気を加熱して始動を促進する。すなわち、キーが
「始動」の位置に回されてt1 秒経過すれば、始動電動
機への電流供給と併せて、グロープラグへの通電をt2
秒継続し始動を補助する。
回されることなく「始動」の位置に回されて始動モード
が設定されると、始動電動機が回転して内燃機関の始動
が行われるが、シリンダ内空気の温度が低い場合にはた
だちに燃料が着火することなく始動されない。本発明の
装置では、キースイッチが始動に操作設定されてからt
1 秒経過しても内燃機関が始動されない状態にあれば、
制御回路は自動的にグロープラグへの通電を行いシリン
ダ内空気を加熱して始動を促進する。すなわち、キーが
「始動」の位置に回されてt1 秒経過すれば、始動電動
機への電流供給と併せて、グロープラグへの通電をt2
秒継続し始動を補助する。
【0014】キーが「始動」の位置に回されてt1 秒が
経過し、さらにt2 秒が経過後にはグロープラグに断続
的な通電を行い、グロープラグの温度を保持しながら、
かつ電池の消耗をセーブしながら始動補助を継続する。
経過し、さらにt2 秒が経過後にはグロープラグに断続
的な通電を行い、グロープラグの温度を保持しながら、
かつ電池の消耗をセーブしながら始動補助を継続する。
【0015】内燃機関が始動しキーが「運転」の位置に
設定されたときでも制御回路はt2秒+t3 秒が経過す
るまでグロープラグへの通電を行い、始動後のエンジン
立上りをアシストする。
設定されたときでも制御回路はt2秒+t3 秒が経過す
るまでグロープラグへの通電を行い、始動後のエンジン
立上りをアシストする。
【0016】本発明の第二の観点は、シリンダ内空気を
加熱するグロープラグと、操作にしたがって停止、予
熱、運転、始動の各モードを設定するキースイッチと、
このキースイッチが予熱に設定されてt1 秒を経過した
ときに前記グロープラグに通電する制御回路とを備えた
始動補助装置において、前記キースイッチが始動に設定
されたときに電位が現れる第二の端子と、このキースイ
ッチが予熱に設定されたときに電位が現れる第一の端子
との間を前記第二の端子から前記第一の端子に向けて順
方向になるようにダイオードを介して結線されたことを
特徴とする。
加熱するグロープラグと、操作にしたがって停止、予
熱、運転、始動の各モードを設定するキースイッチと、
このキースイッチが予熱に設定されてt1 秒を経過した
ときに前記グロープラグに通電する制御回路とを備えた
始動補助装置において、前記キースイッチが始動に設定
されたときに電位が現れる第二の端子と、このキースイ
ッチが予熱に設定されたときに電位が現れる第一の端子
との間を前記第二の端子から前記第一の端子に向けて順
方向になるようにダイオードを介して結線されたことを
特徴とする。
【0017】これは従来装置に予熱遅延回路が設けられ
ているものに本発明を実施するものである。これは、装
置の操作に不慣れな運転者によって必要ないにもかかわ
らずキースイッチを「予熱」の位置に回してバッテリを
放電させてしまうことを防ぐために設けられたもので、
キースイッチが「予熱」の位置に設定されてもただちに
グロープラグへの通電は行わず、t1 秒(例えば約2
秒)経過後にグロープラグに通電するように構成されて
いる。
ているものに本発明を実施するものである。これは、装
置の操作に不慣れな運転者によって必要ないにもかかわ
らずキースイッチを「予熱」の位置に回してバッテリを
放電させてしまうことを防ぐために設けられたもので、
キースイッチが「予熱」の位置に設定されてもただちに
グロープラグへの通電は行わず、t1 秒(例えば約2
秒)経過後にグロープラグに通電するように構成されて
いる。
【0018】このような予熱遅延回路が備えられた装置
の場合には、制御回路のキースイッチが「予熱」の位置
に設定されたときに電位が現れる第一の端子とキースイ
ッチが「始動」の位置に設定されたときに電位が現れる
第二の端子との間に、第二の端子から第一の端子に向け
て順方向になるようにダイオードを結線しておくことに
より本発明を実施することができる。すなわち、キース
イッチが「始動」の位置に設定されたときに制御回路の
第二の端子に電位が現れ、さらにダイオードを経由して
第一の端子にも電位が現れることになる。この結果、制
御回路は内燃機関の始動を行うとともに、予熱遅延回路
により始動開始からt1 秒の遅れをもってグロープラグ
に通電し予熱を行うことになる。すなわち、不慣れな運
転者が予熱が必要な外気温度であるにもかかわらず、予
熱の操作をすることなく始動に設定しても、t1 秒の間
に内燃機関が始動しないときには、自動的にグロープラ
グに通電が行われて、シリンダ内空気が加熱されること
になる。
の場合には、制御回路のキースイッチが「予熱」の位置
に設定されたときに電位が現れる第一の端子とキースイ
ッチが「始動」の位置に設定されたときに電位が現れる
第二の端子との間に、第二の端子から第一の端子に向け
て順方向になるようにダイオードを結線しておくことに
より本発明を実施することができる。すなわち、キース
イッチが「始動」の位置に設定されたときに制御回路の
第二の端子に電位が現れ、さらにダイオードを経由して
第一の端子にも電位が現れることになる。この結果、制
御回路は内燃機関の始動を行うとともに、予熱遅延回路
により始動開始からt1 秒の遅れをもってグロープラグ
に通電し予熱を行うことになる。すなわち、不慣れな運
転者が予熱が必要な外気温度であるにもかかわらず、予
熱の操作をすることなく始動に設定しても、t1 秒の間
に内燃機関が始動しないときには、自動的にグロープラ
グに通電が行われて、シリンダ内空気が加熱されること
になる。
【0019】内燃機関が始動しキーが「運転」の位置に
設定されても、制御回路はt2 秒+t3 秒が経過するま
でグロープラグへの通電を行い、始動後のエンジン立上
りをアシストする。
設定されても、制御回路はt2 秒+t3 秒が経過するま
でグロープラグへの通電を行い、始動後のエンジン立上
りをアシストする。
【0020】キースイッチが「停止」の位置から「予
熱」の位置に回された場合には、すなわち低温時に適正
な操作が行われたときには、ダイオードに印加される電
圧は逆方向になるので第二の端子には同時に電位が現れ
ることはなく、第一の端子にだけ電位が現れるから、従
来どおり「予熱」位置に操作されてからt1 秒を経過し
て予熱動作のみが行われる。
熱」の位置に回された場合には、すなわち低温時に適正
な操作が行われたときには、ダイオードに印加される電
圧は逆方向になるので第二の端子には同時に電位が現れ
ることはなく、第一の端子にだけ電位が現れるから、従
来どおり「予熱」位置に操作されてからt1 秒を経過し
て予熱動作のみが行われる。
【0021】
【0022】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0023】(第一実施例)図1は本発明第一実施例の
要部の構成を示すブロック図、図2は本発明第一実施例
にかかわるキースイッチの各ポジションを説明する図で
ある。
要部の構成を示すブロック図、図2は本発明第一実施例
にかかわるキースイッチの各ポジションを説明する図で
ある。
【0024】本発明第一実施例は、内燃機関シリンダヘ
ッドに設けられシリンダ内空気を加熱するグロープラグ
1と、操作にしたがって「停止」、「予熱」、「運
転」、「始動」の各モードを設定するキースイッチ2
と、このキースイッチ2が予熱に設定されたときにグロ
ープラグ1に通電するプログラム制御手段を含む制御回
路3とが備えられる。
ッドに設けられシリンダ内空気を加熱するグロープラグ
1と、操作にしたがって「停止」、「予熱」、「運
転」、「始動」の各モードを設定するキースイッチ2
と、このキースイッチ2が予熱に設定されたときにグロ
ープラグ1に通電するプログラム制御手段を含む制御回
路3とが備えられる。
【0025】制御回路3には、キースイッチ2が始動に
設定されてt1 秒経過したときに自動的にグロープラグ
1に通電する制御手段と、キースイッチ2が始動に設定
されてt1 秒経過後には前記グロープラグ1に通電を継
続する手段と、キースイッチ2が始動に設定されてt1
秒経過後には時間t2 秒が経過するまでグロープラグ1
に通電を継続し、その時間t2 秒が経過後にはグロープ
ラグ1に断続的に通電する手段とが含まれる。これはソ
フトウエアにより実行される。この実施例では、キース
イッチ2を「始動」に設定してt1 秒が経過した後に
は、キースイッチ2が「停止」位置に戻されても、ある
いは「運転」位置に設定しても、グロープラグ1に通電
をつづけるように構成されている。
設定されてt1 秒経過したときに自動的にグロープラグ
1に通電する制御手段と、キースイッチ2が始動に設定
されてt1 秒経過後には前記グロープラグ1に通電を継
続する手段と、キースイッチ2が始動に設定されてt1
秒経過後には時間t2 秒が経過するまでグロープラグ1
に通電を継続し、その時間t2 秒が経過後にはグロープ
ラグ1に断続的に通電する手段とが含まれる。これはソ
フトウエアにより実行される。この実施例では、キース
イッチ2を「始動」に設定してt1 秒が経過した後に
は、キースイッチ2が「停止」位置に戻されても、ある
いは「運転」位置に設定しても、グロープラグ1に通電
をつづけるように構成されている。
【0026】キースイッチ2には、図2に示すように、
「予熱」、「停止」、「運転」、および「始動」のポジ
ションがある。「停止」の位置ではキーを抜きまたは差
すことができる。この「停止」の位置から左側に約45
度回転した位置に「予熱」の位置があり、キーを「予
熱」の位置に回して手を離すとバネ力により自動的に
「停止」の位置に戻される。「停止」の位置から右側に
約45度回転した位置に「運転」の位置があり、この位
置にキーをまわして手を離しても「停止」の位置には戻
らない。さらにその右側に約45度回転させた位置には
「始動」の位置があり、この位置にキーをまわして手を
離すと、キーはバネ力により自動的に「運転」の位置に
戻される。
「予熱」、「停止」、「運転」、および「始動」のポジ
ションがある。「停止」の位置ではキーを抜きまたは差
すことができる。この「停止」の位置から左側に約45
度回転した位置に「予熱」の位置があり、キーを「予
熱」の位置に回して手を離すとバネ力により自動的に
「停止」の位置に戻される。「停止」の位置から右側に
約45度回転した位置に「運転」の位置があり、この位
置にキーをまわして手を離しても「停止」の位置には戻
らない。さらにその右側に約45度回転させた位置には
「始動」の位置があり、この位置にキーをまわして手を
離すと、キーはバネ力により自動的に「運転」の位置に
戻される。
【0027】次に、このように構成された本発明第一実
施例の始動動作について説明する。まず、常温時に予熱
操作の必要がない場合の始動動作では、キーが挿入され
るとキースイッチ2はただちに「運転」の位置に回され
る。この「運転」の位置では図3に示すように電源がオ
ンの状態となり運転モードが設定される。さらにキース
イッチ2が「始動」の位置まで回されると、始動電動機
が通電駆動され内燃機関の出力軸が回転駆動されて始動
が行われる。内燃機関が始動し運転者がその音を聞いて
キーから手を離すと、キーはバネ力により「運転」の位
置に戻る。この状態で通常の運転が行われる。キーがこ
の「運転」の位置から「停止」の位置に戻されると内燃
機関の運転は所定の停止手順が実行されて停止する。
施例の始動動作について説明する。まず、常温時に予熱
操作の必要がない場合の始動動作では、キーが挿入され
るとキースイッチ2はただちに「運転」の位置に回され
る。この「運転」の位置では図3に示すように電源がオ
ンの状態となり運転モードが設定される。さらにキース
イッチ2が「始動」の位置まで回されると、始動電動機
が通電駆動され内燃機関の出力軸が回転駆動されて始動
が行われる。内燃機関が始動し運転者がその音を聞いて
キーから手を離すと、キーはバネ力により「運転」の位
置に戻る。この状態で通常の運転が行われる。キーがこ
の「運転」の位置から「停止」の位置に戻されると内燃
機関の運転は所定の停止手順が実行されて停止する。
【0028】キースイッチ2が「停止」の位置から意識
的に「予熱」の位置に回されたときには、図1に示すキ
ースイッチ2の端子R1から制御回路3の第一の端子G
1 に電位が現れる。これにより制御回路3は励磁コイル
5aに電流を供給しグロープラグリレー5を閉成する。
これによりバッテリ4からグロープラグ1に電流が供給
され予熱が実行され、同時にインジケータランプ7が点
灯する。この電流の供給が行われている間はカレントセ
ンサ6がその電流を検出して、グロープラグの温度が一
定となるように通電を制御する。インジケータランプが
点灯後、t2 が経過するとインジケータ・ランプ7が消
灯する。運転者はこのインジケータ・ランプ7が消灯し
たことを認めると、キースイッチ2を予熱位置から始動
位置に操作して内燃機関の始動を行う。
的に「予熱」の位置に回されたときには、図1に示すキ
ースイッチ2の端子R1から制御回路3の第一の端子G
1 に電位が現れる。これにより制御回路3は励磁コイル
5aに電流を供給しグロープラグリレー5を閉成する。
これによりバッテリ4からグロープラグ1に電流が供給
され予熱が実行され、同時にインジケータランプ7が点
灯する。この電流の供給が行われている間はカレントセ
ンサ6がその電流を検出して、グロープラグの温度が一
定となるように通電を制御する。インジケータランプが
点灯後、t2 が経過するとインジケータ・ランプ7が消
灯する。運転者はこのインジケータ・ランプ7が消灯し
たことを認めると、キースイッチ2を予熱位置から始動
位置に操作して内燃機関の始動を行う。
【0029】ここで、本発明の特徴とする始動動作につ
いて説明する。図4は本発明第一実施例における始動動
作の流れを示すフローチャート、図5は本発明第一実施
例における遅延制御の流れを示すフローチャート、図6
(a)および(b)は本発明第一実施例における低温時
の始動動作を説明するタイミングチャートである。
いて説明する。図4は本発明第一実施例における始動動
作の流れを示すフローチャート、図5は本発明第一実施
例における遅延制御の流れを示すフローチャート、図6
(a)および(b)は本発明第一実施例における低温時
の始動動作を説明するタイミングチャートである。
【0030】キースイッチ2が「始動」の位置に設定さ
れると、キースイッチ2の端子R2から制御回路3の第
二の端子G2 に電位が現れる。これにより図外の始動電
動機の回路に電流が供給されて始動電動機が回転し始動
動作が行われるとともに、制御回路3に内蔵されたタイ
マにより計時が行われる。周囲温度が十分高くすぐに内
燃機関が始動するなら何ら問題はない。すなわち、この
計時が時間t1 秒(例えば2秒)を経過するまでに内燃
機関が始動すれば、キースイッチ2は運転者により「運
転」位置に戻される。この場合にはグロープラグリレー
5は開放されたままであり、シリンダ内空気の加熱は行
われない。
れると、キースイッチ2の端子R2から制御回路3の第
二の端子G2 に電位が現れる。これにより図外の始動電
動機の回路に電流が供給されて始動電動機が回転し始動
動作が行われるとともに、制御回路3に内蔵されたタイ
マにより計時が行われる。周囲温度が十分高くすぐに内
燃機関が始動するなら何ら問題はない。すなわち、この
計時が時間t1 秒(例えば2秒)を経過するまでに内燃
機関が始動すれば、キースイッチ2は運転者により「運
転」位置に戻される。この場合にはグロープラグリレー
5は開放されたままであり、シリンダ内空気の加熱は行
われない。
【0031】キースイッチ2が「始動」の位置に設定さ
れ、上述のように始動電動機が回転しはじめてから時間
t1 秒(例えば2秒)が経過したときに、キースイッチ
2がなお「始動」位置にあるときには、制御回路3は自
動的に励磁コイル5aに電流を供給しグロープラグリレ
ー5を閉状態にする。これによりバッテリ4からグロー
プラグ1に電流が供給されシリンダ内空気の加熱が実行
される。これは始動電動機の回転と同時に並行して行わ
れる。
れ、上述のように始動電動機が回転しはじめてから時間
t1 秒(例えば2秒)が経過したときに、キースイッチ
2がなお「始動」位置にあるときには、制御回路3は自
動的に励磁コイル5aに電流を供給しグロープラグリレ
ー5を閉状態にする。これによりバッテリ4からグロー
プラグ1に電流が供給されシリンダ内空気の加熱が実行
される。これは始動電動機の回転と同時に並行して行わ
れる。
【0032】シリンダ内の空気が加熱されて内燃機関が
始動すると、運転者はその音を聞いてキースイッチ2を
「運転」の位置に戻す。この実施例では、キースイッチ
2を「始動」に設定してt1 秒が経過した後には、キー
スイッチ2が「停止」位置に戻されても、あるいは「運
転」位置に設定しても、グロープラグ1に通電をつづけ
るように構成されている。
始動すると、運転者はその音を聞いてキースイッチ2を
「運転」の位置に戻す。この実施例では、キースイッチ
2を「始動」に設定してt1 秒が経過した後には、キー
スイッチ2が「停止」位置に戻されても、あるいは「運
転」位置に設定しても、グロープラグ1に通電をつづけ
るように構成されている。
【0033】キースイッチ2が「始動」位置に転換さ
れ、時間t1 秒が経過しても内燃機関が始動せず、ひき
つづきキースイッチ2が「始動」の位置に設定されたま
まの状態にあり、さらに時間t2 (例えば6秒)が経過
するとデューティ制御が実行される。すなわち、図6
(a)に示すように時間t1 の経過後から時間t2 が経
過するまでグロープラグ1への通電を継続し、その後に
はグロープラグ1へは断続的な通電を行う。このデュー
ティ制御の流れ図を図5に示す。
れ、時間t1 秒が経過しても内燃機関が始動せず、ひき
つづきキースイッチ2が「始動」の位置に設定されたま
まの状態にあり、さらに時間t2 (例えば6秒)が経過
するとデューティ制御が実行される。すなわち、図6
(a)に示すように時間t1 の経過後から時間t2 が経
過するまでグロープラグ1への通電を継続し、その後に
はグロープラグ1へは断続的な通電を行う。このデュー
ティ制御の流れ図を図5に示す。
【0034】この断続的な通電は、時間t2 秒が経過し
た後に続く時間t3 秒(例えば90秒)が経過するまで
つづく。この時間t3 秒経過したときには内燃機関が始
動されていても、あるいはなお内燃機関が始動しないと
きにもグロープラグ1への通電は停止する。
た後に続く時間t3 秒(例えば90秒)が経過するまで
つづく。この時間t3 秒経過したときには内燃機関が始
動されていても、あるいはなお内燃機関が始動しないと
きにもグロープラグ1への通電は停止する。
【0035】図6(b)に示すようにキースイッチ2が
「始動」位置に設定されて時間t1秒が経過し、予熱が
行われてからさらにt2 秒が経過するまでの間に内燃機
関が始動すれば、キースイッチ2は「運転」の位置に戻
されるが、この場合でも制御回路3は励磁コイル5aへ
の断続的な通電をつづけ、グロープラグの温度を一定に
保ち、シリンダ内の空気を加熱して内燃機関の始動立ち
上がりをアシストする。この通電状態はタイマ制御によ
り、上記t3 秒を経過することにより停止する。
「始動」位置に設定されて時間t1秒が経過し、予熱が
行われてからさらにt2 秒が経過するまでの間に内燃機
関が始動すれば、キースイッチ2は「運転」の位置に戻
されるが、この場合でも制御回路3は励磁コイル5aへ
の断続的な通電をつづけ、グロープラグの温度を一定に
保ち、シリンダ内の空気を加熱して内燃機関の始動立ち
上がりをアシストする。この通電状態はタイマ制御によ
り、上記t3 秒を経過することにより停止する。
【0036】このように第一実施例装置では、運転者が
かりに不慣れであり、低温であって本来予熱操作が必要
であるにもかかわらず予熱操作を省略して始動操作を行
うと、始動電動機が回転しても内燃機関は始動しない。
この状態がt1 秒間継続すると、制御回路3が自動的に
グロープラグ1に通電を行いシリンダ内空気を加熱す
る。この場合には始動電動機とグロープラグとが同時に
使用された状態となり、バッテリ4には負担がかかる
が、シリンダ内空気が加熱されてくると内燃機関が始動
することになる。内燃機関が始動されれば、内燃機関の
回転軸に連結された発電機(オルタネータ)によりバッ
テリ4は充電され回復する。この構成により、予熱を省
略して始動操作を繰り返すことにより、始動が成功する
前にバッテリが放電してしまうようなことを回避するこ
とができる。
かりに不慣れであり、低温であって本来予熱操作が必要
であるにもかかわらず予熱操作を省略して始動操作を行
うと、始動電動機が回転しても内燃機関は始動しない。
この状態がt1 秒間継続すると、制御回路3が自動的に
グロープラグ1に通電を行いシリンダ内空気を加熱す
る。この場合には始動電動機とグロープラグとが同時に
使用された状態となり、バッテリ4には負担がかかる
が、シリンダ内空気が加熱されてくると内燃機関が始動
することになる。内燃機関が始動されれば、内燃機関の
回転軸に連結された発電機(オルタネータ)によりバッ
テリ4は充電され回復する。この構成により、予熱を省
略して始動操作を繰り返すことにより、始動が成功する
前にバッテリが放電してしまうようなことを回避するこ
とができる。
【0037】(第二実施例)図7は本発明第二実施例の
要部の構成を示すブロック図である。
要部の構成を示すブロック図である。
【0038】本発明第二実施例は、シリンダ内空気を加
熱するグロープラグ1と、操作にしたがって「停止」、
「予熱」、「運転」、「始動」の各モードを設定するキ
ースイッチ2と、このキースイチ2が「予熱」の位置に
設定されてt1 秒を経過したときにグロープラグ1に通
電を行う制御回路13とが備えられ、この制御回路13
のキースイッチ2が「始動」の位置に設定されたときに
電位が現れる第二の端子G2 と、キースイッチ2が「予
熱」の位置に設定されたときに電位が現れる第一の端子
G1 との間に、第二の端子G2 から第一の端子G1 に向
けて順方向になるようにダイオード8が接続される。そ
の他は第一実施例同様に構成される。
熱するグロープラグ1と、操作にしたがって「停止」、
「予熱」、「運転」、「始動」の各モードを設定するキ
ースイッチ2と、このキースイチ2が「予熱」の位置に
設定されてt1 秒を経過したときにグロープラグ1に通
電を行う制御回路13とが備えられ、この制御回路13
のキースイッチ2が「始動」の位置に設定されたときに
電位が現れる第二の端子G2 と、キースイッチ2が「予
熱」の位置に設定されたときに電位が現れる第一の端子
G1 との間に、第二の端子G2 から第一の端子G1 に向
けて順方向になるようにダイオード8が接続される。そ
の他は第一実施例同様に構成される。
【0039】この制御回路13は、もとより予熱遅延回
路を備えている。すなわち、キースイッチ2が「予熱」
に操作されると、ただちにグロープラグリレー5の電磁
コイル5aに通電を行うのではなく、キースイッチ2が
「予熱」に操作されてからt1 秒(例えば2秒)を経過
してからなおキースイッチ2が「予熱」にあるときには
じめて電磁コイル5aに通電し、グロープラグ1に通電
を行うように構成されている。これは、予熱の必要がな
いときに、例えば夏期の高温時に、あるいは内燃機関が
停止した直後で十分に高温な状態にあるときに、不慣れ
な運転者によりキースイッチ2が誤って「予熱」位置に
操作されたときに、ただちにグロープラグ1に通電して
むだにバッテリを消耗させることがないようにしたもの
である。そのような場合には、不慣れな運転者は、反応
がないことによりキースイッチ1の回転方向を間違えた
ことに気付いて正しい操作が行われることになる。この
ような予熱遅延回路は本願出願人が販売する自動車ある
いは内燃機関にすでに実施され好評を得ている。
路を備えている。すなわち、キースイッチ2が「予熱」
に操作されると、ただちにグロープラグリレー5の電磁
コイル5aに通電を行うのではなく、キースイッチ2が
「予熱」に操作されてからt1 秒(例えば2秒)を経過
してからなおキースイッチ2が「予熱」にあるときには
じめて電磁コイル5aに通電し、グロープラグ1に通電
を行うように構成されている。これは、予熱の必要がな
いときに、例えば夏期の高温時に、あるいは内燃機関が
停止した直後で十分に高温な状態にあるときに、不慣れ
な運転者によりキースイッチ2が誤って「予熱」位置に
操作されたときに、ただちにグロープラグ1に通電して
むだにバッテリを消耗させることがないようにしたもの
である。そのような場合には、不慣れな運転者は、反応
がないことによりキースイッチ1の回転方向を間違えた
ことに気付いて正しい操作が行われることになる。この
ような予熱遅延回路は本願出願人が販売する自動車ある
いは内燃機関にすでに実施され好評を得ている。
【0040】この第二実施例装置は、上述のすでに販売
されている装置を巧みに利用することにより本発明を実
施するものである。すなわち、図7に示すようにダイオ
ード8を制御回路13の端子G1と端子G2との間に接
続するだけで、上記第一実施例と同等の機能を実現する
ことができる。
されている装置を巧みに利用することにより本発明を実
施するものである。すなわち、図7に示すようにダイオ
ード8を制御回路13の端子G1と端子G2との間に接
続するだけで、上記第一実施例と同等の機能を実現する
ことができる。
【0041】このように構成された本発明第二実施例の
動作を説明する。キースイッチ2が「始動」の位置に設
定されると、制御回路13の第二の端子G2 にキースイ
ッチ2の端子R2から電位が現れる。同時にこの電位は
ダイオード8を経由して第一の端子G1 にも現れる。制
御回路13は第二の端子G2 に現れた電位にしたがって
始動電動機を駆動するとともに、第一の端子G1 に現れ
た電位にしたがって予熱遅延回路によりt1 秒の遅れを
もたせて励磁コイル5aに通電する。
動作を説明する。キースイッチ2が「始動」の位置に設
定されると、制御回路13の第二の端子G2 にキースイ
ッチ2の端子R2から電位が現れる。同時にこの電位は
ダイオード8を経由して第一の端子G1 にも現れる。制
御回路13は第二の端子G2 に現れた電位にしたがって
始動電動機を駆動するとともに、第一の端子G1 に現れ
た電位にしたがって予熱遅延回路によりt1 秒の遅れを
もたせて励磁コイル5aに通電する。
【0042】この通電によりグロープラグリレー5が閉
状態となり、バッテリ4からの電流がグロープラグ1に
供給されて加熱が実行される。キースイッチ2が「始
動」の位置に設定されている限り始動動作および加熱動
作が並行して継続される。この間カレントセンサ6はグ
ロープラグ1の温度が一定になるように供給電流を制御
する。制御回路13はt2 秒の間はインジケータ・ラン
プ7を点灯させ、加熱が行われていることを表示する。
状態となり、バッテリ4からの電流がグロープラグ1に
供給されて加熱が実行される。キースイッチ2が「始
動」の位置に設定されている限り始動動作および加熱動
作が並行して継続される。この間カレントセンサ6はグ
ロープラグ1の温度が一定になるように供給電流を制御
する。制御回路13はt2 秒の間はインジケータ・ラン
プ7を点灯させ、加熱が行われていることを表示する。
【0043】内燃機関の温度が低温であるのに、上述の
ようにあやまって予熱の操作をせずに始動操作を行う運
転者があったとすると、始動操作をはじめて時間t1 が
経過してから自動的に加熱が行われることになる。これ
により内燃機関がバッテリの消耗前に始動することがで
きる。この実施例では、キースイッチ2を「始動」に設
定してt1 秒が経過した後には、キースイッチ2が「停
止」位置に戻されても、あるいは「運転」位置に設定し
ても、グロープラグ1に通電をつづけるように構成され
ている。
ようにあやまって予熱の操作をせずに始動操作を行う運
転者があったとすると、始動操作をはじめて時間t1 が
経過してから自動的に加熱が行われることになる。これ
により内燃機関がバッテリの消耗前に始動することがで
きる。この実施例では、キースイッチ2を「始動」に設
定してt1 秒が経過した後には、キースイッチ2が「停
止」位置に戻されても、あるいは「運転」位置に設定し
ても、グロープラグ1に通電をつづけるように構成され
ている。
【0044】いま、内燃機関の温度がはじめから始動に
十分な程度に高温であるとすると、運転者が予熱を行う
操作をせずにただちに始動の操作をしても、これは適正
な操作であり内燃機関は時間t1 を経過する前に始動す
る。したがって、グロープラグ1の加熱は行われること
はない。
十分な程度に高温であるとすると、運転者が予熱を行う
操作をせずにただちに始動の操作をしても、これは適正
な操作であり内燃機関は時間t1 を経過する前に始動す
る。したがって、グロープラグ1の加熱は行われること
はない。
【0045】内燃機関の温度が低温であって、キースイ
ッチ2が運転者により「予熱」の位置に回された場合に
は、すなわち正常な予熱操作が行われたときには、キー
スイッチ2の対しR1から第一の端子G1 に電位が現れ
る。第二の端子G2 と第一の端子G1 との間はダイオー
ド8を介して結線されているが、この場合にはダイオー
ド8は第二の端子G2 に向けて逆方向となるので、第二
の端子G2 には電位が現れない。したがって、制御回路
13は始動動作を行わずに、励磁コイル5aへの通電を
行い、グロープラグリレー5を閉状態にしてグロープラ
グ1に電流を供給し予熱動作のみを行う。予熱動作によ
りシリンダ内空気が十分に加熱されてから適正な始動が
行われる。時間t1 秒経過後さらにt2 秒間を経過した
ときに行われる断続通電、およびさらにt3 秒間を経過
したときに自動的に通電を停止する制御については、上
記第一実施例と同様である。
ッチ2が運転者により「予熱」の位置に回された場合に
は、すなわち正常な予熱操作が行われたときには、キー
スイッチ2の対しR1から第一の端子G1 に電位が現れ
る。第二の端子G2 と第一の端子G1 との間はダイオー
ド8を介して結線されているが、この場合にはダイオー
ド8は第二の端子G2 に向けて逆方向となるので、第二
の端子G2 には電位が現れない。したがって、制御回路
13は始動動作を行わずに、励磁コイル5aへの通電を
行い、グロープラグリレー5を閉状態にしてグロープラ
グ1に電流を供給し予熱動作のみを行う。予熱動作によ
りシリンダ内空気が十分に加熱されてから適正な始動が
行われる。時間t1 秒経過後さらにt2 秒間を経過した
ときに行われる断続通電、およびさらにt3 秒間を経過
したときに自動的に通電を停止する制御については、上
記第一実施例と同様である。
【0046】このようにして、制御回路13に予熱遅延
回路が設定されている従来装置では、ダイオード8を1
個接続するだけで、第一実施例で説明したものと同等に
本発明を実施することができる。この第二実施例では、
既存の装置に簡単な加工を加えるだけで、制御回路3の
ソフトウエアを変更するなどの処理を必要とすることな
く本発明を実施することができる。
回路が設定されている従来装置では、ダイオード8を1
個接続するだけで、第一実施例で説明したものと同等に
本発明を実施することができる。この第二実施例では、
既存の装置に簡単な加工を加えるだけで、制御回路3の
ソフトウエアを変更するなどの処理を必要とすることな
く本発明を実施することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、不
慣れな者の操作により、低温時に予熱を省いて始動が行
われても、自動的にグロープラグへの通電を行い、バッ
テリが消耗してしまう前に始動を成功させることができ
る。特に、内燃機関の出力軸から切り離すことができな
い負荷があるような装置では、始動電動機の負荷が大き
く始動時のバッテリの消耗が大きいが、このような装置
に本発明を実施してきわめて有効である。本発明によ
り、不慣れな運転者により始動操作が行われても無駄な
バッテリの放電を防止することができる。さらに、温度
センサおよびその制御装置を要することなく経済的に実
施することができる。特に予熱遅延回路が設けられてい
る従来装置の場合にはきわめて簡単な回路構成により本
発明を実施することができる。
慣れな者の操作により、低温時に予熱を省いて始動が行
われても、自動的にグロープラグへの通電を行い、バッ
テリが消耗してしまう前に始動を成功させることができ
る。特に、内燃機関の出力軸から切り離すことができな
い負荷があるような装置では、始動電動機の負荷が大き
く始動時のバッテリの消耗が大きいが、このような装置
に本発明を実施してきわめて有効である。本発明によ
り、不慣れな運転者により始動操作が行われても無駄な
バッテリの放電を防止することができる。さらに、温度
センサおよびその制御装置を要することなく経済的に実
施することができる。特に予熱遅延回路が設けられてい
る従来装置の場合にはきわめて簡単な回路構成により本
発明を実施することができる。
【図1】本発明第一実施例の要部の構成を示すブロック
図。
図。
【図2】本発明第一実施例にかかわるキースイッチの各
ポジションを説明する図。
ポジションを説明する図。
【図3】本発明第一実施例における常温時の始動操作を
説明するタイミングチャート。
説明するタイミングチャート。
【図4】本発明第一実施例における始動動作の流れを示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図5】本発明第一実施例における遅延制御の流れを示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図6】(a)および(b)は本発明第一実施例におけ
る低温時の始動操作を説明するタイミングチャート。
る低温時の始動操作を説明するタイミングチャート。
【図7】本発明第二実施例の要部の構成を示すブロック
図。
図。
1 グロープラグ 2 キースイッチ 3、13 制御回路 4 バッテリ 5 グロープラグリレー 5a 励磁コイル 6 カレントセンサ 7 インジケータ・ランプ 8 ダイオード
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダ内空気を加熱するグロープラグ
と、操作にしたがって停止、予熱、運転、始動の各モー
ドを設定するキースイッチと、このキースイッチが予熱
に設定されたときに前記グロープラグに通電し始動に設
定されたときに始動電動機に通電する制御回路とを備え
た始動補助装置において、 前記制御回路は、前記キースイッチが始動に設定されて
t1 秒経過したときに自動的に前記グロープラグに通電
する制御手段を含むことを特徴とする始動補助装置。 - 【請求項2】 前記制御回路は、前記キースイッチが始
動に設定されてt1 秒経過後には前記グロープラグに通
電を継続する手段を含む請求項1記載の始動補助装置。 - 【請求項3】 前記制御回路は、前記キースイッチが始
動に設定されてt1 秒経過後にさらに時間t2 秒が経過
するまで前記グロープラグに通電を継続し、その時間t
2 秒の経過後には前記グロープラグに断続的に通電する
手段を含む請求項2記載の始動補助装置。 - 【請求項4】 シリンダ内空気を加熱するグロープラグ
と、操作にしたがって停止、予熱、運転、始動の各モー
ドを設定するキースイッチと、このキースイッチが予熱
に設定されてt1 秒を経過したときに前記グロープラグ
に通電し始動に設定されたときに始動電動機に通電する
制御回路とを備えた始動補助装置において、 前記キースイッチが予熱に設定されたときに電位が現れ
る第一の端子と前記キースイッチが始動に設定されたと
きに電位が現れる第二の端子との間を前記第二の端子か
ら前記第一の端子に向けて順方向になるようにダイオー
ドを介して結線されたことを特徴とする始動補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8256746A JPH10103200A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 始動補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8256746A JPH10103200A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 始動補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10103200A true JPH10103200A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17296876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8256746A Pending JPH10103200A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 始動補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10103200A (ja) |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8256746A patent/JPH10103200A/ja active Pending
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