JPH10106132A - ディスク回転駆動装置 - Google Patents

ディスク回転駆動装置

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JPH10106132A
JPH10106132A JP8256129A JP25612996A JPH10106132A JP H10106132 A JPH10106132 A JP H10106132A JP 8256129 A JP8256129 A JP 8256129A JP 25612996 A JP25612996 A JP 25612996A JP H10106132 A JPH10106132 A JP H10106132A
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JP
Japan
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leaf spring
drive pin
disk
rotor frame
fixed
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JP8256129A
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English (en)
Inventor
Masao Kojima
正雄 小島
Hiroyoshi Toyoshima
弘祥 豊島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速回転(例えば720rpm以上)をする
ディスクの回転駆動装置において、従来のディスクの回
転駆動装置より大きなチャッキング時の衝撃に対するチ
ャッキング部の強度不足を解決し、ディスクの回転駆動
装置の高寿命を得ることを目的とする。 【解決手段】 板バネ7に補強手段を設ける、あるいは
駆動ピン8の回転方向逆側に駆動ピン8に当接する機構
を設けることにより、ディスクチャッキング時の衝撃に
よるチャッキング部の変形を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速回転(例えば
720rpm以上)をする磁気ディスク等の円盤型記憶
媒体のディスク回転駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを始めとする情報機器が普
及して、文字情報だけでなく映像や音声も情報機器で扱
うマルチメディア化のため、行き来する情報量が急速に
増大している。それに伴い、情報記憶ディスクには大容
量化が求められ、フレキシブル磁気ディスクの回転駆動
装置には読み取り・書き込み速度の高速化が求められて
いる。そのためには、フレキシブル磁気ディスクの回転
駆動装置の回転数の高速化が必要である。
【0003】従来のフレキシブル磁気ディスクの回転駆
動装置の多くは回転数が720rpm以下であり、チャ
ッキング部もその回転数に対応した強度で設計されてい
る。例えば一般的なフロッピーディスク用回転駆動装置
の回転数は300rpmと360rpm程度である。従
来と同等の強度のチャッキング部では、高速回転をする
ディスクをチャッキングした時、その衝撃によりチャッ
キング部が変形する可能性がある。
【0004】従来、フレキシブル磁気ディスクの回転駆
動装置のチャッキング部に関し、駆動ピンの揺動を規制
した実開昭63−72753号公報に記載されたものが
知られている。しかし、この実開昭63−72753号
公報の目的は、インデックス周期のずれの防止、回転体
の回転ジッターの減少であり、チャッキング部の強度向
上を目的としていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この高速回転(例えば
720rpm以上)をするフレキシブル磁気ディスクの
回転駆動装置においては、従来のフレキシブル磁気ディ
スクの回転駆動装置の場合より、チャッキング時の衝撃
が大きい。その衝撃によりチャッキング部が変形すれ
ば、フレキシブル磁気ディスクの正確な位置決め保持が
できず、磁気ディスク装置自体の性能に著しい悪影響が
起こる。そこで、高速回転をするフレキシブル磁気ディ
スクをチャッキングする時の大きな衝撃に耐えうるチャ
ッキング部の強度が要求される。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、板バネに補強手段を設ける、あるいは駆動
ピンの回転方向と逆側に駆動ピンに当接する機構を設け
ることにより、ディスクをチャッキング時の衝撃に対す
るチャッキング部の強度を向上させ、チャッキング部の
変形を防ぐものである。
【0007】これにより、ディスクの回転駆動装置の高
信頼性,高寿命が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
は、ディスク中心に固定された磁性材でなるディスクハ
ブの中心孔に係合するシャフトと、このシャフトと一体
に回転するロータフレームと、前記ディスクハブを吸引
するハブマグネットと、前記ロータフレームの内面側に
固定された板バネと、この板バネに固定された駆動ピン
と、前記ロータフレームに固定されたメインマグネット
とを有するディスクの回転駆動装置において、前記駆動
ピン近傍の前記板バネの補強手段を備えたディスク回転
駆動装置である。
【0009】また本発明は、板バネの補強手段として、
板バネの駆動ピン固定部に補強板を貼り付けたものであ
る。
【0010】また本発明は、板バネの補強手段として、
駆動ピンで板バネとともに補強板をカシメ固定したもの
である。
【0011】また本発明は、板バネの補強手段として、
板バネの駆動ピン固定部近傍に折り曲げ部を形成したも
のである。
【0012】また本発明は、板バネの補強手段として、
板バネの駆動ピン固定部近傍の面上にリブを設けたもの
である。
【0013】このように板バネに補強を施すことで、デ
ィスクチャッキング時に、ディスクハブから駆動ピンを
介して板バネに伝わる衝撃による板バネの永久変形を抑
えるという作用を有する。
【0014】そして本発明は、ディスクのチャッキング
時に前記駆動ピン孔のロータの回転方向と逆側の稜部に
前記駆動ピンが当接する当接部を設けたディスク回転駆
動装置である。
【0015】また本発明は、駆動ピン孔のロータの回転
方向と逆側の稜部にあて板を接着して当接部を構成した
ものである。
【0016】また本発明は、駆動ピン孔のロータの回転
方向と逆側のロータフレームを切り起こして当接部を構
成したものである。
【0017】このように駆動ピンが当接する当接部を設
けることにより、駆動ピンとロータフレームの駆動ピン
孔部との隙間をなくし、チャッキング時のディスクハブ
からの反力による駆動ピンの移動を抑え、駆動ピンが固
定されている板バネの変形を抑えるという作用を有す
る。
【0018】さらに本発明は、板バネをロータフレーム
の天面側の向きに、一定角度折り曲げたものである。
【0019】このように折り曲げることにより、ロータ
フレームの駆動ピン孔の内側と板バネの駆動ピン固定部
を密着させるという作用を有する。
【0020】また、本発明は、駆動ピン孔のロータ回転
方向の前後2カ所の稜部に、チャッキング時に前記駆動
ピンの回転方向の移動を規制する当接部を設けたもので
ある。
【0021】このように駆動ピン孔の前後2カ所の稜部
に当接部を設けたので、駆動ピンとロータフレームの駆
動ピン孔部との隙間をなくし、チャッキング時のディス
クハブからの反力による駆動ピンの移動を抑え、駆動ピ
ンが固定されている板バネの変形を抑えるという作用を
有する。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
【0023】(実施例1)図1に磁気ディスク回転駆動
装置の断面図を示す。図2は図1に示す装置のロータ部
の外面の斜視図であり、図3は図1に示す装置のロータ
部の内面を示す斜視図である。磁気ディスクハブ(図5
を参照)の中心孔に係合するシャフト1はロータフレー
ム2に固定され、ロータフレーム2の内部側のシャフト
1は焼結軸受3に支承されて、ロータフレーム2はシャ
フト1と一体に回転する。このロータフレーム2はカッ
プ状形状であり、最外周のロータフレーム2の円筒部内
面にメインマグネット4が固定されている。また、この
ロータフレーム2の天面の外面側には磁気ディスクハブ
を吸引するハブマグネット5が固着され、ロータフレー
ム2の天面の逆面部には、2本のリベット6により弾性
材(例えば、SUS301)の板バネ7がロータフレー
ム2の内面側に固定され、板バネ7には駆動ピン8が固
定され、駆動ピン8はロータフレーム2の天面に設けら
れた駆動ピン孔9から貫通してロータフレーム2の天面
側に突出している。
【0024】ロータフレーム2とシャフト1とメインマ
グネット4とハブマグネット5とリベット6と板バネ7
と駆動ピン8からロータ部は構成されている。
【0025】図4に駆動ピン8と板バネ7の関係を説明
するために、その二つの部品の板バネ組立体を示す。板
バネ7は取付時にシャフト1を避けるためドーナツ形状
にしてある。また、板バネ7には3つの穴が空いてお
り、そのうち1つは駆動ピン固定用穴10であり、残り
の2つは板バネ7をロータフレーム2に取り付けるため
のリベット用穴11である。駆動ピン8の一端を板バネ
7の駆動ピン固定用穴10に差し込み、カシメることに
より板バネ7に取り付けられ、カシメ強度を増すために
駆動ピン8の端が円柱形状であるのに対して、駆動ピン
固定用穴10は駆動ピン8の円柱に外接するような多角
形としている。そのためにカシメにより駆動ピン材料が
円と多角形でなす隙間にはみ出ることでカシメ強度を強
化している。板バネ7は、ロータフレーム2の天面の逆
内面に接するように二本のリベット6で固定されてい
る。このリベット6による固定部を支点として、板バネ
7は弾性変形する。
【0026】電子部品が実装されたプリント基板12は
磁性材のプレート13の数カ所に設けたバーリングにプ
リント基板13に設けた穴を係合挿入し、バーリング部
をカシメ圧接して固定している。プレート13の上に、
焼結軸受3が圧入された軸受ホルダー14が設置されて
いる。軸受ホルダー14のフランジ部を巻線組立体15
のステータコア16部とプレート13で挟み込み、プレ
ート13に軸受ホルダー14と巻線組立体15をビス1
7で固定している。スラスト方向荷重をうけるためにシ
ャフト1の先端部はピボット軸受であり、スラスト方向
荷重を樹脂製ワッシャ18を介してプレート13で受け
ている。巻線組立体15は積層されたステータコア16
に樹脂インシュレータ19で絶縁した上に巻線20が巻
配されている。巻線20の線端部はプリント基板12に
半田付けされている。従って、プレート13とプリント
基板12と焼結軸受3と軸受ホルダー14と巻線組立体
15とビス17と樹脂製ワッシャ18とからステータ部
が構成される。
【0027】ロータ部のメインマグネット4には、駆動
のための着磁(メイン着磁という)が内周面になされ、
端面には回転速度検出のための着磁(FG着磁という)
がなされている。巻線20に通電することにより、ステ
ータコア16に対向したメインマグネット4との磁気作
用で、ステータ部の焼結軸受3に支承されたシャフト1
を中心にしてロータ部は回転する。そのため、ロータ部
に係合搭載された磁気ディスクも回転する。
【0028】磁気ディスク回転駆動装置に使用する磁気
ディスクの中心部の一例を図5に示す。磁気ディスクの
中心部には金属板からなる円盤状のディスクハブ21の
両面ドーナツ状に一体成形されたシャフト係合部22と
搭載部23がある。磁気ディスクの中心を構成するシャ
フト係合部22の中心孔24は2直線と円弧により形成
される形状をしている。その2直線は円の半分の区間中
およそ60゜度分の2区間を直線でつないだもので、直
線の開き角は約90゜である。ディスクハブ21には、
駆動ピン8を係合する駆動ピン挿入孔25が設けられて
いる。駆動ピン挿入孔25は二つの円弧と二つの直線か
ら構成され、扇形の円弧側一部分の形状をしている。回
転駆動装置のシャフト1が中心孔24の二つの直線と接
し、駆動ピン8が駆動ピン挿入孔25の直線に接するよ
うに磁気ディスクがチャッキングされると位置決めが完
了する。
【0029】チャッキングの初期段階では、ディスク回
転駆動装置に磁気ディスクをのせるとディスクハブ21
の中心孔24とシャフト1が係合するが、駆動ピン挿入
孔25は同円周上の任意の位置になるため、駆動ピン8
とは係合しない。ディスクハブ21の駆動ピン挿入孔2
5に駆動ピン8が挿入されていない場合、駆動ピン8が
ロータフレーム2の内面方向に押し込まれ、板バネ7が
曲げられた状態になっている。そのため、駆動ピン8が
板バネ7の弾性によりロータフレーム2の外側に付勢さ
れている。
【0030】続いてロータフレーム2の回転とともに、
ロータフレーム2の天面部と磁気ディスクの搭載部23
の面とが摺動し、ディスクハブ21の駆動ピン挿入孔2
5と駆動ピン8が同位置になった時、板バネ7の弾性力
により駆動ピン8が駆動ピン挿入孔25に挿入される。
その後、ロータフレーム2上を磁気ディスクが相対的に
回転方向逆向きに滑ることにより、ディスクハブの駆動
ピン挿入孔25の回転方向側の直線と駆動ピン8が係合
する。それにより、ディスクが確実に回転駆動される。
【0031】磁気ディスクの保持状態を安定なものにす
るため、ハブマグネット5が設けられ、磁気ディスクの
ディスクハブ21を吸着するようにハブマグネット5に
着磁されている。
【0032】もし、駆動ピン8が完全に挿入されないま
ま磁気ディスクが回転駆動されると、磁気ディスクの回
転状態が極めて不安定なものとなり、適正な記録再生が
なされず、読み取りエラー等が発生する原因となる。
【0033】高速回転する磁気ディスク回転駆動装置に
おいては、ロータフレーム2に固定された板バネ7に固
定された駆動ピン8で磁気ディスクをチャッキングした
時、磁気ディスクから駆動ピン8を介し板バネ7に伝わ
る衝撃が回転数に伴って大きくなってきている。その衝
撃に対する板バネ7の永久変形をなくすために、板バネ
7のバネ定数を大きくするなどの補強手段を備え、板バ
ネ7の変形を抑える必要がある。板バネの厚みを増すこ
とでも板バネの補強をすることができるが、これではバ
ネ定数の制御がし難いので、局部的にバネ定数を変える
方法が好ましい。バネ定数はチャッキング過程での弾性
変形時に要求される特性から決まっているので、バネ定
数への影響が小さい補強手段が必要である。
【0034】図4では板バネ7の駆動ピン8固定部の同
一周上にリブ26を設け、板バネのバネ定数を局所的に
変えている。チャッキング時のディスクハブからの衝撃
が駆動ピン8を介して板バネ7に伝わる。リブ26は衝
撃に対して最も応力の集中する駆動ピン8の固定部近傍
を補強し、板バネ7の強度を向上させる作用をもつ。板
バネ7にリブ26を設けることにより、比較的低コスト
で板バネ7の強度を向上させることができる。
【0035】(実施例2)第2の実施例を説明するが、
駆動装置の構成は実施例1とほぼ同じなので、実施例1
とは異なる板バネ組立体を図示して説明する。
【0036】図6は板バネ27の駆動ピン28のカシメ
部近傍に補強板29を貼り付けて、板バネ27に駆動ピ
ン28をカシメ固定する。チャッキング時のディスクハ
ブからの衝撃が駆動ピン28を介して板バネ27に伝わ
るが、補強板29を貼った板バネ27が局所的にバネ定
数が向上し、板バネが永久変形することがない。衝撃に
対して最も応力の集中する駆動ピン固定部を補強板29
で補強するので、板バネの強度が増したような作用を行
う。
【0037】(実施例3)補強板を板バネと一緒に駆動
ピンにカシメ固定して板バネ体を構成する点が実施例2
で説明した構成と異なるので、その点について説明す
る。実施例2の図6と類似なので、図示しない。
【0038】駆動ピンを板バネを介して補強板とカシメ
固定する。初期チャッキングでは駆動ピンが沈み込むよ
うに曲がった時補強板と板バネは全面が接着されていな
いのでバネ定数が増大せず、板バネだけのバネ定数とほ
ぼ同じ作用をする。駆動ピンが駆動ピン挿入孔に挿入さ
れる時にも板バネと補強板はカシメ部からはなれたとこ
ろで隙間が生じ、板バネだけのバネ定数とほぼ同じ作用
をする。チャッキングする瞬間は駆動ピンは所定位置に
復帰しているので、板バネと補強板とは密着状態になっ
ている。ディスクハブからの衝撃が駆動ピンを介して板
バネに伝わると、補強板の一端が支点となり板バネのバ
ネ定数が増加したような補強板が作用するので、板バネ
が永久変形することがない。衝撃に対して最も応力の集
中する駆動ピン固定部を補強板で補強したことになる。
【0039】(実施例4)実施例4を説明するが、駆動
装置の構成は実施例1とほぼ同じなので、実施例1とは
異なる板バネ組立体を図示して説明する。
【0040】図7は板バネ30の駆動ピン31の固定部
を駆動ピン31とは逆面側に折り曲げた板バネ組立体を
示す。チャッキング時のディスクハブからの衝撃が駆動
ピン31を介して板バネ30に加わる。図7において、
折り曲げ部32は、チャッキング時の衝撃に対して最も
応力の集中する駆動ピン固定部近傍を板バネ30を折り
曲げることで補強し、つまり板バネ30の強度を向上さ
せる効果がある。板バネ30を折り曲げることにより、
比較的低コストで板バネ30の強度を向上させることが
できる。
【0041】(実施例5)実施例5を説明するが、駆動
装置の構成は実施例1とほぼ同じなので、同じところは
説明を省略し、実施例1とは異なるところだけを図示し
て説明する。
【0042】図8はロータフレームの駆動ピン孔部を説
明するための斜視図であり、回転方向逆側にあて板33
を付けた状態を示す。図8において、駆動ピン34とロ
ータフレーム35の駆動ピン孔36との隙間をなくすよ
うにあて板33は回転方向逆側の駆動ピン孔36の位置
に接着剤で接着固定される。あて板33を付けた状態で
は、駆動ピン34の回転方向への移動が抑えられる。駆
動ピン34は上下には移動ができるが、回転方向へは移
動が規制されているので、磁気ディスクのチャッキング
の際にディスクハブが駆動ピン34に係合するとき、デ
ィスクハブが駆動ピン34を回転方向逆向きに倒れ込ま
せようとする。このとき、駆動ピン34の回転方向逆向
きにあるあて板33に駆動ピン34が当接するので、駆
動ピン34は回転方向に大きく移動できず、駆動ピン3
4の倒れ込み量は小さくて済む。すなわち、あて板33
は駆動ピン34の当接部をなし、そのために、駆動ピン
34が取り付けられている板バネ37に加わる応力も小
さくなり、板バネ37の変形を抑えることができる。
【0043】(実施例6)実施例6を説明するが、駆動
装置の構成は実施例1とほぼ同じなので、同じところは
説明を省略し、実施例1とは異なるところだけを図示し
て説明する。実施例6は実施例5のあて板をロータフレ
ームの一部を切り起こして当接部としている点が実施例
5とは異なっている。
【0044】図9はロータフレーム38の駆動ピン孔3
9の回転方向逆側に切り起こし部40を設けた状態を説
明するための斜視図である。図9において、切り起こし
部40は駆動ピン41とロータフレーム38の駆動ピン
孔39との隙間をなくし、駆動ピン41の回転方向の移
動を抑え、駆動ピン41が固定されている板バネ42の
変形を抑える作用を有する。チャッキングにおいてディ
スクハブが駆動ピン41に係合するとき、ディスクハブ
は駆動ピン41を回転方向逆向きに倒れ込ませようとす
る。このとき、駆動ピン41の回転方向逆向きにロータ
フレームの切り起こし部40があるために、駆動ピン4
1の倒れ込み量は小さくて済む。同時に、駆動ピン41
が取り付けられている板バネ42に加わる応力も小さく
なり、板バネ42の変形を抑えることができる。また、
ロータフレームを切り起こしているので比較的低コスト
で実現できる。
【0045】(実施例7)実施例7を説明するが、駆動
装置の構成は実施例1とほぼ同じなので、同じところは
説明を省略し、実施例1とは異なるところだけを図示し
て説明する。
【0046】実施例7には実施例1の板バネ補強として
のリブがなくてもよく、他の板バネ補強手段を施されて
あっても良い。
【0047】図10はドーナツ形状をした板バネ43を
直線でロータフレーム側に一定角度折り曲げた板バネ組
立体を示す。図10(a)は板バネ組立体のシャフト方
向からみた図で、図10(b)は(a)の側面図であ
る。図10において、折り曲げた板バネ43の折り曲げ
バネ力で、ロータフレームの駆動ピン孔の内面と板バネ
43の駆動ピン44カシメ固定近傍を密着させる。常に
密着することにより、駆動ピン44がロータフレームに
対して一定な姿勢を保つようにする作用を行う。それに
より、チャッキング時の位置決めを正確に行うことがで
きる。
【0048】板バネのバネ力は折り曲げない場合よりも
大きくなる。さらには板バネをロータフレームに固定す
る支点に対して直角で駆動ピンを通る線を考えると、そ
の線に対して折り曲げ線はほぼ直角になっているので、
磁気ディスクのチャッキング時の衝撃による板バネへの
衝撃応力に対しても耐力が増す。そのために、板バネの
チャッキング変形が軽減される。また実施例1,2,3
のような板バネの補強手段を併せて施すとさらに効果が
ある。
【0049】(実施例8)実施例8を説明するが、駆動
装置の構成は実施例1とほぼ同じなので、同じところは
説明を省略し、実施例1とは異なるところだけを図示し
て説明する。実施例8は実施例6の切り起こし部を回転
方向の駆動ピン孔のもう一方にも切り起こし部を設けて
いる点が実施例6とは異なっている。
【0050】図11はロータフレーム45の駆動ピン孔
46の回転方向側に切り起こし部47と48を設けた状
態を説明するための斜視図である。図11において、切
り起こし部47は回転方向逆側にあり、切り起こし部4
8は回転方向側に設けられている。切り起こし部47,
48は駆動ピン49とロータフレーム45の駆動ピン孔
46との隙間を狭くし、駆動ピン49の回転方向の移動
を抑え、駆動ピン49が固定されている板バネ50の変
形を抑える作用を有する。チャッキングにおいてディス
クハブが駆動ピン49に係合するとき、ディスクハブは
駆動ピン49を回転方向逆向きに倒れ込ませようとす
る。このとき、駆動ピン49の回転方向逆向きにロータ
フレームの切り起こし部47があるために、駆動ピン4
9の倒れ込み量は小さくて済む。720rpm以上の回
転数になると、駆動ピン49が切り起こし部47に当た
った衝撃の反動で、駆動ピン49が回転方向に戻され
る。回転数が大きくなれば反動力が大きくなり、駆動ピ
ン49に好ましくない方向に移動する。回転方向の切り
起こし部48でその移動を規制するために、回転数が大
きくなっても、チャッキング時の衝撃力による、駆動ピ
ン49が取り付けられている板バネ50に加わる応力も
小さくなり、板バネ50の変形を抑えることができる。
切り起こし部はロータフレームを切り起こしているので
比較的低コストで実現できる。
【0051】
【発明の効果】上記実施例の記載から明らかなように、
請求項1,2,3,4,5記載の発明によれば、チャッ
キング時のディスクハブからの衝撃が駆動ピンを介して
板バネに伝わるが、リブや補強板や折り曲げによって板
バネが局所的にバネ定数が増加するために、板バネが永
久変形することがない。衝撃に対して最も応力の集中す
る駆動ピン固定部近傍を補強するので、板バネの強度が
増すという有利な効果が得られる。
【0052】また、請求項4,5記載の発明によれば、
板バネ単体で補強が可能であるので安価に板バネの補強
手段が得られるものである。
【0053】さらに、請求項6,7,8,10記載の発
明によれば、チャッキングにおいてディスクハブが駆動
ピンに係合するとき、駆動ピンの回転方向逆向きに当接
部があるために、駆動ピンの倒れ込み量は小さくて済む
ので、板バネに加わる応力も小さく変形を抑えることが
できるという有利な効果が得られる。
【0054】また、請求項8,10記載の発明によれ
ば、ロータフレームを切り起こしているので比較的低コ
ストで実現できる。
【0055】さらに、請求項9記載の発明によれば、チ
ャッキング時の駆動ピンの位置が一定していて安定なチ
ャッキングができ、板バネの耐衝撃性が向上するという
効果を奏するものである。
【0056】以上のように本発明によれば、磁気ディス
クをチャッキングしたときの衝撃に対するチャッキング
部の強度を向上させることができ、高速回転の磁気ディ
スク回転駆動装置でのチャッキングの信頼性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるディスク回転駆動装
置の断面図
【図2】本発明の実施例1におけるディスク回転駆動装
置のロータ部外面斜視図
【図3】本発明の実施例1におけるディスク回転駆動装
置のロータ部内面斜視図
【図4】本発明の実施例1における板バネ組立体の斜視
【図5】(a)磁気ディスクを説明するための磁気ディ
スクの中心部の上面図 (b)磁気ディスクを説明するための磁気ディスクの中
心部の断面図
【図6】本発明の実施例2における板バネ組立体の斜視
【図7】本発明の実施例4における板バネ組立体の斜視
【図8】本発明の実施例5におけるロータフレームの駆
動ピン孔部を説明するための斜視図
【図9】本発明の実施例5におけるロータフレームの駆
動ピン孔部を説明するための斜視図
【図10】(a)本発明の実施例7における板バネ組立
体の上面図 (b)本発明の実施例7における板バネ組立体の側面図
【図11】本発明の実施例8におけるロータフレームの
駆動ピン孔部を説明するための斜視図
【符号の説明】
1 シャフト 2,35,38,45 ロータフレーム 4 メインマグネット 5 ハブマグネット 7,27,30,37,42,43,50 板バネ 8,28,31,34,41,44,49 駆動ピン 9,36,39,46 駆動ピン孔 21 ディスクハブ 24 中心孔 25 駆動ピン挿入孔 26 リブ 29 補強板 32 折り曲げ部 33 あて板 40,47,48 切り起こし部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク中心に固定された磁性材でなるデ
    ィスクハブの中心孔に係合するシャフトと、このシャフ
    トと一体に回転するロータフレームと、前記ディスクハ
    ブを吸引するハブマグネットと、前記ロータフレームの
    内面側に固定された板バネと、この板バネに固定された
    駆動ピンと、前記ロータフレームに固定されたメインマ
    グネットとを有するディスクの回転駆動装置において、
    前記駆動ピン近傍の前記板バネの補強手段を備えたディ
    スク回転駆動装置。
  2. 【請求項2】板バネの補強手段が、板バネの駆動ピン固
    定部に貼り付けた補強板である請求項1記載のディスク
    回転駆動装置。
  3. 【請求項3】板バネの補強手段が、駆動ピンで板バネと
    ともにカシメ固定した補強板である請求項1記載のディ
    スク回転駆動装置。
  4. 【請求項4】板バネの補強手段が、板バネの駆動ピン固
    定部近傍に形成した折り曲げ部である請求項1記載のデ
    ィスク回転駆動装置。
  5. 【請求項5】板バネの補強手段が、板バネの駆動ピン固
    定部近傍の面上に設けたリブである請求項1記載のディ
    スク回転駆動装置。
  6. 【請求項6】ディスクの中心に固定された磁性材でなる
    ディスクハブの中心孔に係合するシャフトと、このシャ
    フトと一体に回転するロータフレームと、前記ディスク
    ハブを吸引するハブマグネットと、前記ロータフレーム
    の内面側に固定された板バネと、この板バネに固定され
    た駆動ピンと、前記ロータフレームに固定されたメイン
    マグネットとを有するディスクの回転駆動装置におい
    て、前記ロータフレームに前記駆動ピンが挿通可能な駆
    動ピン孔を形成し、前記板バネは前記駆動ピンを前記駆
    動ピン孔に挿入して前記ロータフレームの内面側に2つ
    の支点で固定し、ディスクのチャッキング時に前記駆動
    ピン孔のロータの回転方向と逆側の稜部に前記駆動ピン
    が当接する当接部を設けたことを特徴とするディスク回
    転駆動装置。
  7. 【請求項7】駆動ピン孔のロータの回転方向と逆側の稜
    部にあて板を接着して当接部を構成した請求項6記載の
    ディスク回転駆動装置。
  8. 【請求項8】駆動ピン孔のロータの回転方向と逆側のロ
    ータフレームを切り起こして当接部を構成した請求項6
    記載のディスク回転駆動装置。
  9. 【請求項9】ディスクの中心に固定された磁性材でなる
    ディスクハブの中心孔に係合するシャフトと、このシャ
    フトと一体に回転するロータフレームと、前記ディスク
    ハブを吸引するハブマグネットと、前記ロータフレーム
    の内面側に固定された板バネと、この板バネに固定され
    た駆動ピンと、前記ロータフレームに固定されたメイン
    マグネットとを有するディスクの回転駆動装置におい
    て、前記ロータフレームに前記駆動ピンが挿通可能な駆
    動ピン孔を形成し、前記板バネは前記駆動ピンを前記駆
    動ピン孔に挿入して前記ロータフレームの内面側に2つ
    の支点で固定し、前記板バネを前記ロータフレームの天
    面側の向きに、一定角度折り曲げたことを特徴とするデ
    ィスク回転駆動装置。
  10. 【請求項10】ディスクの中心に固定された磁性材でな
    るディスクハブの中心孔に係合するシャフトと、このシ
    ャフトと一体に回転するロータフレームと、前記ディス
    クハブを吸引するハブマグネットと、前記ロータフレー
    ムの内面側に固定された板バネと、この板バネに固定さ
    れた駆動ピンと、前記ロータフレームに固定されたメイ
    ンマグネットとを有するディスクの回転駆動装置におい
    て、前記ロータフレームに前記駆動ピンが挿通可能な駆
    動ピン孔を形成し、前記板バネは前記駆動ピンを前記駆
    動ピン孔に挿入して前記ロータフレームの内面側に2つ
    の支点で固定し、前記駆動ピン孔のロータ回転方向の前
    後2カ所の稜部に、チャッキング時に前記駆動ピンの回
    転方向の移動を規制する当接部を設けたことを特徴とす
    るディスク回転駆動装置。
JP8256129A 1996-09-27 1996-09-27 ディスク回転駆動装置 Pending JPH10106132A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100422022B1 (ko) * 2000-07-13 2004-03-10 삼성전기주식회사 디스크 척킹구조
JP2009127720A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Aisin Seiki Co Ltd 流体バルブ装置および燃料電池システム
CN114935120A (zh) * 2022-03-31 2022-08-23 天津大来光电科技有限公司 一种促进硬骨珊瑚生长的带有cob灯珠的led灯具

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