JPH1010404A - 顕微鏡の変倍装置 - Google Patents
顕微鏡の変倍装置Info
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- JPH1010404A JPH1010404A JP8182804A JP18280496A JPH1010404A JP H1010404 A JPH1010404 A JP H1010404A JP 8182804 A JP8182804 A JP 8182804A JP 18280496 A JP18280496 A JP 18280496A JP H1010404 A JPH1010404 A JP H1010404A
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- optical axis
- disk
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単であり、しかも小型かつ安価な変
倍装置を提供する。 【解決手段】 筐体11内に同軸上に配置された2つの
移動レンズ13,14と、この2つの移動レンズ13,
14を保持する2つの保持枠15,16と、この2つの
保持枠15,16を光軸方向に連続的に移動させる移動
手段とを備えた顕微鏡の変倍装置1において、移動手段
が光軸と直交する方向に配置され、かつ筐体11に回転
可能に支持された回転軸19と、この回転軸19に固定
され、かつ一方の保持枠15に取り付けられたラック2
0に噛み合うピニオン30と、回転軸19に固定され、
かつ他方の保持枠16と係合する円盤カム23とを備え
る。
倍装置を提供する。 【解決手段】 筐体11内に同軸上に配置された2つの
移動レンズ13,14と、この2つの移動レンズ13,
14を保持する2つの保持枠15,16と、この2つの
保持枠15,16を光軸方向に連続的に移動させる移動
手段とを備えた顕微鏡の変倍装置1において、移動手段
が光軸と直交する方向に配置され、かつ筐体11に回転
可能に支持された回転軸19と、この回転軸19に固定
され、かつ一方の保持枠15に取り付けられたラック2
0に噛み合うピニオン30と、回転軸19に固定され、
かつ他方の保持枠16と係合する円盤カム23とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続的に変倍可能な
顕微鏡の変倍装置に関する。
顕微鏡の変倍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡の変倍装置としては、筐体内に配
置された複数のレンズを光軸方向に連続的に移動させ、
倍率を連続的に変化させるものが知られている。
置された複数のレンズを光軸方向に連続的に移動させ、
倍率を連続的に変化させるものが知られている。
【0003】図4は従来の顕微鏡の変倍装置の断面図、
図5は円筒カムの展開図である。
図5は円筒カムの展開図である。
【0004】顕微鏡の変倍装置100は、筐体101に
固定された固定レンズ102と、この固定レンズ102
の光軸上に配置された移動レンズ103,104と、移
動レンズ103,104を保持したレンズ保持枠10
5,106と、レンズ保持枠105,106を光軸方向
へ案内するガイド部材107及び円筒カム108と、こ
の円筒カム108と同軸上に設けられた歯車109と、
この歯車109と噛み合い、変倍ノブ軸110を介して
変倍ノブ111に固定された歯車112とを備える。
固定された固定レンズ102と、この固定レンズ102
の光軸上に配置された移動レンズ103,104と、移
動レンズ103,104を保持したレンズ保持枠10
5,106と、レンズ保持枠105,106を光軸方向
へ案内するガイド部材107及び円筒カム108と、こ
の円筒カム108と同軸上に設けられた歯車109と、
この歯車109と噛み合い、変倍ノブ軸110を介して
変倍ノブ111に固定された歯車112とを備える。
【0005】ガイド部材107の上端及び下端は筐体1
01に固定され、円筒カム108は調節ねじ115,1
16によって転動可能に支持されるボール113,11
4を介して筐体101に回転自在に支持される。
01に固定され、円筒カム108は調節ねじ115,1
16によって転動可能に支持されるボール113,11
4を介して筐体101に回転自在に支持される。
【0006】円筒カム108の外周面にはカム溝108
a、108bが形成され、このカム溝108a、108
bにはレンズ保持枠105,106の係合ピン105
a,106aが係合している。
a、108bが形成され、このカム溝108a、108
bにはレンズ保持枠105,106の係合ピン105
a,106aが係合している。
【0007】したがって、レンズ保持枠105,106
の光軸方向の変位量は円筒カム108の回転量によって
制御される。ここで、カム溝108bは円筒カム108
の回転量に対して移動レンズ104をリニアに変位させ
るように形成されている(図5参照)。
の光軸方向の変位量は円筒カム108の回転量によって
制御される。ここで、カム溝108bは円筒カム108
の回転量に対して移動レンズ104をリニアに変位させ
るように形成されている(図5参照)。
【0008】顕微鏡の変倍装置100は上記のような構
成であるので、変倍ノブ111を回転させると歯車11
2,109が回転し、歯車109と同軸上の円筒カム1
08の回動に伴って係合ピン105a,106aがカム
溝108a,108bに沿って相対移動し、レンズ保持
枠105,106が光軸方向へ移動して変倍が行われ
る。
成であるので、変倍ノブ111を回転させると歯車11
2,109が回転し、歯車109と同軸上の円筒カム1
08の回動に伴って係合ピン105a,106aがカム
溝108a,108bに沿って相対移動し、レンズ保持
枠105,106が光軸方向へ移動して変倍が行われ
る。
【0009】したがって、固定レンズ102及び移動レ
ンズ103,104からなる変倍光学系と接眼レンズ
(図示せず)とによって光軸上に配置された試料150
の拡大観察を行うことができる。
ンズ103,104からなる変倍光学系と接眼レンズ
(図示せず)とによって光軸上に配置された試料150
の拡大観察を行うことができる。
【0010】図6は従来の他の顕微鏡の変倍装置の断面
図、図7は円盤カムの右側面図、図8は変倍ノブの回転
角度と変位量との関係を示すグラフである(実公平4−
3294号公報「双眼実体顕微鏡」参照)。
図、図7は円盤カムの右側面図、図8は変倍ノブの回転
角度と変位量との関係を示すグラフである(実公平4−
3294号公報「双眼実体顕微鏡」参照)。
【0011】顕微鏡の変倍装置200は、筐体201に
固定された固定レンズ202と、この固定レンズ202
の光軸上に配置された移動レンズ203,204と、移
動レンズ203,204を保持した互いに平行なレンズ
保持枠205,206と、レンズ保持枠205,206
を光軸方向へ案内するガイド部材207,208と、ガ
イド部材207,208に直交し、筐体201に回転可
能に取り付けられた回転軸209と、この回転軸209
の両端に固定された変倍ノブ211,212と、回転軸
209に固定され、レンズ保持枠205,206と係合
する円盤カム213,214とを備える。
固定された固定レンズ202と、この固定レンズ202
の光軸上に配置された移動レンズ203,204と、移
動レンズ203,204を保持した互いに平行なレンズ
保持枠205,206と、レンズ保持枠205,206
を光軸方向へ案内するガイド部材207,208と、ガ
イド部材207,208に直交し、筐体201に回転可
能に取り付けられた回転軸209と、この回転軸209
の両端に固定された変倍ノブ211,212と、回転軸
209に固定され、レンズ保持枠205,206と係合
する円盤カム213,214とを備える。
【0012】レンズ保持枠205,206には円盤カム
213,214の外周カム面213a,214aと係合
するカムフォロワ205a,206aが形成されてい
る。ここで、変倍ノブ211,212の回転角度αに対
して移動レンズ203の変位量δがリニアとなるように
円盤カム213が形成されている(図8参照)。
213,214の外周カム面213a,214aと係合
するカムフォロワ205a,206aが形成されてい
る。ここで、変倍ノブ211,212の回転角度αに対
して移動レンズ203の変位量δがリニアとなるように
円盤カム213が形成されている(図8参照)。
【0013】カムフォロワ205aは、レンズ保持枠2
05と筐体201の係止部201aとの間に張り渡され
たコイルばね215によって、円盤カム213の外周カ
ム面213aに押し付けられている(図7参照)。な
お、図示はしないが、カムフォロワ206aもレンズ保
持枠206と筐体201との間に張架されたコイルばね
によって円盤カム214の外周カム面214aに押し付
けられている。
05と筐体201の係止部201aとの間に張り渡され
たコイルばね215によって、円盤カム213の外周カ
ム面213aに押し付けられている(図7参照)。な
お、図示はしないが、カムフォロワ206aもレンズ保
持枠206と筐体201との間に張架されたコイルばね
によって円盤カム214の外周カム面214aに押し付
けられている。
【0014】顕微鏡の変倍装置200は上記のような構
成であるので、変倍ノブ211又は変倍ノブ212を回
転させると円盤カム213,214が軸209を回転中
心として回動し、円盤カム213,214と係合するカ
ムフォロワ205a,206aが外周カム面213a,
214aに沿って相対移動し、レンズ203,204が
光軸方向へ移動して変倍が行われる。
成であるので、変倍ノブ211又は変倍ノブ212を回
転させると円盤カム213,214が軸209を回転中
心として回動し、円盤カム213,214と係合するカ
ムフォロワ205a,206aが外周カム面213a,
214aに沿って相対移動し、レンズ203,204が
光軸方向へ移動して変倍が行われる。
【0015】したがって、固定レンズ202及び移動レ
ンズ203,204からなる変倍光学系と接眼レンズ
(図示せず)とによって光軸上に配置された試料250
の拡大観察を行うことができる。
ンズ203,204からなる変倍光学系と接眼レンズ
(図示せず)とによって光軸上に配置された試料250
の拡大観察を行うことができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示す
構成の顕微鏡の変倍装置においては、係合ピン105
a,106aを介してカム溝108a,108bに移動
レンズ103,104やレンズ保持枠105,106の
重量が加わる。
構成の顕微鏡の変倍装置においては、係合ピン105
a,106aを介してカム溝108a,108bに移動
レンズ103,104やレンズ保持枠105,106の
重量が加わる。
【0017】ここで、係合ピン106aを介してカム溝
108bに加わる重量をRとしたとき、F=R×tan
θ(θ:カム溝の勾配)で決まる力Fが円筒カム108
の円周方向に生じる。この力Fは円筒カム108の回転
方向と逆方向に作用するので(図5参照)、円筒カム1
08を回転させる際の抵抗となる。
108bに加わる重量をRとしたとき、F=R×tan
θ(θ:カム溝の勾配)で決まる力Fが円筒カム108
の円周方向に生じる。この力Fは円筒カム108の回転
方向と逆方向に作用するので(図5参照)、円筒カム1
08を回転させる際の抵抗となる。
【0018】図示はしないが、同様に、カム溝108a
にも円筒カム108を回転させる際に抵抗となる力が作
用する。
にも円筒カム108を回転させる際に抵抗となる力が作
用する。
【0019】したがって、円筒カム108の回転角に対
する移動レンズ103,104の移動量(変位量)を大
きくするため、カム溝108a,108bの勾配を大き
くしたときには、変倍ノブ111を回転させるために大
きな力が必要となり、変倍操作は非常に操作性の悪いも
のとなってしまう。
する移動レンズ103,104の移動量(変位量)を大
きくするため、カム溝108a,108bの勾配を大き
くしたときには、変倍ノブ111を回転させるために大
きな力が必要となり、変倍操作は非常に操作性の悪いも
のとなってしまう。
【0020】これに対し、変倍操作の操作性を向上させ
るため、カム溝108a,108bの勾配を小さくした
ときには、円筒カム108の回転角に対する移動レンズ
103,104の移動量(変位量)が小さくなり、大き
な移動量を確保するためには円筒カム108の回転量を
大きく(しばしば360度以上)しなければならなくな
ってしまう。
るため、カム溝108a,108bの勾配を小さくした
ときには、円筒カム108の回転角に対する移動レンズ
103,104の移動量(変位量)が小さくなり、大き
な移動量を確保するためには円筒カム108の回転量を
大きく(しばしば360度以上)しなければならなくな
ってしまう。
【0021】この事態を回避するため、円筒カム108
と変倍ノブ111との間に介在する歯車109,112
のギヤ比を大きくし、円筒カム108が360度以上回
転するときでも、変倍ノブ111の回転角度が360度
以下となるようにしている。
と変倍ノブ111との間に介在する歯車109,112
のギヤ比を大きくし、円筒カム108が360度以上回
転するときでも、変倍ノブ111の回転角度が360度
以下となるようにしている。
【0022】したがって、図4に示す顕微鏡の変倍装置
100では、変倍ノブ111の回転角を増速するための
機構(歯車)を使用する分だけ複雑な構造となってしま
うという問題がある。
100では、変倍ノブ111の回転角を増速するための
機構(歯車)を使用する分だけ複雑な構造となってしま
うという問題がある。
【0023】また、図6に示す顕微鏡の変倍装置200
においては、移動レンズ203,204の変位量は円盤
カム213,214の大きさ即ち円盤カム213,21
4の回転中心(軸209)から外周カム面213a,2
14bと係合するカムフォロワ205a,206aまで
の距離によって決定される。
においては、移動レンズ203,204の変位量は円盤
カム213,214の大きさ即ち円盤カム213,21
4の回転中心(軸209)から外周カム面213a,2
14bと係合するカムフォロワ205a,206aまで
の距離によって決定される。
【0024】この変倍装置200において、小さな変位
量で高変倍比を得ようとすると移動レンズ203,20
4は大きなパワーを持つ(光を屈折させる能力が大き
い)レンズとなり易く、移動レンズ203,204の偏
芯、傾き、位置ずれの影響を受け易くなってしまう。
量で高変倍比を得ようとすると移動レンズ203,20
4は大きなパワーを持つ(光を屈折させる能力が大き
い)レンズとなり易く、移動レンズ203,204の偏
芯、傾き、位置ずれの影響を受け易くなってしまう。
【0025】そのため、大きな変位量をとれる移動レン
ズ203,204が望まれるが、大きな変位量を得るた
めには、円盤カム213,214を大きくしなければな
らないため、筐体201が大きくなってしまうという問
題がある。
ズ203,204が望まれるが、大きな変位量を得るた
めには、円盤カム213,214を大きくしなければな
らないため、筐体201が大きくなってしまうという問
題がある。
【0026】また、円盤カム213,214の外周カム
面213a,214aを加工することは簡単でないので
加工コストが高くなり、変倍装置200の価格を高くす
る原因の1つになっており、また円盤カム213,21
4を回転軸209に取り付ける際の位置決め作業が面倒
であるという問題がある。
面213a,214aを加工することは簡単でないので
加工コストが高くなり、変倍装置200の価格を高くす
る原因の1つになっており、また円盤カム213,21
4を回転軸209に取り付ける際の位置決め作業が面倒
であるという問題がある。
【0027】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は構造が簡単であり、しかも小型か
つ安価な変倍装置を提供することである。
たもので、その課題は構造が簡単であり、しかも小型か
つ安価な変倍装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の顕微鏡の変倍装置は、筐体内に
同軸上に配置された複数の移動レンズと、この複数の移
動レンズを保持する複数の保持枠と、この複数の保持枠
を光軸方向に連続的に移動させる移動手段とを備えた顕
微鏡の変倍装置において、前記移動手段は、前記光軸と
直交する方向に配置され、かつ前記筐体に回転可能に支
持された回転軸と、この回転軸に固定され、かつ前記複
数の保持枠のうちの1つの保持枠に取り付けられたラッ
クに噛み合う歯車と、前記回転軸に固定され、かつ前記
1つの保持枠以外の別の保持枠と係合する円盤カムとを
備えることを特徴とする。
め請求項1記載の発明の顕微鏡の変倍装置は、筐体内に
同軸上に配置された複数の移動レンズと、この複数の移
動レンズを保持する複数の保持枠と、この複数の保持枠
を光軸方向に連続的に移動させる移動手段とを備えた顕
微鏡の変倍装置において、前記移動手段は、前記光軸と
直交する方向に配置され、かつ前記筐体に回転可能に支
持された回転軸と、この回転軸に固定され、かつ前記複
数の保持枠のうちの1つの保持枠に取り付けられたラッ
クに噛み合う歯車と、前記回転軸に固定され、かつ前記
1つの保持枠以外の別の保持枠と係合する円盤カムとを
備えることを特徴とする。
【0029】歯車とラックとを用いることで円盤カムの
数を減らし、円盤カムの加工にかかるコストを下げるこ
とができるとともに、円盤カムを配置するために必要と
するスペースを少なくできる。
数を減らし、円盤カムの加工にかかるコストを下げるこ
とができるとともに、円盤カムを配置するために必要と
するスペースを少なくできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0031】図1はこの発明の一実施形態に係る顕微鏡
の変倍装置の断面図である。
の変倍装置の断面図である。
【0032】顕微鏡の変倍装置1は、筐体11と、この
筐体11に固定された固定レンズ12と、この固定レン
ズ12の光軸上に配置された移動レンズ13,14と、
移動レンズ13,14を保持するレンズ保持枠15,1
6と、一方のレンズ保持枠15に取り付けられたラック
20と、他方のレンズ保持枠16に固着されたカムフォ
ロワ16aと、筐体11に固着され、レンズ保持枠1
5,16を光軸方向へ案内するガイド部材17,18
と、ガイド部材17,18と直交する方向に筐体11を
貫通し、筐体11に回転可能に取り付けられた変倍ノブ
軸19と、この変倍ノブ軸19の両端に固定された変倍
ノブ21,22と、変倍ノブ軸19に固定されたピニオ
ン(歯車)30と、同じくこの変倍ノブ軸19に固定さ
れ、レンズ保持枠16のカムフォロワ16aと係合する
円盤カム23とを備える。
筐体11に固定された固定レンズ12と、この固定レン
ズ12の光軸上に配置された移動レンズ13,14と、
移動レンズ13,14を保持するレンズ保持枠15,1
6と、一方のレンズ保持枠15に取り付けられたラック
20と、他方のレンズ保持枠16に固着されたカムフォ
ロワ16aと、筐体11に固着され、レンズ保持枠1
5,16を光軸方向へ案内するガイド部材17,18
と、ガイド部材17,18と直交する方向に筐体11を
貫通し、筐体11に回転可能に取り付けられた変倍ノブ
軸19と、この変倍ノブ軸19の両端に固定された変倍
ノブ21,22と、変倍ノブ軸19に固定されたピニオ
ン(歯車)30と、同じくこの変倍ノブ軸19に固定さ
れ、レンズ保持枠16のカムフォロワ16aと係合する
円盤カム23とを備える。
【0033】図2はラック部分の右側面図である。
【0034】変倍ノブ軸19に固定されたピニオン30
はラック20と噛み合っており、ラック20とピニオン
30とによって変倍ノブ軸19の回転を上下方向への直
線動に変えている。
はラック20と噛み合っており、ラック20とピニオン
30とによって変倍ノブ軸19の回転を上下方向への直
線動に変えている。
【0035】また、レンズ保持枠15と筐体11の係止
部11aとの間にはコイルばね25が設けられており、
レンズ保持枠15に取り付けられたラック20と、この
ラック20と噛み合うピニオン30との間に生じるバッ
クラッシュを防止している。
部11aとの間にはコイルばね25が設けられており、
レンズ保持枠15に取り付けられたラック20と、この
ラック20と噛み合うピニオン30との間に生じるバッ
クラッシュを防止している。
【0036】なお、図示はしないが、レンズ保持枠16
と筐体11の間にもコイルばねが設けられており、カム
フォロワ16aを外周カム面に23aに所定の圧力で押
し付け、カムフォロワ16aが外周カム面に23aに沿
って移動するようにしている。
と筐体11の間にもコイルばねが設けられており、カム
フォロワ16aを外周カム面に23aに所定の圧力で押
し付け、カムフォロワ16aが外周カム面に23aに沿
って移動するようにしている。
【0037】図3は変倍ノブの回転角度と移動レンズの
変位量との関係を示すグラフである。図において、横軸
はノブ回転角度α(単位:度)、縦軸はレンズの変位量
δ(単位:mm)を示す。
変位量との関係を示すグラフである。図において、横軸
はノブ回転角度α(単位:度)、縦軸はレンズの変位量
δ(単位:mm)を示す。
【0038】変倍ノブ21,22の回転角度に対する移
動レンズ14の変位量は、円盤カム23の回転中心から
外周までの距離、すなわち円盤カム23の形状によって
決まる。
動レンズ14の変位量は、円盤カム23の回転中心から
外周までの距離、すなわち円盤カム23の形状によって
決まる。
【0039】一方、移動レンズ13の変位量δは、 δ=(変倍ノブ21,22の回転角度/360)×ピニ
オン30のピッチ円直径×円周率 で決定される。
オン30のピッチ円直径×円周率 で決定される。
【0040】すなわち、移動レンズ13の変位量δは従
来と同様にノブ11,12の回転角度αに対してリニア
に変化し、ピニオン30のピッチ円直径を変えることで
変位量δを容易に変えることができる(図8参照)。
来と同様にノブ11,12の回転角度αに対してリニア
に変化し、ピニオン30のピッチ円直径を変えることで
変位量δを容易に変えることができる(図8参照)。
【0041】上記顕微鏡の変倍装置1の動作を説明す
る。
る。
【0042】変倍を行うために変倍ノブ21,22を回
転させると、変倍ノブ軸19を介してピニオン30及び
円盤カム23が変倍21,22ノブと同じ角度だけ回転
する。
転させると、変倍ノブ軸19を介してピニオン30及び
円盤カム23が変倍21,22ノブと同じ角度だけ回転
する。
【0043】ピニオン30が回転することによって、こ
のピニオン30と噛み合うラック20が固定された保持
枠15が、ガイド部材17,18に沿って光軸と同方向
へ変位する。
のピニオン30と噛み合うラック20が固定された保持
枠15が、ガイド部材17,18に沿って光軸と同方向
へ変位する。
【0044】一方、カムフォロワ16aは円盤カム23
の外周カム面23aに沿って相対移動し、保持枠16が
ガイド部材17,18に沿って光軸方向へ変位する。
の外周カム面23aに沿って相対移動し、保持枠16が
ガイド部材17,18に沿って光軸方向へ変位する。
【0045】保持枠15は変倍ノブ21,22の回転角
度に基づいて、また保持枠16は円盤カム23の外周カ
ム面23aの形状に基づいてそれぞれ光軸方向へ移動
し、保持枠15に保持された移動レンズ13と保持枠1
6に保持された移動レンズ14とによる変倍が行われ
る。
度に基づいて、また保持枠16は円盤カム23の外周カ
ム面23aの形状に基づいてそれぞれ光軸方向へ移動
し、保持枠15に保持された移動レンズ13と保持枠1
6に保持された移動レンズ14とによる変倍が行われ
る。
【0046】したがって、固定レンズ12及び移動レン
ズ13,14からなる変倍光学系と接眼レンズ(図示せ
ず)とによって光軸上に配置された試料50の拡大観察
を行うことができる。
ズ13,14からなる変倍光学系と接眼レンズ(図示せ
ず)とによって光軸上に配置された試料50の拡大観察
を行うことができる。
【0047】この実施形態によれば次の効果を発揮でき
る。
る。
【0048】保持枠15の変位量はピニオン30とラッ
ク20とによって変わるので、大きな円盤カム213を
配置するのに必要としていた大きなスペースをなくすこ
とができ、筐体11を小型にすることができる。
ク20とによって変わるので、大きな円盤カム213を
配置するのに必要としていた大きなスペースをなくすこ
とができ、筐体11を小型にすることができる。
【0049】円盤カムを1つ用いるだけでよいので、円
盤カムを加工するコストを下げるとともに、2つの円盤
カムを用いたときのような位置合わせ作業が不要とな
り、変倍装置を安価に提供することができる。
盤カムを加工するコストを下げるとともに、2つの円盤
カムを用いたときのような位置合わせ作業が不要とな
り、変倍装置を安価に提供することができる。
【0050】変倍ノブ111の回転角を増速してカム1
08に伝達する構成を採用しないので、変倍装置の構造
が簡単なものとなる。
08に伝達する構成を採用しないので、変倍装置の構造
が簡単なものとなる。
【0051】円筒カム108のように溝108a,10
8bを形成する角度による変位量の制約を受けることが
なく、変位量の大きいレンズと変位量の小さいレンズと
の組合せが容易となり、設計の自由度が増す。
8bを形成する角度による変位量の制約を受けることが
なく、変位量の大きいレンズと変位量の小さいレンズと
の組合せが容易となり、設計の自由度が増す。
【0052】なお、上記実施形態においては移動レンズ
13,14が1枚づつの場合について説明したが、複数
枚のレンズを用いた場合でも同様に適用することができ
る。
13,14が1枚づつの場合について説明したが、複数
枚のレンズを用いた場合でも同様に適用することができ
る。
【0053】また、上記実施形態では固定レンズ12を
筐体11に固定した場合で説明したが、固定レンズ12
は必ずしも必要とされるものではない。
筐体11に固定した場合で説明したが、固定レンズ12
は必ずしも必要とされるものではない。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1記載の発
明の顕微鏡の変倍装置によれば、大きな変位量を得るこ
とができる歯車とラックとを用いることで円盤カムの数
を減らして円盤カムの加工コストを下げることができる
とともに、円盤カムを配置するために必要とするスペー
ス及び手間を少なくできる。
明の顕微鏡の変倍装置によれば、大きな変位量を得るこ
とができる歯車とラックとを用いることで円盤カムの数
を減らして円盤カムの加工コストを下げることができる
とともに、円盤カムを配置するために必要とするスペー
ス及び手間を少なくできる。
【0055】したがって、構造が簡単な変倍装置を安価
に提供することができるとともに、筐体、延いては変倍
装置を小型にすることができる。
に提供することができるとともに、筐体、延いては変倍
装置を小型にすることができる。
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る顕微鏡の変
倍装置の断面図である。
倍装置の断面図である。
【図2】図2はラック部分の右側面図である。
【図3】図3は変倍ノブの回転角度と移動レンズの変位
量との関係を示すグラフである。
量との関係を示すグラフである。
【図4】図4は従来の顕微鏡の変倍装置の断面図であ
る。
る。
【図5】図5は円筒カムの展開図である。
【図6】図6は従来の他の顕微鏡の変倍装置の断面図で
ある。
ある。
【図7】図7は円盤カムの右側面図である。
【図8】図8は変倍ノブの回転角度と変位量との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
1 顕微鏡の変倍装置 11 筐体 12 固定レンズ 13,14 移動レンズ 15,16 保持枠 19 回転軸 20 ラック 23 円盤カム 30 ピニオン(歯車)
Claims (1)
- 【請求項1】 筐体内に同軸上に配置された複数の移動
レンズと、この複数の移動レンズを保持する複数の保持
枠と、この複数の保持枠を光軸方向に連続的に移動させ
る移動手段とを備えた顕微鏡の変倍装置において、 前記移動手段は、前記光軸と直交する方向に配置され、
かつ前記筐体に回転可能に支持された回転軸と、この回
転軸に固定され、かつ前記複数の保持枠のうちの1つの
保持枠に取り付けられたラックに噛み合う歯車と、前記
回転軸に固定され、かつ前記1つの保持枠以外の別の保
持枠と係合する円盤カムとを備えることを特徴とする顕
微鏡の変倍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8182804A JPH1010404A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 顕微鏡の変倍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8182804A JPH1010404A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 顕微鏡の変倍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1010404A true JPH1010404A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16124730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8182804A Withdrawn JPH1010404A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 顕微鏡の変倍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1010404A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009229681A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Tamron Co Ltd | レンズ駆動ユニット及びレンズ駆動装置 |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP8182804A patent/JPH1010404A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009229681A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Tamron Co Ltd | レンズ駆動ユニット及びレンズ駆動装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |