JPH10103918A - レーザ測長器 - Google Patents

レーザ測長器

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JPH10103918A
JPH10103918A JP8255988A JP25598896A JPH10103918A JP H10103918 A JPH10103918 A JP H10103918A JP 8255988 A JP8255988 A JP 8255988A JP 25598896 A JP25598896 A JP 25598896A JP H10103918 A JPH10103918 A JP H10103918A
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JP
Japan
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laser
laser beam
measurement
measuring device
length measuring
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JP8255988A
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English (en)
Inventor
Toru Shimizu
徹 清水
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の測定用レーザビームが高い方向精度で
出射されるレーザ測長器を低コストで実現する。 【解決手段】 レーザビーム11を、測定反射ユニット20
1,202,203 に向かう測定レーザビームと参照レーザビー
ムに分割すると共に、逆方向に反射されて戻ってくる測
定レーザビームと参照レーザビームを干渉するように合
成して生じた干渉縞の変化をカウントすることにより、
測定反射ユニットの移動距離を測定するレーザ測長器で
あって、レーザビーム11を第1の測定レーザビームと第
2の測定ビームに分割する第1のビームスプリッタ14
と、第1と第2の測定レーザビームのそれぞれの光路中
に移動可能な2つの参照用反射ユニット21,22 とを備
え、参照用反射ユニットを測定レーザビームとして使用
しない側の光路中の位置に移動させ、参照用反射ユニッ
トで反射されたレーザビームを参照レーザビームとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つに分割したレ
ーザ光の一方を測定物体に取り付けられる反射鏡(コー
ナーキューブ)で反射させ、もう一方を固定の参照用コ
ーナーキューブで反射させて戻ってきたレーザ光と干渉
させ、測定物体の移動に伴い変化する干渉縞の本数を計
数して移動距離を測定するレーザ測長器に関し、特に数
値制御(NC)工作機械において、ISO230−2や
JIS−B−6201-1990 等に規定されている各移動
軸方向の移動量誤差を測定するのに適したレーザ測長器
に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、一般的な干渉光学ユニットの構
成を示す図である。レーザ光は、He−Neレーザ等か
ら出射された可干渉性の良好な(干渉距離の長い)光ビ
ームであり、偏光ビームスプリッタ131で2つのレー
ザビームに分けられる。この時、偏光ビームスプリッタ
131の光軸は入射するレーザ光の偏光面に対して45
°になるように調整されている。この場合、偏光ビーム
スプリッタ131を透過するレーザ光はP偏光、偏光ビ
ームスプリッタ131で反射するレーザ光はS偏光と呼
ばれ、互いに偏光方向が直交している。一方のレーザビ
ーム(P偏光)は、移動量を測定する対象物に配置され
たコーナーキューブ17に入射し、そこで逆方向に反射
されて再び偏光ビームスプリッタ131に入射する。他
方のレーザビーム(S偏光)は干渉光学ユニットに設け
られた参照用コーナーキューブ132に入射し、そこで
逆方向に反射されて再び偏光ビームスプリッタ131に
入射する。コーナーキューブ17から偏光ビームスプリ
ッタ131に入射したレーザビームと参照用コーナーキ
ューブ132から偏光ビームスプリッタ131に入射し
たレーザビームは、偏光ビームスプリッタ131で重な
り合い、偏光板138を通過した後光検出器133に入
射する。これらの2つのレーザビームは相互に干渉し干
渉縞を生じるが、干渉縞の強度は2つのレーザビームの
光路差がレーザビームの波長の整数倍の時にもっとも大
きくなり、光路差が波長の整数倍と1/2異なる時にも
っとも小さくなる。そのため、載物台93が移動し、そ
の端に配置されたコーナーキューブ17が移動すると光
検出器133の出力強度が周期的に変化する。具体的に
はコーナーキューブ17が1/2波長分移動すると、往
復で波長分の光路差が生じるため、光検出器133の出
力強度が変化するサイクル数に1/2波長を乗じた値が
コーナーキューブ17、すなわち載物台93の移動距離
である。
【0003】光検出器133の出力信号は、増幅器13
4で増幅された後、比較器135で出力信号の中間レベ
ルと比較されて2値信号に変換され、それをカウンタ1
36で計数する。測長値算出部137は、カウンタ13
6の値から移動距離を算出する。NC工作機械の精度に
ついては、ISO230−2やJIS−B−6201-1
990 等の規格に試験項目や試験方法が規定されており、
ここで規定されている項目の各移動軸方向の移動量誤差
は、レーザ測長器を使用して測定するのが一般的であ
る。従来は、図1に示した干渉ユニットを工作機械に取
付けた上で、外部に設けたレーザ光源から干渉ユニット
にレーザ光を入射させるようにセットし、工作機械の載
物台に反射鏡(コーナーキューブ)を配置し、載物台の
移動距離を測定していた。しかし、レーザ光源から干渉
ユニットに入射するレーザ光が各移動軸に平行になるよ
うにセッティングするのは煩雑であるだけでなく、その
ようなセッティングが行えない場合もある。実願昭62
−52869号にはレーザ光源から干渉光学ユニットへ
のレーザビームの伝達を光ファイバで行うことにより配
置の自由度を大幅に向上させた分離型レーザ干渉計が提
案されており、このような分離型レーザ干渉計を使用す
ることにより、上記の問題は解決される。
【0004】しかし、工作機械では移動軸は通常3軸あ
り、これらのすべての移動軸方向について移動量誤差を
測定する必要がある。そのため、1つの移動軸の測定が
終了すると、別の移動軸の測定を行うように干渉ユニッ
トの方向やコーナーキューブの配置を変更する必要があ
り、調整作業が煩雑であるという問題があった。このよ
うな問題を解決するため、本出願人は、特願平8−56
082号で、相互に直角をなす3方向に測定レーザビー
ムを出射するように切り換えられるレーザ干渉器を開示
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】工作機械の3軸が相互
になす角度の精度は非常な高精度であり、各軸の移動誤
差を測定するためのレーザ測長器が出射する3方向の測
定レーザビームのなす角度も正確に90度であることが
要求される。そのため、上記の特願平8−56082号
に開示されたレーザ測長器を実現する場合、3方向の測
定レーザビームの出射方向を正確に設定する必要がある
が、単にビームスプリッタやミラーの角度を調整するだ
けでは出射方向を正確に調整することが難しく、十分な
精度が得られないだけでなく、作業時間も長くなるとい
う問題があった。
【0006】また、上記の特願平8−56082号で
は、測定レーザビームの光路中に反射ミラーを移動させ
ることにより出射する測定レーザビームの方向を切り換
える構成が開示されているが、反射ミラーを機械的に移
動させる機構であるため、反射ミラーの角度を正確に保
持したまま移動させるには精密な移動機構が必要で、コ
ストが高くなるという問題があった。特願平8−560
82号では、更に、無偏光ビームスプリッタを使用して
3方向に常時測定ーザビームが出射され、使用する測定
レーザビーム以外のビームを遮断することにより、測定
する方向にのみ測定レーザビームが出射される構成を開
示している。この構成であれば、出射する測定レーザビ
ームを切り換える場合にも測定ーザビームの出射方向は
変化しないので、上記のような問題は生じないが、無偏
光ビームスプリッタを使用しているため、ビームスプリ
ッタに入射する度に入射レーザビームの半分が無駄にな
るため、レーザビームの使用効率が悪く、大きな出力の
レーザ光源を使用する必要があるという問題があった。
【0007】また、図1で説明したように、従来のレー
ザ測長器では、内部に測定レーザビームと参照用レーザ
ビームに分割し、再び合成するビームスプリッタ131
と参照用コーナーキューブ132が設けられている。特
願平8−56082号に開示されている3方向に測定レ
ーザビームを出射するためにビームスプリッタを更に2
個設ける構成では、ビームスプリッタの個数が合計で3
個になる。ビームスプリッタは大きなコスト要因であ
り、ビームスプリッタの個数が大きくなるとコストが増
加するという問題がある。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
のもので、複数の測定用レーザビームが高い方向精度で
出射されるレーザ測長器を低コストで実現することを目
的とし、具体的には、第1の目的はビームスプリッタの
個数を削減することであり、第2の目的はレーザビーム
の使用効率を向上させることであり、第3の目的は出射
される測定用レーザビームの相対角度の調整が容易に且
つ高精度で行えるようにすることをである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図2は、本発明の第1の
態様の基本構成を説明する図である。図2に示すよう
に、2個のビームスプリッタ14と15によりレーザビ
ームが3本の測定レーザビームに分割される。参照番号
201、202、203は移動量を測定する物体に取り
付けられる測定反射ユニットであり、入射した測定レー
ザビームを正確に逆方向に反射するものであればミラー
でもよいが、一般的にはコーナーキューブが使用され
る。このような構成において、上記第1の目的を実現す
るため、本発明の第1の態様では、2本の測定レーザビ
ームの光路中に移動してその光路のレーザビームを逆方
向に反射する位置と、その光路から退避して光路を遮断
しない位置の間で移動可能な参照用反射ユニット21、
22を設け、測定用レーザビームとして使用しないレー
ザビームの光路中にいずれかの参照用反射ユニット2
1、22を移動させ、その参照用反射ユニットで反射さ
れたレーザビームを参照用レーザビームとして使用す
る。
【0010】第1の態様の構成であれば、参照用レーザ
ビームを分割するビームスプリッタを設ける必要がな
く、その分ビームスプリッタの個数を削減でき、コスト
を低減することができる。また、参照用反射ユニット2
1、22として、コーナーキューブを使用すれば、コー
ナーキューブは位置や傾きにかかわらず入射したレーザ
ビームを正確に逆方向に反射するため、精度の低下等の
問題は生じない。
【0011】なお、図2では3本の測定レーザビームが
出射される例を示してあるが、測定レーザビームは2本
でも4本以上でもよい。測定レーザビームが2本の場合
には、ビームスプリッタ15が除かれ、4本以上の場合
には更にビームスプリッタが設けられ、いずれかの測定
レーザビームを分割するように配置される。いずれの場
合も、光路中に参照用反射ユニットが移動する測定レー
ザビームを測定に使用する場合には、その測定レーザビ
ームの光路から参照用反射ユニットを退避させ、他の測
定レーザビームの光路中に参照用反射ユニットを移動さ
せて参照レーザビームとする必要があるので、参照用反
射ユニットは少なくとも2個必要である。また、参照用
反射ユニットを設ける位置も変更可能で、ビームスプリ
ッタ15から測定用反射ユニット203に向う光路に対
して、参照反射ユニットが入るようにしてもよい。
【0012】図3は、本発明の第2の態様の基本構成を
説明する図である。図3において、参照番号11は干渉
ユニットに入射するレーザビームであり、12は干渉ユ
ニットで合成されて出射される干渉レーザビームであ
り、13は偏光板であり、16’は参照用レーザビーム
と測定用レーザビームに分割する偏光ビームスプリッタ
であり、205は参照用コーナーキューブである。ここ
までの構成は、図1に示した従来技術と同じである。参
照番号14’と15’は測定レーザビームを第1から第
3の測定レーザビームに分割する偏光ビームスプリッタ
であり、30と31は、通過するレーザビームの偏光方
向を90度回転させるか偏光方向を変化させないかの切
り換えが可能な偏光調整手段であり、例えば、光路中の
位置と光路を遮断しない位置との間で移動可能な1/2
波長板や、印加信号に応じて通過するレーザビームの偏
光方向を90度回転させるかさせないかの切り換えが可
能な電気光学素子又は液晶光学素子で実現される。
【0013】第2の態様においては、偏光ビームスプリ
ッタ16’から出射される測定レーザビームは一方に偏
光した光である。そのため、この偏光した測定レーザビ
ームが偏光ビームスプリッタ14’に入射すると通過す
るか反射するかのいずれかで、ビームの分割は行われな
いことになる。例えば、偏光ビームスプリッタ16’と
14’と15’はP偏光を透過し、S偏光を反射し、偏
光調整手段30と31が偏光方向を変化させないとする
と、偏光ビームスプリッタ16’から出射されるP偏光
の測定レーザビームは、偏光ビームスプリッタ14’で
反射されることなく透過され、更に偏光ビームスプリッ
タ15’も透過し、コーナーキューブ201に向かって
出射されることになる。この場合、測定レーザビームは
分割されないので、偏光ビームスプリッタ15’から出
射されるレーザビームの強度は、偏光ビームスプリッタ
16’から出射されるレーザビームの強度に等しい。更
に、コーナーキューブ201で反射されたレーザビーム
は逆の経路を通って、偏光ビームスプリッタ16’に入
射し、参照用レーザビームと合成され、偏光板13を通
過して干渉縞を生じる。逆の経路を通って戻る場合も、
レーザビームの分割は行われないので、表面反射等の要
因によるロスだけでこのロスを無視すれば、偏光ビーム
スプリッタ16’に入射するコーナーキューブ201で
反射されたレーザビームの強度は、偏光ビームスプリッ
タ16’から出射されるレーザビームの強度にほぼ等し
い。測定レーザビームは、更に偏光ビームスプリッタ1
6’で参照用レーザビームと合成されるが、この場合に
もロスは無視できるので、合成されたレーザビーム12
は干渉ユニットに入射したレーザビームに近い強度を有
する。
【0014】コーナーキューブ202の方向に測定用レ
ーザビームを出射する場合には、偏光調整手段30で通
過するレーザビームの偏光方向を90度回転させる。こ
れにより、偏光調整手段30を透過した測定レーザビー
ムはP偏光になり、偏光ビームスプリッタ14’で透過
することなしに反射され、コーナーキューブ202に向
かって出射される。コーナーキューブ202で反射され
た測定レーザビームは逆の経路を通って偏光ビームスプ
リッタ16’で参照用レーザビームと合成される。この
場合も、測定レーザビームは分割されないので、レーザ
ビームのロスは小さい。コーナーキューブ203の方向
に測定用レーザビームを出射する場合には、偏光調整手
段30は偏光方向を変化させず、偏光調整手段31は偏
光方向を90度回転させるように設定する。これによ
り、偏光ビームスプリッタ16’から出射された測定レ
ーザビームは、偏光ビームスプリッタ14’を透過し、
偏光ビームスプリッタ15で反射され、コーナーキュー
ブ203に向かって出射される。この場合も、測定レー
ザビームは分割されないので、レーザビームのロスは小
さい。
【0015】このように、図3の構成であれば、レーザ
ビームの分割によるロスをなくしてレーザビームを有効
に利用することができる。これにより、干渉ユニットに
入射するレーザビームの強度を小さくしても高い強度の
光信号を得ることができるようになる。なお、図3では
3本の測定レーザビームが出射される例を示してある
が、測定レーザビームは2本でも4本以上でもよい。測
定レーザビームが2本の場合には、偏光ビームスプリッ
タ15’と偏光調整手段31が除かれ、4本以上の場合
には1本の測定レーザビームを増加させるのに更に偏光
ビームスプリッタと偏光調整手段の組みが必要である。
【0016】図4は、本発明の第3の態様の基本構成を
説明する図である。図4に示した構成では、参照用レー
ザビームに関係する部分は示していないが、図2や図3
に示した参照用レーザビームに関係する構成を適用する
ことが可能である。図4では、ビームスプリッタ14と
15により、測定レーザビームは第1から第3の3本の
測定レーザビームに分割されて出力される。このような
構成において、2本の測定レーザビームの出射方向を正
確に調整するため、2個のオプティカルウエッジ41,
42;43,44で構成されるビーム出射方向調整手段
が、2つの測定レーザビームの光路中に設けられてい
る。このビーム出射方向調整手段は、オプティカルウエ
ッジの回転量に応じて測定レーザビームの出射方向を微
少に変化させるもので、オプティカルウエッジの回転量
に対する出射方向の変化量が小さいため、微少な方向調
整が容易に行える。これらのビーム出射方向調整手段を
利用して、3本の測定レーザビームの出射方向が所定の
角度関係になるように調整すれば、出射方向の正確な設
定が可能である。
【0017】なお、第1から第3の態様は、相互に組み
合わせることが可能であり、組み合わせ方により多数の
変形例が可能であるが、ここでは説明を省略する。ま
た、工作機械の各軸方向の移動誤差を測定する場合に
は、上記の実願昭62−52869号に記載されている
分離型レーザ干渉計を使用することが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】図5は、実施例の干渉光学ユニッ
トの構成を示す図である。図5において、121は別に
設けたレーザ光源から干渉光学ユニット100にレーザ
ビームを伝達する光ファイバであり、122は干渉光学
ユニット100で生成された干渉レーザビームを別に設
けた信号処理ユニットに伝達する光ファイバであり、5
1は光ファイバ121の端部から出射されるレーザビー
ムを平行レーザビームにするコリメータレンズであり、
52は合成された干渉レーザビームを光ファイバ122
の端部に集光するコリメータレンズであり、13は偏光
板であり、14’と15’は偏光ビームスプリッタであ
り、21と22は参照用コーナーキューブであり、32
は1/2波長板であり、41から44はオプティカルウ
エッジである。
【0019】参照用コーナーキューブ21は、偏光ビー
ムスプリッタ15’から出射される測定レーザビームA
の光路中に移動し且つ光路外に退避することが可能で、
参照用コーナーキューブ22は、偏光ビームスプリッタ
14’から出射される測定レーザビームBの光路中に移
動し且つ光路外に退避することが可能である。参照用コ
ーナーキューブ21と22を移動させる機構について
は、移動はあまり高精度である必要はなく、簡単な機構
で実現できるので、省略してある。また、1/2波長板
の移動機構についても同様である。コリメータレンズ5
1から出射されたレーザビームは、偏光ビームスプリッ
タ14’の光軸に対して45°になるように調整されて
いる。偏光ビームスプリッタ14’と15’は、P偏光
の光を透過し、S偏光の光を反射するように構成されて
いる。
【0020】図6は、測定レーザビームAをその延長上
に設けられた測定用コーナーキューブ201に出射し
て、測定用コーナーキューブが取り付けられた物体の測
定レーザビームAの方向の移動距離を測定する場合の状
態を示した図であり、偏光板13は省略してある。この
場合、参照用コーナーキューブ21を光路外に退避さ
せ、参照用コーナーキューブ22を光路中に移動させ、
1/2波長板32を光路中に移動させる。レーザビーム
11は、偏光ビームスプリッタ14’で、P偏光成分が
透過して1/2波長板32に出射され、S偏光成分が反
射されて参照用コーナーキューブ22に出射される。参
照用コーナーキューブ22で逆方向に反射された参照用
レーザビームはS偏光であり、偏光ビームスプリッタ1
4’で完全に反射されてレーザビーム12に合成され
る。1/2波長板32に入射したP偏光のレーザビーム
は、そこで偏光状態が90°回転され、偏光の方向が図
示のようになる。この偏光方向は、偏光ビームスプリッ
タ15’に対してはP偏光であり、偏光ビームスプリッ
タ15を反射されることなしに透過し、測定レーザビー
ムAとして出射される。この測定レーザビームAは、測
定しようとする移動物体に取り付けられた測定用コーナ
ーキューブ201で逆方向に反射され、偏光ビームスプ
リッタ15’に入射する。このレーザビームの偏光状態
は、偏光ビームスプリッタ15’に対してP偏光であ
り、偏光ビームスプリッタ15’を反射されることなく
透過して、1/2波長板32で偏光ビームスプリッタ1
4’に対してP偏光になるように偏光方向が90°回転
され、偏光ビームスプリッタ14’を反射されることな
く透過して、参照用レーザビームと合成されて、レーザ
ビーム12になる。合成されたレーザビーム12は、偏
光板13で合成されたそれぞれのレーザビームの45°
の偏光成分が抜き出され干渉縞が生じる。この干渉した
レーザビームはコリメータレンズ52で光ファイバ12
2の端部に集光され、信号処理部で干渉縞の変化数がカ
ウントされる。
【0021】図7は、測定レーザビームBをその延長上
に設けられた測定用コーナーキューブ202に出射し
て、測定用コーナーキューブが取り付けられた物体の測
定レーザビームBの方向の移動距離を測定する場合の状
態を示した図である。この場合、参照用コーナーキュー
ブ21を光路中に移動させ、参照用コーナーキューブ2
2を光路外に退避させ、1/2波長板32を光路中に移
動させる。図6と同様に、偏光ビームスプリッタ14’
で反射されたS偏光のレーザビームは測定レーザビーム
Bとして、オプティカルウエッジ41と42で出射方向
が測定レーザビームAとCに対して90°になるように
変化され、測定用コーナーキューブ202に出射され
る。測定用コーナーキューブ202で逆方向に反射され
た参照用レーザビームはS偏光であり、偏光ビームスプ
リッタ14’で完全に反射されてレーザビーム12に合
成される。1/2波長板32に入射したP偏光のレーザ
ビームは、そこで偏光ビームスプリッタ15’に対して
P偏光になるように偏光状態が90°回転されて偏光ビ
ームスプリッタ15’を反射されることなしに透過し、
参照用コーナーキューブ21で逆方向に反射され、逆の
経路を通って偏光ビームスプリッタ14’を反射される
ことなく透過して合成される。
【0022】更に、図8は、測定レーザビームCをその
延長上に設けられた測定用コーナーキューブ203に出
射して、測定用コーナーキューブ203が取り付けられ
た物体の測定レーザビームCの方向の移動距離を測定す
る場合の状態を示した図である。この場合、参照用コー
ナーキューブ22を光路中に移動させ、1/2波長板3
2を光路外に退避させる。参照用コーナーキューブ21
は測定には影響しないのでどの位置にいても問題ない
が、ここでは光路外に退避させている。図6と同様に、
偏光ビームスプリッタ14’で反射されたS偏光のレー
ザビームは参照用コーナーキューブ22で反射され、偏
光ビームスプリッタ14’で合成される。偏光ビームス
プリッタ14’を透過したP偏光のレーザビームは、1
/2波長板32がないので、そのまま偏光ビームスプリ
ッタ15’に入射する。このレーザビームの偏光方向は
偏光ビームスプリッタ15’に対してS偏光であり、透
過することなしに反射されて、オプティカルウエッジ4
3と44で出射方向が測定レーザビームAとBに対して
90°になるように変化され、測定用コーナーキューブ
203に出射される。後の説明は上記の例と同じであ
る。
【0023】図9は、オプティカルウエッジによる出射
方向の調整を説明する図である。図9の(1)に示すよ
うに、オプティカルウエッジ4は2つの対向する平面が
微少な角度αをなす平板に近い形状をしている。このオ
プティカルウエッジ4の一方の平面に略垂直に光線が入
射すると、光線の方向はくさびをなす平面内でθだけ変
化する。そこで、図9の(2)に示すように、オプティ
カルウエッジ4を回転すると、光線の方向は図示のよう
に円錐状の軌跡を描くことになる。ここで、オプティカ
ルウエッジ4の回転角をωとすると、ωが小さい範囲で
あれば、オプティカルウエッジ4をωだけ回転すると光
線の方向はω・θだけ変化することになる。θはαを小
さくすれば小さくなるので、回転量ωをθを乗じた小さ
な回転量に変換することになる。従来レーザビームの出
射方向を調整するにはミラーやビームスプリッタの角度
を調整して行っていたが、秒単位で出射方向を調整する
ことは難しかったが、オプティカルウエッジを使用すれ
ばその回転量により出射方向を微少に調整することが可
能になる。実際には、あらかじめビームスプリッタの角
度を調整して出射方向がある程度の範囲内に入るように
した上で、オプティカルウエッジを使用して微少な方向
調整を行う。なお、方向調整は1方向だけでなく2方向
について行う必要があり、図9の(3)に示すように、
くさびの方向を90°異ならせた2枚のオプティカルウ
エッジを組み合わせて、2方向について方向を調整でき
るようにする。
【0024】以上説明したように、本実施例の干渉ユニ
ットを使用すれば、機械的な移動機構が測定レーザビー
ムの出射方向に影響しないので、出射方向が相互に正確
な測定レーザビームを出射するレーザ測長器が実現でき
る。しかも、レーザの使用効率が良いので低出力のレー
ザ光源を使用すればよく、部品点数も削減できるので、
低コストで実現できる。更に、出射方向の調整も容易に
行え、組み立て作業の工数が削減できる。
【0025】次に、本発明のレーザ測長器が有する特徴
の重要性が理解されるように、本発明のレーザ測長器を
使用して縦型のマシニングセンタの各軸方向の移動誤差
を測定する場合について説明する。図10は、この測定
における構成を示す図である。図10に示すように、N
C工作機械は従来のものと同じであり、加工ツール部9
2、載物台93、NCコントローラ97等を備える。従
来のNC工作機械のNCコントローラ97は、一般にR
S−232C用ターミナル等のデータ入出力ポートを備
えおり、本発明のレーザ測長器もこのデータ入出力ポー
トを介してNCコントローラ97と接続され、測定は自
動的に行われる。
【0026】本実施例で使用されるレーザ測長器は実願
昭62−52869号に記載されている分離型レーザ干
渉計である。この分離型レーザ干渉計は、レーザ光源と
干渉光学ユニットの間を単一モードファイバ又は偏波面
保存ファイバ等の光ファイバで接続することにより、レ
ーザ光源と干渉光学ユニットの間のアラインメント調整
を不要にすると共にその間の配置の自由度を高めたレー
ザ測長器である。更に、信号処理部を干渉光学ユニット
から分離することも可能であり、干渉光学ユニットに光
検出器を設けて干渉縞の信号を電気信号に変換し、電気
信号用ケーブルで信号処理部に送ることも可能である
が、ここでは信号処理部に光検出器を設けて干渉縞の光
信号を光ファイバを介して信号処理部の光検出器に送信
する形式のものを使用する。これにより、干渉光学ユニ
ットをより小型にできる。
【0027】図10において、参照番号81はHe−N
eレーザ等の可干渉距離の長いレーザ光を出力するレー
ザ光源であり、100は図5に示した本発明の干渉光学
ユニットであり、82は信号処理ユニットであり、84
は干渉光学ユニット100内の光路切り換えユニットを
駆動する光路切り換えコントローラであり、83は測定
制御部に相当するノート型パーソナルコンピュータ(P
C)である。レーザ光源81と干渉光学ユニット100
の間は単一モードファイバ又は偏波面保存ファイバ等の
光ファイバ121で接続され、干渉光学ユニット100
と信号処理ユニット82の間は光ファイバ122で接続
されている。干渉光学ユニット100内と光路切り換え
コントローラ84の間は電気ケーブル86で接続されて
いる。また、ノート型PC83とNCコントローラ9
7、信号処理ユニット82、及び光路切り換えコントロ
ーラ84の間はデータ通信ケーブルで接続されており、
制御信号やデータの送受信が可能である。信号処理ユニ
ット82は光検出器とその出力の変化から干渉縞の本数
を計数するカウンタを備えている。
【0028】図10に示した構成で、前述のISO23
0−2やJIS−B−6201-1990 等の規格に従った
測定が行われる。ここでは、ISO230−2やJIS
−B−6201-1990 等の規格に沿った形で測定が自動
的に行えるように、ノート型PC83にそのためのプロ
グラムが格納されており、ノート型PC83はこのプロ
グラムに基づいてNCコントローラ97、信号処理ユニ
ット82、及び光路切り換えコントローラ84を制御
し、自動的に測定を行う。測定開始時には、作業者は、
干渉光学ユニット100を加工ツール部92のツール軸
に取り付ける。そしてZ軸方向に平行にレーザビームが
出力されるように設定した上で調整を行ってZ軸用のコ
ーナーキューブ203を配置する。更に、ツール軸を所
定位置まで降下させ、光路切り換えコントローラ84を
介してX軸方向に測定レーザビームが出力されるように
切り換え、レーザビームがX軸方向に出力されるように
する。この状態でレーザビームの出射方向がX軸方向に
平行になるようにツール軸を回転して調整する。図1の
状態でZ軸方向に平行にレーザビームが出力されるよう
に調整されているので、出射されるレーザビームはかな
らずXY平面に平行に出力されるので、単にツール軸を
回転するだけで調整可能である。レーザビームがX軸方
向に平行なツール軸の回転位置が測定における回転基準
になる。この状態で、光路切り換えコントローラ84を
介して測定レーザビームがY軸方向に出力されるように
切り換えると、その方向はY軸に平行である。従って、
レーザビームの出射方向をY軸方向に合わせる調整は必
要ない。
【0029】以上のような設定が完了すると、ノート型
PC83が自動的に測定動作を実行する。まず、光路切
り換えコントローラ84を介してレーザビームがZ軸方
向に出力されるように戻し、Z軸方向の移動量誤差の測
定を行う。Z軸方向の移動量誤差の測定が終了すると、
レーザビームがX軸方向に出力されるように切り換えて
X軸方向の移動量誤差の測定を行い、更にレーザビーム
がY軸方向に出力されるように切り換えてX軸方向の移
動量誤差の測定を行う。
【0030】このように、本発明のレーザ測長器をNC
工作機械の移動量誤差を自動的に行う測定システムと組
み合わせれば、3軸方向の移動量誤差がすべて自動的に
行え、特に工数の大幅な削減が可能である。以上、分離
型レーザ干渉計を使用するレーザ測長器を例として説明
したが、本発明はレーザ光源から出射されるレーザビー
ムを干渉光学ユニットに直接入射させる形式にも適用可
能である。このレーザ測長器は分離型に比べて配置の自
由度が少ないが、本発明の出射方向が3軸方向に切り換
え可能な干渉光学ユニットや同時に3軸方向にレーザビ
ームが出射される干渉光学ユニットを使用すれば、配置
の自由度が少ないことによる問題は大幅に低減される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の測定用レーザビームが高い方向精度で出射される
レーザ測長器を低コストで実現できる。また、このレー
ザ測長器を使用すれば、NC工作機械の精度測定を行う
場合の軸合わせ(アラインメント)作業が容易になり、
各軸方向の精度測定が連続して行えるようになるので、
測定に要する工数が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の干渉ユニットの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の態様の基本構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の第2の態様の基本構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第3の態様の基本構成を示す図であ
る。
【図5】実施例の干渉ユニットの構成を示す図である。
【図6】実施例の干渉ユニットで第1軸方向に測定レザ
ビームを出射する時の配置を示す図である。
【図7】実施例の干渉ユニットで第2軸方向に測定レザ
ビームを出射する時の配置を示す図である。
【図8】実施例の干渉ユニットで第3軸方向に測定レザ
ビームを出射する時の配置を示す図である。
【図9】オプティカルウエッジを使用して出射方向を調
整する原理を説明する図である。
【図10】実施例のレーザ測長器を使用して縦型マシニ
ングセンタの各軸の移動誤差を全自動で測定する測定シ
ステムの構成を示す図である。
【符号の説明】 11…入射レーザ光ビーム 12…出射レーザ光ビーム 13…偏光板 14、15…ビームスプリタ 14’、15’、16’…偏光ビームスプリタ 21、22…参照用反射ユニット(参照用コーナーキュ
ーブ) 30、31…偏光調整手段 41、42、43、44…オプティカルウエッジ 201、202、203…測定用反射ユニット(測定用
コーナーキューブ)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビーム(11)を、測定反射ユニ
    ット(201、202、203)に向かう測定レーザビ
    ームと参照レーザビームに分割すると共に、逆方向に反
    射されて戻ってくる前記測定レーザビームと前記参照レ
    ーザビームを干渉するように合成し、合成された前記測
    定レーザビームと前記参照レーザビームの干渉縞の変化
    をカウントすることにより、前記測定反射ユニット(2
    01、202、203)の移動距離を測定するレーザ測
    長器であって、 前記レーザビーム(11)を第1の測定レーザビームと
    第2の測定ビームに分割する第1のビームスプリッタ
    (14)と、 前記第1と第2の測定レーザビームのそれぞれの光路に
    対し、当該光路中の位置と、当該光路を遮断しない位置
    との間で移動可能で、入射するレーザビームを入射方向
    に反射する2つの参照用反射ユニット(21、22)と
    を備え、 前記第1と第2の測定レーザビームのいずれを前記測定
    レーザビームとするかに応じて、前記2つの参照用反射
    ユニット(21、22)のいずれかを測定レーザビーム
    として使用しない側の光路中の位置に移動させ、光路中
    の位置に移動した参照用反射ユニットで反射されたレー
    ザビームを参照レーザビームとすることを特徴とするレ
    ーザ測長器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレーザ測長器であっ
    て、 前記第2の測定レーザビームを別の2つの測定レーザビ
    ームに分割する第2のビームスプリッタ(15)を備
    え、 3方向に出射される3つの測定レーザビームのいずれか
    を前記測定レーザビームとするかに応じて、前記2つの
    参照用反射ユニット(21、22)のいずれかを前記光
    路中の位置に移動させ、光路中の位置に移動した参照用
    反射ユニットで反射されたレーザビームを参照レーザビ
    ームとするレーザ測長器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のレーザ測長器であっ
    て、 前記第1のビームスプリッタ(14)に入射する前記レ
    ーザビーム(11)を第3の測定レーザビームと前記第
    1のビームスプリッタ(14)に入射するレーザビーム
    に分割する第2のビームスプリッタを備え、 3方向に出射される3つの測定レーザビームのいずれか
    を前記測定レーザビームとするかに応じて、前記2つの
    参照用反射ユニット(21、22)のいずれかを前記光
    路中の位置に移動させ、光路中の位置に移動した参照用
    反射ユニットで反射されたレーザビームを参照レーザビ
    ームとすることを特徴とするレーザ測長器。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のレーザ測長器で
    あって、 前記第1と第2のビームスプリッタ(14’、15’)
    は、偏光ビームスプリッタであり、 前記第1のビームスプリッタ(14’)と前記第2のビ
    ームスプリッタ(15’)の間に、通過するレーザビー
    ムの偏光方向を90度回転させるか偏光方向を変化させ
    ないかの切り換えが可能な偏光調整手段(31)を備え
    るレーザ測長器。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のレーザ測長器であっ
    て、 前記偏光調整手段(31)は、光路中の位置と、当該光
    路を遮断しない位置との間で移動可能な、1/2波長板
    (32)であるレーザ測長器。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のレーザ測長器であっ
    て、 前記偏光調整手段(31)は、印加信号に応じて通過す
    るレーザビームの偏光方向を90度回転させるかさせな
    いかの切り換えが可能な電気光学素子であるレーザ測長
    器。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のレーザ測長器であっ
    て、 前記偏光調整手段(31)は、印加信号に応じて通過す
    るレーザビームの偏光方向を90度回転させるかさせな
    いかの切り換えが可能な液晶光学素子であるレーザ測長
    器。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のレーザ測長器であっ
    て、 2個のオプティカルウエッジ(41,42;43,4
    4)で構成されるビーム出射方向調整手段を、前記第1
    又は第2の測定レーザビームの光路中に備えるレーザ測
    長器。
  9. 【請求項9】 請求項2から7のいずれか1項に記載の
    レーザ測長器であって、 2個のオプティカルウエッジ(41,42;43,4
    4)で構成されるビーム出射方向調整手段を、前記第1
    から第3の測定レーザビームの少なくとも2つのビーム
    の光路中に備えるレーザ測長器。
  10. 【請求項10】 レーザビーム(11)を、測定反射ユ
    ニット(201、202、203)に向かう測定レーザ
    ビームと参照レーザビームに分割すると共に、逆方向に
    反射されて戻ってくる前記測定レーザビームと前記参照
    レーザビームを干渉するように合成し、合成された前記
    測定レーザビームと前記参照レーザビームの干渉縞の変
    化をカウントすることにより、前記測定反射ユニット
    (201、202、203)の移動距離を測定するレー
    ザ測長器であって、 前記測定ビームが入射され、入射される前記測定ビーム
    の偏光状態に応じて、方向の異なる第1と第2の測定レ
    ーザビームを出射する第1の偏光ビームスプリッタ(1
    4’)と、 該第1の偏光ビームスプリッタ(14’)の前に設けら
    れ、当該第1の偏光ビームスプリッタ(14’)に入射
    及び当該第1の偏光ビームスプリッタ(14’)から出
    射されるレーザビームの偏光方向を90度回転させるか
    偏光方向を変化させないかの切り換えが可能な第1の偏
    光調整手段(30)とを備え、 前記第1と第2の測定レーザビームが選択的に出射可能
    であることを特徴とするレーザ測長器。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のレーザ測長器であ
    って、 前記第1のビームスプリッタ(14’)から出射された
    前記第2の測定レーザビームの偏光方向を90度回転さ
    せるか偏光方向を変化させないかの切り換えが可能な第
    2の偏光調整手段(31)と、 該第2の偏光調整手段(31)を通過した前記第2の測
    定レーザビームが入射され、入射される前記第2の測定
    ビームの偏光状態に応じて、方向の異なる2つの測定レ
    ーザビームを出射する第2の偏光ビームスプリッタ(1
    5’)とを備え、 3つの測定レーザビームが選択的に出射可能であること
    を特徴とするレーザ測長器。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のレーザ測長器であ
    って、 前記第1と第2の偏光調整手段(30、31)は、光路
    中の位置と、当該光路を遮断しない位置との間で移動可
    能な、1/2波長板(32)であるレーザ測長器。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のレーザ測長器であ
    って、 前記第1と第2の偏光調整手段(30、31)は、印加
    信号に応じて通過するレーザビームの偏光方向を90度
    回転させるかさせないかの切り換えが可能な電気光学素
    子であるレーザ測長器。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のレーザ測長器であ
    って、 前記第1と第2の偏光調整手段(30、31)は、印加
    信号に応じて通過するレーザビームの偏光方向を90度
    回転させるかさせないかの切り換えが可能な液晶光学素
    子であるレーザ測長器。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載のレーザ測長器であ
    って、 2個のオプティカルウエッジ(41,42;43,4
    4)で構成されるビーム出射方向調整手段を、前記第1
    から第3の測定レーザビームの少なくとも2つのビーム
    の光路中に備えるレーザ測長器。
  16. 【請求項16】 請求項11から14のいずれか1項に
    記載のレーザ測長器であって、 2個のオプティカルウエッジ(41,42;43,4
    4)で構成されるビーム出射方向調整手段を、前記第1
    から第3の測定レーザビームの少なくとも2つのビーム
    の光路中に備えるレーザ測長器。
  17. 【請求項17】 レーザビーム(11)を、測定反射ユ
    ニット(201、202、203)に向かう測定レーザ
    ビームと参照レーザビームに分割すると共に、逆方向に
    反射されて戻ってくる前記測定レーザビームと前記参照
    レーザビームを干渉するように合成し、合成された前記
    測定レーザビームと前記参照レーザビームの干渉縞の変
    化をカウントすることにより、前記測定反射ユニット
    (201、202、203)の移動距離を測定するレー
    ザ測長器であって、 少なくとも2方向に前記測定ビームを、同時又は切り換
    えて出射することが可能なレーザ測長器において、 前記測定ビームの光路中に、2個のオプティカルウエッ
    ジ(41,42;43,44)で構成されるビーム出射
    方向調整手段を備えるレーザ測長器。
  18. 【請求項18】 請求項1から17のいずれか1項に記
    載のレーザ測長器であって、 前記レーザビームは、離れた位置に設けられたレーザ光
    源(81)から光ファイバ(121)を介して伝達され
    るレーザ測長器。
  19. 【請求項19】 請求項1から17のいずれか1項に記
    載のレーザ測長器であって、 前記測定レーザビームと前記参照レーザビームを合成し
    た干渉レーザビームは、離れた位置に設けられた受光手
    段(16)まで光ファイバ(122)を介して伝達され
    るレーザ測長器。
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