JPH10104341A - レーザレーダ装置 - Google Patents

レーザレーダ装置

Info

Publication number
JPH10104341A
JPH10104341A JP8259491A JP25949196A JPH10104341A JP H10104341 A JPH10104341 A JP H10104341A JP 8259491 A JP8259491 A JP 8259491A JP 25949196 A JP25949196 A JP 25949196A JP H10104341 A JPH10104341 A JP H10104341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
laser radar
radar device
electromagnetic coupling
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8259491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Ishigami
雅英 石上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP8259491A priority Critical patent/JPH10104341A/ja
Publication of JPH10104341A publication Critical patent/JPH10104341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価かつ小型な構成でスキャン機構のメカの
故障が直接かつきめ細かく監視できる故障検出機能を備
えたレーザレーダ装置を提供する。 【解決手段】 レーザ光の投光部1に固定的に設けられ
たコイル21(電磁結合要素の一方)と、この投光部1
を変位可能に支持する固定枠7に固定的に設けられたコ
イル22(電磁結合要素の他方)と、これらコイル2
1,22の相互作用(電磁結合)により電荷が蓄えら
れ、投光部1の相対位置変化に対応してその両極間電圧
が変化するコンデンサ26と、このコンデンサ26の両
極間電圧に基づいて投光部1の動作状態の故障を判断す
る故障判定処理手段30とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザレーダ装置
に係り、特に投光部のスキャン動作の故障等が確実に検
出できる故障検出機能を備えたレーザレーダ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両における前方障害物の監
視や追従走行制御のための車載レーダの開発は広く進め
られており、その方式としては、角度分解能の高いレー
ザ方式が注目されている。そして、このレーザレーダ装
置としては、投光部スキャン型のものが一般的である。
これは、レーザ光を水平方向にスキャニングしつつ車両
の前方に照射し、被検出物による反射光を逐次受信し
て、その受信までの遅延時間や受信タイミング等から被
検出物までの距離や方向、被検出物の幅或いは相対速度
等を検知するものである。
【0003】このような、投光部スキャン型のレーザレ
ーダでは、投光部を正確に所定タイミングで所定角度に
揺動させることが重要になり、このような投光部を駆動
するメカ機構における故障は、スキャニング不良による
誤検出を引き起こし、投光部スキャン型レーザレーダと
しては致命的な不具合となる。
【0004】しかしながら、従来このスキャン機構にお
ける投光部の揺動動作は、サーボモータなどの制御用モ
ータの回転軸の回転をカム機構等により投光部の回転軸
に伝達するようにし、制御用モータの回転軸後端に位置
検出用の光学式パルス発生器を設けて、この光学式パル
ス発生器の信号を位置フィードバック信号としてサーボ
制御するようにしており、他にスキャン動作を監視する
センサ類は設けられていなかった。すなわち、制御用モ
ータの回転軸の回転位置をモニターすることで、間接的
に投光部の揺動動作を監視しているだけであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の投光
部スキャン型レーザレーダ装置では、例えば上記カム機
構や投光部を支持する回転軸等の損傷や離脱による回転
伝達不良が発生した場合には、上記サーボ制御を行って
いるコントローラにおいてはなんら異常と判断されず、
上記回転伝達不良による誤動作(スキャン動作の不良)
は見逃されてしまう。すなわちこのような場合には、例
えば、車両における前方障害物の監視システムや追従走
行制御システムが正常に機能しない可能性があることを
車両の運転者に対して警報する、或いはそれらシステム
の運転を強制的に停止する若しくは実行不能とするとい
った制御処理を行うことが安全上好ましいが、このよう
な動作を行う構成とすることができなかった。
【0006】そこで、投光部の揺動動作(即ち、スキャ
ン動作)が正常に行われているか否かを直接的に監視す
る故障検出手段が強く要望されるが、従来の一般的なメ
カ機構の故障検出手段では、以下のような問題点があっ
た。すなわち、従来メカ機構の故障検出には光学式の非
接触センサもしくは接触式のセンサが一般的に用いられ
ていた。しかしながら光学式のセンサでは、光学系の温
度保障が困難であるなどの問題があり、また接触式の場
合には、接触により負荷が大きくなる、接触部が短期間
で摩耗し易いため寿命が短いなどの問題がある。さらに
いずれの方式の場合でも、小型で取付け場所の確保が容
易なもの、また安価なものは従来なかった。
【0007】なお、上記投光部の揺動動作を監視するた
めに、電磁結合を利用した近接センサ等の非接触式検出
手段を単に適用することが考えられる。しかしながら、
従来の電磁結合を利用した検出手段は、被検出物がある
設定位置に近づくか遠退くかのどちらかしか判定でき
ず、被検出物の動作状態までは知ることはできない。し
たがって、前述したようなレーザレーダ装置における投
光部が、例えば適正な振幅(揺動角度)で、また適正な
周波数(揺動速度)で、あるいは適正なタイミングで揺
動しているか否かをきめ細かく判定することは不可能で
あった。
【0008】そこで本発明は、安価かつ小型な構成でス
キャン機構等のメカ機構の故障が直接かつきめ細かく監
視できる故障検出機能を備えたレーザレーダ装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のレーザレーダ装置は、照射したレー
ザ光の反射光を受信することにより、少なくとも被検出
物までの距離を検知するレーザレーダ装置であって、故
障により相対位置関係が変化する部位を有し、前記部位
の一方に固定的に設けられた電磁結合要素の一方と、前
記部位の他方に固定的に設けられた電磁結合要素の他方
と、これら電磁結合要素の相互作用により電荷が蓄えら
れ、前記部位間の相対位置変化に対応してその両極間電
圧が変化するコンデンサと、このコンデンサの両極間電
圧に基づいて前記部位間の故障を判断する故障判定処理
手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】また請求項2記載のレーザレーダ装置は、
前記部位の一方が、レーザ光をスキャンしつつ照射する
ために変位可能とされたレーザ光の投光部であるととも
に、前記部位の他方が、この投光部を変位可能に支持す
る支持部材であり、前記故障判定処理手段は、前記投光
部の動作状態の故障を判断することを特徴とする。
【0011】また請求項3記載のレーザレーダ装置は、
前記部位の一方が、レーザ光の投光部を含む装置本体で
あるとともに、前記部位の他方が、この装置本体を設置
する設置部であり、前記故障判定処理手段は、前記装置
本体の設置状態の故障を判断することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の態様
例を図面に基づいて説明する。第1例 図1は、第1例のレーザレーダ装置の投光部及びその駆
動機構を示す正面図、図2は、同装置における投光部の
構成とその動作状態を監視する故障検出手段の設置状態
を示す平面図、図3は、同故障検出手段の回路図であ
る。なお、レーザレーダ装置の受光部やその信号処理部
等の他の構成については、周知の構成が使用できるの
で、図示及びその説明を省略する。この装置の投光部1
は、図2に示すように、レーザダイオード2(以下、L
D2という。)が搭載された投光基板3に、投光レンズ
4が内部に取付けられたケース5を固定してなる。この
投光部1は、図1に示すように、この場合回転軸6によ
り固定枠7に揺動自在に取付けられ、スキャン動作のた
めに揺動可能となっている。
【0013】固定枠7における投光部1の一側方には、
制御用モータ8が取付けられ、その出力回転軸8aの先
端側は、カム機構9により投光部1の回転軸6に連結さ
れ、この出力回転軸8aの回転に伴い投光部1が図2の
矢印に示すように揺動するようになっている。また、こ
の制御用モータ8の後端側には、光学式のパルス発生器
10が設けられている。
【0014】このパルス発生器10は、出力回転軸8a
の後端部に固定され一体に回転するディスク11と、こ
のディスク11の外周部の位置に配設されたフォトイン
タラプタ12とよりなる。ディスク11の外周部には、
スリット状の開口(図示略)が周方向に間隔をおいて連
続的に設けられいる。そしてフォトインタラプタ12
は、ディスク11の外周部を挟むように上下に対向配置
された発光素子と受光素子(図示略)を有し、前記ディ
スク11の開口を介して発光素子からの光が受光素子に
受光される度に、パルス信号を出力するものである。
【0015】制御用モータ8は、上記パルス発生器10
の信号を位置フィードバック信号或いは速度フィードバ
ック信号等として図示省略したコントローラによりサー
ボ制御される構成とされており、これにより、所定の周
期かつタイミングで投光部1が所定の角度で揺動するこ
とになる。そして、例えば制御用モータ8に故障があっ
て出力回転軸8aの動作が不良となった場合には、パル
ス発生器10の信号(フィードバック値)が、コントロ
ーラが指令する指令値とかけはなれ、いわゆるフィード
バック制御における偏差量が過大となるため、このよう
な故障は上記コントローラの処理で容易に検出でき、例
えば車両の追従走行制御システムを強制的に停止すると
いった適当な処置をとることができる。
【0016】しかし万が一、カム機構9等のメカ機構
(回転伝達系)が故障した場合には、上記コントローラ
のサーボ制御が正常に行われていても、投光部1が正常
に動作しない可能性がある。そこで、本例では、図2及
び図3等に示すような、安価かつ簡素で小型化が容易な
構成の故障検出手段20を設けており、以下これを説明
する。
【0017】この故障検出手段20は、非接触式検出手
段であり、大きく分けて、図3に示すようにコイル2
1,22(電磁結合要素)により電磁結合される回路2
0aと回路20bとよりなる。回路20aは、コイル2
1に電流を流すための電源線と、コイル21に並列に設
けられて電源電圧の変動を吸収して電流の流れを安定化
するためのコンデンサ23とを有するもので、少なくと
もコイル21が例えば図2に示すように投光部1の側面
に取付けられて投光部1とともに揺動する。
【0018】回路20bは、図3に示すように、コイル
21とコイル22の電磁結合によりコイル22に流れる
電流を整流する整流回路24と、この整流回路24の出
力側に接続された負荷としての抵抗25と、さらにこの
抵抗25に並列に接続されたコンデンサ26とを有す
る。またこの場合、回路20bには、外部磁界や電波等
によりコイル22に生じる起電力の細かな変動を吸収し
て電流の流れを安定化するためのコンデンサ27が設け
られている。この回路20bは、例えば図2に示すよう
に、少なくともコイル22が投光部1の側面に取付けら
れたコイル21に対向し、投光部1の揺動に伴ってコイ
ル21に対して相対的に進退移動するように、固定枠7
に対して位置決めして固定されている。
【0019】なお、回路20a又は20bは、図2及び
図4に示すようにコイル21又は22が別体として設け
られ、ケーブル21a又は22aにより接続された構成
としてもよいし、或いは、コイル21又は22を含む回
路が全て基板上に形成された一体形の構成としてもよ
い。配置の自由度からすれば、コイル21又は22が別
体として設けられいる構成が好ましく、この場合には回
路本体は任意の位置に設置できる。なお、コイル21又
は22を別体として設置する場合には、ケーブル21a
又は22aの浮遊容量をC成分として考慮すればよい。
また、コイル21とコイル22の距離は、コンデンサ2
6に必要最小限の電荷を蓄えられる電力が供給できる距
離(いわゆる送信距離)の範囲内においてなるべく大き
くとり、コンデンサ26の電位の変化が大きくなるよう
に設定するのが好ましい。
【0020】また、回路20bの出力信号(コンデンサ
26の両極間電圧)は、図2に示すように、CPUを含
むマイクロコンピュータよりなる判定処理手段30に入
力され、ここで回路20bの出力信号に基づき後述の如
く投光部1の動作の正否判定がなされる。なお、この判
定処理手段30は、前述の制御用モータ8を制御するコ
ントローラの一機能として構成されていてもよいし、別
個のマイクロコンピュータシステムにより構成されてい
てもよい。またなお、各回路20a,20b(少なくと
もコイル21,22)は投光部1と固定枠7のうちいず
れの側に設置してもよい。例えば、図2に示した構成と
は逆に、回路20bのコイル22を投光部1に取付け、
回路20aのコイル21をこれに対向させるように固定
枠7に取付けてもよい。
【0021】次に、上述したレーザレーダ装置における
故障検出手段20の動作を説明する。以上の構成におい
て、車両の追従走行制御などのために装置が始動される
と、前述したコントローラのサーボ制御により制御用モ
ータ8が作動して、メカ機構等の故障がなければ投光部
1が所定の角度,周期,タイミングで揺動し、所定のス
キャン動作が実現される。なお、投光部1の揺動範囲は
通常数mmである。この際、故障検出手段20のコイル
21,22は、一方が投光部1に固定されているため、
投光部1の揺動に伴って近づいたり離れたりする進退運
動を相対的に行うことになり、これにより、コイル21
により生じる磁界の状態がコイル22に対して変化し
て、コイル22にはこのような変化に応じた起電力が生
じて抵抗25に流れる電流が投光部1の揺動動作に同期
して周期的に変化する。このため、コンデンサ26に蓄
えられる電荷(いいかえると、両極間電圧)も、同様に
周期的に変化して、その波形は例えば図5に示すように
なり、この波形の周期は投光部1の揺動動作の周期(速
度)に応じたものとなり、またこの波形の振幅(縦軸の
座標)は投光部1の揺動動作の角度に応じたものとな
る。
【0022】したがって、判定処理手段30では、この
コンデンサ26の両極間電圧の変化の波形を分析するこ
とで、投光部1の動作状態が必要に応じてきめ細かく判
定できる。例えば、後述する図6のフローチャートのよ
うな処理によって、投光部1の揺動動作が単に行われて
いるか否かを判定することもできるし、或いは、後述す
る図7のフローチャートのような処理によって、投光部
1が所定のタイミングで所定の角度に位置しているか否
かを判定することもできる。また例えば、判定処理手段
30に、予め正常時のコンデンサ26の両極間電圧の変
化の波形(基準波形)を登録しておき、この波形と実際
に入力された電圧の波形を周期や振幅或いは位相の点で
詳細に比較することで、投光部1の詳細な動作の正否を
判定することもできる。
【0023】なお図6は、判定処理手段30や前述のサ
ーボ制御のためのコントローラを含む制御系全体の故障
判定処理の一例を示すフローチャートである。この場
合、ステップS2では、まずフォトインタラプタ12の
出力(パルス発生器10の出力)が正常であるか否かを
判定する。正常であればステップS4に進み、正常でな
ければステップS10に進んで、故障であるとして例え
ば車両の追従走行制御を停止するといった適応な措置を
とる。
【0024】次にステップS4では、コンデンサ26の
両極間電圧を読取り、次いでステップS6において、こ
の電圧が時間経過とともに変動しているか否かを判定す
る。変動していれば、ステップS8に進んで故障なしと
判断し、追従走行制御等を続行する。また、変動してい
なければ、ステップS10に進み、故障であるとして例
えば車両の追従走行制御を停止するといった適応な措置
をとる。なお、以上のステップS2〜S10の処理は、
適当なサイクルで装置の運転中において繰返し行うよう
にする。
【0025】以上のステップS2〜S10の制御処理に
よれば、パルス発生器10の出力信号が異常になるよう
な故障はもちろんのこと、パルス発生器10の出力信号
では検知できないような回転伝達系の故障(カム機構9
や回転軸6の損傷や離脱)によって、投光部1が全く動
作しなくなった場合にも、ステップS4,S6の処理に
おいてその故障が判明し、ステップS10において適応
な措置がとられる。このため、故障検出の範囲及び信頼
性が従来よりも格段に向上する。
【0026】また図7は、故障判定処理の他の例を示す
フローチャートである。この場合、ステップS12で
は、まずフォトインタラプタ12の出力(パルス発生器
10の出力)が正常であるか否かを判定する。正常であ
ればステップS14に進み、正常でなければステップS
22に進んで、故障であるとして例えば車両の追従走行
制御を停止するといった適応な措置をとる。
【0027】次にステップS14では、コンデンサ26
の両極間電圧を読取り、次いでステップS16におい
て、動作開始からの経過時間を認識する。さらに、ステ
ップS18では、コンデンサ26の両極間電圧が、認識
された経過時間において到達すべき電圧であって予め登
録された設定値に等しいか否か(それらの差が所定のし
きい値を越えていないか否か)を判定する。等しい場合
には、ステップS20に進んで故障なしと判断し、追従
走行制御等を続行する。また、等しくない場合には、ス
テップS22に進み、故障であるとして例えば車両の追
従走行制御を停止するといった適応な措置をとる。な
お、以上のステップS12〜S22の処理も、適当なサ
イクルで装置の運転中において繰返し行うようにする。
【0028】以上のステップS12〜S22の制御処理
によれば、パルス発生器10の出力信号が異常になるよ
うな故障はもちろんのこと、パルス発生器10の出力信
号では検知できないような回転伝達系の故障(カム機構
9や回転軸6の損傷や離脱)によって、投光部1が全く
動作しなくなった場合、さらには投光部1のその時点で
の揺動位置が適正な角度からずれている場合にも、ステ
ップS14〜S18の処理においてその故障が判明し、
ステップS22において適応な措置がとられる。このた
め、故障検出の範囲及び信頼性が従来よりもさらに格段
に向上する。
【0029】第2例 次に、本発明の第2例について、図8により説明する。
図8は、第2例のレーザレーダ装置の故障検出手段の回
路図である。なお、故障検出手段以外の装置構成につい
ては、第1例と同様でよいので、重複する説明を省略す
る。また、故障検出手段の回路要素についても、第1例
と同様の要素については同符号を用いてその説明を省略
する。この例の故障検出手段40は、2組のコイル2
1,22及び41,42により双方向に電磁結合された
回路40aと回路40bとよりなり、一方の回路40a
において電源の供給と信号の取り出しが可能となるもの
で、信号を取り出す側の回路に電源を供給する方が電源
が設置し易い場合に有利なものである。
【0030】すなわち回路40aは、図8に示すよう
に、送信用のコイル21に加えて受信用のコイル41を
備え、このコイル41には、第1例で説明した整流回路
24,負荷抵抗25及びコンデンサ26と同様な機能を
発揮する回路要素(整流回路44,負荷抵抗45及びコ
ンデンサ46)が接続されている。一方回路40bは、
受信用のコイル22に加えて、整流回路24の負荷とし
て第1例の抵抗25の代りに接続された送信用のコイル
42を備えている。
【0031】なお、図8において符号43,47で示す
コンデンサは、第1例で説明したコンデンサ23,27
と同様に、出力信号或いは入力信号を安定化するための
ものである。またこの場合には、コイル21,22の電
磁結合により回路40bに供給される電力によって回路
40bの送信用のコイル42が駆動されるので、必要最
少限の電力が供給できるコイル21,22間の距離(い
わゆる、送信距離)は、各コイルの共振周波数や電源電
流の大きさの設定により、コンデンサ46に必要最小限
の電荷を蓄えられるコイル41,42間の距離(いわゆ
る、受信距離)よりも充分大きくすることが好ましい。
そして、実際の各コイル間の距離は、上記送信距離の範
囲内でかつ受信距離の範囲内ぎりぎりのところに設定
し、コンデンサ46の電圧変化が大きくなるように(即
ち、感度が高くなるように)設定するのが好ましい。
【0032】本例の故障検出手段40においても、いず
れか一方の回路のコイルが投光部1とともに揺動するこ
とによる相対位置変化に応じて、コンデンサ46の両極
間電圧が変化するので、この電圧の変化の状況から投光
部1の揺動状態の正否が第1例と同様に判定できる。し
かも、前述したように一方の回路40aにおいて電源の
供給と信号の取り出しが可能となるので、信号を取り出
す側の回路に電源を供給する方が電源が設置し易い場合
に極めて有利であるという特有の利点がある。
【0033】第3例 次に、図9乃至図12により本発明の第3例について説
明する。本例は、レーザレーダ装置の装置本体の設置状
態に関する故障を、本発明の故障検出手段により検知す
るものである。レーザレーダ装置の前述した投光部を含
む装置本体50は、例えば図9に示すように、車両のフ
ロントガラス51の手前のフロントパネル52における
インスツルメントパネル53の左側の位置に立設された
スタンド54上に設置される。そして、このように設置
された装置本体50の設置姿勢が、スタンド54の破損
等により変化すると、レーザ光の光軸がずれることにな
り、このような故障が放置されると、距離計測が正確に
行えない、車室内の搭乗者にレーザ光を照射してしまう
といった不具合が生じる恐れがある。
【0034】そこで本例では、例えば第1例に示した故
障検出手段20と同様の手段を、図10に示すようにこ
の装置本体50の設置部に設けている。すなわち、例え
ば前述の回路20aのコイル21を装置本体50の外ケ
ースの下面側に取付け、一方回路20bのコイル22を
フロントパネル52上のこれに対向する位置に取付けて
いる。本例によれば、スタンド54の損傷などにより、
図11や図12に示すような装置本体50の位置ずれが
生じた場合には、コイル21とコイル22の電磁結合に
より回路20のコンデンサ26の電圧が変化するので、
この変化に基づいてこのような故障を確実に検知するこ
とができ、警報を出力するなどの適応の措置が可能とな
る。
【0035】他の態様例 なお、本発明は上記各例に限られず、各種態様が有り得
る。例えば、本発明における電磁結合要素は、必ずしも
図3に示すようなコイル形状のものに限られず、電磁結
合を実現するアンテナとして機能するものであれば、い
かなる構成でもよい。また、レーザレーダ装置における
故障検出の対象となる部位は、故障により相対位置が変
化又は変動するものであれば、いかなるものでもよく、
上記第3例に示すように正常時においては停止している
ものでもよいし、上記第1例及び第2例に示すように正
常時においては一定の動作を継続し、異常時には停止す
るかその動作状態が変化するものであってもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、故障により特定の部位
の相対位置関係が変化すると、各部位に設けられた電磁
結合要素の相互作用によりコンデンサに電荷が蓄えら
れ、前記部位間の相対位置変化に対応してこのコンデン
サの両極間電圧が変化し、この変化に基づいて故障判定
処理手段が前記部位間の故障を判断する。ここで、コン
デンサの両極間電圧は、部位の相対位置の変化量に応じ
て連続的に変化するので、例えばマイクロコンピュータ
等で構成した故障判定処理手段でこの電圧変化を分析す
ることで、前記部位間の相対位置の変化量(即ち、故障
の程度や内容)が容易に判定できる。このため、きめの
細かい故障判定機能が実現できる。
【0037】しかも、各部位に取付ける必要のある電磁
結合要素は、例えばコイル等の小型かつ安価な部品によ
り構成できるので、例えば各部位にこのような小型な部
品を取付け、これに接続されるコンデンサや故障判定処
理手段を構成する回路基板等を設置し易い適当な位置に
配置すれば、コスト的にも、また設置スペースの点でも
極めて有利となる。
【0038】なお、請求項2に記載した装置では、前記
部位の一方が、レーザ光をスキャンしつつ照射するため
に変位可能とされたレーザ光の投光部であるとともに、
前記部位の他方が、この投光部を支持する支持部材であ
るため、コンデンサの電圧は投光部のスキャン動作に伴
って変動する。そして、故障判定処理手段により、この
電圧の変化が読取られ、例えば予め登録された正常時の
電圧変化と比較することにより、容易かつ詳細に投光部
の動作状態の故障を直接検出して判断することができ
る。このため、レーザレーダ装置のスキャン動作の異常
が見逃されることによる不具合を信頼性高く防止でき
る。
【0039】また、請求項3記載の装置では、前記部位
の一方が、レーザ光の投光部を含む装置本体であるとと
もに、前記部位の他方が、この装置本体を設置する設置
部であるため、コンデンサの電圧は所定姿勢に維持され
るべき装置本体の位置変化に伴って変動する。そして、
故障判定処理手段により、この電圧の変化が読取られる
ことにより、容易に装置本体の故障(位置ずれ)を直接
検出して判断することができる。このため、レーザレー
ダ装置の装置本体の設置状態の異常が見逃されることに
よる不具合を信頼性高く防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザレーダ装置の投光部及びその駆動機構を
示す図である。
【図2】レーザレーダ装置の投光部及び故障検出手段を
示す図である。
【図3】レーザレーダ装置の故障検出手段の一例を示す
回路図である。
【図4】レーザレーダ装置の故障検出手段の外観を示す
斜視図である。
【図5】レーザレーダ装置の故障検出手段におけるコン
デンサの電圧変化を示す図である。
【図6】レーザレーダ装置の故障検出処理の一例を示す
フローチャートである。
【図7】レーザレーダ装置の故障検出処理の他の例を示
すフローチャートである。
【図8】レーザレーダ装置の故障検出手段の他の例を示
す回路図である。
【図9】レーザレーダ装置の装置本体の設置位置を示す
図である。
【図10】レーザレーダ装置の装置本体及びその故障検
出手段を示す図である。
【図11】レーザレーダ装置の装置本体の故障態様の一
例を示す図である。
【図12】レーザレーダ装置の装置本体の故障態様の他
の例を示す図である。
【符号の説明】
1 投光部(部位の一方) 7 固定枠(部位の他方、投光部の支持部材) 21,22,41,42 コイル(電磁結合要素) 26,46 コンデンサ 50 装置本体(部位の一方) 52 フロントパネル(部位の他方、装置本体の設置
部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照射したレーザ光の反射光を受信するこ
    とにより、少なくとも被検出物までの距離を検知するレ
    ーザレーダ装置であって、故障により相対位置関係が変
    化する部位を有し、 前記部位の一方に固定的に設けられた電磁結合要素の一
    方と、前記部位の他方に固定的に設けられた電磁結合要
    素の他方と、これら電磁結合要素の相互作用により電荷
    が蓄えられ、前記部位間の相対位置変化に対応してその
    両極間電圧が変化するコンデンサと、このコンデンサの
    両極間電圧に基づいて前記部位間の故障を判断する故障
    判定処理手段とを備えたことを特徴とするレーザレーダ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記部位の一方が、レーザ光をスキャン
    しつつ照射するために変位可能とされたレーザ光の投光
    部であるとともに、前記部位の他方が、この投光部を変
    位可能に支持する支持部材であり、前記故障判定処理手
    段は、前記投光部の動作状態の故障を判断することを特
    徴とする請求項1記載のレーザレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記部位の一方が、レーザ光の投光部を
    含む装置本体であるとともに、前記部位の他方が、この
    装置本体を設置する設置部であり、前記故障判定処理手
    段は、前記装置本体の設置状態の故障を判断することを
    特徴とする請求項1記載のレーザレーダ装置。
JP8259491A 1996-09-30 1996-09-30 レーザレーダ装置 Pending JPH10104341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8259491A JPH10104341A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 レーザレーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8259491A JPH10104341A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 レーザレーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10104341A true JPH10104341A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17334838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8259491A Pending JPH10104341A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 レーザレーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10104341A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020142944A1 (zh) * 2019-01-09 2020-07-16 深圳市大疆创新科技有限公司 电机控制方法、激光雷达和可移动设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020142944A1 (zh) * 2019-01-09 2020-07-16 深圳市大疆创新科技有限公司 电机控制方法、激光雷达和可移动设备
US12429563B2 (en) 2019-01-09 2025-09-30 SZ DJI Technology Co., Ltd. Motor control method, laser radar, and mobile device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6675124B2 (en) Rotational angle measuring apparatus
JP3264109B2 (ja) 障害物検知装置
US5661472A (en) Off-lane alarm apparatus
CN1318856C (zh) 雷达的扫描方法
US6418775B1 (en) Method and apparatus for aligning a beam path for a beam-emitting sensor
JPH10221073A (ja) 位置検出測量機
US6703804B1 (en) Method for controlling a motor vehicle wiper
US11366308B2 (en) Optical scanner unit and optical device
JP2001304983A (ja) パワーステアリングシステムの中点電位調整方法
JPH1184006A (ja) 車載レーダ装置
KR101594205B1 (ko) 마이크로 기계 부품 및 마이크로 기계 부품의 작동 방법
JP2011058817A (ja) レーダ装置、および、アンテナ角度調整方法
US6181410B1 (en) Oscillating motor, measurement device for measuring distance, speed or direction using a laser light, and vehicle having the measurement device
JPH10104341A (ja) レーザレーダ装置
JPH1031064A (ja) 走査型レーザレーダ装置
CN111830705B (zh) 光学装置、搭载系统和移动装置
US20210354669A1 (en) Optical apparatus, in-vehicle system, and mobile apparatus
US7209272B2 (en) Object detecting apparatus having operation monitoring function
JP2717826B2 (ja) 自走車の操向制御装置
US20050219503A1 (en) Object detecting apparatus having reinforcing member
US6108075A (en) Laser beam emitting apparatus
US7148467B2 (en) Object detecting apparatus having case breakage detecting function
JP4450818B2 (ja) 車載用レーダ装置
JPH09311181A (ja) 車両用レーダ装置
JP3823652B2 (ja) バックミラー装置