JPH10104169A - 外観検査装置 - Google Patents
外観検査装置Info
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- JPH10104169A JPH10104169A JP25438996A JP25438996A JPH10104169A JP H10104169 A JPH10104169 A JP H10104169A JP 25438996 A JP25438996 A JP 25438996A JP 25438996 A JP25438996 A JP 25438996A JP H10104169 A JPH10104169 A JP H10104169A
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
ティ位置の個々のばらつきにも対応できる外観検査装置
を提供すること。 【解決手段】 製造ロット内の最初のプリント配線基板
を用い、キャビティの境界と平行な走査線を開始位置か
ら順次ずらしつつ、2値化値によりキャビティ外である
と判断される画素数が所定の規定数を最初に超えた走査
線の座標をキャビティの境界位置としてマスクデータを
作成する。同一の製造ロット内の他のプリント配線基板
についてはそのマスクデータを使用して外観検査を行
う。
Description
線基板などの被検査体であってキャビティ穴のような検
査対象外部分を有するものについてその表面に形成され
た微細なパターンの良否を検査する外観検査装置に関
し、さらに詳細には、検査対象外部分を検査データから
除外するためのマスク領域を実際の検査対象外部分より
大きく設定する必要を最小限にし、検査対象外部分の境
界からの誤検出を排除しつつ検査漏れの可能性を減少さ
せた外観検査装置に関する。
ターンが形成されているものについては、そのパターン
形成の良否の検査が行われる。このパターンの良否検査
は通常、パターン(銅メッキ等)とそうでない場所とで
光の反射率が異なることを利用して、被検査体に光を照
射してその明暗図形によりパターンを外観的に認識し、
基準パターンと比較することにより不良箇所を検出して
行われる。
載する素子を収納するためのキャビティと称されるくり
ぬき穴が設けられている場合がある。このようなプリン
ト配線基板についてそのまま外観検査を行うと、キャビ
ティの境界から誤信号が多数発生して実用的な検査がで
きない場合がある。キャビティの壁面にメッキが付着し
ている等の原因により、あたかもそこに極細のパターン
があるかのような画像が得られやすいからである。これ
を避けるため、プリント配線基板のうちキャビティが存
在する領域を検査対象から除外するマスク処理が必要に
なる。
リント基板のキャビティと同様のくりぬき穴を設けた穴
基板を用意し、この穴基板について検査を行うことによ
りマスクデータを作成していた。そして、このマスクデ
ータにより、実際のプリント基板の撮像データのうちキ
ャビティが存在する領域を検査対象から除外して、誤判
定の発生を防止していた。
来の外観検査装置には、キャビティに近接した位置にパ
ターン不良があっても検出できず見逃されてしまうとい
う問題点があった。なぜなら、実際のプリント基板には
同一品種のものであっても、そのキャビティ位置に個々
のばらつきがあるので、このばらつきをクリアするため
にマスクデータを実際のキャビティより大きくして検査
を行っていたからである。このため、マスクがキャビテ
ィの境界を越えて基板部分に食い込むオーバーラップが
時としてミリ単位に及ぶことがあるので、キャビティに
近接した位置のパターン不良がこのオーバーラップ領域
に入ってしまい、検出できなかったのである。
記した問題点を解決するためになされたものであり、実
際のキャビティとほとんど同じ大きさのマスク領域を使
用することにより、パターン不良の見逃しが生じないよ
うにし、かつキャビティ位置の個々のばらつきにも対応
できる外観検査装置を提供することを目的とする。
になされた請求項1に係る発明は、非検査対象部分を含
む被検査体の画像を撮像する撮像手段と、前記画像から
被検査体の外観上の欠陥データを抽出する欠陥データ抽
出手段と、前記画像のうち検査対象とされないマスク領
域のデータを格納するマスクメモリとを有する外観検査
装置であって、一群の被検査体の最初のものを用いて前
記マスク領域を決定するマスク決定手段を有し、当該一
群の被検査体については前記マスク決定手段により決定
されたマスク領域のデータを用いて外観検査を行うこと
を特徴として特定される。
は、前記のように同一品種のものでもばらつきがある
が、例えば製造ロット等のグループごとに分けると、そ
のグループ内ではほとんどばらつきがない。そこで請求
項1の外観検査装置ではグループ内での均一性を利用し
て前記目的を達成しようとするのである。
一群の被検査体の最初のものによりマスク領域が決定さ
れ、マスクメモリに格納される。この「一群」は前記し
た製造ロットのような、非検査対象部分の位置のばらつ
きがほとんどないグループである。その一群の被検査体
についてはばらつきがほとんどないので、マスク領域を
非検査対象部分より大きく設定する必要はほとんどな
く、最初の被検査体の非検査対象部分をそのままマスク
領域として差し支えない。そして、このマスク領域のデ
ータを用いて次のように外観検査が行われる。すなわ
ち、被検査体の画像が撮像手段により撮像されると、こ
の画像のうちマスク領域に該当する部分以外について、
欠陥データ抽出手段により外観上の欠陥データの抽出が
なされ、外観の良否検査が行われる。
記載する外観検査装置であって、前記マスク決定手段
は、前記非検査対象部分の境界と平行な前記画像内の走
査線上の各画素の明るさを点検するとともにこの走査線
を当該被検査体の非検査対象部分内の開始位置を含む開
始線から順次平行に移動し、明るさにより非検査対象部
分外であると判断される画素数が所定の規定値を最初に
超えた走査線の位置を前記マスク領域の外郭位置と決定
することを特徴として特定される。
手段によるマスク領域の決定は、一群の被検査体の最初
のものについて次のように行われる。まず、被検査体の
画像中、非検査対象部分の境界と平行であって非検査対
象部分内の開始位置を含む線が開始線とされ、この開始
線を走査線としてその線上の各画素の明るさが点検され
る。具体的には、その明るさが、非検査対象部分外であ
ると判断されるべき所定の閾値を超えているか否かが判
断される。開始位置については、明らかに非検査対象部
分内の位置であってその境界に近い位置をあらかじめ定
めておけばよく、その定め方は1mm刻み程度の粗い座
標上で十分である。そして、走査線が順次平行に移動さ
れ、1走査線内において非検査対象部分外であると判断
される画素数が所定の規定値を超えると、その最初に超
えた走査線の位置をもってマスク領域の外郭位置と決定
される。この外郭位置の決定は、望ましくは上下左右の
4方向について行われる。かくして、当該被検査体の非
検査対象部分とほぼ一致するマスク領域のデータが得ら
れる。
記載する外観検査装置であって、前記マスク決定手段
は、前記画素の明るさを2値化した値により当該画素位
置が非検査対象部分の内外いずれであるかを判断するこ
とを特徴として特定される。
手段によるマスク領域の決定に際し、画像中の各画素の
明るさが2値化される。そして各画素について、2値化
後の明るさにより非検査対象部分の内外いずれであるか
が判断される。例えば、その画素の2値化後の反射強度
がハイであれば非検査対象部分の外であると判断され、
ローであれば非検査対象部分の中であると判断される。
被検査体の種類と背景物との組み合わせによっては逆に
なることもあり得る。このときの2値化の閾値は、非検
査対象部分の内外の判別のための値であるから、外観検
査装置本来の欠陥データ抽出のための2値化の閾値とは
必ずしも一致しない。
体化した実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に
説明する。
1の概略図に示すように、CCDカメラ3を有してお
り、下方に載置された被検査体であるプリント配線基板
51を別に設けたランプハウスで照射しつつ、プリント
配線基板51上の各位置に対応する画素ごとに明るさを
検知してこれを撮像するようになっている。なおプリン
ト配線基板51が載置されるテーブルは、黒色等の暗色
でつやなしとされている。あるいはそのようなシートを
テーブルに敷いてその上にプリント配線基板51を載置
することとしてもよい。そしてCCDカメラ3には、ア
ナログ画像をデジタル化するA/D変換回路20が接続
され、さらに、デジタル化された画像データ(例えば2
56階調)を所定の閾値で2値化する2値化回路21が
接続されている。
相当する形状を抽出する特徴抽出部22と、抽出された
欠陥候補データから真の欠陥データのみを選択する照合
部23と、選択された真の欠陥データを集計する集計部
24とが設けられている。また、照合部23で真の欠陥
データでないものを除去するためのマスターデータおよ
びマスクデータを格納するマスターメモリ25およびマ
スクメモリ26が設けられている。マスターデータは、
プリント配線基板51の正常なパターン中に含まれてい
る欠陥と判定されやすい形状のデータである。マスクデ
ータは、プリント配線基板51の後述するキャビティ穴
52の部分を検査対象から外すためのデータである。
設けられ、これらは2値化回路21、特徴抽出部22、
集計部24、マスターメモリ25、およびマスクメモリ
26に対し、データバス29を介して接続されている。
制御部28は、外観検査装置1の全体制御を行うマスタ
ーCPUであり、オペレータが操作するための端末機3
0が備えられている。外部メモリ27は、制御部28に
よる制御上必要なプログラム類や数値類等を格納してお
くものである。これらにより、2値化回路21に対する
2値化の閾値の設定、特徴抽出部22に対する動作条件
の設定、集計部24からの集計データの収集、マスター
メモリ25およびマスクメモリ26に対するデータの設
定や修正、等ができるようになっている。また、特徴抽
出部22からマスターメモリ25およびマスクメモリ2
6に対し、学習値のフィードバックができるようになっ
ており、マスターデータやマスクデータがその学習値を
反映して変更されるようになっている。
リント配線基板51について簡単に説明する。検査対象
であるプリント配線基板51は、図2に示す個別基板
(「ピース」ともいう)51aを左右に多数有してい
る。すなわちプリント配線基板51は、各ピース51a
に裁断する前の大板である。そして各個別基板51aの
それぞれほぼ中央には、搭載するICその他の素子を収
納するためのキャビティ穴52がくり抜かれており、キ
ャビティ穴52以外の部分の表面上には、銅メッキによ
る配線パターン53が形成されている。配線パターン5
3の銅メッキは金属光沢を有しているので、ランプハウ
スからの光の照射により他の部分(合成樹脂)に対し明
確なコントラストをなし、CCDカメラ3によりこのパ
ターン53を撮像することができる。
ちろんこの配線パターン53が仕様通りに正しく形成さ
れているか否かである。ただし仕様によっては、正しい
パターン53の中に欠陥と判断されやすい形状が含まれ
ている場合があり、これを欠陥判定の対象から除外する
のが前記したマスターメモリ25である。また、キャビ
ティ穴52の壁面は、本来は銅メッキパターンがない場
所であるが、この部分にパターン間の短絡とならない程
度に銅メッキが付着している場合があり、その場合には
あたかも壁面に沿って極細のパターンがあるかのごとき
画像が得られて誤判定の原因となってしまう。そこでこ
れを検査対象から除外する必要がある。そのためのデー
タがマスクメモリ26に格納されたマスクデータであ
る。
る。外観検査装置1の基本的な動作は、プリント配線基
板51上のパターン53の良否検査であり、次のように
行われる。
より撮像されたプリント配線基板51の画像(アナロ
グ)を、まずA/D変換回路20によりデジタル化す
る。そしてそのデジタル化された画像を、2値化回路2
1で2値化する。このときの2値化の閾値は、パターン
53の銅メッキがある場所の明るさとない場所の明るさ
との中間の値に設定されている。したがって、この2値
化により、銅メッキがある位置の画素は画像データがハ
イとなり、銅メッキがない位置の画素は画像データがロ
ーとなる。したがってハイの画素の分布形状が、プリン
ト配線基板51上の配線パターン53の形状を示してい
る。なお2値化のための閾値は、ここでは配線パターン
53の形状をもっともよく再現できるように定められて
いるが、キャビティ穴52の位置をもっともよく再現で
きるように定めることもできる。
こで欠陥候補データの抽出が行われる。すなわち、特徴
抽出部22には制御部28から、断線、短絡、欠け等の
欠陥と判断すべき形状のデータが供給されており、2値
化画像をこれらと比較して一致する箇所があれば欠陥候
補データとして出力する。1枚の2値化画像の中に2以
上の欠陥候補データが発見されることもあり得る。
で、マスターメモリ25から供給されるマスターデータ
およびマスクメモリ26から供給されるマスクデータと
照合される。この照合により、欠陥候補データの中から
配線パターン53の実際の欠陥に基づくもの、つまり真
の欠陥データのみが選択される。すなわち、欠陥候補デ
ータとして出力されたものであっても、マスターデータ
と一致するものは、正常なパターン53であって欠陥で
はない。また、マスクデータの領域内のものは、前記し
たようにキャビティ穴52の壁面等から生じる虚信号で
あって欠陥ではない。照合部23ではこれら欠陥でない
信号が除去され、真の欠陥データのみが集計部24に集
計される。かくして、集計部24に集計された欠陥デー
タにより、プリント配線基板51の外観の良否判断をす
ることができる。
はマスクメモリ26に格納されたマスクデータである。
マスク領域が実際のキャビティ穴52より小さいと、壁
面から生じる虚信号を照合部23で除去できないし、そ
の一方、マスク領域が実際のキャビティ穴52より大き
いと、真の欠陥データとして集計部24に集計されるべ
きものが照合部23で除去されてしまうおそれがあるか
らである。したがって、マスクデータの作成如何によ
り、外観検査の精度は大きく影響される。
フローチャートに示すようにして、同一の製造ロットに
属する一群のプリント配線基板51のうち最初のものを
用いて、キャビティ穴52の位置およびサイズに対して
最適なマスクデータを作成することにしている。
配線基板51の品種が、当該外観検査装置1にとって初
めてのものであるか否かを判断する。ここで判断するの
は、当該プリント配線基板51と同一品種のものを当該
外観検査装置1で過去に検査したことがあるか否かであ
る。当該外観検査装置1にとって初めての品種のもので
ある場合には(S1:Yes)S2へ進み、過去に同一
品種のものを検査したことがある場合には(S1:N
o)S3へ進む。
索して割り出すための検索開始位置を決定する。検索開
始位置は、キャビティ穴52の位置の多少のばらつきを
考慮しても明らかにキャビティ穴52の内部にはいるが
なるべくそのコーナーに近い位置である。具体的には、
当該プリント配線基板51の設計仕様より、図6に示す
ように、検索開始ライン(上限u、下限d、左限l、右
限rの計4本)を指定する。これらはキャビティ穴52
の境界と平行である。これにより、検索開始位置ul、
ur、dlが決定される。このうち位置ulは、キャビ
ティ穴52の上境界52uおよび左境界52lを割り出
すための検索開始位置である。同様に位置urは右境界
52rのため、位置dlは下境界52dのための検索開
始位置である。この検索開始位置の決定は、例えば1m
m間隔のような粗いスケーリングの座標上で行えば十分
である。決定した検索開始位置は、データファイルに保
存しておく。なお、図6に示すキャビティ穴52は、実
物ではなくデータ上のイメージである。
ときの検索開始位置がデータファイルに保存されている
ので、これを読み出す。
たは読み出し(S3)たら、マスクメモリ26上で検索
開始アドレスを割り出す。
を設定する。ここで設定する閾値は、キャビティ穴52
の内外の区別に適した値である。図7のグラフに示すよ
うに、キャビティ穴52の外側すなわち基板のある場所
では配線パターン53の有無により明るさが異なり、配
線パターン53のない場所(基板の基材)が配線パター
ン53のある場所より暗い。そしてキャビティ穴52の
内側すなわち基板のない場所では、背景の暗色つやなし
の載置テーブル(またはシート)がそのまま撮像対象と
なるので、基板はあるが配線パターン53がない場所よ
りさらに暗い。したがって、基板はあるが配線パターン
53がない場所の明るさと基板がないキャビティ穴52
内の明るさとの中間の値を閾値Tとして設定することに
なる。
ャンして撮像し、その2値化画像をマスクメモリ26に
保存する。
52の境界位置(上下左右)をマスクメモリ26上に割
り出す。その詳細は図4、図5により後に詳述する。
り、マスクメモリ26にマスクデータを生成する。ここ
では、割り出された上下左右の境界位置の座標により張
られる四辺形の範囲内がマスク領域となる。
取り処理を行うか否かを判断する。すなわち、プリント
配線基板51の仕様によってはキャビティ穴52のコー
ナーが面取りされた形状(頂点が丸められた形状を含
む)となっている場合があるので、その場合には生成さ
れたマスクデータにも面取り処理を行う必要があるから
である。この判断は、当該プリント配線基板51の仕様
明細による。すなわち、コーナーが面取りされた形状の
キャビティ穴52である場合にYesと判断され、面取
りされていない形状のキャビティ穴52である場合にN
oと判断される。
判断された場合には(S9:Yes)、マスクメモリ2
6に生成されているマスクデータに対し必要な面取り処
理を行う。その際の面取りの量などは、当該プリント配
線基板51の仕様明細による。この面取り処理は、プリ
ント配線基板51の各ピースについて行われる。面取り
処理がなされると、マスクデータの作成は終了する。前
記S9で面取り処理を行う必要がないと判断された場合
には(S9:No)、それにてマスクデータの作成は終
了する。
について図4、図5により説明する。まず図4により、
処理の概要を説明する。
(図2に示した大板)上、X方向、Y方向ともに第1番
目のピース51aに照準を合わせる。
(S23)、右限(S24)、左限(S25)の順に各
方向の境界位置を検索する。もちろんこの順序は任意に
入れ替え可能である。境界位置の検索の詳細は、図5に
それぞれ示す。これにより、当該ピース51aにおける
キャビティ穴52の四方の境界座標が決定される。
を行ったピース51aがX方向の最終ピース51aであ
るか否かを判断し(S26)、最終ピース51aでない
場合(S26:No)には照準をX方向に1ピースずら
して(S27)、S22へ戻る。すなわち、X方向に隣
のピース51aについて、同様にキャビティ穴52の境
界座標の決定を行う。
を行ったピース51aが、X方向の最終ピース51aで
あった場合には(S26:Yes)、そのピース51a
がY方向の最終ピース51aであるか否かを判断し(S
28)、最終ピース51aでない場合(S28:No)
には照準をY方向に1ピースずらすとともにX方向には
第1番目のピース51aに合わせて(S29)、S22
へ戻る。すなわち、Y方向に隣の列の各ピース51aに
ついて、同様にキャビティ穴52の境界座標の決定を行
う。すべてのピース51aについてキャビティ穴52の
境界座標の決定が行われると、S29でNoと判断され
て図3のメインフローに戻る。
について、図5により説明する。
位置に合わせる。ここでの検索開始位置は、上限検索開
始位置ulである。したがってこのとき、上限検索開始
位置ulを含みキャビティ穴52の上境界52uに平行
な線、すなわち上限検索開始ラインuが検索ラインとな
る。
0とする。画素数のカウント値とは、ある検索ライン上
で、閾値(S5で設定した値)より明るい画素、すなわ
ちキャビティ穴52の境界または外側であると判断され
る画素の個数をカウントするものである。検索開始位置
(図6参照)がキャビティ穴52の境界より内側の位置
よりとされているので、検索開始時にはキャビティ穴5
2の境界または外側であると判断された画素はまだない
からである。
ライン内検索回数とは、検索ライン上ですでにチェック
した画素の個数をカウントするものである。この時点で
はその検索ラインの各画素についてはまだチェックをし
ていないからである。
値化画像の論理値をマスクメモリ26から読み出し、ハ
イかローかを判断する。このハイ・ローは前記のよう
に、その画素位置に基板があるかないかに対応するもの
である。ハイであった場合(S34:High)にはS
35に進み、ローであった場合(S34:Low)には
S35、S36をバイパスしてS37に進む。
す。S34で当該画素がハイであっても、ゴミやノイズ
のせいであることも考えられるので、直ちにはキャビテ
ィ穴52の境界であるとの処理はせず、当該検索ライン
中のハイの画素数がある程度以上あることを確認してか
ら境界位置の割り出しを行うためである。
め定められた規定数に達したか否かを判断する。規定数
未満であった場合(S36:No)には、キャビティ穴
52の境界であるとはまだいえないので、S37へ進み
検索を続行する。規定数以上であった場合(S36:Y
es)には、キャビティ穴52の境界に達したものとし
て、検索を打ち切りS41へ進む。
S34で当該検索ライン上の1つの画素についてチェッ
クを行ったからである。
素ずらす。チェックした画素のとなりの画素について同
様にチェックするためである。これにより検索アドレス
は、当該検索ライン上を1画素分、検索方向に移動した
ことになる。移動の向きは、左検索開始ラインlから右
検索開始ラインrに向かう向き(図6中右向き)であ
る。
数に達したか否かを判断する。S38で移動した検索ア
ドレスが右検索開始ラインrに到達していないときは、
ライン内検索回数が検索幅相当数に達していないので
(S39:No)、S34へ戻る。すなわち、移動後の
検索アドレスについてチェックを行う。移動後の検索ア
ドレスが右検索開始ラインrに到達しているときは、ラ
イン内検索回数が検索幅相当数に達しているので(S3
9:Yes)、S40へ進む。
規定数に達するには至らないまま当該検索ラインについ
てのすべての画素についてチェックが済んだので、検索
ラインを1画素列分ずらす。ずらす向きは、図6中上向
き、すなわちキャビティ穴52の上境界52uに近づく
向きである。このとき検索アドレスは、新たな検索ライ
ンと左限検索開始ラインlとの交点に合わせられる。そ
してS32に戻り、新たな検索ラインについて検索が行
われる。
規定数に達したので、そのときの検索ラインのY座標に
よりキャビティ穴52の上境界52uが割り出されたこ
とになる。そこで、そのときのY座標をキャビティ上限
Y座標として登録する。この座標登録によって上限境界
座標の検索は終了し、図4中S23の下限境界座標の検
索に移行する。
界座標の検索と同様の手順で行われる。ただし、S31
における検索アドレスの位置合わせは、下限検索開始位
置dlに行われる。したがってこのとき検索ラインとな
るのは、下限検索開始位置dlを含みキャビティ穴52
の下境界52dに平行な線、すなわち下限検索開始ライ
ンdである。そしてS40における検索ラインずらし
は、下向き、すなわちキャビティ穴52の下境界52d
に近づく向きに行われる。そしてS41の座標登録にお
いては、そのときのY座標がキャビティ下限Y座標とし
て登録される。下限境界座標の検索が終了すると、図4
中S24の右限境界座標の検索に移行する。
行われる。ただし、S31における検索アドレスの位置
合わせは、右限検索開始位置urに行われる。したがっ
てこのとき検索ラインとなるのは、右限検索開始位置u
rを含みキャビティ穴52の右境界52rに平行な線、
すなわち右限検索開始ラインrである。そしてS40に
おける検索ラインずらしは、右向き、すなわちキャビテ
ィ穴52の右境界52rに近づく向きに行われる。そし
てS41の座標登録においては、そのときのX座標がキ
ャビティ右限X座標として登録される。右限境界座標の
検索が終了すると、図4中S25の左限境界座標の検索
に移行する。
われる。ただし、S31における検索アドレスの位置合
わせは、左限検索開始位置ul(上限検索開始位置でも
ある)に行われる。したがってこのとき検索ラインとな
るのは、左限検索開始位置ulを含みキャビティ穴52
の左境界52lに平行な線、すなわち左限検索開始ライ
ンlである。そしてS40における検索ラインずらし
は、左向き、すなわちキャビティ穴52の左境界52l
に近づく向きに行われる。そしてS41の座標登録にお
いては、そのときのX座標がキャビティ左限X座標とし
て登録される。左限境界座標の検索が終了すると、図4
中S26以下の処理に移行する。すなわち、各ピース5
1aについて同様に上限Y、下限Y、右限X、左限Xの
座標登録がなされる。
ース51aごとのキャビティ穴52の位置およびサイズ
に最適なものである。すなわち図8に示すように、マス
クMがキャビティ穴52の上境界52u(他の境界も同
じ)を越えて基板に食い込むオーバーラップLは、高々
マスクメモリ上の画像の分解能に相当する値(例えば1
00μm程度)であり、非常に小さい。したがって、キ
ャビティ穴52に近接する位置のパターン不良がこのオ
ーバーラップLの領域に入ってしまい検出漏れとなるこ
とは、実用上ほとんどない。そしてこのマスクデータ
は、マスクデータの作成に用いたプリント配線基板51
が属する製造ロットの他のプリント配線基板51に対し
ても良好に使用できるものである。
係る外観検査装置1によれば、同一の製造ロットに属す
る一群のプリント配線基板51のうち最初のものを用い
て、キャビティ穴52の位置およびサイズに対して最適
なマスクデータを作成することとしたので、その製造ロ
ットに属する他のプリント配線基板51については、作
成したマスクデータを用いて外観検査を行うことができ
る。キャビティ穴52の位置等は、同一の製造ロット内
ではほとんどばらつきがなく一定なので、キャビティ穴
52の境界部分が検査対象となることによる誤判定や、
マスクとキャビティ穴52の境界とのオーバーラップ領
域内でパターン不良が見逃されることがない。かくし
て、製造ロット内の最初のものによりマスクデータを作
成すればその製造ロットについてはいちいちマスクを作
成し直すことなく、迅速に検査を行うことができる外観
検査装置が提供されている。
リント配線基板51が当該外観検査装置にとって初めて
の品種のものである場合にはその設計仕様により境界位
置の検索開始位置を指定するとともに、その外観検査装
置で過去に同一品種のプリント配線基板51を外観検査
している場合にはそのときの検索開始位置を使用して境
界位置の割り出しを行うので、初めての品種のものでな
ければいちいち設計仕様を考慮することなく直ちにマス
クデータの作成に取り掛かることができる。
るさを2値化した値により各画素がキャビティ穴52の
内部か外部(基板)かの判断を行うとともに、キャビテ
ィ穴52の外部と判断される画素の個数が所定の規定数
を初めて超えた走査線の座標をもってキャビティ穴52
の境界位置としてその座標によりマスクデータを作成す
ることとしたので、キャビティ穴52内のゴミ等をキャ
ビティ穴52の境界と誤判断することなく確実に境界位
置を割り出して的確なマスクデータを作成することがで
きる。ここにおいて2値化の閾値を本来のパターン不良
検出のための閾値とは別に、境界位置の割り出しに最も
適した値に設定するので、各画素がキャビティ穴52の
内部か外部かの判断が確実で、キャビティ穴52の境界
位置を正しく割り出すことができる。
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることはもちろんである。また、
プリント配線基板以外の被検査体の外観検査に使用する
ことを妨げない。
1の発明によれば、非検査対象部分の位置等が当該一群
の被検査体の中ではほぼばらつきなく均一であることを
利用して迅速かつ的確な外観検査を行うことができる外
観検査装置が提供されている。また、請求項2の発明に
よれば、ゴミ等の異物の影響により非検査対象部分の外
郭位置を誤って決定することがなく適切にマスク領域の
データを作成できる外観検査装置が提供されている。そ
して請求項3の発明によれば、非検査対象部分の内外判
断が確実になされ適切にマスク領域のデータを作成でき
る外観検査装置が提供されている。
す図である。
(その1)である。
(その2)である。
(その3)である。
索方向とを示す図である。
関係を説明する図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 非検査対象部分を含む被検査体の画像を
撮像する撮像手段と、前記画像から被検査体の外観上の
欠陥データを抽出する欠陥データ抽出手段と、前記画像
のうち検査対象とされないマスク領域のデータを格納す
るマスクメモリとを有する外観検査装置において、 一群の被検査体の最初のものを用いて前記マスク領域を
決定するマスク決定手段を有し、 当該一群の被検査体については前記マスク決定手段によ
り決定されたマスク領域のデータを用いて外観検査を行
うことを特徴とする外観検査装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載する外観検査装置におい
て、 前記マスク決定手段は、 前記非検査対象部分の境界と平行な前記画像内の走査線
上の各画素の明るさを点検するとともにこの走査線を当
該被検査体の前記非検査対象部分内の開始位置を含む開
始線から順次平行に移動し、 明るさにより非検査対象部分外であると判断される画素
数が所定の規定値を最初に超えた走査線の位置を前記マ
スク領域の外郭位置と決定することを特徴とする外観検
査装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載する外観検査装置におい
て、 前記マスク決定手段は、前記画素の明るさを2値化した
値により当該画素位置が非検査対象部分の内外いずれで
あるかを判断することを特徴とする外観検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25438996A JP3919207B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 外観検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25438996A JP3919207B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 外観検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10104169A true JPH10104169A (ja) | 1998-04-24 |
| JP3919207B2 JP3919207B2 (ja) | 2007-05-23 |
Family
ID=17264305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25438996A Expired - Fee Related JP3919207B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 外観検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3919207B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003065971A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-03-05 | Ibiden Co Ltd | パターン検査方法および検査装置 |
| JP2003083910A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-19 | Ibiden Co Ltd | 回路パターン検査装置および回路パターン検査方法 |
| JP2006349344A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 除外フィルターシステム |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP25438996A patent/JP3919207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003065971A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-03-05 | Ibiden Co Ltd | パターン検査方法および検査装置 |
| JP2003083910A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-19 | Ibiden Co Ltd | 回路パターン検査装置および回路パターン検査方法 |
| JP2006349344A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 除外フィルターシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3919207B2 (ja) | 2007-05-23 |
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