JPH10103274A - 回転圧縮機 - Google Patents
回転圧縮機Info
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- JPH10103274A JPH10103274A JP25964396A JP25964396A JPH10103274A JP H10103274 A JPH10103274 A JP H10103274A JP 25964396 A JP25964396 A JP 25964396A JP 25964396 A JP25964396 A JP 25964396A JP H10103274 A JPH10103274 A JP H10103274A
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- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 80
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- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 5
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Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機構の構造簡素化や耐久性の向上等を図
った回転圧縮機を提供する。 【解決手段】 シリンダ31の圧縮空間57側には、メ
インフレーム21およびベアリングプレート23を貫通
する吐出ポート61と、この吐出ポート61とベーンス
ロット51とを連通する連通路63とが形成されてい
る。連通路63の内部には、円盤状の弁体65と圧縮コ
イルスプリング67とからなる逆止弁69が設けられて
いる。ベーン53には、圧縮側側面71に圧縮空間57
に連通する凹状部73が形成されている。この凹状部7
3は、ベーン53がベーンスロット51内に所定量押し
込まれた状態で、圧縮空間57と連通路63とを連通す
る。
った回転圧縮機を提供する。 【解決手段】 シリンダ31の圧縮空間57側には、メ
インフレーム21およびベアリングプレート23を貫通
する吐出ポート61と、この吐出ポート61とベーンス
ロット51とを連通する連通路63とが形成されてい
る。連通路63の内部には、円盤状の弁体65と圧縮コ
イルスプリング67とからなる逆止弁69が設けられて
いる。ベーン53には、圧縮側側面71に圧縮空間57
に連通する凹状部73が形成されている。この凹状部7
3は、ベーン53がベーンスロット51内に所定量押し
込まれた状態で、圧縮空間57と連通路63とを連通す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫や空気調和
機等に使用される回転圧縮機に係り、詳しくは、圧縮機
構の構造簡素化等を図る技術に関する。
機等に使用される回転圧縮機に係り、詳しくは、圧縮機
構の構造簡素化等を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫や空気調和機等には種々の形式の
圧縮機が用いられるが、構造が比較的単純で、製造も容
易なことから、羽根固定型の回転圧縮機が主流となって
いる。この圧縮機は、円柱状のシリンダ空間を有するシ
リンダ、シリンダの上下に位置するメインフレームおよ
びベアリングプレート、シリンダの内壁に摺接しながら
回転する偏心ロータ、シリンダに摺動自在に保持されて
偏心ロータに摺接するベーン等からなる圧縮機構を備え
ている。吸入ポートから圧縮機構のシリンダ内に吸入さ
れたガス冷媒は、シリンダ内壁と偏心ロータとベーンと
により画成された圧縮空間に導入され、ロータの回転に
伴う圧縮空間の縮小により圧縮された後、インフレーム
およびベアリングプレートにそれぞれ形成された吐出ポ
ートから圧縮機ケーシング内に吐出される。
圧縮機が用いられるが、構造が比較的単純で、製造も容
易なことから、羽根固定型の回転圧縮機が主流となって
いる。この圧縮機は、円柱状のシリンダ空間を有するシ
リンダ、シリンダの上下に位置するメインフレームおよ
びベアリングプレート、シリンダの内壁に摺接しながら
回転する偏心ロータ、シリンダに摺動自在に保持されて
偏心ロータに摺接するベーン等からなる圧縮機構を備え
ている。吸入ポートから圧縮機構のシリンダ内に吸入さ
れたガス冷媒は、シリンダ内壁と偏心ロータとベーンと
により画成された圧縮空間に導入され、ロータの回転に
伴う圧縮空間の縮小により圧縮された後、インフレーム
およびベアリングプレートにそれぞれ形成された吐出ポ
ートから圧縮機ケーシング内に吐出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した圧縮機構で
は、吸入行程におけるガス冷媒の逆流を防止するための
他、ガス冷媒の圧力を所定値以上に上昇させて圧縮機ケ
ーシング内に吐出する都合上、各吐出ポートに吐出弁が
設けられる。通常、吐出弁はリードバルブとバルカバル
ブとからなっており、これらがリベット等の締結部材に
よりメインフレームやベアリングプレートに締結され
る。そして、このことは、吐出ポート周辺へのバルブシ
ート加工も相俟って、圧縮機構の構成部品点数や加工工
数を増大させると共に、圧縮機全体のコストを上昇させ
る要因となっていた。
は、吸入行程におけるガス冷媒の逆流を防止するための
他、ガス冷媒の圧力を所定値以上に上昇させて圧縮機ケ
ーシング内に吐出する都合上、各吐出ポートに吐出弁が
設けられる。通常、吐出弁はリードバルブとバルカバル
ブとからなっており、これらがリベット等の締結部材に
よりメインフレームやベアリングプレートに締結され
る。そして、このことは、吐出ポート周辺へのバルブシ
ート加工も相俟って、圧縮機構の構成部品点数や加工工
数を増大させると共に、圧縮機全体のコストを上昇させ
る要因となっていた。
【0004】一方、圧縮機構のシリンダでは吐出ポート
とリードバルブとが所定の間隔をとって設けられるた
め、圧縮行程終期において圧縮された冷媒ガスの一部は
圧縮空間に閉じこめられることになり、これによって圧
縮効率が低下する問題があった。また、リードバルブ
は、圧縮機の運転中に高頻度で弾性変形を繰り返すた
め、ごく長期間に亘る運転が行われた場合等には、疲労
・折損して圧縮機の圧縮機能を損なう虞があった。
とリードバルブとが所定の間隔をとって設けられるた
め、圧縮行程終期において圧縮された冷媒ガスの一部は
圧縮空間に閉じこめられることになり、これによって圧
縮効率が低下する問題があった。また、リードバルブ
は、圧縮機の運転中に高頻度で弾性変形を繰り返すた
め、ごく長期間に亘る運転が行われた場合等には、疲労
・折損して圧縮機の圧縮機能を損なう虞があった。
【0005】本発明は、上記状況に鑑みなされたもの
で、圧縮機構の構造簡素化や耐久性の向上等を図った回
転圧縮機を提供することを目的とする。
で、圧縮機構の構造簡素化や耐久性の向上等を図った回
転圧縮機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、シリンダ内で偏心回転するロ
ータにベーンを摺接させてなる圧縮機構を有した回転圧
縮機において、前記ベーンの圧縮側側面に形成され、当
該シリンダの圧縮空間に連通する凹状溝と、前記シリン
ダに形成され、前記ベーンが所定の位置にあるときに、
前記凹状溝と前記圧縮機構の吐出ポートとを連通する連
通路とを備えたものを提案する。
に、請求項1の発明では、シリンダ内で偏心回転するロ
ータにベーンを摺接させてなる圧縮機構を有した回転圧
縮機において、前記ベーンの圧縮側側面に形成され、当
該シリンダの圧縮空間に連通する凹状溝と、前記シリン
ダに形成され、前記ベーンが所定の位置にあるときに、
前記凹状溝と前記圧縮機構の吐出ポートとを連通する連
通路とを備えたものを提案する。
【0007】この発明によれば、例えば、圧縮行程後期
にベーンがロータによりシリンダ内の所定の位置に押し
込まれると、圧縮空間と吐出ポートとが凹状溝と連通路
とを介して連通され、圧縮空間内の流体が吐出される。
また、請求項2のシリンダ内で偏心回転するロータにベ
ーンを摺接させてなる圧縮機構を有した回転圧縮機にお
いて、前記ベーンの圧縮側側面に形成され、当該シリン
ダの圧縮空間に連通する凹状溝と、前記シリンダに形成
され、前記ベーンが所定の位置にあるときに、前記凹状
溝と前記圧縮機構の吐出ポートとを連通する連通路と、
当該連通路に形成され、前記凹状溝側から前記吐出ポー
ト側へのみ流体を流通させる逆止弁とを備えたものを提
案する。
にベーンがロータによりシリンダ内の所定の位置に押し
込まれると、圧縮空間と吐出ポートとが凹状溝と連通路
とを介して連通され、圧縮空間内の流体が吐出される。
また、請求項2のシリンダ内で偏心回転するロータにベ
ーンを摺接させてなる圧縮機構を有した回転圧縮機にお
いて、前記ベーンの圧縮側側面に形成され、当該シリン
ダの圧縮空間に連通する凹状溝と、前記シリンダに形成
され、前記ベーンが所定の位置にあるときに、前記凹状
溝と前記圧縮機構の吐出ポートとを連通する連通路と、
当該連通路に形成され、前記凹状溝側から前記吐出ポー
ト側へのみ流体を流通させる逆止弁とを備えたものを提
案する。
【0008】この発明によれば、例えば、圧縮行程後期
にベーンがロータによりシリンダ内の所定の位置に押し
込まれると、圧縮空間と吐出ポートとが凹状溝と連通路
とを介して連通され、圧縮空間内の流体が吐出される。
そして、吸入行程に移行して圧縮空間内の圧力が低下す
ると、逆止弁により連通路が遮断され、ガス冷媒の逆流
が防止される。
にベーンがロータによりシリンダ内の所定の位置に押し
込まれると、圧縮空間と吐出ポートとが凹状溝と連通路
とを介して連通され、圧縮空間内の流体が吐出される。
そして、吸入行程に移行して圧縮空間内の圧力が低下す
ると、逆止弁により連通路が遮断され、ガス冷媒の逆流
が防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1には、本発明に係る回転
圧縮機の縦断面を示してある。同図に示したように、本
実施形態の圧縮機1は、いわゆる電動縦型であり、電動
機要素3と圧縮機構5とが円筒状のケーシング7内に上
下に収納されている。電動機要素3は、ケーシング7の
内壁に固着した固定子11と、固定子11の内側に位置
する回転子13とから構成されている。
に基づき詳細に説明する。図1には、本発明に係る回転
圧縮機の縦断面を示してある。同図に示したように、本
実施形態の圧縮機1は、いわゆる電動縦型であり、電動
機要素3と圧縮機構5とが円筒状のケーシング7内に上
下に収納されている。電動機要素3は、ケーシング7の
内壁に固着した固定子11と、固定子11の内側に位置
する回転子13とから構成されている。
【0010】圧縮機構5は、メインフレーム21および
ベアリングプレート23に支持されて回転子13と一体
に回転するクランクシャフト25の他、クランクシャフ
ト25の偏心部27に嵌合したロータ29や、ロータ2
9の外周面に摺接するベーン(図1には示さず)、ロー
タ29がその内周面32に摺接するシリンダ31等から
構成されている。メインフレーム21には、ガス冷媒流
出口33が形成されたメインフレームカップ35が取り
付けられる一方、ベアリングプレート23には、ベアリ
ングプレートキャップ37が取り付けられている。図1
中、41はケーシング7の側面に取り付けられたアキュ
ムレータ、43はケーシング7の上部に形成された冷媒
吐出管、45はケーシング7の下部に貯留されて圧縮機
構5の潤滑に供される冷凍機油である。
ベアリングプレート23に支持されて回転子13と一体
に回転するクランクシャフト25の他、クランクシャフ
ト25の偏心部27に嵌合したロータ29や、ロータ2
9の外周面に摺接するベーン(図1には示さず)、ロー
タ29がその内周面32に摺接するシリンダ31等から
構成されている。メインフレーム21には、ガス冷媒流
出口33が形成されたメインフレームカップ35が取り
付けられる一方、ベアリングプレート23には、ベアリ
ングプレートキャップ37が取り付けられている。図1
中、41はケーシング7の側面に取り付けられたアキュ
ムレータ、43はケーシング7の上部に形成された冷媒
吐出管、45はケーシング7の下部に貯留されて圧縮機
構5の潤滑に供される冷凍機油である。
【0011】図2には圧縮機構5の横断面を示し、図3
には図2中のA−A断面を示してある。これらの図に示
したように、シリンダ31に形成されたベーンスロット
51にはロータ29に摺接するベーン53が摺動自在に
保持されており、シリンダ31の内周面32とロータ2
9とベーン53とにより、シリンダ31の内部が吸入空
間55と圧縮空間57とに区画されている。尚、本実施
形態では、ロータ29がクランクシャフト25に駆動さ
れて時計回りに回転する。
には図2中のA−A断面を示してある。これらの図に示
したように、シリンダ31に形成されたベーンスロット
51にはロータ29に摺接するベーン53が摺動自在に
保持されており、シリンダ31の内周面32とロータ2
9とベーン53とにより、シリンダ31の内部が吸入空
間55と圧縮空間57とに区画されている。尚、本実施
形態では、ロータ29がクランクシャフト25に駆動さ
れて時計回りに回転する。
【0012】シリンダ31の吸入空間55側には、ベー
ンスロット51に対して所定の角度をもって吸入ポート
59が穿設されており、この吸入ポート59を介して前
述したアキュムレータ41と吸入空間55とが連通され
ている。また、シリンダ31の圧縮空間57側には、メ
インフレーム21およびベアリングプレート23を貫通
する吐出ポート61と、この吐出ポート61とベーンス
ロット51とを連通する連通路63とが形成されてい
る。連通路63は、ベーンスロット51への開口部位が
小径となった段付きに形成されており、その内部に円盤
状の弁体65と圧縮コイルスプリング67とからなる逆
止弁69が設けられている。この逆止弁69は、ベーン
スロット51側の圧力が吐出ポート61側の圧力より所
定値以上高くなったときに連通路63を開放し、それ以
外のときには連通路63を遮断する。図中、70は、連
通路63の加工開口を閉鎖するねじプラグである。
ンスロット51に対して所定の角度をもって吸入ポート
59が穿設されており、この吸入ポート59を介して前
述したアキュムレータ41と吸入空間55とが連通され
ている。また、シリンダ31の圧縮空間57側には、メ
インフレーム21およびベアリングプレート23を貫通
する吐出ポート61と、この吐出ポート61とベーンス
ロット51とを連通する連通路63とが形成されてい
る。連通路63は、ベーンスロット51への開口部位が
小径となった段付きに形成されており、その内部に円盤
状の弁体65と圧縮コイルスプリング67とからなる逆
止弁69が設けられている。この逆止弁69は、ベーン
スロット51側の圧力が吐出ポート61側の圧力より所
定値以上高くなったときに連通路63を開放し、それ以
外のときには連通路63を遮断する。図中、70は、連
通路63の加工開口を閉鎖するねじプラグである。
【0013】ベーン53には、図4に示したように、圧
縮空間57側の側面(すなわち、圧縮側側面)71に圧
縮空間57に連通する凹状部73が形成されている。こ
の凹状部73は、ベーン53がベーンスロット51内に
所定量押し込まれた状態で、圧縮空間57と連通路63
とを連通する。本実施形態の場合、凹状部73による圧
縮空間57と連通路63との連通は、クランクシャフト
25の回転角度(図2中でロータ29が最上部に位置し
た状態からの角度:以下、クランク角と記す)が150
゜となったときに一旦中断され、210゜となったとき
に再び開始される。すなわち、圧縮空間57と連通路6
3との凹状部73による連通は、クランク角が150゜
〜210゜の範囲で遮断される一方、連通面積はクラン
ク角が0゜となったときに最大となる。尚、ベーン53
の吸入空間55側の側面(すなわち、吸入側側面)75
には、前述した従来装置と同様、凹状部等は形成されて
いない。
縮空間57側の側面(すなわち、圧縮側側面)71に圧
縮空間57に連通する凹状部73が形成されている。こ
の凹状部73は、ベーン53がベーンスロット51内に
所定量押し込まれた状態で、圧縮空間57と連通路63
とを連通する。本実施形態の場合、凹状部73による圧
縮空間57と連通路63との連通は、クランクシャフト
25の回転角度(図2中でロータ29が最上部に位置し
た状態からの角度:以下、クランク角と記す)が150
゜となったときに一旦中断され、210゜となったとき
に再び開始される。すなわち、圧縮空間57と連通路6
3との凹状部73による連通は、クランク角が150゜
〜210゜の範囲で遮断される一方、連通面積はクラン
ク角が0゜となったときに最大となる。尚、ベーン53
の吸入空間55側の側面(すなわち、吸入側側面)75
には、前述した従来装置と同様、凹状部等は形成されて
いない。
【0014】以下、図5〜図9に基づき、本実施形態の
作用を説明する。尚、説明にあたっては、図面が煩雑に
なることを避けるため、逆止弁69は弁体65のみを図
示する。図5,図6に示すように、クランクシャフト2
5の回転に伴ってロータ29が吸入ポート59を通過す
ると、吸入ポート59からのガス冷媒が吸入空間55内
に吸入され、吸入行程が開始される。この時点では、吸
入空間55と圧縮空間57とがベーン53により区画さ
れているため、圧縮空間57内の高圧の冷媒ガスが吸入
空間55に逆流することはない。
作用を説明する。尚、説明にあたっては、図面が煩雑に
なることを避けるため、逆止弁69は弁体65のみを図
示する。図5,図6に示すように、クランクシャフト2
5の回転に伴ってロータ29が吸入ポート59を通過す
ると、吸入ポート59からのガス冷媒が吸入空間55内
に吸入され、吸入行程が開始される。この時点では、吸
入空間55と圧縮空間57とがベーン53により区画さ
れているため、圧縮空間57内の高圧の冷媒ガスが吸入
空間55に逆流することはない。
【0015】図7に示すように、クランクシャフト25
が一回転し、ロータ29が吸入ポート59を再び通過す
ると、吸入行程が終了して吸入空間55が圧縮空間57
に移行する。この時点では、ロータ29によりベーンス
ロット51内にベーン53が押し込まれ、凹状部73を
介して圧縮空間57と連通路63とが連通される。とこ
ろが、吐出ポート61の圧力(すなわち、ケーシング7
内の圧力)が圧縮空間57内の圧力より高いため、弁体
65により連通路63が遮断され、圧縮空間57にケー
シング7内のガス冷媒が逆流することが防止される。
が一回転し、ロータ29が吸入ポート59を再び通過す
ると、吸入行程が終了して吸入空間55が圧縮空間57
に移行する。この時点では、ロータ29によりベーンス
ロット51内にベーン53が押し込まれ、凹状部73を
介して圧縮空間57と連通路63とが連通される。とこ
ろが、吐出ポート61の圧力(すなわち、ケーシング7
内の圧力)が圧縮空間57内の圧力より高いため、弁体
65により連通路63が遮断され、圧縮空間57にケー
シング7内のガス冷媒が逆流することが防止される。
【0016】図8に示すように、クランク角が210゜
を越えて圧縮行程後期になると、圧縮空間57内の圧力
が十分に高まると同時に、凹状部73を介して圧縮空間
57と連通路63とが連通され始める。これにより、弁
体6が移動して連通路63が開放され、圧縮空間57内
で高圧となったガス冷媒は、凹状部73および連通路6
3を経由して、吐出ポート61からケーシング7内に吐
出される。この際、凹状部73がベーン53に形成され
ているため、図9に示すように、圧縮行程終期に至って
も圧縮空間57からのガス冷媒の吐出が行われ、圧縮空
間57内に冷媒ガスが閉じこめられることがない。吐出
されたガス冷媒は、図1に示したように、メインフレー
ムカップ35に形成されたガス冷媒流出口33からケー
シング7内に流出し、冷媒吐出管43を介して図示しな
い冷媒配管に供給される。
を越えて圧縮行程後期になると、圧縮空間57内の圧力
が十分に高まると同時に、凹状部73を介して圧縮空間
57と連通路63とが連通され始める。これにより、弁
体6が移動して連通路63が開放され、圧縮空間57内
で高圧となったガス冷媒は、凹状部73および連通路6
3を経由して、吐出ポート61からケーシング7内に吐
出される。この際、凹状部73がベーン53に形成され
ているため、図9に示すように、圧縮行程終期に至って
も圧縮空間57からのガス冷媒の吐出が行われ、圧縮空
間57内に冷媒ガスが閉じこめられることがない。吐出
されたガス冷媒は、図1に示したように、メインフレー
ムカップ35に形成されたガス冷媒流出口33からケー
シング7内に流出し、冷媒吐出管43を介して図示しな
い冷媒配管に供給される。
【0017】以上述べたように、本実施形態では、ベー
ン53に凹状部73を形成すると共に、この凹状部73
と吐出ポート61とを逆止弁69が設けられた連通路6
3を介して連通することにより、従来装置に比べて部品
点数が少なく、かつ加工工数も低減させながら、同等以
上の圧縮性能を有する圧縮機1を製作することができ
た。
ン53に凹状部73を形成すると共に、この凹状部73
と吐出ポート61とを逆止弁69が設けられた連通路6
3を介して連通することにより、従来装置に比べて部品
点数が少なく、かつ加工工数も低減させながら、同等以
上の圧縮性能を有する圧縮機1を製作することができ
た。
【0018】以上で具体的実施形態の説明を終えるが、
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、凹状部による圧縮空間と連
通路との連通がクランク角が150゜〜210゜の範囲
で遮断されるようにしたが、その範囲を増減させてもよ
いし、連通が常時行われてクランク角が180゜で連通
面積が最小となるように設定してもよい。また、上記実
施形態では、逆止弁に円盤状の弁体と圧縮コイルスプリ
ングとを用いたが、球状の弁体を用いてもよい。更に、
本発明を横型圧縮機や内燃機関等で駆動される圧縮機に
適用してもよいし、圧縮機を構成する各部材等について
も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能で
ある。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、凹状部による圧縮空間と連
通路との連通がクランク角が150゜〜210゜の範囲
で遮断されるようにしたが、その範囲を増減させてもよ
いし、連通が常時行われてクランク角が180゜で連通
面積が最小となるように設定してもよい。また、上記実
施形態では、逆止弁に円盤状の弁体と圧縮コイルスプリ
ングとを用いたが、球状の弁体を用いてもよい。更に、
本発明を横型圧縮機や内燃機関等で駆動される圧縮機に
適用してもよいし、圧縮機を構成する各部材等について
も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能で
ある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧縮機に
よれば、シリンダ内で偏心回転するロータにベーンを摺
接させてなる圧縮機構を有した回転圧縮機において、前
記ベーンの圧縮側側面に形成され、当該シリンダの圧縮
空間に連通する凹状溝と、前記シリンダに形成され、前
記ベーンが所定の位置にあるときに、前記凹状溝と前記
圧縮機構の吐出ポートとを連通する連通路とを備えるよ
うにしたため、例えば、圧縮行程後期にベーンがロータ
によりシリンダ内の所定の位置に押し込まれると、圧縮
空間と吐出ポートとが凹状溝と連通路とを介して連通さ
れ、圧縮空間内の流体が吐出されることになる。これに
より、従来装置で必要としていたリードバルブやバルカ
バルブが不要となり、圧縮機構の構成が単純になって圧
縮機の低コスト化が図られると共に、圧縮行程終期にお
いても圧縮空間に流体が閉じこめられなくなり、圧縮効
率が向上する。
よれば、シリンダ内で偏心回転するロータにベーンを摺
接させてなる圧縮機構を有した回転圧縮機において、前
記ベーンの圧縮側側面に形成され、当該シリンダの圧縮
空間に連通する凹状溝と、前記シリンダに形成され、前
記ベーンが所定の位置にあるときに、前記凹状溝と前記
圧縮機構の吐出ポートとを連通する連通路とを備えるよ
うにしたため、例えば、圧縮行程後期にベーンがロータ
によりシリンダ内の所定の位置に押し込まれると、圧縮
空間と吐出ポートとが凹状溝と連通路とを介して連通さ
れ、圧縮空間内の流体が吐出されることになる。これに
より、従来装置で必要としていたリードバルブやバルカ
バルブが不要となり、圧縮機構の構成が単純になって圧
縮機の低コスト化が図られると共に、圧縮行程終期にお
いても圧縮空間に流体が閉じこめられなくなり、圧縮効
率が向上する。
【図1】本発明に係る圧縮機の一実施形態を示した縦断
面図である。
面図である。
【図2】実施形態における圧縮機構の横断面図である。
【図3】図2中のA−A断面図である。
【図4】ベーンの斜視図である。
【図5】実施形態の作用をあらわす説明図である。
【図6】実施形態の作用をあらわす説明図である。
【図7】実施形態の作用をあらわす説明図である。
【図8】実施形態の作用をあらわす説明図である。
【図9】実施形態の作用をあらわす説明図である。
5 圧縮機構 7 ケーシング 21 メインフレーム 23 ベアリングプレート 25 クランクシャフト 29 ロータ 31 シリンダ 53 ベーン 55 吸入空間 57 圧縮空間 59 吸入ポート 61 吐出ポート 63 連通路 69 逆止弁 73 凹状部
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダ内で偏心回転するロータにベー
ンを摺接させてなる圧縮機構を有した回転圧縮機におい
て、 前記ベーンの圧縮側側面に形成され、当該シリンダの圧
縮空間に連通する凹状溝と、 前記シリンダに形成され、前記ベーンが所定の位置にあ
るときに、前記凹状溝と前記圧縮機構の吐出ポートとを
連通する連通路とを備えたことを特徴とする回転圧縮
機。 - 【請求項2】 シリンダ内で偏心回転するロータにベー
ンを摺接させてなる圧縮機構を有した回転圧縮機におい
て、 前記ベーンの圧縮側側面に形成され、当該シリンダの圧
縮空間に連通する凹状溝と、 前記シリンダに形成され、前記ベーンが所定の位置にあ
るときに、前記凹状溝と前記圧縮機構の吐出ポートとを
連通する連通路と、 当該連通路に形成され、前記凹状溝側から前記吐出ポー
ト側へのみ流体を流通させる逆止弁とを備えたことを特
徴とする回転圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25964396A JPH10103274A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 回転圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25964396A JPH10103274A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 回転圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10103274A true JPH10103274A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17336917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25964396A Pending JPH10103274A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 回転圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10103274A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101994697B (zh) | 2009-08-10 | 2012-10-10 | 肖雷明 | 滑片泵 |
| CN102748287A (zh) * | 2011-04-19 | 2012-10-24 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机 |
| CN102767518A (zh) * | 2011-05-03 | 2012-11-07 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转压缩机 |
| CN102953993A (zh) * | 2011-08-19 | 2013-03-06 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 旋转式压缩机的滑片、旋转式压缩机及空调器 |
| CN106122013A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-11-16 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 一种滚动转子压缩机 |
| CN106194732A (zh) * | 2016-09-05 | 2016-12-07 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 滚动转子压缩机 |
| CN111441952A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-07-24 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 气缸结构、压缩机以及具有其的空调器 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25964396A patent/JPH10103274A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101994697B (zh) | 2009-08-10 | 2012-10-10 | 肖雷明 | 滑片泵 |
| CN102748287A (zh) * | 2011-04-19 | 2012-10-24 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机 |
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| CN102953993A (zh) * | 2011-08-19 | 2013-03-06 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 旋转式压缩机的滑片、旋转式压缩机及空调器 |
| CN102953993B (zh) * | 2011-08-19 | 2015-12-09 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 旋转式压缩机的滑片、旋转式压缩机及空调器 |
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| CN106194732A (zh) * | 2016-09-05 | 2016-12-07 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 滚动转子压缩机 |
| CN111441952A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-07-24 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 气缸结构、压缩机以及具有其的空调器 |
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