JPH10106312A - タンク内照明装置 - Google Patents
タンク内照明装置Info
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- JPH10106312A JPH10106312A JP8251979A JP25197996A JPH10106312A JP H10106312 A JPH10106312 A JP H10106312A JP 8251979 A JP8251979 A JP 8251979A JP 25197996 A JP25197996 A JP 25197996A JP H10106312 A JPH10106312 A JP H10106312A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光源をタンク内に置くことなく、しかも
十分な光量で照明することができるタンク内照明装置を
得る。 【解決手段】 タンク内照明装置が、タンク10内に装
着された散光レンズ21と、この散光レンズ21の光軸
Xと交わるタンク壁面に設けられた導光窓22と、この
タンクの外部に設置され上記の導光窓22を通して照明
光を上記散光レンズ21に向けて照射する光源装置30
とを有する。
十分な光量で照明することができるタンク内照明装置を
得る。 【解決手段】 タンク内照明装置が、タンク10内に装
着された散光レンズ21と、この散光レンズ21の光軸
Xと交わるタンク壁面に設けられた導光窓22と、この
タンクの外部に設置され上記の導光窓22を通して照明
光を上記散光レンズ21に向けて照射する光源装置30
とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LNG(液化天然
ガス)などの液体を含むタンク内に観察装置を垂下して
内部を観察する際などに用いるタンク内照明装置に関す
るものである。
ガス)などの液体を含むタンク内に観察装置を垂下して
内部を観察する際などに用いるタンク内照明装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】LNGや液体窒素を貯蔵するタンクな
ど、低温または極低温の密閉タンク内を観察するため
に、タンク頂部の挿入孔を通してファイバスコープを挿
入するか、またはカメラなどの撮影手段を備えた観察装
置をタンク頂部から垂下し、ケーブルを通して外部に送
られた画像信号をモニタなどで観察する方式が用いられ
ている。この観察装置には一般に、タンク内を照明する
ための照明装置が取り付けられている。
ど、低温または極低温の密閉タンク内を観察するため
に、タンク頂部の挿入孔を通してファイバスコープを挿
入するか、またはカメラなどの撮影手段を備えた観察装
置をタンク頂部から垂下し、ケーブルを通して外部に送
られた画像信号をモニタなどで観察する方式が用いられ
ている。この観察装置には一般に、タンク内を照明する
ための照明装置が取り付けられている。
【0003】図2および図3に、従来から用いられてい
る照明装置付き観察装置の例を示す。これらの観察装置
1は、ケーブル2とそれに垂下された観察装置本体3
と、この観察装置本体3の上部に取り付けられた照明用
ランプなどの照明装置4,5とを備えている。観察装置
本体3は、ハウジング6内にカメラなどの撮影手段を備
え、ハウジング6の下方および側方に設けられた窓7,
8を通して被写体を撮影するようになっている。この観
察装置本体3には撮影手段の視界を下方または側方に切
り替える視界切替え手段や、照明装置4,5の照射角度
を調節するための照明切替え手段なども収納されてい
る。
る照明装置付き観察装置の例を示す。これらの観察装置
1は、ケーブル2とそれに垂下された観察装置本体3
と、この観察装置本体3の上部に取り付けられた照明用
ランプなどの照明装置4,5とを備えている。観察装置
本体3は、ハウジング6内にカメラなどの撮影手段を備
え、ハウジング6の下方および側方に設けられた窓7,
8を通して被写体を撮影するようになっている。この観
察装置本体3には撮影手段の視界を下方または側方に切
り替える視界切替え手段や、照明装置4,5の照射角度
を調節するための照明切替え手段なども収納されてい
る。
【0004】この観察装置1は、ケーブル3で垂下して
タンクの挿入孔からタンク内の所定位置に下ろし、照明
装置4,5で照明しながら視界切替え手段により視界を
下方または側方に切り替え、撮影手段で撮影すると、そ
の画像信号がケーブル2を通って外部に送られる。この
際、照明切替え手段を撮影視界に対応して作動させる
と、照明装置4,5の照明方向は図2に示すように側方
に、または図3に示すように下方に切り替えられ、それ
ぞれタンクの側方または下方を照射することができるよ
うになる。
タンクの挿入孔からタンク内の所定位置に下ろし、照明
装置4,5で照明しながら視界切替え手段により視界を
下方または側方に切り替え、撮影手段で撮影すると、そ
の画像信号がケーブル2を通って外部に送られる。この
際、照明切替え手段を撮影視界に対応して作動させる
と、照明装置4,5の照明方向は図2に示すように側方
に、または図3に示すように下方に切り替えられ、それ
ぞれタンクの側方または下方を照射することができるよ
うになる。
【0005】また、タンク内を光ファイバスコープで観
察する場合には、照明用の光ファイババンドルを照明手
段として用いることが多い。この光ファイババンドル
は、その照射先端部を観察用の光ファイバスコープの対
物部に沿わせてタンク内に導入し、後端部をタンク外に
導出して外部光源に接続し、光ファイババンドル中を導
光することによってファイバスコープの視界を照明して
いた。
察する場合には、照明用の光ファイババンドルを照明手
段として用いることが多い。この光ファイババンドル
は、その照射先端部を観察用の光ファイバスコープの対
物部に沿わせてタンク内に導入し、後端部をタンク外に
導出して外部光源に接続し、光ファイババンドル中を導
光することによってファイバスコープの視界を照明して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の図2,
3に示した照明装置4,5は、これを用いてLNGや液
体窒素を貯蔵する極低温の密閉タンク内を照明しようと
すると、光源が極低温のタンク内に置かれるため、メタ
ルハライドランプやキセノンランプなどの高輝度光源を
使用しても管球内でガスサイクルが起こらず、高輝度が
得られないばかりでなくランプ寿命も短くなる。また、
撮影視界に対応して作動させる照明切替え手段などの構
造が複雑で、大型かつ重いものとなり、低温下では可動
部が故障し易く、タンク内に電気系統が導入されるため
保安上の注意も求められるなど、保守管理や取扱い性に
難があった。照明に光ファイババンドルを用いる場合
は、保安上や保守管理上の問題は少ないが、入射効率を
あげることが難しいため、導光量が少なく、大型タンク
などの内部を広範囲に明視的に照明することは困難であ
った。
3に示した照明装置4,5は、これを用いてLNGや液
体窒素を貯蔵する極低温の密閉タンク内を照明しようと
すると、光源が極低温のタンク内に置かれるため、メタ
ルハライドランプやキセノンランプなどの高輝度光源を
使用しても管球内でガスサイクルが起こらず、高輝度が
得られないばかりでなくランプ寿命も短くなる。また、
撮影視界に対応して作動させる照明切替え手段などの構
造が複雑で、大型かつ重いものとなり、低温下では可動
部が故障し易く、タンク内に電気系統が導入されるため
保安上の注意も求められるなど、保守管理や取扱い性に
難があった。照明に光ファイババンドルを用いる場合
は、保安上や保守管理上の問題は少ないが、入射効率を
あげることが難しいため、導光量が少なく、大型タンク
などの内部を広範囲に明視的に照明することは困難であ
った。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、従ってその目的は、光源をタンク
内に置くことなく、しかも十分な光量で照明することが
できるタンク内照明装置を提供することにある。
されたものであって、従ってその目的は、光源をタンク
内に置くことなく、しかも十分な光量で照明することが
できるタンク内照明装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、タンク内に装着された散光レンズと、こ
の散光レンズの光軸と交わるタンク壁面に設けられた導
光窓と、このタンクの外部に設置され上記の導光窓を通
して照明光を上記散光レンズに向けて照射する光源装置
とを有するタンク内照明装置を提供する。
めに本発明は、タンク内に装着された散光レンズと、こ
の散光レンズの光軸と交わるタンク壁面に設けられた導
光窓と、このタンクの外部に設置され上記の導光窓を通
して照明光を上記散光レンズに向けて照射する光源装置
とを有するタンク内照明装置を提供する。
【0009】上記において、散光レンズは、タンク内に
観察手段を垂下するケーブルに装着されていることが好
ましい。またこのケーブルに装着された散光レンズに
は、その光軸方向に貫通孔が形成され、この貫通孔にケ
ーブルが滑動自在に挿通され、かつこの散光レンズに、
散光レンズをタンク内の液面に浮上させるフロート部材
が装着されてなることが好ましい。
観察手段を垂下するケーブルに装着されていることが好
ましい。またこのケーブルに装着された散光レンズに
は、その光軸方向に貫通孔が形成され、この貫通孔にケ
ーブルが滑動自在に挿通され、かつこの散光レンズに、
散光レンズをタンク内の液面に浮上させるフロート部材
が装着されてなることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、一
実施例により図面を用いて説明する。図1において、符
号10はLNG貯蔵タンク(以下、単に「タンク」とい
う)を示している。このタンク10は頂部に円筒状の突
出部11を有する。タンク10の内部には、CCDカメ
ラとその視界を変化させる回転ミラーとから構成された
観察装置12が、ケーブル13によって垂下されて配設
されている。このケーブル13は、タンクの突出部11
の側壁から内側に延びる滑車機構14によって突出部1
1の側壁と接触しないように支持され、かつこの滑車機
構14によって滑動自在に屈曲され、突出部11の側壁
に設けられたシール部15を滑動自在に貫通してタンク
10外のモニタ兼制御部16に接続されている。
実施例により図面を用いて説明する。図1において、符
号10はLNG貯蔵タンク(以下、単に「タンク」とい
う)を示している。このタンク10は頂部に円筒状の突
出部11を有する。タンク10の内部には、CCDカメ
ラとその視界を変化させる回転ミラーとから構成された
観察装置12が、ケーブル13によって垂下されて配設
されている。このケーブル13は、タンクの突出部11
の側壁から内側に延びる滑車機構14によって突出部1
1の側壁と接触しないように支持され、かつこの滑車機
構14によって滑動自在に屈曲され、突出部11の側壁
に設けられたシール部15を滑動自在に貫通してタンク
10外のモニタ兼制御部16に接続されている。
【0011】このタンク10に、本発明の一実施例であ
るタンク内照明装置(以下、単に「照明装置」という)
20が装着されている。本実施例の照明装置は概略、タ
ンク内に垂下されたケーブル13の部分に光軸Xが鉛直
になるように装着された散光レンズ21と、この散光レ
ンズ21の光軸Xの上方のタンク突出部11の天板に設
けられた導光窓22と、タンク10の外部に配設された
光源装置30とからなっている。
るタンク内照明装置(以下、単に「照明装置」という)
20が装着されている。本実施例の照明装置は概略、タ
ンク内に垂下されたケーブル13の部分に光軸Xが鉛直
になるように装着された散光レンズ21と、この散光レ
ンズ21の光軸Xの上方のタンク突出部11の天板に設
けられた導光窓22と、タンク10の外部に配設された
光源装置30とからなっている。
【0012】この光源装置30は、照明用の光源31
と、この光源からの光を集光して平行光線とする集光レ
ンズ32と、光源31を点灯する電源装置33と、これ
らを収容するハウジング内を冷却する冷却装置34と、
光源31から放射される光を集光レンズ32に向けて反
射する凹面反射鏡35とからなっている。そしてこの光
源装置30は、集光レンズ32の光軸がタンク内の散光
レンズ21の光軸Xと一致するように配設されている。
と、この光源からの光を集光して平行光線とする集光レ
ンズ32と、光源31を点灯する電源装置33と、これ
らを収容するハウジング内を冷却する冷却装置34と、
光源31から放射される光を集光レンズ32に向けて反
射する凹面反射鏡35とからなっている。そしてこの光
源装置30は、集光レンズ32の光軸がタンク内の散光
レンズ21の光軸Xと一致するように配設されている。
【0013】散光レンズ21は、その中央部に光軸Xに
沿う貫通孔が形成され、この貫通孔にケーブル13が滑
動自在に挿通されている。このケーブル13の観察装置
12から続く先端部にはステンレス製パイプ13aがは
め込まれていて、散光レンズ21とケーブル13との滑
動を円滑にしている。
沿う貫通孔が形成され、この貫通孔にケーブル13が滑
動自在に挿通されている。このケーブル13の観察装置
12から続く先端部にはステンレス製パイプ13aがは
め込まれていて、散光レンズ21とケーブル13との滑
動を円滑にしている。
【0014】この散光レンズ21には、散光レンズ21
の透光性と滑動性とを妨げないフロート部材23が装着
されている。このフロート部材23は、光軸X方向の2
面が石英ガラス板で形成された平面視環状の空洞体であ
り、その内部に窒素ガスが封入され、散光レンズ21を
タンク内のLNG液面Lに浮上させる浮力を有してい
る。このフロート部材23は、その内径と外径がそれぞ
れ散光レンズ21の内径、外径と同一とされ、散光レン
ズ21と同軸的に一体に接合されている。従って、ケー
ブル13は、このフロート部材23と散光レンズ21と
が一体化された貫通孔に挿通されることになる。
の透光性と滑動性とを妨げないフロート部材23が装着
されている。このフロート部材23は、光軸X方向の2
面が石英ガラス板で形成された平面視環状の空洞体であ
り、その内部に窒素ガスが封入され、散光レンズ21を
タンク内のLNG液面Lに浮上させる浮力を有してい
る。このフロート部材23は、その内径と外径がそれぞ
れ散光レンズ21の内径、外径と同一とされ、散光レン
ズ21と同軸的に一体に接合されている。従って、ケー
ブル13は、このフロート部材23と散光レンズ21と
が一体化された貫通孔に挿通されることになる。
【0015】本実施例の照明装置20を用い、タンク1
0内を照明する方法を次に示す。先ず、ケーブル13を
繰り出してその先端の観察装置12をタンク10内の適
当な位置に垂下する。このとき、垂下するケーブル13
の軸心と光源装置30から照射される平行光線の光軸X
とが一致するように光源装置30の位置を調節する。
0内を照明する方法を次に示す。先ず、ケーブル13を
繰り出してその先端の観察装置12をタンク10内の適
当な位置に垂下する。このとき、垂下するケーブル13
の軸心と光源装置30から照射される平行光線の光軸X
とが一致するように光源装置30の位置を調節する。
【0016】この状態で光源31を点灯すると、光源3
1から放射される光は、直接または凹面反射鏡35に反
射されて集光レンズ32に集束され、光軸Xに沿う平行
光線となって導光窓22を透過し、タンク内の散光レン
ズ21に入射する。散光レンズ21に入射した平行光線
は、散光レンズ21によって放散され、タンク10内を
下方に向けて漸次拡径する円錐状に照明する。
1から放射される光は、直接または凹面反射鏡35に反
射されて集光レンズ32に集束され、光軸Xに沿う平行
光線となって導光窓22を透過し、タンク内の散光レン
ズ21に入射する。散光レンズ21に入射した平行光線
は、散光レンズ21によって放散され、タンク10内を
下方に向けて漸次拡径する円錐状に照明する。
【0017】観察装置12は、滑車機構14およびシー
ル部15を通してタンク10内に出し入れ自在とされた
ケーブル13に垂下されているので、ケーブル13の出
し入れ操作によって、タンク10内を上下に自在に移動
することができる。そして、照明装置20の散光レンズ
21は観察装置12の上方に配設されているので、観察
装置12が光軸X上のどの位置にあっても、照明光は常
にその上方から下方に向けて漸次拡径して照射されるこ
とになる。
ル部15を通してタンク10内に出し入れ自在とされた
ケーブル13に垂下されているので、ケーブル13の出
し入れ操作によって、タンク10内を上下に自在に移動
することができる。そして、照明装置20の散光レンズ
21は観察装置12の上方に配設されているので、観察
装置12が光軸X上のどの位置にあっても、照明光は常
にその上方から下方に向けて漸次拡径して照射されるこ
とになる。
【0018】液面Lの下方を観察する場合は、観察装置
12が液面下に浸漬されることになる。このとき、散光
レンズ21はフロート部材23の浮力によってケーブル
のステンレス製パイプ13a上を滑動し、常に液面Lの
位置に配位するので、液面Lの下方は、液面Lの位置か
ら広範囲に照明される。
12が液面下に浸漬されることになる。このとき、散光
レンズ21はフロート部材23の浮力によってケーブル
のステンレス製パイプ13a上を滑動し、常に液面Lの
位置に配位するので、液面Lの下方は、液面Lの位置か
ら広範囲に照明される。
【0019】本実施例の照明装置20を用いることによ
って、以下に示す利益が得られる。先ずこの照明装置は
光源装置30がタンク10の外部に設置されているの
で、タンク内が極低温にされていても、光源のための特
殊な熱対策は不要であり、送風機などの通常の外部冷却
装置34によって、光源31にとっての好適な温度環境
が得られる。従って光源31の寿命が長くなり、球切れ
などにも迅速に対応できる。
って、以下に示す利益が得られる。先ずこの照明装置は
光源装置30がタンク10の外部に設置されているの
で、タンク内が極低温にされていても、光源のための特
殊な熱対策は不要であり、送風機などの通常の外部冷却
装置34によって、光源31にとっての好適な温度環境
が得られる。従って光源31の寿命が長くなり、球切れ
などにも迅速に対応できる。
【0020】光源装置30がタンク10の外部に設置さ
れているので、タンク内で電気系統の故障が発生するこ
とがない。このとき、観察装置12としても例えば光フ
ァイバスコープなどを用いれば、照明用としても観察用
としてもタンク内に電気回路の引き込みがが不要となる
ので、タンク内に可燃性物質などが含まれている場合に
も、保安上の問題なく観察することができる。
れているので、タンク内で電気系統の故障が発生するこ
とがない。このとき、観察装置12としても例えば光フ
ァイバスコープなどを用いれば、照明用としても観察用
としてもタンク内に電気回路の引き込みがが不要となる
ので、タンク内に可燃性物質などが含まれている場合に
も、保安上の問題なく観察することができる。
【0021】光源装置30がタンク10の外部に設置さ
れているので、上記のように熱的、電気的な問題が解消
され、その結果、キセノンランプやメタルハライドラン
プなど、高熱高電流を必要とする高輝度光源が使用でき
るようになり、タンク内の照明光度を向上させることが
できる。照明光度が向上された照明装置は、大型タンク
の内壁検査などに特に有効に用いることができる。
れているので、上記のように熱的、電気的な問題が解消
され、その結果、キセノンランプやメタルハライドラン
プなど、高熱高電流を必要とする高輝度光源が使用でき
るようになり、タンク内の照明光度を向上させることが
できる。照明光度が向上された照明装置は、大型タンク
の内壁検査などに特に有効に用いることができる。
【0022】タンク10内の観察装置12の上下位置に
かかわらず、散光レンズ21が常に観察装置12の上方
にあって光が下向き円錐状に放射されるので、観察装置
12の視界をタンク壁面方向で変化させても、観察視界
は常に照明された状態になっていて、照明の死角がな
い。
かかわらず、散光レンズ21が常に観察装置12の上方
にあって光が下向き円錐状に放射されるので、観察装置
12の視界をタンク壁面方向で変化させても、観察視界
は常に照明された状態になっていて、照明の死角がな
い。
【0023】液面Lの下方を観察したい場合、散光レン
ズ21が液面Lの上方または下方にあると、照明光が液
面Lの漣に乱反射され、照度が著しく低下したり変動し
たりする。このとき、散光レンズ21が液面Lの位置に
あって、かつケーブル13に支持されて光軸が鉛直に保
たれていれば、散光レンズ21は液面Lの漣や揺れに影
響されることなく光源からの平行光を受け、放射光とし
て液面Lの下方を均一に照明することができる。
ズ21が液面Lの上方または下方にあると、照明光が液
面Lの漣に乱反射され、照度が著しく低下したり変動し
たりする。このとき、散光レンズ21が液面Lの位置に
あって、かつケーブル13に支持されて光軸が鉛直に保
たれていれば、散光レンズ21は液面Lの漣や揺れに影
響されることなく光源からの平行光を受け、放射光とし
て液面Lの下方を均一に照明することができる。
【0024】上記の実施例において、散光レンズ21は
観察装置12を垂下するケーブル13に装着されている
が、散光レンズの支持体はこれに限定されるものではな
い。散光レンズは別途にタンク内に配設され、または垂
下されたアングル、棒状体または索条などであってもよ
く、またタンク壁面に直接装着されていてもよい。ま
た、上記の実施例においては、散光レンズ21の光軸X
が鉛直となるように配設されているが、要は散光レンズ
の光軸と交わるタンク壁面に導光窓が設けられていれば
よいのであるから、散光レンズの光軸は傾斜していても
よい。
観察装置12を垂下するケーブル13に装着されている
が、散光レンズの支持体はこれに限定されるものではな
い。散光レンズは別途にタンク内に配設され、または垂
下されたアングル、棒状体または索条などであってもよ
く、またタンク壁面に直接装着されていてもよい。ま
た、上記の実施例においては、散光レンズ21の光軸X
が鉛直となるように配設されているが、要は散光レンズ
の光軸と交わるタンク壁面に導光窓が設けられていれば
よいのであるから、散光レンズの光軸は傾斜していても
よい。
【0025】上記の実施例において、散光レンズ21
は、その光軸Xがケーブル13の軸心と一致するように
配置されているが、必ずしもその必要はなく、散光レン
ズはケーブルに隣接する位置に装着され、照明装置の光
軸が観察装置のケーブルの軸心と平行に間隔を隔てて配
置されるようにしてもよい。このように観察装置の軸心
と照明装置の光軸とをずらすことによって、散光レンズ
に貫通孔を設ける必要がなくなり、また陰影のある観察
像が得られるようにもなる。
は、その光軸Xがケーブル13の軸心と一致するように
配置されているが、必ずしもその必要はなく、散光レン
ズはケーブルに隣接する位置に装着され、照明装置の光
軸が観察装置のケーブルの軸心と平行に間隔を隔てて配
置されるようにしてもよい。このように観察装置の軸心
と照明装置の光軸とをずらすことによって、散光レンズ
に貫通孔を設ける必要がなくなり、また陰影のある観察
像が得られるようにもなる。
【0026】実施例のフロート部材23は石英ガラス板
で平面視環状に形成され、光透過性であるとともにその
中央部の貫通孔にケーブル13が挿通されるように形成
されている。しかし、本発明の照明装置において、フロ
ート部材23は上記の材質や構成に限定されるものでは
ない。石英ガラス板の代わりにサファイヤガラスやアク
リル板などの透明プラスチック材も使用可能であり、ま
た散光レンズ21に外接するドーナツ状の不透明フロー
ト部材も好適に用いることができる。
で平面視環状に形成され、光透過性であるとともにその
中央部の貫通孔にケーブル13が挿通されるように形成
されている。しかし、本発明の照明装置において、フロ
ート部材23は上記の材質や構成に限定されるものでは
ない。石英ガラス板の代わりにサファイヤガラスやアク
リル板などの透明プラスチック材も使用可能であり、ま
た散光レンズ21に外接するドーナツ状の不透明フロー
ト部材も好適に用いることができる。
【0027】本発明の照明装置は、LNGなど極低温の
タンク内を照明するに好適な照明装置ではあるが、使用
分野はこれに限定されるものではなく、他の薬品タン
ク、貯槽、隔離室など、通常の照明装置の使用が困難な
環境を照明する際に有利に使用できる。
タンク内を照明するに好適な照明装置ではあるが、使用
分野はこれに限定されるものではなく、他の薬品タン
ク、貯槽、隔離室など、通常の照明装置の使用が困難な
環境を照明する際に有利に使用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明のタンク内照明装置は、タンク内
に装着された散光レンズと、この散光レンズの光軸と交
わるタンク壁面に設けられた導光窓と、このタンクの外
部に設置され上記の導光窓を通して照明光を上記散光レ
ンズに向けて照射する光源装置とを有するものであるの
で、光源がタンク外にあって、保守管理が容易であり、
タンク内の温度にかかわりなく、キセノンランプやメタ
ルハライドランプなどの高輝度光源が使用可能になり、
また、電気系統がタンク外にあるので保安上も有利とな
る。
に装着された散光レンズと、この散光レンズの光軸と交
わるタンク壁面に設けられた導光窓と、このタンクの外
部に設置され上記の導光窓を通して照明光を上記散光レ
ンズに向けて照射する光源装置とを有するものであるの
で、光源がタンク外にあって、保守管理が容易であり、
タンク内の温度にかかわりなく、キセノンランプやメタ
ルハライドランプなどの高輝度光源が使用可能になり、
また、電気系統がタンク外にあるので保安上も有利とな
る。
【0029】上記の散光レンズが、タンク内に観察手段
を垂下するケーブルに装着されていれば、常に観察手段
の上部からタンク内を照明することになり、広範囲で均
一な照明が可能になる。このとき、散光レンズに光軸方
向の貫通孔が形成され、この貫通孔にケーブルが滑動自
在に挿通され、かつこの散光レンズに、散光レンズをタ
ンク内の液面に浮上させるフロート部材が装着されいれ
ば、タンク内の液面下を照明するに際して、液面の漣や
揺れの影響を受けることなく、効率よくかつ均一に液面
下を照明できるようになる。
を垂下するケーブルに装着されていれば、常に観察手段
の上部からタンク内を照明することになり、広範囲で均
一な照明が可能になる。このとき、散光レンズに光軸方
向の貫通孔が形成され、この貫通孔にケーブルが滑動自
在に挿通され、かつこの散光レンズに、散光レンズをタ
ンク内の液面に浮上させるフロート部材が装着されいれ
ば、タンク内の液面下を照明するに際して、液面の漣や
揺れの影響を受けることなく、効率よくかつ均一に液面
下を照明できるようになる。
【図1】 本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】 従来の照明装置の一作動態様を示す正面図。
【図3】 従来の照明装置の他の一作動態様を示す正面
図。
図。
10……タンク、20……照明装置、21……散光レン
ズ、22……導光窓、23……フロート部材、30……
光源装置、31……光源、32……集光レンズ、L……
液面、X……光軸。
ズ、22……導光窓、23……フロート部材、30……
光源装置、31……光源、32……集光レンズ、L……
液面、X……光軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 妻沼 孝司 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 金田 幸弘 神奈川県横浜市金沢区富岡西1−52−2 (72)発明者 木本 憲太郎 神奈川県横浜市港北区小机町350−3−G −205 (72)発明者 竹原 俊英 神奈川県川崎市高津区梶ヶ谷2−11−2 (72)発明者 荒井 伸悟 東京都北区赤羽南1−10−3−901
Claims (3)
- 【請求項1】 タンク内を照明する照明装置であって、
タンク内に装着された散光レンズと、この散光レンズの
光軸と交わるタンク壁面に設けられた導光窓と、このタ
ンクの外部に設置され上記の導光窓を通して照明光を上
記散光レンズに向けて照射する光源装置とを有するタン
ク内照明装置。 - 【請求項2】 散光レンズが、タンク内に観察手段を垂
下するケーブルに装着された請求項1に記載のタンク内
照明装置。 - 【請求項3】 散光レンズに、その光軸方向に貫通孔が
形成され、この貫通孔に上記のケーブルが滑動自在に挿
通され、かつこの散光レンズに、散光レンズをタンク内
の液面に浮上させるフロート部材が装着されてなる請求
項2に記載のタンク内照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8251979A JPH10106312A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | タンク内照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8251979A JPH10106312A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | タンク内照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10106312A true JPH10106312A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17230856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8251979A Pending JPH10106312A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | タンク内照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10106312A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102042512A (zh) * | 2009-10-12 | 2011-05-04 | 富准精密工业(深圳)有限公司 | 灯具 |
| JP2015522204A (ja) * | 2012-06-29 | 2015-08-03 | クォルコム・メムズ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | ロープロファイル照明システム |
| JP2021163696A (ja) * | 2020-04-02 | 2021-10-11 | 東京都下水道サービス株式会社 | 照明装置および貯水管理システム |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP8251979A patent/JPH10106312A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102042512A (zh) * | 2009-10-12 | 2011-05-04 | 富准精密工业(深圳)有限公司 | 灯具 |
| JP2015522204A (ja) * | 2012-06-29 | 2015-08-03 | クォルコム・メムズ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | ロープロファイル照明システム |
| JP2021163696A (ja) * | 2020-04-02 | 2021-10-11 | 東京都下水道サービス株式会社 | 照明装置および貯水管理システム |
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