JPH10105644A - 手書き認識文字の学習方法 - Google Patents

手書き認識文字の学習方法

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JPH10105644A
JPH10105644A JP8258673A JP25867396A JPH10105644A JP H10105644 A JPH10105644 A JP H10105644A JP 8258673 A JP8258673 A JP 8258673A JP 25867396 A JP25867396 A JP 25867396A JP H10105644 A JPH10105644 A JP H10105644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手書き文字認識システムにおいて、異なる手書
き文字に対して認識候補の第1候補が同一の場合でも、
異なる文字を別々に学習できるようにする。 【解決手段】手書き文字“2”に対して認識候補が
「て,Z,乙,2,z,し」となり“て”と誤認識さ
れ、“2”が修正選択された場合に学習情報に(b)の
ように選択文字“2”と認識候補「て,Z,乙,2,
z,し」を記憶する。同様に手書き文字“Z”に対し認
識候補が「て,2,Z,乙,マ」で“て”が表示され
“Z”に修正すると、(d)のように“Z”と「て,
2,Z,乙,マ」を記憶する。手書き入力文字に対し認
識候補が得られると、これで学習情報を検索し構成要素
i1〜in(iはa〜m)に認識候補と一致するものが
あれば、先頭の構成要素i0の文字を認識結果として表
示する。認識候補の第1候補“て”が同じ場合でも、そ
れぞれ別々の文字“2”及び“Z”を学習することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手書き認識文字の学
習方法に関し、特にペン入力コンピュータや携帯用端末
に用いられる手書き文字認識システムにおける手書き認
識文字の学習方法に関する。
【0002】
【従来の技術】手書き文字認識システムにおいては、手
書き入力された文字と認識システムが持つ文字の基本パ
ターンとを比較し、一致の程度を表す評価値の高い方か
ら順位を付けて複数の文字を認識候補文字群として抽出
し、通常は評価値の最も高い第1候補の文字を認識結果
として画面に表示する。認識結果として表示された文字
が使用者が意図した手書き入力文字と異なる場合には、
認識候補文字群を画面に表示させて使用者がその中から
意図した文字を選択して修正を行う。このような選択修
正を必要とする誤認識の発生を減らす方法として、誤認
識が発生して選択修正が行われたときの状況を学習情報
として記憶し、次回に同じ手書き文字が入力された場合
には、この学習情報を参照して前回選択された文字を優
先表示させる学習方法が用いられている。
【0003】このような学習方法としては、以前から固
有の書き癖を含む手書き入力文字のパターンを学習情報
として記憶し使用する方法や、手書き入力文字パターン
により基本パターンを徐々に修正していく方法(特開昭
61―114387号公報)などがある。これらは、学
習情報として文字パターンを記憶するため、処理も複雑
でありメモリを多量に使用するため、簡易な装置や携帯
用端末には適用しにくいという難点がある。
【0004】これに対し、学習情報に文字パターンを記
憶する必要がなく、携帯用端末にも容易に適用可能な方
法が特開平7―175888号公報に提案されている。
上記の公報に記載されている学習方法は、認識候補文字
群の第1候補が使用者が意図した文字でなく他の文字が
選択された場合、認識結果として表示された第1候補と
選択された文字との「評価値の差」を算出し、この「評
価値の差」と文字コードのみを学習情報として記憶する
ものである。すなわち、認識結果となった第1候補の文
字を「誤認識した文字」、選択された文字を「選択した
文字」として、「誤認識した文字」と「選択した文字」
とを結び付けたうえ両者の文字コードを「評価値の差」
と共に記憶しておく。以降の手書き文字の認識の際に
は、認識候補文字群中の第1候補が「誤認識した文字」
となった場合、結び付けられた「選択した文字」の評価
値を記憶しておいた「評価値の差」に基づいて補正して
から再評価を行う。この補正は、全く同じ手書き文字が
入力された場合には「選択した文字」の補正後の評価値
が「誤認識した文字」の評価値を上回るように、「選択
した文字」の評価値に「評価値の差」を若干上回る加算
を行う。これにより、再評価後は「選択した文字」が
「誤認識した文字」に代わり第1候補となり、認識結果
として画面に表示されることになる。
【0005】この従来技術の学習方法の基本は、認識結
果となった第1候補の「誤認識した文字」と使用者が意
図した「選択した文字」とを結び付けて学習し、以降の
手書き文字認識で「誤認識した文字」が第1候補となっ
た場合には、第1候補の「誤認識した文字」に代えて
「選択した文字」を認識結果として表示させようとする
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の問
題点は、使用者が手書き入力した異なる文字に対して、
認識候補文字群の第1候補が同一文字となる場合には、
両者に対して学習を行うことができない場合が起きる点
にある。これは、上述した従来の学習方法では、「誤認
識した文字」と「選択した文字」とを1対1で結び付け
ているため、まだ学習されていない手書き文字を入力し
て既に学習済みの他の文字と同じ第1候補となった場
合、認識候補文字群の中に「選択した文字」(学習済み
の他の文字)が含まれていると、学習済み文字の認識の
場合と同様に「選択した文字」の評価点が上がり入れ替
えが発生して「選択した文字」が表示されてしまう場合
があることによる。なお、「誤認識した文字」と「選択
した文字」とを単に1対1で結び付けただけの場合に
は、この入れ替えが必らず発生する。
【0007】具体的には、従来技術において、使用者の
手書き文字“2”に対して認識候補文字群「て,Z,
乙,2」が認識され、使用者の選択により「誤認識した
文字」“て”と「選択した文字」“2”とが学習された
とする。
【0008】次に使用者が“Z”を入力し、認識候補文
字群「て,2,Z,乙」が認識されたものとする。この
とき、上述した従来の方法では、学習した結果に基づき
「誤認識した文字」“て”と「選択した文字」“2”と
の入れ替えが発生するため、使用者には認識候補文字群
「2,て,Z,乙」として“2”が提示される。使用者
は“2”が意図した文字でないため“Z”を選択する
と、上述した従来の学習方法では、「誤認識した文字」
“2”と「選択した文字」“Z”とを学習することにな
る。
【0009】以後、使用者が再び“Z”を入力し、認識
候補文字群「て,2,Z,乙」が認識された場合、認識
候補文字群の第1候補が“て”であるため、先の“Z”
入力時に行われた「誤認識した文字」“2”と「選択し
た文字」“Z”との学習結果は有効とならず、「誤認識
した文字」“て”と「選択した文字」“2”による入れ
替えが発生し、“2”が認識結果として優先表示され、
意図した文字“Z”とならない。
【0010】本発明の目的は、手書き文字認識システム
において、異なる文字の入力が同一の第1候補となり且
つ誤った認識であった場合に、複数の意図した文字を学
習することを可能とし、誤認識の発生を減少させること
ができる手書き認識文字の学習方法を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の手書き認識文
字の学習方法は、入力された手書き文字を基本パターン
と比較して一致の程度を表す評価値が最も高い文字を認
識結果として表示する手書き文字認識システムに用いら
れる手書き認識文字の学習方法において、認識結果の表
示文字と異なる文字が使用者により指示確定されたと
き、入力された手書き文字を基本パターンと比較して得
られた認識候補文字群の各文字の文字コードを評価値の
順に配列して使用者による確定結果文字の文字コードと
共に学習情報に記憶し、手書き入力文字の認識時には得
られた認識候補文字群により前記学習情報を検索し、少
なくとも評価値の高いあらかじめ定めた複数個の認識候
補文字が一致した場合に対応する確定結果文字を認識結
果として表示することを特徴としている。
【0012】請求項2の手書き認識文字の学習方法は、
請求項1記載の手書き認識文字の学習方法において、前
記確定結果文字は、前記認識候補文字群の中から使用者
が選択した選択結果文字であることを特徴としている。
【0013】請求項3の手書き認識文字の学習方法は、
請求項1記載の手書き認識文字の学習方法において、前
記確定結果文字は、前記認識候補文字群の中から使用者
が選択した選択結果文字のほかに、使用者が指定した前
記認識候補文字群の中に含まれない追加指定文字を含む
ことを特徴としている。
【0014】請求項4の手書き認識文字の学習方法は、
請求項1,2又は3記載の手書き認識文字の学習方法に
おいて、前記学習情報には、前記認識候補文字群の文字
をあらかじめ定めた文字数を限度として評価値の高いも
のから記憶することを特徴としている。
【0015】請求項5の手書き認識文字の学習方法は、
請求項1,2,3又は4記載の手書き認識文字の学習方
法において、手書き入力文字の認識時に得られた認識候
補文字群により前記学習情報を検索したとき、前記学習
情報に記憶されている認識候補文字群の先頭から過半数
の文字が一致した場合に対応する確定結果文字を認識結
果として表示することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】本発明の手書き認識文字の学習方法の基本
的な技術思想は、誤認識が発生して使用者が別の文字を
選択したとき、使用者の手書き入力文字に対して得られ
た認識候補文字群のすべての文字と使用者が選択した文
字とを対応させて学習情報に記憶し、以降に同じ手書き
文字を入力した際には、得られた認識候補文字群により
学習情報を検索することにより、使用者が前に選択した
文字を認識結果として優先表示するというものである。
【0018】図2は、本発明を使用した手書き文字認識
システムの第1の実施形態の構成を示す機能ブロック図
である。図2の手書き文字認識システムは、タブレット
等による入力装置1と、手書き文字認識プログラムを含
みシステム全体の制御を行うCPU部2と、手書き文字
認識の基準となる基本文字パターンから成る文字情報3
1を格納したROM3と、学習情報41及び一時的に情
報を保持する変数42を格納するRAM4と、認識結果
等を画面を表示するための液晶画面等を備えた出力装置
5とを含んで構成されている。CPU部2上で制御され
る手書き文字認識プログラムは、入力装置1からの入力
を各機能ブロックへ振り分ける入力処理部21と、使用
者の手書き文字を認識して認識候補文字群を作成する認
識処理部22と、学習情報41の検索および登録,更新
を行う学習処理部23と、認識結果や認識候補文字群を
出力装置5に表示する表示処理部24とを含んでいる。
【0019】ここで、図1を参照して学習情報41の構
成を説明する。学習情報41には、図1(a)に示すよ
うに、a,b……mで示す複数のレコードが登録でき、
各レコードにはそれぞれ0,1……nで示す最大n+1
個までの構成要素が登録可能である。各レコードの各構
成要素には文字コードのみが格納され、文字コードが格
納されない構成要素は空きのまま残される。なお、登録
できるレコード数および構成要素数は任意に設定され
る。
【0020】学習情報41の各レコードの先頭の構成要
素a0,b0……m0には、誤認識が発生し使用者が別
の文字を選択したとき、使用者が選択し確定した「選択
した文字」の文字コードが、続く構成要素a1〜an,
b1〜bn……m1〜mnには、認識候補文字群のすべ
ての文字の文字コードがそれぞれ順番に格納され、文字
コードが格納されない構成要素は空きのまま残される。
【0021】使用者が手書き文字“2”を入力し、認識
候補文字群「て,Z,乙,2,z,し」が認識され第1
候補の“て”が表示された後、使用者が[認識候補の表
示指示]を行って認識候補文字群を表示させ、“2”を
選択した場合の学習情報41の登録内容を図1(b)に
示す。学習情報41のレコードaの先頭構成要素a0に
は、「選択した文字」“2”の文字コードが格納され、
以降の構成要素a1〜a6には、認識候補文字群の並び
順に「て,Z,乙,2,z,し」の文字コードが格納さ
れ、文字コードが格納されない構成要素a7〜anは空
きのまま残されている。
【0022】図3は、図2の手書き文字認識システムの
全体の動作を示したフローチャートである。以下、図1
及び図2を参照しながら図3に従って文字認識動作の詳
細を説明する。
【0023】入力装置1に与えられた使用者からの入力
は、入力処理部21により処理が振り分けられ(ステッ
プS1〜ステップS4)、入力が[手書き文字]の場合
には(ステップS1)、認識処理部22によりROM3
から文字情報31が読み込まれ(ステップS5)、入力
された手書き文字と比較して認識候補文字群が作成され
学習処理部23に渡される(ステップS6)。
【0024】学習処理部23は、渡された認識候補文字
群をRAM3の変数Aに格納し(ステップS7)、RA
M4から学習情報41を読み込み(ステップS8)、変
数Aに格納した認識候補文字群と一致するものを検索す
る(ステップS9)。検索の結果、学習情報41に一致
するものがあれば当該レコードの先頭に格納されている
「選択した文字」を、一致するものがなければ変数Aに
格納した認識候補文字群の先頭の第1候補の文字をそれ
ぞれ認識結果として変数Bに格納する(ステップS1
0)。認識結果として変数Bに記憶された文字は、表示
処理部24により出力装置5の入力文表示欄に表示され
た後(ステップS11)、表示文字として変数Cに記憶
される(ステップS12)。以上により、入力された手
書き文字に対する認識処理が終了し、次の入力に対して
ステップS1からの処理が繰り返される。
【0025】図4は、学習処理部23が行う上述のステ
ップS8及びS9における学習情報41の検索処理の詳
細を示したフローチャートである。まず、ステップS4
1において、学習情報41に未処理の学習情報レコード
が有るか否かを判断し、未処理の学習情報レコードが有
れば1レコードずつ読み出し(ステップS42)、変数
Aに格納した認識候補文字群と学習情報レコードの構成
要素i1〜in(iはレコード番号a,b……m)の認
識候補文字群とが一致するか否かをチェックし(ステッ
プS43)、一致した場合には学習情報レコードの先頭
の構成要素i0の格納文字を認識結果として出力し(ス
テップS44)、一致しない場合にはステップS41に
戻り、未処理の学習情報レコードが無くなるまで繰り返
し、未処理の学習情報レコードが無くなると、変数Aに
格納した認識候補文字群の先頭の第1候補の文字を認識
結果として出力する(ステップS45)。
【0026】図3に戻り、上述したステップS1からス
テップS12までのステップで表示された認識結果の文
字が使用者の意図した文字と異なった場合、使用者は入
力装置1から[認識候補の表示指示]を行う(図2参
照)。この入力は、入力処理部21で判断され(ステッ
プS4)、表示処理部24は、変数Aに認識候補文字群
が格納されていることを確認した後(ステップS1
3)、認識候補文字群を出力装置5の選択候補表示欄に
一覧表示する(ステップS14)。なお、認識候補文字
群の文字数が多くて一回で表示できない場合は、先頭か
ら表示可能な文字数が表示され、次頁操作により残りが
表示される。
【0027】表示された認識候補文字群の中に使用者が
意図した文字があれば、使用者はその文字を指定して
[候補文字の選択]を行う(図2参照)。この入力は、
入力処理部21で判断され(ステップS3)、表示処理
部24により選択された文字は画面の入力文表示欄に表
示された後(ステップS15)、表示文字として変数C
に記憶される(ステップS12)。表示された文字を確
認して使用者が[認識結果の確定]を行うと(図2参
照)、入力処理部21が判断し(ステップS2)、学習
処理部23により、表示文字を格納した変数Cと認識結
果を格納した変数Bとの内容が比較され(ステップS1
6)、異なる場合には使用者による候補の選択が行われ
たと判断し学習情報41の更新が行われる(ステップS
17)。
【0028】図5は、ステップS17で行われる学習情
報の更新の詳細を示すフローチャートである。まず、学
習情報41に学習情報レコードが登録されているか否か
を確認する(ステップS51)。登録されている場合に
は、変数Aに格納されている認識候補文字群と同じもの
が有るか否かを調べ(ステップS52)、同じものが存
在した場合には該当する学習情報レコードを削除する
(ステップS53)。その後、学習情報41の登録済み
の学習情報レコードをシフトして先頭レコードを空け
(ステップS54)、変数Cの表示文字と変数Aの認識
候補文字群とを学習情報41の先頭レコードに格納する
(ステップS55)。ステップS52の判定で同じ認識
候補文字群が未登録の場合には、学習情報41に空きレ
コードが存在するか否かチェックし(ステップS5
6)、空きがあればステップS54に進み先頭レコード
を空けて新規の認識候補文字群を登録するが、空きが無
い場合には学習情報41の最終レコードを削除した後
(ステップS57)、ステップS54に進む。なお、学
習情報41に学習情報レコードが一つも登録されていな
い場合は、ステップS51からステップS57に進み、
先頭レコードに新規の認識候補文字群が登録される。
【0029】ここで、具体的事例を用いて上述した一連
の動作について説明する。まず、学習情報41に何も登
録されていない初期化直後の状態で、使用者により手書
き文字“2”が入力され(ステップS1)、認識処理部
22において認識候補文字群「て,Z,乙,2,z,
し」が作成されたとする(ステップS5,S6)。学習
処理部23は認識候補文字群「て,Z,乙,2,z,
し」を変数Aに格納し(ステップS7)、学習情報41
の検索を行うが(ステップS8,S9)、何も登録され
ていないので認識候補文字群「て,Z,乙,2,z,
し」の先頭文字“て”を認識結果として変数Bに格納し
(ステップS10)、表示処理部24は変数Bの“て”
を出力装置5に表示した後、変数Cに格納する(ステッ
プS12)。
【0030】自分が意図した手書き文字“2”と異なる
認識結果“て”が表示されたので、使用者が認識候補の
表示を指示すると(ステップS4)、表示処理部24は
変数Aに認識候補文字群「て,Z,乙,2,z,し」が
格納されていることを確認して(ステップS13)、変
数Aの認識候補文字群「て,Z,乙,2,z,し」を表
示する(ステップS14)。表示された認識候補文字群
に意図した文字“2”があるため、使用者が“2”を選
択すると(ステップS3)、それまで認識結果“て”が
表示されていた入力文表示欄の該当位置に選択された文
字“2”が表示され(ステップS15)、変数Cに
“2”が格納される(ステップS12)。意図した文字
“2”が表示されたのを確認し使用者が認識結果の確定
を行うと(ステップS2)、表示文字を格納した変数C
の“2”と認識結果を格納した変数Bの“て”が異なる
ため(ステップS16)、学習処理部23は使用者によ
る候補の選択が行われたと判断して学習情報41の更新
を行う(ステップS17)。
【0031】このとき、学習情報41は初期化直後で図
1(a)に示すように全部が空きの状態であるため、図
5に示したステップS51,ステップS57の経路によ
り、表示文字“2”と認識候補文字群「て,Z,乙,
2,z,し」とが学習情報41の先頭レコードに格納さ
れ、学習情報41は図1(b)に示す状態となる。
【0032】続いて、使用者が同じ手書き文字“2”を
入力した場合、認識処理部22で認識され変数Aに格納
された認識候補文字群「て,Z,乙,2,z,し」によ
り学習情報41の検索を行う(ステップS5〜S9)。
このとき、学習情報41には図1(b)に示すように先
に学習した学習情報レコードがあり、レコードaの構成
要素a1〜a6が認識候補文字群「て,Z,乙,2,
z,し」とすべて一致するので、このレコードaの先頭
の構成要素a0の文字“2”が認識結果として変数Bに
格納され、出力装置5の入力文表示欄には“2”が表示
される(ステップS10〜S12)。すなわち、学習の
効果により使用者が意図した文字“2”が認識結果とし
て表示される。
【0033】次に、手書き文字“Z”を入力して認識候
補文字群「て,2,Z,乙,マ」が認識されたとする。
認識候補文字群「て,2,Z,乙,マ」は変数Aに格納
され学習情報41の検索が行われる(ステップS5〜S
9)。学習情報41には図1(b)に示す学習情報レコ
ードがあるため、図4のステップS41,S42におい
てレコードaの構成要素a1〜a6を読み込み、ステッ
プS43で変数Aの認識候補文字群「て,2,Z,乙,
マ」と比較するが、両者が一致しないためにステップS
41に戻り次の学習情報レコードを検索する。しかし、
次の学習情報レコードが存在しないので、ステップS4
5で認識候補文字群「て,2,Z,乙,マ」の先頭文字
“て”を認識結果とし、これを変数Bに格納して出力装
置5に表示した後に変数Cに格納する(ステップS10
〜S12)。
【0034】表示された認識結果“て”が意図した文字
“Z”と異なるので、使用者が認識候補文字群「て,
2,Z,乙,マ」を表示させ、“Z”を選択して確定処
理を行うと、表示文字を格納した変数Cの“Z”と認識
結果を格納した変数Bの“て”とが異なることを確認し
(ステップS13〜S16)、学習情報41の更新を行
う(ステップS17)。このとき、学習情報41は図1
(b)の状態にあり、学習情報レコードが登録されてい
て空きレコードが残っているため、図5に示したステッ
プS51,S52,S56を経てステップS54で先頭
レコードを空けるためのレコードシフトが行われ、図1
(b)に示すレコードaの構成要素a0〜a6は、図1
(c)に示すようにレコードbの構成要素b0〜b6へ
移動して先頭のレコードaが空き状態となり、空きにな
った先頭レコードに図5のステップS55において表示
文字“Z”と認識候補文字群「て,2,Z,乙,マ」と
が格納され、学習情報41は図1(d)で示す複数のレ
コードを持つ状態となる。
【0035】以後、使用者が手書き文字“2”を入力し
認識候補文字群「て,Z,乙,2,z,し」が作成され
た場合には、図1(d)のレコードbの構成要素b1〜
b6と一致するため、構成要素b0に格納されている
“2”が認識結果となり、手書き文字“Z”を入力し認
識候補文字群「て,2,Z,乙,マ」が作成された場合
には、図1(d)のレコードaの構成要素a1〜a5と
一致するため、構成要素a0に格納されている“Z”が
認識結果となる。すなわち、認識候補文字群の先頭文字
が共に“て”であっても、異なる手書き文字“2”及び
“Z”を学習することが可能となる。
【0036】以上詳細に説明したように、学習情報41
には、使用者の手書き入力文字に対する認識候補文字群
のすべての候補文字と使用者が選択した選択文字とが記
憶されており、学習情報の検索の際には、認識候補文字
群のすべての候補文字と一致した場合、学習情報に記憶
されている選択文字を認識結果として表示する。従っ
て、認識候補文字群の先頭の第1候補文字が同じでも、
第2候補文字以下に相違があれば異なる選択文字を学習
することができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施形態について図
6〜図8を参照して説明する。第2の実施形態の上述し
た第1の実施形態との相違点は、学習情報のレコードの
先頭の構成要素に格納される文字を、認識候補文字群に
含まれていない文字でも登録可能としたことである。
【0038】図6は、本発明を使用した手書き文字認識
システムの第2の実施形態の構成を示す機能ブロック図
である。図6の手書き文字認識システムは、図2に示し
た機能ブロック図と比較し、CPU部2a上で制御され
る手書き文字認識プログラムが、入力処理部21a,認
識処理部22,学習処理部23,表示処理部24に加
え、手書き文字の認識候補文字群に使用者の意図した文
字がない場合に、使用者が指定した文字を追加し学習す
るための候補追加処理部25を含んでおり、入力処理部
21aは、図2の入力処理部21の機能に加えて入力装
置1への入力を候補追加処理部25へ振り分ける機能を
備えている点が異なっている。
【0039】図7は、図6の手書き文字認識システムの
全体の動作を示したフローチャートである。図3のフロ
ーチャートと比較すると、候補追加処理部25の処理に
関連するステップS38〜ステップS40が追加されて
いる。なお、ステップS21〜ステップS37は、それ
ぞれ図3のステップS1〜ステップS17と対応してお
り、図3の場合と同様であるので、以下、候補追加処理
部25の処理についてのみ説明する。候補追加処理部2
5は、手書き入力文字に対する認識候補文字群の中に使
用者の意図した文字がない場合に、使用者が[認識候補
への追加指定]を行ったとき入力処理部21aにより起
動され(ステップS38)、認識候補文字群に含まれて
いない文字を手書き入力以外の方法により追加文字とし
て指定させ(ステップS39)、この追加文字を認識候
補文字群からの選択文字と同様に扱い(ステップS4
0)、出力装置5へ表示した後に変数Cへ格納する(ス
テップS35,ステップS32)。追加文字の指定方法
としては、キーボードを併用する装置の場合にはキーボ
ードからの入力でよく、キーボードのない装置の場合に
は、画面の選択候補表示欄に仮想キーボードを分割表示
して、入力ペンで選択指示する方式で入力するなどの方
法を採用する。
【0040】ここで、使用者が手書き文字“5”を入力
し、図6の認識処理部22で“5”を含まない認識候補
文字群「ら,S,J,j,り,し」が作成された場合を
例として具体的に説明する。図7のステップS21,S
25,S26で作成された認識候補文字群「ら,S,
J,j,り,し」は、学習処理部23において変数Aに
格納され(ステップS27)、学習情報41と比較され
るが(ステップS28,S29)、学習情報41が図1
(a)の全部が空きの状態とすると、認識結果として認
識候補文字群の先頭文字“ら”が変数Bに格納され(ス
テップS30)、表示後に変数Cに格納される(ステッ
プS31,S32)。
【0041】表示された“ら”は使用者が意図した文字
でないため[認識候補の表示指示]を行うと、変数Aに
格納された認識候補文字群「ら,S,J,j,り,し」
が一覧表示される(ステップS23,S33,S3
4)。表示された認識候補文字群の中に使用者の意図し
た文字“5”が含まれないため、使用者は[認識候補へ
の追加指定]を行い(ステップS38)、追加文字とし
て“5”を指定すると(ステップS39)、追加文字
“5”を選択文字として扱い(ステップS40)、出力
装置5へ表示した後に変数Cへ格納する(ステップS3
5,S32)。
【0042】続いて[認識結果の確定]が行われた場合
には(ステップS22)、変数Bの“ら”と変数Cの
“5”との比較の後(ステップS36)、学習情報41
の更新が行われ(ステップS37)、学習情報41に
は、図8に示すように、レコードaの先頭の構成要素a
0に表示文字“5”が、構成要素a1〜a6に認識候補
文字群「ら,S,J,j,り,し」が記憶される。
【0043】再度、使用者により手書き文字“5”が入
力され、認識候補文字群「ら,S,J,j,り,し」が
生成された場合は(ステップS21,S25,S2
6)、認識候補文字群「ら,S,J,j,り,し」と学
習情報41の構成要素a1〜a6の文字群「ら,S,
J,j,り,し」とが一致するため、学習した“5”が
認識結果となる(ステップS27〜S30)。
【0044】以上の動作により、第2の実施形態によっ
て、意図した文字が認識候補文字群に含まれない場合に
も、候補追加処理により学習を行い、以降の手書き文字
の認識から意図した文字を認識することが可能となる。
なお、この方法の拡張利用として、システムに登録され
ていない略字を手書き入力し、登録されている本字を表
示させることも可能となる。
【0045】上述した第1及び第2の実施形態の説明に
おいては、学習情報に認識候補文字群のすべての文字コ
ードが格納される具体例について説明した。一般に、認
識候補文字群は評価値が一定の基準を超える文字により
構成され、含まれる文字数は変動する。学習情報に登録
できる構成要素数(文字数)を十分大きく設定しておけ
ば、認識候補文字群のすべての文字を登録できるが、メ
モリ容量を考慮して構成要素数を限定した場合には、認
識候補文字群の文字数がnを超えるときは先頭からn文
字の文字コードを格納し、以下は廃棄する。
【0046】又、上述の第1及び第2の実施形態では、
基本的な考え方を理解しやすくするため、手書き入力文
字に対して認識処理部で得られた認識候補文字群と、学
習情報に記憶されている認識候補文字群とがすべて一致
した場合に、学習情報レコードの先頭に記憶されている
確定結果文字(選択確定文字または追加指定文字)を表
示するように説明した。しかしながら、手書き文字には
固有の癖があるほか、入力の都度のばらつきもあるた
め、すべての文字の一致を条件とすると学習の効果が反
映できない場合も考えられる。これを救済するために
は、すべての文字の一致ではなく、評価値の高い複数の
文字の一致を条件として処理することが考えられるが、
認識候補文字群の文字数自体が変動する点を考えると、
学習情報に記憶されている認識候補文字群の先頭から過
半数の文字と一致した場合に対応する確定結果文字を認
識結果として表示するのが現実的な一方法と言える。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の手書き認
識文字の学習方法は、学習情報に手書き入力文字に対す
る認識候補文字群の複数個の文字と、使用者が選択また
は追加指定し確定した確定結果文字とを対応させて記憶
することとしたので、使用者が異なる手書き文字を入力
し、認識候補文字群の第1候補が同一文字となり且つ意
図した文字でない場合でも、第2候補以降の認識候補文
字の違いにより識別することができる。すなわち、第1
候補が同一文字となっても別々に学習し以降の処理に反
映させることができ、誤認識の発生を減少させる効果が
ある。
【0048】又、認識候補文字群に含まれない文字につ
いても学習を行い、以降の手書き文字の入力から認識結
果として表示できるため、固有の癖の大きな手書き文字
に対しても学習を行うことができ、誤認識を減少させ入
力効率を改善できる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する学習情報のデータ構成を示す
説明図である。
【図2】本発明を使用した手書き文字認識システムの第
1の実施形態の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2の第1の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】学習情報の検索処理の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】学習情報の更新処理の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明を使用した手書き文字認識システムの第
2の実施形態の構成を示す機能ブロック図である。
【図7】図6の第2の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】図6の第2の実施形態による学習情報の内容を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2,2a CPU部 3 ROM 4 RAM 5 出力装置 21,21a 入力処理部 22 認識処理部 23 学習処理部 24 表示処理部 25 候補追加処理部 31 文字情報 41 学習情報 42 変数

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された手書き文字を基本パターンと
    比較して一致の程度を表す評価値が最も高い文字を認識
    結果として表示する手書き文字認識システムに用いられ
    る手書き認識文字の学習方法において、認識結果の表示
    文字と異なる文字が使用者により指示確定されたとき、
    入力された手書き文字を基本パターンと比較して得られ
    た認識候補文字群の各文字の文字コードを評価値の順に
    配列して使用者による確定結果文字の文字コードと共に
    学習情報に記憶し、手書き入力文字の認識時には得られ
    た認識候補文字群により前記学習情報を検索し、少なく
    とも評価値の高いあらかじめ定めた複数個の認識候補文
    字が一致した場合に対応する確定結果文字を認識結果と
    して表示することを特徴とする手書き認識文字の学習方
    法。
  2. 【請求項2】 前記確定結果文字は、前記認識候補文字
    群の中から使用者が選択した選択結果文字であることを
    特徴とする請求項1記載の手書き認識文字の学習方法。
  3. 【請求項3】 前記確定結果文字は、前記認識候補文字
    群の中から使用者が選択した選択結果文字のほかに、使
    用者が指定した前記認識候補文字群の中に含まれない追
    加指定文字を含むことを特徴とする請求項1記載の手書
    き認識文字の学習方法。
  4. 【請求項4】 前記学習情報には、前記認識候補文字群
    の文字をあらかじめ定めた文字数を限度として評価値の
    高いものから記憶することを特徴とする請求項1,2又
    は3記載の手書き認識文字の学習方法。
  5. 【請求項5】 手書き入力文字の認識時に得られた認識
    候補文字群により前記学習情報を検索したとき、前記学
    習情報に記憶されている認識候補文字群の先頭から過半
    数の文字が一致した場合に対応する確定結果文字を認識
    結果として表示することを特徴とする請求項1,2,3
    又は4記載の手書き認識文字の学習方法。
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