JPH10103353A - リニアガイド - Google Patents
リニアガイドInfo
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- JPH10103353A JPH10103353A JP27532396A JP27532396A JPH10103353A JP H10103353 A JPH10103353 A JP H10103353A JP 27532396 A JP27532396 A JP 27532396A JP 27532396 A JP27532396 A JP 27532396A JP H10103353 A JPH10103353 A JP H10103353A
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- Japan
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- slider
- guide
- groove
- linear
- screw
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Abstract
の状態で遊嵌し、スライダ3の深溝9に取り付けたVプ
ーリ5とガイド4の直線溝6に取り付けた丸棒7との係
合によりスライダ3の直線動作をガイドする。ガイド4
とスライダ3とを直に摺接させる従来のT溝嵌合のよう
に、ガイド4の内側とスライダ3の外側を全体に亘って
高精度に加工する必要がない。精密な加工を必要とされ
る部分を深溝9,直線溝6等に限定することにより加工
を簡素化すると同時に、精度が要求されるVプーリ5,
丸棒7等に安価な既成パーツを利用し、リニアガイド1
の製造コストを抑える。
Description
良に関する。
これを保持して直線移動させるためのガイドとからなる
リニアガイドとしては、工作機械のテーブル移動等に用
いられるサドル状のスライダを備えたものや、自動機等
に用いる小型の作業装置を取り付けるためのスライダを
備えた簡易形式のもの等が公知である。
内方向に直角な方向の拘束を広くとったワイドタイプの
ガイドを使用したもの(いわゆる英式)と、山形案内面
の両斜面でサドルの荷重を支えるナロータイプのガイド
を使用したもの(いわゆる米式)とが知られているが、
いずれのものも、その製造には著しく高度な加工精度が
要求され、製造コストが割高となるので、自動機等に用
いる小型のリニアガイドに適用するには困難がある。
ドにおいては、単純なT溝嵌合によってスライダをガイ
ドに摺嵌させ、エアシリンダ等によってスライダを往復
動させるものが一般的であるが、構成要素が小さいだけ
に、スライダやガイドに設ける溝の加工、特に、インサ
イド研磨(砥石の側面を利用した研削)等が困難であ
り、十分な加工精度を得るためには、前記と同様、製造
コストが割高となる欠点がある。ボールスプライン軸を
利用した小型のリニアガイド、更には、ボールスクリュ
ー軸とボールスプライン軸とを同軸上に形成して直線送
りを実現した小型のリニアガイド等も提案されている
が、主要部を構成するボールスプライン軸やボールスク
リュー軸自体が極めて高価であるため、これを利用して
製造されるリニアガイドの価格も高価となる。
ドの場合では、スライダを往復動させるための駆動源と
してエアシリンダやスプリング等を利用するのが一般的
であるが、これらの駆動源はそれ自体が位置決めのため
の手段を備えているわけではないので、スライダの移動
限界を精密に規制するためには、ガイドとスライダとの
間に機械的な調整部材を配備する必要がある。
向の長穴もしくは溝を設け、スライダの下面に固設した
ストッパの移動を許容するようにしておいて、前記ガイ
ドの長手方向の一端面から前記長穴もしくは溝に突入さ
せて螺合させた度当りネジにより構成するのが一般的
で、この度当りネジの突入量を調節してストッパの停止
位置、つまり、スライダの移動限界を規制するようにな
っている。
防止するための手段としては、調整部材となる度当りネ
ジにダブルナットを螺合させたり、または、セットスク
リューによって側方からこの度当りネジを押さえつけた
りするのが一般的である。しかし、前者の場合、ストッ
パの衝突の繰り返しによって比較的簡単にダブルナット
が緩む可能性があり、また、リニアガイドを装備した場
所によっては、ナットを回すための工具の使用に不便を
来たすといった問題もある。
で、しかも、実用上十分な精度を備えたリニアガイドを
提供することにある。
れる廉価で高精度な機械要素を利用してリニアガイドの
主要部を構成することにより前記目的を達成した。
対しスライダを摺動自在に取り付けて、その直進動作を
保証するための手段としては、Vプーリと丸棒との組み
合わせ(前者)、および、ベアリングと角棒との組み合
わせ(後者)を採用することができる。
挾むようにして位置するガイドと、前記ガイドの間に余
裕をもって摺動自在に取り付けられたスライダ、およ
び、ガイドの内側部分にスライダの移動方向に沿って設
けられた直線溝に取り付けられた丸棒と、スライダの両
側に刻設された深溝に嵌め込んで取り付けられたVプー
リとからなる。Vプーリ(JIS B 1854および規格外の市
販品) と断面真円度の高い丸棒(JIS G 3192および規格
外の市販品) は、予め機械要素として廉価に提供されて
いるので、これを容易に入手することができる。
ドの直線溝に取り付けられた断面真円度の高い丸棒によ
って構成される。従って、スライダとガイドを直接嵌合
させる従来のT溝嵌合とは相違し、ガイドの内側を全体
的に高精度に仕上げる必要がなく、直線溝だけを精密に
加工すればよいから、加工工程が簡略化される。
ダの外回りを全体的に高精度に仕上げる必要はなく、丸
棒と嵌合するVプーリの取り付け位置と、Vプーリを挾
んでそのふらつきを防止する深溝の溝幅だけを精密に加
工すればよいから、加工工程が簡略化される。
アガイドと比べて部品点数自体は増加するものの、素材
が安価であり、しかも加工工程が簡略化される点から、
材料費および工賃を総合してみれば、従来のリニアガイ
ドに比べて安価なリニアガイドを提供することができ、
また、リニアガイド自体の精度も大幅に損なわれること
がない。
部がないので、スライダの軽快な動作が可能である。
両側を挾むようにして位置するガイドと、前記ガイド間
に余裕をもって摺動自在に取り付けられたスライダ、お
よび、ガイドの内側部分にスライダの移動方向に沿って
設けられた直線溝に取り付けられた角棒と、スライダの
両側に刻設された深溝に埋設して取り付けられたベアリ
ングとからなる。ベアリング(JIS B 1512および規格外
の市販品) は予め機械要素として廉価に提供されてお
り、また、角棒に関しても平行キー(JIS B 1301) の材
料取りに用いられるもの、または、規格外の市販品を容
易に入手することができる。
ドの直線溝に取り付けられた角棒によって構成される。
従って、スライダとガイドを直接嵌合させる従来のT溝
嵌合とは相違し、ガイドの内側を全体的に高精度に仕上
げる必要がなく、直線溝だけを精密に加工すればよいか
ら、加工工程が簡略化される。
ダの外回りを全体的に高精度に仕上げる必要はなく、角
棒と嵌合するベアリングの取り付け位置と、角棒と摺嵌
する深溝の溝幅だけを精密に加工すればよいから、加工
工程が簡略化される。
ニアガイドと比べて部品点数自体は増加するものの、素
材が安価であり、しかも加工工程が簡略化される点か
ら、材料費および工賃を総合してみれば、従来のリニア
ガイドに比べて安価なリニアガイドを提供することがで
き、また、リニアガイド自体の精度も大幅に損なわれる
ことがない。
移動限界を調整する手段として、スライダの下面に固設
したストッパと、その移動を許容するために設けたガイ
ド中央部の長穴もしくは溝、および、ガイドの長手方向
の一端面から前記長穴もしくは溝に突入してストッパの
停止位置を調整する度当りネジとからなる調整手段を適
用することができる。
は、ガイドの長手方向の一端面から前記長穴もしくは溝
に連絡する第1の貫通孔を設けて挿通する。更に、前記
第1の貫通孔と交叉する第2の孔をガイドの側方から設
け、その中に前記度当りネジと螺合する雌ネジを備えた
係止部材を内嵌し、調整部材である度当りネジを螺合し
て、長穴もしくは溝内への度当りネジの突出量を加減
し、スライダの移動限界を調整する。
定ネジは、ガイドに設けた固定用ネジ穴に螺合して取り
付け、その先端部で前記係止部材を軸方向に押圧し、調
整部材となる度当りネジの回転、すなわち、緩みを防止
する。
た係止部材を介して固定ネジで押圧して固定するように
しているので、度当りネジ自体の表面に損傷が生じるこ
とがない。また、調整部材となる度当りネジは、係止部
材の雌ネジとの間および第1の貫通孔の内周面との間に
生じる面接触部により支持されるので、セットスクリュ
ーによる従来の1点支持の場合に比べ、回転による緩み
や抜け落ちを確実に防止することができる。
施形態を説明する。図1から図4は、本発明の第1の実
施形態としてのリニアガイド1を示す。図1は部分断面
を含むリニアガイド1の平面図、図2は部分断面を含む
リニアガイド1の正面図、図3はリニアガイド1を長手
方向に直交する平面で割って左側面から示す断面図であ
る。
概略において、作業装置2を取り付けるためのスライダ
3と、該スライダ3を保持して直線移動させるためのガ
イド4、および、スライダ3に取り付けられた4個のV
プーリ5、ならびに、ガイド4の直線溝6とVプーリ5
との間に介装された丸棒7,7とにより構成される。
のレール部材により一体的に形成され、その両側に位置
する壁部8,8間には、スライダ3が長手方向摺動自在
に取り付けられている。なお、その嵌合状態は完全なス
キマバメである。また、壁部8,8の内側部分にはスラ
イダ3の移動方向に沿った断面矩形の直線溝6,6が長
手方向の全長に亘って刻設されている。
は丸棒7の直径と同一であり、実際には、丸棒7のがた
つきを防止する必要上、+0から−a(但し、aは1/
100mmオーダー程度の正の微小値)の加工公差を許容
されている。また、直線溝6,6の溝深さは丸棒7の半
径と同一か、または、それよりも僅かに深い。これは丸
棒7を直線溝6の溝底に密着させた状態で、直線溝6の
上下面により丸棒7の取り付け位置を上下方向にしっか
りと規制する必要があるからである。
2つの直線溝6,6間の距離を保って溝底の平行度を維
持することであるから、立てフライス盤にミゾフライス
を装着して加工を行うような場合には、いずれか一方の
直線溝6の加工を行った後、段取りを変えずに、リニア
スケールを参照するか、または、自動制御を利用するか
して、そのまま続けてもう一方の直線溝6を加工してし
まった方がよい。壁部8,8の内側面の加工精度自体は
問わないから、この部分に面倒なインサイド研磨等を施
す必要はない。
は、図3に示すように断面略H字型に形成され、その両
側には、Vプーリ5の厚みに匹敵する溝幅を有する深溝
9を備える。深溝9の溝深さは、必ずしも、Vプーリ5
の直径に匹敵するほどでなくてもよいが、Vプーリ5の
ふらつきを抑制する必要上、図3に示すように、その直
径と概ね同等にすることが望ましい。無論、深溝9の上
下面に寸法誤差や形状誤差が生じていたのでは意味がな
いので、この部分に限ってはインサイド研磨等を採用し
て十分な加工精度を得る必要がある。加工公差に関して
は、Vプーリ5の厚みに対して+bから−0(但し、b
は1/100mmオーダー程度の正の微小値)である。
え、Vプーリ5の配設位置毎にフライスのカッター等を
側方から突入させて形成した蹄鉄型の溝を利用すること
も可能であるが、その場合、加工で生じる熱がワークに
溜まって熱膨張による加工誤差が生じる恐れがあり、ま
た、個別に設けられた4つの溝の寸法および形状の同一
性自体も完全には保証されなくなる場合があるので、V
プーリ5を取り付ける溝は、図2に示すような貫通溝に
して、一気に砥石を通した方がよい。
ずつのVプーリ5がシャフト10により回転自在に取り
付けられている。直線溝6,6に取り付けられた丸棒
7,7に対するスライダ3のがたつきの有無は、最終的
に、スライダ3の移動方向と直交する向きに併設された
Vプーリ5,5間の離間距離の精度によって決まるの
で、各シャフト10を通すための孔をスライダ3に穿設
するときには注意が必要である。既に述べた通り、ガイ
ド4に対するスライダ3の嵌合状態はスキマバメである
から、スライダ3がガイド4に対して多少オフセットさ
れた状態で取り付けられても問題はなく、スライダ3の
外周部に対するシャフト穴の位置より、シャフト穴同志
の位置関係、特に、スライダ3の移動方向と直交する向
きに併設された2組のVプーリ5において、各組におけ
るVプーリ5,5間の離間距離の精度を最優先すべきで
ある。
対するスライダ3の突出ストロークを稼ぐために4個の
プーリ5の各々を、全体としてスライダ3の基部側(右
側)に寄せて配備するようにしているが、スライダ3の
ふらつきを防止するためには、スライダ3の突出ストロ
ークを損なわない範囲で、前述した各組のVプーリ5を
スライダ3の移動方向に沿って可能な限り離間させて配
備することが望ましい。なお、シャフト10は前述のシ
ャフト穴に対して圧入するかたちで取り付けられている
ので、格別の抜け止め手段は必要としない。
ように、ガイド4の一方の壁部8の外面から直線溝6の
溝底にまで貫通するネジ穴を直線溝6に沿って複数箇所
に亘って設けており、その中に、3つのセットスクリュ
ー20(a,b,c)を直列して螺合できるようになっ
ている。従って、直線溝6の加工に多少の誤差が生じて
丸棒7,7の平行度に問題が生じた場合であっても、こ
れをある程度修正することが可能である。充分な平行度
を得られる場合には2コのセットスクリューでもよく、
さらには一コのセットスクリューで接着固定してもよ
い。具体的には、以下に示すような作業を行えばよい。
んだものを左右の丸棒7が上下となるように、ガイド4
を立てエアシリンダー12のピストンロッド13が引き
込まれた状態で上辺に位置するセットスクリュー20
a,20bをネジ込み丸棒7をVプーリ5に押しあてガ
タを取る。次にエアシリンダー12のピストンロッド1
3を突き出し、セットスクリュー20cをネジ込み、丸
棒7をVプーリ5に押しあてガタを取る。さらに、ピス
トンロッド13を引き込め、ガイド4の姿勢を上下逆さ
にして同様にスライダ3と当初下辺にあった丸棒7との
間にガタが無いか確認する。
取り付ける。固定部材11は、左右両側の水平部14
a,14aとこれらをエアシリンダ12側でつなぐ垂直
部14bを備え(図2)、水平部14aをスライダ3の
深溝9に嵌め込み、垂直部14bの上部と下部をスライ
ダ3のエアシリンダ12側の端面に当接させ、水平部1
4aの部分を固定する圧入ピン16でスライダ3に取り
付けてある。垂直部14bの左右方向中央部には、U字
形孔17を形成してあり、この孔17にピストンロッド
13の先端部に設けた糸巻き状の係合片15の小径部を
差し込んで、スライダ3とピストンロッド13を軸方向
に固定している(図1)。
は矩形フランジ18が一体的に固設されており、ガイド
4に対するエアシリンダ12の取り付けは、矩形フラン
ジ18の裏面側からボルトを通してガイド4の基部側の
雌ネジ19に螺合させることで行う。エアシリンダ12
の矩形フランジ18は、ガイド4の先端に固設されたカ
バー部材31と共に丸棒7の抜け止め手段を構成する。
カバー部材31の形状はガイド4の断面形状と概ね同一
であるが、直線溝6に相当する切欠部分を備えていない
ので、丸棒7の前方への突出を防止することができる。
図4に示すような長手方向の長穴21が設けられ、スラ
イダ3の下面にボルト22で固設されたストッパ23の
移動を許容している。
先端面から長穴21まで貫通する第1の貫通孔24が穿
設され、その中に、調整部材となる度当りネジ25が通
されている。貫通孔24と度当りネジ25とのハメアイ
はスキマバメであり、相互に螺合してはいない。また、
ガイド4の一側からは第1の貫通孔24と交叉してこれ
を貫く第2の孔26が穿設され、係止部材となる円柱状
のロッド材27が軸方向摺動可能に挿入されている。
外径は度当りネジ25の外径よりも大きく、ロッド材2
7には、度当りネジ25を螺合させるための雌ネジ28
が直径方向に貫通して設けられている。更に、ガイド4
の他側からは第2の孔26と対向するかたちで固定用ネ
ジ穴29が螺刻され、ロッド材27を軸方向に押圧する
ための固定ネジ30が螺合されている。
調整は、固定ネジ30を緩めた状態で度当りネジ25を
回転させ、長穴21への度当りネジ25の突出量を加減
し、ストッパ23と度当りネジ25との衝合位置を調整
することにより行う。調整終了後に固定ネジ30を締め
付ければ、ロッド材27が度当りネジ25を貫通孔24
の一側に押し付けて度当りネジ25の回転を禁止し、結
果的に、ガイド4に対する度当りネジ25の軸方向位置
が固定される。
ロッド材27を固定ネジ30で押圧して固定するように
しているので、度当りネジ25の表面を傷付けてしまう
ことはない。また、調整部材となる度当りネジ25は、
係止部材となるロッド材27の雌ネジ28との間、およ
び、第1の貫通孔24の内周面との間に生じる面接触部
により支持されるので、細いセットスクリューで度当り
ネジ25を側方から直に支えたり、度当りネジ25自体
をダブルナットで固定する従来の方法に比べ、度当りネ
ジ25の回転による緩みや抜け落ちを確実に防止するこ
とができる。また、小さな六角棒レンチのみによって調
整できるので周辺に必要な調整スペースが小さくて済
む。
ライダ3の直進安定性を、精密に加工したガイドのT溝
に嵌合して移動するスライダと比較すると、精度の点で
より優れているとは言えないが、しかし、安価に入手で
きる素材を用いているので低価格でリニアガイドを提供
することができ、しかも実用上で十分な精度を備えてい
る。また、スライダ3を軽快に動作させることができる
という優れた点がある。
を採用した場合では、ガイドとスライダとが各々の面で
直に摺接するため、その全面に亘って表面荒さや形状誤
差(うねり)のない高精度平面を仕上げなければならな
いが、本実施形態においては、予め十分な精度の保証さ
れた丸棒7やVプーリ5の市販品を利用している関係
上、実際の作業工程において注意を払わなければならな
いのは、直線溝6の研削およびVプーリ5をスライダ3
に軸支するためのシャフト穴の穿設と、深溝9の両サイ
ドの研削のみであり、その他の部分に関しては格別の加
工精度は必要としない。T溝嵌合を利用したリニアガイ
ドと比較すると部品点数等を始めとする全体の構成は複
雑であるが、市販パーツを利用できる点や加工工程の簡
略化等を総合すれば、従来のリニアガイドと比べて安価
な製品を提供することができる。
では、摺接面の摩擦を減らすために給脂措置等が要求さ
れるので、耐油性のないプラスチック製品等に対して作
業を行うような自動機にそのリニアガイドを用いるには
難があるが、本実施形態のリニアガイド1においては、
Vプーリ5と丸棒7との係合によりスライドガイド3の
軽快な動作が保証されているので、必ずしも給脂の必要
はなく、プラスチック製品を取り扱う自動機等に対して
も安心して利用することができる。また、スライダ3の
動作が軽快であることから、低出力のエアシリンダ等を
用いた小型のリニアガイドに用いても好適である。
取り付けは、図2および図3に示すように、ガイド4の
基部側で上下方向に穿設された座ぐり付きネジ通し穴3
2にボルトを貫通させ、自動機等の側に螺刻された雌ネ
ジに螺合させることで行う。
イド33を示す断面図である。ガイド4およびエアシリ
ンダ12等に関する構成については、図1から図4に示
した実施形態と同様であるので、具体的な説明を省略す
る。
と相違するのは、前述の丸棒7とVプーリ5に代えて角
棒34およびベアリング35を採用している点にある。
角棒34は平面研削により自作してもよいが、平行キー
等の素材として精度を保証されている角棒が市販されて
いる場合は、それを利用することにより角出しや平面研
削の工程を省略することができる。
3の深溝9の溝幅は、角棒34の厚みに合わせて刻設す
る。特に、角棒34に摺接する深溝9の幅には精度が要
求されるので、インサイド研磨等による精密加工を施す
ことが望ましい。また、この実施形態では、角棒34に
深溝9を滑り嵌合させる必要上、ベアリング35の外輪
がスライダ3の両側面から突出しないように深溝9内に
埋設して取り付ける必要がある。
上下方向のふらつきは角棒34と深溝9との嵌合により
防止され、ガイド4に対するスライダ3の横方向のふら
つきは角棒34とベアリング35の外輪との摺接により
防止される。
に入手できる素材を用いて実用上十分な精度を備えたガ
イド機構を提供できるという点、および、スライダ3を
軽快に動作させることができるという点で効果がある。
但し、図5に示した実施形態では角棒34と深溝9との
間にある程度の摩擦抵抗が作用するので、スライダ3の
動作は図1に示すものと比較して多少重くなる。
てスライダ3の上下方向に生じるふらつきを大幅に改善
することができ、また、Vプーリ5に代えてベアリング
35を採用しているため、横方向のふらつきに対して
も、図1の実施形態に比較して、より安定性を増すこと
ができる。
リ5をシャフト10に対して回転自在とする必要がある
ため、Vプーリ5とシャフト10とをスキマバメとしな
ければならず、この隙間によってある程度のがたつきが
生じる可能性があるが、本実施形態ではベアリング35
の外輪のみを回転させればよいので、ベアリング35の
内輪をシャフト10に圧入して取り付けることができ、
シャフト10を通す穴の位置さえ適確に決めておけば、
最終的に、ベアリング35の外輪と角棒34との間の摺
接精度をベアリング35の外輪と内輪との間の組み付け
精度で達成することができる。なお、角棒34とベアリ
ング35との間のガタを解消するには、角棒34の幅方
向寸法の異なるものを種々準備しておき角棒34を交換
していくとの調整手段がある。この場合、側面から角棒
34を押圧するためのセットスクリューは不用となる。
接させてスライダの直線動作を案内する代わりに、一般
に市販されている廉価で高精度な部材、例えば、Vプー
リと丸棒、または、ベアリングと角棒とを両者間に介装
してスライダの直線動作を案内するようにしているの
で、スライダとガイドの本体に対して高精度の表面荒さ
および形状誤差を適用する必要がなく、加工費用および
材料費を総合して、より安価なリニアガイドを提供する
ことができ、その精度も実用上十分な範囲で保証され得
る。
部材となる度当りネジの緩みや抜け落ち、および、該度
当りネジの損傷を防止し、長期間に亘ってスライダの適
確な繰り返し動作を保証することができる。
施形態)
す平面図
Claims (3)
- 【請求項1】 作業装置を取り付けるためのスライダと
前記スライダを保持して直線移動させるためのガイドと
Vプーリと断面真円度の高い丸棒とを備えたリニアガイ
ドであって、 スライダの両側を挾むようにして位置した前記ガイドに
スライダを摺動自在に取り付け、 スライダを挾むガイドの内側部分の各々にスライダの移
動方向に沿った直線溝を刻設する一方、前記直線溝に対
向するスライダの両側面にはVプーリの厚みに匹敵する
溝幅を有する深溝を刻設し、この深溝に嵌め込んで前記
Vプーリをスライダの片側に2個ずつ回転自在に軸支し
て取り付け、 前記ガイドの直線溝と前記スライダのVプーリの外周部
との間に前記丸棒を介装して前記スライダの直線移動を
ガイドするようにしたことを特徴とするリニアガイド。 - 【請求項2】 作業装置を取り付けるためのスライダと
前記スライダを保持して直線移動させるためのガイドと
を備えたリニアガイドにおいて、 スライダの両側を挾むようにして位置した前記ガイドに
スライダを摺動自在に取り付け、 スライダを挾むガイドの内側部分の各々にスライダの移
動方向に沿った直線の矩形溝を刻設する一方、前記矩形
溝に対向するスライダの両側面に前記直線溝と同等の溝
幅を有する深溝を刻設し、この深溝にスライダの両側面
から突出しないようにベアリングの外輪を埋設してスラ
イダの片側に2個ずつ回転自在に軸支して取り付け、 前記矩形溝に取り付けられた角棒の突出部分を前記スラ
イダの深溝に溝の対向面の双方に接触させて嵌合させる
と共に、前記ベアリングの外輪を角棒の対向面に摺接さ
せて前記スライダの直線移動をガイドするようにしたこ
とを特徴とするリニアガイド。 - 【請求項3】 作業装置を取り付けるためのスライダと
前記スライダを保持して直線移動させるためのガイドと
を備え、 前記ガイドの中央部に長手方向の長穴もしくは溝を設
け、この長穴もしくは溝によってスライダの下面に固設
したストッパの移動を許容すると共に、前記ガイドの長
手方向の一端面から前記長穴もしくは溝に突入させて設
けた調整部材の突入量を加減することでスライダの移動
ストロークを調整するようにしたリニアガイドにおい
て、 前記調整部材を度当りネジによって構成し、前記ガイド
の長手方向の一端面には前記長穴もしくは溝に連絡する
第1の貫通孔を前記度当りネジの直径以上の大きさで穿
設する一方、前記度当りネジの直径以上の大きさを有し
て前記第1の貫通孔と交叉する第2の孔を前記ガイドの
側方から設け、 前記度当りネジと螺合する雌ネジを直径方向に貫通させ
て設けた係止部材を前記第2の孔に内嵌して前記第1の
貫通孔に通された度当りネジを螺合させ、ガイドに螺刻
した固定用ネジ穴に固定ネジを螺合させ、該固定ネジの
先端で前記係止部材をその軸方向に押圧して係止部材を
固定してあることを特徴とするリニアガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27532396A JP3893523B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | リニアガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27532396A JP3893523B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | リニアガイド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10103353A true JPH10103353A (ja) | 1998-04-21 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322487A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Smc Corp | リニアアクチュエータ及びその加工方法 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP27532396A patent/JP3893523B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2006322487A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Smc Corp | リニアアクチュエータ及びその加工方法 |
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