JPH10103688A - 床暖房装置の制御方法 - Google Patents

床暖房装置の制御方法

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JPH10103688A
JPH10103688A JP25315096A JP25315096A JPH10103688A JP H10103688 A JPH10103688 A JP H10103688A JP 25315096 A JP25315096 A JP 25315096A JP 25315096 A JP25315096 A JP 25315096A JP H10103688 A JPH10103688 A JP H10103688A
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temperature
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Tomoaki Kawazu
智昭 河津
Hachiro Takemi
八郎 竹見
Hisazumi Yamagishi
久純 山岸
Masanobu Saito
正信 斉藤
Michio Ikeda
道夫 池田
Toshiyuki Yokozuka
俊之 横塚
Koji Namikata
浩二 南方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温の暖房用水の供給が可能な状態に、熱源
機運転状態を高温加熱モードに復帰させることにより、
床熱交換器の過加熱を防止しつつ、全体としての暖房の
立ち上がりを早める床暖房装置の制御方法を提供するこ
とを解決すべき課題とする。 【解決手段】 並列的に設けられた複数の床熱交換器
と、床熱交換器に暖房用水を供給する熱源機とを備え、
この熱源機が比較的低温の暖房用水を供給する低温加熱
モードと、高温の暖房用水を供給する高温加熱モードと
に切り替え運転される床暖房装置の制御方法であって、
熱源機が一旦低温加熱モードに移行させられた後に、複
数の床熱交換器の内の幾つかにおいて高温加熱モード要
求がなされた際に、他の全ての床熱交換器において高温
加熱モード要求がなされていることを条件として、熱源
機を高温加熱モードに復帰させることを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列的に設けられ
た複数の床熱交換器と、これらの床熱交換器に暖房用水
を供給する熱源機とを備え、この熱源機が比較的低温の
暖房用水を供給する低温加熱モード(たとえば60℃の
暖房用水を供給するモード)と、高温の暖房用水を供給
する高温加熱モード(たとえば80℃の暖房用水を供給
するモード)とに切り替え運転される床暖房装置の制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の床暖房装置として、たと
えば、図2に示す構造のものが知られている。この図に
おいて符号1で示す床暖房装置は、複数の室内A〜Cの
それぞれに設置された温水マット等の床熱交換器2(2
a〜2c)と、これらの床熱交換器2(2a〜2c)の
それぞれに供給される暖房用水を加熱する熱源機3とを
備えている。
【0003】そして、前記室内A〜Cには、前記床熱交
換器2(2a〜2c)に対応して設けられ、室内温度を
検出するとともに、前記各床熱交換器2(2a〜2c)
の運転形態を決定する駆動信号を出力するコントローラ
4が設けられいる。
【0004】また、前記熱源機3には、ガスバーナ5を
備えた加熱器6が設けられており、この加熱器6の出湯
部には、加熱された暖房用水を前記床熱交換器2へ送り
込むための給湯管7が接続されているとともに、この給
湯管7の下流側の端部には、暖房用水を各床熱交換器2
(2a〜2c)へ分配供給するための分配ヘッダ8が設
けられ、さらに、この分配ヘッダ8には、前記各床熱交
換器2(2a〜2c)への暖房用水の供給およびその停
止を行なう熱動弁9が設けられている。
【0005】さらに、前記加熱器6には、前記各床熱交
換器2(2A〜2c)において熱交換を終えた暖房用水
が戻される暖房用水戻し管10が接続されており、この
暖房用水戻し管10の上流側の端部には、前記各床熱交
換器2(2a〜2c)が接続された集合ヘッダ11が設
けられている。
【0006】前記暖房用水戻し管10の途中には、床暖
房装置1内を循環させられる暖房用水の温度変化に伴う
容積変化を吸収するとともに、その内部に混入している
気体を分離するための膨張タンク12と、前記暖房用水
を循環させるための循環ポンプ13が設けられ、また、
前記暖房用水戻し管10の途中には、加熱器6へ戻され
る暖房用水の温度を検出する低温水温度センサ14が設
けられている。
【0007】前記膨張タンク12には、一対の水位セン
サ15と、余剰の暖房用水を機外へ排出するオーバーフ
ロー管16が接続され、また、前記水位センサ15から
の検出信号に基づいて、前記膨張タンク12内へ水を補
給する給水管17が接続されている。
【0008】一方、前記給湯管7の、前記加熱器6の近
傍には、この加熱器6から送り出される暖房用水温度を
検出する高温水温度センサ18が設けられている。
【0009】そして、符号19で示すものは、前記熱源
機3内に配設されて、前記各コントローラ4からの信号
に基づいて、前記加熱器6の加熱能力の制御を行なうと
ともに、前記各熱動弁9の開閉制御を行なって、各床熱
交換器2(2a〜2c)へ供給する熱量の調整を行なう
ようになっている。
【0010】このように構成された床暖房装置1の暖房
運転の作用について、図3に示すフローチャートに基づ
き説明すれば、まず、暖房運転が開始されると、床熱交
換器2の任意の一つの床熱交換器2aの運転が開始され
(ステップS1)、ついで、暖房運転開始からの経過時
間を計測するタイマーがセットされる(ステップS
2)。
【0011】ついで、ステップS3へ移行して、前記運
転状態となされた床熱交換器2aに対応して設けられて
いるコントローラ4aにおいて、高温加熱モードが選択
されているか否かが判断されて、高温加熱モードが選択
されていることを条件としてつぎのステップS4へ移行
して、つぎの熱交換器2bが運転状態となされているか
否かが判断され、低温加熱モードが選択されている場合
には、後述するステップS10へ移行し、前記熱源機3
が低温加熱モードにセットされるとともに、以降、他の
床熱交換器2b・2cにおいて設定されている加熱モー
ドに係わりなく、前記熱源機3が低温加熱モードに保持
される。
【0012】前記ステップS4においてつぎの床熱交換
器2bが運転状態となされていると判断された場合に
は、つぎのステップS5へ移行し、前記床熱交換器2b
に対応して設けられているコントローラ4bにおいて、
高温加熱モードが選択されているか否かが判断され、高
温加熱モードが選択されていることを条件としてつぎの
ステップS6へ移行し、低温加熱モードが選択されてい
る場合には前述したステップS10以降の処理へ移行し
て、前記熱源機3が低温加熱モードに保持され、また、
前記ステップS4において床熱交換器2bが運転停止状
態である場合には、直接ステップS6へ移行する。
【0013】前記ステップS6においては、残された床
熱交換器2cが運転状態となされているか否かの判断が
なされ、床熱交換器2cが運転状態となされていると判
断された場合には、つぎのステップS7へ移行し、前記
床熱交換器2cに対応して設けられているコントローラ
4cにおいて、高温加熱モードが選択されているか否か
が判断され、高温加熱モードが選択されていることを条
件としてつぎのステップS8へ移行して、前記熱源機3
が高温加熱モードにセットされた後に、つぎのステップ
S9へ移行し、また、前記ステップS6において床熱交
換器2cの運転が停止していると判断された場合には、
直接前記ステップS8へ移行して熱源機3が高温加熱モ
ードにセットされる。
【0014】一方、ステップS7において、床熱交換器
2cに対して低温加熱モードが選択されていると判断さ
れた場合には、前述したステップS10以降の処理へ移
行して、前記熱源機3が低温加熱モードに保持される。
【0015】前記ステップS8まで処理が進み熱源機3
が高温加熱モードにセットされた後においては、つぎの
ステップS9で計測されている暖房運転開始からの経過
時間に基づき、この経過時間がたとえば60分を経過し
たか否かの判断がなされ、60分を経過した場合には、
つぎのステップS10へ移行して、前記熱源機3が低温
加熱モードに切り替えられ、また、60分を経過してい
ない場合には前記ステップS3以降の処理へ移行する。
【0016】このように、従来の床暖房装置1において
は、複数ある床熱交換器2の一つでも低温加熱モードに
設定されている場合には、他の床熱交換器2において高
温加熱モードが設定されたとしても、熱源機3が低温加
熱モードに保持され、この状態は、全床熱交換器2の運
転が停止させられた場合にのみ解除される。
【0017】このような運転制御は、安定した暖房状態
にある床熱交換器2に高温の暖房用水が供給されること
を防止して、この安定した暖房状態にある床熱交換器2
の過加熱を防止するために採られた処置である。
【0018】また、ステップS10の処理で、暖房運転
開始後60分経過後に高温加熱モードを強制的に低温加
熱モードへ移行させるようにしたのは、通常、高温加熱
モードにおいては、約10数分で適切な暖房状態に到達
するが、温度センサ等の機器の故障等により、室内温度
の上昇が検出できず、十分な温度上昇が得られているに
も拘わらず高温の暖房用水が継続して供給されてしま
い、これによって床熱交換器2が過加熱状態となること
を防止するためである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うな従来の運転制御によると、熱源機3が一旦低温加熱
モードにセットされると、安定した暖房状態で低温加熱
モードが設定されている床熱交換器2の運転が停止さ
れ、かつ、他の床熱交換器2において高温加熱モードが
設定されているような状況が生じた場合にあっても、前
記熱源機3の運転モードが低温加熱モードに保持され
て、高温加熱モードへの切り替えが行なわれない。
【0020】そして、このような状況において高温の暖
房用水を循環系内に循環させたとしても、前記低温加熱
モードにセットされていた床熱交換器2の運転が停止さ
れていることから、この床熱交換器2へ高温の暖房用水
が供給されて過加熱状態となされることはないにも拘わ
らず、高温加熱モードに設定された床熱交換器2へ低温
の暖房用水が供給されることとなる。
【0021】この結果、高温の暖房用水を供給しても装
置において不具合が生じない状態にあっても、高温加熱
モードに設定された床熱交換器2への高温の暖房用水の
供給がなされず、したがって、この床熱交換器2におけ
る暖房の立ち上がりが遅くなってしまうといった問題が
生じる。
【0022】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、高温の暖房用水の供給が可能な状態
において、熱源機運転状態を高温加熱モードに復帰させ
ることにより、床熱交換器の過加熱を防止しつつ、全体
としての暖房の立ち上がりを早めることのできる床暖房
装置の制御方法を提供することを解決すべき課題とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の床暖房装置の制御方法は、前述した課題を解決するた
めに、並列的に設けられた複数の床熱交換器と、これら
の床熱交換器に暖房用水を供給する熱源機とを備え、こ
の熱源機が比較的低温の暖房用水を供給する低温加熱モ
ードと、高温の暖房用水を供給する高温加熱モードとに
切り替え運転される床暖房装置の制御方法であって、前
記熱源機が一旦低温加熱モードに移行させられた後に、
前記複数の床熱交換器の内の幾つかにおいて高温加熱モ
ード要求がなされた際に、他の全ての床熱交換器におい
て高温加熱モード要求がなされていることを条件とし
て、前記熱源機を高温加熱モードに復帰させることを特
徴としている。
【0024】また、本発明の請求項2に記載の床暖房装
置の制御方法は、並列的に設けられた複数の床熱交換器
と、これらの床熱交換器に暖房用水を供給する熱源機と
を備え、この熱源機が比較的低温の暖房用水を供給する
低温加熱モードと、高温の暖房用水を供給する高温加熱
モードとに切り替え運転される床暖房装置の制御方法で
あって、前記熱源機が一旦低温加熱モードに移行させら
れた後に、前記複数の床熱交換器の内の幾つかにおいて
高温加熱モード要求がなされた際に、他の全ての床熱交
換器における暖房用水の循環が停止されていることを条
件として、前記熱源機を高温加熱モードに復帰させるこ
とを特徴としている。
【0025】さらに、本発明の請求項3に記載の床暖房
装置の制御方法は、請求項1または請求項2において、
床暖房装置の運転が開始されて所定時間経過した後にお
いては、高温加熱モードへの移行を阻止することを特徴
としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1に示すフローチャートに基づき説明する。本実
施形態に係わる制御方法が適用される暖房装置について
は従来と同様のため、以下の説明中における装置の説明
は図2を参照して説明する。
【0027】本実施形態に係わる床暖房装置1の制御方
法は、並列的に設けられた複数の床熱交換器2(2a〜
2c)と、これらの床熱交換器2(2a〜2c)に暖房
用水を供給する熱源機3とを備え、この熱源機3が比較
的低温の暖房用水を供給する低温加熱モードと、高温の
暖房用水を供給する高温加熱モードとに切り替え運転さ
れる床暖房装置1の制御方法であって、前記熱源機3が
一旦低温加熱モードに移行させられた後に、前記複数の
床熱交換器2(2a〜2c)の内の幾つかにおいて高温
加熱モード要求がなされた際に、他の全ての床熱交換器
2(2a〜2c)において高温加熱モード要求がなされ
ていること、また、他の全ての床熱交換器2(2a〜2
c)の運転が停止させられていることを条件として、前
記熱源機3を高温加熱モードに復帰させるようにしたも
のである。
【0028】さらに、本実施形態の制御方法について、
図1のフローチャートを参照して詳述する。この制御方
法は、図3に示す従来の制御方法に関する制御フローに
おけるステップS3、ステップS5、および、ステップ
S7において低温加熱モードが設定されたと判断された
場合に続いて行なわれるステップS11〜ステップS1
8の処理を追加したものであって、前記ステップS3、
ステップS5、および、ステップS7において、コント
ローラ4a〜4bにおいて低温加熱モードが設定された
と判断されると、ステップS11へ移行して、熱源機3
が低温加熱モードへ一旦セットされる。
【0029】ついで、暖房運転時間の経過時間が60分
経過したか否かの判断がステップS12においてなさ
れ、60分経過している場合には、前記ステップS10
以降の処理へ移行して、前記熱源機3が低温加熱モード
に保持される。
【0030】そして、暖房運転の継続時間が60分以内
である場合には、つぎのステップS13へ移行して床熱
交換器2aが運転状態となされているか否かの判断がな
され、運転状態であることを条件としてつぎのステップ
S14へ移行し、前記床熱交換器2aに高温加熱モード
が設定されているか否かの判断がなされ、このステップ
S14において高温加熱モードが設定されている場合に
はつぎのステップS15へ移行し、また、前記ステップ
S13において、床熱交換器2aの運転が停止されてい
ると判断された場合には、直接前記ステップS15へ移
行する。
【0031】そして、前記ステップS24において、低
温加熱モードが設定されている場合には、前記ステップ
S11以降の処理へ移行する。
【0032】前記ステップS15においては、つぎの床
熱交換器2bが運転状態にあるか否かの判断がなされ、
運転状態であることを条件としてつぎのステップS16
へ移行して、この床熱交換器2bに高温加熱モードが設
定されているか否かの判断がなされ、高温加熱モードが
設定されている場合にはつぎのステップS17へ移行
し、また、前記ステップS15において床熱交換器2b
の運転が停止されていると判断された場合には、直接前
記ステップS17へ移行する。
【0033】一方、前記ステップS16において低温加
熱モードが設定されていると判断された場合には、前記
ステップS11以降の処理へ移行する。
【0034】さらに、前記前記ステップS17において
は、残された床熱交換器2cが運転状態にあるか否かの
判断がなされ、運転状態である場合には、つぎのステッ
プS18へ移行して、前記床熱交換器2cに高温加熱モ
ードが設定されているか否かの判断がなされ、高温加熱
モードが設定されている場合には、前記従来の処理フロ
ーのステップS8へ移行して、前記熱源機3が高温加熱
モードに移行させられた後に、杉のステップS9以降の
処理が継続して行なわれる。
【0035】このような制御により、暖房運転直後にお
いて、各床熱交換器2(2a〜2c)の運転状態が高温
の暖房用水を供給可能な条件に合致しない場合には、一
旦、前記熱源機3が低温加熱モードにセットされること
により、前記各床熱交換器2(2a〜2c)への高温の
暖房用水の供給が停止されて、その過加熱が防止され
る。
【0036】そして、暖房運転の継続時間が60分以内
である場合には、ステップS12〜ステップS18の処
理によって、前記各床熱交換器2(2a〜2c)の運転
状態がチェックされ、これら相互の運転状態が、高温の
暖房用水を供給可能な条件に合致した場合、本実施形態
においては、全床熱交換器2(2a〜2c)に高温加熱
モードが設定されている場合や、幾つかの床熱交換器2
に高温加熱モードが設定され、その他の熱交換器の運転
が停止させられている場合には、ステップS8に移行し
て、高温加熱モードへ移行することとなる。
【0037】したがって、本実施形態においては、高温
の暖房用水を供給した場合に、複数の床熱交換器2(2
a〜2c)の一つでも過加熱の状態となされるおそれが
あると、熱源機3が低温加熱モードに移行ないしは保持
されて、前記高温の暖房用水の供給が防止され、これに
よって、前記床熱交換器2(2a〜2c)における過加
熱が防止される。
【0038】また、所定時間内に、前記各床熱交換器2
(2a〜2c)の運転状態が変化して、これらの相互の
運転状態が、高温の暖房用水を供給しても床熱交換器2
の過加熱が生じないような関係となった時点で、熱源機
3が高温加熱モードへ移行されるとともに、暖房用水循
環系へ高温の暖房用水が送り込まれるとともに、高温加
熱モードが設定されている床熱交換器2へ前記高温の暖
房用水が供給されて、その暖房操作が迅速に立ち上げら
れる。
【0039】さらに、本実施形態においては、ステップ
S10およびステップS12において、暖房運転が開始
されて所定時間(本例においては60分)を経過した後
においては、運転状態が低温加熱モードに保持され、あ
るいは、即座に低温加熱モードに移行される。
【0040】これによって、機器の誤動作等により、高
温の暖房用水が過度に供給されてしまうことが防止さ
れ、過加熱防止効果がさらに高められる。
【0041】なお、前記実施形態は一例であって、設計
要求等に基づき種々変更可能である。たとえば、前記実
施形態においては、高温加熱モードへの復帰条件を、全
ての床熱交換器2(2a〜2c)において高温加熱モー
ドが設定されていること、あるいは、幾つかの床熱交換
器2において高温加熱モードが設定され、かつ、他の全
ての床熱交換器2の運転が停止されていることに設定し
た例について示したが、これらの何れか一方の条件のみ
とすることも可能である。
【0042】また、高温加熱モードへの復帰の条件とし
た床熱交換器2の運転の停止状態は、床熱交換器2の使
用を完全に終了した状態を示しているが、これに代え
て、運転状態であって、保温のために床熱交換器2への
給湯を停止している状態を高温加熱モードへの復帰条件
とすることも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる床暖房装置の制御方法は、熱源機の運転モード
を、並列接続されている複数の床熱交換へ高温の暖房用
水を供給する高温加熱モードと、低温の暖房用水を供給
する低温加熱モードとに切り替えて床暖房を行なうよう
にした床暖房装置において、前記熱源機が一旦低温加熱
モードに移行させられた後に、前記複数の床熱交換器の
内の幾つかにおいて高温加熱モード要求がなされた際
に、他の全ての床熱交換器において高温加熱モード要求
がなされていることを条件として、前記熱源機を高温加
熱モードに復帰させるようにしたから、一旦低温加熱モ
ードに移行した熱源機を高温加熱モードへ復帰させると
ともに、全床熱交換器へ高温の暖房用水を供給し、これ
によって、これらの暖房の立ち上がりを早めることがで
きる。
【0044】しかも、全床熱交換器が高温加熱モードに
設定されている状態において高温の暖房用水を供給する
ことから、これらに過加熱が生じることはない。
【0045】また、本発明の請求項2に係わる床暖房装
置の制御方法は、熱源機の運転モードを、並列接続され
ている複数の床熱交換へ高温の暖房用水を供給する高温
加熱モードと、低温の暖房用水を供給する低温加熱モー
ドとに切り替えて床暖房を行なうようにした床暖房装置
において、前記熱源機が一旦低温加熱モードに移行させ
られた後に、前記複数の床熱交換器の内の幾つかにおい
て高温加熱モード要求がなされた際に、他の全ての床熱
交換器における暖房用水の循環が停止されていることを
条件として、前記熱源機を高温加熱モードに復帰させる
ようにしたから、高温の暖房用水を、十分に加熱されて
いる床熱交換器へ送り込むことなく、高温加熱モードが
要求されている床熱交換器へ供給することができる。
【0046】したがって、加熱の不要な床熱交換器への
高温の暖房用水の供給を防止してその過加熱を防止しつ
つ、加熱を必要としている床熱交換器へ高温の暖房用水
を供給して、その暖房の立ち上がりを迅速なものとする
ことができる。
【0047】さらに、本発明の請求項3に係わる床暖房
装置の制御方法は、請求項1または請求項2において、
床暖房装置の運転が開始されて所定時間経過した後にお
いては、高温加熱モードへの移行を阻止するようにした
から、機器の誤動作等により、高温の暖房用水が過度に
供給されてしまうことを防止し、過加熱防止効果をさら
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の床暖房装置の制御方法を
説明するための制御フロー図である。
【図2】床暖房装置の一構造例を示すシステム構成図で
ある。
【図3】従来の床暖房装置の制御方法を説明するための
制御フロー図である。
【符号の説明】
1 床暖房装置 2 床熱交換器 3 熱源機 4 コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 正信 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 池田 道夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 横塚 俊之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 南方 浩二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列的に設けられた複数の床熱交換器
    と、これらの床熱交換器に暖房用水を供給する熱源機と
    を備え、この熱源機が比較的低温の暖房用水を供給する
    低温加熱モードと、高温の暖房用水を供給する高温加熱
    モードとに切り替え運転される床暖房装置の制御方法で
    あって、前記熱源機が一旦低温加熱モードに移行させら
    れた後に、前記複数の床熱交換器の内の幾つかにおいて
    高温加熱モード要求がなされた際に、他の全ての床熱交
    換器において高温加熱モード要求がなされていることを
    条件として、前記熱源機を高温加熱モードに復帰させる
    ことを特徴とする床暖房装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 並列的に設けられた複数の床熱交換器
    と、これらの床熱交換器に暖房用水を供給する熱源機と
    を備え、この熱源機が比較的低温の暖房用水を供給する
    低温加熱モードと、高温の暖房用水を供給する高温加熱
    モードとに切り替え運転される床暖房装置の制御方法で
    あって、前記熱源機が一旦低温加熱モードに移行させら
    れた後に、前記複数の床熱交換器の内の幾つかにおいて
    高温加熱モード要求がなされた際に、他の全ての床熱交
    換器における暖房用水の循環が停止されていることを条
    件として、前記熱源機を高温加熱モードに復帰させるこ
    とを特徴とする床暖房装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 床暖房装置の運転が開始されて所定時間
    経過した後においては、高温加熱モードへの移行を阻止
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    床暖房装置の制御方法。
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