JPH10103349A - 回転軸の支持構造 - Google Patents

回転軸の支持構造

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JPH10103349A
JPH10103349A JP26050996A JP26050996A JPH10103349A JP H10103349 A JPH10103349 A JP H10103349A JP 26050996 A JP26050996 A JP 26050996A JP 26050996 A JP26050996 A JP 26050996A JP H10103349 A JPH10103349 A JP H10103349A
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JP
Japan
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bearing
support structure
spacer
outer ring
ring seat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26050996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Touzaki
康嘉 東▲崎▼
Takafumi Yoshida
孝文 吉田
Sadamu Takahashi
定 高橋
Hidefumi Shigekawa
英文 重川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受の予圧過大からくる回転数の上限を大幅
に上昇させることができる回転軸の支持構造を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 両端が軸受2a、2bの内輪及び外輪1
3a、13b、15a、15bにそれぞれ当接する内輪
間座3及び外輪間座4を有する回転軸の支持構造におい
て、外輪間座4の外周面をペルチェ効果を応用した熱電
素子で構成したサーモモジュール8で冷却することによ
り内輪間座3との間に相対的な温度差を発生させること
により高速回転時の熱膨張による予圧過大をキャンセル
するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は回転軸の支持構造に
関し、特に工作機械の主軸、送り軸、モーターロータの
回転軸等の、高速で回転しかつ発熱が問題となる回転体
に適用して有用なものである。 【0002】 【従来の技術】上述の回転体、例えば工作機械の主軸が
回転すると、主軸、軸受の内輪、玉、ころ等が遠心力に
よる膨張及び軸受の内外輪の温度差による膨張によって
軸受すきまが減少することにより、軸受予圧が増加し、
高速回転においては予圧過大となり焼付きを起こす原因
となる。 【0003】かかる焼付き現象を防止するために、従来
においては次の手段が採られていた。 (1) 回転体をエアブロー、電子冷却の手法で冷却
し、熱膨張を小さくする。 (2) バネを用いて定圧予圧型の構造とする。 (3) 初期予圧(組立時予圧)を小さく設定する。 (4) 内輪用と外輪用に熱膨張係数の異なった材料を
用いる。 (5) 外輪の間座を電熱ヒータと油冷によって伸び縮
みさせる。 【0004】ここに(5)に示す軸受の外輪の間座を電
熱ヒータと油冷によって伸び縮みさせる構造について説
明する。 【0005】図3は従来技術に係る回転軸の支持構造を
示す断面図である。同図に示すように、回転軸01には
軸受02aと軸受02bとが内輪及び外輪間座03,0
4を挾んでその外周面に取り付けられている。軸受02
a,02bは軸受押え05によりハウジング06内に固
定され、軸受内輪013a,013bと軸受外輪015
a,015bとの間に玉014a,014bが挾み込ま
れた構造となっている。回転軸01は軸受02a,02
bが装着された状態でハウジング06内に装着されてい
る。内輪間座03と外輪間座04とで構成した間座は、
軸受内輪013a,013b間と軸受外輪015a,0
15b間とにそれぞれ挿入されている。外輪間座04に
は外周面に凹部が設けてあり、この凹部に電熱ヒータ0
16を装着するとともに油配管017からの油の導入に
より発熱と吸熱とが出来るようになっている。また外輪
間座04には熱電対018が装備してあり常時外輪間座
04の温度を計測し得るように構成してある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上述の如き焼付き防止
手段のうち、(1)の手段で効率よく冷却するとともに
予圧過大となる回転数を飛躍的に高くするためにはコス
トが増大し、現実的ではない。 【0007】(2)の手段では回転軸が回転発熱による
熱膨張のために軸方向へ変位して工作精度が低下した
り、軸受剛性を高くすることが困難であるという欠点を
伴う。 【0008】(3)の手段では、低速回転時の主軸剛性
が低下することで、大きな効果が得られない。 【0009】(4)の手段は、組立時の温度と作動時の
温度とを予め予測し、適正な隙間を設定する必要があ
る。また、工場内で運転する場合に恒温室で運転しない
と、周囲温度は年間もしくは一日の間でも変動があり、
それによって予圧の大きさが異なり、場合によっては予
圧過大となって焼き付く可能性がある。 【0010】(5)の手段では、冷却に油を用いるため
にシールが必要であること、また電熱ヒータも用いるこ
とにより冷却、加熱の装置及び経路が2個必要であると
いった欠点がある。 【0011】本発明は、上記従来技術に鑑み、軸受の予
圧過大からくる回転数の上限を大幅に上昇させることが
できる回転軸の支持構造を提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は次の点を特徴とする。 1)間座を挾んで両側に2個以上の軸受を配置した回転
軸の支持構造であって、上記軸受の内輪間及び上記軸受
の外輪間にそれぞれ配置したリング状部材であり、かつ
熱膨張係数が明確な材料で作られた間座を有し、電圧が
印加されると吸熱及び発熱する複数個の熱電素子の吸熱
面を外輪側の上記間座に密着して取り付けたこと。 2)1)の熱電素子はペルチェ効果を利用したものであ
ること。 【0013】上記発明においては内輪用の間座と外輪用
の間座との温度差を強制的につけることができるため、
内輪用の間座と外輪用の間座との軸方向長さに差をつけ
ることができる。したがって、回転や負荷に応じて軸受
の内輪と外輪間との間で相対的に変位させることができ
る。そこで、回転発熱に伴って軸受予圧が軽減される向
きにこのときの変位が生じるように内輪間座と外輪間座
の温度差を最適に設定できる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。 【0015】図1は本形態に係るる工作機械主軸の軸受
部の断面図である。同図に示すように回転軸1は、軸受
内輪13a、13bと軸受外輪15a、15bとの間に
玉14a、14bが挟み込まれた構造の軸受2a、2b
により支持されてハウジング6内で回転するように構成
してある。軸受2a、2bは軸受押え5によりハウジン
グ6内に固定され、且つ内輪及び外輪間座3、4によっ
て適切な初期予圧を与えられている。内輪間座3と外輪
間座4とで構成した間座は、軸受内輪13a,13b間
と軸受外輪15a,15b間とにそれぞれ挿入されてい
る。これらのうち外輪間座4の温度は内輪間座3より低
くできるように、外輪間座4の外周面に形成する凹部に
熱電素子を用いたサーモモジュール8が設置してある。
このサーモモジュール8は外輪間座4の外周面の周方向
に亘り略等間隔に複数個が配設してある。また外輪間座
4には熱電対18が装備してあり常時外輪間座4の温度
を計測し得るように構成してある。 【0016】図2はサーモモジュール8を抽出して示す
斜視図である。同図に示すように、熱電素子7は2種類
の物質を接合して接合部分に電流を通じると熱を吸収ま
たは発生するというペルチェ効果を応用した素子(例え
ばPN接合素子等)であり、一面が吸熱面になる一方、
他の面が発熱面となるように構成してある。つまり、熱
電素子7は吸熱面から発熱面へ熱を輸送する一種のヒー
トポンプの機能を有している。板状の熱電素子7の両面
にはセラミックス板9,10が接着されるとともに熱電
素子7に電流供給用の接続端子11,12が付設されて
いる。 【0017】かかる本形態において、回転軸1が回転す
ると軸受2a,2bの摩擦により熱が発生し各部材で熱
膨張を起こす。このときの発熱による回転軸1、軸受2
a,2b、軸受内輪13a,13b及び玉14a,14
bの熱膨張は軸受予圧を増大させる作用をする。一方、
本形態ではサーモモジュール8が外輪間座4の温度を内
輪間座3と比較して低くするので、軸受2a,2bの予
圧が低減する方向となる。 【0018】内輪及び外輪間座3、4の熱膨張の大きさ
の差は、外輪間座4の温度を熱電対18によって計測す
ることにより適切に設定することができる。また、この
ときサーモモジュール8は円周方向に亘り略等間隔に複
数個設置されているため、円周上均等に予圧を与えるこ
とができる。 【0019】かくして高速回転時の予圧過大を防ぎ、低
速回転から高速回転までの全回転数域において適切な予
圧を与える様に作用する。すなわち、本形態によれば内
輪間座3と外輪間座4との温度差を強制的につけること
ができるため、内輪間座3と外輪間座4との軸方向長さ
に差をつけることができる。したがって、回転数や負荷
に応じて軸受2の軸受内輪13と軸受外輪15との間で
相対的に変位させることができ、この変位が回転発熱に
伴って軸受予圧が軽減される向きに生じるように内輪間
座3と外輪間座4との温度差を最適に設定できる。 【0020】 【発明の効果】以上実施の形態とともに詳細に説明した
ように、本発明によれば軸受の予圧過大からくる回転数
上限を大幅に上昇させることができる。さらに、低速回
転から高速回転までの全域にわたって適切な予圧を得る
ことができるため、工作機械主軸においては全回転数域
で高い主軸剛性を確保して安定した加工精度を出すこと
ができる。 【0021】また、冷却には熱電素子を用いているため
に、油を用いる必要がなくシールが不要となり、構造も
簡単になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る工作機械主軸の軸受
部の断面図である。 【図2】図1のサーモモジュールを抽出して示す斜視図
である。 【図3】従来技術に係る工作機械主軸の軸受部の断面図
である。 【符号の説明】 1 回転軸 2a,2b 軸受 3 内輪間座 4 外輪間座 5 軸受押え 6 ハウジング 7 熱電素子 8 サーモモジュール 9,10 セラミックス板 11,12 接続端子 13a,13b 軸受内輪 14a,14b 玉 15a,15b 軸受外輪 18 熱電対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重川 英文 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 間座を挾んで両側に2個以上の軸受を配
    置した回転軸の支持構造であって、 上記軸受の内輪間及び上記軸受の外輪間にそれぞれ配置
    したリング状部材であり、かつ熱膨張係数が明確な材料
    で作られた間座を有し、 電圧が印加されると吸熱及び発熱する複数個の熱電素子
    の吸熱面を外輪側の上記間座に密着して取り付けたこと
    を特徴とする回転軸の支持構造。 【請求項2】 〔請求項1〕の熱電素子はペルチェ効果
    を利用したものであることを特徴とする回転軸の支持構
    造。
JP26050996A 1996-10-01 1996-10-01 回転軸の支持構造 Withdrawn JPH10103349A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26050996A JPH10103349A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 回転軸の支持構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26050996A JPH10103349A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 回転軸の支持構造

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JPH10103349A true JPH10103349A (ja) 1998-04-21

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ID=17348959

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JP26050996A Withdrawn JPH10103349A (ja) 1996-10-01 1996-10-01 回転軸の支持構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH10103349A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008046809A1 (de) * 2006-10-21 2008-04-24 Schaeffler Kg Längenkompensationseinheit, insbesondere für eine werkzeugmaschine
JP2010014197A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Jtekt Corp 転がり軸受装置及びその軸受内部すきまの調節方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008046809A1 (de) * 2006-10-21 2008-04-24 Schaeffler Kg Längenkompensationseinheit, insbesondere für eine werkzeugmaschine
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Effective date: 20031202