JPH10105587A - ユニット式建物の平面図作成用cadシステム - Google Patents

ユニット式建物の平面図作成用cadシステム

Info

Publication number
JPH10105587A
JPH10105587A JP8256057A JP25605796A JPH10105587A JP H10105587 A JPH10105587 A JP H10105587A JP 8256057 A JP8256057 A JP 8256057A JP 25605796 A JP25605796 A JP 25605796A JP H10105587 A JPH10105587 A JP H10105587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
wall
building
plan
pipe shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8256057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3857365B2 (ja
Inventor
Kazuki Kurita
一樹 栗田
Kyoko Hayashi
恭子 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP25605796A priority Critical patent/JP3857365B2/ja
Publication of JPH10105587A publication Critical patent/JPH10105587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3857365B2 publication Critical patent/JP3857365B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】平面図の設計作業およびその変更作業が短時間
で行えるようになるユニット式建物の平面図作成用CA
Dシステムの提供。 【解決手段】CADシステム1の部品情報蓄積手段20
に、間仕切壁のデータとして、一本のグリッドモジュー
ル心線を含むシングルグリッド壁のデータと、二つの建
物ユニットの各々に属する二本のグリッドモジュール心
線を含むダブルグリッド壁のデータとを蓄積しておき、
平面図設計手段31に、シングルグリッド壁およびダブル
グリッド壁の一方のデータを選択する間仕切壁選択手段
を設けておく。複数種類の間仕切壁の自動選択およびグ
リッドモジュール心線の利用により、間仕切壁の位置決
め操作や位置変更操作が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いてユニット式建物の平面図の設計を支援するユニット
式建物の平面図設計用CADシステムに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で製造した箱状の建物ユニ
ットを、建築現場で複数組み合わせて建築されるユニッ
ト式建物が利用されている。ユニット式建物の建物ユニ
ットは、図26に示されるように、四隅の柱11の上下端
部を上梁12および下梁13で連結した直方体状のフレーム
14を有するものである。このようなフレーム14に図示し
ない天井面材および床面材、並びに、外壁材および間仕
切壁を設け、これにより居室を形成するようになってい
る。このようなユニット式建物によれば、工場で建物ユ
ニットを製造する際に、従来建築現場で行っていた作業
がほとんど工場で行われることとなり、建築現場での作
業が著しく軽減され、高品質の建物を短期間で建築でき
るという利点を得ることができる。このユニット式建物
の利点を確保するために、顧客に提供する商品(ユニッ
ト式建物)を既製品化し、これにより、設計および製造
すべき商品の種類を限定し、設計作業および製造作業の
高効率化を図っていたが、これでは、顧客の多様な要望
に十分対応することが困難となる。そこで、一般的な注
文建築と同様に、顧客の要求に応じてユニット式建物を
一つずつ設計し、設計を行うにあたり、設計作業の効率
が十分確保されるように、設計作業を支援するCADシ
ステムを利用している。CADシステムで建物の平面図
の設計を行うにあたり、建物の各階の内部を仕切る間仕
切壁を入力しながら、間取りの設定を行っている。ここ
で、ユニット式建物では、隣接する二つの建物ユニット
の境界線上に設けられる間仕切壁は、それ以外の部分に
設けられる間仕切壁よりも厚さ寸法が大きくされるとと
もに、境界線に沿って縦に分割されるようになってい
る。これにより、工場で分割された各部分を二つの建物
ユニットのそれぞれに組み付けられるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建物の間取りの設定
は、建物の使い勝手を左右する重要な設定事項であり、
顧客の要望に応じて変更されることがある。特に、住宅
では、顧客が平面図を見ながら使い勝手の善し悪しを判
断することから、平面図が変更される場合が多い。ユニ
ット式建物の間仕切壁としては、建物ユニットの境界線
上の厚い間仕切壁と、それ以外の部分に設けられる薄い
間仕切壁とが用意されている。このため、CADシステ
ムで平面図を設計するにあたり、厚さの異なる複数種類
の間仕切壁の入力を行う必要があるので、間仕切壁の入
力操作が煩雑となり、平面図の設計作業およびその変更
作業に時間がかかるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、平面図の設計作業および
その変更作業が短時間で行えるようになるユニット式建
物の平面図作成用CADシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面をも参照
して説明すると、直方体状の建物ユニットを複数組み合
わせて形成されるユニット式建物の平面図を作成する作
業を支援するユニット式建物の平面図作成用CADシス
テム1であって、前記ユニット式建物を構築するための
部品に関する部品データが蓄積された部品情報蓄積手段
20と、この部品情報蓄積手段20から入力された部品デー
タを用いるとともに、前記建物ユニットの各内部平面に
予め格子状に複数設定され、当該建物ユニットの内部に
設けられる部品の設置位置の基準線となるグリッドモジ
ュール心線43を利用して、前記ユニット式建物の平面図
を設計する平面図設計手段31とを備え、前記部品情報蓄
積手段20には、前記ユニット式建物の内部空間を縦に仕
切る部品である間仕切壁として、前記建物ユニットの一
本のグリッドモジュール心線43を含んで配置されるシン
グルグリッド壁65に関する部品データと、相互に隣接す
る二つの前記建物ユニットの境界線の両側に設けられた
二本のグリッドモジュール心線43を含んで配置されるダ
ブルグリッド壁62に関する部品データとが蓄積され、前
記平面図設計手段31には、室内に間仕切壁を設定する際
に、設定箇所に応じて前記シングルグリッド壁62の部品
データおよび前記ダブルグリッド壁の部品データの一方
を選択する間仕切壁選択手段36が備えられていることを
特徴とする。
【0006】以上において、前記部品情報蓄積手段に
は、前記ユニット式建物の内部に設けられるパイプシャ
フトを覆うパイプシャフト壁に関する部品データが蓄積
され、前記平面図設計手段には、室内にパイプシャフト
を設定する際に、オペレータの操作に応じて、前記パイ
プシャフト壁の部品データおよびその設置箇所の座標デ
ータの登録を行うパイプシャフト設定手段が設けられて
いることが好ましい。また、前記オペレータの操作に
は、前記パイプシャフト壁の設置領域の外側に設けられ
て当該パイプシャフト壁の設置位置を示す指示点を入力
する操作と、この指示点に対して前記パイプシャフト壁
が設けられる方位を決定する方位点を入力する操作とが
含まれていることが望ましい。さらに、前記ユニット式
建物を構築するための部品の価格およびその工賃に関す
る価格データが蓄積された積算情報蓄積手段と、この積
算情報蓄積手段から入力された価格データを用いて前記
平面図設計手段が設計した平面図に基づいて積算を行う
積算手段とを設け、前記積算情報蓄積手段には、前記シ
ングルグリッド壁の価格データおよび前記ダブルグリッ
ド壁の価格データの両方が別個に蓄積されていることが
好ましい。また、前記建物ユニットの各内部平面には、
他の建物ユニットとの接合作業のために必要となる接合
領域が所定数設定され、前記平面図設計手段には、前記
建物ユニットの内部設置される前記部品を入力する際
に、その設定領域と前記接合領域とが重なるか否かに応
じて、当該部品を工場で組み付けられる工場組付部品お
よび建築現場への出荷部品のいずれか一方に設定する出
荷部品設定手段が備えられていることが望ましい。
【0007】このような本発明では、建物ユニットの平
面に格子状に設定されたグリッドモジュール心線を利用
することにより、間仕切壁の位置決め操作および位置変
更操作が容易に行えるようになる。その上、平面図設計
手段に備えられた間仕切壁選択手段が、室内に間仕切壁
を設定する際に、設定箇所に応じてシングルグリッド壁
およびダブルグリッド壁のうちの一方の部品データを選
択するので、異なる複数種類の間仕切壁があっても、単
一の入力操作で適切な間仕切壁が入力されるようにな
り、間仕切壁の入力操作が容易となる。従って、間仕切
壁の位置決め、位置変更、および、入力についての操作
が容易となり、平面図の設計作業およびその変更作業が
短時間で行えるようになり、これにより前記目的が達成
される。
【0008】また、部品情報蓄積手段に、ユニット式建
物の内部に設けられるパイプシャフトを覆うパイプシャ
フト壁に関する部品データを蓄積しておき、平面図設計
手段に、オペレータの操作に応じて、パイプシャフト壁
の部品データおよびその設置箇所の座標データの登録を
行うパイプシャフト設定手段を設けておけば、パイプシ
ャフトの入力操作も容易に行えるようになり、この点か
らも平面図の設計作業が短時間で行える。この際、パイ
プシャフト壁の設置領域の外側に設けられて当該パイプ
シャフト壁の設置位置を示す指示点を入力する操作と、
この指示点に対して前記パイプシャフト壁が設けられる
方位を決定する方位点を入力する操作とを行うことで、
パイプシャフトの入力を行うようにすれば、入力操作が
簡略化され、さらに、平面図の設計作業が短時間で行え
るようになる。
【0009】一方、ユニット式建物を構築するための部
品の価格およびその工賃に関する価格データが蓄積され
た積算情報蓄積手段と、この積算情報蓄積手段から入力
された価格データを用いて前記平面図設計手段が設計し
た平面図に基づいて積算を行う積算手段とを設けておく
とともに、積算情報蓄積手段に、シングルグリッド壁の
価格データおよびダブルグリッド壁の価格データの両方
を別個に蓄積しておけば、ユニット式建物の間取りが何
度変更されても、変更前後の工費の差額が自動的に算出
されるようになる。
【0010】また、前記建物ユニットの各内部平面に、
他の建物ユニットとの接合作業のために必要となる接合
領域を所定数設定しておき、かつ、平面図設計手段に、
建物ユニットの内部設置される部品を入力する際に、そ
の設定領域と接合領域とが重なるか否かに応じて、当該
部品を、工場で組み付けられる工場組付部品および建築
現場への出荷部品のいずれか一方に設定する出荷部品設
定手段を設けておけば、平面図上に配置されるドア等の
建具およびクローゼット等の家具を含む各種の部品につ
いて、工場組付であるか、建築現場組付であるかが、入
力操作後直ちに判定されるようになる。これにより、工
場組付または建築現場組付のいずれかで工賃が異なる部
品が入力されても、平面図の完成後には、正確な積算が
可能となり、平面図の変更があっても、平面図が完成す
れば、そのまま積算作業に移行でき、積算までをも含む
設計の作業全体がスムーズに行えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1には、本実施形態に係るC
ADシステム1が示されている。このCADシステム1
は、顧客の要求に応じてユニット式建物を設計する際
に、その設計作業を支援するものである。CADシステ
ム1には、本システム1の核となるコンピュータ本体10
と、設計している階の平面図等を表示するCRT表示装
置2と、コンピュータ本体10等の操作を行うための入力
装置3と、設計した平面図等を製図するX−Yプロッタ
装置4と、設計した建物についてのデータ等を印字する
プリンタ5とが設けられている。
【0012】コンピュータ本体1は、記憶装置であるハ
ードディスク装置20と、各種の処理を行う演算装置であ
るCPU30とを含んで構成されたものである。このう
ち、ハードディスク装置20には、記憶される情報の属性
毎に複数の記憶領域が設定されている。これらの記憶領
域としては、ユニット式建物を構築するための部品に関
する部品データが蓄積された部品情報蓄積手段21と、ユ
ニット式建物の基礎を形成する部位の要素に関する部位
データが蓄積された基礎情報蓄積手段22と、設計された
ユニット式建物の積算を行うために、ユニット式建物の
本体ならびにその基礎の部品、部材および工賃の価格等
に関する価格データが蓄積された積算情報蓄積手段23と
が設けられている。
【0013】CPU30は、各種のソフトウェアがインス
トールされ、これらのソフトウェアを並列処理するマル
チタスク機能を有するものである。CPU30には、ソフ
トウェアにより、ハードディスク装置20の部品情報蓄積
手段21から入力された部品データを用いてユニット式建
物の平面図を設計する平面図設計手段31と、ハードディ
スク装置20の基礎情報蓄積手段22から入力された部位デ
ータを用いてユニット式建物の基礎伏図を設計する基礎
伏図設計手段32と、ハードディスク装置20の部品情報蓄
積手段21から入力された部品データを用いてユニット式
建物の屋根伏図を設計する屋根伏図設計手段33と、ハー
ドディスク装置20の積算情報蓄積手段23から入力された
価格データを用いて、設計したユニット式建物を積算す
る積算手段34とが設けられている。なお、CPU30に
は、以上の手段31〜34の他に、部品情報蓄積手段21、基
礎情報蓄積手段22および積算情報蓄積手段23に蓄積され
たデータの入出力を管理するとともに、ユニット式建物
の部品のうち、基礎の構造および形状に関連する部品の
部品データを平面図設計手段31へ入力させる際に、当該
部品と関連する基礎の部位に関する部位データを基礎伏
図設計手段32へ入力させる情報管理手段35が設けられて
いる。
【0014】ところで、CADシステム1では、設計を
行うにあたり、建物ユニットの各内部平面には、その内
部に設けられる部品の設置位置の基準線であるグリッド
モジュール心線が格子状に複数設定され、かつ、他の建
物ユニットとの接合作業のために必要となる接合領域が
建物ユニットの四隅に四箇所設定される。そして、ユニ
ット式建物の内部空間を縦に仕切る部品である間仕切壁
としては、建物ユニットの一本のグリッドモジュール心
線に沿って配置されるシングルグリッド壁と、相互に隣
接する二つの建物ユニットの境界線の両側に設けられた
二本のグリッドモジュール心線に沿って配置されるダブ
ルグリッド壁と、ユニット式建物の内部に設けられるパ
イプシャフトを覆うパイプシャフト壁とが用意されてい
る。ここで、部品情報蓄積手段21には、シングルグリッ
ド壁およびダブルグリッド壁のそれぞれに関する部品デ
ータ並びにパイプシャフト壁に関する部品データが蓄積
されている。また、積算情報蓄積手段23には、シングル
グリッド壁の価格データおよびダブルグリッド壁の価格
データの両方が別個に蓄積されている。
【0015】平面図設計手段31には、図2に示されるよ
うに、シングルグリッド壁およびダブルグリッド壁の部
品データの選択を行う間仕切壁選択手段36と、パイプシ
ャフト壁のデータの登録を行うパイプシャフト設定手段
37と、建物ユニットに設けられる部品について、工場組
付部品および現場出荷部品の設定を行う出荷部品設定手
段38とが設けられている。間仕切壁選択手段36は、室内
に間仕切壁を設定する際に、その設定箇所に応じてシン
グルグリッド壁およびダブルグリッド壁のいずれか一方
の部品データを選択し、当該設定箇所にふさわしい部品
データを登録するものである。パイプシャフト設定手段
37は、室内にパイプシャフトを設定する際に、オペレー
タの操作に応じて、パイプシャフト壁の部品データおよ
びその設置箇所の座標データの登録を行うものである。
なお、オペレータが行う操作としては、パイプシャフト
壁の設置領域の外側に設けられて当該パイプシャフト壁
の設置位置を示す指示点を入力する操作と、この指示点
に対して前記パイプシャフト壁が設けられる方位を決定
する方位点を入力する操作とを行うだけで、パイプシャ
フトの入力を行うようにすることが望ましい。出荷部品
設定手段38は、建物ユニットの内部設置される前記部品
を入力する際に、その設定領域と接合領域とが重なるか
否かに応じて、当該部品を工場で組み付けられる工場組
付部品および建築現場への出荷部品のいずれか一方に設
定するものである。
【0016】次に、ユニット式建物の設計についての具
体的な例を用いて、本実施形態の動作を説明する。前述
のCADシステム1でユニット式建物の平面図を設計す
る際には、 外壁入力作業 間仕切壁入力作業 室内部品入力作業 間仕切壁チェック作業 等の設計作業が行われる。以下に、これらの各作業につ
いて順に説明する。
【0017】[外壁入力作業]ユニット式建物の外壁を
入力するにあたり、まず、顧客の要望した平面形状およ
び寸法となるように、選択した建物ユニットを配置す
る。例えば、長手方向の寸法が異なる二種類の建物ユニ
ット40, 41を選択・入力し、図3に示されるように、C
RT表示装置2の画面上においても、選択した建物ユニ
ット40, 41を必要なだけ配置し、所定寸法の長方形に形
成された平面形状を有する一階部分42を生成する。ここ
で、建物ユニット40, 41の各々の内部には、グリッドモ
ジュール心線43が格子状に多数設定されている。ただ
し、CRT表示装置2の画面上においては、表示される
線の数を低減するために、建物ユニット40, 41の周縁部
についてのみ、縦横両方のグリッドモジュール心線43が
表示され、建物ユニット40, 41の周縁部以外について
は、縦方向のグリッドモジュール心線43のみが表示され
ている。建物ユニット40, 41の外周部分には、建物ユニ
ット40, 41の実質的な境界を示すユニットモジュール心
線44が表示されている。
【0018】一階部分42の外周部分45には、図4にも示
されるように、建物に取り付けられる外壁材の平断面の
中心線である面積モジュール心線46が表示されて面積モ
ジュール心線46が表示されている。なお、面積モジュー
ル心線46の表示位置は、外壁材の厚さによって異なり、
一階部分42の生成が完了すると、軽量気泡性コンクリー
ト(以下、「PALC」という)製の外壁材に応じた位
置に自動的に設定される。一階部分42の生成が完了した
ら、次に、外壁材の種類を選択・入力する。ここでは、
外壁材として、関東地方等の温暖地域用のPALC製の
外壁材、および、北海道等の寒冷地用のサイディング製
の外壁材の二種類のなかから選択するようになってい
る。選択した外壁材の入力が完了すると、一階部分42の
周縁部分には、外壁材47が表示される。この画面で、一
階部分42の全体的な状態を確認し、良好であれば、確認
完了の入力操作を行う。この操作を行うと、図6に示さ
れるように、一階部分42の外側を囲むように、寸法線48
が表示され、図中長方形の枠49により示される位置に
は、それぞれの寸法値が表示される。これにより、一階
部分42の外壁入力作業が完了する。
【0019】この後、ユニット式建物の二階以上の部分
についは、一階部分と同様の外壁入力作業を行い、外壁
を設定する。ここで、二階以上の部分の外壁入力作業を
行うと、各階の外壁表面の模様が上下に連続するよう
に、各部に配置される外壁材が平面図設計手段31により
自動的に選択される。すなわち、図7に示されるよう
に、短辺方向の寸法が異なる二種類の建物ユニット50,
51に、それぞれの短辺寸法に応じた幅の外壁材52, 53が
取り付けられている。これらの外壁材52, 53の表面に
は、窓などの開口部54に対応した幅方向ピッチ毎に繰り
返される基本模様55と、この基本模様55よりも幅の狭い
調整模様56とが形成されている。このような場合、図8
にも示されるように、一階部分および二階部分に配置さ
れる外壁材52としては、幅方向の中央部分に調整模様56
が形成されたものが自動的に選択される一方、外壁材53
としては、幅方向の左端部分に調整模様が56が形成され
たものが自動的に選択される。なお、選択された外壁材
52, 53は、手動操作により、調整模様56の位置が異なる
他の外壁材と容易に置き換え可能となっている。以上の
ようにして、全部の階について外壁材の設定が終了させ
ることにより、外壁入力作業が完了する。
【0020】[間仕切壁入力作業]ユニット式建物の内
部空間を仕切って間取りを行うために、間仕切壁を設定
・入力する作業が行われる。この間仕切壁の入力作業
は、設定されるべき間仕切壁の両端位置を入力すること
で行われる。すなわち、CADシステム1を間仕切壁入
力モードに切り替え、間仕切壁を設定すべき建物ユニッ
トを選択する。これにより、図9に示されるように、選
択された建物ユニット60の内部には、縦および横の両方
向のグリッドモジュール心線43が表示される。この状態
で、カーソル6を移動して、同一グリッドモジュール心
線43上の位置Aおよび位置Bを指示・入力することによ
り、間仕切壁の両端となる点を指定すると、指定された
点が示す位置に応じて、シングルグリッド壁およびダブ
ルグリッド壁の一方が選択・設定される。ここでは、隣
接配置された建物ユニット60, 61の境界線対して最寄り
のグリッドモジュール心線43の上の位置A,Bが指定さ
れたので、ダブルグリッド壁62が設定される。同様に、
隣接配置された建物ユニット60, 63の境界線対して最寄
りのグリッドモジュール心線43の上の位置C,Dが指定
されると、当該部分には、ダブルグリッド壁64が設定さ
れる。一方、建物ユニットの境界線対して最寄りのグリ
ッドモジュール心線43ではない、建物ユニット60の内部
に表示されたグリッドモジュール心線43の上の位置E,
Fが指定されると、当該部分には、シングルグリッド壁
65が設定される。このようにして、ユニット式建物全体
の間取りが終了したら、間仕切壁入力作業が完了する。
【0021】[室内部品入力作業]間仕切壁入力作業が
完了すると、ドア等の建具並びにキッチンユニット等の
家具を含む室内部品の入力作業が行えるようになる。こ
の室内部品の入力作業では、室内部品の選択操作および
その設置箇所の指定操作が行われる。すなわち、室内部
品を入力するにあたり、まず、室内部品を入力すべき建
物ユニットを指定した後、入力する室内部品を選択・入
力し、室内部品の設置位置を入力する。最初に、図10
に示されるように、建物ユニット70の内部に設けられた
シングルグリッド壁71の中央部分にドアを設ける場合に
ついて説明する。まず、カーソル6を建物ユニット70の
内部まで移動し、当該建物ユニット70の指定を行う。指
定された建物ユニット70の内部には、縦および横の両方
向のグリッドモジュール心線43が表示される。この状態
で、入力する室内部品として室内ドアを選択・入力す
る。
【0022】次に、格子状の設定されたグリッドモジュ
ール心線43の交点のうち、シングルグリッド壁71の中心
軸となるグリッドモジュール心線43と、設置すべきドア
の端縁近傍を通過するグリッドモジュール心線43との交
点Gの上に、カーソル6を移動し、選択したドアを設置
する位置を指定する設置位置の入力操作を行う。また、
建物ユニット70の境界Hに沿って設けられたダブルグリ
ッド壁72にドアを設ける場合には、室内部品として室内
ドアの選択・入力を行った後、格子状の設定されたグリ
ッドモジュール心線43の交点のうち、建物ユニット70の
境界Hに最も近いグリッドモジュール心線43と、設置す
べきドアの端縁近傍を通過するグリッドモジュール心線
43との交点Iの上に、カーソル6を移動し、選択したド
アを設置する位置を指定する。このような室内部品入力
作業を行うと、ユニット式建物の指定箇所に指定した室
内部品である室内ドアの部品データが登録されることと
なる。そして、図10に示されるように、シングルグリ
ッド壁71およびダブルグリッド壁72には、指定した箇所
に開口が形成されるとともに、当該開口の内部に室内ド
ア73, 74がそれぞれ表示される。
【0023】続いて、図12に示されるように、建物ユ
ニット80, 81の境界Jに沿って設けられたダブルグリッ
ド壁82に単なる開口を設ける場合について説明する。開
口の設定は、室内部品として開口部品を選択するととも
に、その位置を指定することにより行われる。すなわ
ち、まず、カーソル6を建物ユニット80の内部まで移動
し、当該建物ユニット80の指定を行う。指定された建物
ユニット80の内部には、縦および横の両方向のグリッド
モジュール心線43が表示される。この状態で、入力する
室内部品としてダブルグリッド壁82に開口を形成するた
めの開口部品83を選択・入力する。開口部品83の選択・
入力を行うと、当該開口部品83が画面の左端部分に表示
される。この後、格子状の設定されたグリッドモジュー
ル心線43の交点のうち、建物ユニット81の境界Jに最も
近いグリッドモジュール心線43と、設置すべき開口の端
縁近傍を通過するグリッドモジュール心線43との交点K
の上に、カーソル6を移動し、選択した開口部分83を設
置する位置を指定する。このような室内部品入力作業を
行うと、ユニット式建物の指定箇所に指定した室内部品
である開口部品83の部品データが登録されることとな
る。そして、図13に示されるように、ダブルグリッド
壁82には、指定した箇所に開口部品83が表示され、これ
により開口が形成される。
【0024】次に、ユニット式建物の内部において上下
方向に延びる配管を収納するパイプシャフトを設ける場
合について説明する。パイプシャフトの設定は、室内部
品として、パイプシャフトを覆うパイプシャフト壁を選
択するとともに、その位置を指定することにより行われ
る。パイプシャフト壁としては、図14に示されるよう
に、四種類のパイプシャフト壁91〜94が用意されてい
る。パイプシャフト壁91は、配管空間91A の図中上方お
よび右方に壁面材95が配置された平面L字形状のもので
ある。このパイプシャフト壁91の左斜め下方には、パイ
プシャフト壁の設置位置を示す指示点を示す十字形のマ
ーク6Aが表示される。パイプシャフト壁91の位置設定
は、マーク6Aを直交する二つのグリッドモジュール心線
43の交点の上まで移動することで行う。
【0025】パイプシャフト壁92は、配管空間92A の図
中上方および左方に壁面材95が配置された平面L字形状
のものである。このパイプシャフト壁92の位置設定用の
マーク6Aは、当該パイプシャフト壁92の右斜め下方に表
示される。パイプシャフト壁92の位置設定は、パイプシ
ャフト壁91と同様に、マーク6Aを直交する二つのグリッ
ドモジュール心線43の交点の上まで移動することで行
う。パイプシャフト壁93は、配管空間93A の図中上方、
右方および左方に壁面材95が配置された平面コ字形状の
ものである。このパイプシャフト壁93の位置設定用のマ
ーク6Aは、当該パイプシャフト壁93の左斜め下方に表示
される。パイプシャフト壁93の位置設定は、パイプシャ
フト壁91と同様に、マーク6Aを直交する二つのグリッド
モジュール心線43の交点の上まで移動することで行う。
パイプシャフト壁94は、配管空間94A の図中上方、右方
および左方に壁面材95が配置された平面コ字形状のもの
である。このパイプシャフト壁94の位置設定用のマーク
6Aは、当該パイプシャフト壁94の右斜め下方に表示され
る。パイプシャフト壁94の位置設定は、パイプシャフト
壁91と同様に、マーク6Aを直交する二つのグリッドモジ
ュール心線43の交点の上まで移動することで行う。これ
らのパイプシャフト壁91〜94は、設置箇所に応じて、図
15に示されるように、マーク6Aを中心にして90度毎
に自動的に回転し、開口の向きが変更されるようになっ
ている。
【0026】次に、上記のパイプシャフト壁91〜94の位
置を設定するための具体的な操作について説明する。こ
こでは、二つの間仕切壁が交差する部屋の角隅に、パイ
プシャフト壁91を設定する操作について説明する。ま
ず、パイプシャフト壁91を設ける建物ユニット96の内部
までカーソル6を移動し、建物ユニットの指定操作を行
う。指定された建物ユニット96の内部には、縦および横
の両方向のグリッドモジュール心線43が表示される。こ
の状態で、入力する室内部品としてパイプシャフト壁91
を選択・入力する。この後、図16に示されるように、
格子状に設定されたグリッドモジュール心線43の交点の
うち、シングルグリッド壁97およびダブルグリッド壁98
の交差部分内の交点Lの上に、パイプシャフト壁91のマ
ーク6Aを移動し、パイプシャフト壁91を設置する位置を
指定する。次に、指定した点Lを基準として、配管空間
91A がどの方位に設置されるかを設定する操作を行う。
この操作は、点Lに対して、右上、左上、左下、およ
び、右下のいずれかの方向に、カーソル6を移動するこ
とにより行う。例えば、点Lに対してカーソル6を右上
方向に移動し、配管空間91A の配置方向を決定すると、
図17に示されるように、点Lの右上部分にパイプシャ
フト壁91が、その配管空間91A を当該点L方向に向けて
設定される。これら一連の操作により、平面図設計手段
31のパイプシャフト設定手段37が、所望のパイプシャフ
ト壁の各々について、その部品データおよびその設置箇
所の座標データを登録し、パイプシャフトの設定を行
う。
【0027】以上のような室内部品入力作業において
は、天井収納庫の設定を行う場合がある。このような場
合、屋根を支持する束が立設される中間梁の存在によ
り、天井収納庫が設置できない箇所があるので、入力し
たい位置に天井収納庫の設定が可能か否かを確認するた
めの機能が設けられている。すなわち、天井収納庫を設
定するにあたり、まず、天井収納庫設定モードに切り替
え、天井収納庫の設定希望箇所に配置された建物ユニッ
ト100 を指定するために、図18に示されるように、カ
ーソル6を当該建物ユニット100 の内部まで移動する。
次いで、屋根形状が決定していない場合には、中間梁の
位置を決定する屋根形状を指定する操作を行う。具体的
には、図19に示されるように、建物101 の図中上方の
辺102 の上にカーソル6を移動し、当該辺102 を桁方向
と設定する。そして、図20に示されるように、建物10
1 の図中右方の辺103 の上にカーソル6を移動し、当該
辺103 を妻方向と設定する。
【0028】これにより、屋根の形状が切妻屋根として
設定され、図21に示されるように、屋根の軒先端縁、
妻側端縁および棟をそれぞれ示す軒先端縁線104 、妻側
端縁線105 および棟線106, 107が表示されるとともに、
天井収納庫の設定希望箇所の建物ユニット100 に設けら
れる二本の中間梁108 が表示される。そして、これらの
中間梁108 を避けるようにして、天井収納庫109 の位置
を入力すると、図の如く、指定された位置に天井収納庫
109 が設定される。一方、図22に示されるように、建
物101 の辺102 および辺103 の両方を桁方向と設定する
と、屋根の形状が寄棟屋根として設定される。すると、
図の如く、軒先端縁線110、棟線111、稜線112 および屋
根面が形成する谷の底を示す線113 が表示されるととも
に、天井収納庫の設定希望箇所の建物ユニット100 に設
けられる中間梁108 が表示される。そして、中間梁108
を避けるようにして、天井収納庫109 の位置を入力する
と、図の如く、指定された位置に天井収納庫109 が設定
される。
【0029】ここで、室内部品を入力する際に、平面図
設計手段31に設けられた出荷部品設定手段38が自動的に
行う、出荷判定動作について説明する。この出荷判定動
作は、入力された室内部品が、工場で建物ユニットに組
み付けるべきものであるか、あるいは、建築現場へ輸送
し、そこで建物に組み付けられるべきものであるかを判
定するものである。すなわち、図23に示されるよう
に、図中上下方向に隣接する二つの建物ユニット121, 1
22にまたがって配置されるドア123 は、建物ユニット12
1, 122のいずれか一方に組み付けてしまうと、組み付け
られた建物ユニットの輸送を困難にさせるので、建築現
場へ輸送し、そこで建物に組み付けられるべき出荷部品
であると判定される。一方、図中左右方向に隣接する二
つの建物ユニット122, 124の境界に沿って配置されるド
ア125 は、建物ユニット122, 124のいずれか一方に組み
付けても、組み付けられた建物ユニットの輸送を困難に
しないので、工場で組み付けられる工場組付部品である
と判定される。
【0030】また、各建物ユニットの四隅の柱の近傍
は、建物ユニットを基礎や他の建物ユニットと緊結する
ために設定された緊結エリア126 とされている。この緊
結エリア126 は、建築現場での接合作業のために、その
近傍に設けられる壁に作業用の開口が必要となる接合領
域である。この緊結エリア126 と、その設置領域が重な
る室内部品は、作業用の開口を塞ぐこととなるので、工
場で組み付けられず、建築現場へ運ばれる出荷部品とな
る。例えば、図中6個の建物ユニットのうち、右側の中
間部分に配置された建物ユニット127 に設置されたクロ
ーゼット128 は、部分的に緊結エリア126 に入っている
ので、出荷部品であると判定される。ただし、前述のド
ア125 は、緊結エリア126 に入っているが、ドア125 を
開けることで緊結作業用開口が確保されるので、出荷部
品ではなく工場組付部品であると判定される。なお、前
述の緊結作業用開口は、緊結作業の完了後に、壁面材の
張り付けにより塞がれる。
【0031】[間仕切壁チェック作業]以上のようにし
て、入力すべき室内部品の入力をすべて終了させること
により、室内部品入力作業が完了する。この室内部品入
力操作が完了後に、間仕切壁チェック作業入力を行え
ば、間仕切壁が正しく設定されているか否かを確認する
ことができる。この間仕切壁チェックは、間仕切壁を入
力した際に、二つの間仕切壁の交差部分において、互い
の壁心線が確実に接しているか否かを確認するものであ
る。すなわち、図24(A)に示されるように、互いに
交差する間仕切壁130, 131が設定され、設定された間仕
切壁130, 131の交差部分において、互いの壁心線132, 1
33が点Mで確実に接している。このような状態が、間仕
切壁が正しく設定されている一例である。このような間
仕切壁チェックをオペレータ自身が目視で行う場合に
は、間仕切壁チェックモードが起動可能となっている。
この間仕切壁チェックモードは、図24(B)に示され
るように、間仕切壁130, 131の壁心線132, 133を、赤色
等の色付太線で表示するモードである。このモードで、
間仕切壁チェックを行えば、間仕切壁130, 131の設定が
正しいことが一目瞭然となる。一方、図25(A)に示
されるように、互いに交差する間仕切壁140, 141が設定
され、設定された間仕切壁140, 141の交差部分におい
て、互いの壁心線142, 143が接していない。このような
状態が、間仕切壁の設定が正しく行われていない一例で
ある。ここで、間仕切壁チェックモードを起動すれば、
図25(B)に示されるように、間仕切壁140, 141の壁
心線142, 143が、赤色等の色付太線で表示されるので、
間仕切壁140, 141の設定が正しくないことが一目瞭然と
なる。このような間仕切壁チェックモードを利用するこ
とにより、間仕切壁の設定についてのチェックが容易か
つ確実に行えるようになる。
【0032】前述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果が得られる。すなわち、建物ユニットの平面に
グリッドモジュール心線43を格子状に設定し、これらの
グリッドモジュール心線43を利用することにより、間仕
切壁の位置決め操作および位置変更操作を容易としたう
え、平面図設計手段31に備えられた間仕切壁選択手段36
が、室内に間仕切壁を設定する際に、設定箇所に応じて
シングルグリッド壁およびダブルグリッド壁のうちの一
方の部品データを選択するので、異なる複数種類の間仕
切壁があっても、単一の入力操作で適切な間仕切壁が入
力されるようになり、間仕切壁の入力操作を容易とで
き、平面図の設計作業およびその変更作業を短時間で行
うことができる。
【0033】また、ユニット式建物を構築するための部
品の価格およびその工賃に関する価格データが蓄積され
た積算情報蓄積手段23と、この積算情報蓄積手段23から
入力された価格データを用いて平面図設計手段31が設計
した平面図に基づいて積算を行う積算手段34とを設けて
おくとともに、積算情報蓄積手段23に、シングルグリッ
ド壁の価格データおよびダブルグリッド壁の価格データ
の両方を別個に蓄積しておいたので、ユニット式建物の
間取りが何度変更されても、変更前後の工費の差額が自
動的に算出され、積算作業を短時間で行うことができ
る。
【0034】さらに、部品情報蓄積手段20に、ユニット
式建物の内部に設けられるパイプシャフトを覆うパイプ
シャフト壁91〜94に関する部品データを蓄積しておき、
平面図設計手段31に、オペレータの操作に応じて、パイ
プシャフト壁91〜94の部品データおよびその設置箇所の
座標データの登録を行うパイプシャフト設定手段37を設
けたので、パイプシャフトの入力操作が容易に行え、こ
の点からも平面図の設計作業を短時間で行うことができ
る。この際、パイプシャフト壁91〜94の設置領域の外側
にマーク6Aを設け、このマーク6Aを用いてパイプシャフ
ト壁91〜94の位置入力操作と、位置が決定したマーク6A
に対するパイプシャフト壁91〜94の方位を決定する方
位入力操作とを行うことで、パイプシャフトの入力を行
うようにしたので、単一の簡単な入力操作でパイプシャ
フトの入力が的確に行えるようになり、平面図の設計作
業を一層短時間で行うことができる。
【0035】また、他の建物ユニットとの接合作業のた
めに必要となる緊結エリア126 を各建物ユニットの平面
に設定しておき、かつ、室内部品を入力する際に、その
設定領域と緊結エリア126 とが重なるか否か等に応じ
て、当該室内部品が工場組付部品および出荷部品のいず
れか一方に設定する出荷部品設定手段38を設けたので、
ドア等の建具およびクローゼット等の家具を含む各種の
室内部品について、工場組付部品および出荷部品のどち
らであるかが、入力操作後直ちに判定されるようにな
る。従って、工場組付または建築現場組付のいずれかで
工賃が異なる部品が入力されても、平面図の完成後に
は、正確な積算が可能となり、平面図の変更があって
も、平面図が完成すれば、そのまま積算作業に移行でき
ることから、積算までをも含む設計の作業全体を円滑に
行うことができる。
【0036】さらに、PALC製の外壁材およびサイデ
ィング製の外壁材の二種類のなかから選択・入力すれ
ば、選択された外壁材に応じて、建物の外周に沿った外
壁材47が平面図に自動的に表示されるようにしたので、
外壁材47の位置等を入力する等の操作が一切不要とな
り、外壁の入力作業を簡略化できる。
【0037】また、一階部分に設けられる外壁材52およ
び二階部分に設けられる外壁材52を選択するにあたり、
その基本模様55および調整模様56とが上下方向に互いに
揃うものを自動的に選択するようにしたので、この点か
らも、外壁の入力作業を簡略化できる。
【0038】さらに、間仕切壁に単なる開口を形成する
開口部品83を、室内部品として設定しておき、間仕切壁
に開口を設定するにあたり、開口部品83を選択・入力す
るようにしたので、開口の枠等になる細かい部品を複数
選択・入力する手間が省け、開口の設定操作を容易とで
きる。
【0039】また、天井収納庫設定モードを設け、この
モードにおいて、屋根を支持する束が立設される中間梁
108 の位置を確認し、その後に、天井収納庫109 を設定
するようにしたので、天井収納庫109 の設定が失敗する
ことなく、確実に行えるようになり、天井収納庫109 の
設定操作を短時間で完了できる。
【0040】さらに、間仕切壁140, 141の壁心線142, 1
43が赤色等の色付太線で表示される間仕切壁チェックモ
ードを設け、間仕切壁140, 141の設定の確認が一目瞭然
で行えるようにしたので、間仕切壁の設定についてのチ
ェックを容易かつ確実に行うことができる。
【0041】以上本発明について好適な実施形態を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施形態に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の改良並びに設計の変更が可能である。例えば、部品情
報蓄積手段、基礎情報蓄積手段および積算情報蓄積手段
を比較的大型の第1のコンピュータ内に構成し、平面図
設計手段、基礎伏図設計手段、屋根伏図設計手段および
積算手段を別の比較的小型の第2のコンピュータ内に構
成するとともに、第2のコンピュータを複数設け、か
つ、第1のコンピュータと、複数の第2のコンピュータ
と通信手段で相互に接続してもよい。このようにすれ
ば、部品情報、基礎情報および積算情報が収納されたフ
ァイルを著しく大きくできるうえ、当該ファイルの管理
およびメンテナンスを一括して行うことができる。ま
た、積算手段は、平面図設計手段、基礎伏図設計手段お
よび屋根伏図設計手段とは別のコンピュータに設けても
よく、オンラインまたはオフラインでデータの受け渡し
を行うことにより、前記実施形態と同様の動作が確保で
きる。
【0042】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、平面図の
設計作業およびその変更作業を短時間で行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCADシステムを示
すブロック図である。
【図2】前記実施形態の平面図設計手段を示すブロック
図である。
【図3】前記実施形態で外壁入力操作を行う前の状態を
示す平面図である。
【図4】図3の要部を示す拡大平面図である。
【図5】前記実施形態で外壁入力操作を行った後の状態
を示す平面図である。
【図6】前記実施形態で外壁入力の確認操作を行った後
の状態を示す平面図である。
【図7】前記実施形態で入力される外壁の模様を説明す
るための斜視図である。
【図8】前記実施形態で入力される外壁の模様を説明す
るための平面図である。
【図9】前記実施形態の間仕切壁の入力操作を説明する
ための平面図である。
【図10】前記実施形態のドアの入力操作の一手順を説
明するための平面図である。
【図11】図10の次の手順を説明するための平面図で
ある。
【図12】前記実施形態の間仕切壁の開口を入力する際
の一手順を説明するための平面図である。
【図13】図12の次の手順を説明するための平面図で
ある。
【図14】前記実施形態のパイプシャフト壁を示す平面
図である。
【図15】前記実施形態でパイプシャフト壁を設定する
際の動作を示す平面図である。
【図16】前記実施形態でパイプシャフト壁を入力する
際の一手順を説明するための平面図である。
【図17】図16の次の手順を説明するための平面図で
ある。
【図18】前記実施形態の天井収納庫を入力する際の事
前確認操作の一手順を説明するための平面図である。
【図19】図18の次の手順を説明するための平面図で
ある。
【図20】図19の次の手順を説明するための平面図で
ある。
【図21】図20の次の手順を説明するための平面図で
ある。
【図22】前記実施形態の天井収納庫を入力する際の事
前確認操作を説明するための平面図である。
【図23】前記実施形態の出荷判定動作について説明す
るための平面図である。
【図24】前記実施形態の間仕切壁チェックモードで、
正しく設定された間仕切壁についてのチェック操作を説
明するための平面図である。
【図25】前記実施形態の間仕切壁チェックモードで、
正しく設定されていない間仕切壁についてのチェック操
作を説明するための平面図である。
【図26】本発明が適用されるユニット式建物の建物ユ
ニットのフレームを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 CADシステム 6A パイプシャフト壁の設置位置を示す指示点であるマ
ーク 20 部品情報蓄積手段 23 積算情報蓄積手段 31 平面図設計手段 34 積算手段 36 間仕切壁選択手段 37 パイプシャフト設定手段 38 出荷部品設定手段 40,41,50,51,60,61,70,80,96,100,121,122,124 建物ユ
ニット 43 グリッドモジュール心線 62,64,72,82,98 ダブルグリッド壁 65,71,97 シングルグリッド壁 91〜94 パイプシャフト壁 126 接合領域としての緊結エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/60 608A 650C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状の建物ユニットを複数組み合わ
    せて形成されるユニット式建物の平面図を作成する作業
    を支援するユニット式建物の平面図作成用CADシステ
    ムであって、 前記ユニット式建物を構築するための部品に関する部品
    データが蓄積された部品情報蓄積手段と、 この部品情報蓄積手段から入力された部品データを用い
    るとともに、前記建物ユニットの内部平面に予め格子状
    に複数設定され、当該建物ユニットの内部に設けられる
    部品の設置位置の基準線となるグリッドモジュール心線
    を利用して前記ユニット式建物の平面図を設計する平面
    図設計手段とを備え、 前記部品情報蓄積手段には、 前記ユニット式建物の内部空間を縦に仕切る部品である
    間仕切壁として、前記建物ユニットの一本のグリッドモ
    ジュール心線を含んで配置されるシングルグリッド壁に
    関する部品データと、 相互に隣接する二つの前記建物ユニットの境界線の両側
    に設けられた二本のグリッドモジュール心線を含んで配
    置されるダブルグリッド壁に関する部品データとが蓄積
    され、 前記平面図設計手段には、室内に間仕切壁を設定する際
    に、設定箇所に応じて前記シングルグリッド壁の部品デ
    ータおよび前記ダブルグリッド壁の部品データの一方を
    選択する間仕切壁選択手段が備えられていることを特徴
    とするユニット式建物の平面図作成用CADシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のユニット式建物の平面図
    作成用CADシステムにおいて、 前記部品情報蓄積手段には、前記ユニット式建物の内部
    に設けられるパイプシャフトを覆うパイプシャフト壁に
    関する部品データが蓄積され、 前記平面図設計手段には、室内にパイプシャフトを設定
    する際に、オペレータの操作に応じて、前記パイプシャ
    フト壁の部品データおよびその設置箇所の座標データの
    登録を行うパイプシャフト設定手段が設けられているこ
    とを特徴とするユニット式建物の平面図作成用CADシ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のユニット式建物の平面図
    作成用CADシステムにおいて、 前記オペレータの操作には、前記パイプシャフト壁の設
    置領域の外側に設けられて当該パイプシャフト壁の設置
    位置を示す指示点を入力する操作と、この指示点に対し
    て前記パイプシャフト壁が設けられる方位を決定する方
    位点を入力する操作とが含まれていることを特徴とする
    ユニット式建物の平面図作成用CADシステム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のユニット式建物の平面図
    作成用CADシステムにおいて、 前記ユニット式建物を構築するための部品の価格および
    その工賃に関する価格データが蓄積された積算情報蓄積
    手段と、 この積算情報蓄積手段から入力された価格データを用い
    て前記平面図設計手段が設計した平面図に基づいて積算
    を行う積算手段とを備え、 前記積算情報蓄積手段には、前記シングルグリッド壁の
    価格データおよび前記ダブルグリッド壁の価格データの
    両方が別個に蓄積されていることを特徴とするユニット
    式建物の平面図作成用CADシステム。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のユニット式建物の平面図
    作成用CADシステムにおいて、 前記建物ユニットの各内部平面には、他の建物ユニット
    との接合作業のために必要となる接合領域が所定数設定
    され、 前記平面図設計手段には、前記建物ユニットの内部設置
    される前記部品を入力する際に、その設定領域と前記接
    合領域とが重なるか否かに応じて、当該部品を工場で組
    み付けられる工場組付部品および建築現場への出荷部品
    のいずれか一方に設定する出荷部品設定手段が備えられ
    ていることを特徴とするユニット式建物の平面図作成用
    CADシステム。
JP25605796A 1996-09-27 1996-09-27 ユニット式建物の平面図作成用cadシステム Expired - Fee Related JP3857365B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25605796A JP3857365B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ユニット式建物の平面図作成用cadシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25605796A JP3857365B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ユニット式建物の平面図作成用cadシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10105587A true JPH10105587A (ja) 1998-04-24
JP3857365B2 JP3857365B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=17287312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25605796A Expired - Fee Related JP3857365B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ユニット式建物の平面図作成用cadシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3857365B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259489A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物用cadシステム
JP2022081569A (ja) * 2019-09-19 2022-05-31 ミサワホーム株式会社 建物の設計システム及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259489A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物用cadシステム
JP2022081569A (ja) * 2019-09-19 2022-05-31 ミサワホーム株式会社 建物の設計システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3857365B2 (ja) 2006-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200302092A1 (en) Integrated construction portal
JP5806013B2 (ja) 設計システム
US20020066256A1 (en) Construction system for building housing and other shelters
JPH10105587A (ja) ユニット式建物の平面図作成用cadシステム
JPH10320435A (ja) ユニット式建物の平面図作成用cadシステム
JP3164950B2 (ja) 部材決定装置
JP4590059B2 (ja) 建物の設計方法
JP7107781B2 (ja) 設計支援システム
KR102569028B1 (ko) 모듈패널을 이용한 목조건축 통합설계방법
JP2021056847A (ja) 設計システム
JP4653414B2 (ja) 構造伏せ図作成処理装置
CA2916816C (en) Integrated construction portal
US20260044639A1 (en) Method and device for 3d modeling of structural members of building
JP2000170307A (ja) 屋根パネルの製造方法及び屋根パネルの設計装置
JP6401981B2 (ja) 建物の設計システムおよび設計方法
JP2000090135A (ja) ユニット式建物の平面図作成用cadシステム
JP2004197524A (ja) 設計システム、設計方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2000080716A (ja) 建物の設備図作成用cadシステム
JPH11143923A (ja) ユニット式建物の設備図作成用cadシステム
JPH1020763A (ja) 住宅用部品製造工場体験装置
JPH10326296A (ja) ユニット式建物の平面図作成用cadシステム
JP3871782B2 (ja) ユニット式建物の設備図作成用cadシステム
JPH10307850A (ja) ユニット式建物の平面図作成用cadシステム
JP4598312B2 (ja) ユニット式建物用cadシステム
Spirin The cost and management of tolerance problems in precast concrete structures

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees