JPH10106034A - 光情報記録媒体 - Google Patents
光情報記録媒体Info
- Publication number
- JPH10106034A JPH10106034A JP8275517A JP27551796A JPH10106034A JP H10106034 A JPH10106034 A JP H10106034A JP 8275517 A JP8275517 A JP 8275517A JP 27551796 A JP27551796 A JP 27551796A JP H10106034 A JPH10106034 A JP H10106034A
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- JP
- Japan
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- layer
- substrate
- optical information
- recording medium
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 衝撃や変形に対しても基板の剥れが生じにく
く、かつ良好な耐久性(保存安定性)が付与された光情
報記録媒体を提供する。 【解決手段】 それぞれ、記録層、反射層及び保護層が
この順で設けられた中央に孔部を持つ二枚の円盤状基
板、もしくは記録層、反射層及び保護層がこの順で設け
られた中央に孔部を持つ円盤状基板と該基板と同一の形
状を持つ円盤状保護板とをそれぞれ記録層側が内側とな
るように接着剤層を介して貼り合わされてなるサンドイ
ッチ型光情報記録媒体において、少なくとも一方の側の
基板の外側表面の外周端部が面取り加工されていること
を特徴とする光情報記録媒体。サンドイッチ型の光情報
記録媒体として、基板上に記録層及び反射層がこの順で
設けられた態様においてもその少なくとも一方の側の基
板の外側表面の外周端部が面取り加工されている場合で
も本発明の課題を達成することができる。
く、かつ良好な耐久性(保存安定性)が付与された光情
報記録媒体を提供する。 【解決手段】 それぞれ、記録層、反射層及び保護層が
この順で設けられた中央に孔部を持つ二枚の円盤状基
板、もしくは記録層、反射層及び保護層がこの順で設け
られた中央に孔部を持つ円盤状基板と該基板と同一の形
状を持つ円盤状保護板とをそれぞれ記録層側が内側とな
るように接着剤層を介して貼り合わされてなるサンドイ
ッチ型光情報記録媒体において、少なくとも一方の側の
基板の外側表面の外周端部が面取り加工されていること
を特徴とする光情報記録媒体。サンドイッチ型の光情報
記録媒体として、基板上に記録層及び反射層がこの順で
設けられた態様においてもその少なくとも一方の側の基
板の外側表面の外周端部が面取り加工されている場合で
も本発明の課題を達成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれ、記録
層、反射層及び保護層、又は記録層及び反射層をこの順
に有する二枚の円盤状基板、もしくは該基板と、該基板
と同一の形状を持つ円盤状保護板とをそれぞれ記録層側
が内側となるように接着剤層を介して貼り合わされてな
るレーザ光により情報の記録と読み出しが可能なサンド
イッチ型光情報記録媒体に関する。
層、反射層及び保護層、又は記録層及び反射層をこの順
に有する二枚の円盤状基板、もしくは該基板と、該基板
と同一の形状を持つ円盤状保護板とをそれぞれ記録層側
が内側となるように接着剤層を介して貼り合わされてな
るレーザ光により情報の記録と読み出しが可能なサンド
イッチ型光情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一回限り情報の記録が可能であるが、一
旦書き込んだ情報の消去はできないと言う追記型光情報
記録媒体(CD−R)が実用化されている。この追記型
光情報記録媒体は、数枚から数十枚程度の少量の単位で
情報が記録されたCDを手頃な価格でかつ迅速に提供で
きるとのニーズに対応したものとして利用されている。
この媒体の一般的な構造は、円盤状基板上に色素からな
る記録層及び金属からなる反射層をこの順に設け、更に
樹脂からなる保護層が塗布により反射層上にこれを覆う
ように設けられた構造である。なお、基板の表面(基板
と記録層との界面)には通常、照射されるレーザ光の走
査を案内し、レーザ光が照射予定位置を正確にたどるよ
うに予め凹状の案内溝(一般にプレグループと称する)
が形成されている。しかし上記の構造は、充分高い耐久
性を有しているとは言えず、また昨今の高い記録容量の
要望に対しては充分対応できないと言う問題がある。
旦書き込んだ情報の消去はできないと言う追記型光情報
記録媒体(CD−R)が実用化されている。この追記型
光情報記録媒体は、数枚から数十枚程度の少量の単位で
情報が記録されたCDを手頃な価格でかつ迅速に提供で
きるとのニーズに対応したものとして利用されている。
この媒体の一般的な構造は、円盤状基板上に色素からな
る記録層及び金属からなる反射層をこの順に設け、更に
樹脂からなる保護層が塗布により反射層上にこれを覆う
ように設けられた構造である。なお、基板の表面(基板
と記録層との界面)には通常、照射されるレーザ光の走
査を案内し、レーザ光が照射予定位置を正確にたどるよ
うに予め凹状の案内溝(一般にプレグループと称する)
が形成されている。しかし上記の構造は、充分高い耐久
性を有しているとは言えず、また昨今の高い記録容量の
要望に対しては充分対応できないと言う問題がある。
【0003】上記のような要望に対し、大記録容量を持
つ光情報記録媒体として最近、追記型DVD(ディジタ
ル・ビデオ・ディスク:DVD−R)の開発が進められ
ている。この追記型光情報記録媒体は、例えば、医療用
カルテ、美術館や図書館の電子ライブライリー、公文書
などの大量の情報の保存に極めて有用性の高いものと期
待されている。DVD−Rの基本構造としては、例え
ば、図17に示す構造のものが提案されている(「日経
ニューメディア」別冊[DVD]、1995年発行)。
即ち、DVD−Rは、トラッキングのための案内溝(プ
レグループ)が形成された円盤状基板171a、該円盤
状基板上にスピンコート法で形成した有機色素層(記録
層)173a、更にその上に反射層174a及び保護層
175aを順に有するディスクを二枚(もう一方のディ
スクの符号の説明は省略)、接着剤層176により記録
層側を内側にして貼り合わせた構造からなっている。上
記のDVD−Rへの情報の書き込み(記録)及び読み取
り(再生)は、ディスクの基板の両面側から行うことが
できるために、それだけでも前記CD−Rに比べて単純
に二倍の情報の保存が可能となる。また、図17で示さ
れるDVD−Rの別の態様として、上記文献には、一方
のディスクを円盤状保護板に代えて、一方の基板のみに
記録層、反射層及び保護層を順に設けた構成の光情報記
録媒体の開示もある。
つ光情報記録媒体として最近、追記型DVD(ディジタ
ル・ビデオ・ディスク:DVD−R)の開発が進められ
ている。この追記型光情報記録媒体は、例えば、医療用
カルテ、美術館や図書館の電子ライブライリー、公文書
などの大量の情報の保存に極めて有用性の高いものと期
待されている。DVD−Rの基本構造としては、例え
ば、図17に示す構造のものが提案されている(「日経
ニューメディア」別冊[DVD]、1995年発行)。
即ち、DVD−Rは、トラッキングのための案内溝(プ
レグループ)が形成された円盤状基板171a、該円盤
状基板上にスピンコート法で形成した有機色素層(記録
層)173a、更にその上に反射層174a及び保護層
175aを順に有するディスクを二枚(もう一方のディ
スクの符号の説明は省略)、接着剤層176により記録
層側を内側にして貼り合わせた構造からなっている。上
記のDVD−Rへの情報の書き込み(記録)及び読み取
り(再生)は、ディスクの基板の両面側から行うことが
できるために、それだけでも前記CD−Rに比べて単純
に二倍の情報の保存が可能となる。また、図17で示さ
れるDVD−Rの別の態様として、上記文献には、一方
のディスクを円盤状保護板に代えて、一方の基板のみに
記録層、反射層及び保護層を順に設けた構成の光情報記
録媒体の開示もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記のよ
うに二枚の円盤状基板を接着剤層により貼り合わせてな
る光情報記録媒体の性能について検討した。それによる
と、二枚の基板の端部では剥れが生じ易く、また保存安
定性(耐久性)も充分でないことが判明した。そして剥
れの問題は、以下の理由により生じることを見出した。
即ち、二枚の円盤状基板を貼り合わせてなる光情報記録
媒体の一つの態様としては、例えば、図16に示すよう
な構造のものが考えられる。この光情報記録媒体は、記
録層163および反射層164がこの順で設けられ、更
にこれらの上に反射層164を覆うようにして保護層1
65が設けられた円盤状基板161と円盤状保護板16
2とを接着剤層166を介して接合された構造をしてい
る。そしてこの媒体は、一般に下記の工程により製造さ
れている。まず記録層163を円盤状基板161の上に
形成する。記録層163は、通常スピンコータを用いて
記録層用塗布液を塗布することにより形成されるため、
図のように、該円盤状樹脂基板161上にほぼ全面に亙
って塗布される。次に、金属からなる反射層164を蒸
着、スパッタリングなどの方法で記録層163上に、該
記録層の外周端部より反射層の外周端部が内側となるよ
うに設ける。次いで、紫外線(UV)硬化性樹脂で反射
層164を覆うようにして保護層165を設けた後、得
られた基板161と該基板と同一形状の保護板(基板)
162とを記録層163を内側にして接着剤(接着剤層
166)で貼り合わせる。このようにして図16に示す
構造のものを得ることができる。
うに二枚の円盤状基板を接着剤層により貼り合わせてな
る光情報記録媒体の性能について検討した。それによる
と、二枚の基板の端部では剥れが生じ易く、また保存安
定性(耐久性)も充分でないことが判明した。そして剥
れの問題は、以下の理由により生じることを見出した。
即ち、二枚の円盤状基板を貼り合わせてなる光情報記録
媒体の一つの態様としては、例えば、図16に示すよう
な構造のものが考えられる。この光情報記録媒体は、記
録層163および反射層164がこの順で設けられ、更
にこれらの上に反射層164を覆うようにして保護層1
65が設けられた円盤状基板161と円盤状保護板16
2とを接着剤層166を介して接合された構造をしてい
る。そしてこの媒体は、一般に下記の工程により製造さ
れている。まず記録層163を円盤状基板161の上に
形成する。記録層163は、通常スピンコータを用いて
記録層用塗布液を塗布することにより形成されるため、
図のように、該円盤状樹脂基板161上にほぼ全面に亙
って塗布される。次に、金属からなる反射層164を蒸
着、スパッタリングなどの方法で記録層163上に、該
記録層の外周端部より反射層の外周端部が内側となるよ
うに設ける。次いで、紫外線(UV)硬化性樹脂で反射
層164を覆うようにして保護層165を設けた後、得
られた基板161と該基板と同一形状の保護板(基板)
162とを記録層163を内側にして接着剤(接着剤層
166)で貼り合わせる。このようにして図16に示す
構造のものを得ることができる。
【0005】一般に上記のようなサンドイッチ型の光情
報記録媒体においては、反射層は、金属からなる層であ
るため、反射層と記録層及び反射層と保護層とのそれぞ
れの界面では充分な接合力を得ることができない。その
ため、二枚の基板の接合力は、反射層の介在しない領
域、即ち、基板の孔部周縁部近傍の外側領域及び基板の
外周端部近傍の内側領域における各層間のそれぞれの界
面での接着力によって主に保持されている。このこと
は、例えば、媒体が、衝撃や曲げによる変形を受けた時
には、そのひずみが基板の端部、特に外周端部に剥れと
なって現れることをも意味する。従って二枚の基板で挟
まれた端部の構造はより強固に設計されていることが望
ましい。しかし、本発明者の更なる検討では、従来、こ
のタイプの基板の外周端部においては、図16に示され
るように、保護層は基板と直接接触しておらず、記録層
を介して基板と接合した状態にあり、また記録層自体は
色素からなる層であるため、充分な層間の接着力を得る
ことができず、従って基板と記録層あるいは記録層と保
護層の界面では剥離が生じ易いことがわかった。また、
各層間の接着力不足に加え、従来の基板の外側表面の外
周端部の形状は、その断面がほぼ直角に成型されている
ため、衝撃はその角(隅)部分に集中し易く、従って従
来の基板の端部の形状は、衝撃に対して剥離を起し易い
形状であることもわかった。更に基板は通常スタンパを
利用して樹脂を用いて成型されている。このため基板の
端部の角部分にはバリが生じることが多い。バリは予め
取り除かれるが、これらの削り屑が、基板表面に付着し
た場合には、二枚の基板を貼り合わせる時に圧着工程で
基板表面を傷つけ、これがレーザ光による記録再生の妨
げとなり易いこともわかった。更に、保護層が記録層と
接した部分においては、経時的に接着強度が低下して、
剥れ易くなり、充分な耐久性(保存安定性)が得られな
いことも判明した。その理由は、明らかではないが、保
護層が接する記録層の部分では、保護層中の成分、例え
ばラジカル成分などの影響を受け易く、また記録層の端
面(側面)は露出した状態にあり、酸素などの影響を受
け易いため、経時的に記録層が劣化するためと考えられ
る。
報記録媒体においては、反射層は、金属からなる層であ
るため、反射層と記録層及び反射層と保護層とのそれぞ
れの界面では充分な接合力を得ることができない。その
ため、二枚の基板の接合力は、反射層の介在しない領
域、即ち、基板の孔部周縁部近傍の外側領域及び基板の
外周端部近傍の内側領域における各層間のそれぞれの界
面での接着力によって主に保持されている。このこと
は、例えば、媒体が、衝撃や曲げによる変形を受けた時
には、そのひずみが基板の端部、特に外周端部に剥れと
なって現れることをも意味する。従って二枚の基板で挟
まれた端部の構造はより強固に設計されていることが望
ましい。しかし、本発明者の更なる検討では、従来、こ
のタイプの基板の外周端部においては、図16に示され
るように、保護層は基板と直接接触しておらず、記録層
を介して基板と接合した状態にあり、また記録層自体は
色素からなる層であるため、充分な層間の接着力を得る
ことができず、従って基板と記録層あるいは記録層と保
護層の界面では剥離が生じ易いことがわかった。また、
各層間の接着力不足に加え、従来の基板の外側表面の外
周端部の形状は、その断面がほぼ直角に成型されている
ため、衝撃はその角(隅)部分に集中し易く、従って従
来の基板の端部の形状は、衝撃に対して剥離を起し易い
形状であることもわかった。更に基板は通常スタンパを
利用して樹脂を用いて成型されている。このため基板の
端部の角部分にはバリが生じることが多い。バリは予め
取り除かれるが、これらの削り屑が、基板表面に付着し
た場合には、二枚の基板を貼り合わせる時に圧着工程で
基板表面を傷つけ、これがレーザ光による記録再生の妨
げとなり易いこともわかった。更に、保護層が記録層と
接した部分においては、経時的に接着強度が低下して、
剥れ易くなり、充分な耐久性(保存安定性)が得られな
いことも判明した。その理由は、明らかではないが、保
護層が接する記録層の部分では、保護層中の成分、例え
ばラジカル成分などの影響を受け易く、また記録層の端
面(側面)は露出した状態にあり、酸素などの影響を受
け易いため、経時的に記録層が劣化するためと考えられ
る。
【0006】本発明の目的は、衝撃や変形に対しても基
板の剥れが生じにくく、かつ良好な耐久性(保存安定
性)が付与された光情報記録媒体を提供することであ
る。
板の剥れが生じにくく、かつ良好な耐久性(保存安定
性)が付与された光情報記録媒体を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者の研究により、
基板の外側表面の外周端部が面取り加工された基板を用
いることにより、基板の剥れを抑制できることが見出さ
れた。これは、面取り加工により、衝撃が外周端部の角
部分に集中することなく、分散されるためと考えられ
る。特に、この特徴的な形状の基板の利用と共に、基板
上に記録層及び反射層を設ける際に、これらの層を基板
の外側端部までその基板全面に設けることなく、基板の
外側端部に基板表面を露出させた部分を残して記録層及
び反射層を設けることにより、この露出面に保護層(好
ましくは、保護層と接着剤層の双方)、あるいは保護層
を設けない態様においては、接着剤層をそれぞれ接合さ
せることにより、基板端部において高い接着力を実現さ
せ、基板の剥れがなく、保存安定性の高い光情報記録媒
体が得られることが見出され、本発明を完成させたもの
である。
基板の外側表面の外周端部が面取り加工された基板を用
いることにより、基板の剥れを抑制できることが見出さ
れた。これは、面取り加工により、衝撃が外周端部の角
部分に集中することなく、分散されるためと考えられ
る。特に、この特徴的な形状の基板の利用と共に、基板
上に記録層及び反射層を設ける際に、これらの層を基板
の外側端部までその基板全面に設けることなく、基板の
外側端部に基板表面を露出させた部分を残して記録層及
び反射層を設けることにより、この露出面に保護層(好
ましくは、保護層と接着剤層の双方)、あるいは保護層
を設けない態様においては、接着剤層をそれぞれ接合さ
せることにより、基板端部において高い接着力を実現さ
せ、基板の剥れがなく、保存安定性の高い光情報記録媒
体が得られることが見出され、本発明を完成させたもの
である。
【0008】本発明は、それぞれ、記録層、反射層及び
保護層がこの順で設けられた中央に孔部を持つ二枚の円
盤状基板、もしくは記録層、反射層及び保護層がこの順
で設けられた中央に孔部を持つ円盤状基板と該基板と同
一の形状を持つ円盤状保護板とをそれぞれ記録層側が内
側となるように接着剤層を介して貼り合わされてなるサ
ンドイッチ型光情報記録媒体において、少なくとも一方
の側の基板の外側表面の外周端部が面取り加工されてい
ることを特徴とする光情報記録媒体(以下、第一の態
様)にある。
保護層がこの順で設けられた中央に孔部を持つ二枚の円
盤状基板、もしくは記録層、反射層及び保護層がこの順
で設けられた中央に孔部を持つ円盤状基板と該基板と同
一の形状を持つ円盤状保護板とをそれぞれ記録層側が内
側となるように接着剤層を介して貼り合わされてなるサ
ンドイッチ型光情報記録媒体において、少なくとも一方
の側の基板の外側表面の外周端部が面取り加工されてい
ることを特徴とする光情報記録媒体(以下、第一の態
様)にある。
【0009】また本発明は、それぞれ、記録層及び反射
層がこの順で設けられ、かつ中央に孔部を持ち、少なく
とも一方の側の基板の外側表面の外周端部が面取り加工
されている二枚の円盤状基板、もしくは記録層及び反射
層がこの順で設けられ、かつ中央に孔部を持つ円盤状基
板及び該基板と同一の形状を持つ円盤状保護板の少なく
とも一方の側の基板の外側表面の外周端部が面取り加工
されている円盤状基板と円盤状保護板とをそれぞれ記録
層側が内側となるように接着剤層を介して貼り合わされ
てなるサンドイッチ型光情報記録媒体(以下、第二の態
様)にある。
層がこの順で設けられ、かつ中央に孔部を持ち、少なく
とも一方の側の基板の外側表面の外周端部が面取り加工
されている二枚の円盤状基板、もしくは記録層及び反射
層がこの順で設けられ、かつ中央に孔部を持つ円盤状基
板及び該基板と同一の形状を持つ円盤状保護板の少なく
とも一方の側の基板の外側表面の外周端部が面取り加工
されている円盤状基板と円盤状保護板とをそれぞれ記録
層側が内側となるように接着剤層を介して貼り合わされ
てなるサンドイッチ型光情報記録媒体(以下、第二の態
様)にある。
【0010】本発明の第一の態様の光情報記録媒体は、
以下の態様であることが好ましい。 (1)基板上の記録層及び反射層の外側端部の双方を内
側に後退させることにより、基板の外側端部表面を露出
させ、その露出面に保護層を接合させている。 (2)記録層と反射層との内側端部の双方を外側に後退
させることにより、孔部周縁部の外側領域の基板表面を
露出させ、その露出面に保護層を接合させている。 (3)露出面に保護層と共に更に接着剤層を接合させて
いる。 (4)保護層が、UV硬化性樹脂からなる層である。 (5)記録層が色素記録層である。
以下の態様であることが好ましい。 (1)基板上の記録層及び反射層の外側端部の双方を内
側に後退させることにより、基板の外側端部表面を露出
させ、その露出面に保護層を接合させている。 (2)記録層と反射層との内側端部の双方を外側に後退
させることにより、孔部周縁部の外側領域の基板表面を
露出させ、その露出面に保護層を接合させている。 (3)露出面に保護層と共に更に接着剤層を接合させて
いる。 (4)保護層が、UV硬化性樹脂からなる層である。 (5)記録層が色素記録層である。
【0011】本発明の第二の態様の光情報記録媒体は、
以下の態様であることが好ましい。 (6)基板上の記録層および反射層の外側端部の双方を
内側に後退させることにより、基板の外側端部表面を露
出させ、その露出面に接着剤層を接合させている。 (7)記録層と反射層の内側端部の双方を外側に後退さ
せることにより、孔部周縁部の外側領域の基板表面を露
出させ、その露出面に接着剤層を接合させている。 (8)接着剤層が、UV硬化性樹脂からなる層である。 (9)記録層が色素記録層である。
以下の態様であることが好ましい。 (6)基板上の記録層および反射層の外側端部の双方を
内側に後退させることにより、基板の外側端部表面を露
出させ、その露出面に接着剤層を接合させている。 (7)記録層と反射層の内側端部の双方を外側に後退さ
せることにより、孔部周縁部の外側領域の基板表面を露
出させ、その露出面に接着剤層を接合させている。 (8)接着剤層が、UV硬化性樹脂からなる層である。 (9)記録層が色素記録層である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の光情報記録媒体を添付図
面に示す各図を用いて説明する。図1〜図4は、それぞ
れ本発明の第一の態様の光情報記録媒体の好ましい例を
模式的に示す断面図である。図1に示される光情報記録
媒体1は、記録層13、反射層14及び保護層15がこ
の順で設けられた中央に孔部10aを持つ円盤状基板1
1と、該基板と同一の形状を持つ(中央に孔部10bを
持つ)円盤状保護板12とをそれぞれ記録層側が内側と
なるように接着剤層16を介して貼り合わされてなるサ
ンドイッチ型の例である。また図2に示される光情報記
録媒体2は、それぞれ記録層23a、23b、反射層2
4a、24b、及び保護層25a、25bがこの順で設
けられた中央に孔部20a、20bを持つ二枚の円盤状
基板21a、21bをそれぞれ記録層側が内側となるよ
うに接着剤層26を介して貼り合わされてなるサンドイ
ッチ型の例である。そして図1及び図2に示されるよう
に、基板の外側表面の外周端部は、その角部分を切り落
とした形状の面取り加工17a、17b、27a、27
bがされている。面取り加工は、図のように、二枚の基
板の両方に為されていることが好ましいが、その一方の
みでも良い。
面に示す各図を用いて説明する。図1〜図4は、それぞ
れ本発明の第一の態様の光情報記録媒体の好ましい例を
模式的に示す断面図である。図1に示される光情報記録
媒体1は、記録層13、反射層14及び保護層15がこ
の順で設けられた中央に孔部10aを持つ円盤状基板1
1と、該基板と同一の形状を持つ(中央に孔部10bを
持つ)円盤状保護板12とをそれぞれ記録層側が内側と
なるように接着剤層16を介して貼り合わされてなるサ
ンドイッチ型の例である。また図2に示される光情報記
録媒体2は、それぞれ記録層23a、23b、反射層2
4a、24b、及び保護層25a、25bがこの順で設
けられた中央に孔部20a、20bを持つ二枚の円盤状
基板21a、21bをそれぞれ記録層側が内側となるよ
うに接着剤層26を介して貼り合わされてなるサンドイ
ッチ型の例である。そして図1及び図2に示されるよう
に、基板の外側表面の外周端部は、その角部分を切り落
とした形状の面取り加工17a、17b、27a、27
bがされている。面取り加工は、図のように、二枚の基
板の両方に為されていることが好ましいが、その一方の
みでも良い。
【0013】また図3及び図4は、それぞれ図1及び図
2の態様において、基板上に設けられた該記録層と反射
層の外側端部に、基板端部表面を露出させた領域(露出
面)18、28a、28bを設け、この露出面に保護層
15、25a、25bの端部を接合させた態様の例を示
すものである。なお、本発明においては、図1〜図4に
示されるように、記録層と反射層の基板の内側端部(孔
部周縁部の外側領域)においても基板表面を露出させた
領域(露出面)19、29a、29bを設けて、この露
出面に保護層15、25a、25bの端部を接合させる
ことが好ましい。
2の態様において、基板上に設けられた該記録層と反射
層の外側端部に、基板端部表面を露出させた領域(露出
面)18、28a、28bを設け、この露出面に保護層
15、25a、25bの端部を接合させた態様の例を示
すものである。なお、本発明においては、図1〜図4に
示されるように、記録層と反射層の基板の内側端部(孔
部周縁部の外側領域)においても基板表面を露出させた
領域(露出面)19、29a、29bを設けて、この露
出面に保護層15、25a、25bの端部を接合させる
ことが好ましい。
【0014】本発明の第一の態様の光情報記録媒体は、
例えば以下の方法により製造することができる。本発明
の第一の態様の光情報記録媒体として図3に示される態
様を例にとって、その製造方法を図5〜図7を参照しな
がら詳述する。図5は、中央に孔部10aを備え、基板
表面の外側端部の角部分が切り落とされた形状で面取り
加工17された円盤状基板11上に、記録層13を塗布
により設けた状態を模式的に示す部分断面図である。面
取り加工された基板は、予め所定の角部分が面取りされ
るように設計されたスタンパあるいはモールド(金型)
を用いて成型することにより、得ることができる。また
基板を通常の方法で成型後、機械的な加工を行うことに
より、得ることもできる。通常は前者の方法を利用して
得た基板が有利に用いられる。なお、スタンパあるいは
モールドを予め予定した形状となるように設計変更する
ことにより、種々の形状の基板を製造することができ
る。これらの基板の例については、後述する。
例えば以下の方法により製造することができる。本発明
の第一の態様の光情報記録媒体として図3に示される態
様を例にとって、その製造方法を図5〜図7を参照しな
がら詳述する。図5は、中央に孔部10aを備え、基板
表面の外側端部の角部分が切り落とされた形状で面取り
加工17された円盤状基板11上に、記録層13を塗布
により設けた状態を模式的に示す部分断面図である。面
取り加工された基板は、予め所定の角部分が面取りされ
るように設計されたスタンパあるいはモールド(金型)
を用いて成型することにより、得ることができる。また
基板を通常の方法で成型後、機械的な加工を行うことに
より、得ることもできる。通常は前者の方法を利用して
得た基板が有利に用いられる。なお、スタンパあるいは
モールドを予め予定した形状となるように設計変更する
ことにより、種々の形状の基板を製造することができ
る。これらの基板の例については、後述する。
【0015】色素からなる記録層は、円盤状基板上に記
録層形成用塗布液を通常スピンコート法を利用して形成
される。スピンコート法を利用することにより、中央孔
部の周縁部外側領域の塗布位置(記録層の内側端部)を
ある程度制御しながら塗布できる。従って中央孔部の周
縁部外側には、記録層が形成されない領域を作ることが
できる。しかし、この記録層が形成されない領域を充分
確保するためには、記録層を塗布後、記録層の内側端部
の一定の領域を除去することが好ましい。なお、塗布
は、スピンコート法以外にロールコート法やディップコ
ート法などの方法を用いても行うことができるが、スピ
ンコート法に比べて、これらの方法では塗布領域を制御
することは更に困難である。
録層形成用塗布液を通常スピンコート法を利用して形成
される。スピンコート法を利用することにより、中央孔
部の周縁部外側領域の塗布位置(記録層の内側端部)を
ある程度制御しながら塗布できる。従って中央孔部の周
縁部外側には、記録層が形成されない領域を作ることが
できる。しかし、この記録層が形成されない領域を充分
確保するためには、記録層を塗布後、記録層の内側端部
の一定の領域を除去することが好ましい。なお、塗布
は、スピンコート法以外にロールコート法やディップコ
ート法などの方法を用いても行うことができるが、スピ
ンコート法に比べて、これらの方法では塗布領域を制御
することは更に困難である。
【0016】次に、記録層上に金属からなる反射層を形
成する。図6は、記録層13の上に更に反射層14を形
成し、記録層と反射層の外側端部の双方を内側に後退さ
せた状態を模式的に示す部分断面図である。図6に示す
ように、記録層13と反射層14とを基板11上に所定
の範囲で設けるには、例えば、以下の方法を利用するこ
とができる。 1)記録層の外側端部を所定の位置まで適当な溶剤を用
いてスピンコート法による洗浄(スピン洗浄)により洗
い流し、その領域の記録層を除去する。その後、マスキ
ングにより反射層を形成する。反射層は、蒸着、スパッ
タリング、あるいはイオンプレーティングなどの方法を
利用して形成することができる。 2)上記と同様にして反射層をマスキングにより記録層
上に形成した後、反射層からはみ出した部分(記録層の
外側端部)の記録層を上記スピン洗浄により洗い流し、
そのはみ出した部分の記録層を除去する。 3)上記と同様にして反射層をマスキングにより記録層
上に形成した後、次の保護層形成用塗布液を塗布する工
程で、この塗布液をスピンコート法で塗布しながら同時
に外側端部の記録層を洗い流し、その領域の記録層を除
去する。この方法を利用することで、外側端部の記録層
の除去と同時に、保護層を形成するための塗布を行うこ
とができる。
成する。図6は、記録層13の上に更に反射層14を形
成し、記録層と反射層の外側端部の双方を内側に後退さ
せた状態を模式的に示す部分断面図である。図6に示す
ように、記録層13と反射層14とを基板11上に所定
の範囲で設けるには、例えば、以下の方法を利用するこ
とができる。 1)記録層の外側端部を所定の位置まで適当な溶剤を用
いてスピンコート法による洗浄(スピン洗浄)により洗
い流し、その領域の記録層を除去する。その後、マスキ
ングにより反射層を形成する。反射層は、蒸着、スパッ
タリング、あるいはイオンプレーティングなどの方法を
利用して形成することができる。 2)上記と同様にして反射層をマスキングにより記録層
上に形成した後、反射層からはみ出した部分(記録層の
外側端部)の記録層を上記スピン洗浄により洗い流し、
そのはみ出した部分の記録層を除去する。 3)上記と同様にして反射層をマスキングにより記録層
上に形成した後、次の保護層形成用塗布液を塗布する工
程で、この塗布液をスピンコート法で塗布しながら同時
に外側端部の記録層を洗い流し、その領域の記録層を除
去する。この方法を利用することで、外側端部の記録層
の除去と同時に、保護層を形成するための塗布を行うこ
とができる。
【0017】外側端部の記録層を除去するには、上記の
ようにスピン洗浄の他に、塗布の後記録層が乾燥する前
に、拭き取る方法、あるいはレーザ光により燃焼させる
方法なども利用できる。また中央孔部の周縁部外側領域
に、記録層が形成されない領域を作る場合にもこれらの
方法を組み合わせて利用することができる。なお、上記
のように外側端部の記録層を除去し、所定の範囲に記録
層を形成する方法については、例えば、特開平2−18
3442号公報及び同2−236833号公報に記載さ
れており、これらの方法を利用することができる。以上
の方法により、記録層13と反射層14の外側端部の双
方を内側に後退させることができ、基板端部の表面に露
出させた領域(露出面)18を形成することができる。
基板端部の表面を露出させた領域は、保護層が直接基板
表面と接合する領域となるが、この領域は、基板の全円
周の外側端部に沿って0.05mm〜10mmの範囲の
巾で設けられることが好ましい。更に好ましくは、この
領域は、0.2mm〜1.0mmの範囲の幅で設けられ
ることが好ましい。なお、基板表面が露出した領域は、
色素が完全に除去されず、一部残るところもあるが、こ
のような場合でも保護層の接合には殆ど問題とはならな
い。
ようにスピン洗浄の他に、塗布の後記録層が乾燥する前
に、拭き取る方法、あるいはレーザ光により燃焼させる
方法なども利用できる。また中央孔部の周縁部外側領域
に、記録層が形成されない領域を作る場合にもこれらの
方法を組み合わせて利用することができる。なお、上記
のように外側端部の記録層を除去し、所定の範囲に記録
層を形成する方法については、例えば、特開平2−18
3442号公報及び同2−236833号公報に記載さ
れており、これらの方法を利用することができる。以上
の方法により、記録層13と反射層14の外側端部の双
方を内側に後退させることができ、基板端部の表面に露
出させた領域(露出面)18を形成することができる。
基板端部の表面を露出させた領域は、保護層が直接基板
表面と接合する領域となるが、この領域は、基板の全円
周の外側端部に沿って0.05mm〜10mmの範囲の
巾で設けられることが好ましい。更に好ましくは、この
領域は、0.2mm〜1.0mmの範囲の幅で設けられ
ることが好ましい。なお、基板表面が露出した領域は、
色素が完全に除去されず、一部残るところもあるが、こ
のような場合でも保護層の接合には殆ど問題とはならな
い。
【0018】記録層及び反射層の上に、次いで、保護層
を形成する。図7は、記録層13及び反射層14上から
保護層の端部が、露出させた領域(露出面)18に接触
するように保護層15を設けた状態を模式的に示す部分
断面図である。保護層は、後述するように、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、あるいはUV(紫外線)硬化性樹脂
などからなる樹脂を用いて反射層上から基板端部の表面
の露出面まで塗布することにより形成することができる
が、生産性や得られる媒体の強度などの点から、UV
(紫外線)硬化性樹脂の使用が好ましい。UV硬化性樹
脂を用いた場合には、この樹脂液をスピンコート法など
を利用して塗布した後、UV光を照射させることによ
り、保護層を形成することができる。なお、図のよう
に、保護層15は、その内側端部が中央孔部の周縁部外
側領域の記録層が形成されない領域(露出面)19に接
触するように設けることが好ましい。
を形成する。図7は、記録層13及び反射層14上から
保護層の端部が、露出させた領域(露出面)18に接触
するように保護層15を設けた状態を模式的に示す部分
断面図である。保護層は、後述するように、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、あるいはUV(紫外線)硬化性樹脂
などからなる樹脂を用いて反射層上から基板端部の表面
の露出面まで塗布することにより形成することができる
が、生産性や得られる媒体の強度などの点から、UV
(紫外線)硬化性樹脂の使用が好ましい。UV硬化性樹
脂を用いた場合には、この樹脂液をスピンコート法など
を利用して塗布した後、UV光を照射させることによ
り、保護層を形成することができる。なお、図のよう
に、保護層15は、その内側端部が中央孔部の周縁部外
側領域の記録層が形成されない領域(露出面)19に接
触するように設けることが好ましい。
【0019】図5〜図7に示すように、記録層13、反
射層14及び保護層15をこの順に設けた基板11を次
に、別に用意したこの基板と同一の形状を持つ円盤状保
護板(基板)12に記録層を内側にして重ね合わせ、接
着剤により貼り合わせる。二枚の基板の貼り合わせは、
一方、あるいは双方の基板上に接着剤を塗布した後、こ
の基板同士の接着面を重ね合わせ、例えば、図8に示す
圧着装置80の加圧板81a、81bの間に挟み、加圧
処理することにより、行うことができる。接着剤は、熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、あるいはUV(紫外線)硬
化性樹脂などの接着剤から適宜選択して利用できる。但
し、図2及び図4に示すような構成の光情報記録媒体を
作成する場合には、双方の基板上に記録層を有するた
め、UV硬化性樹脂接着剤の使用は困難になる。このた
め図2及び図4に示されるタイプの場合には、UV硬化
性樹脂接着剤以外の接着剤が用いられる。なお、UV硬
化性樹脂を用いる場合には、加圧処理しながらUV光を
照射するため、加圧板は、透明な材料が用いられる。例
えば、白板ガラス、石英ガラス、青板ガラスを好ましい
ものとして挙げることができる。また接着剤層は、その
端面(側面)が通常両基板の端面(側面)とほぼ同じ面
(面一)か、あるいは若干内側となるように形成される
が、この側面形状は、幾分凹状であっても凸状であって
も特に問題とならない。
射層14及び保護層15をこの順に設けた基板11を次
に、別に用意したこの基板と同一の形状を持つ円盤状保
護板(基板)12に記録層を内側にして重ね合わせ、接
着剤により貼り合わせる。二枚の基板の貼り合わせは、
一方、あるいは双方の基板上に接着剤を塗布した後、こ
の基板同士の接着面を重ね合わせ、例えば、図8に示す
圧着装置80の加圧板81a、81bの間に挟み、加圧
処理することにより、行うことができる。接着剤は、熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、あるいはUV(紫外線)硬
化性樹脂などの接着剤から適宜選択して利用できる。但
し、図2及び図4に示すような構成の光情報記録媒体を
作成する場合には、双方の基板上に記録層を有するた
め、UV硬化性樹脂接着剤の使用は困難になる。このた
め図2及び図4に示されるタイプの場合には、UV硬化
性樹脂接着剤以外の接着剤が用いられる。なお、UV硬
化性樹脂を用いる場合には、加圧処理しながらUV光を
照射するため、加圧板は、透明な材料が用いられる。例
えば、白板ガラス、石英ガラス、青板ガラスを好ましい
ものとして挙げることができる。また接着剤層は、その
端面(側面)が通常両基板の端面(側面)とほぼ同じ面
(面一)か、あるいは若干内側となるように形成される
が、この側面形状は、幾分凹状であっても凸状であって
も特に問題とならない。
【0020】本発明の第一の態様の光情報記録媒体は、
マスキングの位置を調節することにより、例えば、図9
(a)に示すように、記録層13を全面に覆った形状の
反射層14とすることもできる。また図9(b)に示す
ように、記録層13を中間層50を介して二層構成(記
録層13A、13B)にすることもできる。更に、図9
(c)に示すように、記録層13を中間層50を介して
二層構成(記録層13A、13B)にすると共に、上に
位置する各層が、下層に位置する層を全体に覆うように
構成することもできる。これらの光情報記録媒体も前述
した製造方法を利用することにより、製造することがで
きる。
マスキングの位置を調節することにより、例えば、図9
(a)に示すように、記録層13を全面に覆った形状の
反射層14とすることもできる。また図9(b)に示す
ように、記録層13を中間層50を介して二層構成(記
録層13A、13B)にすることもできる。更に、図9
(c)に示すように、記録層13を中間層50を介して
二層構成(記録層13A、13B)にすると共に、上に
位置する各層が、下層に位置する層を全体に覆うように
構成することもできる。これらの光情報記録媒体も前述
した製造方法を利用することにより、製造することがで
きる。
【0021】本発明の第一の態様の光情報記録媒体に用
いる面取り加工された基板の他の例を以下に挙げる。図
10は、基板表面の外側端部が種々の形状で面取り加工
された例を模式的に示す部分断面図である。基板の外側
端部の形状は、図10(a)に示されるようにその角部
分の形状をアール状にすることもできるし、図10
(b)、図10(c)及び図10(d)のそれぞれに示
されるように、基板の側面を含めた端部の形状を半円形
状、三角形状、あるいは多角形状とすることもできる。
但し、図10(c)のように先端が尖った形状を持つ場
合には、できるだけその先端部分の角度は鈍角にして先
端部分に衝撃等が集中しないような形状にすることが好
ましい。
いる面取り加工された基板の他の例を以下に挙げる。図
10は、基板表面の外側端部が種々の形状で面取り加工
された例を模式的に示す部分断面図である。基板の外側
端部の形状は、図10(a)に示されるようにその角部
分の形状をアール状にすることもできるし、図10
(b)、図10(c)及び図10(d)のそれぞれに示
されるように、基板の側面を含めた端部の形状を半円形
状、三角形状、あるいは多角形状とすることもできる。
但し、図10(c)のように先端が尖った形状を持つ場
合には、できるだけその先端部分の角度は鈍角にして先
端部分に衝撃等が集中しないような形状にすることが好
ましい。
【0022】本発明の第一の態様の光情報記録媒体は、
図11に示すように、保護層15を基板の露出面の一部
分にのみ接触するように設け、残りの部分の露出面に
は、接着剤層16が接触するように構成することもでき
る。接着剤層16が接触する領域の露出面の形成は、保
護層を塗布後、前述したスピン洗浄などの方法で必要な
領域の保護層を溶解させ、基板表面から洗い流すことに
より行うことができる。
図11に示すように、保護層15を基板の露出面の一部
分にのみ接触するように設け、残りの部分の露出面に
は、接着剤層16が接触するように構成することもでき
る。接着剤層16が接触する領域の露出面の形成は、保
護層を塗布後、前述したスピン洗浄などの方法で必要な
領域の保護層を溶解させ、基板表面から洗い流すことに
より行うことができる。
【0023】以上の光情報記録媒体の製造方法の説明
は、図3に示されるサンドイッチ型の例についてのもの
であるが、図1、図2、あるいは図4に示す態様のサン
ドイッチ型の光情報記録媒体の場合においても同様に製
造することができる。また、これらの態様においても前
述したように、記録層を中間層を介して二層構成にする
こともできるし(図9(b))、反射層と記録層とを全
面に覆った形状となるように設けることもできる(図9
(a)、図9(c))。更に図10に示すような基板の
外側端部が種々の形状で面取り加工された基板を用いて
光情報記録媒体を製造することもできる。
は、図3に示されるサンドイッチ型の例についてのもの
であるが、図1、図2、あるいは図4に示す態様のサン
ドイッチ型の光情報記録媒体の場合においても同様に製
造することができる。また、これらの態様においても前
述したように、記録層を中間層を介して二層構成にする
こともできるし(図9(b))、反射層と記録層とを全
面に覆った形状となるように設けることもできる(図9
(a)、図9(c))。更に図10に示すような基板の
外側端部が種々の形状で面取り加工された基板を用いて
光情報記録媒体を製造することもできる。
【0024】次に、第二の態様の光情報記録媒体につい
て詳述する。本発明の第二の態様の光情報記録媒体とし
ては、例えば、図12〜図15に示されるような態様の
ものを挙げることができる。図12〜図15は、それぞ
れ本発明の光情報記録媒体の好ましい例を模式的に示す
断面図である。図12に示される光情報記録媒体5は、
記録層33および反射層34がこの順で設けられた中央
に孔部30aを持つ円盤状基板31と、該基板と同一の
形状を持つ(中央に孔部30bを持つ)円盤状保護板3
2とをそれぞれ記録層側が内側となるように接着剤層3
6を介して貼り合わされてなるサンドイッチ型の例であ
る。また図13に示される光情報記録媒体6は、それぞ
れ記録層43a、43b、及び反射層44a、44bが
この順で設けられた中央に孔部40a、40bを持つ二
枚の円盤状基板41a、41bをそれぞれ記録層側が内
側となるように接着剤層46を介して貼り合わされてな
るサンドイッチ型の例である。そして図12及び図13
に示されるように、基板表面の外周端部がその角部分を
切り落とした形状で面取り加工37a、37b、47
a、47bされている。なお、図のように、基板の双方
が面取り加工されていることが好ましいが、一方の基板
のみでも良い。
て詳述する。本発明の第二の態様の光情報記録媒体とし
ては、例えば、図12〜図15に示されるような態様の
ものを挙げることができる。図12〜図15は、それぞ
れ本発明の光情報記録媒体の好ましい例を模式的に示す
断面図である。図12に示される光情報記録媒体5は、
記録層33および反射層34がこの順で設けられた中央
に孔部30aを持つ円盤状基板31と、該基板と同一の
形状を持つ(中央に孔部30bを持つ)円盤状保護板3
2とをそれぞれ記録層側が内側となるように接着剤層3
6を介して貼り合わされてなるサンドイッチ型の例であ
る。また図13に示される光情報記録媒体6は、それぞ
れ記録層43a、43b、及び反射層44a、44bが
この順で設けられた中央に孔部40a、40bを持つ二
枚の円盤状基板41a、41bをそれぞれ記録層側が内
側となるように接着剤層46を介して貼り合わされてな
るサンドイッチ型の例である。そして図12及び図13
に示されるように、基板表面の外周端部がその角部分を
切り落とした形状で面取り加工37a、37b、47
a、47bされている。なお、図のように、基板の双方
が面取り加工されていることが好ましいが、一方の基板
のみでも良い。
【0025】また図14及び図15は、それぞれ図12
及び図13の態様において、基板上に設けられた該記録
層と反射層の外側端部に、基板端部の表面を露出させた
領域(露出面)38、48a、48bを設け、この露出
面に接着剤層36、46の端部を接合させた態様の例を
示すものである。なお、本発明においては、図12〜図
15に示されるように、記録層と反射層の基板の内側端
部(孔部周縁部の外側領域)においても基板表面を露出
させた領域(露出面)39、49a、49bを設けて、
この露出面に接着剤層36、46の端部を接合させるこ
とが好ましい。図14及び図15のような態様では、基
板の露出面に接着剤層が直接接合されているため、基板
端部での接着力を高めることができる。よって基板端部
の剥れにくい構造とすることができる。
及び図13の態様において、基板上に設けられた該記録
層と反射層の外側端部に、基板端部の表面を露出させた
領域(露出面)38、48a、48bを設け、この露出
面に接着剤層36、46の端部を接合させた態様の例を
示すものである。なお、本発明においては、図12〜図
15に示されるように、記録層と反射層の基板の内側端
部(孔部周縁部の外側領域)においても基板表面を露出
させた領域(露出面)39、49a、49bを設けて、
この露出面に接着剤層36、46の端部を接合させるこ
とが好ましい。図14及び図15のような態様では、基
板の露出面に接着剤層が直接接合されているため、基板
端部での接着力を高めることができる。よって基板端部
の剥れにくい構造とすることができる。
【0026】第二の態様の光情報記録媒体は、保護層を
設けないこと以外は、基本的に、前記図1〜図4で示さ
れる第一の態様の光情報記録媒体と同様に製造すること
ができる。第二の態様の光情報記録媒体の製造に際して
は、保護層を設ける工程を省くことができるため、製造
工程を簡略化できる利点があり、生産性を高めることが
できる。また第二の態様においても二枚の基板を貼り合
わるには、前述した接着剤を使用できる。特に、図12
及び図14で示される態様の光情報記録媒体の製造に際
しては、記録層の設けられていない側からの紫外(U
V)光の照射が可能であるため、UV硬化性樹脂を使用
することが好ましい。なお、二枚の基板の貼り合わせに
際しては、基板端部の表面を露出させた領域(露出面)
のすべての領域(全円周に渡った露出面の領域)を用い
て接着剤層と接合させることが、より高い接着強度を得
る上で好ましいが、必ずしもこの領域のすべてが接着剤
層と接触している必要はない。即ち、基板の露出面にお
いて接着剤層が設けられていない部分があっても良い。
好ましくは、基板端部表面を露出させた領域の少なくと
も半分の領域が、接着剤層と接触するように接着剤層を
設けることが好ましい。
設けないこと以外は、基本的に、前記図1〜図4で示さ
れる第一の態様の光情報記録媒体と同様に製造すること
ができる。第二の態様の光情報記録媒体の製造に際して
は、保護層を設ける工程を省くことができるため、製造
工程を簡略化できる利点があり、生産性を高めることが
できる。また第二の態様においても二枚の基板を貼り合
わるには、前述した接着剤を使用できる。特に、図12
及び図14で示される態様の光情報記録媒体の製造に際
しては、記録層の設けられていない側からの紫外(U
V)光の照射が可能であるため、UV硬化性樹脂を使用
することが好ましい。なお、二枚の基板の貼り合わせに
際しては、基板端部の表面を露出させた領域(露出面)
のすべての領域(全円周に渡った露出面の領域)を用い
て接着剤層と接合させることが、より高い接着強度を得
る上で好ましいが、必ずしもこの領域のすべてが接着剤
層と接触している必要はない。即ち、基板の露出面にお
いて接着剤層が設けられていない部分があっても良い。
好ましくは、基板端部表面を露出させた領域の少なくと
も半分の領域が、接着剤層と接触するように接着剤層を
設けることが好ましい。
【0027】本発明の第二の態様の光情報記録媒体にお
いても、前記図3に示す態様の場合に説明したように、
記録層を中間層を介して二層構成にすることもできる
し、また反射層を記録層を全面に覆った形状となるよう
に設けることもできる。更に基板の外側端部が種々の形
状で面取り加工された基板を用いて光情報記録媒体を製
造することもできる。
いても、前記図3に示す態様の場合に説明したように、
記録層を中間層を介して二層構成にすることもできる
し、また反射層を記録層を全面に覆った形状となるよう
に設けることもできる。更に基板の外側端部が種々の形
状で面取り加工された基板を用いて光情報記録媒体を製
造することもできる。
【0028】本発明の光情報記録媒体の製造に際して
は、従来から光情報記録媒体に用いられていた材料を選
択して用いることができる。以下、簡単にこれらの材料
について説明する。円盤状基板材料としては、例えば、
アクリル樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと他のポリ
マーとの共重合体等の塩化ビニル系樹脂;エポキシ樹
脂;ポリカーボネート樹脂;アモルファスポリオレフィ
ン及びポリエステルを挙げることができる。好ましいも
のは、ポリカーボネート、ポリオレフィン及びセルキャ
ストポリメチルメタクリレートである。
は、従来から光情報記録媒体に用いられていた材料を選
択して用いることができる。以下、簡単にこれらの材料
について説明する。円盤状基板材料としては、例えば、
アクリル樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと他のポリ
マーとの共重合体等の塩化ビニル系樹脂;エポキシ樹
脂;ポリカーボネート樹脂;アモルファスポリオレフィ
ン及びポリエステルを挙げることができる。好ましいも
のは、ポリカーボネート、ポリオレフィン及びセルキャ
ストポリメチルメタクリレートである。
【0029】記録層が設けられる側の基板表面には、平
面性の改良、接着性の向上、基板の態様の改良及び記録
層の変質の防止を目的に、下塗り層を設けても良い。下
塗り層を形成するための材料としては、ポリメチルメタ
クリレート、アクリル酸・メタクリ酸共重合体、スチレ
ン・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、
N−メチロールアクリルアミド、スチレン・ビニルトル
エン共重合体、クロルスルホン化ポリエチレン、ニトロ
セルロース、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン、
ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル、塩化ビニ共重
合体、エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等
の高分子物質、及び無機酸化物(SiO2 、Al2 O
3 )、無機フッ化物(MgF2 )などの無機物質を挙げ
ることができる。下塗層は、上記の材料を用いて公知の
方法(スピンコート、ディップコート、エクストルージ
ョンコートなどの塗布法、あるいは蒸着、スパッタリン
グ、イオンプレーティングなどの真空製膜法)を利用し
て形成することもできる。
面性の改良、接着性の向上、基板の態様の改良及び記録
層の変質の防止を目的に、下塗り層を設けても良い。下
塗り層を形成するための材料としては、ポリメチルメタ
クリレート、アクリル酸・メタクリ酸共重合体、スチレ
ン・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、
N−メチロールアクリルアミド、スチレン・ビニルトル
エン共重合体、クロルスルホン化ポリエチレン、ニトロ
セルロース、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン、
ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル、塩化ビニ共重
合体、エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等
の高分子物質、及び無機酸化物(SiO2 、Al2 O
3 )、無機フッ化物(MgF2 )などの無機物質を挙げ
ることができる。下塗層は、上記の材料を用いて公知の
方法(スピンコート、ディップコート、エクストルージ
ョンコートなどの塗布法、あるいは蒸着、スパッタリン
グ、イオンプレーティングなどの真空製膜法)を利用し
て形成することもできる。
【0030】基板(又は下塗り層)上には、トラッキン
グ用溝又はアドレス信号等の情報を表す凹凸を形成する
ために、プレグループ層及び/又はプレピット層が形成
されていても良い。プレグループを形成するための材料
としては、アクリル酸のモノエステル、ジエステル、ト
リエステル、及びテトラエステルのうちの少なくとも一
種のモノマー(又はオリゴマー)と光重合開始剤との混
合物を用いることができる。プレグループ層は、従来か
ら行われている方法で形成することができる。
グ用溝又はアドレス信号等の情報を表す凹凸を形成する
ために、プレグループ層及び/又はプレピット層が形成
されていても良い。プレグループを形成するための材料
としては、アクリル酸のモノエステル、ジエステル、ト
リエステル、及びテトラエステルのうちの少なくとも一
種のモノマー(又はオリゴマー)と光重合開始剤との混
合物を用いることができる。プレグループ層は、従来か
ら行われている方法で形成することができる。
【0031】記録層は、色素からなる層で構成されてい
ることが好ましい。用いられる色素は、特に限定されな
い。例えば、シアニン系色素、フタロシアニン系色素、
イミダゾキノキサリン系色素、ピリリウム系・チオピリ
リウム系色素、アズレニウム系色素、スクワリリウム系
色素、Ni、Crなどの金属錯塩系色素、ナフトキノン
系色素、アントラキノン系色素、インドフェノール系色
素、インドアニリン系色素、トリフェニルメタン系色
素、トリアリルメタン系色素、メロシアニン系色素、オ
キソノール系色素、アルミニウム系・ジインモニウム系
色素及びニトロソ化合物を挙げることができる。これら
の色素のうちでは、シアニン系色素、フタロシアニン系
色素、アズレニウム系色素、スクワリリウム系色素、オ
キソノール系色素及びイミダゾキノキサリン系色素が好
ましい。記録層の形成は、上記の色素、及び必要により
結合剤を溶剤に溶解して塗布液を調製し、この塗布液を
前述した方法で基板上に塗布し、乾燥することによって
行うことができる。記録層は、一般に10〜550nm
の範囲の厚さとなるように設けられる。なお、図9の
(b)及び(c)で示したように、中間層は、前記下塗
層を形成するために用いた材料を用いて形成することが
できる。中間層は、一般に1〜100μmの範囲の厚さ
となるように設けられる。
ることが好ましい。用いられる色素は、特に限定されな
い。例えば、シアニン系色素、フタロシアニン系色素、
イミダゾキノキサリン系色素、ピリリウム系・チオピリ
リウム系色素、アズレニウム系色素、スクワリリウム系
色素、Ni、Crなどの金属錯塩系色素、ナフトキノン
系色素、アントラキノン系色素、インドフェノール系色
素、インドアニリン系色素、トリフェニルメタン系色
素、トリアリルメタン系色素、メロシアニン系色素、オ
キソノール系色素、アルミニウム系・ジインモニウム系
色素及びニトロソ化合物を挙げることができる。これら
の色素のうちでは、シアニン系色素、フタロシアニン系
色素、アズレニウム系色素、スクワリリウム系色素、オ
キソノール系色素及びイミダゾキノキサリン系色素が好
ましい。記録層の形成は、上記の色素、及び必要により
結合剤を溶剤に溶解して塗布液を調製し、この塗布液を
前述した方法で基板上に塗布し、乾燥することによって
行うことができる。記録層は、一般に10〜550nm
の範囲の厚さとなるように設けられる。なお、図9の
(b)及び(c)で示したように、中間層は、前記下塗
層を形成するために用いた材料を用いて形成することが
できる。中間層は、一般に1〜100μmの範囲の厚さ
となるように設けられる。
【0032】反射層の材料である光反射性物質は、レー
ザ光に対する反射率が高い物質である。具体的には、反
射層は、金属及び半金属からなる層であることが好まし
い。これらの例としては、Mg、Se、Y、Ti、H
f、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、F
e、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、C
u、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、S
i、Ge、Te、Pb、Po、Sn及びBiなどを挙げ
ることができる。これらのうちでは、Au、Ag、C
u、Pt、Al、Cr及びNiであることが好ましく、
特にAuであることが好ましい。これらは単独で用いて
も良いし、あるいは二種以上を組み合わせて用いても良
い。反射層は、一般に10〜300nmの範囲の厚さと
なるように設けられる。
ザ光に対する反射率が高い物質である。具体的には、反
射層は、金属及び半金属からなる層であることが好まし
い。これらの例としては、Mg、Se、Y、Ti、H
f、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、F
e、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、C
u、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、S
i、Ge、Te、Pb、Po、Sn及びBiなどを挙げ
ることができる。これらのうちでは、Au、Ag、C
u、Pt、Al、Cr及びNiであることが好ましく、
特にAuであることが好ましい。これらは単独で用いて
も良いし、あるいは二種以上を組み合わせて用いても良
い。反射層は、一般に10〜300nmの範囲の厚さと
なるように設けられる。
【0033】保護層の形成、あるいは接着剤層の形成に
用いられる材料(接着剤)としては、熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、UV(紫外線)硬化性樹脂、あるいはこれ
らの樹脂からなる接着剤を挙げることができる。これら
の中では、特にUV硬化性樹脂の使用が好ましい。UV
硬化性樹脂の例としては、ウレタン(メタ)アクリレー
ト、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メ
タ)アクリレート等の(メタ)アクリレートのオリゴマ
ー類、(メタ)アクリル酸エスエル等のモノマー類等、
更に光重合開始剤等の通常UV硬化性樹脂を使用するこ
とができる。保護層は、一般に0.1〜100μmの範
囲、好ましくは、1〜15μmの範囲の厚さとなるよう
に設けられる。接着剤層は、その平均厚さが0.1μm
〜100μmの範囲、好ましくは、20〜80μmの範
囲、更に好ましくは、30〜70μmの範囲となるよう
に設けられる。
用いられる材料(接着剤)としては、熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、UV(紫外線)硬化性樹脂、あるいはこれ
らの樹脂からなる接着剤を挙げることができる。これら
の中では、特にUV硬化性樹脂の使用が好ましい。UV
硬化性樹脂の例としては、ウレタン(メタ)アクリレー
ト、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メ
タ)アクリレート等の(メタ)アクリレートのオリゴマ
ー類、(メタ)アクリル酸エスエル等のモノマー類等、
更に光重合開始剤等の通常UV硬化性樹脂を使用するこ
とができる。保護層は、一般に0.1〜100μmの範
囲、好ましくは、1〜15μmの範囲の厚さとなるよう
に設けられる。接着剤層は、その平均厚さが0.1μm
〜100μmの範囲、好ましくは、20〜80μmの範
囲、更に好ましくは、30〜70μmの範囲となるよう
に設けられる。
【0034】
【実施例】以下に、本発明の実施例及び比較例を記載す
る。 [実施例1]下記の構造式で示される色素
る。 [実施例1]下記の構造式で示される色素
【0035】
【化1】
【0036】を2,2,3,3−テトラフロロプロパノ
ールに溶解して色素記録層形成用塗布液(色素2.65
重量%)を調製した。トラッキングガイドが設けられ、
基板表面の外側端部が面取り加工された円盤状のポリカ
ーボネート基板(外径:120mm、厚さ:0.6m
m、内径15mm、グルーブの幅:0.4μm、深さ:
200nm、面取り加工により形成された角部分の形状
(切り落とされた部分の形状):厚み方向0.2mm、
直径方向0.2mm)上に、上記塗布液をスピンコート
法により回転数を1000rpmの速度で塗布した。続
いて、孔部周縁部近傍の外側の一定の領域を拭き取り、
記録層の内側端部を外側に後退させて、基板表面の露出
した領域(内側端部の露出面)を形成した。その後、該
塗布層を70℃の温度で10分間乾燥して膜厚が、12
0nmの記録層を形成した(図5参照)。上記色素記録
層上にマスクを用いてAuを蒸着して膜厚が100nm
の反射層を形成した。この操作によって、反射層は、そ
の外周端部が記録層の外周端部から内側に位置するよう
に設けられた。上記反射層が設けられた基板表面に、
2,2,3,3−テトラフロロプロパノールの溶剤をス
ピンコート法にて噴射して、該反射層が設けられた領域
以外の領域に塗布されている記録層を除去した。これに
より、基板の外側端部に基板表面が露出した領域(外側
端部の露出面)を形成した。この露出面は、基板の円周
の外側端部に沿って0.5mmの幅で形成された(図6
参照)。上記反射層上に、UV硬化性樹脂液(商品名:
3070、(株)スリーボンド製)をスピンコート法に
より回転数1500rpmの速度で塗布した。そして塗
布層の上から高圧水銀灯にて紫外線を照射して硬化さ
せ、層厚が5μmとなるように保護層を形成した(図7
参照)。次に、保護層上に、UV硬化性接着剤(商品
名:3070、(株)スリーボンド製)をスピンコート
法により回転数1500rpmの速度で塗布した。そし
て接着剤が塗布された基板と、別に用意した円盤状のポ
リカーボネート基板(保護板)(外径:120mm、厚
さ:0.6mm)とを接着剤が塗布された面を内側にし
て重ね合わせ、図8に示す圧着装置の加圧板(石英ガラ
ス)の間に挟み、セットした。そして加圧した状態
(0.2kg/cm2 )で、保護板と接触した加圧板の
上から高圧水銀灯にて紫外線を照射して硬化させ、層厚
が8μmとなるように接着剤層を形成した。このように
して、図3に示す構造を持つ光情報記録媒体を製造し
た。
ールに溶解して色素記録層形成用塗布液(色素2.65
重量%)を調製した。トラッキングガイドが設けられ、
基板表面の外側端部が面取り加工された円盤状のポリカ
ーボネート基板(外径:120mm、厚さ:0.6m
m、内径15mm、グルーブの幅:0.4μm、深さ:
200nm、面取り加工により形成された角部分の形状
(切り落とされた部分の形状):厚み方向0.2mm、
直径方向0.2mm)上に、上記塗布液をスピンコート
法により回転数を1000rpmの速度で塗布した。続
いて、孔部周縁部近傍の外側の一定の領域を拭き取り、
記録層の内側端部を外側に後退させて、基板表面の露出
した領域(内側端部の露出面)を形成した。その後、該
塗布層を70℃の温度で10分間乾燥して膜厚が、12
0nmの記録層を形成した(図5参照)。上記色素記録
層上にマスクを用いてAuを蒸着して膜厚が100nm
の反射層を形成した。この操作によって、反射層は、そ
の外周端部が記録層の外周端部から内側に位置するよう
に設けられた。上記反射層が設けられた基板表面に、
2,2,3,3−テトラフロロプロパノールの溶剤をス
ピンコート法にて噴射して、該反射層が設けられた領域
以外の領域に塗布されている記録層を除去した。これに
より、基板の外側端部に基板表面が露出した領域(外側
端部の露出面)を形成した。この露出面は、基板の円周
の外側端部に沿って0.5mmの幅で形成された(図6
参照)。上記反射層上に、UV硬化性樹脂液(商品名:
3070、(株)スリーボンド製)をスピンコート法に
より回転数1500rpmの速度で塗布した。そして塗
布層の上から高圧水銀灯にて紫外線を照射して硬化さ
せ、層厚が5μmとなるように保護層を形成した(図7
参照)。次に、保護層上に、UV硬化性接着剤(商品
名:3070、(株)スリーボンド製)をスピンコート
法により回転数1500rpmの速度で塗布した。そし
て接着剤が塗布された基板と、別に用意した円盤状のポ
リカーボネート基板(保護板)(外径:120mm、厚
さ:0.6mm)とを接着剤が塗布された面を内側にし
て重ね合わせ、図8に示す圧着装置の加圧板(石英ガラ
ス)の間に挟み、セットした。そして加圧した状態
(0.2kg/cm2 )で、保護板と接触した加圧板の
上から高圧水銀灯にて紫外線を照射して硬化させ、層厚
が8μmとなるように接着剤層を形成した。このように
して、図3に示す構造を持つ光情報記録媒体を製造し
た。
【0037】[実施例2]実施例1において、保護層を
設けないこと以外は、実施例1と同様にして本発明に従
う光情報記録媒体を製造した。このようにして、図14
に示す構造を持つ光情報記録媒体を製造した。
設けないこと以外は、実施例1と同様にして本発明に従
う光情報記録媒体を製造した。このようにして、図14
に示す構造を持つ光情報記録媒体を製造した。
【0038】[比較例1]実施例1において、面取り加
工が施されていない同じの形状の円盤状のポリカーボネ
ート基板を用い、かつ反射層を形成後、該反射層が設け
られた領域以外の領域に塗布されている記録層の除去を
行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして光情報
記録媒体を製造した。このようにして、図16に示す構
造を持つ光情報記録媒体を製造した。
工が施されていない同じの形状の円盤状のポリカーボネ
ート基板を用い、かつ反射層を形成後、該反射層が設け
られた領域以外の領域に塗布されている記録層の除去を
行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして光情報
記録媒体を製造した。このようにして、図16に示す構
造を持つ光情報記録媒体を製造した。
【0039】[光情報記録媒体としての評価]上記のよ
うにして得られた光情報記録媒体について、(1)落下
テスト、(2)基板の外側端部のC/Nの測定を行い、
評価した。 (1)落下テスト コンクリート床に10回、1mの高さから落下させ、基
板の外側端部の剥れを観察した。評価基準は、下記の通
りである。 A:基板外側端部の剥れが殆ど観察されなかった。 B:基板外側端部の剥れがわずかに観察された。 C:基板外側端部の剥れがかなり観察された。 (2)基板の外側端部(グルーブの最外周部分)のC/
Nの測定 DDU1000(パルステック社製)を用い、1.2m
/秒で11T記録を行った後、再生し、スペクトラムア
ナライザTR4135(アドバンテスト(株)製)で測
定した。また製造後、80℃、85%RH条件下で24
0時間保存後の媒体の基板外側端部の剥れの状態、及び
基板外側端部のC/Nの測定を行い、同様な基準で評価
した。結果を表1に示す。
うにして得られた光情報記録媒体について、(1)落下
テスト、(2)基板の外側端部のC/Nの測定を行い、
評価した。 (1)落下テスト コンクリート床に10回、1mの高さから落下させ、基
板の外側端部の剥れを観察した。評価基準は、下記の通
りである。 A:基板外側端部の剥れが殆ど観察されなかった。 B:基板外側端部の剥れがわずかに観察された。 C:基板外側端部の剥れがかなり観察された。 (2)基板の外側端部(グルーブの最外周部分)のC/
Nの測定 DDU1000(パルステック社製)を用い、1.2m
/秒で11T記録を行った後、再生し、スペクトラムア
ナライザTR4135(アドバンテスト(株)製)で測
定した。また製造後、80℃、85%RH条件下で24
0時間保存後の媒体の基板外側端部の剥れの状態、及び
基板外側端部のC/Nの測定を行い、同様な基準で評価
した。結果を表1に示す。
【0040】
【表1】 表1 ──────────────────────────────────── 落下テスト 端部C/N 保存後の外観 保存後の端部C/N ──────────────────────────────────── 実施例1 A 56dB A 54dB 実施例2 A 56dB A 54dB 比較例1 C 55dB C 52dB ────────────────────────────────────
【0041】上記表1の結果から、基板の外側表面の外
周端部が面取り加工された基板を用い、かつ基板上の記
録層及び反射層を内側に後退させて基板の露出面を設
け、この露出面に保護層が直接接合するようにした本発
明に従う第一の態様の光情報記録媒体(実施例1)は、
面取り加工されていない通常の方法で形成された基板を
用い、かつ保護層を記録層を介して基板端部と接合する
ように設けた比較の光情報記録媒体(比較例1)に比べ
て、基板端部の剥れが殆どなく、また高い端部C/Nの
値を得ることができることがわかる。またこれらの光情
報記録媒体を長期間保存(特に、高温高湿下での保存)
した場合にも本発明に従う媒体の方が、比較例の媒体に
比べてその基板端部の剥れも殆どなく、また同様に高い
端部C/N値が維持されている。また、基板の外側表面
の外周端部が面取り加工された基板を用い、かつ基板上
の記録層及び反射層を内側に後退させて基板の露出面を
設け、この露出面に接着剤層が直接接合するようにした
本発明に従う第二の態様の光情報記録媒体(実施例2)
においても、比較例1の光情報記録媒体に比べて、保存
前後にわたって基板端部の剥れが殆どなく、また高い端
部C/Nの値を得ることができることがわかる。
周端部が面取り加工された基板を用い、かつ基板上の記
録層及び反射層を内側に後退させて基板の露出面を設
け、この露出面に保護層が直接接合するようにした本発
明に従う第一の態様の光情報記録媒体(実施例1)は、
面取り加工されていない通常の方法で形成された基板を
用い、かつ保護層を記録層を介して基板端部と接合する
ように設けた比較の光情報記録媒体(比較例1)に比べ
て、基板端部の剥れが殆どなく、また高い端部C/Nの
値を得ることができることがわかる。またこれらの光情
報記録媒体を長期間保存(特に、高温高湿下での保存)
した場合にも本発明に従う媒体の方が、比較例の媒体に
比べてその基板端部の剥れも殆どなく、また同様に高い
端部C/N値が維持されている。また、基板の外側表面
の外周端部が面取り加工された基板を用い、かつ基板上
の記録層及び反射層を内側に後退させて基板の露出面を
設け、この露出面に接着剤層が直接接合するようにした
本発明に従う第二の態様の光情報記録媒体(実施例2)
においても、比較例1の光情報記録媒体に比べて、保存
前後にわたって基板端部の剥れが殆どなく、また高い端
部C/Nの値を得ることができることがわかる。
【0042】
【発明の効果】本発明の光情報記録媒体は、その基板の
外側表面の外周端部が面取り加工されているため、例え
ば、基板端部に衝撃などが加わった場合でもその衝撃力
は端部の角部分に集中することなく分散される。従って
基板端部の剥れを防止することができる。特に、サンド
イッチ型の基板の内部の構造においては、基板上の記録
層と反射層を後退させることにより、基板表面の露出し
た領域を設け、この露出面に保護層、あるいは接着剤層
が接合するようにしたため、基板の端部において高い接
着性が実現できる。従って面取り加工された特定の形状
の基板を用いて、かつ基板の端部の構造をより強固な構
造に改良した本発明の光情報記録媒体は、基板端部での
剥れは殆ど生じることがない。また基板は、面取り加工
により、バリの少ない形状で成型することが可能であ
り、バリの除去作業の簡素化やバリによる基板表面の傷
などの発生を抑制することもできる。更に、基板上の記
録層と反射層を後退させた態様の光情報記録媒体におい
ては、保護層、あるいは接着剤層により記録層及び反射
層は完全に覆われた状態になるため、記録層が保護層、
あるいは接着剤層と接触している領域は、記録層の外周
端面(側面)のみであり、またこの面は、直接外気とも
遮断されており、高い保存安定性をも確保することがで
きる。従って高い耐久性を得ることができる。
外側表面の外周端部が面取り加工されているため、例え
ば、基板端部に衝撃などが加わった場合でもその衝撃力
は端部の角部分に集中することなく分散される。従って
基板端部の剥れを防止することができる。特に、サンド
イッチ型の基板の内部の構造においては、基板上の記録
層と反射層を後退させることにより、基板表面の露出し
た領域を設け、この露出面に保護層、あるいは接着剤層
が接合するようにしたため、基板の端部において高い接
着性が実現できる。従って面取り加工された特定の形状
の基板を用いて、かつ基板の端部の構造をより強固な構
造に改良した本発明の光情報記録媒体は、基板端部での
剥れは殆ど生じることがない。また基板は、面取り加工
により、バリの少ない形状で成型することが可能であ
り、バリの除去作業の簡素化やバリによる基板表面の傷
などの発生を抑制することもできる。更に、基板上の記
録層と反射層を後退させた態様の光情報記録媒体におい
ては、保護層、あるいは接着剤層により記録層及び反射
層は完全に覆われた状態になるため、記録層が保護層、
あるいは接着剤層と接触している領域は、記録層の外周
端面(側面)のみであり、またこの面は、直接外気とも
遮断されており、高い保存安定性をも確保することがで
きる。従って高い耐久性を得ることができる。
【図1】図1は、本発明の第一の態様の光情報記録媒体
の好ましい例を模式的に示す断面図である。
の好ましい例を模式的に示す断面図である。
【図2】図2は、本発明の第一の態様の光情報記録媒体
の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の第一の態様の光情報記録媒体
の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
【図4】図4は、本発明の第一の態様の光情報記録媒体
の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
【図5】図5は、基板の外側表面の外周端部が面取り加
工された円盤状基板上に記録層を塗布により設けた状態
を模式的に示す部分断面図である。
工された円盤状基板上に記録層を塗布により設けた状態
を模式的に示す部分断面図である。
【図6】図6は、記録層の上に更に反射層を形成し、記
録層と反射層の外側端部の双方を内側に後退させた状態
を模式的に示す部分断面図である。
録層と反射層の外側端部の双方を内側に後退させた状態
を模式的に示す部分断面図である。
【図7】図7は、記録層及び反射層上から保護層の端部
が基板端部表面を露出させた領域(露出面)に接触する
ように保護層を設けた状態を模式的に示す部分断面図で
ある。
が基板端部表面を露出させた領域(露出面)に接触する
ように保護層を設けた状態を模式的に示す部分断面図で
ある。
【図8】図8は、圧着装置の加圧板の間に二枚の基板を
挟み、加圧処理する状態を模式的に示す図である。
挟み、加圧処理する状態を模式的に示す図である。
【図9】図9(a)は、記録層を全面に覆った形状の反
射層を持つ第一の態様の光情報記録媒体を模式的に示す
部分断面図である。図9(b)は、記録層を中間層を介
して二層構成にした場合の第一の態様の光情報記録媒体
を模式的に示す部分断面図である。図9(c)は、記録
層を全面に覆った形状の反射層とし、かつ記録層を中間
層を介して二層構成にした場合の第一の態様の光情報記
録媒体を模式的に示す部分断面図である。
射層を持つ第一の態様の光情報記録媒体を模式的に示す
部分断面図である。図9(b)は、記録層を中間層を介
して二層構成にした場合の第一の態様の光情報記録媒体
を模式的に示す部分断面図である。図9(c)は、記録
層を全面に覆った形状の反射層とし、かつ記録層を中間
層を介して二層構成にした場合の第一の態様の光情報記
録媒体を模式的に示す部分断面図である。
【図10】図10は、基板の外側表面の外周端部が種々
の形状で面取り加工された例を模式的に示す部分断面図
である。
の形状で面取り加工された例を模式的に示す部分断面図
である。
【図11】図11は、基板端部表面を露出させた領域に
接触するように接着剤層を設けた状態を模式的に示す部
分断面図である。
接触するように接着剤層を設けた状態を模式的に示す部
分断面図である。
【図12】図12は、本発明の第二の態様の光情報記録
媒体の好ましい例を模式的に示す断面図である。
媒体の好ましい例を模式的に示す断面図である。
【図13】図13は、本発明の第二の態様の光情報記録
媒体の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
媒体の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
【図14】図14は、本発明の第二の態様の光情報記録
媒体の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
媒体の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
【図15】図15は、本発明の第二の態様の光情報記録
媒体の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
媒体の好ましい別の例を模式的に示す断面図である。
【図16】図16は、記録層が基板の外側端部の先端ま
で設けられた従来の光情報記録媒体を模式的に示す部分
断面図である。
で設けられた従来の光情報記録媒体を模式的に示す部分
断面図である。
【図17】図17は、従来から提案されていた光情報記
録媒体(DVD−R)の基本構造を模式的に示す部分断
面図である。
録媒体(DVD−R)の基本構造を模式的に示す部分断
面図である。
1、2、3、4、5、6、7、8 光情報記録媒体 10a、10b、20a、20b、30a、30b、4
0a、40b 孔部 11、21a、21b、31、41a、41b、16
1、171a 円盤状基板 12、32、162 円盤状保護板 13、13A、13B、23a、23b、33、43
a、43b、163、173a 記録層 14、24a、24b、34、44a、44b、16
4、174a 反射層 15、25a、25b、165、175a 保護層 16、26、36、46、166、176 接着剤層 17a、17b、27a、27b、37a、37b、4
7a、47b 面取り加工 18、19、28a、28b、29a、29b、38、
39、48a、48b、49a、49b 露出面 50 中間層 80 圧着装置 81a、81b 加圧板
0a、40b 孔部 11、21a、21b、31、41a、41b、16
1、171a 円盤状基板 12、32、162 円盤状保護板 13、13A、13B、23a、23b、33、43
a、43b、163、173a 記録層 14、24a、24b、34、44a、44b、16
4、174a 反射層 15、25a、25b、165、175a 保護層 16、26、36、46、166、176 接着剤層 17a、17b、27a、27b、37a、37b、4
7a、47b 面取り加工 18、19、28a、28b、29a、29b、38、
39、48a、48b、49a、49b 露出面 50 中間層 80 圧着装置 81a、81b 加圧板
Claims (10)
- 【請求項1】 それぞれ、記録層、反射層及び保護層が
この順で設けられた中央に孔部を持つ二枚の円盤状基
板、もしくは記録層、反射層及び保護層がこの順で設け
られた中央に孔部を持つ円盤状基板と該基板と同一の形
状を持つ円盤状保護板とをそれぞれ記録層側が内側とな
るように接着剤層を介して貼り合わされてなるサンドイ
ッチ型光情報記録媒体において、少なくとも一方の側の
基板の外側表面の外周端部が面取り加工されていること
を特徴とする光情報記録媒体。 - 【請求項2】 それぞれ、記録層及び反射層がこの順で
設けられ、かつ中央に孔部を持ち、少なくとも一方の側
の基板の外側表面の外周端部が面取り加工されている二
枚の円盤状基板、もしくは記録層及び反射層がこの順で
設けられ、かつ中央に孔部を持つ円盤状基板及び該基板
と同一の形状を持つ円盤状保護板の少なくとも一方の側
の基板の外側表面の外周端部が面取り加工されている円
盤状基板と円盤状保護板とをそれぞれ記録層側が内側と
なるように接着剤層を介して貼り合わされてなるサンド
イッチ型光情報記録媒体。 - 【請求項3】 基板上の記録層及び反射層の外側端部の
双方を内側に後退させることにより、基板の外側端部表
面を露出させ、その露出面に保護層を接合させた請求項
1に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項4】 記録層と反射層の内側端部の双方を外側
に後退させることにより、孔部周縁部の外側領域の基板
表面を露出させ、その露出面に保護層を接合させた請求
項1に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項5】 露出面に保護層と共に更に接着剤層を接
合させた請求項3又は4に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項6】 保護層が、UV硬化性樹脂からなる層で
ある請求項1に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項7】 基板上の記録層及び反射層の外側端部の
双方を内側に後退させることにより、基板の外側端部表
面を露出させ、その露出面に接着剤層を接合させた請求
項2に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項8】 記録層と反射層の内側端部の双方を外側
に後退させることにより、孔部周縁部の外側領域の基板
表面を露出させ、その露出面に接着剤層を接合させた請
求項2に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項9】 接着剤層が、UV硬化性樹脂からなる層
である請求項2に記載の光情報記録媒体。 - 【請求項10】 記録層が、色素記録層である請求項1
又は2に記載の光情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8275517A JPH10106034A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 光情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8275517A JPH10106034A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 光情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10106034A true JPH10106034A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17556578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8275517A Pending JPH10106034A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 光情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10106034A (ja) |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP8275517A patent/JPH10106034A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040216 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040629 |