JPH1184201A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

ズームレンズ鏡筒

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JPH1184201A
JPH1184201A JP9237413A JP23741397A JPH1184201A JP H1184201 A JPH1184201 A JP H1184201A JP 9237413 A JP9237413 A JP 9237413A JP 23741397 A JP23741397 A JP 23741397A JP H1184201 A JPH1184201 A JP H1184201A
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JP
Japan
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optical axis
frame
cam
lens
zoom
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JP9237413A
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English (en)
Inventor
Hideto Kitazawa
英人 北澤
Shigeo Hayashi
茂雄 林
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レンズ鏡筒の径方向の寸法を小さくしつつ、さ
らに、光学性能が確保し易いズームレンズ鏡筒を提供す
る。 【解決手段】本発明のズームレンズ鏡筒は、ズーム動作
を行う際には光軸方向の間隔を変更し、フォーカス動作
を行う際には互いの上記光軸方向の間隔を固定したまま
光軸方向に一体的に移動する複数のレンズ群を有する鏡
筒であって、ズーム動作時に光軸周りに回転し、フォー
カス動作時に光軸方向に移動する立体カム27によって
カムフォロアを介して2群レンズ枠36を光軸方向に駆
動し、ズーミング、または、フォーカシングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズ鏡筒
の繰り出し機構に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−20371号公報に開示され
たズームレンズ鏡筒は、フォーカシング時に移動させる
2つのレンズ枠のうち、一方のレンズ枠に端面カムを設
け、他方のレンズ枠に上記端面カムを当て付ける構造を
採用し、ズーミング時には、一方のレンズ枠を回転さ
せ、レンズ群間距離を変更させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開平7−20371号公報に開示されたズームレンズ
鏡筒においては、ズーミングによってレンズ枠が光軸回
りに回転する。したがって、ズーム位置によってレンズ
の芯が変わることになり、光学性能上好ましくない。
【0004】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであって、レンズ鏡筒の径方向の寸法を小
さくしつつ、高精度の光学性能を確保し易いズームレン
ズ鏡筒を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の請求
項1記載のズームレンズ鏡筒は、ズーム動作を行う際に
は光軸方向の間隔を変更し、フォーカス動作を行う際に
は互いの上記光軸方向の間隔を固定したまま光軸方向に
一体的に移動する複数のレンズ群を有するズームレンズ
鏡筒において、ズーム動作時には少なくとも光軸周りに
回転し、フォーカス動作時には少なくとも光軸方向に移
動する立体カムと、上記立体カムの端面に当接するカム
フォロアを有し、上記複数のレンズ群のうちの一つを保
持する鏡枠と、上記立体カムに向けて上記鏡枠を付勢す
る付勢手段とを有する。上記ズームレンズ鏡筒において
は、ズーム動作時に光軸周りに回転し、フォーカス動作
時に光軸方向に移動する上記立体カムによってカムフォ
ロアを介して上記鏡枠を光軸方向に駆動せしめる。
【0006】本発明の請求項2に記載のズームレンズ鏡
筒は、ズーム動作を行う際には光軸方向の間隔を変更
し、フォーカス動作を行う際には互いの上記光軸方向の
間隔を固定したまま光軸方向に一体的に移動する複数の
レンズ群を有するズームレンズ鏡筒において、ズーム動
作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォーカス動作
時には少なくとも光軸方向に移動する立体カムを有す
る。上記ズームレンズ鏡筒においては、ズーム動作時に
光軸周りに回転し、フォーカス動作時に光軸方向に移動
する上記立体カムによってカムフォロアを介して上記鏡
枠を光軸方向に駆動せしめる。
【0007】本発明の請求項3に記載のズームレンズ鏡
筒は、ズーム動作を行う際には光軸方向の間隔を変更
し、フォーカス動作を行う際には互いの上記光軸方向の
間隔を固定したまま光軸方向に一体的に移動する複数の
レンズ群を有するズームレンズ鏡筒において、ズーム動
作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォーカス動作
時には移動しない第1のカムと、ズーム動作時には少な
くとも光軸周りに回転し、フォーカス動作時には少なく
とも光軸方向に移動する第2のカムとを有している。ズ
ームレンズ鏡筒においては、ズーム動作時に少なくとも
光軸周りに回転する第1のカムにより上記レンズ群を光
軸方向に駆動せしめ、フォーカス動作時に少なくとも光
軸方向に移動する上記第2カムによって上記レンズ群を
光軸方向に駆動せしめる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1,図2,図3は、本
発明の第1の実施の形態であるレンズ鏡筒の各状態での
中央縦断面図であり、図1は鏡筒がカメラ本体内に収納
された沈胴状態、図2は、撮影可能な広角端でのフォー
カス群無限遠合焦状態、図3は、撮影可能な望遠端での
フォーカス群無限遠合焦状態をそれぞれ示している。ま
た、図4は、上記レンズ鏡筒のズーム動作時における上
記各レンズ群の動きの概略を示した図である。図5,
6,7は、上記レンズ鏡筒の分解斜視図を3つの図に分
けて示したものである。図8(A),(B)は、移動板
駆動用送りネジ回りを示す断面図であり、図8(A)
は、沈胴状態での断面図、図8(B)は、撮影可能状態
での断面図を示している。図9は、1,2,3レンズ群
枠の支持部周りの断面図である。図10は、立体カムへ
のレンズ群枠当て付け状態を示す断面図である。図11
は、1群レンズ枠とシャッタ地板の間の展開断面図であ
る。
【0009】図1〜3,図5〜7に示すように、本レン
ズ鏡筒は、主に、上記第1レンズ群11を支持する1群
レンズ枠28と、第2レンズ群12を支持する2群レン
ズ枠36と、第3レンズ群13を支持する3群レンズ枠
38と、第4レンズ群14を支持する4群レンズ枠26
と、レンズ鏡筒の沈胴状態から撮影可能状態(広角端〜
望遠端状態)への切り換え時に移動する移動枠16およ
び移動板15と、ズーミング時に回動駆動される回転枠
24と、第1のカムであるカム枠22と、ガイド枠23
と、1群レンズ枠28を支持する1群ズーム枠25と、
ズーミング時に第2レンズ群12、第3レンズ群13の
群間隔を変化させるための第2のカムである立体カム2
7と、セクタ47と、セクタ駆動用ソレノイド64等が
装着されるシャッタ地板29と、フォーカス駆動用のフ
ォーカシングモータ30とを具備している。
【0010】本レンズ鏡筒の撮影光学系として、前方
(被写体側)より上記第1レンズ群11、第2レンズ群
12、第3レンズ群13、第4レンズ群14が配設され
ているが、図4に示すように上記第1レンズ群11と第
3レンズ群13は、広角端より望遠端に至る間、レンズ
鏡筒内を一体的に移動する。第2レンズ群12は、上記
第1レンズ群11と第3レンズ群13に対して相対的な
位置を変化させながら移動する。また、第4レンズ群1
4は、上記第3レンズ群13に対して相対的に移動する
ようになっている。
【0011】以下、図1,図5などを参照して、各部の
構成について詳細な説明を行う。移動枠16は、その後
端部が移動板15に固定されている。また、移動板15
には、カメラ本体17に固定された板60と、カメラ本
体17に固定された軸受け18に挟持された軸19に対
して軸方向に移動可能に嵌合するスリーブ20が固定さ
れている(図8参照)。さらに、移動板15には、カメ
ラ本体17と、カメラ本体17に固定された軸受け18
にて回転自在に挟持された送りネジ21に螺合するネジ
部15Aが一体的に設けられている。送りネジ21の後
端部には、送りネジ21を駆動するためのギヤ45が同
軸的、一体的に配設されている。
【0012】上記移動板15とカメラ本体17の開口部
の間には、撮影光以外の光がカメラ本体17の開口部に
回り込むのを防ぐための伸縮自在な遮光ゴム51が配置
されている。また、移動枠16の前端部には、後述する
回転枠24の溝24Aと嵌合する爪16Dが形成されて
いる。
【0013】回転枠24は、移動枠16の外周に光軸回
りに回転可能に嵌合し、また、上記爪16Dと溝24A
との嵌合により光軸方向の位置が規制されている。ま
た、回転枠24の外周には、鏡筒をズーミング駆動する
ためのギヤであるギヤ24Cが一体的に形成されてい
る。
【0014】さらに、回転枠24の外周にはキー溝24
Dが形成されており、撮影可能状態では、カメラ本体1
7に固定されたキー35と嵌合する。回転枠24の内周
には、後述するカム枠22の突起22Aと光軸方向に移
動可能に嵌合する直進溝24Eが形成されている。回転
枠24の前端部内周には、遮光ゴム50が固定され、回
転枠24と後述するガイド枠23の間からの光漏れや、
水、ごみ等の浸入を防いでいる。
【0015】カム枠22には、その後端部に3箇所のカ
ムフォロア22Bが形成されており、移動枠16の内周
に形成されたカム溝16Bが嵌合する。また、カム枠2
2の外周には、後述する1群ズーム枠25の3箇所のカ
ムフォロア25Aと嵌合する3本のカム溝22Cが設け
られ、また、後述する立体カム27のキー部27Aと光
軸方向に移動可能に嵌合するキー溝22Dが設けられて
いる。さらに、カム枠22の内周には後述する4群レン
ズ枠26の2箇所のカムフォロア26Aと嵌合する2本
のカム溝22Eが形成されている。
【0016】ガイド枠23は、その後端部に突起23A
が形成されており、移動枠16の内周に設けられた直進
溝16Cと嵌合している。そして、ガイド枠23は、移
動枠16の内周と径方向で嵌合しており、上述のように
突起23Aと直進溝16Cとが嵌合していることから、
移動枠16に対し光軸O方向にのみ移動可能となってい
る。また、ガイド枠23には、後端部に溝23Bが形成
され、カム枠22の外周に配設された爪部22Fと嵌合
しており、カム枠22に対し光軸回りの回転方向のみ相
対運動が可能である。
【0017】また、ガイド枠23の内周には、後述する
1群ズーム枠25の後端部に設けられた3箇所の爪25
Bに対して光軸方向に移動可能に嵌合する3本の直進溝
23Cが形成されている。そして、ガイド枠23の内周
前端部には遮光ゴム52が固定され、ガイド枠23と1
群ズーム枠25の間からの光漏れや水、ゴミなどの浸入
を防いでいる。
【0018】1群ズーム枠25には、その後端部にカム
フォロア25A、および爪25Bが形成されており、そ
れぞれ、カム枠22のカム溝22Cと、ガイド枠23の
直進溝23Cと嵌合している。また、1群ズーム枠25
には1群レンズ11を保持する1群レンズ枠28が固定
されているが、1群ズーム枠25と1群レンズ11の間
には、ゴムリング63が配設され、その弾性を利用して
1群レンズ11を固定し、また、水やゴミの浸入を防い
でいる。
【0019】1群レンズ枠28には、シャッタ地板2
9、回転軸に回転検出用スリット48が固着されたフォ
ーカシングモータ30等が固定されている。また、図1
1の展開断面図に示すように、1群レンズ枠28とシャ
ッタ地板29の間には、2,3群レンズ枠のガイド軸3
1,フォーカシング駆動系ギヤ列32,フォーカシング
駆動ネジ33,フォーカシング駆動ナット34が挟持さ
れている。また、フォーカシングモータ30の回転を検
出するフォトインタラプタ(図示せず)と後述するセク
タ47を開閉するアクチュエータであるソレノイド64
がシャッタ地板29に固定されている(図6参照)。
【0020】また、1群レンズ枠28と2群レンズ枠3
6の間には、屈曲可能な部分44Eを有する遮光部材4
4が配設され、1,2群レンズ枠間から外側に光が漏れ
ることを防いでいる。また、遮光部材44の先端部44
Cは、撮影光線の絞りとして機能する。
【0021】2群レンズ枠36は、図9に示すように、
第2レンズ群12を保持しており、固着されたスリーブ
61を介して、ガイド軸31に軸吊り状態で支持されて
いる。また、3群レンズ枠38は、第3レンズ群13を
保持し、3群レンズ枠38に固定されたスリーブ62に
よって、2群レンズ枠36と同様にガイド軸31に軸吊
り状態で支持されている。
【0022】立体カム27は、1群レンズ枠28の外周
に光軸回りの回転方向および光軸方向に移動可能に嵌合
しおり、第2レンズ群12、第3レンズ群13の群間隔
をズーミング時に変化させる。
【0023】そして、図6,11に示すように、2群レ
ンズ枠36と1群レンズ枠28との間には、付勢手段で
ある圧縮バネ37が配設され、2群レンズ枠36の3つ
のカムフォロア36Aを立体カム27に当て付けてい
る。そして、立体カム27は、2群レンズ枠36を介し
て圧縮バネ37の力で3群レンズ枠38の3本の腕部3
8Aに当て付いている。そして、3群レンズ枠38は、
2群レンズ枠36、立体カム27を介して、圧縮バネ3
7の力でフォーカシング駆動ナット34に当て付いてい
る。
【0024】また、図6,10に示すように2群レンズ
枠36と3群レンズ枠38の間で、圧縮バネ37位置の
光軸Oに対する対称位置には付勢手段である引っ張りバ
ネ39が配設され、2群レンズ枠36のカムフォロア3
6Aを立体カム27に、さらに、立体カム27を3群レ
ンズ枠38の腕部38Aに当て付けている。上述のよう
に圧縮バネ37と、引っ張りバネ39を作用させること
により、2群レンズ枠36の3つのカムフォロア36A
は、確実に立体カム27に当て付き、2群レンズ枠36
が正しい姿勢で保持される。
【0025】4群レンズ枠26は、図1等に示すように
第4レンズ群14を保持している。そして、同じく、4
群レンズ枠26には、軸40が光軸Oに平行に固定され
ている。その軸40がシャッタ地板29の穴29Aと光
軸方向に移動可能に嵌合し、4群レンズ枠26は、シャ
ッタ地板29に対し、軸吊り状態で支持される。4群レ
ンズ枠26とシャッタ地板29の間には圧縮バネ43が
配設され、4群レンズ枠26と一体的に形成されたカム
フォロア26Aをカム枠22のカム溝22Eに当て付け
ている。
【0026】シャッタ地板29の後端面には、撮影光学
系を通過する撮影光束が入射する開口部29Bを遮蔽ま
たは開放することによって光量を制限する複数のセクタ
47と、このセクタを保持するカバー46が配設されて
いる。
【0027】以上のように構成された本実施の形態のレ
ンズ鏡筒の沈胴状態から撮影可能状態に移行する撮影準
備動作と、ズーミング動作、さらに、フォーカシング動
作について、以下に説明する。まず、図示しないカメラ
の電源スイッチがオンされると、カメラ本体内に設けら
れている駆動手段(図示せず)によって、送りネジ21
に固定されているギヤ45に対して回転駆動力が伝達さ
れ、送りネジ21が回転する(図8参照)。
【0028】送りネジ21が回転すると、送りネジ21
と螺合するネジ部15Aに駆動力が伝達され、移動板1
5が、光軸O方向に移動する。軸受け18と、スリーブ
20が当て付いた時点で送りネジ21の回転を停止さ
せ、次に、カメラ本体内に設けられている駆動手段(図
示せず)によって、回転枠24のギヤ24Cに対して、
回転駆動力を伝達する。
【0029】回転枠24が所定の角度、約10度だけ回
転すると、回転枠24のキー溝24Dがカメラ本体17
に固定されたキー35と嵌合し、回転枠24の姿勢が、
上記キー35によって規制される。この状態でレンズ鏡
筒は撮影可能なズーム広角端の状態にセットされ、撮影
準備動作は、完了する。
【0030】撮影準備完了後、ズーミング動作を行う際
には、カメラ本体内に設けられている駆動手段(図示せ
ず)によって、回転枠24のギヤ24Cに対して回転駆
動力が伝達され、回転枠24を回転駆動する。回転枠2
4の内周に形成された直進溝24Eは、カム枠22の突
起22Aと光軸方向に移動可能に嵌合しているので、回
転枠24の回転に伴ってカム枠22も連動して回転す
る。
【0031】また、カム枠22のカムフォロア22B
は、移動枠16の内周のカム溝16Bと嵌合しているの
で、上記カム枠22は、移動枠16のカム溝16Bによ
り光軸O方向に移動する。すなわち、回転枠24の回転
に伴って、カム枠22は、回転しながら光軸O方向に移
動する。
【0032】カム枠22の光軸O方向への移動に連動し
て、カム枠22に対し光軸O回りの回転運動のみが可能
に支持されたガイド枠23も光軸方向に移動する。ガイ
ド枠23の突起23Aと、移動枠16の直進溝16Cと
の嵌合により、ガイド枠23は光軸O回りの回転方向の
位置は規制されているため、ガイド枠23は回転しな
い。
【0033】1群ズーム枠25は、カムフォロア25A
を介してカム枠22のカム22Cと嵌合し、また、爪2
5Bを介してガイド枠23の直進溝23Cと嵌合してい
るので、カム枠22の回転によって、光軸O方向に移動
する。この1群ズーム枠25の移動に伴って、1群レン
ズ枠28,シャッタ地板29,2群レンズ枠36,3群
レンズ枠38,立体カム27が光軸O方向に移動する。
【0034】また、立体カム27は、カム枠22に対
し、キー部27Aによって回転方向位置を規制されてい
るので、カム枠22の回転に連動して、光軸O回りに回
転をする。この立体カム27の回転に連動して、立体カ
ム27に当て付いている2群レンズ枠36が光軸O方向
に移動し、第2レンズ群12と、第3レンズ群13の間
隔を変化させる。
【0035】4群レンズ枠26は、シャッタ地板29に
対し、光軸O方向に移動可能に軸吊り状態で支持され、
また、カムフォロア26Aで、カム枠22の内周のカム
溝22Eに当て付いているので、カム枠22の回転によ
り、第3レンズ群38と第4レンズ群との間隔を変えつ
つ光軸O方向に移動する。
【0036】上述のようにして、回転枠24の回転動作
に連動して、移動枠16の内周のカム16B,カム枠2
2の外周面のカム22C,内周面のカム22Eおよび立
体カム27のカムの形状にしたがって、第1群レンズ1
1、第2群レンズ12、第3群レンズ13、第4群レン
ズ14が光軸方向に移動され、ズーミングが行われる。
【0037】次に、フォーカシングが行う際には、ま
ず、フォーカシングモータ30を回転させる。フォーカ
シングモータ30の回転制御は、スリット48の回転に
伴うフォトインタラプタ(図示しない)の出力を図示し
ないCPU等により処理され、実行される。
【0038】フォーカシングモータ30の回転駆動力
は、フォーカシング駆動系ギヤ列32により、フォーカ
シング駆動ネジ33に伝達される(図11参照)。フォ
ーカシング駆動ネジ33には、フォーカシング駆動ナッ
ト34がシャッタ地板29に対し回転方向位置が規制さ
れた状態で螺合しており、フォーカシング駆動ネジ33
の回転に連動して、前進動作をする。フォーカシング駆
動ナット34には、3群レンズ枠38が当て付いている
ため、フォーカシング駆動ナット34の前進動作に伴
い、3群レンズ枠38が光軸方向に移動する。
【0039】3群レンズ枠38が光軸方向に移動する
と、圧縮バネ37、引っ張りバネ39の力量で3群レン
ズ枠38の腕部38Aに当て付いてる立体カム27、お
よび、立体カム27に当て付いている2群レンズ枠36
が同様に光軸O方向に移動する。そして、2群レンズ枠
36と、3群レンズ枠38は、ズーミングで決定された
互いの間隔を変えることなく、フォーカシング調節移動
量だけ光軸O方向へ一体となって移動する。図9には、
広角端時のフォーカス最至近合焦時の2群レンズ枠3
6,2群レンズ12,遮光部材44の位置、形状の概略
が点線で示されている。
【0040】上述した本第1の実施の形態のズームレン
ズ鏡筒によると、ズーム動作時にはお互いの間隔を変
え、フォーカス動作時には一体的に繰り出される複数の
レンズ群を有するズームレンズの光学系において、フォ
ーカス動作時に繰り出されるレンズ群の位置を高精度に
保つとともに、径方向の寸法を小さく抑えることができ
る。
【0041】すなわち、ズーム動作時には光軸回りに回
転し、フォーカシング動作時には光軸方向に移動する立
体カム27を設け、該立体カム27を、ズーム動作時に
は光軸回りに回転しフォーカシング動作時には移動しな
いカム枠22の前方に配したことにより、径方向の寸法
の増大が抑えられる。また、前記立体カム27は、レン
ズ群とカム枠22とで構成される空きスペースに効率的
に配置できるため、全体としてコンパクトなズームレン
ズ鏡筒を実現できる。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態のズーム
レンズ鏡筒について説明する。本実施の形態のズームレ
ンズ鏡筒は、前記第1の実施の形態に対して、2群レン
ズ枠の保持方法のみが異なっており、その他の構成、作
用は同一であるので、ここでは差異のみを説明する。
【0043】図12は、本実施の形態のズームレンズ鏡
筒のレンズ枠支持部回りの断面図である。本図に示すよ
うに、本ズームレンズ鏡筒においては、2群レンズ枠7
3に固定されたスリーブ71は、前記第1の実施の形態
のレンズ鏡筒におけるスリーブ61よりもガイド軸31
との嵌合長が長くなっている。このような嵌合状態にす
ることによって、2群レンズ枠73を倒れの少ない状態
姿勢で保持できる。
【0044】したがって、立体カム27(図6参照)
は、2群レンズ枠73と、3群レンズ枠38の間隔のみ
を規定するだけでよく、2群レンズ枠73は、立体カム
27に対し1つのカムフォロア73Aのみで当て付けれ
ばよい。そして、2群レンズ枠73を付勢するバネは、
圧縮バネ37のみで十分であり、引っ張りバネ39を必
要としない(図13の分解斜視図を参照)。
【0045】上述のように本第2の実施の形態のズーム
レンズ鏡筒によれば、第1の実施の形態のものと同様な
効果の他に2群レンズ枠が1つのカムフォロワを有する
ものでよく、付勢用のバネも一つでよく、全体的に構成
が簡単になり、スペ−ス上もコスト上も有利となる効果
を奏する。
【0046】(付記)上述の実施の形態に基づいて、次
に示すような構成を提案することができる。すなわち、 (1) ズーム動作を行う際には光軸方向の間隔を変更
し、フォーカス動作を行う際には互いの上記光軸方向の
間隔を固定したまま光軸方向に一体的に移動する複数の
レンズ群を有するズームレンズ鏡筒において、ズーム動
作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォーカス動作
時には少なくとも光軸方向に移動する立体カムを有する
ことを特徴とするズームレンズ鏡筒。
【0047】(2) 上記立体カムがレンズを付勢する
付勢手段によって付勢されていることを特徴とする付記
1に記載のズームレンズ鏡筒。
【0048】(3) 上記立体カムがレンズを保持する
枠によって保持されていることを特徴とする付記1に記
載のズームレンズ鏡筒。
【0049】(4) 上記立体カムが、4群ズームレン
ズのうち、第2群レンズと第3群レンズの間隔を規定す
るものであることを特徴とする付記1に記載のズームレ
ンズ鏡筒。
【0050】(5) ズーム動作を行う際には光軸方向
の間隔を変更し、フォーカス動作を行う際には互いの上
記光軸方向の間隔を固定したまま光軸方向に一体的に移
動する複数のレンズ群を有するズームレンズ鏡筒におい
て、ズーム動作時には少なくとも光軸周りに回転し、フ
ォーカス動作時には移動しない第1のカムと、ズーム動
作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォーカス動作
時には少なくとも光軸方向に移動する第2のカムと、を
有することを特徴とするズームレンズ鏡筒。
【0051】(6) 上記第2のカムが、上記第1のカ
ムによってガイドされていることを特徴とする付記5に
記載のズームレンズ鏡筒。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のズームレンズ鏡
筒によると、ズーム動作時にはお互いの間隔を変え、フ
ォーカス動作時には一体的に繰り出される複数のレンズ
群を有するズームレンズ鏡筒において、フォーカス動作
時に繰り出されるレンズ群の位置を高精度に保つととも
に、径方向の寸法を小さく抑えることができる。すなわ
ち、ズーム動作時には光軸回りに回転し、フォーカシン
グ動作時には光軸方向に移動する立体カムをレンズとカ
ム枠とで構成される空きスペースに効率的に配置でき、
径の増大を抑え、全体としてコンパクトで高精度の光学
性能も確保し易いズームレンズ鏡筒を実現できる。
【0053】また、本発明の請求項2記載のズームレン
ズ鏡筒によると、ズーム動作時には光軸回りに回転し、
フォーカシング動作時には光軸方向に移動する立体カム
をレンズとカム枠とで構成される空きスペースに効率的
に配置でき、径の増大を抑え、全体としてコンパクトで
高精度の光学性能も確保し易いズームレンズ鏡筒を実現
できる。
【0054】また、本発明の請求項3記載のズームレン
ズ鏡筒は、ズーム動作時には少なくとも光軸周りに回転
し、フォーカス動作時には移動しない第1のカムと、ズ
ーム動作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォーカ
ス動作時には少なくとも光軸方向に移動する第2のカム
とを設けたことにより、上記カムを空きスペースに効率
的に配置でき、径の増大を抑え、全体としてコンパクト
で高精度の光学性能も確保し易いズームレンズ鏡筒を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるズームレンズ
鏡筒の沈胴状態での中央縦断面図。
【図2】図1のズームレンズ鏡筒の広角端ズーム状態で
の中央縦断面図。
【図3】図1のズームレンズ鏡筒の望遠端ズーム状態で
の中央縦断面図。
【図4】図1のズームレンズ鏡筒のズーム動作時におけ
る各レンズ群の動きの概略を示した図。
【図5】図1のズームレンズ鏡筒の分解斜視図の一部。
【図6】図1のズームレンズ鏡筒の分解斜視図の一部。
【図7】図1のズームレンズ鏡筒の分解斜視図の一部。
【図8】図1のズームレンズ鏡筒における移動板駆動用
送りネジ回りを示す断面図であって、図8(A)は、レ
ンズ鏡筒沈胴状態での断面図、図8(B)は、レンズ鏡
筒撮影可能状態での断面を示している。
【図9】図1のズームレンズ鏡筒における1,2,3レ
ンズ群枠の支持部周りの断面図。
【図10】図1のズームレンズ鏡筒における立体カムへ
のレンズ群枠当て付け状態を示す断面図。
【図11】図1のズームレンズ鏡筒における1群レンズ
枠とシャッタ地板の間の展開断面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態であるズームレン
ズ鏡筒のレンズ枠支持部周りの縦断面図。
【図13】図12のズームレンズ鏡筒の立体カム周りの
分解斜視図。
【符号の説明】
11……第1レンズ群(複数のレンズ群) 12……第2レンズ群(複数のレンズ群) 13……第3レンズ群(複数のレンズ群) 22……カム枠(第1のカム) 27……立体カム(第2のカム) 36……2群レンズ枠(鏡枠) 36A…カムフォロワ 37……圧縮バネ(付勢手段) 39……引っ張りバネ(付勢手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズーム動作を行う際には光軸方向の間隔
    を変更し、フォーカス動作を行う際には互いの上記光軸
    方向の間隔を固定したまま、光軸方向に一体的に移動す
    る複数のレンズ群を有するズームレンズ鏡筒において、 ズーム動作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォー
    カス動作時には少なくとも光軸方向に移動する立体カム
    と、 上記立体カムの端面に当接するカムフォロアを有し、上
    記複数のレンズ群のうちの一つを保持する鏡枠と、 上記立体カムに向けて上記鏡枠を付勢する付勢手段と、 を有することを特徴とするズームレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 ズーム動作を行う際には光軸方向の間隔
    を変更し、フォーカス動作を行う際には互いの上記光軸
    方向の間隔を固定したまま光軸方向に一体的に移動する
    複数のレンズ群を有するズームレンズ鏡筒において、 ズーム動作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォー
    カス動作時には少なくとも光軸方向に移動する立体カム
    を有することを特徴とするズームレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 ズーム動作を行う際には光軸方向の間隔
    を変更し、フォーカス動作を行う際には互いの上記光軸
    方向の間隔を固定したまま光軸方向に一体的に移動する
    複数のレンズ群を有するズームレンズ鏡筒において、 ズーム動作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォー
    カス動作時には移動しない第1のカムと、 ズーム動作時には少なくとも光軸周りに回転し、フォー
    カス動作時には少なくとも光軸方向に移動する第2のカ
    ムと、 を有することを特徴とするズームレンズ鏡筒。
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